JPH1095808A - 複製製品の成型用感光性樹脂 - Google Patents

複製製品の成型用感光性樹脂

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JPH1095808A
JPH1095808A JP8252894A JP25289496A JPH1095808A JP H1095808 A JPH1095808 A JP H1095808A JP 8252894 A JP8252894 A JP 8252894A JP 25289496 A JP25289496 A JP 25289496A JP H1095808 A JPH1095808 A JP H1095808A
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JP
Japan
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mold
photosensitive resin
resin composition
silicone rubber
group
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8252894A
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English (en)
Inventor
Shohei Nakamura
庄平 中村
Koji Anai
浩司 穴井
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1095808A publication Critical patent/JPH1095808A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコーンゴムにより型を作製し、注型用樹
脂で複製品を作製する方法において、簡便な操作で、短
期間で複製品を得る方法及び、それに適した注型用樹脂
組成物を提供する。 【解決手段】型作製用シリコーンゴムとして光硬化性シ
リコーンゴム組成物を使用し、注型用樹脂組成物とし
て、 (1)分子内に少なくとも1つの付加重合性を有する基
を含有する化合物 (2)活性線を吸収して付加重合を開始させる光重合開
始剤 を必須成分としてなり、20℃における粘度が200P
以下である感光性樹脂組成物を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光硬化性シリコーン
ゴム組成物により型を作成し、該型の中に感光性樹脂組
成物を注入して光硬化させることで複製製品を成型する
ために用いる感光性樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車部品や電気製品などの開発におい
ては、それらの外観や性能を確認するために、開発設計
の段階で少数の製品モデルが作成されている。従来、木
材、プラスチック、金属などの切削加工、または感光性
樹脂を用いる三次元立体造型法によりマスターモデルを
作成し、これを基に熱硬化性シリコーンゴムの型を作成
し、真空中で熱硬化性樹脂を注入し、ついで加熱硬化さ
せることにより目的とする複製製品を作成することが行
われてきた。
【0003】しかし、熱硬化性のシリコーンゴムや複製
用の熱硬化性樹脂は、通常、二液タイプであり、二液を
混合してから硬化開始までの時間が短いため、混合後の
作業を短時間で行わなければならず、しかも注意してい
ても場合によっては作業中に硬化が始まって不良品を生
じることがあるという問題があった。また混合や注入に
使用する容器を熱硬化性シリコーンゴムや熱硬化性樹脂
が硬化しないうちにその都度洗浄する必要があり煩雑で
あった。さらにまた、熱硬化性シリコーンゴムの硬化に
は13〜15時間程度、熱硬化性樹脂の硬化には2時間
程度の時間が必要であり、例えば、10個の複製製品を
得るためには20時間もの長時間を要し、マスターモデ
ルの作成後複製製品を得るのに何日もかかってしまうと
いう難点があった。
【0004】このような難点を克服する手段として、特
開昭58−80587号公報明細書には、透明なシリコ
ーンゴムなどの型に一液タイプである紫外線で硬化する
注型用合成樹脂を注入して減圧下で紫外線を照射するこ
とにより時計用プラスチックケースを複製する方法が示
されている。ここでは、スピラン樹脂などの注型用合成
樹脂に増感剤としてベンゾフェノンを入れたものや反応
促進剤入り不飽和ポリエステル樹脂などが、紫外線で硬
化する樹脂として使用されており、注型用合成樹脂の硬
化に要する時間は20〜30分程度であると記されてい
る。
【0005】また、特開平3−114711号公報明細
書には、透明シリコーンゴム型に感光性樹脂を注入し、
紫外線照射によりこの樹脂を硬化させる方法において、
感光性樹脂としてビスフェノールAのエチレンオキサイ
ド付加物のジアクリレートとフェニルグリシジルエーテ
ルのアクリル酸エステルとの混合物に光重合開始剤を添
加してなるものを使用することが提案されている。この
感光性樹脂の粘度は8〜14ポイズ程度と低く、光硬化
に要する時間も数分以内であると説明されている。
【0006】しかし、現状としては、このような従来の
方法を組み合わせたとしても、モデル形状の設計後、出
来るだけ短期間のうちに複製品を評価したいというユー
ザーの要求を満足できる状態ではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シリ
コーンゴムにより型を作製し、注型用樹脂で複製品を作
製する方法において、簡便な操作で、短期間で複製品を
得るのに適した注型用樹脂組成物を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するべく鋭意検討した結果、驚くべきことに光硬
化性シリコーンゴム組成物より作製した型の中でも、光
硬化させることができる感光性樹脂組成物を見いだし、
本発明を完成させるに至った。すなわち、本発明は、光
硬化性シリコーンゴム組成物により型を作成し、その型
の中に感光性樹脂組成物を注入し活性光線を照射するこ
とによって複製製品を成型する工程において使用される
感光性樹脂組成物であって、 (1)分子内に少なくとも1つの付加重合性を有する基
を含有する化合物 (2)活性線を吸収して付加重合を開始させる光開始剤 を必須成分としてなり、20℃における粘度が200ポ
イズ(以下、Pとする)以下であることを特徴とする感
光性樹脂組成物である。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて型を作製するのに使用される光硬化性シリコーン
ゴム組成物としては公知のもの例えば特開平8−183
055号公報明細書に記載の、 (a) 分子内に少なくとも2個の水酸基を有するオル
ガノポリシロキサン100重量部 (b) イソプロペニルオキシ基を有するオルガノイソ
プロペニルオキシシランやその部分加水分解縮合物0.
5〜30重部 (c) メルカプト基が(b)成分のイソプロペニルオ
キシ基1個に対して0.1〜20個となる量の、1分子
中に少なくとも2個のメルカプト基を有するメルカプト
基含有オルガノポリシロキサン (d) 硬化剤 (e) 光開始剤 よりなるものなどを用いることができる。
【0010】光硬化性シリコーンゴム組成物を用いて型
を作製する方法としては、三次元立体造型システムを用
いて直接作製する方法と、マスターモデルを光硬化性シ
リコーンゴム組成物中に埋設して全面光照射を行い硬化
させ、硬化物を切開してマスターモデルを取り出して型
とする方法とがある。三次元立体造型法で光硬化性シリ
コーンゴム組成物の型を直接作製する方法は所用時間が
短くて済むという点で優れており、また、マスターモデ
ルを作製しこれを基に光硬化性シリコーンゴム組成物を
硬化させて型を作製する方法は、複製品を作製する前に
形状確認ができるという利点を有している。
【0011】マスターモデルは木材、プラスチック、金
属などの切削や、感光性樹脂を用いる三次元立体造型法
により作製される。感光性樹脂を用いる三次元立体造型
法によるマスターモデルの作製は他の方法が一週間あま
りかかるのに対して2日程度と短時間でできる点で好ま
しい。更にその後の複製品を作製するまでの寸法変化の
分を容易に補正する事ができ、光硬化性シリコーンゴム
組成物で型を作製し、感光性樹脂組成物で複製品を作製
する方法には特に適している。
【0012】三次元立体成型システムとしては公知のも
の、例えばシーメット社のSOUP、ディメック社のソ
リッドクリエーションシステム、帝人製機社のソリフォ
ームなどのシステムを使用することができる。本発明に
おいて、光硬化性シリコーンゴム型の中に注入されて光
硬化することで複製品を作成するのに用いられる感光性
性樹脂組成物は (1)分子内に少なくとも1つの付加重合性を有する基
を含有する化合物 (2)活性線を吸収して付加重合を開始させる光重合開
始剤 を必須成分としてなり、20℃における粘度が200P
以下であるものである。
【0013】作業途中で混入した気泡が抜けやすく、ま
た、光硬化性シリコーンゴム型の隅々にまで行き渡り易
くするためには、感光性樹脂の粘度はある程度低いこと
が必要である。感光性樹脂の粘度が高い場合には注型す
る際の温度を高めることで使用時の粘度を下げることが
できるが、温度によっては変質を起こすことがあるた
め、このようなことが起こらない温度範囲で使用する必
要がある。このような制約を加味すると、感光性樹脂組
成物の粘度は20℃で200P以下であることが必要で
ある。好ましくは、感光性樹脂組成物の粘度は120P
以下の粘度であることが好ましい。
【0014】分子内に少なくとも1つの付加重合性を有
する基を含有する化合物とは、 分子中にラジカル重合性を有するエチレン性不飽和
結合を1以上有する低分子量化合物、オリゴマー、及び
これらの混合物 分子中にカチオン重合性を有する基を含有する低分
子量化合物、オリゴマー、及びこれらの混合物 などである。
【0015】の分子中にラジカル重合性を有するエチ
レン性不飽和結合を有する低分子量化合物、オリゴマー
とは、分子中にアクリロイル基やメタクリロイル基、ビ
ニル基などラジカル的付加重合する性質を有する基を含
有するものである。エチレン性不飽和結合を有する低分
子量化合物としては、ヒドロキシエチルメタクリレート
及びアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート
及びアクリレートなどのヒドロキシアルキルメタクリレ
ート及びアクリレート類、エチレングリコールジメタク
リレート及びジアクリレート、ジエチレングリコールジ
メタクリレート及びジアクリレート、テトラエチレング
リコールジメタクリレート及びジアクリレートなどのポ
リオキシエチレングリコールのジメタクリレート及びジ
アクリレート類、プロピレングリコールジメタクリレー
ト及びジアクリレート、ジプロピレングリコールジメタ
クリレート及びジアクリレート、トリプロピレングリコ
ールジメタクリレート及びジアクリレートなどのポリオ
キシプロピレングリコールジメタクリレート及びジアク
リレート類、ブタンジオールジメタクリレート及びジア
クリレート、ヘキサンジオールジアクリレート及びジア
クリレート、ノナンジオールジメタクリレート及びジア
クリレートなどのアルカンジオールジメタクリレート及
びジアクリレート類、トリメチロールプロパントリメタ
クリレートやトリアクリレート、ビスフェノール骨格に
エチレンオキシドやプロピレンオキシドを付加させて得
られるジオールにメタクリル酸、アクリル酸、グリシジ
ルメタクリレートなどを反応させて得られるジメタクリ
レート及びジアクリレート、アクリルアミドや、N−メ
チロールアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、
N,NージメチルアクリルアミドなどのN置換アクリル
アミド類、メタクリルアミドや、N,N−ジメチルメタ
クリルアミドのようなN置換メタクリルアミド類、スチ
レン、ジビニルベンゼンなどを例としてあげることがで
きる。
【0016】エチレン性不飽和結合を有するオリゴマー
としては不飽和ポリウレタン、不飽和ポリエステルなど
を例示することが出来る。不飽和ポリウレタンは、ジオ
ール化合物、ジイソシアネート化合物、水酸基又はアミ
ノ基とエチレン性不飽和結合を同時に有する化合物を反
応させることで得られるもので、ポリスチレンを標準と
するGPC測定で求められる数平均分子量は800から
30000程度のものが好ましい。粘度の低い感光性樹
脂組成物が得られ易く、得られる複製品がより強靭であ
るという観点からは9000以下のものがより好まし
い。
【0017】不飽和ポリウレタンは公知の方法で合成で
きるが、代表的合成法は、両末端イソシアネート基のポ
リウレタンオリゴマーをまず合成し、これに水酸基とエ
チレン性不飽和結合を同時に有する化合物を反応させる
方法である。両末端イソシアネート基のポリウレタンオ
リゴマーを合成する際の仕込み原料中のイソシアネート
基の数と水酸基の数の比を2:1よりも小さくすること
で、ウレタン結合により鎖延長された任意の数平均分子
量を持つオリゴマーを得ることができる。
【0018】両末端イソシアネート基のポリウレタンオ
リゴマーと水酸基とエチレン性不飽和結合を同時に有す
る化合物とを反応させる際には、反応を容易にし副反応
を抑えて短時間で反応を終了させるためにイソシアネー
ト基の数に対して水酸基の数が過剰になるように添加し
て反応させるのが好ましい。通常、2〜5倍程度過剰に
添加することが行われる。従って得られるものはエチレ
ン性不飽和結合を有するポリウレタンと過剰の水酸基含
有エチレン性不飽和化合物との混合物となる。 不飽和
ポリウレタンの合成に用いられるジオール化合物として
はポリエチレングリコールやポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコールなどのポリエーテル
ジオール、ポリプロピレングリコールアジペートジオー
ルやポリネオペンチルグリコールアジペートジオール、
ポリカプロラクトンジオールなどのポリエステルジオー
ルなどを例としてあげることができる。このようなジオ
ールの分子量としては通常400から3000程度のも
のが使用される。より強靭な複製品を得るという観点か
らは、ジオールの分子量は500〜1000程度のもの
を用いるのが好ましい。なお、ジオール類の分子量は水
酸基価より求められる平均分子量である。
【0019】ジイソシアネート化合物としてはトルイレ
ンジイソシアネートやヘキサメチレンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネートなどを例としてあげることができる。これらの
中では粘度をさほど高めず、強靭なものが得られ易いと
いう点でトリレンジイソシアネートを用いることが好ま
しい。
【0020】水酸基又はアミノ基とエチレン性不飽和結
合を同時に有する化合物としては、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート及びアクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピルメタクリレート及びアクリレート、ポリプロピレ
ングリコールモノメタクリレート及びアクリレート、ポ
リエチレングリコールモノメタクリレート及びアクリレ
ート、アミノエチルメタクリレート及びアクリレート、
グリセリンのジメタクリレート及びジアクリレートなど
を例としてあげることができる。
【0021】粘度が低いものが得られ易いという点で2
−ヒドロキシプロピルメタクリレートが最も好ましい。
不飽和ポリエステルは、ジカルボン酸化合物とジオール
化合物との脱水縮合により得られるポリエステルにおい
て、ジカルボン酸の少なくとも一部としてフマル酸やマ
レイン酸などの不飽和結合を有するものを使用すること
で得られるものや、末端のカルボキシル基や水酸基を利
用してメタクリロイル基やアクリロイル基を導入したも
のなどである。
【0022】ジカルボン酸化合物としてはフマル酸、マ
レイン酸、などの不飽和ジカルボン酸の他にアジピン
酸、セバチン酸、アゼライン酸、イソフタル酸、テレフ
タル酸などの飽和ジカルボン酸や芳香族ジカルボン酸を
組み合わせて使用できる。ジオール化合物としてはエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ヘキサンジオ
ール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、などを例示することが
できる。
【0023】末端のカルボキシル基や水酸基を利用して
エチレン性不飽和結合を導入する為に、2−ヒドロキシ
エチルメタクリレートやアクリレート、2−ヒドロキシ
プロピルメタクリレートやアクリレートなどの水酸基と
エチレン性不飽和基を同時に有する化合物や、メタクリ
ル酸、アクリル酸などのカルボキシル基とエチレン性不
飽和基を同時に有する化合物を使用してエステル化をす
ることもできる。
【0024】光重合による液状から固体状への変換効率
が高く、複製品に要求される高物性、特に割れにくいと
いう特性が得られ易いという点から、エチレン性不飽和
基を有する化合物の少なくとも一部としてオリゴマーを
使用することが望ましい。このような効果を発揮しつつ
感光性樹脂組成物としての粘度を高めないという観点か
らは、エチレン性不飽和結合を有するオリゴマーと低分
子量エチレン性不飽和化合物とを組み合わせて使用する
ことが好ましく、その場合、分子内に少なくとも1つの
付加重合性を有する基を含有する化合物におけるエチレ
ン性不飽和基を有するオリゴマーの占める割合は20か
ら65重量%であることが好ましく、より好ましくは3
0〜55重量%の範囲である。
【0025】また、光硬化性シリコーンゴム型を通って
くる弱い光での硬化性の観点からは、エチレン性不飽和
結合を有するオリゴマーの種類としては、分子中に1以
上の好ましくは2以上のアクリロイル基やメタクリロイ
ル基を有するオリゴマーが好適である。強靭な複製品が
得られるという点を加味すると、特にウレタン結合で鎖
延長された不飽和ポリウレタンが好適である。
【0026】また、分子内に少なくとも1つの付加重合
性を有する基を含有する化合物の配合量は感光性樹脂中
の65重量%以上であることが必要であり、75重量%
以上であることが好ましい。より好ましくは80重量%
以上である。これより少ないと弱い光での硬化反応の効
率が悪くなるので好ましくない。分子内にラジカル重合
性を有するエチレン性不飽和結合を1以上含有する化合
物と組み合わせて使用される、光を吸収してラジカル重
合を開始させる光重合開始剤としては種々公知のものを
使用することができるが、光硬化性シリコーンゴム型の
中に注入された状態で光照射されるため、弱い光での重
合開始効果の高いものが適しており、この観点ではベン
ゾインメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾイン−n−
ブチルエーテル、αーメチロールベンゾインメチルエー
テル、αーメトキシベンゾインメチルエーテル、αーエ
トキシベンゾインエチルエーテル、などのベンゾイン誘
導体が好ましい。弱い光での開始効率の高さの点ではα
ーメトキシベンゾインメチルエーテルが特に好適であ
る。
【0027】光開始剤の配合量は重合開始有効量であれ
ば良いが、型として光硬化性シリコーンゴムが使用され
る関係上、その光吸収のため注型用液状光硬化性樹脂に
は弱い光しか到達しないので、そのような条件でも短時
間で硬化できるように、通常液状光硬化性樹脂組成物の
全重量に対して0.1重量%以上であり、好ましくは1
重量%以上添加される。この量が多すぎると液状光硬化
性樹脂の内部まで通る光の強度が一層下がるため、多く
の露光時間が必要となったり、モデルの形状によっては
硬化しない部分ができるなどの不具合の生じることもあ
るので、通常8重量%までの範囲で用いられる。好まし
い範囲は6重量%までであり、特に好ましい範囲は2〜
4重量%である。
【0028】これら必須成分の他に、液状光硬化性樹脂
組成物の製造時あるいは貯蔵時の安定性を確保するため
に、公知の熱重合禁止剤などの安定剤を加えることもで
きる。このような安定剤の例としては、p−メトキシフ
ェノール、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾールな
どをあげることができる。熱重合禁止剤の配合割合は、
通常、感光性樹脂組成物の全重量に対して0.001か
ら5重量%の範囲である。
【0029】更に必要に応じて、離型剤、可塑剤、その
他の添加剤を含有させることもできる。複製品には製品
に使用されるABSに似た乳白色に着色されたものが必
要とされることが多いが、着色剤として炭酸カルシウム
を感光性樹脂組成物の全重量に対して3〜20重量%の
範囲で添加すると、光硬化性を実用範囲域に保ったまま
不透明な乳白色に着色でき、更には複製品の寸法精度を
向上させるという効果を示すので好適である。
【0030】の分子中にカチオン重合性を有する基を
含有する低分子量化合物、オリゴマーとしては、エポキ
シ基やビニルエーテル基を有する化合物が挙げられる。
分子中にエポキシ基を有する低分子量化合物としては、
ジグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエー
テル、トリス(ヒドロキシフェニル)プロパントリグリ
シジルエーテル、などや、ビスフェノールのような多価
フェノールとエピクロルヒドリンとの反応によって得ら
れるものをあげることができる。多価フェノールとエピ
クロルヒドリンとの反応の際にその配合割合や反応条件
を変えることで高分子量のオリゴマーを得ることができ
る。また、二重結合を有するオリゴマーに過酢酸のよう
な過酸を反応させることで得られたエポキシ基を有する
オリゴマーを例として挙げることができる。
【0031】分子中にカチオン重合性を要する基を含有
する化合物と組み合わせて使用される光カチオン重合開
始剤としては、4−モルフォリノ−2,5−ジメトキシ
フェニルジアゾニウムフルオロボレートのようなジアゾ
ニウム塩、六フッ化砒素のジフェニルヨウドニウム塩、
六フッ化アンチモンのオクトキシフェニルフェニルヨウ
ドニウム塩などのヨウドニウム塩など公知のものを例と
してあげることができる。
【0032】一般的に光カチオン重合タイプの感光性樹
脂組成物は、光強度が小さいと硬化反応が起こりにくい
という性質を有しているので、光硬化性シリコーンゴム
型を用いる注型による複製品作成用としては、型材の肉
厚やモデルの形状などの使用できる条件が限られる。こ
の点、ラジカル重合タイプではそのような制約はなく、
光硬化性シリコーンゴム型を使用する本発明の場合は、
ラジカル重合タイプがより好ましい。
【0033】感光性樹脂組成物の粘度はオリゴマー成分
として分子量の小さいものを用いたり、低分子量化合物
の配合割合を高めることで下げることができる。また、
液状の可塑剤類、例えばシリコーンオイルなどを他の特
性にさほど影響を及ぼさない範囲で添加することも有効
である。光硬化に用いられる光は光硬化を起こすことの
できる活性線であれば良いが、通常は300〜500n
mの波長の光が用いられる。特に300〜400nmの
波長の紫外線が好適である。このような光を発する光源
としては紫外線蛍光灯、高圧水銀灯、メタルハライドラ
ンプ、キセノンランプなどが使用される。
【0034】光硬化性シリコーンゴム型の硬化にも同様
の光源が使用でき、複製品作成用感光性樹脂の硬化に用
いるのと同じ光源を用いると、同じ露光装置で型の作成
と注型による複製品の作成を行うことができるので好都
合である。光硬化性シリコーンゴム組成物による型作製
や感光性樹脂組成物による複製品作製の際の露光は印刷
版作製やレジスト焼き付けの場合とは異なり、光は天地
左右前後六方向から照射されるようにすることが必要で
あり、その為に、用いられる光源の配置は天地左右前後
の六方向であることが望ましい。反射板を利用して光源
配置の数を減らすことも可能であるが、その場合でも六
方向から光が照射されるように反射板の形状、配置を決
める必要がある。もし、印刷版作製用と同じように上下
方向からだけの光照射を行う場合は、側面にあたる部分
が硬化不充分となり欠陥品を生じてしまうことになり好
ましくない。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例及び比較例を用いて具体的に説明する。
【0036】
【実施例1】両末端がヒドロキシ基で封鎖された25℃
における粘度5000センチポイズのジメチルポリシロ
キサン1000g、煙霧状シリカ100g、メタクリル
オキシプロピルトリメトキシシラン17g、錫ジオクト
エート10g、2−トリメトキシシリルプロピオン酸−
2−エチルヘキシル30g、下記式で表されるメルカプ
ト基含有オルガノポリシロキサン50g、ジエトキシア
セトフェノン20g及びジブチル錫ジラウレート5gを
配合して光硬化性シリコーンゴム組成物を得た。
【0037】 (式中nは25℃における粘度が35センチポイズとな
る整数) 厚み2mm、縦10cm、横5cmのABS製板をマス
ターモデルとし、紫外線吸収剤を含まない10mm厚の
透明なポリメチルメタクリレート樹脂板を組んで作製し
た内法で巾18cm、奥行き13cm、高さ10cmの
箱の中央にセットした。
【0038】この箱の中に上記の光硬化性シリコーンゴ
ム組成物を流し込み、次いで370nmに中心波長を有
する40W紫外線蛍光灯を天地左右前後六方向に配置し
た露光機の中に置き、20分間の紫外線照射を行った。
露光後硬化シリコーンゴムを切開してマスターを取り出
し、型の内側を上記露光機の中で5分間追加露光して注
型用の型を得た。型のキャビティー部までの光硬化性シ
リコーンゴム硬化物の肉厚は4cmであった。
【0039】水酸基価より求められた平均分子量500
のポリカプロラクトンジオール1000gとトリレンジ
イソシアネート410gとを反応させて得られた両末端
イソシアネート基のオリゴマーに2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート410gを加えて反応させ、両末端に
メタクリレート基を有するウレタン結合で鎖延長された
数平均分子量8000の不飽和ポリウレタンを得た。
【0040】なお、不飽和ポリウレタンの数平均分子量
は、過剰に加えられている水酸基含有モノマーを除いた
不飽和ポリウレタン部分について以下の条件で求めた。 GPC:高速GPC HLC−8020(東ソー株式会社製) 検出器:RI、流量:1.0ml/min. カラム:TSK GEL GMHXL(7.8mmX300mm)2本 (東ソー株式会社製) 溶媒:テトラヒドロフラン(水分量0.5%以下) 標準ポリスチレン:分子量範囲は5.00X102 〜 1.26X106 (東ソー株式会社製) 試料濃度:0.5重量% ただし、検量線作製は0.25重量% 上記不飽和ポリウレタン(希釈モノマーとしての過剰の
2−ヒドロキシプロピルメタクリレート20gを含む)
120g、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート40
g、N−メチロールアクリルアミド20g、αーメトキ
シベンゾインメチルエーテル5g、2,6−ジ−t−ブ
チル−p−クレゾール0.2gを混合して20℃におけ
る粘度が80Pである感光性樹脂組成物を得た。
【0041】あらかじめ40℃に加温したこの感光性樹
脂組成物を減圧下で撹拌脱泡したのち、前述した光硬化
性シリコーンゴム組成物より作製した型の中に流し込
み、次いで光硬化性シリコーンゴム型の作製に用いたの
と同じ露光機の中に置き、10分間の紫外線照射を行っ
た。その後、型を開いて感光性樹脂組成物の硬化物から
なる複製品を取り出した。この複製品の20℃に於ける
ショアーD硬度は82度であり、マスターモデルの形を
忠実に再現したものであった。
【0042】光硬化性シリコーンゴム型の作製と感光性
樹脂の硬化とあわせて35分の露光であった。更に10
個の複製品を作製したが露光に要する時間は1時間40
分でその他の作業を入れても半日で終了する事ができ
た。これによって、マスターモデルが作製されればその
日の内に複製品を作製して評価に進めることの出来るこ
とが確認された。
【0043】
【比較例1】実施例1に用いたのと同様にしてマスター
モデルを箱の中にセットし、あらかじめ主剤と硬化剤を
混合後真空下で脱泡した室温硬化タイプの透明シリコー
ンゴムGT−9000(蛇の目ミシン工業製)を流し込
み30℃で13時間放置して硬化させた。シリコーンゴ
ム硬化物を切開してマスターモデルを取り出し、型を得
た。
【0044】あらかじめ主剤と硬化剤を混合し真空下で
脱泡した熱硬化タイプ注型用樹脂RU65(国際ケミカ
ル株式会社製)を型の中にそそぎ込み50℃で2時間放
置し硬化させた。その後型を開いて硬化物を取り出すこ
とで複製品を得ることが出来たが、シリコーンゴム型と
熱硬化性樹脂の硬化にあわせて15時間を要した。更に
この型を用いて10個の複製品を作製しようとしたとこ
ろ一日8時間の作業時間では2日半を必要とした。
【0045】結局マスターモデルが作製されてから10
個の複製品を得るまでに4日程度の日数を要した。
【0046】
【実施例2】縦10cm、横5cmで厚みが3mm、4
mm、5mm、6mmの4種類のABS製板をマスター
として、実施例1記載の光硬化性シリコーンゴム組成物
を用いて実施例1と同様にして注型用型を作成した。実
施例1の感光性樹脂組成物を用いて実施例1と同様にし
て複製品の作製を行ったところ、いずれの厚みの板につ
いても10分間の光照射でマスターモデルの形を忠実に
再現した複製品を得ることが出来た。
【0047】
【実施例3】水酸基価より求めた平均分子量510のポ
リ1,4−ブチレングリコールアジペートジオール30
0g、水酸基価より求めた平均分子量960のポリプロ
ピレングリコール52.5gとトリレンジイソシアネー
ト1173gを反応させて両末端にイソシアネート基を
有するポリウレタンを得た。次いで2−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート303g(理論量の3倍量)及びウ
レタン化反応の触媒であるジブチル錫ジラウレート0.
41gを加えて反応させてウレタン結合で鎖延長された
GPC測定より求められた数平均分子量2300の不飽
和ポリウレタンを得た。
【0048】上記不飽和ポリウレタン(希釈モノマーと
しての過剰の2−ヒドロキシプロピルメタクリレート3
2gを含む)132g、2−ヒドロキシプロピルメタク
リレート50g、テトラエチレングリコールジメタクリ
レート7g、ビスフェノールAのプロピレンオキシド付
加物とグリシジルメタクリレートとの反応物(共栄社油
脂株式会社製商品名3002M)15g、αーメトキシ
ベンゾインメチルエーテル1.7g、2,6−ジ−t−
ブチル−p−クレゾール0.2gを混合して20℃にお
ける粘度が90Pの感光性樹脂組成物を得た。
【0049】実施例1と同様にして光硬化性シリコーン
ゴム組成物から作製した型を用いて実施例1と同様にし
て上記感光性樹脂組成物からの複製品の作製を行ったと
ころ10分間の光照射でマスターモデルの形を忠実に再
現した複製品を得ることができた。この複製品の20℃
におけるショアーD硬度は84度であった。
【0050】
【実施例4】ビスフェノールAにエチレンオキシドを合
計4モル付加させたジオールのジアクリレート100
g、ヘキサメチレンジイソシアネートの両端に2−ヒド
ロキシエチルアクリレートを付加させたジアクリレート
50g、α−メトキシベンゾインメチルエーテル6gを
混合して得た感光性組成物を用いて三次元立体造形法に
より20時間かけて作製した、外寸で縦5cm、横5c
m、高さ4cm、肉厚3mmの桝をマスターモデルと
し、紫外線吸収剤を含有しない10mm厚の透明なポリ
メチルメタクリート樹脂板を組んで作製した内法で幅1
3cm、奥行き13cm、高さ13cmの箱の中央にセ
ットした。実施例1と同じ光硬化性シリコーンゴム組成
物を用いて光照射時間を30分とする他は実施例1と同
様にして注型用の型を得た。
【0051】水酸基価より求めた平均分子量500のポ
リカプロラクトンジオール680g、水酸基価より求め
た平均分子量950のポリプロピレングリコール450
g、トリレンジイソシアネート371gを反応させて両
末端にイソシアネート基を有するポリウレタンを得た。
更に2−ヒドロキシプロピルメタクリレート345gを
加えて反応させ、ウレタン結合で鎖延長されたGPC測
定による数平均分子量が5800の不飽和ポリウレタン
を得た。
【0052】上記不飽和ポリウレタン(希釈モノマーと
しての過剰の2−ヒドロキシプロピルメタクリレート1
6gを含む)116g、2−ヒドロキシプロピルメタク
リレート91g、ジアセトンアクリルアミド25g、α
−メトキシベンゾインメチルエーテル9.2g、2,6
−ジ−t−ブチル−p−クレゾール0,2gを混合し
て、20℃における粘度が60Pの感光性樹脂組成物を
得た。
【0053】この感光性樹脂組成物を40℃で減圧脱泡
したのち上記型の中に流し込み、実施例1と同様にして
複製品の作製を行ったところ10分間の光照射でマスタ
ーモデルの形状を忠実に再現した複製品が得られた。こ
の感光性樹脂組成物から実施例1の型を用いて実施例1
と同様にして作製した板のショアーD硬度は20℃で8
3度であった。
【0054】
【実施例5】実施例1で合成した不飽和ポリウレタン
(希釈モノマーとしての過剰の2−ヒドロキシプロピル
メタクリレート20gを含む)120g、メタクリルア
ミド20g、ジアセトンアクリルアミド37g、2−ヒ
ドロキシプロピルメタクリレート67g、ビスフェノー
ルAのプロピレンオキシド付加物へグリシジルメタクリ
レートを付加させたジメタクリレート(共栄社油脂株式
会社製商品名3002M)33g、αーメトキシベンゾ
インメチルエーテル7.4g、2,6−ジ−t−ブチル
−p−クレゾール0.5gを混合して20℃での粘度が
60Pの感光性樹脂組成物を得た。
【0055】この感光性樹脂組成物を用いて実施例1と
同様にして複製品の作製を行った。10分間の光照射で
マスターモデルの形状を忠実に再現する複製品が得られ
た。この複製品のショアーD硬度は83度であった。
【0056】
【実施例6】水酸基価より求められる平均分子量が50
0であるポリカプロラクトンジオール639g、水酸基
価より求められる平均分子量950のポリプロピレング
リコール113g、トリレンジイソシアネート374g
を反応させて両末端にイソシアネート基を有するポリウ
レタンを得た。次いで2−ヒドロキシプロピルメタクリ
レート648gとジブチル錫ジラウレート0.3gを加
えて反応させ、ウレタン結合で鎖延長されたGPC測定
による数平均分子量が1800の不飽和ポリウレタンを
得た。
【0057】この不飽和ポリウレタン(希釈モノマーと
しての過剰の2−ヒドロキシプロピルメタクリレート3
2gを含む)132g、メタクリルアミド11g、N−
メチロールアクリルアミド13g、2−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート11g、ビスフェノールAプロピレ
ンオキシド付加物へのグリシジルメタクリレート付加物
(共栄社油脂株式会社製商品名3002M)14g、α
ーメトキシベンゾインメチルエーテル3.6g、2,6
−ジ−t−ブチル−p−クレゾール0.4g、平均粒径
0.7μの炭酸カルシウム(備北粉化工業株式会社製、
商品名ソフトン3200)19gを混合して20℃での
粘度が90Pである乳白色の感光性樹脂組成物を得た。
【0058】この感光性樹脂組成物を用いて実施例1と
同様にして複製品の作製を行ったところ、10分間の光
照射でマスターモデルの形状をを忠実に再現した乳白色
の複製品が得られた。この複製品の20℃におけるショ
アーD硬度は85度であった。
【0059】
【発明の効果】本発明の感光性樹脂組成物から光硬化性
シリコーンゴムで作製された型を用いて注型を行うこと
で、マスターモデルの作製から複製品を得るまでの期間
を大幅に短縮することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 83/07 C08L 83/07 // G03F 7/027 501 G03F 7/027 501 B29K 101:10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光硬化性シリコーンゴム組成物により型
    を作成し、その型の中に感光性樹脂組成物を注入し活性
    光線を照射することによって複製製品を成型する工程に
    おいて使用される感光性樹脂組成物であって、 (1)分子内に少なくとも1つの付加重合性を有する基
    を含有する化合物 (2)活性線を吸収して付加重合を開始させる光開始剤 を必須成分としてなり、20℃における粘度が200ポ
    イズ以下であることを特徴とする感光性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (1)分子内に少なくとも1つの付加重
    合性を有する基を含有する化合物の少なくとも一部が、
    分子内にメタクリロイル基またはアクリロイル基を含有
    する、ポリスチレンを標準とするGPC測定によって求
    められる数平均分子量が800から30000のオリゴ
    マーであることを特徴とする請求項1記載の感光性樹脂
    組成物。
JP8252894A 1996-09-25 1996-09-25 複製製品の成型用感光性樹脂 Withdrawn JPH1095808A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015010164A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 東洋インキScホールディングス株式会社 光学的立体造形用樹脂組成物、及び立体造形物

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JP2015010164A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 東洋インキScホールディングス株式会社 光学的立体造形用樹脂組成物、及び立体造形物

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