JPH1093969A - 動画像符号化装置 - Google Patents

動画像符号化装置

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JPH1093969A
JPH1093969A JP24629296A JP24629296A JPH1093969A JP H1093969 A JPH1093969 A JP H1093969A JP 24629296 A JP24629296 A JP 24629296A JP 24629296 A JP24629296 A JP 24629296A JP H1093969 A JPH1093969 A JP H1093969A
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image signal
image
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JP24629296A
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Masahiro Nakashika
正弘 中鹿
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小規模かつ安価な符号化装置を用いてHDTV
のような大画面の符号化を行うことのできる動画像符号
化装置を実現する。 【解決手段】動画像信号を構成する各画面を前処理ユニ
ット102にて4つの分割画面に分割して4つの分割動
画像信号を形成し、それぞれの分割動画像信号に対して
4個の分割動画像符号化装置103a〜103dにより
符号化が行われる。また、GOPの開始点と終了点、I
ピクチャ・Pピクチャ・Bピクチャの画面ごとの選択、
さらに3:2プルダウンパターンの検出、を全ての分割
動画像信号について一致させて符号化され、これによ
り、HDTV映像としての編集が可能で、ランダムアク
セス・チャンネルホッピングの平均応答時間も短く、ま
た分割画面毎の画質差も少ない動画像符号化装置を実現
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像データを圧
縮する動画像符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】より大量の映像信号を少ないデータ量で
伝送・蓄積するための動画像符号化技術は、例えばMP
EG2ビデオ規格(ISO/IEC13818−2)に
代表されるように、規格制定段階から実用段階へと進行
している。
【0003】MPEG2ビデオ規格では、何段階かの代
表的な「レベル」を規定しており、例えば約30フレー
ム/秒の映像信号の画面サイズは、輝度信号について
は、標準TV方式クラスのMain Levelでは横
720画素×縦480ライン、HDTVクラスのHig
h Levelでは横1920画素×縦1080ライン
を扱うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在実用化さ
れているのはHigh Levelの符号化装置・復号
化装置が中心であり、High LevelすなわちH
DTV相当の符号化装置・復号化装置は非常に高速処理
となるため実現が容易でなく、実現できたとしても高価
かつ大規模なものとなる。
【0005】そこで1枚のHDTVクラスの画面を複
数、例えば4枚の分割画面に分割し、それぞれをHig
h Level相当の安価かつ小規模な既存の符号化装
置を使って符号化を行い、かつ充分な性能を確保したい
という要望がある。
【0006】ここで、MPEGのGOP(Group of Pic
tures )について簡単に述べる。GOPは独立再生ので
きる単位であり、GOPの先頭からであれば、独立に破
綻なく映像を再生することができる。これは編集やラン
ダムアクセス、チャンネルホッピングにおいて重要な意
味を持つ。符号化ビットストリーム上でのGOPの先頭
には、画面内で完結した符号化を行うI(Intra coded
)ピクチャが配置される。
【0007】ピクチャの種類には、Iピクチャの他、時
間的に過去に位置するIまたはPピクチャから予測符号
化を行うP(Predictive coded)ピクチャ、時間的に前
・後・両方向のIまたはPピクチャから予測符号化を行
うB(Bidirectionally predictive coded)ピクチャの
3種類がある。図13はGOPの構成の一例を示してい
る。この例のGOPは12枚の画面から構成され、3画
面周期でIピクチャまたはPピクチャが並んでいる。
【0008】一般にIピクチャの符号量は大きく、次い
でPピクチャ、Bピクチャの順となる。I・Pピクチャ
は他の画像の予測に使用されるため、予測に使用されな
いBピクチャに比べて一般的にやや高画質となるように
符号量が配分される。また、GOPの後半になると誤差
の累積のため符号化効率が悪化してGOPの前半と後半
での画質差が存在する可能性がある。
【0009】さて、前述のように、1枚のHDTV画面
を複数の分割画面に分割し、それぞれをMain Le
velクラスの既存の符号化装置を使って符号化を行う
場合には、各々の符号化装置が独立して動作するので、
分割画面間でGOP(Groupof Pictures )の構成が一
致するとは限らない。すなわち、GOPの開始点・終了
点が一致せず、またIピクチャ・Pピクチャ・Bピクチ
ャの選択も各々の符号化装置に任されるため一致しな
い。
【0010】この場合、次のような問題点がある。 (1)図14に示すように、GOPの開始点が各分割画
面(A〜D)毎にばらばらのため、HDTV映像として
の編集ができない。 (2)ランダムアクセス・チャンネルホッピング時に画
面が正常になるまでの平均応答時間が長い。これは、ラ
ンダムアクセス・チャンネルホッピング動作の際に、各
分割画面(A〜D)のうちで次のGOP開始点が最も遅
いものを待つ必要があるためである。 (3)GOPの開始・終了点やIピクチャ・Pピクチャ
・Bピクチャの選択がそろっていないので、1枚の画面
について見た場合に、分割画面毎の画質差がある。これ
はスロー再生・一時停止などを行うと特に顕著に知覚さ
れる可能性がある。
【0011】また、いわゆる3:2プルダウンは、映画
のような毎秒24コマの映像を毎秒約60フィールド
(60または59.94フィールド)のインターレース
映像に対応づけるものである。図15はこの様子を示
す。3:2プルダウンされた約60フィールド/秒の動
画像信号が符号化装置に入力される場合、元々どのよう
に3:2プルダウンが行われたかは一般には予めわかっ
ていないため、この3:2プルダウンパターンを符号化
装置において検出して毎秒24コマの映像信号を再現す
る必要がある。3:2プルダウンパターンの検出には、
例えばフレーム間の相関を利用する。特に、編集等が行
われた状態で入力されると、3:2プルダウンパターン
の周期性が乱れている場合もある。
【0012】3:2プルダウンにおいては、原画は毎秒
24コマのフレーム画像のため、符号化の前処理におい
て使用されるフィルタには基本的にはフレーム内フィル
タを使用するのがよい。しかし、編集などによって3:
2プルダウンパターンが乱れて不連続になっている場合
には、一時的にフィールド内フィルタを使う必要があ
る。一般には、フィールド内フィルタを使用した場合
は、フレーム内フィルタを使用した場合に比べて画質が
劣化する。
【0013】さて、前述のように、1枚のHDTV画面
を複数の分割画面に分割し、それぞれをMain Le
velクラスの既存の符号化装置を使って符号化を行う
場合には、各々の符号化装置が独立して動作するので、
3:2プルダウンパターンの検出結果が一致するとは限
らない。3:2プルダウンパターンの不連続点がある場
合にパターンの検出結果が分割画面AとBで不一致とな
った例を図16に示す。
【0014】この場合、次のような問題点がある。 (1)3:2プルダウンパターンが異なっているので、
HDTV映像としての編集ができない。 (2)1枚の画面について見た場合に、それぞれの分割
画面において、フレーム内フィルタによる前処理が行わ
れたかフィールド内フィルタによる前処理が行われたか
がそろっていないので、分割画面毎の画質差がある。
【0015】上述したように、HDTVのような大画面
の符号化装置は非常に高速処理となるため実現が容易で
なく、実現できたとしても高価かつ大規模なものとなる
という問題がある。
【0016】また、HDTVのような動画像信号を複数
の分割画面に分割し、それぞれを小規模な符号化装置を
使って符号化を行う場合には、各々の符号化装置が独立
して動作するので、GOP(Group of Pictures )の構
成、すなわち、GOPの開始点・終了点や、Iピクチャ
・Pピクチャ・Bピクチャの選択が一致せず、(1)H
DTV映像としての編集ができない、(2)ランダムア
クセス・チャンネルホッピング毎の平均応答時間が長
い、(3)分割画面毎の画質差がある、という問題があ
った。
【0017】さらに、3:2プルダウンパターンの検出
結果も一致するとは限らず、上記(1)(3)と同じ問
題があった。本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、既存の小規模かつ安価な符号化装置を用い
て大画面の符号化を行うことのできる動画像符号化装置
を提供することを目的とする。
【0018】また、本発明は、HDTVのような大画面
の動画像信号を複数の分割画面に分割し、それぞれを小
規模な符号化装置を使って符号化を行う場合に、HDT
V映像としての編集が可能で、ランダムアクセス・チャ
ンネルホッピングの平均応答時間も短く、また分割画面
毎の画質差も少ない動画像符号化装置を提供することを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために、動画像信号を構成する各画面を複数の分
割画面に分割して複数の分割動画像信号を形成する手段
と、前記各分割動画像信号を1画面とする符号化を各々
が行う複数の符号化装置とを具備し、前記複数の分割動
画像信号それぞれに対する符号化を前記複数の符号化装
置によって並行して行うように構成したものである。こ
のように、既存の小規模かつ安価な符号化装置を複数個
並列に設けることにより大画面の符号化を効率的に行う
ことができる。また、既存の小規模かつ安価な符号化装
置を複数個並列に設ける代わりに、1個の符号化装置の
みを設け、それによって複数の分割動画像信号それぞれ
に対する符号化を時分割的に行うこともできる。
【0020】また、本発明は、動画像信号を構成する各
画面を複数の分割画面に分割して複数の分割動画像信号
を形成し、それぞれの分割動画像信号に対して分割動画
像符号化手段により符号化を行う動画像符号化装置にお
いて、独立再生可能単位となる時間的に連続する複数の
画像群の開始点と終了点を全ての分割動画像信号につい
て一致させて符号化する手段を備えたものである。これ
により、各分割画像のGOPの開始点・終了点が一致す
るため、HDTV映像としての編集が可能となり、ラン
ダムアクセス・チャンネルホッピングの平均応答時間も
短くすることができる。
【0021】また、本発明は、動画像信号を構成する各
画面を複数の分割画面に分割して複数の分割動画像信号
を形成し、それぞれの分割動画像信号に対して分割動画
像符号化手段により符号化を行う動画像符号化装置にお
いて、画面内符号化画像・片方向予測符号化画像・双方
向予測符号化画像の画面ごとの選択を全ての分割動画像
信号について一致させて符号化する手段を備えたもので
ある。これにより、1枚の原画面内での分割画面毎の画
質差をきわめて少なくすることができる。
【0022】さらに本発明は、動画像信号を構成する各
画面を複数の分割画面に分割して複数の分割動画像信号
を形成し、それぞれの分割動画像信号に対して分割動画
像符号化手段により符号化を行う動画像符号化装置にお
いて、毎秒約60フィールドの動画像信号と毎秒24コ
マの動画像信号とを対応づける3:2ブルダウンパター
ンを全ての分割動画像信号について一致させて符号化す
る手段を備えたものである。これにより、3:2プルダ
ウンされた動画像信号が入力された場合にも、HDTV
映像としての編集が可能となり、1枚の画面内での分割
画面毎の画質差をきわめて少なくすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態を説明する。ここでは、60フィールド/秒で輝度
信号のサンプル数(1フレーム当たり)が横1920画
素×縦1080ライン、色差信号のサンプル数が横96
0画素×縦1080ラインの原映像信号を4つに分割し
て符号化するものとする。
【0024】まず、本発明の第1の実施形態について述
べる。図1は本発明の第1の実施形態における動画像符
号化装置の構成図である。本実施形態では、4台の標準
TV用符号化装置を使用することによりHDTVの符号
化を実現する。画面の4分割の方法としては、例えば図
2(a),図2(b),図2(c)のようにA〜Dに分
割する方法などが適用可能であるが、以下の説明では図
2(a)の分割法を前提にするものとする。
【0025】図1の動画像符号化装置は、原画像再生装
置101、前処理ユニット102、分割画像符号化装置
103a〜103d、多重化装置104、制御装置10
5、および記憶装置106からなる。このうち、原画像
再生装置101は、例えばHDTVのVTRである。ま
た、分割画像符号化装置103a〜103dは例えば標
準TVのMPEG2エンコーダであり、それぞれ分割動
画像を1画面としてその符号化を行う。
【0026】原画像再生装置101から再生された原動
画像信号は、前処理ユニット102において、分割前の
状態で、サンプル数変換・プリフィルタ(例えばノイズ
除去のための2次元フィルタ)処理を受け、さらに図2
(a)のように4つの画面に分割される。分割された各
分割動画像信号は、分割動画像符号化装置103a〜d
においてそれぞれ並行して符号化され、次に多重化装置
104において、多重化されたビットストリームとな
る。制御装置105は原画像再生装置101、前処理ユ
ニット102、分割画像符号化装置103a〜d、多重
化装置104を制御し、記憶装置106には制御に必要
な情報が記憶される。
【0027】本実施形態においては、蓄積メディア等を
対象にして2段階に分けて符号化を行ういわゆる2パス
の符号化を採用することができ、この場合には、 (1)まず原画像再生装置101から原画像を読み出
し、前処理ユニット102において後述のように代表画
像を生成する。そして、分割画像符号化装置103a〜
dのうち1つを使い(ここでは分割画像符号化装置10
3aとする)、この代表画像に対して第1回目の符号化
を行う。 (2)第1回目の符号化の結果から、シーンチェンジや
動き補償予測の有効性を勘案して、GOPの開始点・終
了点、I・P・Bピクチャの選択を、分割画像符号化装
置103aにおいて決定し、その結果を制御装置105
に第1回符号化パラメータ情報110として伝送し、こ
れをGOP・IPB構造情報として記憶装置106に記
憶しておく(または制御装置105で決定してもよ
い)。 (3)原画像再生装置101から再び原画像を読み出
し、前処理ユニット102において、前処理を行った
後、4つの分割画像を生成し、分割画像符号化装置10
3aにより画面A、分割画像符号化装置103bにより
画面B、分割画像符号化装置103cにより画面C、分
割画像符号化装置103dにより画面D、のそれぞれに
対して第2回目の符号化を行う。
【0028】この時、(2)で記憶装置106に記憶し
ておいたGOP・IPB構造情報を読み出して、分割画
像符号化装置103a〜dに分割画像符号化パラメータ
情報として制御信号111に含ませて供給し、第2回目
の符号化でのGOP・IPBピクチャの選択に使用す
る。すなわち、4つの分割画像符号化装置103a〜d
全てにおいて、GOPの開始点・終了点、IPBピクチ
ャの選択が一致する。
【0029】また、この実施形態では3:2プルダウン
画像が入力された場合には、第1回目の代表画像に対す
る符号化から3:2プルダウンパターンを検出して第1
回符号化パラメータ情報110に含ませて制御装置10
5に伝送して記憶装置106に記憶しておき、それを第
2回目の符号化の際に前処理ユニット102および各分
割画像符号化装置103a〜dに供給している。
【0030】前処理ユニット102ではこの3:2プル
ダウンパターンに基づいて、約60フィールド/秒の動
画像信号から24コマ/秒の動画像信号への変換を一旦
行い、サンプル数変換・プリフィルタ処理を行った上で
再度約60フィールド/秒の動画像信号に戻して分割画
像符号化装置103a〜dに入力する。このように一旦
24コマ/秒に変換するのは、図15からも明らかなよ
うに、原フレーム構造が60フィールド/秒の動画像信
号のフレーム構造と一致しているとは限らないからであ
る。この際、3:2プルダウンパターンの乱れ(不連
続)がある場合には、サンプル数変換・プリフィルタ処
理をフレーム内処理から一時的にフィールド内処理に切
り替える。
【0031】第1回目の符号化における前処理ユニット
での代表画像の選び方としては、例えば次の3とおりが
考えられる。 (a)図3のように、画素を間引いて(またはサンプル
数変換を行って)縮小画像を作る方法 (b)図4のように、HDTV画面のほぼ中央の画像
(斜線部)を切り出す方法 (c)図2(a)の画面D(またはA〜Cのいずれか)
を代表画像とする方法 一般的には(a)が最も画面全体の性質をよく表してお
り性能がよいと考えられるが、(b)も現実には画像信
号のうちで主要な被写体が画面の中央にあることが多い
ことから、有効である。(c)は代表画像の切り出し方
が上記ステップ(3)と同じになり処理が簡略化できる
という長所がある。この(c)の場合、HDTV画面上
で下方に位置する分割画面(CまたはD)を代表画像と
して使用する方法がよい。これは上方に位置する画面
(AまたはB)は背景である可能性がやや高いからであ
る。
【0032】なお、GOPやIPB構造、3:2プルダ
ウンパターンを決めるには、前述のように、(方法1)
代表画像による第1回目の符号化を行う方法、のほか、 (方法2)中間情報をもとにしたリアルタイムの集計に
よる方法(図5)。 (方法3)ある1つの分割画像符号化装置103aによ
る決定結果を他の分割画像符号化装置103a〜dに伝
送する方法。図6の制御信号601により伝送する。 (方法4)強制的に制御装置105から固定的に指定す
る方法。図7の制御信号111にこの情報を含ませて制
御する。 がある。
【0033】ここで、(方法2)における中間情報とは
例えば次のようなものである。 GOP・IPBピクチャ決定のための情報 ・シーンチェンジ情報 ・画面間予測効率に関する情報 3:2プルダウンパターン決定のための情報 ・フレーム間相関情報 ・シーンチェンジ情報 図5に示すように、このような中間情報501a〜dを
4つの分割画像符号化装置103a〜dから制御装置1
05に供給し、制御装置105においてGOP・IPB
ピクチャ構造や3:2プルダウンパターンを判定する。
または各分割画像符号化装置103a〜dにおいて個別
にGOP・IPBピクチャ構造や3:2プルダウンパタ
ーンを判定した4つの結果を制御装置105に供給し制
御装置105において多数決を行って決定してもよい。
【0034】以上に述べてきた各種方法によれば、各分
割画面のGOP構造・IPBピクチャの選択が一致する
ので、HDTV映像としてビットストリームの状態で編
集が可能であり、ランダムアクセスまたはチャンネルホ
ッピング時に正常な画面になるまでの平均応答時間が短
く、また分割画面ごとの画質差の可能性が小さい。
【0035】また、3:2プルダウンされた映像信号が
入力された場合にも、各分割画面の3:2プルダウンパ
ターンが一致するため、各分割画面の前処理で使用され
るフィルタがフレーム内フィルタかフィールド内フィル
タかがそろうので分割画面毎の画質差が小さく、またH
DTV映像として編集を行うことができる。
【0036】図1の前処理ユニット102について補足
して説明しておく。この前処理ユニット102は、サン
プル数変換・プリフィルタ・画面分割の各処理を行うよ
うになっており、次のような特徴を持っている。 (1)サンプル数変換 この前処理ユニット102はサンプル数変換機能を有し
ており、元のHD画像の水平1920画素・垂直108
0ライン(輝度信号・1フレーム当たり)のサンプル数
を4つのMain Level画像、すなわち水平72
0画素・垂直480ラインに変換する。まず、元のHD
画像に対して、水平方向に3/4のダウンサンプリン
グ、垂直方向は8/9のダウンサンプリングを行い、水
平1440画素・垂直960ラインとする。次にこれを
4つの水平720画素・垂直480ラインの画面に分割
する。この様子を図8に示す。
【0037】この際、垂直サンプル数変換の扱いについ
ては2種類のモードを持っている。すなわち、原画像が
プログレッシブ画像の場合は垂直サンプル数変換を行
い、原画像がインターレース画像の場合は垂直サンプル
数変換を行わないようにし、これらを切り替えて使用す
る。プログレッシブモードの時はフレーム内フィルタに
よる8/9の垂直サンプル数変換を行い、元の画面全体
を符号化する。インターレース画像の場合、フィールド
内フィルタによる垂直サンプル数変換を行うと画質劣化
の原因となりやすいので、インターレースモードの時に
限って垂直サンプル数変換を行わず、図9の斜線部に示
す上下のラインをカットして垂直960ラインとする。
【0038】色差信号については、元のHD画像は水平
960画素・垂直1080ライン(4:2:2形式)で
あるが、これを水平720画素・垂直480ライン
(4:2:0形式)に変換した後、水平360画素・垂
直240画素の画面4つに分割する。 (2)HD画像状態での前処理 このサンプル数変換およびプリフィルタは前処理ユニッ
ト102に内蔵のものを使用しHD画像の状態で行い、
分割画像符号化装置103a〜dが元々内蔵しているの
でプリフィルタはスルー(禁止)とする。各分割画像符
号化装置103a〜dの入力部には図10に示すように
切り替え装置1001が設けられており、前処理実行モ
ード(プリフィルタおよび色信号の4:2:2→4:
2:0変換回路1002)と前処理禁止モードを切り替
えるようになっている。これを切り替えれば、通常のM
ain Level符号化モードと大画面符号化モード
を切り替えることができる。
【0039】HD画像の符号化を行う場合には、前処理
ユニット102内でサンプル数変換・プリフィルタを行
い各分割画像符号化装置103a〜dでは切り替え装置
1001を前処理禁止モードとする。これにより、各分
割画面の接合部における劣化がないので、各分割画面の
切り出しをオーバーラップさせる必要はない。もしHD
画像に対して各分割画像符号化装置103a〜d内の前
処理回路1002を使用する場合は、分割画面の端部、
すなわちHD画面における各分割画面の接合部において
(フィルタ演算に必要な画素がなく)画質劣化が発生す
る可能性があるため、各分割画面の切り出しにオーバー
ラップ領域を設ける必要がある。 (3)3:2プルダウンパターンの事前検出 前述のように、既存の分割画像符号化装置103a〜d
に内蔵された3:2プルダウン自動検出機能を流用して
予め第1回目の符号化で3:2プルダウンパターンの検
出を行い、その結果を記憶装置106に記憶しておき、
これに基づいて第2回目の符号化の際に前処理ユニット
102内でのプリフィルタをフレーム内フィルタとする
かフィールド内フィルタとするかを変える。従って、前
処理ユニット102内には3:2プルダウン自動検出機
能を省略することができる。 (4)自動作業 第1回目の符号化と第2回目の符号化において、自動的
に前処理ユニット102における原画像からの切り出し
方法を変えて原画像再生装置101と分割画像符号化装
置103a〜dの連動作業を行わせる。前処理ユニット
102では、原画からの切り出し位置が可変となってお
り、前述のように、必要に応じて各分割領域をオーバー
ラップさせて切り出してもよい。 (5)タイムコードの自動補正機能 原画像再生装置101には映像に対応してタイムコード
も記憶されている。各分割画像符号化装置103a〜d
は、予め制御装置105により指定されたタイムコード
を原画像再生装置101から受け取った時点で連動して
符号化を開始・終了するようになっている。しかし、こ
の例のように前処理ユニット102を設ける場合、映像
信号が前処理ユニット102を通過するのに数フレーム
以内の固定した遅延が生じるため、そのままでは指定タ
イムコードに対して実際に符号化される範囲のずれが生
じてしまう。そこで、制御装置105から分割画像符号
化装置103a〜dに供給する指定タイムコードをこの
前処理ユニット102における映像信号の固定遅延分だ
け遅延させることにより、正しいタイミングでの符号化
が行える。または、原画像再生装置101からのタイム
コードを遅延させて分割画像符号化装置103a〜dに
供給しても同じ効果が得られる。 (6)ソフト前処理時の符号化動作の自動停止・再開 前処理ユニット102として専用ハードウェアを用意で
きない場合や、ハードウェアで構成するとフレキシビリ
ティがなくなる場合には、ソフトウェアによる前処理を
行うことも可能である。
【0040】しかし、ソフトウェアによる前処理では動
画像信号に対して一般にはリアルタイムで処理すること
ができない。そこで、原画像再生装置101と分割画像
符号化装置103a〜dの間に画像メモリを設けて、画
像メモリに一時的に画像を記憶してソフトウェアによる
前処理を行う。
【0041】図11はこのようなソフトウェア処理を前
提とした動画像符号化装置の構成例を示している。原画
像再生装置101から画像メモリ1101への書き込
み、画像メモリ1101上の画像データに対するソフト
ウェア(非リアルタイム演算装置1102)による前処
理、画像メモリ1101から分割画像符号化装置103
a〜dへの読み出し、を順に進行させ、各タイミングに
応じて原画像再生装置101と分割画像符号化装置10
3a〜dを動作・一時停止・再開させながら自動的に進
行させる。
【0042】この第1の実施形態において、2パス符号
化ではなくいわゆる1パス符号化を4台の分割画像符号
化装置で行う場合にGOP・IBP構造や3:2プルダ
ウンパターンを統一するには、前述した4つの方法のう
ち、(方法1)は使えないが、(方法2)(方法3)
(方法4)の3つの方法のうちいずれかを用いることが
できる。
【0043】次に、本発明の第2の実施形態について述
べる。図12は本発明の第2の実施形態における動画像
符号化装置の構成図である。本実施形態では、1台の標
準TV用符号化装置を何度も使用して、分割動画像を1
画面とする符号化を4つの分割動画像に対して繰り返し
行うことによりHDTVの符号化を時分割的に実現す
る。
【0044】図12において図1と同じ箇所については
同じ番号をつけて説明を省略する。分割画像符号化装置
103が1台になっている点を除けば第1の実施形態と
ほぼ同様であるが、新たにビットストリーム記憶装置1
201が設けられている。
【0045】前処理ユニット102の特徴も第1の実施
形態で述べたものがほぼそのまま当てはまるが、分割画
像符号化装置103として1台の符号化装置のみを使用
するので、前処理ユニット102での切り出し位置を図
2のA・B・C・Dと自動的に変えながら4回(第1回
目の符号化がある場合には代表画像の切り出しも含めて
計5回)進行させる。各ステップで生成されたビットス
トリームは一旦ビットストリーム記憶装置1201に記
憶され、4分割画面全ての符号化が終わった時点でビッ
トストリーム記憶装置1201から読み出され、多重化
装置104において多重される。
【0046】1台の分割画像符号化装置103による2
パス符号化を行う場合には、第1の実施形態と同様に代
表画像による第1回目の符号化を行う。この際は、GO
P・IPB構造や3:2プルダウンパターンを統一させ
る方法として、第1の実施形態で述べた(方法2)は使
用できないので、(方法1)(方法2)(方法3)(方
法4)の何れかとなる。
【0047】また、1台の分割画像符号化装置103に
よる1パス符号化を行う場合には、(方法1)(方法
2)は使えないので、(方法3)(方法4)の何れかの
方法となる。
【0048】この第2の実施形態によれば、第1の実施
形態よりも少ない台数の分割画像符号化装置で大画面の
符号化を行うことができる。また、第1の実施形態のよ
うなリアルタイムな符号化を行うことができないが、蓄
積メディアへの格納を目的とした符号化であるのでこれ
によって支障が生じることはない。
【0049】本発明は上記第1・第2の実施形態にとど
まることなく、種々の変形・応用が可能である。例えば
画面の分割数は4に限るものではないし、分割法は図2
に示したものをはじめ、いろいろな方法がありうる。ま
た、分割画像符号化装置の数も1台または4台に限らず
例えば2台であってもよい。さらに、水平・垂直の画素
数も任意である。
【0050】また、高ビットレートで符号化する場合な
どには、分割画面ごとの画質差が問題とならないことが
多いので、GOPの問題点・終了点を全ての分割動画像
について一致させつつGOP内部のIPBピクチャの選
択、特にIピクチャを分割画面ごとにずらしておけば、
符号量の多いIピクチャの時間的な位置がずれるので、
必要なバッファの量が少なくてすむ。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
既存の小規模かつ安価な符号化装置を用いて大画面の符
号化を行うことのできる動画像符号化装置を提供するこ
とができる。より具体的には、HDTVのような大画面
の動画像信号を複数の分割画面に分割し、それぞれを小
規模な符号化装置を使って符号化を行う場合に、HDT
V映像としての編集が可能で、ランダムアクセス・チャ
ンネルホッピングの平均応答時間も短く、また分割画面
毎の画質差も少ない動画像符号化装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る動画像符号化装置
の構成を示すブロック図。
【図2】同第1実施形態における画面の分割方法の例を
示す図。
【図3】同第1実施形態において縮小画像を代表画像と
する様子を示す図。
【図4】同第1実施形態において中央画像を代表画像と
する様子を示す図。
【図5】同第1実施形態に係る動画像符号化装置の他の
構成例を示すブロック図。
【図6】同第1実施形態に係る動画像符号化装置のさら
に他の構成例を示すブロック図。
【図7】同第1実施形態に係る動画像符号化装置のさら
に別の構成例を示すブロック図。
【図8】同第1実施形態における水平・垂直のサンプル
数変換の説明図。
【図9】同第1実施形態において画面の上下のカットを
行う場合の説明図。
【図10】同第1実施形態で使用される分割画像符号化
装置の入力部を示す図。
【図11】同第1実施形態においてソフト処理による前
処理を行う場合の動画像符号化装置の構成を示すブロッ
ク図。
【図12】本発明の第2実施形態に係る動画像符号化装
置の構成を示すブロック図。
【図13】通常のGOP構成の例を示す図。
【図14】従来のGOP構成の不一致の例を示す図。
【図15】通常の3:2プルダウンの説明図。
【図16】従来の3:2プルダウンパターンの不一致の
例を示す図。
【符号の説明】
101…原画像再生装置 102…前処理ユニット 103,103a〜d…分割画像符号化装置 104…多重化装置 105…制御装置 106…記憶装置 1001…切り替え装置 1101…画像メモリ 1102…非リアルタイム演算装置 1201…ビットストリーム記憶装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像信号を構成する各画面を複数の分
    割画面に分割して複数の分割動画像信号を形成する手段
    と、 前記各分割動画像信号を1画面とする符号化を各々が行
    う複数の符号化装置とを具備し、前記複数の分割動画像
    信号それぞれに対する符号化を前記複数の符号化装置に
    よって並行して行うことを特徴とする動画像符号化装
    置。
  2. 【請求項2】 動画像信号を構成する各画面を複数の分
    割画面に分割して複数の分割動画像信号を形成する手段
    と、 前記各分割動画像信号を1画面とする符号化を行う符号
    化装置とを具備し、前記複数の分割動画像信号それぞれ
    に対する符号化を前記符号化装置によって時分割的に行
    うことを特徴とする動画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 動画像信号を構成する各画面を複数の分
    割画面に分割して複数の分割動画像信号を形成し、それ
    ぞれの分割動画像信号に対して分割動画像符号化手段に
    より符号化を行う動画像符号化装置であって、 独立再生可能単位となる時間的に連続する複数の画像群
    の開始点と終了点を全ての分割動画像信号について一致
    させて符号化する手段を具備することを特徴とする動画
    像符号化装置。
  4. 【請求項4】 動画像信号を構成する各画面を複数の分
    割画面に分割して複数の分割動画像信号を形成し、それ
    ぞれの分割動画像信号に対して分割動画像符号化手段に
    より符号化を行う動画像符号化装置であって、 画面内符号化画像・片方向予測符号化画像・双方向予測
    符号化画像の画面ごとの選択を全ての分割動画像信号に
    ついて一致させて符号化する手段を具備することを特徴
    とする動画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 動画像信号を構成する各画面を複数の分
    割画面に分割して複数の分割動画像信号を形成し、それ
    ぞれの分割動画像信号に対して分割動画像符号化手段に
    より符号化を行う動画像符号化装置であって、 毎秒約60フィールドの動画像信号と毎秒24コマの動
    画像信号とを対応づける3:2ブルダウンパターンを全
    ての分割動画像信号について一致させて符号化する手段
    を具備することを特徴とする動画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 動画像信号を構成する各画面を複数の分
    割画面に分割して複数の分割動画像信号を形成し、それ
    ぞれの分割動画像信号に対して分割動画像符号化手段に
    より符号化を行う動画像符号化装置であって、 原動画像信号に対してサンプル数変換および/または前
    置フィルタ処理を行った後に複数の分割動画像信号に分
    割する手段を具備し、 前記分割動画像符号化手段にはサンプル数変換および/
    または前置フィルタ処理を行わない第1のモードとサン
    プル数変換および/または前置フィルタ処理を行う第2
    のモードを備え、サンプル数変換および/または前置フ
    ィルタ処理がすでに行われた分割動画像信号が入力され
    る場合には前記分割動画像符号化手段を第1のモードに
    切り替えることを特徴とする動画像符号化装置。
  7. 【請求項7】 動画像信号を構成する各画面を複数の分
    割画面に分割して複数の分割動画像信号を形成し、それ
    ぞれの分割動画像信号に対して分割動画像符号化手段に
    より符号化を行う動画像符号化装置であって、 原動画像信号から代表動画像信号を生成する手段と、 前記代表動画像信号を予め少なくとも一つの分割動画像
    符号化手段に入力する手段と、 入力された前記代表動画像に基づいて前記分割動画像符
    号化手段内で毎秒約60フィールドの動画像信号と毎秒
    24コマの動画像信号とを対応づける3:2ブルダウン
    パターンを検出する手段と、 検出された前記3:2ブルダウンパターンを記憶する手
    段と、 記憶された前記3:2ブルダウンパターンに基づいて原
    動画像信号に対してサンプル数変換および/または前置
    フィルタ処理を行った後に複数の分割動画像信号に分割
    する手段とを具備することを特徴とする動画像符号化装
    置。
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