JPH1093145A - IrDA赤外線発光ダイオードのモジュール構造とその制御方法 - Google Patents

IrDA赤外線発光ダイオードのモジュール構造とその制御方法

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JPH1093145A
JPH1093145A JP8244566A JP24456696A JPH1093145A JP H1093145 A JPH1093145 A JP H1093145A JP 8244566 A JP8244566 A JP 8244566A JP 24456696 A JP24456696 A JP 24456696A JP H1093145 A JPH1093145 A JP H1093145A
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JP
Japan
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infrared light
light emitting
irda
emitting diode
infrared
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JP8244566A
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Tooru Kuumi
徹 九海
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光通信システムで使用する発光ダイオードア
レイや受光ダイオードアレイの構造を具体化することに
より、このようなシステムで使用するのに好適なIrD
A赤外線発光ダイオードのモジュール構造と、モジュー
ルの制御方法とを実現する。 【解決手段】 複数のIrDA赤外線発光ダイオード
と、赤外線透過フィルタとからなるモジュールにおい
て、IrDA赤外線発光ダイオードの赤外線放射部を、
半円形で所定の厚みを有する赤外線透過フィルタの内部
に放射状に配列し、各IrDA赤外線発光ダイオードの
間に干渉防止シールド部材を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、赤外線を使用し
た光通信方式に係わり、詳しくは、複数のIrDA赤外
線発光ダイオードを使用して、PINダイオードとの間
で確実に通信が行えるようにしたモジュール構造とその
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、IrDA赤外線発光ダイオー
ド(以下、適宜LEDと略称する)等から出射される赤
外線を使用した通信方式は、各種の光通信システムで多
く採用されている。例えば1個のLEDを使用して、受
信側のPINダイオードとの間で通信を行うシステムが
ある。このシステムの場合、LEDの放射角度を外れる
と、受信データに頻繁に誤りが発生し、正常な通信が不
能になる。例えば、IrDAの場合、±15°を外れる
と、正常に通信を続けることが困難になる。そのため、
放射角度の制約が厳しい通信局の間で相互に交信を行う
ことは不可能である。
【0003】このような問題を解決する一つの方法とし
て、赤外線を送受信するための発光ダイオードアレイと
受光ダイオードアレイとを使用し、交信時に、駆動する
発光ダイオードアレイの数を調整することによって、送
信パワーと指向性とを制御する光通信方式が提案されて
いる(例えば、特開平8−56199号公報)。具体的
にいえば、この光通信方式では、受光ダイオードアレイ
の入力レベルを順番に検出し、入力レベルの高いダイオ
ードを特定することによって、発光源の方向を確認する
ことができるようにしている。そして、相互に発光源の
方向を確認した後に、送信ビームを絞って交信を行うよ
う構成している。したがって、赤外線の指向性が向上さ
れ、小電力の信号でも、混信の生じない通信システムが
実現される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先の従来の技術で述べ
たように、複数の発光ダイオード、すなわち、発光ダイ
オードアレイと、複数の受光ダイオードである受光ダイ
オードアレイとを使用した光通信システムは、従来から
知られている。しかし、このような光通信システムで使
用する発光ダイオードアレイや受光ダイオードアレイの
具体的な構造については、特に提示されていない。この
発明では、このような光通信システムで使用するのに好
適なIrDA赤外線発光ダイオードのモジュール構造
と、モジュールの制御方法とを実現することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明では、複数のI
rDA赤外線発光ダイオードと、赤外線透過フィルタと
からなるモジュールにおいて、IrDA赤外線発光ダイ
オードの赤外線放射部を、半円形で所定の厚みを有する
赤外線透過フィルタの内部に放射状に配列し、各IrD
A赤外線発光ダイオードの間に干渉防止シールド部材を
設けている(請求項1の発明)。
【0006】また、請求項1のIrDA赤外線発光ダイ
オードのモジュール構造において、6個のIrDA赤外
線発光ダイオードの赤外線放射部を、それぞれ30°の
間隔で配列したり(請求項2の発明)、赤外線放射部を
赤外線透過フィルタの平面に対してほぼ±15°傾斜し
た状態で配列している(請求項3の発明)。同様に、請
求項1のIrDA赤外線発光ダイオードのモジュール構
造において、3個のIrDA赤外線発光ダイオードの赤
外線放射部を、それぞれ60°の間隔で配列している
(請求項4の発明)。さらに、半円形の赤外線透過フィ
ルタの代りに、円形あるいは180°から360°の間
の円形の赤外線透過フィルタを使用している(請求項5
と請求項6の発明)。
【0007】そして、その制御方法として、これらのモ
ジュールを使用し、複数のIrDA赤外線発光ダイオー
ドのオン/オフを個別に制御する手段と、受信側のPI
Nダイオードとの間の通信状態を検知する通信状態検知
手段とを設け、この通信状態検知手段の出力に応じて複
数のIrDA赤外線発光ダイオードのオン/オフを制御
することにより、移動する受信側との間の指向性を向上
させている(請求項7の発明)。同様に、請求項7の制
御方法において、複数のIrDA赤外線発光ダイオード
の全てあるいはその一部を同時にオン/オフすることに
より、複数の受信側のPINダイオードとの間で同報通
信が可能となるようにしている(請求項8の発明)。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、この発明のIrDA赤外線
発光ダイオードのモジュール構造とその制御方法につい
て、その実施の形態を図で説明する。この実施の形態
は、請求項1から請求項8の発明に対応している。この
発明では、IrDA規格の場合、放射角度が±15°あ
るいは±30°となっているので、それに準じた形のモ
ジュール構造にしている。具体的にいえば、複数のIr
DA赤外線発光ダイオードの放射部分を、半円形あるい
は全円形のような放射状に配列することによって全方向
性をもたせた点に特徴を有している。最初に、この発明
のLEDモジュールを収納する赤外線透過フィルタの形
状について説明する。
【0009】図2は、この発明のIrDA赤外線発光ダ
イオードが収納された赤外線透過フィルタについて、そ
の外観と取り付け状態の一例を示す斜視図である。図の
符号において、1は通信機器本体部、2は赤外線透過フ
ィルタを示す。
【0010】この図2には、赤外線透過フィルタ2の外
観の一例を示しており、所定の厚さを有するほぼ半円板
状の場合を示している。実際の使用時には、この図2の
ように、赤外線透過フィルタ2を通信機器本体部1から
突出させるが、非使用時には、スライド機構等によって
通信機器本体部1側の内部に収納したり、取り脱し可能
に構成することもできる。また、後述するように、赤外
線透過フィルタ2内には、LEDの赤外線発光部分(放
射部)が、このほぼ半円板状の外方に向って放射状に配
列されている。なお、赤外線透過フィルタ2としては、
赤外線透過可視光吸収フィルタなどが市販されている。
【0011】図1は、図2に示した赤外線透過フィルタ
2の内部に収納されたLEDについて、その配置状態の
実施の形態の一例を示す略断面図で、(1) は上面図、
(2) は側面図である。図の符号において、3は赤外線透
過フィルタの外周面、4は干渉防止シールド部材、LE
D1〜LED6はIrDA赤外線発光ダイオードを示
す。
【0012】この図1(1) に上面図で示したように、赤
外線透過フィルタ2内には、例えば6個のような複数個
のLED1〜LED6が、ほぼ180°の方向に配置さ
れている。この場合に、複数個のLED1〜LED6
は、その赤外線放射部分が、赤外線透過フィルタの外周
面3に向けられて放射状に配列されている。そして、こ
れら6個のLED1〜LED6は、干渉防止シールド部
材4によって相互に隔離された状態で収納され、隣接す
る干渉防止シールド部材4の中央に配置されている。こ
の図1(1) の場合、それぞれの干渉防止シールド部材4
は、30°の間隔で設けられ、各LED1〜LED6
は、その中央に15°の間隔で配置される。また、各L
ED1〜LED6は、図1(2) に側面図で示したよう
に、その放射部の中心が15°だけ上方へ向いた形(赤
外線透過フィルタ2の平面に対して傾斜した状態)で取
り付けられている。このように、赤外線の放射部分の中
心を上向きにする理由は、放射角度が±15°であり、
赤外線を可能な限り遠方まで到達させるためである。
【0013】なお、各LEDの放射角度が±30°の特
性を有しており、この図1(1) のように、赤外線透過フ
ィルタ2がほぼ180°の半円形のときは、3個のLE
Dを収納すればよいことはいうまでもない。そして、そ
れぞれの干渉防止シールド部材4は、60°の間隔で設
けられ、各LED1〜LED3は、その中央に30°の
間隔で配置されることになる。同時に、図1(2) のよう
な上向きの角度は、その中心が30°となるように取り
付ければよい。また、先の図1(1) と(2) には、赤外線
透過フィルタ2が半円形の場合(円周が180°の場
合)を示したが、別の実施の形態として、同報通信を行
う場合には、円形の赤外線透過フィルタ2、すなわち、
360°の円形の赤外線透過フィルタ2を使用し、その
内部に、例えば12個のLEDの放射部分が放射状とな
るように配列する。このようにすれば、全方向性をもっ
たIrDA赤外線発光ダイオードのモジュール構造が得
られる。
【0014】図3は、図2に示した複数のLEDの駆動
回路について、その実施の形態の一例を示す機能ブロッ
ク図である。図の符号において、11は変調器、12は
マイクロプロセッサ、13a〜13nはLEDドライブ
部、SDは変調器11から出力されるシリアルデータ、
P1〜Pnはマイクロプロセッサ12から出力されるシ
リアルポート出力を示す。
【0015】この図3の駆動回路は、n個のLED1〜
LEDnを駆動する場合で、それぞれのLED用とし
て、合計n個のLEDドライブ部13a〜13nが設け
られている。複数のLEDの内、その1個を順次駆動す
る制御方法は、従来から知られているが、図3のよう
に、マイクロプロセッサ12のポート出力を使用する方
法を採用すれば、比較的簡単に構成することができる。
各LEDドライブ部13a〜13nは、次の図4に示す
ような構成である。
【0016】図4は、LEDドライブ部の構成を示す回
路図で、(1) はパワートランジスタを使用する場合、
(2) はパワーMOSFETを使用する場合である。図の
符号において、21はアンドゲート回路、22はLE
D、23はパワートランジスタ、24はパワーMOSF
ETを示す。
【0017】この図4(1) や(2) に示すように、LED
の制御は、アンドゲート回路21を介して行う。そのた
め、ポート出力が「H」のとき、その先に接続されたL
EDがアクティブ、「L」のとき、その先に接続された
LEDがノンアクティブとなる。そして、アンドゲート
回路21の他方の入力には、図3に示した変調器11か
らシリアルデータSDが出力されている。したがって、
各LED1〜LEDnがアクティブのときは、このシリ
アルデータSDの「H」、「L」がそのまま出力される
ことになる。このように、マイクロプロセッサ12のシ
リアルポート出力P1〜Pnを制御することによって、
各LED1〜LEDnの動的な切換えを行っている。そ
の結果、n個のLED1〜LEDnの内、1個のみが駆
動状態にされる。
【0018】次に、この発明のモジュール構造の制御方
法の適用例を説明する。典型的な適用例としては、固定
局と移動局との間の光通信や、1つの固定局と複数の局
との間で行われる同報通信等である。まず、固定局と移
動局との間の光通信について説明する。
【0019】図5は、移動体との間における通信時の動
作を説明する図である。図の符号において、31は固定
局、32はLEDモジュール、33aと33bは移動体
の位置を示す。
【0020】図5のように、1つの固定局31と1つの
移動局、すなわち、位置33aにある移動体(A)との
間で通信を行う場合、先に述べたように、LEDモジュ
ール32から1つのLEDが選択されて駆動され、固定
局31と移動体(A)との2つの局の間で交信が行われ
る。ところが、移動局側、すなわち、移動体(A)が位
置33aから33bへ移動すると、固定局31と移動体
(B)との相互の方向関係が変化するので、両者の間の
通信状態が悪化する。そこで、固定局31では、それま
で使用していた1つのLEDを、他のLEDに切換えて
使用する。このように、相手局の移動に追随して、LE
Dを駆動すれば、従来は不可能になった交信を続けるこ
とができる。この場合の切換え動作は、次のようなシー
ケンスで行う。
【0021】図6は、移動体との間における通信時の切
換えシーケンスについて、その実施の形態の一例を示す
図である。図の符号において、S1〜S3はシーケンス
を示す。
【0022】すでに、ある1つのLEDを使用して通信
しているとき、その交信状態の良否をチェックし、シー
ケンスS1で交信状態が悪化したことを検知すると、シ
ーケンスS2へ進む。シーケンスS2で、他のLEDを
使用して良好な通信(正常な通信)が可能であるか否か
チェックする。良好な通信が可能なLEDが検知される
と、シーケンスS3で、そのLEDを使用することを決
定する。したがって、LEDモジュール32による固定
局と移動局との間の交信を、常に良好な状態に保つこと
ができる。
【0023】この発明のモジュール構造は、半円形ある
いは全円形のように全方向性を有しているので、いずれ
か1つのLEDが、他のLEDに比べて良好な通信状態
になるはずである。そこで、1つのLEDを使用してい
た状態で、交信状態が悪化したときは、その隣りのLE
Dが、最も良好な通信状態になる可能性が高い。この場
合のLEDの選択動作をフローに示す。
【0024】図7は、交信状態が悪化した場合における
LEDの選択動作を説明するフローチャートである。
【0025】ある1つのLED(m)により行っていた
交信が悪化したときは、まず、そのLED(m)によっ
て、本当に交信が悪化したかどうかを判定するために、
再度試行を行う。もし、再度の試行の結果、交信の悪化
が解消されたときは、一時的な原因による交信の悪化で
あり、相手局との方向性が原因ではないので、LED
(m)による通信を続行することを決定する。これに対
して、再度の試行の結果でも、なお交信状態の悪化が続
くときは、次のステップへ進み、例えばLED(m)の
左隣りのLED(m−1)を選択して、同様の試行を行
う。試行の結果、交信状態の悪化が解消されたときは、
そのLED(m−1)を使用することに決定する。
【0026】また、この試行の結果でも、なお交信の悪
化が続くときは、次のステップへ進み、例えばLED
(m)の右隣りのLED(m+1)を選択して、同様の
試行を行う。この試行の結果、交信の悪化が解消された
ときは、そのLED(m+1)を使用することに決定
し、なお交信の悪化が続くときは、LED(m−1)の
左隣りのLED(m−2)を選択して、同様の試行を行
う。以降も同様にして、全てのLEDについて、順次試
行を行い、この処理を交信が可能なLEDを発見するま
で繰り返えすことによって、最適なLEDを決定する。
なお、モジュール構造が半円状の場合には、両端に位置
する2つのLEDを隣接するLEDとして処理する。以
上の動作は、固定局と移動局との間の光通信、すなわ
ち、相手方と1:1の交信の場合である。
【0027】しかし、この発明は、1つの固定局と複数
の局との間で行われる同報通信等についても、同様に適
用することができる。この同報通信の場合には、1:n
の通信を行うので、モジュール構造の全てあるいはその
一部のLEDを同時に使用する駆動動作によって、送信
を必要とする全ての方向へ赤外線放射を行えばよい。そ
のために、360°の円形の赤外線透過フィルタが使用
され、例えば図1に示したように、ほぼ15°傾斜した
状態で取り付けられた各LEDから、送信を必要とする
全ての方向、すなわち、全方向あるいは所望の方向へ赤
外線が放射され、通常は通信不能な通信局に対しても同
報送信が可能になる。この場合には、赤外線透過フィル
タの赤外線放射面を、周囲の部材で遮らないように配置
することはいうまでもない。そして、相手側が移動体の
ときは、全てのLEDから全方向へ、また、固定局のと
きは、その方向に対応するLEDを選択して、同時に送
信する。したがって、放射角度の制約が厳しい通信局あ
るいは通信機器の間でも、複雑な回路を必要とすること
なしに同報通信を行うことが可能になる。
【0028】
【発明の効果】請求項1のモジュール構造では、複数の
IrDA赤外線発光ダイオードの赤外線放射部を、半円
形で所定の厚みを有する赤外線透過フィルタの内部に放
射状に配列すると共に、各IrDA赤外線発光ダイオー
ドの間に干渉防止シールド部材を設けている。したがっ
て、複数の発光ダイオードを個別に駆動することによ
り、通常は通信不能な相手局に対しても、相手局の移動
に追随した送信によって交信を続けることが可能にな
る。また、放射角度の制約が厳しい機器間での同報通信
も可能になる。
【0029】請求項2から請求項4のモジュール構造で
は、請求項1のモジュール構造について、その構造を具
体化している。したがって、請求項1のモジュール構造
による効果が一層確実に得られる。
【0030】請求項5と請求項6のモジュール構造で
は、複数のIrDA赤外線発光ダイオードの赤外線放射
部を、円形で所定の厚みを有する赤外線透過フィルタの
内部に放射状に配列すると共に、各IrDA赤外線発光
ダイオードの間に干渉防止シールド部材を設けている。
したがって、請求項1のモジュール構造による効果に加
えて、複数の発光ダイオードの全てあるいはその一部を
選択して駆動すれば、同報通信についても同様の効果が
得られる。
【0031】請求項7と請求項8のモジュール構造の制
御方法では、請求項1から請求項6のモジュール構造に
ついて、その制御方法を具体化している。したがって、
請求項1から請求項6のモジュール構造による効果が、
実確に実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示した赤外線透過フィルタ2の内部に収
納されたLEDについて、その配置状態の実施の形態の
一例を示す略断面図である。
【図2】この発明のIrDA赤外線発光ダイオードが収
納された赤外線透過フィルタについて、その外観と取り
付け状態の一例を示す斜視図である。
【図3】図2に示した複数のLEDの駆動回路につい
て、その実施の形態の一例を示す機能ブロック図であ
る。
【図4】LEDドライブ部の構成を示す回路図である。
【図5】移動体との間における通信時の動作を説明する
図である。
【図6】移動体との間における通信時の切換えシーケン
スについて、その実施の形態の一例を示す図である。
【図7】交信状態が悪化した場合におけるLEDの選択
動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
3 赤外線透過フィルタの外周面、4 干渉防止シール
ド部材、LED1〜LED6 IrDA赤外線発光ダイ
オード
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のIrDA赤外線発光ダイオード
    と、前記複数のIrDA赤外線発光ダイオードを覆う赤
    外線透過フィルタとからなるモジュールにおいて、 前記IrDA赤外線発光ダイオードの赤外線放射部を、
    半円形で所定の厚みを有する前記赤外線透過フィルタの
    内部に放射状に配列し、各IrDA赤外線発光ダイオー
    ドの間に干渉防止シールド部材を設けたことを特徴とす
    るIrDA赤外線発光ダイオードのモジュール構造。
  2. 【請求項2】 複数のIrDA赤外線発光ダイオードは
    6個であり、各IrDA赤外線発光ダイオードの赤外線
    放射部が、それぞれ30°の間隔で配列されていること
    を特徴とする上記請求項1記載のIrDA赤外線発光ダ
    イオードのモジュール構造。
  3. 【請求項3】 複数のIrDA赤外線発光ダイオードは
    6個であり、各IrDA赤外線発光ダイオードの赤外線
    放射部が、それぞれ所定の厚みを有する赤外線透過フィ
    ルタの平面に対してほぼ15°傾斜して配列されている
    ことを特徴とする上記請求項1記載のIrDA赤外線発
    光ダイオードのモジュール構造。
  4. 【請求項4】 複数のIrDA赤外線発光ダイオードは
    3個であり、各IrDA赤外線発光ダイオードの赤外線
    放射部が、それぞれ60°の間隔で配列されていること
    を特徴とする上記請求項1記載のIrDA赤外線発光ダ
    イオードのモジュール構造。
  5. 【請求項5】 複数のIrDA赤外線発光ダイオード
    と、前記複数のIrDA赤外線発光ダイオードを覆う赤
    外線透過フィルタとからなるモジュールにおいて、 前記IrDA赤外線発光ダイオードの赤外線放射部を、
    円形で所定の厚みを有する前記赤外線透過フィルタの内
    部に放射状に配列し、各IrDA赤外線発光ダイオード
    の間に干渉防止シールド部材を設けたことを特徴とする
    IrDA赤外線発光ダイオードのモジュール構造。
  6. 【請求項6】 円形で所定の厚みを有する赤外線透過フ
    ィルタは、180°から360°の間の円形であり、そ
    の内部に放射状に複数のIrDA赤外線発光ダイオード
    が配列されていることを特徴とする上記請求項5記載の
    IrDA赤外線発光ダイオードのモジュール構造。
  7. 【請求項7】 複数のIrDA赤外線発光ダイオード
    と、前記複数のIrDA赤外線発光ダイオードを覆う赤
    外線透過フィルタとからなるモジュールにおいて、 前記IrDA赤外線発光ダイオードの赤外線放射部が、
    180°から360°の間の円形で所定の厚みを有する
    前記赤外線透過フィルタの内部に放射状に配列され、か
    つ、各IrDA赤外線発光ダイオードの間に干渉防止シ
    ールド部材を備えており、 前記複数のIrDA赤外線発光ダイオードのオン/オフ
    を個別に制御する手段と、 受信側のPINダイオードとの間の通信状態を検知する
    通信状態検知手段とを備え、 前記通信状態検知手段の出力に応じて前記複数のIrD
    A赤外線発光ダイオードのオン/オフを制御することに
    より、移動する受信側との間の指向性を向上させること
    を特徴とするIrDA赤外線発光ダイオードの制御方
    法。
  8. 【請求項8】 複数のIrDA赤外線発光ダイオードの
    全てあるいはその一部を同時にオン/オフすることによ
    り、複数の受信側のPINダイオードとの間で同報通信
    を行うことを特徴とする上記請求項7記載のIrDA赤
    外線発光ダイオードの制御方法。
JP8244566A 1996-09-17 1996-09-17 IrDA赤外線発光ダイオードのモジュール構造とその制御方法 Pending JPH1093145A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003264299A (ja) * 2002-03-11 2003-09-19 Honda Motor Co Ltd 受光装置、発光装置及び光無線通信装置

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JP2003264299A (ja) * 2002-03-11 2003-09-19 Honda Motor Co Ltd 受光装置、発光装置及び光無線通信装置

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