JPH1092491A - 気密コネクタ - Google Patents

気密コネクタ

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Publication number
JPH1092491A
JPH1092491A JP8243069A JP24306996A JPH1092491A JP H1092491 A JPH1092491 A JP H1092491A JP 8243069 A JP8243069 A JP 8243069A JP 24306996 A JP24306996 A JP 24306996A JP H1092491 A JPH1092491 A JP H1092491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic body
terminal
terminals
rod
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8243069A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinobu Satake
志伸 佐竹
Tetsuo Naganuma
徹郎 長沼
Akihito Mori
昭仁 毛利
Takashi Komine
高志 小峰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiko Seimitsu Kk
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Daiko Seimitsu Kk
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiko Seimitsu Kk, Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Daiko Seimitsu Kk
Priority to JP8243069A priority Critical patent/JPH1092491A/ja
Publication of JPH1092491A publication Critical patent/JPH1092491A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防爆機能を備えた電動機器に適した気密コネ
クタを提供すること。 【解決手段】 機器本体に密着して配設される端子収容
ボックス1と、機器本体内部と上記端子収容ボックス1
内部とに臨む複数の棒状端子3と、上記端子収容ボック
ス1と上記棒状端子3との間に圧着して配設される弾性
体4とを有して成るコネクタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防爆機能を備えた電動
機機に用いられる気密コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガス管内部等の爆発雰囲気中で
使用する穿孔ドリル等の電動機器としては、機器内部に
ガスが入込まないように密閉構造の電動機器を使用する
ことが常識とされている。しかし、このような密閉型の
電動機器においては、運転・停止作動を頻繁に行い、そ
のため、電動機器は発熱冷却作用を伴い、密閉室内の空
気は膨張・収縮を繰り返す、いわゆる呼吸作用を絶えず
行っていることから、密閉構造に欠陥部分があると、ガ
スを内部に吸引して引火・爆発の危険性がる。
【0003】このような危険性を回避するために、本出
願人は、先に特願平7−326731号において防爆機
能を備えた電動装置を提案した。この電動装置は、従来
の密閉構造に加えて、機器内部を大気圧より加圧した状
態に保持し、外部からの気体(ガス)を機器内部に吸引
しないようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電動機器に
は,その機器を作動させるために給電を行うためのコネ
クタが設けられている。通常のコネクタとしては、端子
収容ボックスに棒状端子が保持されており、機器側に臨
む端子端部にモータ等の駆動源を接続し、ボックス内に
臨む端子端部に電線を接続し、電線ケーブルを介してコ
ンセントに接続されるようになっている。
【0005】上述したような通常のコネクタを、機器内
部を加圧した防爆機能の電動機器に使用した場合、加圧
気体が、棒状端子と端子収容ボックスとの間より漏洩
し、電線ケーブル内部を通過してコンセント側より外部
に漏れてしまう。その結果、電動機器の内圧が大気圧と
同程度になってしまい、依然として機器内部にガスを吸
引してしまい引火・爆発の危険性が回避できない問題点
が派生する。
【0006】本発明は上述の問題に対処するために提案
されたものであって、防爆機能を備えた電動機器に適し
た気密コネクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による気密コネクタは、内圧が大気圧より加
圧または減圧された状態を保持している機器本体側に設
けられる気密コネクタであって、上記コネクタは、上記
機器本体に密着して配設される端子収容ボックスと、上
記機器本体内部と上記端子収容ボックス内部とに臨む複
数の棒状端子と、上記端子収容ボックスと上記棒状端子
との間に圧着して配設される弾性体とを有して成ること
を特徴とする。
【0008】また請求項2記載の本発明によると、上記
弾性体と上記端子収容ボックスとの圧着面に段部を形成
してなることを特徴とする。
【0009】さらに請求項3記載の本発明によると、上
記弾性体と上記棒状端子との圧着面に段部を形成して成
ることを特徴とする。
【0010】またさらに請求項4記載の本発明による
と、上記弾性体は硬質ゴム材で形成されていることを特
徴とする。
【0011】
【作用】上記構成により、棒状端子と端子収容ボックス
との間に弾性体が配設されており、しかも、該弾性体が
棒状端子及び端子収容ボックスに圧着しているため、端
子収容ボックスと弾性体との接面(圧着面),及び弾性
体と棒状端子との接面(圧着面)は気密にシールされる
ようになる。その結果、機器内部とコネクタ外部との気
体流通を確実にシールすることが可能となる。
【0012】また請求項2及び3記載の発明において
は、上記端子収容ボックスと弾性体との接面(圧着
面),及び弾性体と棒状端子との接面(圧着面)にそれ
ぞれ段部を形成しているため、シール性がより向上する
ようになる。
【0013】また請求項4記載の本発明においては、弾
性体を硬質ゴム材としているため、弾性劣化がし難く、
長期に亘って確実なシール性を保つことができるように
なる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の気密コネクタの断面図で、図中
符号1は端子収容ボックスである。この端子収容ボック
ス1は、硬質プラスチックで形成されており、形状とし
ては略円筒状のものである。また該端子収容ボックス1
は電動機器本体側に接続される本体側ボックス11と、
電線ケーブル5が接続されるケーブル側ボックス12と
に分割可能に構成されており、Oリング等のシール材1
3を介して互いに連結可能になっている。また、電動機
器本体側の連結に関しては、電動機器本体の側面に設け
られるコネクタ取付け孔2にネジ部が形成されており、
また本体側ボックス11にもネジ部が形成されているこ
とから、互いに螺合締結することで連結される。またシ
ール性を高めるために、連結面にOリング等のシール材
14が配設されている。
【0015】図中符号3は棒状端子であり、該棒状端子
3は導電性を有する金属で形成されている。外形として
は略円柱状であり、詳しくは、図2に示すように、円柱
に拡径部31を有する2段円柱になっており、段部3a
が形成されている。また該棒状端子2の両端面から軸方
向内に向けてそれぞれネジ孔32,33が形成されてお
り、該ネジ孔32,33にはそれぞれ端子ネジ34,3
5が螺合されている。ここで前記ネジ孔32,33は互
いに挿通しないものとする。
【0016】図中符号4は硬質ゴム材等で形成されてい
る弾性体であり、該弾性体4は前記端子収容ボックス1
と前記棒状端子3との間に圧縮して配設されている。換
言すると、本体側ボックス11に形成されている略円筒
状の孔11aに,該円筒孔11aより大きい外径を有す
る略円柱状の弾性体4を挿入する。ここで、円筒孔11
aの内周面には図1の拡大図に示すように、鍵状の凹凸
部11bが形成されており、弾性体4の外周面にも前記
凹凸部11bに嵌合するように凹凸部が形成されてい
る。また、図1の底面図及び上面図に示すように、略円
柱状弾性体4の軸方向に,前記棒状端子3の外径より若
干小さい径の円筒孔41が形成されており、該円筒孔4
1に棒状端子3が挿入されている。ここで円筒孔41の
内周面には、前記棒状端子3の段部3aに嵌合する段部
が形成されている。このように、弾性体4は端子収容ボ
ックス1と棒状端子3とに圧着しており、確実なシール
性を有している。
【0017】上述したようなコネクタは、図3に示すよ
うに、防爆型の電動機器に連結される。そして端子ネジ
34と電動機器の駆動源(モータ)とが通電され、また
端子ネジ35と電線ケーブル5とが通電され、電動機器
に電力が供給されるようになる。この際、電動機器内部
は加圧されているが、弾性体4が棒状端子3及び端子収
容ボックス1に圧着しているため加圧気体がコネクタ外
部に流出することはない。しかも、端子収容ボックス1
と弾性体4との接面(圧着面),及び弾性体4と棒状端
子3との接面(圧着面)にはそれぞれ凹凸部11b及び
段部3aが形成されていることから、よりシール性が向
上し、確実に加圧気体の流出を防止することができるよ
うになる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の気密コネ
クタは、棒状端子と端子収容ボックスとの間に弾性体が
配設しているので、該弾性体が棒状端子及び端子収容ボ
ックスに圧着することから、端子収容ボックスと弾性体
との接面(圧着面),及び弾性体と棒状端子との接面
(圧着面)は気密にシールされるようになる。その結
果、機器内部とコネクタ外部との気体流通を確実にシー
ルすることが可能となり、ガス等の爆発雰囲気を機器内
部に吸込むことが確実に防止され、安全な防爆機能電動
機器を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る気密コネクタの断面図で
ある。
【図2】棒状端子の説明図である。
【図3】本発明の実施例に係る気密コネクタを電動機器
に接続した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 端子収容ボックス 11 本体側ボックス 11a 孔 11b 凹凸部 12 ケーブル側ボックス 13 シール材 14 シール材 2 コネクタ取付け孔 3 棒状端子 3a 段部 31 拡径部 32 ネジ孔 33 ネジ孔 34 端子ネジ 35 端子ネジ 4 弾性体 41 円筒孔 5 電線ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小峰 高志 東京都三鷹市井の頭2−32−28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内圧が大気圧より加圧または減圧された
    状態を保持している機器本体側に設けられる気密コネク
    タであって、 上記コネクタは、上記機器本体に密着して配設される端
    子収容ボックスと、 上記機器本体内部と上記端子収容ボックス内部とに臨む
    複数の棒状端子と、 上記端子収容ボックスと上記棒状端子との間に圧着して
    配設される弾性体とを有して成ることを特徴とする気密
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 上記弾性体と上記端子収容ボックスとの
    圧着面に段部を形成してなることを特徴とする請求項1
    記載の気密コネクタ。
  3. 【請求項3】 上記弾性体と上記棒状端子との圧着面に
    段部を形成して成ることを特徴とする請求項1記載の気
    密コネクタ。
  4. 【請求項4】 上記弾性体は硬質ゴム材で形成されてい
    ることを特徴とする請求項1,2,3記載の気密コネク
    タ。
JP8243069A 1996-09-13 1996-09-13 気密コネクタ Pending JPH1092491A (ja)

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JP8243069A JPH1092491A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 気密コネクタ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018500715A (ja) * 2014-09-30 2018-01-11 マイクロ・モーション・インコーポレーテッドMicro Motion Incorporated 端子フィードスルー
CN109773240A (zh) * 2018-12-25 2019-05-21 北京航空航天大学 一种应用于超声振动气钻上的气电一体快速拔插装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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