JPH1091682A - カードチェック方法及びシステム - Google Patents

カードチェック方法及びシステム

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JPH1091682A
JPH1091682A JP24085996A JP24085996A JPH1091682A JP H1091682 A JPH1091682 A JP H1091682A JP 24085996 A JP24085996 A JP 24085996A JP 24085996 A JP24085996 A JP 24085996A JP H1091682 A JPH1091682 A JP H1091682A
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Morifumi Okugawa
守文 奥川
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレジットカード利用の際に、当該クレジッ
トカードの照会に要するレスポンス時間を迅速にし、且
つ安価な通信費用で照会等の業務が可能なカードチェッ
ク方法及びシステムを提供する。 【解決手段】 本発明は、カード端末に入力されたクレ
ジットカードの顧客データを、ISDNユーザ・網イン
タフェースレイヤ3仕様で規定されるユーザ・ユーザ間
信号をISDN通信網を介してカードセンタに送出し、
カードセンタは、受信した顧客のカード情報に基づいて
クレジットカードの信用照会や、与信限度額のチェック
及び売上データ等の処理を行い、処理結果としてユーザ
・ユーザ間信号をISDN通信網を介してカード端末に
送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードチェック方
法及びシステムに係り、特に、クレジットカードを対象
としたカード端末とカードセンタ間において種々の情報
の送受信を行うカードチェック方法及びシステムに関す
る。
【0002】詳しくは、クレジットカードの信用照会や
与信限度額のチェック及び売上データ等の処理を行う際
のレスポンスタイムを向上させるためのカードチェック
方法及びシステムに関する。
【0003】
【従来の技術】図11は、従来のカードチェックシステ
ムを示す。従来のカードチェックシステムは、図11に
示すようにCAFISという多くのアクセスポイントを
有し、アナログのモデムを利用したシステム構成となっ
ている。同図に示すカードチェックシステムは、アナロ
グ通信網の通信回線上にアクセスポイント20を介して
複数のカード端末(以下、CATと記す)10が設置さ
れ、さらに、CAFISセンタ30が通信回線上に設置
されている。CAT10とアクセスポントは公衆回線8
0で接続されている。また、CAFISセンタ30は、
カード会社ホスト50と専用線40で接続され、カード
会社ホスト50は、直接収容型の公衆回線60によりC
AT70と接続される場合もある。
【0004】同図における動作は、以下の通りである。
図12は、従来のカードチェックシステムの通信シーケ
ンスを示す。 ステップ101) 店舗等において、CAT10からク
レジットカードの入力操作を行う。
【0005】ステップ102) CAT10においてオ
フフックし、アナログ通信網90に接続する。 ステップ103) アナログ通信網90において、ダイ
ヤル可能状態とする。 ステップ104) CAT10は、PB信号やDP信号
のいずれかの選択信号をアナログ通信網90に送出す
る。
【0006】ステップ105) アナログ通信網90か
らアクセスポイント20に公衆網80を介して着呼す
る。 ステップ106) アクセスポイント20は、呼び出し
中の信号RBP信号をアナログ通信網90に送出する。
【0007】ステップ107) アナログ通信網90
は、アクセスポイント20から受信したRPB信号をC
AT10に送出する。 ステップ108) ここで、相手の応答をアクセスポイ
ント20からアナログ通信網90に送出する。
【0008】ステップ109) アナログ通信網90
は、CAT10に対して相手の応答信号を送出する。 ステップ110) CAT10とアクセスポイント20
間において、モデムのネゴシエーションを行い、モデム
が通信可能となる。
【0009】ステップ111) 店舗のオペレータが業
務処理として、CAT10に対してカード番号、加盟店
番号、売上データ等のキー入力を行い、アクセスポイン
ト20に送出する。 ステップ112) アクセスポイント20は、CAT1
0から受信したカード番号、加盟店番号、売上データ等
をCAFISセンタ30に送出する。
【0010】ステップ113) CAFISセンタ30
は、信用照会、及び与信限度額等についてのチェック要
求をカード会社のホスト50に専用線40を介して問い
合わせる。 ステップ114) カード会社ホスト50から問い合わ
せに対する処理結果として承認番号等をCAFISセン
タ30に送出する。
【0011】ステップ115) CAFISセンタ30
がカード会社ホスト50から承認番号等を受信すると、
当該情報をアクセスポイント20に送出する。 ステップ116) アクセスポイント20は、承認番号
名等をCAT10に送出する。
【0012】ステップ117) CAT10が承認番号
等のデータを受信すると、モデムが解放される。 ステップ118) CAT10では、受信した承認番号
や、所定の出力項目を印刷する。
【0013】ステップ119) CAT10はオンフッ
ク状態となる。 ステップ120) アナログ通信網90は、これによ
り、アクセスポイント20との接続を切断するBT信号
をアクセスポイント20に送出する。 ステップ121) アクセスポイント120は、これに
よりアナログ通信網90とのループを切断する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
カードチェックシステムは、CATからのダイヤル発信
から相手の応答、モデムのネゴシエーション、操作時間
等に時間を費やし、数十秒以上の時間がかかる等、非常
に使い勝手の悪いものとなっている。従って、従量性の
課金システム(距離別時間差の課金システム)となって
いるわが国の公衆電気通信網を利用するため、前述の図
11に示すようなアクセスポイント方式を採用し、通信
にかかる料金を低減する構成を採っている。
【0015】レスポンスタイムに大きく影響する要因と
しては、アナログ通信網を使用しているため、可聴音信
号が主体となっており、相手が応答するまでの時間がか
かり、さらに、モデムを使用するため、使用可能状態と
なるまでの時間がかかることが大きい。
【0016】このような、通信時間を低減させる方法と
して、カード端末(CAT)のカードリーダ部でカード
を読み取ることによりカード端末が自動発信し、接続手
順とカードセンタ(CAFISセンタ)間のモデムのネ
ゴシエーション等が進行している間に種々の入力業務を
進行させることにより、レスポンスを速くするためのカ
ード端末の改良がなされたが、それでも、レスポンスタ
イムは、20秒程度の時間が必要であり、カード端末を
利用する顧客並びに店舗にとって利便性が向上している
とは言い難い。
【0017】また、最近のサイレンス(クレジットカー
ドの信用照会をせずに処理を進行させる)によるクレジ
ット利用が進むにつれて、不正なカード利用が横行し、
社会問題となりつつある。例えば、店舗において支払い
をする際に、そのクレジットカードが正しいカードか否
かを判定するだけでも、こうした被害がかなり抑えられ
る可能性がある。
【0018】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、全国に1乃至数カ所(バックアップセンタの意味を
含めて)カードセンタを設置することにより、いかに迅
速に且つ低料金でカードセンタに接続し、その目的業務
を達成することができる極めて効果的なカードチェック
方法及びシステムを提供することを目的とする。
【0019】また、本発明の更なる目的は、クレジット
カードの照会時に当該クレジットカードの情報が悪意の
第三者による悪用を防止することが可能なカードチェッ
ク方法及びシステムを提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、カード端末か
らクレジットカードを利用して、該クレジットカードの
情報を通信網を介してカードセンタにおいて顧客情報及
び照会結果を含む情報を送受するカードチェック方法に
おいて、カード端末とカードセンタ間において送受され
る情報をディジタル情報として送受する。
【0021】図1は、本発明の原理を説明するための図
である。本発明は、カード端末に入力されたクレジット
カードの顧客データを、ISDNユーザ・網インタフェ
ースレイヤ3仕様(TTC標準JT−Q931)で規定
されるユーザ・ユーザ間信号をISDN通信網を介して
カードセンタに送出し(ステップ1)、カードセンタ
は、受信した顧客データに基づいて処理されたクレジッ
トカードの信用照会や、与信限度額のチェック及び売上
データを処理結果を受領して(スップ2)、処理結果を
ユーザ・ユーザ間信号を用いてISDN通信網を介して
カード端末に送出する(ステップ3)。
【0022】また、本発明は、カード端末からカードセ
ンタに顧客データとしてクレジットカード番号をユーザ
・ユーザ間信号を用いて送信し、カードセンタでは、ク
レジットカードのネガリストを保持し、受信した顧客デ
ータに基づいてデータベースを検索し、判定結果をユー
ザ・ユーザ信号を用いてカード端末に送出する。
【0023】また、本発明は、通信網として、ISDN
パケット通信モードにおけるDチャネルパケットを利用
する。また、本発明は、カード端末及びカードセンタ間
の通信において伝送する情報を暗号化/復号化する。
【0024】図2は、本発明の原理構成図である。本発
明は、通信網に接続されるクレジットカードを利用する
カード端末と、該クレジットカードの情報を通信網を介
してカード端末との間で顧客情報及び照会結果を含む情
報を送受するカードセンタとを有するカードチェックシ
ステムにおいて、カード端末とカードセンタ間において
ディジタル情報を送受するための該ディジタル情報の送
受が可能な通信網を具備する。
【0025】また、本発明の通信網をISDN通信網3
00とし、カード端末100は、入力されたクレジット
カードの顧客データを、ISDNユーザ・網インタフェ
ースレイヤ3仕様(TTC標準JT−Q931)で規定
されるユーザ・ユーザ間信号をISDN通信網300を
介してカードセンタ400に送出する顧客データ送出手
段150と、カードセンタ400は、受信した顧客のカ
ード情報に基づいてクレジットカードの信用照会や、与
信限度額のチェック及び売上データ等の処理をカード会
社ホストに依頼するチェック手段410と、カード会社
ホストから渡された処理結果をユーザ・ユーザ間信号で
ISDN通信網300を介してカード端末100に送出
する処理結果送出手段430とを有する。
【0026】また、上記の顧客データ送出手段150
は、カード端末100からカードセンタ400に顧客デ
ータとしてクレジットカード番号をユーザ・ユーザ間信
号を用いて送信し、チェック手段410は、クレジット
カードのネガリストを記憶手段に保持し、受信した顧客
データに基づいて記憶手段を検索し、処理結果送出手段
430は、検索による判定結果をユーザ・ユーザ信号を
用いてカード端末に送出する。
【0027】また、本発明の通信網は、ISDNパケッ
ト通信モードにおけるDチャネルパケットとする。ま
た、カード端末100及びカードセンタ400は、送信
する情報を暗号化し、受信した情報を復号化する暗号化
/復号化手段を含む。
【0028】このように本発明では、クレジットカード
の信号照会等のディジタル情報をISDN通信網のユー
ザ・ユーザ間信号(UUI)を用いることにより通信の
呼設定、切断信号のシーケンスで情報のやり取りが可能
なため、従来のアナログ信号による種々の遅延要因を取
り除くことが可能である。
【0029】また、クレジットカードのネガチェックの
みを行うことにより、ネガチェックデータのデータベー
ス検索に係る時間以外は、呼設定、切断等のISDNの
特徴を活かして短時間での情報の授受が可能となる。ま
た、送受信される情報を暗号化/復号化することによ
り、顧客のクレジットカード番号等の重要な個人情報が
通信網上で盗聴されるのを防止することが可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】図3は、本発明のカードチェック
システムの構成を示す。同図に示すカードチェックシス
テムは、クレジットカード200の情報を入力するカー
ド端末100、当該カード端末100とカードセンタ4
00とを接続するISDNユーザ・網インタフェースレ
イヤ3仕様(TTC標準JT−WQ931)のISDN
通信網300、及びカード会社ホスト500より構成さ
れる。
【0031】ISDN通信網300は、ユーザ・ユーザ
間信号(UUI:User-to-User signalling) を用いて、
顧客のクレジットカード200の顧客情報を取得し、カ
ード会社ホスト500から受信した処理結果をUUIを
用いてカード端末100に送出する。
【0032】図4は、本発明のカード端末の構成を示
す。同図に示すカード端末100は、マイクロプロセッ
サ等の機能を用いた端末制御部110、クレジットカー
ド200の固有情報を読み取るカードリーダ部120、
文字表示等の表示部130、各種処理結果情報を蓄積す
る情報蓄積部140、ISDN通信に係る制御を司る通
信制御部150、業務処理結果を印刷するプリンタ16
0、情報を暗号化/復号化する演算を行う高速演算部1
70及びキー入力部180から構成される。
【0033】高速演算部170では、UUI情報を暗号
化してカードセンタ400に伝送すると共に、カードセ
ンタ400から受信した顧客のクレジットカード100
の照会情報等を復号化する。図5は、本発明のカードセ
ンタの構成を示す。同図に示すカードセンタ400は、
センタ機能を統括する中央制御装置410、各種業務処
理を実行するためのキー入力/表示部420、カード端
末100と通信するための通信制御部430、カード会
社ホスト500と通信するためのホスト側通信制御部4
40、情報を暗号化/復号化する演算を行う高速演算部
450及び各種処理結果情報等を蓄積する情報蓄積部4
60より構成される。
【0034】カードセンタ400の通信制御部430
は、ISDN通信網300を介してカード端末100か
ら呼設定信号と共に送信されたUUI情報を受信して、
ホスト側の通信制御部440を介してカード会社ホスト
500に送信する。この際に、カード会社ホスト500
との間に規定されているプロトコルに変換して送信す
る。
【0035】高速演算部450は、カード端末100か
ら受信したクレジットカードを復号化すると共に、カー
ド会社ホスト500から受信した照会結果等を暗号化し
てカード端末100に送信する。このように、カード端
末100とカードセンタ400間にISDN通信網30
0を設け、カード端末100からUUI情報である顧客
のクレジットカード200の信用照会や売上データ等の
情報を受信して、カード会社ホスト500に送信し、カ
ード会社ホスト500からの照合結果等の送受を行うこ
とにより、ダイヤル発信による相手の応答待ちや、モデ
ムのネゴシエーション等の処理を行わないため、レスポ
ンスタイムが短縮される。
【0036】さらに、高速演算部170、450をカー
ド端末100とカードセンタ400に設け、情報の暗号
化/復号化を行うことにより、重要な個人情報を通信網
上で盗聴されることを防止する。
【0037】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。 [第1の実施例]本発明の第1の実施例として、通信網
にTTC標準JT−Q931に規定されているISDN
網におけるUUIを用いるカード端末100とカードセ
ンタ400間の通信及び、カードセンタ400とカード
会社ホスト500間の通信について説明する。
【0038】図6は、本発明の第1の実施例のUUIを
用いた通信シーケンスを示す。 ステップ201) カード端末100において、加盟店
の従業員等のオペレータが顧客のクレジットカード20
0をカードリーダ120に読み込ませると、端末制御部
110は、クレジットカード番号や有効期限等のデータ
を情報蓄積部140に格納すると共に、売上データの入
力をオペレータに促すために必要な情報を表示部130
に表示する。
【0039】ステップ202) オペレータにより必要
な項目が入力された後、端末制御部110は、通信制御
部150、ISDN通信網を介して、カードセンタ40
0のユーザ側通信制御部430に着信起動を行う。この
際、UUI情報として、顧客のクレジットカード番号、
有効期限、加盟店番号、売上データ等を高速演算部17
0で暗号化して呼設定信号と一緒にISDN通信網30
0に送出する。
【0040】ステップ203) カードセンタ400
は、中央制御装置410がユーザ側通信制御部430か
らの情報によって着信があることを検知すると、呼設定
信号と共に送られてきたUUI情報を受信し、高速演算
部450が暗号化されているUUI情報を復号し、ホス
ト側通信制御部440を介して受信したデータを、当該
カード会社ホスト500との間に規定されているプロト
コルに変換してカード会社ホスト500へ送信する。
【0041】ステップ204) ISDN通信網300
は、カード端末100との間に呼設定受付を行う。 ステップ205) カード会社ホスト500は、カード
センタ400から受信した、カード番号、加盟店番号、
売上データ等に基づいて、当該クレジットカードが正当
なものか、与信限度内であるか等のチェックを行い、承
認可能な場合には、承認番号を付与して、処理結果とし
てカードセンタ400に送信する。カードが不正なもの
であったり、与信限度を超過している場合には、その旨
をカードセンタ400に通知する。
【0042】ステップ206) カードセンタ400
は、ホスト側通信制御部440を介して応答電文として
カード会社ホスト500からの処理結果(カードの信用
照会結果や与信限度額、承認番号等)を受信すると、先
に送信したデータと受信データとをトランザクションデ
ータとして情報蓄積部460に格納すると共に、UUI
情報を高速演算部450で暗号化した処理結果データを
ユーザ側通信制御部430からISDN通信網300を
介してカード端末100に送信すると共に、切断信号を
送信し、通信網の切断・解放処理に移行する。
【0043】ステップ207) カード端末100とカ
ードセンタ400との間のISDN通信網300を解放
する。 ステップ208) ISDN通信網300の解放を完了
する。 これにより、カード端末100は、通信制御部150か
らUUI情報の処理結果データを入手し、高速演算部1
70において、カードセンタ400から受信した暗号化
されたデータを復号し、売上伝票を作成し、プリンタ1
60を介して出力し、顧客に渡す。
【0044】なお、上記のカード端末100及びカード
センタ400の高速演算部170、450において、暗
号化することを例としているが、この例に限定されるこ
となく、種々の符号化が可能である。 [第2の実施例]次に、第2の実施例として、Dチャネ
ルパケット通信網を利用する場合も全く同様な業務処理
の遂行が可能である。
【0045】図7は、本発明の第2の実施例のカードチ
ェックシステムの構成を示す。同図に示すカードチェッ
クシステムは、クレジットカード200の情報を入力す
ると共に、当該クレジットカード200の照会結果を出
力するカード端末100、ISDNユーザ・網インタフ
ェース、レイヤ3仕様(TTC標準IT−Q931)で
規定されるUUIを授受するISDN通信網300、I
SDNパケット通信モードにおけるDチャネルパケット
を利用するパケット通信網350、カードセンタ40
0、及びカード会社ホスト500より構成される。
【0046】図8は、本発明の第2の実施例のDチャネ
ルパケットを利用する場合の通信シーケンスを示す。 ステップ301) カード端末100において、加盟店
の従業員等のオペレータが顧客のクレジットカード20
0をカードリーダ120に読み込ませると、端末制御部
110は、クレジットカード番号や有効期限等のデータ
を情報蓄積部140に格納すると共に、売上データの入
力をオペレータに促すために必要な情報を表示部130
に表示する。
【0047】ステップ302) カード端末100は、
カードセンタ400との間をISDN通信網300及び
パケット通信網350を介して呼設定を行う。 ステップ303) カード端末100は、カードセンタ
400からパケット通信網350及びISDN通信網3
00を介して呼設定受付信号を受信する。
【0048】ステップ304) オペレータにより必要
な項目が入力された後、端末制御部110は、通信制御
部150を介して、顧客のクレジットカード番号、有効
期限、加盟店番号、売上データ等を高速演算部170で
暗号化してISDN通信網300に送出する。
【0049】ステップ305) カードセンタ400
は、顧客情報を受信し、高速演算部450で暗号化され
ているUUI情報を復号して、ホスト側通信制御部44
0を介してカード会社ホスト500へ受信したデータを
当該カード会社ホスト500との間に規定されているプ
ロトコルに変換して送信する。
【0050】ステップ306) カード会社ホスト50
0は、カードセンタ400から受信した、カード番号、
加盟店番号、売上データ等に基づいて、当該クレジット
カードが正当なものか、与信限度内であるか等のチェッ
クを行い、承認可能な場合には、承認番号を付与して、
処理結果としてカードセンタ400に送信する。カード
が不正なものであったり、与信限度を超過している場合
には、その旨をカードセンタ400に通知する。
【0051】ステップ307) カードセンタ400
は、ホスト側通信制御部440を介して応答電文として
カード会社ホスト500からの処理結果(カードの信用
照会結果や与信限度額、承認番号等)を受信すると、先
に送信したデータと受信データとをトランザクションデ
ータとして情報蓄積部460に格納すると共に、高速演
算部450で暗号化した処理結果データを、ISDN通
信網300を介してユーザ側通信制御部430からカー
ド端末100に送信する。
【0052】ステップ308) カード端末100から
切断信号をISDN通信網300、パケット通信網35
0及びカードセンタ400に送信する。 ステップ309) カードセンタ400からパケット通
信網350、ISDN通信網300及びカード端末10
0に解放信号を送信する。
【0053】ステップ310) これにより、カード端
末100は、解放完了をISDN通信網300、パケッ
ト通信網350及びカードセンタ400に通知する。 [第3の実施例]次に、本発明の第3の実施例として、
クレジットカード200のネガチェックのみを行う例を
説明する。
【0054】図9は、本発明の第3の実施例のカードチ
ェックシステムの構成を示す。同図に示すカードチェッ
クシステムは、カード端末100、ISDN通信網30
0及びカードセンタ400及び当該カードセンタ400
に接続されるデータベース600より構成される。デー
タベース600は、クレジットカード200のネガリス
トを保持し、カードセンタ400において、カード端末
100から受信したクレジットカード200の顧客デー
タをデータベース600を検索することにより取得し、
当該データベース600に該当する顧客データがない場
合、または、照合できない場合には、“照合不可”を判
定結果として、UUI情報にてカード端末100に通知
する。これによりカード端末100では、照合不可の判
定結果を受信した場合には、当該クレジットカード20
0を制限することが可能となる。
【0055】図10は、本発明の第3の実施例のネガチ
ェックを行う通信シーケンスである。 ステップ401) 加盟店においてオペレータが顧客の
クレジットカード200のクレジット情報をカード端末
100に入力する。
【0056】ステップ402) カード端末100は、
ISDN通信網300を介して呼設定信号にUUI情報
として、クレジットカード200のカード番号をカード
センタ400に送信する。 ステップ403) カードセンタ400は、情報蓄積部
460に格納しているクレジットカードのネガリスト
を、受信したクレジットカード番号に基づいて検索し、
ネガチェックの判定を行う。
【0057】ステップ404) ISDN通信網300
がカード端末100からの呼設定受付を行う。 ステップ405) カードセンタ400は、ステップ4
03における判定結果を切断信号と共に、UUI情報と
してカード端末100に送信し、ネットワーク解放手順
に移行する。
【0058】ステップ406) カード端末100は、
判定結果等のUUI情報を表示部130に表示する。 ステップ407) カード端末100は、ISDN通信
網300及びカードセンタ400にISDN通信網30
0の解放を通知する。
【0059】ステップ408) カードセンタ400
は、解放完了をISDN通信網300とカード端末10
0に通知する。 これにより、ステップ406において、カード端末10
0は、判定結果を見て問題がある場合には、サービスを
停止することが可能となる。
【0060】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0061】
【発明の効果】上述のように、本発明のカードチェック
方法及びシステムによれば、クレジットカードの信用照
会等のディジタル情報をISDN通信網のUUIを用い
ることにより、通信時における呼設定、切断信号のシー
ケンスで情報のやり取りが可能であるため、従来のアナ
ログ信号による種々の遅延要因のシーケンスで情報のや
り取りが可能であるため、従来のアナログ信号による種
々の遅延要因を取り除くことができ、極めて短時間のう
ちにレスポンスを得ることができる。
【0062】特に、クレジットのネガチェックのみ行う
場合には、ネガチェックデータのデータベース検索に係
る時間以外は、呼設定、切断のISDNの特徴を生かし
て、極めて短時間で情報のやり取りが完結し、業務遂行
に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明のカードチェックシステムの構成図であ
る。
【図4】本発明のカード端末の構成図である。
【図5】本発明のカードセンタの構成図である。
【図6】本発明の第1の実施例のUUIを用いた通信シ
ーケンスを示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例のカードチェックシステ
ムの構成図である。
【図8】本発明の第2の実施例のDチャネルパケットを
利用する場合の通信シーケンスである。
【図9】本発明の第3の実施例のカードチェックシステ
ムの構成図である。
【図10】本発明の第3の実施例のネガチェックを行う
通信シーケンスである。
【図11】従来のカードチェックシステムを示す図であ
る。
【図12】従来のカードチェックシステムの通信シーケ
ンスである。
【符号の説明】
100 カード端末 110 端末制御部 120 カードリーダ 130 表示部 140 情報蓄積部 150 通信制御部、顧客データ送出手段 160 プリンタ 170 高速演算部 180 キー入力部 200 クレジットカード 300 ISDN通信網 350 パケット通信網 400 カードセンタ 410 中央制御装置、チェック手段 420 キー入力/表示部 430 ユーザ側通信制御部、処理結果送出手段 440 ホスト側通信制御部 450 高速演算部 460 情報蓄積部 500 カード会社ホスト 600 DB

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード端末からクレジットカードを利用
    して、該クレジットカードの情報を通信網を介してカー
    ドセンタにおいて顧客情報及び照会結果を含む情報を送
    受するカードチェック方法において、 前記カード端末とカードセンタ間において送受される前
    記情報をディジタル情報として送受することを特徴とす
    るカードチェック方法。
  2. 【請求項2】 前記カード端末に入力された前記クレジ
    ットカードの顧客データを、ISDNユーザ・網インタ
    フェースレイヤ3仕様(TTC標準JT−Q931)で
    規定されるユーザ・ユーザ間信号をISDN通信網を介
    してカードセンタに送出し、 前記カードセンタは、受信した顧客データに基づいて処
    理された前記クレジットカードの信用照会や、与信限度
    額のチェック及び売上データの処理結果を、前記ユーザ
    ・ユーザ間信号を用いて前記ISDN通信網を介して前
    記カード端末に送出する請求項1記載のカードチェック
    方法。
  3. 【請求項3】 前記カード端末から前記カードセンタに
    前記顧客データとしてクレジットカード番号を前記ユー
    ザ・ユーザ間信号を用いて送信し、 前記カードセンタでは、前記クレジットカードのネガリ
    ストを保持し、受信した前記顧客データに基づいてデー
    タベースを検索し、判定結果を前記ユーザ・ユーザ信号
    を用いて前記カード端末に送出する請求項1記載のカー
    ドチェック方法。
  4. 【請求項4】 前記通信網として、ISDNパケット通
    信モードにおけるDチャネルパケットを利用する請求項
    2記載のカードチェック方法。
  5. 【請求項5】 前記カード端末及び前記カードセンタ間
    の通信において伝送する情報を暗号化/復号化する請求
    項2、3または、4記載のカードチェック方法。
  6. 【請求項6】 通信網に接続されるクレジットカードを
    利用するカード端末と、該クレジットカードの情報を通
    信網を介して前記カード端末との間で顧客情報及び照会
    結果を含む情報を送受するカードセンタとを有するカー
    ドチェックシステムにおいて、 前記カード端末と前記カードセンタ間においてディジタ
    ル情報の顧客情報を送受するための該ディジタル情報の
    送受が可能な通信網を具備することを特徴とするカード
    チェックシステム。
  7. 【請求項7】 前記通信網をISDN通信網とし、 前記カード端末は、 入力された前記クレジットカードの顧客データを、IS
    DNユーザ・網インタフェースレイヤ3仕様(TTC標
    準JT−Q931)で規定されるユーザ・ユーザ間信号
    を用いて前記ISDN通信網を介してカードセンタに送
    出する顧客データ送出手段と、 前記カードセンタは、 受信した顧客のカード情報に基づいて前記クレジットカ
    ードの信用照会や、与信限度額のチェック及び売上デー
    タ等の処理をカード会社のホストに対して依頼するチェ
    ック手段と、 前記カード会社のホストから渡された処理結果を前記ユ
    ーザ・ユーザ間信号で前記ISDN通信網を介して前記
    カード端末に送出する処理結果送出手段とを有する請求
    項6記載のカードチェックシステム。
  8. 【請求項8】 前記顧客データ送出手段は、 前記カード端末から前記カードセンタに前記顧客情報と
    してクレジットカード番号を前記ユーザ・ユーザ間信号
    を用いて送信し、 前記チェック手段は、 前記クレジットカードのネガリストを記憶手段に保持
    し、受信した前記クレジットカード番号に基づいて該記
    憶手段を検索し、 前記処理結果送出手段は、 検索による判定結果を前記ユーザ・ユーザ信号を用いて
    前記カード端末に送出する請求項7記載のカードチェッ
    クシステム。
  9. 【請求項9】 前記通信網は、ISDNパケット通信モ
    ードにおけるDチャネルパケットとする請求項7記載の
    カードチェックシステム。
  10. 【請求項10】 前記カード端末及び前記カードセンタ
    は、 送信する情報を暗号化し、受信した情報を復号化する暗
    号化/復号化手段を含む請求項7、8または、9記載の
    カードチェックシステム。
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