JPH1091226A - 機械制御装置 - Google Patents

機械制御装置

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JPH1091226A
JPH1091226A JP26121296A JP26121296A JPH1091226A JP H1091226 A JPH1091226 A JP H1091226A JP 26121296 A JP26121296 A JP 26121296A JP 26121296 A JP26121296 A JP 26121296A JP H1091226 A JPH1091226 A JP H1091226A
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JP26121296A
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Hideaki Inoue
秀明 井上
Tetsuya Inoue
哲也 井上
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Fanuc Corp
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Fanuc Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示要素の選択操作を確実に行うことがで
き、オペレータの指手の固体差やタッチパネルの押し癖
にも対処できる機械制御装置を提供すること。 【解決手段】 3行3列に配列された矩形状押圧操作用
セルを拡大/縮小しながらオペレータに操作させ、操作
可能な最小限度の横幅Xと高さYを検出し、オペーレタ
が設定するコードに対応させて記憶する (a1〜a32)。機
械制御装置の使用に際し、オペレータの固体差や保護手
袋の有無に応じ、コード指定によって最適の横幅Xと高
さYを読み込んで表示要素を表示させ、タッチパネルの
誤操作をなくす (b1〜b5) 。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数値制御装置等の
機械を制御する機械制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】タッチパネル上に表示した表示要素を押
圧操作して表示要素に対応する入力操作を行うようにし
た機械制御装置は既に公知である。
【0003】表示要素としては、“はい”/“いいえ”
の択一形式で操作される選択スイッチや、その表示要素
に対応する設定内容や処理内容を象徴する言葉や図等が
用いられるのが普通であり、更に、これらの表示要素を
ウインドウ形式のダイアログボックス内に表示するよう
にしているものもある。
【0004】ウインドウ形式のダイアログボックスを使
用したものにおいては、ダイアログボックスのウインド
ウサイズを変更できるようにしたものもあり、ウインド
ウサイズの変更に伴って、例えば、図9に示すような内
部処理が行われ、ウインドウ内の各表示要素を表示すべ
き位置、および、選択スイッチや表示要素の大きさ等の
値が機械制御装置によって自動的に算出され(ステップ
d1)、サイズ変更されたウインドウ内に、これらの表
示条件に従って各種の表示要素が自動的に再表示される
ようになっている(ステップd2)。
【0005】工作機械等を駆動制御する数値制御装置等
の機械制御装置の場合、ワークの脱着や搬送等の作業で
オペレータが手指を負傷するといった恐れがあるため、
作業用の保護手袋の着用が義務付けられていることがあ
り、このような場合、保護手袋の脱着作業が面倒になっ
たオペレータが、保護手袋を着用したままタッチパネル
を操作するといった場合がある。
【0006】従来の機械制御装置においては、前述した
通り、表示要素の大きさがウインドウサイズによって一
義的に決められてしまうので、ウインドウの表示サイズ
を小さくした場合に保護手袋をしたままの手指では表示
要素を特定して押圧することが困難となり、隣接する表
示要素を誤操作してしまう場合があった。
【0007】また、これとは逆に保護手袋をしたままの
指手で確実に表示要素を操作できるような大きさにその
表示要素の大きさを決めてしまうと、ウインドウのサイ
ズを余り小さくすることができなくなり、背景にある情
報自体が損われるといったこともあって、押圧操作が可
能な最低限度の大きさを適確に検出し、その大きさに合
わせて表示要素を表示したいといった要望がある。
【0008】表示要素の大きさを変更して表示するタッ
チパネル制御装置として特開平8−185265号に開
示されるようなものが提案されているが、このものは、
全表示要素を表示したウインドウ上で特定の表示要素を
選択し、その表示要素の周辺部のみをタッチパネル上に
拡大表示し、更に、この拡大表示のウインドウに上下左
右方向への移動を指令するスクロールスイッチを設けて
他の表示要素の拡大表示を可能としたものに過ぎない。
【0009】従って、保護手袋をしたような指手では、
そもそも、全表示要素を表示したウインドウ上で特定の
表示要素を選択すること自体に難がある。また、誤って
その近傍の表示要素が拡大表示されてしまうと、拡大表
示されたウインドウ内でスクロールスイッチを操作して
所望の表示要素を探り当てなければならないが、このウ
インドウ上に、前記4種の小さなスクロールスイッチが
密接して配備されている関係上、保護手袋をしたままの
指手で思い通りの方向にインドウをスクロールさせて所
望の表示要素を探り当てることは困難である。
【0010】また、従来の機械制御装置においては、表
示要素の大きさを1種類しか記憶することができなかっ
たので、複数のオペーレターが同じ機械制御装置を共有
するような場合、オペレータの指手の大きさの固体差や
タッチパネルの押し癖(指先の位置決め精度等)に個別
に対処することができないという問題がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の欠点を解消し、保護手袋をしたままの状態で
あっても、また、これを外して操作を行う場合であって
も、背景の表示情報を必要以上に損なうことなく、表示
要素の選択操作を確実に行うことができ、また、オペレ
ータの指手の大きさの固体差やタッチパネルの押し癖に
も対処できる機械制御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、タッチパネル
を有し、タッチパネル上に表示した表示要素を押圧して
表示要素に対応する入力操作を行うようにした機械制御
装置において、選択的な入力操作が可能な表示要素の大
きさを測定するための測定手段と、前記測定された大き
さを記憶するための記憶手段と、タッチパネル上に表示
する表示要素の大きさを、前記記憶手段に記憶された大
きさで表示する表示手段とを備えたことを特徴とする構
成により前記目的を達成した。
【0013】選択的な入力操作が可能な表示要素の大き
さを測定するための測定手段が機械制御装置自体に設け
られているので、保護手袋をしたままの状態、また、こ
れを外した各々の状態において、選択操作が可能な表示
要素の大きさを検出することができる。これにより、常
に最適の大きさで表示要素を表示することができ、必要
以上の大きさで表示要素が表示されてタッチパネルの背
景表示が遮られたり、また、表示要素が小さいために選
択的な入力操作に支障をきたしたりするといった問題が
解消される。同時に、オペレータの指手の大きさの固体
差やタッチパネルの押し癖にも対処することが可能とな
る。
【0014】更に、測定された大きさを複数記憶する記
憶手段と、該記憶手段に記憶された大きさをオペレータ
の指示に従って選択する選択手段と、タッチパネル上に
表示する表示要素の大きさを、前記選択手段により選択
された大きさで表示する表示手段とを設けることによ
り、同じ機械制御装置を使用する複数のオペレータの指
手の大きさの固体差や各オペレータにおる保護手袋の着
用/非着用の状態に対応して表示要素の大きさを自由に
カスタマイズすることができる。
【0015】また、選択的な入力操作が可能な表示要素
の最低限度の大きさを測定するための測定手段と、前記
測定された最低限度の大きさを記憶するための記憶手段
と、タッチパネル上に表示する表示要素の大きさを、前
記記憶手段に記憶された最低限度以上の大きさに制限す
るための制限手段とを備えたことを特徴とする構成によ
り、表示要素の大きさを操作可能な大きさに維持したま
ま表示要素の大きさを自由に変更することができる。
【0016】無論、前記と同様、測定手段により測定さ
れた最低限度の大きさを複数記憶する記憶手段と、該記
憶手に記憶された最低限度の大きさをオペレータの指示
に従って選択する選択手段とを備えることにより、同じ
機械制御装置を使用する複数のオペレータの指手の大き
さの固体差や各オペレータにおる保護手袋の着用/非着
用の状態に対応して表示要素の大きさを自由にカスタマ
イズすることが可能である。
【0017】表示要素の大きさを変更するための変更手
段が機械制御装置に設けられている場合は、この変更手
段から表示要素の大きさ変更が行われる度に前記制限手
段を作動させ、表示要素の最低の大きさを操作可能な大
きさに維持するようにする。
【0018】また、表示要素を含むウインドウのサイズ
指定によって表示要素の大きさを変更するような場合、
つまり、ウインドウのサイズを指定することで該ウイン
ドウ内の表示要素の大きさを決めるような場合は、ウイ
ンドウ内に表示される表示要素の大きさが前記制限手段
による最低限度以上の大きさになるようにウインドウサ
イズの縮小を制限するようにする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図8は本発明を数値制御装置に適
用した一実施形態の要部を示すブロック図である。
【0020】図8において、1はマイクロプロセッサ
(以下、CPUという)、6は該数値制御装置の起動プ
ログラムを格納したROM、8は各種の制御プログラム
やシステムプログラム等を保存したハードディスク、7
は演算や表示処理の過程で利用されるデータ等を一時記
憶するRAM、9はフロッピーディスク10に記憶され
た加工プログラム等の読み込みや新たなデータの書き込
みに使用されるディスクドライブユニット、3はキーボ
ード、2はグラフィックディスプレイ、4はカーソルの
移動やピック操作等のためのマウス、12はタッチパネ
ルであり、これらの各要素はバス5を介してCPU1に
接続されている。
【0021】なお、図8では数値制御装置に要求される
各種の機能のうち、専らデータの入出力や画面表示を達
成するための構成要素について示しており、NC工作機
械の駆動制御等に関連する部分に関しては記載を省略し
ている。
【0022】この実施形態における数値制御装置は、タ
ッチパネルを装備した従来の数値制御装置と同様、例え
ば、図7に示すようにして、ウインドウ形式のダイアロ
グボックスをタッチパネル12上に表示したり、更に、
そのウィンドウ内に“はい”/“いいえ”の択一形式で
操作される選択スイッチや、その表示要素に対応する設
定内容や処理内容を象徴する言葉や図等が表示できるよ
うになっている。
【0023】当然、従来の数値制御装置の場合と同様、
ダイアログボックスのウインドウサイズを変更する機能
や、ウインドウサイズの変更に伴ってウインドウ内の各
表示要素の表示位置、および、表示装置の大きさ等を再
調整して表示し直す機能や、表示の変更に合わせてタッ
チパネル上の感応位置を再調整する機能が備えられてい
る。
【0024】図7に示す例ではダイアログボックス内に
“はい”/“いいえ”の選択スイッチの他、このダイア
ログボックスに関する説明等を表示するための表示領域
11が設けられているが、これはオペレータが指手によ
って直に操作する部分ではないので、この実施形態にお
いては表示要素とは呼ばない。
【0025】図1および図2は選択スイッチや言葉、図
等の表示要素に対し、隣接する表示要素との間で誤選択
が発生することのない確実な選択操作が可能な最小限度
の大きさを測定するための測定処理の概略を示すフロー
チャートである。
【0026】測定処理を開始したCPU1は、まず、表
示寸法記憶レジスタx,yの各々にデフォルト値をセッ
トし(ステップa1)、縮小処理記憶フラグAと拡大処
理記憶フラグBならびにカウンタCと寸法積算レジスタ
ΣX,ΣYの各々を零に初期化し(ステップa2)、更
に、カウンタi,jを零に初期化して(ステップa
3)、3行3列に配列された矩形状押圧操作用セルをタ
ッチパネル12上に表示し、中央部に位置する〔2,
2〕スポットのセルを点滅表示させ(ステップa4)、
〔2,2〕スポットのセルをターゲットとして押圧操作
を行う旨、タッチパネル12上に表示する(ステップa
5)。
【0027】図5に示す通り、各々のセルの大きさは幅
がx、高さがyであり、図5では、各セルの中心点間の
距離としてx,yを示している。つまり、各セル間には
間隙がない。なお、デフォルト値のx,yは、例えば、
20mm×10mm程度の大きさ、要するに、普通のオペレ
ータであればこのくらいの大きさのセルであれば容易に
操作することができるであろうといった程度の大きさで
ある。
【0028】また、3行3列配列の矩形状押圧操作用セ
ルをタッチパネル12上に表示することにより、タッチ
パネル上の感応領域が各セルに対応して自動的に割り振
られるが、このような処理に関しては従来のタッチパネ
ルの場合と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0029】CPU1は、いずれかのセルに対応するタ
ッチパネルの感応領域がオペレータによって押圧される
まで待機し(ステップa6)、その後、操作要求の表示
を一旦クリアして(ステップa7)、この押圧操作が適
正なものであったか否かを判定する(ステップa8)。
当然、正規入力として判定されるのは、タッチパネルか
ら〔2,2〕スポットのセルが押圧されたという信号が
返還された場合だけであり、他のセルが押圧されたとい
う信号が返還された場合、および、押圧操作が2つ以上
のセルに跨がってしまって、押圧されたセルの特定が不
能となったような場合では、ステップa8の判定結果は
全て偽となる。
【0030】そこで、判定結果が真となった場合、CP
U1は、カウンタjの値を1インクリメントして適性操
作の回数を更新記憶すると共に(ステップa9)、カウ
ンタiの値を1インクリメントし、操作の実行回数を更
新記憶する(ステップa10)。また、判定結果が偽と
なった場合は、カウンタjの値はそのままにしてカウン
タiの値のみを1インクリメントする(ステップa1
0)。
【0031】次いで、CPU1は、カウンタiの値が設
定繰り返し回数nに達しているか否かを判別し(ステッ
プa11)、達していなければ、カウンタiの値が設定
繰り返し回数nに達するまで、前記と同様にして、ステ
ップa5〜ステップa11までの処理を繰り返し実行す
る。
【0032】従って、結果的には、オペレータによるn
回の押圧操作のうち適正に行われた押圧操作の回数のみ
がカウンタjに記憶されることになる。
【0033】そこで、CPU1は、n回の繰り返し処理
の後、適正な操作が行われた回数jが全体の操作回数n
に対して占める割合j/nを算出し、この値が許容設定
値Seを越えているか否か、つまり、幅がxで高さがy
のセルをオペレータが適確に操作できるか否かを判断す
る(ステップa12)。
【0034】一例として、5回の操作のうち4回の操作
が成功すればよしとするのであれば、例えば、nに5を
セットしSeに0.8をセットするようにする。nに1
をセットして1回の操作のみで判定結果を出すような場
合には、Seには零よりも大きく1以下の数値をセット
するようにすればよい。
【0035】ステップa12の判定結果が真となった場
合、現時点の大きさよりもセルを縮小してもオペレータ
が適正な操作を実施できる可能性があるので、CPU1
は、とりあえず、この時点におけるセルの大きさx,y
を適性値記憶レジスタX,Yに保存し(ステップa1
3)、拡大処理記憶フラグBがセットされているか否か
を判別する(ステップa14)。
【0036】デフォルト値x,yのセルに対して適正な
選択操作が可能であると判定された場合には、拡大処理
記憶フラグBはセットされていないので、ステップa1
4の判別結果は偽となる。そこで、CPU1は表示寸法
記憶レジスタx,yの各々から所定値Δx,Δyを減じ
てセルの表示寸法を縮小し(ステップa15)、縮小処
理の実行中を示す縮小処理記憶フラグAに1をセットし
て(ステップa16)、再び、ステップa3の処理に復
帰する。言うまでもなく、Δx<<xのデフォルト値、
Δy<<yのデフォルト値である。
【0037】以下、オペレータによる適切なセルの選択
操作が不能となってステップa12の判別結果が偽とな
るまでの間、CPU1は、ステップa3以降の処理を前
記と同様に繰り返し実行し、最終的に、ステップa12
の判別結果が偽となった時点で、縮小処理記憶フラグA
に1がセットされているか否かを判別する(ステップa
17)。
【0038】セルを縮小してゆく間にステップa12の
判別結果が偽となった場合は、適性値記憶レジスタX,
Yに現在値x,yを更新記憶するステップa16の処理
は実施されないので、オペレータがセルの選択操作に失
敗する直前のセルの寸法値x,y、つまり、選択的な操
作が可能な最小限度のセルの大きさがそのまま適性値記
憶レジスタX,Yに維持されることになる。以下、この
ときのセルの寸法値x,yを右方極限と呼ぶことにす
る。右方極限とは、オペレータがセルを操作することが
可能な状態からセルの大きさを徐々に縮小していったと
き、オペレータが操作に失敗する直前のセルの大きさで
ある。
【0039】既に述べた通り、デフォルト値x,yのセ
ルに対して適正な選択操作が可能であると判定された場
合は、それ以降、ステップa12の判別結果が偽となる
までの間、継続的に表示寸法記憶レジスタx,yの減算
処理(ステップa15の処理)が繰り返されることにな
るので、縮小処理記憶フラグAには間違いなく1がセッ
トされている。従って、前述したステップa17の判別
結果は真である。
【0040】一方、デフォルト値x,yに対して実施さ
れるステップa12の判別処理が偽となった場合は、そ
のオペレータがデフォルト値x,yのセルに対して適正
な選択操作を行うことが不可能であったことを意味する
ので、CPU1は、セルの寸法x,yを徐々に拡大する
ための処理を開始することになる。
【0041】この場合、縮小処理記憶フラグAに1はセ
ットされていないので、ステップa17の判別結果は偽
となり、表示寸法記憶レジスタx,yの値を徐々に増大
させるためのステップa18の処理と、拡大処理記憶フ
ラグBに1をセットするためのステップa19の処理、
および、前述したステップa3〜ステップa12までの
処理と、ステップa17の判別処理とが、ステップa1
2の判別結果が真となるまで繰り返して実行されること
になる。
【0042】そして、最終的に、セルの大きさx,yが
必要な大きさに達してオペレータによる適切なセルの選
択操作が可能となってステップa12の判別結果が真と
なると、CPU1は、ステップa13の処理に移行して
適性値記憶レジスタX,Yにセルの大きさの現在値x,
yを記憶し、拡大処理記憶フラグBに1がセットされて
いるか否かを判別する(ステップa14)。
【0043】この場合、拡大処理記憶フラグBに1がセ
ットされているので、ステップA14の判別結果は真と
なる。
【0044】つまり、デフォルト値で表示されたセルの
選択操作に失敗して、測定処理開始後に最初に実施され
るステップa12の判別処理が偽となった場合は、その
後徐々にセルの大きさが拡大され、オペレータがセルの
選択操作に最初に成功したときの寸法値x,yが、選択
的な操作が可能な最小限度のセルの大きさとして、適性
値記憶レジスタX,Yに記憶されることになる。以下、
このときのセルの寸法値x,yを左方極限と呼ぶことに
する。左方極限とは、オペレータがセルを操作すること
が不可能な状態からセルの大きさを徐々に拡大していっ
たとき、オペレータが初めて操作に成功するときのセル
の大きさである。
【0045】このようにして、ステップa17もしくは
ステップa14の判別結果が真となり、オペレータが操
作可能な最低限度のセルの大きさが1回測定されると、
CPU1は、カウンタCの値を1インクリメントして測
定の実行回数を更新記憶し(ステップa20)、寸法積
算レジスタΣX,ΣYの各々に今回測定された適性値
X,Yを積算して(ステップa21)、カウンタCの値
が設定測定回数mに達しているか否かを判別する(ステ
ップa22)。
【0046】カウンタCの値が設定測定回数mに達して
いなければ、CPU1は、縮小処理記憶フラグAに1が
セットされているか否か、つまり、今回の測定で検出し
たのが右方極限であるか否かを判別し(ステップa2
3)、右方極限であれば、今回の測定値X,Yからk・
Δx,k・Δyを減じ、その値を寸法値記憶レジスタ
x,yに更新記憶し(ステップa24)、縮小処理記憶
フラグAをリセットする(ステップa25)。
【0047】ステップa24の処理は、次の測定処理で
測定の方向性を反転させるための処理、つまり、今回の
測定ではセルを徐々に縮小しながら適性値を求めたのに
対し、次の測定ではセルを徐々に拡大しながら適性値を
求めるようにするための処理であるから、少なくとも、
次の測定の最初の段階で表示されるセルの大きさは現時
点の適性値X,Yよりもある程度小さくなければならな
い。しかも、セルを徐々に拡大しながら適性値を求める
ためには、次の測定処理で最初に実施されるステップa
12の判別結果を偽としてステップa18の処理を繰り
返す必要があるので、次の測定処理で最初に実施される
ステップa12の判別結果を確実に偽とする必要上、k
の値は最低でも1以上とする必要がある。Δx,Δyの
一刻み分ではステップa12の判別結果が必ず偽となる
保証はないので、実際には、2以上の数値が適当であ
る。
【0048】また、ステップa23の判別結果が偽とな
った場合、CPU1は、拡大処理記憶フラグBに1がセ
ットされているか否か、つまり、今回の測定で検出した
のが左方極限であるか否かを判別し(ステップa2
6)、左方極限であれば、今回の測定値X,Yにk・Δ
x,k・Δyを加え、その値を寸法値記憶レジスタx,
yに更新記憶し(ステップa27)、拡大処理記憶フラ
グBをリセットする(ステップa28)。
【0049】ステップa27の処理は、次の測定処理で
測定の方向性を反転させるための処理、つまり、今回の
測定ではセルを徐々に拡大しながら適性値を求めたのに
対し、次の測定ではセルを徐々に縮小しながら適性値を
求めるようにするための処理であるから、少なくとも、
次の測定の最初の段階で表示されるセルの大きさは現時
点の適性値X,Yよりもある程度大きくなければならな
い。しかも、セルを徐々に縮小しながら適性値を求める
ためには、次の測定処理で最初に実施されるステップa
12の判別結果を真としてステップa15の処理を繰り
返す必要があるので、次の測定処理で最初に実施される
ステップa12の判別結果を確実に真とする必要上、k
の値は最低でも1以上とする必要がある。Δx,Δyの
一刻み分ではステップa12の判別結果が必ず真となる
保証はないので、実際には、2以上の数値が適当であ
る。
【0050】このようにしてセルの大きさx,yを書き
替えたCPU1は、ステップa3の処理に移行し、再び
測定のための処理を開始することになるが、前述した通
り、ステップa12の判別結果は、その前の測定処理の
状況によって制限を受ける。つまり、その前の測定処理
がセルを徐々に縮小しながら行ったものであれば今回の
処理はセルを徐々に拡大しながら行うものになるし、ま
た、その前の測定処理がセルを徐々に拡大しながら行っ
たものであれば今回の処理はセルを徐々に縮小しながら
行うものになるということである。
【0051】そして、最終的には前記と同様にしてステ
ップa17もしくはステップa14の判別結果が真とな
り、オペレータが操作可能な最低限度のセルの大きさが
検出され、CPU1は、カウンタCの値を1インクリメ
ントして測定の実行回数を更新記憶し(ステップa2
0)、寸法積算レジスタΣX,ΣYの各々に今回の測定
値X,Yを積算する(ステップa21)。
【0052】以下、ステップa22の判別処理でカウン
タCの値が設定測定回数mに達するまでの間、CPU1
は測定の方向性を反転させながら前記と同様の処理を繰
り返し実行し、最終的にステップa22の判別結果が偽
となってm回の測定が実行されたことが確認されると、
寸法積算レジスタΣX,ΣYの値の各々を測定の実行回
数mで除して適性値の平均を求め、真の適性値X,Yと
して記憶する(ステップa29)。
【0053】次いで、CPU1は、オペレータやそのオ
ペレータのセル操作条件に対応するコードを指定して入
力する旨タッチパネル12上に表示してオペレータの入
力操作を待つ待機状態に入り(ステップa30,ステッ
プa31)、コード入力があり次第、ステップa29で
求めた適性値X,Yをこのコードに対応させて記憶する
(ステップa32)。
【0054】つまり、同じオペレータであっても、登録
するコードを変えることによって複数の適性値X,Yを
保存することが可能であり、例えば、“オペレータ1”
のコードで保護手袋を使用しない状態の適性値X,Y
を、また、“オペレータ1:手袋着用”で保護手袋を使
用した状態の適性値X,Yを保存するといったことがで
きる。
【0055】なお、選択スイッチ等の表示要素の全てが
同じ形状や同じ大きさであるとは限らない。このような
場合、形状や大きさの異なる全ての表示要素に対して前
述のような測定処理を個別に実施し、各表示要素毎の適
性値を求めて単一のコードに対応させて記憶することも
技術的には可能であるが、実際には、測定時間が著しく
長くなってしまうといった問題がある。このような場合
は、大きさが小さく形状的にも操作しにくいような表示
要素をセルとして前記と同様の測定処理を実施し、各表
示要素間の相対関係に基いて他の表示要素の大きさを決
めるようにすればよい。
【0056】例えば、表示要素A,B,Cがあって、そ
のうち最も選択操作の行いにくい形状がAであり、デフ
ォルト値から20%拡大した状態で初めてその適切な操
作が可能となったとするなら、他の表示要素B,Cの大
きさもデフォルト値から1.2倍すればよいということ
である。結果的に、表示要素B,Cは選択操作が可能な
最小限度の大きさよりも大きく表示されてしまうが、多
数の表示要素を縦横に並べて表示するような場合もある
ので、表示要素の配列関係を乱さないようにするために
は、多くの場合、デフォルト値の比例関係を優先した方
がよい。
【0057】複数のオペレータが単一の数値制御装置を
利用するような場合、勤務交替等で数値制御装置の担当
オペレータが入れ代わったようなときには、後から来た
オペレータは、図6に示されるようなタッチパネル12
の選択画面を参照して、表示要素の大きさを各々の適性
または好みに応じて自由に選択することができる。無
論、複数のコードを利用して複数の適性値を設定したオ
ペレータであれば、手袋着用の有無等といった操作環境
の違いに応じて表示要素の大きさを選択することも可能
である。
【0058】図3は表示要素の大きさを選択するための
処理の概略を示すフローチャートである。この選択処理
は、タッチパネル12からの操作により任意の時点で起
動できるようになっている。
【0059】選択処理を開始したCPU1は、まず、選
択用のダイアログボックスを構成する図6のようなウイ
ンドウ画面をタッチパネル12に表示し、その内部に予
め登録されている全てのコードおよびそれに対応する適
性値の値、要するに、前述の測定処理で登録されたコー
ドと各コードに対応する適性値の値を一覧表示し(ステ
ップb1)、コード選択の要求を表示して(ステップb
2)、オペレータによる中止キーもしくは選択キーの操
作を待つ待機状態に入る(ステップb3,ステップb
4)。
【0060】なお、一覧表示においては適性値X,Yの
うち高さ成分を省略したかたちで表示を行うようにして
いるので、実際にコードに対応して表示されるのは横幅
の適性値Xのみである。この段階ではどのオペレータが
どのような操作環境で選択操作を行うのか予測すること
は不可能であるので、オペレータのコードや選択キーお
よび中止キー等の表示要素は通常のデフォルト値よりも
大きく表示し、全てのオペレータおよび全ての操作環境
下での操作に対処できるようにしている。つまり、選択
用のダイアログボックスを表示するためのデフォルト値
が、測定処理のためのデフォルト値とは別に設定されて
いるということである。
【0061】ここでオペレータが所望するコードを押圧
すると、CPU1は、そのコードとこれに対応する適性
値を図6に示されるようにハイライト表示する。なお、
この段階では未だ選択処理の中止、要するに、プログラ
ムの強制終了が可能であり、図6に示す中止キーが操作
された場合(ステップb3)、CPU1は、そのまま選
択処理を終了して、選択処理開始前に実行していたプロ
グラムに復帰する。
【0062】また、選択キーが押されてコード選択が確
定した場合は(ステップb4)、表示寸法記憶レジスタ
x,yに、選択されたコードに対応する適性値X,Yを
読み込み(ステップb5)、以下、改めて別のコードが
選択されるか、または、ウインドウの拡大縮小処理が行
われるまでの間、レジスタx,yの値がそのまま保持さ
れ、このx,yの値に従って、幅がX高さがYの表示要
素が表示されることになる。
【0063】この表示サイズがそのオペレータにとって
最適の値であり、オペレータは、予め、素手の状態およ
び保護手袋をした状態で前述の測定処理を行って結果を
コードに対応させて記憶させておくだけで、数値制御装
置の使用の度に面倒な設定操作を行わなくても、自分専
用にカスタマイズされた表示要素を利用して軽快な選択
操作や設定操作を実施することができる。
【0064】更に、本実施形態においては、図4に示す
ウインドウサイズ変更処理により、従来と同様にしてダ
イアログボックスの大きさを任意に変更できるようにな
っている。但し、その中に表示される表示要素の大きさ
がオペレータによる選択操作が可能な大きさになるよう
にウインドウサイズ自体が制限される点で、図9に示す
ような従来例とは相違する。タッチパネル12に表示さ
れるダイアログボックスの一例を図7に示す。既に述べ
た通り、ダイアログボックスに関する説明等を表示する
ための表示領域11は表示要素ではなく、ここでいう表
示要素はオペレータが直接操作する部分、つまり、図7
の例では、“はい”/“いいえ”の選択スイッチのみで
ある。
【0065】拡大縮小キー等の操作によりウインドウの
拡大もしくは縮小指令が入力されると、CPU1は、ま
ず、図9に示される従来例と同様にして、ウインドウ内
の各表示要素を表示すべき位置、および、ウインドウサ
イズに応じた選択スイッチ等の表示要素の大きさx′,
y′を算出し(ステップc1)、ついで、これらの値
x′,y′が現時点で選択されているコードに対応する
適性値X,Yの各々と同等以上であるか否かを判別する
(ステップc2)。
【0066】x′,y′がX,Yと同等以上であれば、
指定された大きさまでウインドウを縮小または拡大して
もその中に表示される選択スイッチ等の表示要素をオペ
レータが十分に操作できることを意味するので、CPU
1は、指定された大きさまでウインドウを縮小または拡
大し、ステップc1で算出した大きさx′,y′を表示
寸法記憶レジスタx,yに格納し(ステップc4)、表
示寸法記憶レジスタx,yの現在値およびステップc1
で算出した表示位置に従って、そのまま、従来と同様に
して各種の表示要素をタッチパネル12のウインドウ上
に自動的に再表示する(ステップc5)。
【0067】一方、ステップc2の判別処理において、
ウインドウサイズに応じた表示要素の大きさx′,y′
が適性値X,Yよりも小さいと判定された場合は、この
ままウインドウサイズを縮小してそれに応じた大きさで
表示要素を再表示すると、オペレータが選択スイッチ等
の表示要素を操作することが困難になってしまう恐れが
ある。
【0068】そこで、CPU1は、指定されたウインド
ウサイズに対して所定値を加算し、その大きさを指定さ
れたウインドウサイズよりも拡大し(ステップc3)、
このウインドウサイズに基いて改めて前記と同様にして
ステップc1の処理を実施する。
【0069】ウインドウサイズの大きさに応じた表示要
素の大きさの再計算に関わるステップc1の処理とウイ
ンドウサイズの拡大に関わるステップc3の処理は、ス
テップc2の判別結果が真となるまで、つまり、オペレ
ータが選択スイッチ等の表示要素を容易に操作できるよ
うになるまで繰り返し実施されるので、ウインドウの縮
小に関するどのような指令が入力されようとも、最終的
に、ウインドウの大きさは、その中に表示される表示要
素の大きさがオペレータによる選択操作が可能な大きさ
になるように制限され、それ以下に縮小されることはな
い。
【0070】なお、ステップc3の処理ではウインドウ
サイズの演算処理を行っているに過ぎず、実際にウイン
ドウの大きさを切り替えるのは、前述のループ処理が完
了してからである。
【0071】以上、一実施形態として、表示要素の大き
さが必要以上に小さくならないように、これを表示する
ウインドウの大きさを制限するようにした例について述
べたが、わざわざウインドウを設けずにタッチパネル1
2上に選択スイッチ等の表示要素を直に表示するような
場合も考えられる。
【0072】その場合の処理も基本的には図4に示すも
のと同様である。但し、この場合は、拡大縮小キー等に
よって表示要素に対して直に大きさを指定することにな
るので、ステップc1において表示要素の大きさx′,
y′が直ちに算出されることになる(ウインドウサイズ
のデータは不要)。また、当然、ステップc3の処理で
はウインドウサイズを拡大するのではなく、表示要素自
体を直に拡大することになる。また、ステップc5の処
理においてはウインドウの表示は不要で、表示要素のみ
を表示すればよい。
【0073】このようにして一旦ウインドウサイズなり
表示要素なりの大きさが確定されると、その後、改めて
拡大縮小指令が入力されるか、または、前述の選択処理
においてコードの再選択操作が行われない限り、表示寸
法記憶レジスタx,yの値はそのまま保持される。
【0074】つまり、オペレータは、その後、別のダイ
アログボックスや表示要素を選択して改めて表示させた
としても、そのままの表示スケールで操作を行うことが
可能である。
【0075】要するに、図4に示す処理は、表示要素の
大きさを最低限度以上の大きさに規制するための制限手
段であり、ウインドウや表示要素に対する拡大縮小指令
が入力される度に作動することになる。なお、上記実施
形態では、本発明を数値制御装置に適用した例を説明し
たが、入力装置として、タッチパネルを有する機械を制
御する制御装置に本発明を適用できることはもちろんで
ある。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、選択的な入力操作が可
能となるように表示要素の大きさが自動的に制限される
ので、オペレータによるタッチパネルの誤操作を防止す
ることができる。
【0077】また、選択的な入力操作が可能な表示要素
の大きさを測定するための測定手段が機械制御装置自体
に備えられているので、保護手袋をしたままの状態やこ
れを外した各々の状態において、選択操作が可能な表示
要素の最小値を適確に検出することができ、しかも、そ
の測定値を複数記憶した上で任意に選択して表示させる
ことができるので、オペレータの指手の固体差や保護手
袋着用の有無およびタッチパネルの押し癖といった操作
環境の違いに応じ、常に最適の大きさで操作対象となる
表示要素を表示させることができる。
【0078】また、必要以上の大きさで表示要素が表示
されることがないので、タッチパネルの背景表示が遮ら
れたり、表示要素が小さいために選択的な入力操作に支
障をきたすといった問題が解消され、更に、必要とあら
ば、操作可能な最小限度の大きさよりも拡大して表示要
素の大きさを自由に変更することができる。
【0079】しかも、表示要素を含むウインドウのサイ
ズ指定によって表示要素の大きさを変更するような場
合、また、表示要素自体に対するサイズ指定で表示要素
の大きさを変更するような場合の各々において、サイズ
指定の変更がある度に制限手段が作動するので、不適当
な縮小指令を入力したような場合であっても、表示要素
の大きさを操作可能な大きさ以上に保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の数値制御装置による測定
処理の概略を示すフローチャートである。
【図2】測定処理の概略を示すフローチャートの続きで
ある。
【図3】表示要素の大きさを選択するための処理の概略
を示すフローチャートである。
【図4】ウインドウサイズを変更するための処理の概略
を示すフローチャートである。
【図5】測定処理で使用するセルの配列状態を示す概念
図である。
【図6】選択用のダイアログボックスを構成するウイン
ドウ画面の表示例である。
【図7】ウインドウ形式のダイアログボックスの表示例
を示す概念図である。
【図8】一実施形態の数値制御装置の要部を示すブロッ
ク図である。
【図9】ウインドウサイズの変更処理の概略を示すフロ
ーチャートである(従来例)。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ(CPU) 2 グラフィックディスプレイ 3 キーボード 4 マウス 5 バス 6 ROM 7 RAM 8 ハードディスク 9 ディスクドライブユニット 10 フロッピーディスク 11 表示領域 12 タッチパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G05B 9/02 G05B 19/18 Q

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチパネルを有し、タッチパネル上に
    表示した表示要素を押圧して表示要素に対応する入力操
    作を行うようにした機械制御装置において、 選択的な入力操作が可能な表示要素の大きさを測定する
    ための測定手段と、前記測定された大きさを記憶するた
    めの記憶手段と、タッチパネル上に表示する表示要素の
    大きさを、前記記憶手段に記憶された大きさで表示する
    表示手段とを備えたことを特徴とする機械制御装置。
  2. 【請求項2】 前記測定手段により測定された大きさを
    複数記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された大き
    さをオペレータの指示に従って選択する選択手段と、タ
    ッチパネル上に表示する表示要素の大きさを、前記選択
    手段により選択された大きさで表示する表示手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載の機械制御装置。
  3. 【請求項3】 タッチパネルを有し、タッチパネル上に
    表示した表示要素を押圧して表示要素に対応する入力操
    作を行うようにした機械制御装置において、 選択的な入力操作が可能な表示要素の最低限度の大きさ
    を測定するための測定手段と、前記測定された最低限度
    の大きさを記憶するための記憶手段と、タッチパネル上
    に表示する表示要素の大きさを、前記記憶手段に記憶さ
    れた最低限度以上の大きさに制限するための制限手段と
    を備えたことを特徴とする機械制御装置。
  4. 【請求項4】 前記測定手段により測定された最低限度
    の大きさを複数記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶
    された最低限度の大きさをオペレータの指示に従って選
    択する選択手段と、タッチパネル上に表示する表示要素
    の大きさを、前記選択手段により選択された最低限度以
    上の大きさに制限するための制限手段とを備えたことを
    特徴とする請求項3記載の機械制御装置。
  5. 【請求項5】 表示要素の大きさを変更するための変更
    手段を設け、この変更手段から表示要素の大きさ変更が
    行われる度に、前記制限手段を作動させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項3または請求項4記載の機械制御
    装置。
  6. 【請求項6】 表示要素を含むウインドウのサイズ指定
    によって表示要素の大きさを変更するように構成され、
    ウインドウのサイズは該ウインドウ内に表示される表示
    要素の大きさが前記制限手段による最低限度以上の大き
    さになるまで変更可能であることを特徴とする請求項5
    記載の機械制御装置。
JP26121296A 1996-09-11 1996-09-11 機械制御装置 Withdrawn JPH1091226A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102859325A (zh) * 2010-04-13 2013-01-02 松下电器产业株式会社 显示装置
US8711115B2 (en) 2010-02-03 2014-04-29 Panasonic Corporation Display control device, display control method, and touchpad input system
US9229573B2 (en) 2012-06-06 2016-01-05 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Input device, input support method, and program

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