JPH1090804A - 書込み枠を備えた写真プリントの作製方法及びその作製装置 - Google Patents
書込み枠を備えた写真プリントの作製方法及びその作製装置Info
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- JPH1090804A JPH1090804A JP9232464A JP23246497A JPH1090804A JP H1090804 A JPH1090804 A JP H1090804A JP 9232464 A JP9232464 A JP 9232464A JP 23246497 A JP23246497 A JP 23246497A JP H1090804 A JPH1090804 A JP H1090804A
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- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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- G03B27/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
- G03B27/52—Details
- G03B27/521—Arrangements for applying a supplementary information onto the sensitive material, e.g. coding
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
- G03B27/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
- G03B27/46—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera for automatic sequential copying of different originals, e.g. enlargers, roll film printers
- G03B27/462—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera for automatic sequential copying of different originals, e.g. enlargers, roll film printers in enlargers, e.g. roll film printers
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- G03C11/00—Auxiliary processes in photography
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 イメージの向きに応じた書込み枠を備えた写
真プリントを作製することができる装置及び方法を提供
する。 【解決手段】 フィルム帯用プリントゲートにフィルム
帯を断続的に搬送する手段と、イメージの縁部を識別す
るために、各イメージの向きを決定する手段と、各イメ
ージの少なくとも１つの写真プリント上に書込み枠を設
けるために、フィルム帯上の少なくとも幾つかのイメー
ジについて、共通の縁部を選択する手段と、写真印画紙
用プリントゲートに印画紙帯を断続的に搬送する手段
と、選択した共通の縁部に対応する印画紙用プリントゲ
ートの少なくとも１つの縁部をマスキングする手段と、
上記写真印画紙用プリントゲートにおいて、印画紙上に
各イメージを投射するために、フィルム帯用プリントゲ
ートにおける各イメージを照明する手段とを設けること
により、写真印画紙上にプリントされたイメージは、共
通の縁部に沿った書込み枠を有することができる。
真プリントを作製することができる装置及び方法を提供
する。 【解決手段】 フィルム帯用プリントゲートにフィルム
帯を断続的に搬送する手段と、イメージの縁部を識別す
るために、各イメージの向きを決定する手段と、各イメ
ージの少なくとも１つの写真プリント上に書込み枠を設
けるために、フィルム帯上の少なくとも幾つかのイメー
ジについて、共通の縁部を選択する手段と、写真印画紙
用プリントゲートに印画紙帯を断続的に搬送する手段
と、選択した共通の縁部に対応する印画紙用プリントゲ
ートの少なくとも１つの縁部をマスキングする手段と、
上記写真印画紙用プリントゲートにおいて、印画紙上に
各イメージを投射するために、フィルム帯用プリントゲ
ートにおける各イメージを照明する手段とを設けること
により、写真印画紙上にプリントされたイメージは、共
通の縁部に沿った書込み枠を有することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、写真プリントを
仕上げるための装置及び方法に関する。より詳細には、
この発明は、プリント上に書込み枠を提供するための用
意がなされるこのような装置及び方法に関する。
仕上げるための装置及び方法に関する。より詳細には、
この発明は、プリント上に書込み枠を提供するための用
意がなされるこのような装置及び方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】写真プリントは、顧客が写真の風景，写
真の条件あるいはその同様のものについての情報を書込
むことができる、縁部に沿って露光されていない白い枠
を備えたものが、長年の間、有用である。かかる書込み
プリントの例が、共に譲渡された米国特許第５０７５７
０５号において、また、本明細書の図１において示され
ている。書込みプリント１０は、イメージ領域１２、ま
た、典型的な例では、プリントの底縁部１６に沿った書
込み枠１４を有する。上縁部１８，左縁部２０及び右縁
部２２にも書込み枠を設けることはできるが、通常、こ
れらには書込み枠が設けられていない。顧客は、上記書
込み枠内に、イメージに関したテキスト若しくはメッセ
ージを入れることができる
真の条件あるいはその同様のものについての情報を書込
むことができる、縁部に沿って露光されていない白い枠
を備えたものが、長年の間、有用である。かかる書込み
プリントの例が、共に譲渡された米国特許第５０７５７
０５号において、また、本明細書の図１において示され
ている。書込みプリント１０は、イメージ領域１２、ま
た、典型的な例では、プリントの底縁部１６に沿った書
込み枠１４を有する。上縁部１８，左縁部２０及び右縁
部２２にも書込み枠を設けることはできるが、通常、こ
れらには書込み枠が設けられていない。顧客は、上記書
込み枠内に、イメージに関したテキスト若しくはメッセ
ージを入れることができる
【０００３】書込みプリントを提供する上での問題は、
与えられたフィルム帯上のイメージが、本明細書の図２
に示されるように、多くの場合、同じ向きになっていな
いことである。これに従い、現像処理されたフィルム帯
２６が、直立したイメージ２８、次にカメラを時計廻り
に回転させて撮影したイメージ３０、その次にカメラを
反時計廻りに回転させて撮影したイメージ３２を有して
いる。また次のイメージ３４は、そのイメージを横切る
平行な破線により指示されるように、疑似的なパノラマ
式プリントが要望される場合の風景からなるものであ
る。所望のパノラマ式プリントを作製すべくイメージを
クロップしたり拡大したりする必要があることを写真の
仕上げ業者に知らせるために、光学的な若しくは磁気的
なコード３６が既知の方法でフィルム帯に加えられ得
る。また別のイメージ３８は、そのイメージを横切る格
子状の破線により指示されるように、疑似的な望遠写真
プリントが要望される場合の風景からなるものである。
所望の望遠写真プリントを作製すべくイメージをクロッ
プしたり拡大したりする必要があることを写真の仕上げ
業者に知らせるために、光学の若しくは磁気のコード４
０がフィルム帯に加えられ得る。
与えられたフィルム帯上のイメージが、本明細書の図２
に示されるように、多くの場合、同じ向きになっていな
いことである。これに従い、現像処理されたフィルム帯
２６が、直立したイメージ２８、次にカメラを時計廻り
に回転させて撮影したイメージ３０、その次にカメラを
反時計廻りに回転させて撮影したイメージ３２を有して
いる。また次のイメージ３４は、そのイメージを横切る
平行な破線により指示されるように、疑似的なパノラマ
式プリントが要望される場合の風景からなるものであ
る。所望のパノラマ式プリントを作製すべくイメージを
クロップしたり拡大したりする必要があることを写真の
仕上げ業者に知らせるために、光学的な若しくは磁気的
なコード３６が既知の方法でフィルム帯に加えられ得
る。また別のイメージ３８は、そのイメージを横切る格
子状の破線により指示されるように、疑似的な望遠写真
プリントが要望される場合の風景からなるものである。
所望の望遠写真プリントを作製すべくイメージをクロッ
プしたり拡大したりする必要があることを写真の仕上げ
業者に知らせるために、光学の若しくは磁気のコード４
０がフィルム帯に加えられ得る。
【０００４】あるいは、イメージ４２が、カメラにおけ
るマスクの使用により、パノラマ式に又は高品位テレビ
ジョン（ＨＤＴＶ）形式で露光されたものであってもよ
い。所望のパノラマ式プリントを作製すべくイメージを
クロップしたり拡大したりする必要があることを写真の
仕上げ業者に知らせるために、光学的な若しくは磁気的
なコード４４がフィルム帯に加えられ得る。その代わり
として、イメージ４２の場合には、パノラマ式の若しく
はＨＤＴＶ形式のイメージの存在を検出するために、共
に譲渡された米国特許第５２８９２２９号の技術を用い
てもよい。与えられたフィルム帯における連続的なイメ
ージの向きを電子工学的に走査し決定する技術が、共に
譲渡された１９９６年４月１７日発行の欧州特許出願第
０７０７２８４Ａ２号に開示されており、その内容は、
本願に引用されることにより組み込まれる。もし、写真
仕上げ業者の装置が、かかるイメージの異なる向き若し
くは形式、又は、その両方を決定することができない場
合には、単に、プリンタの印画紙プリント面で固定した
縁部がマスキングされることによって、与えられたフィ
ルム帯から、上縁部，底縁部あるいは側縁部に沿った書
込み枠を有するプリントがもたらされることとなり、こ
れは、顧客のほとんどにとって受け入れ難い結果であ
る。
るマスクの使用により、パノラマ式に又は高品位テレビ
ジョン（ＨＤＴＶ）形式で露光されたものであってもよ
い。所望のパノラマ式プリントを作製すべくイメージを
クロップしたり拡大したりする必要があることを写真の
仕上げ業者に知らせるために、光学的な若しくは磁気的
なコード４４がフィルム帯に加えられ得る。その代わり
として、イメージ４２の場合には、パノラマ式の若しく
はＨＤＴＶ形式のイメージの存在を検出するために、共
に譲渡された米国特許第５２８９２２９号の技術を用い
てもよい。与えられたフィルム帯における連続的なイメ
ージの向きを電子工学的に走査し決定する技術が、共に
譲渡された１９９６年４月１７日発行の欧州特許出願第
０７０７２８４Ａ２号に開示されており、その内容は、
本願に引用されることにより組み込まれる。もし、写真
仕上げ業者の装置が、かかるイメージの異なる向き若し
くは形式、又は、その両方を決定することができない場
合には、単に、プリンタの印画紙プリント面で固定した
縁部がマスキングされることによって、与えられたフィ
ルム帯から、上縁部，底縁部あるいは側縁部に沿った書
込み枠を有するプリントがもたらされることとなり、こ
れは、顧客のほとんどにとって受け入れ難い結果であ
る。
【０００５】書込みプリントを提供する上でのまた別の
問題は、フィルムが本体の右側に又は左側に装填される
カメラにおいて、フィルム帯が露光されている場合があ
ることである。本明細書の図３に示されるように、フィ
ルムが左側に装填されるカメラからのフィルム帯４６
は、フィルムが矢印の方向にプリンタへ供給される場合
には、殆ど、直立した向きにあるイメージをもたらすで
あろう。これに対して、フィルムが右側に装填されるカ
メラからのフィルム帯４８は、フィルムが上記と同じ方
向に供給される場合には、殆ど、逆向きのイメージを提
供することになる。よく知られた方法では、かかるフィ
ルム帯が、現像処理される前に、フィルム接続用ラベル
５０により接合される。そのラベル５０は、引き続いて
行われる現像済みネガからのプリントの間、フィルム帯
に残ったままである。フィルムが左側及び右側に装填さ
れるカメラからのフィルム帯を区別するためには、各ラ
ベル５０が、次に続くフィルム帯の、直立した若しくは
逆の向きを指示すべきフィルム帯又は注文の番号５２並
びにコード５４を有してもよい。かかる技術は、共に譲
渡された１９９６年７月１０日発行の欧州特許出願第０
７２１１４９Ａ２号に開示されており、その内容は、本
願に引用されることにより組み込まれる。
問題は、フィルムが本体の右側に又は左側に装填される
カメラにおいて、フィルム帯が露光されている場合があ
ることである。本明細書の図３に示されるように、フィ
ルムが左側に装填されるカメラからのフィルム帯４６
は、フィルムが矢印の方向にプリンタへ供給される場合
には、殆ど、直立した向きにあるイメージをもたらすで
あろう。これに対して、フィルムが右側に装填されるカ
メラからのフィルム帯４８は、フィルムが上記と同じ方
向に供給される場合には、殆ど、逆向きのイメージを提
供することになる。よく知られた方法では、かかるフィ
ルム帯が、現像処理される前に、フィルム接続用ラベル
５０により接合される。そのラベル５０は、引き続いて
行われる現像済みネガからのプリントの間、フィルム帯
に残ったままである。フィルムが左側及び右側に装填さ
れるカメラからのフィルム帯を区別するためには、各ラ
ベル５０が、次に続くフィルム帯の、直立した若しくは
逆の向きを指示すべきフィルム帯又は注文の番号５２並
びにコード５４を有してもよい。かかる技術は、共に譲
渡された１９９６年７月１０日発行の欧州特許出願第０
７２１１４９Ａ２号に開示されており、その内容は、本
願に引用されることにより組み込まれる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】異なる向き及びフォー
マットのイメージから作製されるプリント上に書込み枠
を最も効率的に提供するには、イメージの素性を判断
し、そして、写真印画紙上にプリントする間に選択式に
マスキングし得ることが望ましい。その結果、フィルム
帯からの全プリント上の書込み枠が、各イメージと同じ
向きに配置されることになる。すなわち、あらゆる書込
み枠が、プリントの底縁部若しくは上縁部、又は、選択
された側縁部に沿ったものとなる。本発明は、この要求
を満足するための技術を提供する。
マットのイメージから作製されるプリント上に書込み枠
を最も効率的に提供するには、イメージの素性を判断
し、そして、写真印画紙上にプリントする間に選択式に
マスキングし得ることが望ましい。その結果、フィルム
帯からの全プリント上の書込み枠が、各イメージと同じ
向きに配置されることになる。すなわち、あらゆる書込
み枠が、プリントの底縁部若しくは上縁部、又は、選択
された側縁部に沿ったものとなる。本発明は、この要求
を満足するための技術を提供する。
【０００７】本発明の主目的は、書込み枠を備えた写真
プリントを作製するための方法及び装置を提供すること
である。この場合には、連続したプリントの書込み枠
が、各イメージと同じ向きに配置され得る。また、本発
明の別の目的は、１つのイメージの複数のプリントが、
幾らかは書込み枠を備え、幾らかは書込み枠を備えずに
作製される方法及び装置を提供することである。更に、
本発明のまた別の目的は、ロゴ又はその他の情報が書込
み枠内に写真のようにプリントされ得る方法及び装置を
提供することである。また更に、本発明の他の目的は、
散在した異なる長さのプリントが、同じ写真仕上げの注
文において、書込み枠を備え得る方法及び装置を提供す
ることである。また更に、本発明のまた他の目的は、書
込み枠を備えたプリントと、書込み枠を備えていないプ
リントが、同じ写真仕上げの注文において、散在し得る
方法及び装置を提供することである。
プリントを作製するための方法及び装置を提供すること
である。この場合には、連続したプリントの書込み枠
が、各イメージと同じ向きに配置され得る。また、本発
明の別の目的は、１つのイメージの複数のプリントが、
幾らかは書込み枠を備え、幾らかは書込み枠を備えずに
作製される方法及び装置を提供することである。更に、
本発明のまた別の目的は、ロゴ又はその他の情報が書込
み枠内に写真のようにプリントされ得る方法及び装置を
提供することである。また更に、本発明の他の目的は、
散在した異なる長さのプリントが、同じ写真仕上げの注
文において、書込み枠を備え得る方法及び装置を提供す
ることである。また更に、本発明のまた他の目的は、書
込み枠を備えたプリントと、書込み枠を備えていないプ
リントが、同じ写真仕上げの注文において、散在し得る
方法及び装置を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の方法及び装置
は、特に、イメージ毎に若しくはフィルム帯毎に、又
は、その両方において様々な向きにあるイメージを有す
るフィルム帯から、書込み枠を備えた写真プリントを作
製するために有用である。その方法及び装置は、フィル
ム帯用プリントゲートを通じてフィルム帯を断続的に搬
送し、各イメージの上縁部，底縁部，左側縁部又は右側
縁部を識別するために、各イメージの向きを決定し、各
イメージの少なくとも１つの写真プリント上に書込み枠
を設けるべく、フィルム帯上の少なくとも幾つかのイメ
ージについて、共通の縁部を選択し、写真印画紙用プリ
ントゲートにおいて、選択した共通の縁部に対応する印
画紙用プリントゲートの少なくとも１つの縁部をマスキ
ングし、その印画紙用プリントゲートにおいて、写真印
画紙に各イメージを投影するために、フィルム帯用プリ
ントゲートにおける各イメージを照明するステップ又は
手段を有する。その結果、写真印画紙上にプリントされ
た少なくとも幾つかのイメージは、選択した共通の縁部
に沿った書込み枠を有することになる。当然ながら、全
イメージは、書込み枠について選択され得る。
は、特に、イメージ毎に若しくはフィルム帯毎に、又
は、その両方において様々な向きにあるイメージを有す
るフィルム帯から、書込み枠を備えた写真プリントを作
製するために有用である。その方法及び装置は、フィル
ム帯用プリントゲートを通じてフィルム帯を断続的に搬
送し、各イメージの上縁部，底縁部，左側縁部又は右側
縁部を識別するために、各イメージの向きを決定し、各
イメージの少なくとも１つの写真プリント上に書込み枠
を設けるべく、フィルム帯上の少なくとも幾つかのイメ
ージについて、共通の縁部を選択し、写真印画紙用プリ
ントゲートにおいて、選択した共通の縁部に対応する印
画紙用プリントゲートの少なくとも１つの縁部をマスキ
ングし、その印画紙用プリントゲートにおいて、写真印
画紙に各イメージを投影するために、フィルム帯用プリ
ントゲートにおける各イメージを照明するステップ又は
手段を有する。その結果、写真印画紙上にプリントされ
た少なくとも幾つかのイメージは、選択した共通の縁部
に沿った書込み枠を有することになる。当然ながら、全
イメージは、書込み枠について選択され得る。
【０００９】本発明は、更に、マスキングされた縁部内
で、写真印画紙上に、ロゴ，日付又は他のメッセージを
露光させるためのステップ又は手段を有しており、それ
によって、メッセージは書込み枠上に現れることにな
る。そのメッセージは、光学的な若しくはデジタル的な
手段により露光される。選択した縁部に沿って、種々の
所望の箇所を露光させるための手段を位置決めするため
の手段が設けられ得る。マルチプリントが各イメージか
らなるべきものである場合には、マスキングするステッ
プが、各イメージの少なくとも１つのプリントについて
省略されてもよい。マスキングは、選択した共通の縁部
に沿って延在してもよい。選択した縁部は、印画紙を搬
送する方向に対して平行に若しくは横方向に延在しても
よい。
で、写真印画紙上に、ロゴ，日付又は他のメッセージを
露光させるためのステップ又は手段を有しており、それ
によって、メッセージは書込み枠上に現れることにな
る。そのメッセージは、光学的な若しくはデジタル的な
手段により露光される。選択した縁部に沿って、種々の
所望の箇所を露光させるための手段を位置決めするため
の手段が設けられ得る。マルチプリントが各イメージか
らなるべきものである場合には、マスキングするステッ
プが、各イメージの少なくとも１つのプリントについて
省略されてもよい。マスキングは、選択した共通の縁部
に沿って延在してもよい。選択した縁部は、印画紙を搬
送する方向に対して平行に若しくは横方向に延在しても
よい。
【００１０】マスキング手段は、少なくとも１つの縁部
に従事する外では可動であってもよい。マスキング手段
は旋回させられるか、あるいは、少なくとも１つの縁部
に対して横方向に移動するように取り付けられてもよ
い。マスキング手段は、共通の縁部に沿って異なる長さ
を有するイメージに対応すべく調整され得る。マスキン
グ手段は、共通の縁部の短い方の長さに一致する第１の
長さを揺する第１のマスクと、増分の第２の長さを有す
る第２のマスクと、共通の縁部の長い方の長さに一致す
る第１及び第２のマスクの組合せとを有することができ
る。
に従事する外では可動であってもよい。マスキング手段
は旋回させられるか、あるいは、少なくとも１つの縁部
に対して横方向に移動するように取り付けられてもよ
い。マスキング手段は、共通の縁部に沿って異なる長さ
を有するイメージに対応すべく調整され得る。マスキン
グ手段は、共通の縁部の短い方の長さに一致する第１の
長さを揺する第１のマスクと、増分の第２の長さを有す
る第２のマスクと、共通の縁部の長い方の長さに一致す
る第１及び第２のマスクの組合せとを有することができ
る。
【００１１】本発明は種々の利点を提供する。たとえ、
フィルム帯のイメージが、１つのフィルム帯内で若しく
はフィルム帯毎に異なる向きにあっても、書込み枠は、
連続したプリントの、選択した共通の縁部に沿って設け
られ得る。この書込み枠内では、選択した縁部に沿った
所望の位置に、メッセージを露光させることができる。
また、同じ写真仕上げの注文において、書込み枠を備え
たプリント及び書込み枠を備えていないプリントが散在
し得る。異なるサイズのプリントに対応するために、異
なる幅の書込み枠を設けることができる。同じ写真仕上
げの注文において、異なる長さのプリントが書込み枠を
備えることができる。また、露光されるメッセージを簡
単に変更し得る。以上の利点は、オペレータの介入をそ
れほど要することなく提供され得る。
フィルム帯のイメージが、１つのフィルム帯内で若しく
はフィルム帯毎に異なる向きにあっても、書込み枠は、
連続したプリントの、選択した共通の縁部に沿って設け
られ得る。この書込み枠内では、選択した縁部に沿った
所望の位置に、メッセージを露光させることができる。
また、同じ写真仕上げの注文において、書込み枠を備え
たプリント及び書込み枠を備えていないプリントが散在
し得る。異なるサイズのプリントに対応するために、異
なる幅の書込み枠を設けることができる。同じ写真仕上
げの注文において、異なる長さのプリントが書込み枠を
備えることができる。また、露光されるメッセージを簡
単に変更し得る。以上の利点は、オペレータの介入をそ
れほど要することなく提供され得る。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図４
は、本発明を実施した写真プリンタを示している。供給
リール５６が、接合され現像処理されたフィルム帯５８
からなる巻き帯を支持している。フィルム帯におけるイ
メージが、順次、写真印画紙上に露光される際には、巻
上げリール６０が接合された帯を巻き上げるために回転
させられる。リールの間には、フィルム帯用のプリント
ゲート６２が、発光源６４の下方で、フィルム帯上の各
イメージを平担化し、支持する。発光源６４からの光
は、イメージ，調節可能な虹彩絞り（iris）、及び、固
定したレンズ素子６８及び可動であるレンズ素子７０を
含む投影レンズシステムを通過する。このレンズシステ
ムの下方で、写真印画紙の供給ロール７２が、イメージ
が露光される印画紙の連続帯７４を供給するために回転
させられる。また、巻上げロール７６が、イメージが露
光された印画紙を巻き上げるべく回転させられる。これ
ら印画紙用のロール７２，７６の間で、印画紙のプリン
トゲート７８が、イメージ露光中に、印画紙を平担化
し、支持する。
ついて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図４
は、本発明を実施した写真プリンタを示している。供給
リール５６が、接合され現像処理されたフィルム帯５８
からなる巻き帯を支持している。フィルム帯におけるイ
メージが、順次、写真印画紙上に露光される際には、巻
上げリール６０が接合された帯を巻き上げるために回転
させられる。リールの間には、フィルム帯用のプリント
ゲート６２が、発光源６４の下方で、フィルム帯上の各
イメージを平担化し、支持する。発光源６４からの光
は、イメージ，調節可能な虹彩絞り（iris）、及び、固
定したレンズ素子６８及び可動であるレンズ素子７０を
含む投影レンズシステムを通過する。このレンズシステ
ムの下方で、写真印画紙の供給ロール７２が、イメージ
が露光される印画紙の連続帯７４を供給するために回転
させられる。また、巻上げロール７６が、イメージが露
光された印画紙を巻き上げるべく回転させられる。これ
ら印画紙用のロール７２，７６の間で、印画紙のプリン
トゲート７８が、イメージ露光中に、印画紙を平担化
し、支持する。
【００１３】各イメージについての適当な露光条件を決
定するために、また、もし適切であれば、パノラマ式の
若しくはＨＤＴＶ形式のイメージを検出するのを補助す
るために、あるいは、個々のイメージの向きを決定する
のを補助するために、従来の電子光学的なスキャナ８０
が含まれ得る。フィルム帯に磁気的に記録された情報を
読出すために、磁気読出ヘッド８２が含まれてもよい。
また、フィルム帯に光学的に記録された情報を読出すた
めには、光学読出ヘッド８４が含まれてもよい。従来の
方法では、プログラム可能な制御部８６が、フィルム帯
及び印画紙用の駆動システム（不図示）へ、また、スキ
ャナ８０及び読出ヘッド８２，８４へ接続されている。
その結果、よく知られた方法では、イメージがゲート６
２に移動する際に、各イメージが走査され、イメージに
関係した磁気的な若しくは光学的なコードのいずれもが
読出される。この場合、発光システム，虹彩絞り及びレ
ンズシステムは、イメージを写真印画紙上に正確に露光
させるに適切であるように調節される。
定するために、また、もし適切であれば、パノラマ式の
若しくはＨＤＴＶ形式のイメージを検出するのを補助す
るために、あるいは、個々のイメージの向きを決定する
のを補助するために、従来の電子光学的なスキャナ８０
が含まれ得る。フィルム帯に磁気的に記録された情報を
読出すために、磁気読出ヘッド８２が含まれてもよい。
また、フィルム帯に光学的に記録された情報を読出すた
めには、光学読出ヘッド８４が含まれてもよい。従来の
方法では、プログラム可能な制御部８６が、フィルム帯
及び印画紙用の駆動システム（不図示）へ、また、スキ
ャナ８０及び読出ヘッド８２，８４へ接続されている。
その結果、よく知られた方法では、イメージがゲート６
２に移動する際に、各イメージが走査され、イメージに
関係した磁気的な若しくは光学的なコードのいずれもが
読出される。この場合、発光システム，虹彩絞り及びレ
ンズシステムは、イメージを写真印画紙上に正確に露光
させるに適切であるように調節される。
【００１４】図４に示されるように、本発明に従って書
込み枠を提供するために、印画紙の移動方向に平行に、
印画紙及びプリントゲート７８の向かい合う縁部に沿っ
て、長手方向に延びる一対の平行な縁部マスク８８，９
０が設けられている。また、プリントゲート７８の向か
い合った横方向の縁部に沿って、印画紙の移動方向を横
切るように延びる縁部マスク９２，９４を設けることも
できる。
込み枠を提供するために、印画紙の移動方向に平行に、
印画紙及びプリントゲート７８の向かい合う縁部に沿っ
て、長手方向に延びる一対の平行な縁部マスク８８，９
０が設けられている。また、プリントゲート７８の向か
い合った横方向の縁部に沿って、印画紙の移動方向を横
切るように延びる縁部マスク９２，９４を設けることも
できる。
【００１５】図５〜図８は、本実施の形態に係る長手方
向に沿った縁部マスク８８，９０を示している。ところ
で、この技術の当業者は、図示された構造がまた横方向
の縁部マスク９２，９４にも利用され得ることを理解す
るであろう。各マスク８８，９０は、短い方の長さの第
１マスク９６と、増分長さの第２マスク９８とを有す
る。マスク９６の長さは、例えば従来の写真プリントの
長さ寸法に一致してもよい。このことから、マスク９６
及び９８の長さの和が、パノラマ式の若しくはＨＤＴＶ
形式の写真プリントの長さ寸法に一致し得る。
向に沿った縁部マスク８８，９０を示している。ところ
で、この技術の当業者は、図示された構造がまた横方向
の縁部マスク９２，９４にも利用され得ることを理解す
るであろう。各マスク８８，９０は、短い方の長さの第
１マスク９６と、増分長さの第２マスク９８とを有す
る。マスク９６の長さは、例えば従来の写真プリントの
長さ寸法に一致してもよい。このことから、マスク９６
及び９８の長さの和が、パノラマ式の若しくはＨＤＴＶ
形式の写真プリントの長さ寸法に一致し得る。
【００１６】一方の縁部について図５にのみ示されるよ
うに、横方向の動作のために、マスク９６，９８が一組
のガイドレール１００，１０２，１０４上に支持されて
おり、同じ又は類似した工夫が、残りの１つ又はそれ以
上の縁部についても設けられていることが理解される。
印画紙７４上にプリントされる各イメージの枠部分をマ
スキングする位置へ、またその位置の外へ、マスク９
６，９８を移動させるために、一対のリニア作動装置１
０６，１０８が設けられている。作製されるべきプリン
トのサイズに基づいて、上記作動装置１０６，１０８
は、広い方の若しくは狭い方の書込み枠を提供するよう
に、マスク９６，９８を前進させることが可能である。
各マスク９６，９８は、例えば、日付のような所望のロ
ゴ又はメッセージの平版投射スライドを含む、小型のメ
ッセージ投射器１１０，１１２を有してもよい。かかる
スライドの一例は、米国特許第４１９３６８４号に開示
されている。図１０〜図１４に基づいてより詳細に後述
されるように、上記スライドは、発光源６４より照明さ
れるか、あるいは、各マスクに含まれた別個の発光源
（不図示）によって照明されてもよい。そのスライドは
固定されるか、若しくは、図９に示される回転盤１１
４，１１６のように調節可能である。調節可能なスライ
ドを利用すれば、オペレータは、上記ロゴ又はメッセー
ジを簡単に変えることができる。
うに、横方向の動作のために、マスク９６，９８が一組
のガイドレール１００，１０２，１０４上に支持されて
おり、同じ又は類似した工夫が、残りの１つ又はそれ以
上の縁部についても設けられていることが理解される。
印画紙７４上にプリントされる各イメージの枠部分をマ
スキングする位置へ、またその位置の外へ、マスク９
６，９８を移動させるために、一対のリニア作動装置１
０６，１０８が設けられている。作製されるべきプリン
トのサイズに基づいて、上記作動装置１０６，１０８
は、広い方の若しくは狭い方の書込み枠を提供するよう
に、マスク９６，９８を前進させることが可能である。
各マスク９６，９８は、例えば、日付のような所望のロ
ゴ又はメッセージの平版投射スライドを含む、小型のメ
ッセージ投射器１１０，１１２を有してもよい。かかる
スライドの一例は、米国特許第４１９３６８４号に開示
されている。図１０〜図１４に基づいてより詳細に後述
されるように、上記スライドは、発光源６４より照明さ
れるか、あるいは、各マスクに含まれた別個の発光源
（不図示）によって照明されてもよい。そのスライドは
固定されるか、若しくは、図９に示される回転盤１１
４，１１６のように調節可能である。調節可能なスライ
ドを利用すれば、オペレータは、上記ロゴ又はメッセー
ジを簡単に変えることができる。
【００１７】図５は、共に前進させられた下側のマスク
９６，９８の組を示している。これは、図５に見られる
ように、イメージが上向きの場合に、パノラマ式の若し
くはＨＤＴＶ形式のプリントの底縁部に書込み枠を設け
るのに適している。また、図６は、共に前進させられた
上側のマスク９６，９８の組を示している。これは、図
６に見られるようにイメージが逆向きの場合に、パノラ
マ式の若しくはＨＤＴＶ形式のプリントの底縁部に書込
み枠を設けるのに適している。同様に、図７では、イメ
ージが上向きの場合に、下側にあるマスク９８が後退さ
せられる一方、下側にあるまた１つのマスク９６が、通
常プリントの底縁部に書込み枠を設けるように前進させ
られる様子が示されている。また、図８では、イメージ
が逆向きの場合に、上側のマスク９８が後退させられる
一方、上側にあるまた１つのマスク９６が、通常プリン
トの底縁部に書込み枠を設けるように前進させられる様
子が示されている。使用中、各イメージの向きが決定さ
れ、プリントの所望の縁部に沿って書込み枠を設けるの
に適したマスクが前進させられる。
９６，９８の組を示している。これは、図５に見られる
ように、イメージが上向きの場合に、パノラマ式の若し
くはＨＤＴＶ形式のプリントの底縁部に書込み枠を設け
るのに適している。また、図６は、共に前進させられた
上側のマスク９６，９８の組を示している。これは、図
６に見られるようにイメージが逆向きの場合に、パノラ
マ式の若しくはＨＤＴＶ形式のプリントの底縁部に書込
み枠を設けるのに適している。同様に、図７では、イメ
ージが上向きの場合に、下側にあるマスク９８が後退さ
せられる一方、下側にあるまた１つのマスク９６が、通
常プリントの底縁部に書込み枠を設けるように前進させ
られる様子が示されている。また、図８では、イメージ
が逆向きの場合に、上側のマスク９８が後退させられる
一方、上側にあるまた１つのマスク９６が、通常プリン
トの底縁部に書込み枠を設けるように前進させられる様
子が示されている。使用中、各イメージの向きが決定さ
れ、プリントの所望の縁部に沿って書込み枠を設けるの
に適したマスクが前進させられる。
【００１８】図１０は、本発明の実施の形態に係る縁部
マスクアッセンブリ１１８の部分断面説明図である。こ
のアッセンブリ１１８は、マスク８８，９０及び９２，
９４の一方若しくは両方について用いられ得る。閉じた
不透明な外側ハウジング１２０が底壁部１２２を有して
おり、この底壁部１２２から、隣合う写真プリンタ（不
図示）の構造物への取付け用のピボット台又はヒンジ１
２６を備えた支持アーム１２４が延出している。ヒンジ
１２６は、図１０に示されるように、縁部マスクアッセ
ンブリを、プリントの縁部に対し直線移動させ得る、若
しくは、プリントに向かってまたプリントから離れる方
向に旋回させ得る、又は、その両方の形式で作動させる
べく、レール１００，１０２，１０４上を移動するスラ
イダ１２７上に支持されている。
マスクアッセンブリ１１８の部分断面説明図である。こ
のアッセンブリ１１８は、マスク８８，９０及び９２，
９４の一方若しくは両方について用いられ得る。閉じた
不透明な外側ハウジング１２０が底壁部１２２を有して
おり、この底壁部１２２から、隣合う写真プリンタ（不
図示）の構造物への取付け用のピボット台又はヒンジ１
２６を備えた支持アーム１２４が延出している。ヒンジ
１２６は、図１０に示されるように、縁部マスクアッセ
ンブリを、プリントの縁部に対し直線移動させ得る、若
しくは、プリントに向かってまたプリントから離れる方
向に旋回させ得る、又は、その両方の形式で作動させる
べく、レール１００，１０２，１０４上を移動するスラ
イダ１２７上に支持されている。
【００１９】上記ハウジング１２０は、作製されるべき
プリントの予想されるそれぞれの長さ又は幅にわたって
広がるに十分な長さを有している。底壁部１２２には細
長い開口部１２８が設けられており、その開口部１２８
の対向し合う縁部に沿って、一対のレール１３０，１３
２が延在している。上記マスクアッセンブリ１１８の長
さに沿った移動のために、閉じた照明用ハウジング１３
４が、レール１３０，１３２上にスライド式に設けられ
ている。上記ハウジング１３４内では、従来の散光器及
びスクリーンパック１４０を介して、写真印画紙上に露
光されるべきロゴ若しくは日付のような所望のメッセー
ジを備えた平版スライド又は他の透明画１４２へ光を指
向するための反射鏡１３８の面前に、光源１３６が配置
されている。レンズプレート１４４は、ハウジング１３
４を閉じ、好ましくは、底壁部１２２の下面と面一にな
っている。上記照明ハウジング１３４に取り付けられた
作動装置のノブ１４８を通過させ得るべく、スロット１
４６が、外側ハウジング１２０において長手方向に延在
している。その結果、手作業で、あるいは、別の方法
で、ノブ１４８を所望の位置に移動させることによっ
て、マスクアッセンブリ１１８を、イメージの縁部に沿
った位置へ移動することができ、ハウジング１３４は、
マスクアッセンブリ１１８の長さに沿って選択式に位置
決めされ得る。これによって、ロゴ若しくは日付のよう
なメッセージは、図１９の１５０で示されるように、書
込み枠に沿ったいかなる所望の位置にも設けられる。マ
スクアッセンブリ１１８をレール１００，１０２，１０
４に沿って移動させることにより、異なる幅の書込み枠
が提供されることが可能となる。
プリントの予想されるそれぞれの長さ又は幅にわたって
広がるに十分な長さを有している。底壁部１２２には細
長い開口部１２８が設けられており、その開口部１２８
の対向し合う縁部に沿って、一対のレール１３０，１３
２が延在している。上記マスクアッセンブリ１１８の長
さに沿った移動のために、閉じた照明用ハウジング１３
４が、レール１３０，１３２上にスライド式に設けられ
ている。上記ハウジング１３４内では、従来の散光器及
びスクリーンパック１４０を介して、写真印画紙上に露
光されるべきロゴ若しくは日付のような所望のメッセー
ジを備えた平版スライド又は他の透明画１４２へ光を指
向するための反射鏡１３８の面前に、光源１３６が配置
されている。レンズプレート１４４は、ハウジング１３
４を閉じ、好ましくは、底壁部１２２の下面と面一にな
っている。上記照明ハウジング１３４に取り付けられた
作動装置のノブ１４８を通過させ得るべく、スロット１
４６が、外側ハウジング１２０において長手方向に延在
している。その結果、手作業で、あるいは、別の方法
で、ノブ１４８を所望の位置に移動させることによっ
て、マスクアッセンブリ１１８を、イメージの縁部に沿
った位置へ移動することができ、ハウジング１３４は、
マスクアッセンブリ１１８の長さに沿って選択式に位置
決めされ得る。これによって、ロゴ若しくは日付のよう
なメッセージは、図１９の１５０で示されるように、書
込み枠に沿ったいかなる所望の位置にも設けられる。マ
スクアッセンブリ１１８をレール１００，１０２，１０
４に沿って移動させることにより、異なる幅の書込み枠
が提供されることが可能となる。
【００２０】図１１及び図１２は、イメージが上向きの
場合に、下側のマスクアッセンブリ１１８が、いかにし
て印画紙７４の縁部上に前進させられるかを示すもので
ある。反対側のマスクアッセンブリは後退させられてい
る。同様に、図１３及び図１４は、イメージが逆向きの
場合に、上側のマスクアッセンブリ１１８が、いかにし
て印画紙７４の反対側の縁部上に前進させられるかを示
すものである。ここでは、また、反対側のマスクアッセ
ンブリが後退させられている。
場合に、下側のマスクアッセンブリ１１８が、いかにし
て印画紙７４の縁部上に前進させられるかを示すもので
ある。反対側のマスクアッセンブリは後退させられてい
る。同様に、図１３及び図１４は、イメージが逆向きの
場合に、上側のマスクアッセンブリ１１８が、いかにし
て印画紙７４の反対側の縁部上に前進させられるかを示
すものである。ここでは、また、反対側のマスクアッセ
ンブリが後退させられている。
【００２１】図１５〜図１８は、本発明の実施の形態に
係る写真プリンタの操作方法を示すフローチャートであ
る。ステップ１８０では、写真仕上げ業者が、与えられ
たオリジナルの注文又は再注文が書込みプリントを有す
るかどうかに関係して、また、よく知られた３Ｒ（４×
５インチ；１０１．６×１２７ミリメートル），４Ｒ
（４×６インチ；１０１．６×１５２．４ミリメート
ル）又は５Ｒ（５×７インチ；１２７×１７７．８ミリ
メートル）のような作製されるべきプリントのサイズに
関係して、システムへ情報を入力する。ユニバーサル・
リオーダ・システム（ＵＲＳ：UniversalRecorder Syst
em）若しくはコダック・リオーダ・システム（ＫＲＳ：
Kodak Reorder System）を用いた再注文プリントの場合
には、書込みプリントに関した情報が、ＵＲＳについて
はコンピュータディスクにより、あるいは、ＫＲＳにつ
いては再注文ネガに添付されたパンチコードテープによ
り付与される。もし書込みプリントがまったく要望され
なければ、上記システムは、ステップ１８４における標
準プリントルーチンへ進む。また、もし書込みプリント
が要望されれば、ステップ１８６，１８８、１９０，１
９２又は１９４，１９６における３Ｒ，４Ｒ又は５Ｒの
プリントルーチンへ進む。プリントのサイズが特定され
ていない場合には、システムはステップ１９８からステ
ップ１８０へ戻る。
係る写真プリンタの操作方法を示すフローチャートであ
る。ステップ１８０では、写真仕上げ業者が、与えられ
たオリジナルの注文又は再注文が書込みプリントを有す
るかどうかに関係して、また、よく知られた３Ｒ（４×
５インチ；１０１．６×１２７ミリメートル），４Ｒ
（４×６インチ；１０１．６×１５２．４ミリメート
ル）又は５Ｒ（５×７インチ；１２７×１７７．８ミリ
メートル）のような作製されるべきプリントのサイズに
関係して、システムへ情報を入力する。ユニバーサル・
リオーダ・システム（ＵＲＳ：UniversalRecorder Syst
em）若しくはコダック・リオーダ・システム（ＫＲＳ：
Kodak Reorder System）を用いた再注文プリントの場合
には、書込みプリントに関した情報が、ＵＲＳについて
はコンピュータディスクにより、あるいは、ＫＲＳにつ
いては再注文ネガに添付されたパンチコードテープによ
り付与される。もし書込みプリントがまったく要望され
なければ、上記システムは、ステップ１８４における標
準プリントルーチンへ進む。また、もし書込みプリント
が要望されれば、ステップ１８６，１８８、１９０，１
９２又は１９４，１９６における３Ｒ，４Ｒ又は５Ｒの
プリントルーチンへ進む。プリントのサイズが特定され
ていない場合には、システムはステップ１９８からステ
ップ１８０へ戻る。
【００２２】図１６は、３Ｒプリント用のプリントルー
チンを示している。４Ｒ及び５Ｒについてものも実質的
にはこれと同様である。３Ｒプリントについての指示が
ステップ２００で受けられ、ステップ２０２では、印画
紙の幅が点検される。もし印画紙が適正でなければ、ス
テップ２０４で変えられる。また、もし印画紙が適正で
あれば、ステップ２０６で、レンズシステムの倍率の設
定が点検される。倍率が適正でない場合には、ステップ
２０８で変えられる。倍率が適正である場合には、印画
紙の進行システムの状態が点検される。もし進行システ
ムが適正でなければ、ステップ２１２で変えられる。ま
た、もし進行システムが適正であれば、あらゆるパノラ
マ式プリントが要望されているかどうかを知るために、
ステップ２１４において、プリントの注文が点検され
る。全プリントについてパノラマ式プリントが要望され
る場合には、ステップ２１６で、印画紙の進行及び倍率
が調節される。その後、システムは、ステップ２１８か
ら書込みプリントルーチンへ進む。
チンを示している。４Ｒ及び５Ｒについてものも実質的
にはこれと同様である。３Ｒプリントについての指示が
ステップ２００で受けられ、ステップ２０２では、印画
紙の幅が点検される。もし印画紙が適正でなければ、ス
テップ２０４で変えられる。また、もし印画紙が適正で
あれば、ステップ２０６で、レンズシステムの倍率の設
定が点検される。倍率が適正でない場合には、ステップ
２０８で変えられる。倍率が適正である場合には、印画
紙の進行システムの状態が点検される。もし進行システ
ムが適正でなければ、ステップ２１２で変えられる。ま
た、もし進行システムが適正であれば、あらゆるパノラ
マ式プリントが要望されているかどうかを知るために、
ステップ２１４において、プリントの注文が点検され
る。全プリントについてパノラマ式プリントが要望され
る場合には、ステップ２１６で、印画紙の進行及び倍率
が調節される。その後、システムは、ステップ２１８か
ら書込みプリントルーチンへ進む。
【００２３】図１７は、書込みプリントルーチンを示し
ている。まず、ステップ２２０で、書込みプリントにつ
いての指示が受けられる。ステップ２２２では、ネガが
イメージ３４又は４２のようなパノラマ式のものである
かどうかの決定がなされる。もし、ネガがパノラマ式で
あれば、次に進む前に、ステップ２２４において、その
倍率及び印画紙の進行が設定される。ステップ２２２又
は２２４の後には、書込みプリントの注文において、書
込みプリントが特殊なネガ用に作製されるべきかどうか
を判断するためのステップが含まれてもよい。次に、ス
テップ２２６では、標準プリント及び書込みプリントを
交互に行うことが必要であるかどうかの判断がなされ
る。もし、その必要がなければ、システムはステップ２
３０へ進む。もし、交互のプリントが必要とされれば、
ステップ２２８において、ネガ当りの書込みプリント数
についてのカウンタがセットされる。
ている。まず、ステップ２２０で、書込みプリントにつ
いての指示が受けられる。ステップ２２２では、ネガが
イメージ３４又は４２のようなパノラマ式のものである
かどうかの決定がなされる。もし、ネガがパノラマ式で
あれば、次に進む前に、ステップ２２４において、その
倍率及び印画紙の進行が設定される。ステップ２２２又
は２２４の後には、書込みプリントの注文において、書
込みプリントが特殊なネガ用に作製されるべきかどうか
を判断するためのステップが含まれてもよい。次に、ス
テップ２２６では、標準プリント及び書込みプリントを
交互に行うことが必要であるかどうかの判断がなされ
る。もし、その必要がなければ、システムはステップ２
３０へ進む。もし、交互のプリントが必要とされれば、
ステップ２２８において、ネガ当りの書込みプリント数
についてのカウンタがセットされる。
【００２４】ステップ２３０では、書込み枠が設けられ
る場合のイメージのクロップ（cropping）を回避するた
めに、プリントされるイメージの縮小が必要であるかど
うかの判断がなされる。もし、縮小がまったく必要でな
ければ、システムはステップ２３４へ進む。もし、クロ
ップを回避するためのイメージ縮小が必要であれば、ス
テップ２３４へ進む前に、イメージの倍率が調節され
る。ステップ２３４では、スキャナ８０若しくは読出ヘ
ッド８２，８４、又は、その両方から得られるような各
イメージの情報を用いて、イメージの向きが点検され
る。もし、イメージが逆向きであれば、スキャナ２３６
において、上側のマスクが、所定位置に前進させられる
か、又は、旋回させられる。前述したように、「上側」
及び「下側」は、図５〜図８，図１１及び図１３に見ら
れるように、マスクの位置に関係したものである。ステ
ップ２４０では、イメージがパノラマ式であるかどうか
の判断がなされる。もし、パノラマ式のイメージがプリ
ントされていれば、ステップ２４２において、適切なマ
スク９８が前進させられる。
る場合のイメージのクロップ（cropping）を回避するた
めに、プリントされるイメージの縮小が必要であるかど
うかの判断がなされる。もし、縮小がまったく必要でな
ければ、システムはステップ２３４へ進む。もし、クロ
ップを回避するためのイメージ縮小が必要であれば、ス
テップ２３４へ進む前に、イメージの倍率が調節され
る。ステップ２３４では、スキャナ８０若しくは読出ヘ
ッド８２，８４、又は、その両方から得られるような各
イメージの情報を用いて、イメージの向きが点検され
る。もし、イメージが逆向きであれば、スキャナ２３６
において、上側のマスクが、所定位置に前進させられる
か、又は、旋回させられる。前述したように、「上側」
及び「下側」は、図５〜図８，図１１及び図１３に見ら
れるように、マスクの位置に関係したものである。ステ
ップ２４０では、イメージがパノラマ式であるかどうか
の判断がなされる。もし、パノラマ式のイメージがプリ
ントされていれば、ステップ２４２において、適切なマ
スク９８が前進させられる。
【００２５】上記システムは、ステップ２４４，２４６
で書込みプリントルーチンを続ける。図１８では、ステ
ップ２４８において、写真仕上げ日が書込み枠内に必要
であるかの判断がなされる。当然ながら、日付に加え
て、あるいは、その代わりとして、他のメッセージ若し
くはロゴが設けられてもよい。もし、メッセージが必要
であれば、ステップ２５６で、イメージがパノラマ式で
あるかどうかの判断がなされる。もし、イメージがパノ
ラマ式でなければ、ステップ２５８では、図５〜図８の
実施の形態における標準サイズに設定されたプリントに
ついて、メッセージ投射器１１０が動かされる。すなわ
ち、ハウジング１３４が、図１１〜図１４の実施の形態
における標準プリントについて、適切な位置に移動させ
られる。また、もし、イメージがパノラマ式であれば、
ステップ２６０では、図５〜図８の実施の形態における
パノラマ式のプリントについて、メッセージ投射器１１
０が動かされる。すなわち、ハウジング１３４が、図１
１〜図１４の実施の形態におけるパノラマ式のプリント
について、適切な位置に移動させられる。
で書込みプリントルーチンを続ける。図１８では、ステ
ップ２４８において、写真仕上げ日が書込み枠内に必要
であるかの判断がなされる。当然ながら、日付に加え
て、あるいは、その代わりとして、他のメッセージ若し
くはロゴが設けられてもよい。もし、メッセージが必要
であれば、ステップ２５６で、イメージがパノラマ式で
あるかどうかの判断がなされる。もし、イメージがパノ
ラマ式でなければ、ステップ２５８では、図５〜図８の
実施の形態における標準サイズに設定されたプリントに
ついて、メッセージ投射器１１０が動かされる。すなわ
ち、ハウジング１３４が、図１１〜図１４の実施の形態
における標準プリントについて、適切な位置に移動させ
られる。また、もし、イメージがパノラマ式であれば、
ステップ２６０では、図５〜図８の実施の形態における
パノラマ式のプリントについて、メッセージ投射器１１
０が動かされる。すなわち、ハウジング１３４が、図１
１〜図１４の実施の形態におけるパノラマ式のプリント
について、適切な位置に移動させられる。
【００２６】従来の露光処理の残りが、ステップ２６４
において完了される。その後、ステップ２６６で、上記
マスクが所定位置から後退させられるか、若しくは、そ
の位置の外へ旋回させられ、ステップ２６８では、上記
カウンタが減少させられる。もし、ステップ２７０でカ
ウント数が０でなければ、同じイメージの次の書込みプ
リントを用意するために、ステップ２７２で、システム
はステップ２３４に戻る。 また、もしカウント数が０
であれば、ステップ２７４で、上記システムは、次のネ
ガのためにリセットされる。ステップ２７６では、注文
が完了したかどうかの判断がなされる。もし完了してい
なければ、ステップ２７８において、次のネガのため
に、上記システムはステップ２２０に戻る。もし、注文
が完了していれば、ステップ２８０において、次の注文
のために、上記システムはステップ１８０に戻る。
において完了される。その後、ステップ２６６で、上記
マスクが所定位置から後退させられるか、若しくは、そ
の位置の外へ旋回させられ、ステップ２６８では、上記
カウンタが減少させられる。もし、ステップ２７０でカ
ウント数が０でなければ、同じイメージの次の書込みプ
リントを用意するために、ステップ２７２で、システム
はステップ２３４に戻る。 また、もしカウント数が０
であれば、ステップ２７４で、上記システムは、次のネ
ガのためにリセットされる。ステップ２７６では、注文
が完了したかどうかの判断がなされる。もし完了してい
なければ、ステップ２７８において、次のネガのため
に、上記システムはステップ２２０に戻る。もし、注文
が完了していれば、ステップ２８０において、次の注文
のために、上記システムはステップ１８０に戻る。
【００２７】尚、本発明は、以上の例示された実施態様
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
において、種々の改良あるいは設計上の変更が可能であ
ることは言うまでもない。
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
において、種々の改良あるいは設計上の変更が可能であ
ることは言うまでもない。
【００２８】
【発明の効果】以上の説明から分かるように、本発明に
よれば、フィルム帯のイメージが、１つのフィルム帯内
で若しくはフィルム帯毎に異なる向きにあっても、連続
したプリントの選択した共通の縁部に沿って、書込み枠
を設けることができる。また、この書込み枠内では、所
望の位置において、メッセージを露光させることができ
る。更に、同じ写真仕上げの注文において、書込み枠を
備えたプリント及び書込み枠を備えていないプリントを
作製することができる。また更に、異なるサイズのプリ
ントに対応するために、異なる幅の書込み枠を設けるこ
とができる。また、同じ写真仕上げの注文において、異
なる長さのプリントが書込み枠を備えることができる。
よれば、フィルム帯のイメージが、１つのフィルム帯内
で若しくはフィルム帯毎に異なる向きにあっても、連続
したプリントの選択した共通の縁部に沿って、書込み枠
を設けることができる。また、この書込み枠内では、所
望の位置において、メッセージを露光させることができ
る。更に、同じ写真仕上げの注文において、書込み枠を
備えたプリント及び書込み枠を備えていないプリントを
作製することができる。また更に、異なるサイズのプリ
ントに対応するために、異なる幅の書込み枠を設けるこ
とができる。また、同じ写真仕上げの注文において、異
なる長さのプリントが書込み枠を備えることができる。
【図１】 底縁部に沿って書込み枠を備えた写真プリン
トを示す。
トを示す。
【図２】 様々な向きにあるイメージを有する現像済み
のフィルム帯を示す。
のフィルム帯を示す。
【図３】 接合ラベルで互いに繋がれた、フィルムが左
側に装填されるカメラにより露光された現像済みのフィ
ルム帯、及び、フィルムが右側に装填されるカメラによ
り露光された現像済みのフィルム帯を示す。
側に装填されるカメラにより露光された現像済みのフィ
ルム帯、及び、フィルムが右側に装填されるカメラによ
り露光された現像済みのフィルム帯を示す。
【図４】 写真印画紙ゲートで幾つかのマスクを有する
本発明の実施の形態に係る写真プリンタ装置を示す。
本発明の実施の形態に係る写真プリンタ装置を示す。
【図５】 通常の向きにあるパノラマ式プリントの底縁
部をマスキングする所定位置にある一対のマスクの斜視
図である。
部をマスキングする所定位置にある一対のマスクの斜視
図である。
【図６】 逆向きにあるパノラマ式プリントの底縁部を
マスキングする所定位置にある一対のマスクの斜視図で
ある。
マスキングする所定位置にある一対のマスクの斜視図で
ある。
【図７】 通常の向きにある標準プリントの底縁部をマ
スキングする所定位置にある単一のマスクの斜視図であ
る。
スキングする所定位置にある単一のマスクの斜視図であ
る。
【図８】 逆向きにある標準プリントの底縁部をマスキ
ングする所定位置にある単一のマスクの斜視図である。
ングする所定位置にある単一のマスクの斜視図である。
【図９】 書込み枠にプリントされる種々の情報若しく
はロゴを備えた回転盤を有する個々に可動であるマスク
の一対の平面図である。
はロゴを備えた回転盤を有する個々に可動であるマスク
の一対の平面図である。
【図１０】 上記実施の形態に係る縁部マスクアッセン
ブリの、図１１及び図１３における１０−１０線に沿っ
た部分断面説明図である。
ブリの、図１１及び図１３における１０−１０線に沿っ
た部分断面説明図である。
【図１１】 一方が通常の向きにあるプリントの下側縁
部をマスキングすべく前進させられるとともに、それに
対向するものが後退させられている、一対の縁部マスク
アッセンブリのわきにある写真印画紙の平面図である。
部をマスキングすべく前進させられるとともに、それに
対向するものが後退させられている、一対の縁部マスク
アッセンブリのわきにある写真印画紙の平面図である。
【図１２】 図１１における１２−１２線に沿った部分
断面説明図である。
断面説明図である。
【図１３】 一方が逆向きにあるプリントの下側縁部を
マスキングすべく前進させられるとともに、それに対向
するものが後退させられている、一対の縁部マスクアッ
センブリのわきにある写真印画紙の平面図である。
マスキングすべく前進させられるとともに、それに対向
するものが後退させられている、一対の縁部マスクアッ
センブリのわきにある写真印画紙の平面図である。
【図１４】 図１３における１４−１４線に沿った部分
断面説明図である。
断面説明図である。
【図１５】 本発明に係る方法の種々のステップを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図１６】 本発明に係る方法の３Ｒプリント用のプリ
ントルーチンを示すフローチャートである。
ントルーチンを示すフローチャートである。
【図１７】 本発明に係る方法の書込みプリントルーチ
ンを示すフローチャートである。
ンを示すフローチャートである。
【図１８】 本発明に係る方法の書込みプリントルーチ
ンを示すフローチャートである。
ンを示すフローチャートである。
【図１９】 本発明に従って作製されたタイプの書込み
枠を備えた写真プリントを示す。
枠を備えた写真プリントを示す。
１０…写真印画紙 １２…イメージ領域 １４…書込み枠 １６，１８，２０，２２…縁部 ２４…メッセージ ５８…フィルム帯 ６２…フィルム帯用プリントゲート ６４…照明源 ７８…印画紙用プリントゲート ８０…電子スキャナ ８２…磁気読出ヘッド ８４…光学読出ヘッド ８６…プログラム可能な制御部 １１０，１１２…ロゴ／日付投射器
フロントページの続き (72)発明者 ポール・エイチ・フォレスト アメリカ合衆国14612ニューヨーク州ロチ ェスター、クロスローズ・レイン92番
Claims (8)
- 【請求項１】 イメージ毎に若しくはフィルム帯毎に、
又は、その両方において様々な向きにあるイメージを有
するフィルム帯から、書込み枠を備えた写真プリントを
作製するための方法であって、 フィルム帯用プリントゲートを通じてフィルム帯を断続
的に搬送し、 各イメージの上縁部，底縁部，左側縁部又は右側縁部を
識別するために、各イメージの向きを決定し、 各イメージの少なくとも１つの写真プリント上に書込み
枠を設けるために、フィルム帯上の少なくとも幾つかの
イメージについて、共通の縁部を選択し、 写真印画紙用プリントゲートにおいて、選択した共通の
縁部に対応する印画紙用プリントゲートの少なくとも１
つの縁部をマスキングし、 上記写真印画紙用プリントゲートにおいて、写真印画紙
に各イメージを投影するために、フィルム帯用プリント
ゲートにおける各イメージを照明するステップを有して
おり、 写真印画紙上にプリントされた少なくとも幾つかのイメ
ージが、選択した共通の縁部に沿った書込み枠を有する
ことになることを特徴とする書込み枠を備えた写真プリ
ントの作製方法。 - 【請求項２】 請求項１記載の写真プリントの作製方法
が、更に、マスキングされた縁部内で、写真印画紙上に
メッセージを露光させるステップを有しており、それに
よって、上記メッセージが書込み枠上に現れることを特
徴とする請求項１記載の書込み枠を備えた写真プリント
の作製方法。 - 【請求項３】 イメージ毎に若しくはフィルム帯毎に、
又は、その両方において様々な向きにあるイメージを有
するフィルム帯から、書込み枠を備えた写真プリントを
作製するための装置であって、 フィルム帯用プリントゲートを通じてフィルム帯を断続
的に搬送する手段と、 各イメージの上縁部，底縁部，左側縁部又は右側縁部を
識別するために、各イメージの向きを決定する手段と、 各イメージの少なくとも１つの写真プリント上に書込み
枠を設けるために、フィルム帯上の少なくとも幾つかの
イメージについて、共通の縁部を選択する手段と、 写真印画紙用プリントゲートを通じて写真印画紙を断続
的に搬送する手段と、 上記写真印画紙用プリントゲートにおいて、選択した共
通の縁部に対応する印画紙用プリントゲートの少なくと
も１つの縁部をマスキングする手段と、 上記写真印画紙用プリントゲートにおいて、写真印画紙
に各イメージを投影するために、フィルム帯プリントゲ
ートにおける各イメージを照明する手段とを有してお
り、 写真印画紙上にプリントされた少なくとも幾つかのイメ
ージが、選択した共通の縁部に沿った書込み枠を有する
ことになることを特徴とする書込み枠を備えた写真プリ
ントの作製装置。 - 【請求項４】 請求項３記載の写真プリントの作製装置
が、更に、マスキングされた縁部内で、写真印画紙上に
メッセージを露光させる手段を有しており、それによっ
て、上記メッセージが書込み枠上に現れることを特徴と
する請求項３記載の書込み枠を備えた写真プリントの作
製装置。 - 【請求項５】 上記マスキング手段が少なくとも１つの
縁部に従属する外では、可動であることを特徴とする請
求項３記載の書込み枠を備えた写真プリントの作製装
置。 - 【請求項６】 上記マスキング手段が、共通の縁部に沿
って互いに異なる長さを有するイメージに対応すべく調
節可能であることを特徴とする請求項３記載の書込み枠
を備えた写真プリントの作製装置。 - 【請求項７】 上記マスキング手段が、共通の縁部の短
い方の長さに一致する第１の長さを有する第１のマスク
と、増分の第２の長さを有する第２のマスクと、共通の
縁部の長い方の長さに一致する第１及び第２のマスクの
組合せとからなることを特徴とする請求項６記載の書込
み枠を備えた写真プリントの作製装置。 - 【請求項８】 請求項３記載の写真プリントの作製装置
が、更に、マスキングされた縁部内で、写真印画紙上に
メッセージを露光させる手段と、該露光手段を、選択さ
れた縁部に沿った所望の位置に位置決めする手段とを有
することを特徴とする請求項３記載の書込み枠を備えた
写真プリントの作製装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/705,468 US5748289A (en) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | Apparatus and method for producing photographic prints with write-on borders |
| US08/705468 | 1996-08-29 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1090804A true JPH1090804A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=24833596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9232464A Pending JPH1090804A (ja) | 1996-08-29 | 1997-08-28 | 書込み枠を備えた写真プリントの作製方法及びその作製装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5748289A (ja) |
| JP (1) | JPH1090804A (ja) |
| DE (1) | DE19734160A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004508604A (ja) * | 2000-09-11 | 2004-03-18 | マサニス、アート、フード、アンド、ファッション、リミテッド | 広告方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100192437A1 (en) * | 2007-08-01 | 2010-08-05 | Dean Fallander | Modular Frame System |
| GB201117523D0 (en) * | 2011-10-11 | 2011-11-23 | Rue De Int Ltd | Security devices and methods of manufacture thereof |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US4154526A (en) * | 1978-03-30 | 1979-05-15 | Edward Kostiner | Black border printer for photographic prints |
| US4193684A (en) * | 1978-05-12 | 1980-03-18 | Armstrong Alvin H | Photographic printing and print identifying apparatus |
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| JPH0648507Y2 (ja) * | 1986-08-30 | 1994-12-12 | ノーリツ鋼機株式会社 | 写真焼付におけるペーパーマスク装置 |
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| JPH0754396B2 (ja) * | 1987-08-28 | 1995-06-07 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真焼付における文字プリント方法 |
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| US5365308A (en) * | 1991-07-12 | 1994-11-15 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Paper mask unit for photographic printer |
| JP2658733B2 (ja) * | 1992-05-21 | 1997-09-30 | ノーリツ鋼機株式会社 | 画像合成プリンタ |
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| US5530517A (en) * | 1995-01-09 | 1996-06-25 | Eastman Kodak Company | Method for communicating scene orientation of camera film to photo finishing equipment |
-
1996
- 1996-08-29 US US08/705,468 patent/US5748289A/en not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-08-07 DE DE19734160A patent/DE19734160A1/de not_active Withdrawn
- 1997-08-28 JP JP9232464A patent/JPH1090804A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004508604A (ja) * | 2000-09-11 | 2004-03-18 | マサニス、アート、フード、アンド、ファッション、リミテッド | 広告方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19734160A1 (de) | 1998-03-05 |
| US5748289A (en) | 1998-05-05 |
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