JPH1090369A - 集積回路の試験及び評価方法及び装置 - Google Patents

集積回路の試験及び評価方法及び装置

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JPH1090369A
JPH1090369A JP9089741A JP8974197A JPH1090369A JP H1090369 A JPH1090369 A JP H1090369A JP 9089741 A JP9089741 A JP 9089741A JP 8974197 A JP8974197 A JP 8974197A JP H1090369 A JPH1090369 A JP H1090369A
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JP9089741A
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Lee Whetsel
ウェッツェル リー
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Texas Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】集積回路(IC)の動作のテスト及び評価、特
にICの選択されたノードのリアルタイム観察を可能に
すること。 【解決手段】本発明は(1)走査セルはICを介して、
路がつけられた直列の走査と制御パスによって接続さ
れ、(2)走査セルはICの内部ノード及び/又はI/
Oパッドに接続される。本発明は、存在する走査セルを
変更するために小さな数の回路を加えて、走査セルが内
部ノード或いはI/Oパッドの信号の働きをリアルタイ
ムで選択的に出力可能にする。セルのデータ入力(D
I)が、セルのスキャンメモリをバイパスする接続によ
ってセルのスキャン出力(SO)に直接接続されるバイ
バスモードを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、集積回路(IC)の動
作のテスト及び評価、特に集積回路の選択されたノード
のリアルタイム観察に関する。
【0002】
【発明の背景】図1は、一般にフル走査設計と呼ばれる
ものを図示する。この従来の走査設計型式において、I
Cの全ての機能的なメモリ(フリップフロップ/ラッ
チ)は組み合わせ論理回路から分離され、各メモリ(M
1)の前にあるマルチプレクサを有することによって、
走査可能にされている。機能的なメモリはテストのため
に分けられるので、この走査設計型式は非常に低いテス
ト回路経費を有している。機能的な動作中に、マルチプ
レクサはM1を組み合わせ論理回路に接続して、回路を
完成する。テスト動作中に、マルチプレクサは、M1が
組み合わせ論理回路データを捕捉し、M1s間でデータ
をシフトし、且つ組み合わせ論理回路にデータを出力す
るようにする。マルチプレクサは、シフト(走査)動作
中にM1と組み合わせ論理回路間の通常の接続を切り離
すので、テスト中回路は機能的でない。組み合わせ論理
回路のテストは、これらの捕獲し、シフトし、且つ出力
するステップによって達成される。テストモードにおい
てM1とマルチプレクサ1を動作する制御入力(CT
L)は、典型的にIEEE 1149.1 のテストアクセスポート
(test access port: TAP) のようなIC上の直列テスト
バスインタフェースから生じる。
【0003】マイクロプロセッサ、マイクロ制御及びデ
ィジタル信号プロセッサにおいて、例えば、図1のフル
走査設計は、エミュレーション動作のために用いること
ができる。このエミュレーション動作において、(1)
負荷状態のデータに対して走査パスを走査ニングするス
テップ、(2)プロセッサが所定の時間期間の間、実行
できるようにするステップ、(3)プロセッサを停止す
るステップ、及び(4)プロセッサの内部状態を検査す
るために走査パスを走査するステップが、典型的に繰り
返される。このエミュレーション動作は、プロセッサに
よって実行されるべきプログラムコードを開発するとき
に、特に有用である。図2は、他の従来の走査アプロー
チを示し、それにより走査セル(スキャンセル)が回路
の機能的な信号パスに基本的に配置されるか、挿入され
る。これらの走査セルに関連した論理回路は、テストに
専用化され、機能的な目的のために分割されない。通常
の動作中、走査セルは、マルチプレクサ2を介して示さ
れたD1からD0パスによって機能的な回路接続を作
る。機能的なモードにおいて、走査セルは、それらのM
1sが機能的に用いられないので、回路の通常の動作を
乱すことなくデータを捕獲し、シフトする。テストモー
ドにおいて配置されると、D1からD0間の機能的なパ
スは切り離され、M1の出力は、マルチプレクサ2を介
して回路の入力へ入力される。テストのステップは、図
1に記載されたものと同様である。追加の制御信号がマ
ルチプレクサ2を動作するために必要とされる。
【0004】図3と図4は、従来の境界走査のアプロー
チを示す。境界走査は、ICの入出力(I/O)パッド
とコア回路間の走査セルを適用する。機能モード中境界
走査セルは、通常のI/O動作を可能にする。ICが通
常のモードである間、境界走査セルは、それらが専用化
されたテスト論理回路であるので、データを捕獲し、シ
フトアウトするために制御される。テストモード中、I
Cの通常のモードはディスエーブルされ、境界走査セル
は入力パッドからのデータを捕獲し、シフトアウトする
ために、且つ出力パッドへデータをシフトインし、出力
するために用いられる。図3の入力境界走査セルは、入
力パッド、即ち出力の可能性のない、における捕獲及び
シフトアウト動作を可能にする。図4の入力境界走査セ
ルは、データをシフトインし、コア論理回路へ出力する
ために、追加的に提供する。データを出力する境界走査
セルは、シフト動作中にデータが保持されるように要求
する。この境界走査セルは、M1が新しいデータをM2
に入力するまで、コア/パッドへデータを保持するため
に用いられる第2のメモリ(M2)を必要とする。
【0005】要約として、走査パス設計は、集積回路の
ための一般的なテスト技術である。走査パスは、多くの
走査セルを直列に接続することによって作られる。これ
らの走査セルはIC内の機能回路をテストするために、
或いはICsの入出力(I/O)においてテストする境
界走査を行うために用いられる。テストするために、走
査セルは内部回路のノードへ、或いはICsのI/Oパ
ッドへ接続されなければならない。走査セルにアクセス
するために、直列の走査パスと制御パスが各々の走査セ
ルに路がつけられる。本発明は、(1)走査セルはIC
を介して路がつけられた直列の走査と制御パスによって
接続され、(2)走査セルはICの内部ノード及び/又
はI/Oパッドに接続される。本発明は、存在する走査
セルを変更するために小さな数の回路を加えて、走査セ
ルが内部ノード或いはI/Oパッドの信号の働きをリア
ルタイムで選択的に出力可能にする。走査セルに関連し
たノード或いはI/Oパッドを選択し、ホフチップの信
号を路づける能力は、今日可能でないテストの多くの形
状を可能にする。本発明は、存在する走査パスの径路指
定(ルーティング)及び走査セル回路を利用するので、
アプローチの経費は低くなる。
【0006】
【実施の形態】図5は、図1の走査セルが、本発明を実
現するために少量の回路とによって如何に進歩すること
ができるかを示している。影をつけた、追加された回路
は第2のメモリ(M2)とマルチプレッサを有してい
る。M2は走査動作に続くM1からロードされる。M2
にあるデータとCTLからの制御は、マルチプレクサ2
へのどの入力がマルチプレクサ2から出力されるかを決
定する。走査動作の間、CTLは、M1から次の走査セ
ルのSI(走査)入力へマルチプレクサ2がデータDO
へ常に出力するようにする。スヤンニングが達成されな
い間、CTLは、マルチプレクサ2がM2からのデータ
によってプログラムされるようにリリース(不活性化)
され、マルチプレクサ2から出力されるようにSI或い
はDIの何れかを選択する。もし、DIを出力するよう
にプログラムされるなら、組み合わせ論理回路に対する
OUTノードがマルチプレクサ2から出力され、そうで
なければ、SIが出力される。もし、OUTが選択され
るなら、走査セルは観察モードオブザベーション・モー
ド)にあり、OUTノード上の信号アクティビティを次
の走査セルのSI入力へ通過させる。もし、SIが選択
されるなら、走査セルはバイパスモードにあり、SI入
力を次の走査セルのSI入力へ通過させる。図5の走査
パスにおいて、もし、第1の(最も左の)走査セルが観
察モードにあるようにプログラムされ、続く走査セルが
バイパスモードにあるようにプログラムされるなら、第
1の走査セルに関連されたOUT信号は、走査パスのS
O出力へ走査パスをとおして通過されることが判る。更
に、もし、第2の走査セルが観察モードにあり、続く走
査セルがバイパスモードにあるなら、第2の走査セルに
関連するOUT信号はSOへ通過される。他の走査セル
がバイパスモードにある間、観察モードに選択された走
査セルを配置するこのプロセスは、ICにおける走査セ
ルと関連するあらゆる信号モードのSOにおけるリアル
タイム観察を可能にする。
【0007】観察は存在する走査パスのワイヤルーチン
に生じ、各走査セルに加えられた回路領域は小さい(M
2及びマルチプレクサ2)ので、図1に関するこのアプ
ローチの経費は低い。M2は、M1が機能的に用いら
れ、従って、マルチプレクサ2へのプログラム入力とし
て用いられないので、図5の完全な走査設計において必
要とされる。ICにおける走査セルと関連したあらゆる
ノードのリアルタイム動作を選択し、検査する能力はこ
の小量の経費によって達成される。本発明は、IC製造
業者が従来の走査テストのための走査パスを使用するこ
とを可能にし、走査セルと関連した各回路ノードでの内
部アクティビティを見るために、内蔵されたリアルタイ
ム観察構造としての走査パスを再び用いる。ICがテス
ト装置上で機能的にテストされている間、ICの内部ノ
ードを選択し、観察するために、本発明を使用する能力
は素早く機能欠陥を検出し、診断するためにIC製造業
者の能力を改善する新規の型式のテスト方法を提供す
る。テストは、ICがボードに組み立てられた後に、繰
り返される。
【0008】本発明の他の利点はエミュレーションに関
する。上述の従来のエミュレーションにおいて、状態デ
ータの観察は走査アウト動作を介して実行の終わりに利
用可能である。しかし、その上に、本発明は実行中に状
態データを見ることを可能にする。実行中にIC内の選
択されたノードを見る能力は、新しい範囲をエミュレー
ションの従来技術に加える。機能的なテスト中、或いは
エミュレーション中に内部ノードを素早く見るための図
5のフル走査設計に本発明を用いることは、限定された
特別の走査動作を必要とする。観察/バイパスデータ走
査と呼ばれるこの走査動作は、それがM1sへ走査され
たデータをM2sへ更新されるようにする点で、他の走
査と相違する。
【0009】図5において、M1sが3つの目的を達成
することが判る。第1に、それらはICのための機能メ
モリとして働く。第2に、それらは従来のテスト及びエ
ミュレーション動作のための走査メモリとして働く。第
3に、それらは、観察/バイパスデータをM2sへロー
ドするために、それらからの入力メモリとして働く。こ
の観察/バイパスデータ走査は、観察されるべきノード
を選択するために用いられたパターンでM2sをロード
する(更新する)ことを可能にする。観察/バイパスデ
ータパターンをM2sへロードした後、他の走査動作が
必用とされ、ICが実行を開始する開始データ状態をM
1sへロードする。開始状態パターンは、テスト或いは
エミュレーション動作が開始する前に、M1sへ走査さ
れる最後のパターンであるので、そのパターンはM1か
らM2へ更新されない。何故ならこれはM2sにおける
前に確立した観察/バイパスパターン上に書き込むから
である。
【0010】典型的な図6(A)は、本発明の他の実施
例を実行するために、図2の走査セルへのマルチプレク
サ3の追加を示している。マルチプレック3のみが必要
とされる理由は、ICが通常の機能モードである間、マ
ルチプレクサ3をプログラムするために用いられること
ができることである。M2に代わるM1を除けば、追加
された回路の構造及び動作は、図5において記載された
ものと同じである。また、図5において記載されたと同
じ利点が図6の走査セル配列にも当てはまる。図6
(A)の走査セル回路はテスト専用であるので、テスト
或いは観察機能を行う走査の間、回路の機能は不能化さ
れない。図6(B)は、図5のマルチプレクサ2とし
て、或いは図6(A)のマルチプレクッサ3として働く
ことができるマルチプレクサを示す。走査動作の間、C
TL入力はM1の出力をマルチプレクサの出力へ強制す
る。非走査時の間、CTLはM1(図6)或いはM2
(図5)のデータをSIか、DIの何れかを出力するた
めに、マルチプレクサをプログラムするようにするため
にリリースされる。
【0011】典型的な図7及び図8は境界走査設計型式
に適用される本発明を示す。両図において、マルチプレ
クサ2または3は、境界走査セルに観察モードとバイパ
スモードを与える。図7の入力境界走査セルは、図6に
記載した追加のマルチプレクサ2をプログラムするため
にテストメモリM1を再び使用する。図7の出力境界走
査セルは、追加のマルチプレクサ3をプログラムするた
めにテストメモリM2を再び使用する。図8の入力及び
出力境界走査セルの双方は追加のマルチプレクサをプロ
グラムするために、テストメモリM2を再び使用する。
観察回路の構造及び動作は前述と同様である。図6
(A)の走査セルと同様に、図7と図8の境界走査セル
はテスト専用であり、走査ニングはICをディスエーブ
ルすることなく、リアルタイムのパッド観察をするため
に実行することができる。
【0012】設計者/製造業者は、ICの相互接続をテ
ストするために、従来のICに対して図7と図8の境界
走査パスを使用することができ、その後各ICパッドに
おいて信号のアクティビティをみるために、内蔵された
リアルタイムI/O観察構造として境界走査パスを再び
使用する。この能力は、システム設計者にリアルタイム
でICのI/Oアクティビティを見る方法を提供するの
で、この能力は製造業者のICへ価値を加える。それ
は、各ICピンに結合された論理アナライザーを持つこ
とと殆ど同じことである。本発明のオンライン監視方法
がシステム問題の早期指示を検出するために用いること
ができる場合、本発明は、フィールド化されたシステム
において有用である。また、本発明は、システムを修理
し、維持するための補助として用いることもできる。更
に、本発明は、システムのソフトウェアのデバッグ、シ
ステムのエミュレーション、及びハードウェア/ソフト
ウェアの統合中に、オンラインI/Oの可視性を提供す
るために用いることができる。
【0013】図9(A)−(F)は、図5と図6の内部
走査パスの設計によって与えられる観察能力を示す。図
9(A)は、全ての走査セル(SC)がそれらのバイパ
スモードにある場合、ICの直列入力(SI)と直列出
力(SO)間のデータパスの流れを示す。図9(B)
は、他の走査セルがバイパスモードにある間その観察モ
ードにセットされた第1の走査セルを示す。図9(C)
−図9(F)は、全ての走査セルに関連した全てのノー
ドが直列出力で監視できることを示している。図10
(A)−(E)は、図7と図8の境界走査設計型式によ
って与えられる観察能力を示す。図10(A)は、全て
の走査セル(SC)がそれらのバイバスモードにある場
合、ICの境界走査バスの直列入力(SI)と直列出力
(SO)間のデータパスの流れを示す。図10(B)
は、他の走査セルがバイパスモードにある間、その入力
パッドの観察モードにセットされた第1の走査セルを示
す。図10(C)−(E)は、境界走査セルに関連した
全ての入出力パッドが直列出力で監視できることを示し
ている。
【0014】図11は、本発明の観察特徴を用いて、走
査制御装置が如何にボード上の一連のICs(1−4)
にアクセルするかのステップを概念的に示している。第
1のステップにおいて、走査制御装置は、本発明のバイ
パスモードにあるICsの走査パスをとおしてデータを
フレッシュする。第2のステップは、他のICsがバイ
パスモードにある間、そのI/Oパッド及び/又は内部
ノードの観察のためセットアップされたIC1を有する
走査制御装置を示す。この配列において、IC1の全て
のノード或いはI/Oパッドが観察のために選択され、
ICs2,3及び4を介して走査制御装置に出力され
る。他のステップは走査パスの各残りのICが如何にリ
アルタイム観察のためにアクセスされるかを簡単に示し
ている。図12はIC内の走査パスの従来の並列配置を
示す。IEEE 1149.1 の境界走査標準がこの並列走査パス
配置の使用を教示している。図12のMXはマルチプレ
クサを示す。SIとSO間の真っ直ぐの配線接続は、破
線で示されている。もし、SIとSO間の真っ直ぐの配
線接続が利用可能であれば、先頭のICからのSIへ入
力される観察信号は、バイパスモードにある1つの走査
セル(或いは複数のセル)を介してよりむしろ配線をと
おしてSOへ単純に行く。IEEE 1149.1 のアーキテクチ
ャにおける本発明の使用は、観察及びバイパスモードが
用いられると、これは走査パスにおいてICsをとおる
信号の流れを阻止するので、直列出力バッファ120が
3つの状態にないことを要求する。
【0015】図13は、監視及びバイパスモード中に、
ICからデータを伝送する他の方法を示す。追加のテス
ト出力ピン(或いは端子)TOは、選択された走査パス
の観察及びバイパスモード中にデータを出力するため
に、ICに加えられる。このTOピンは3状態であるの
で、多数のICsはボードレベルでのバス化されたTO
接続を有する。このTOピンは、走査制御装置に直接配
線されることにおいてSOを用いて改善を与える、即
ち、観察中のデータは図11に示された走査パスの他の
ICsを通過される必要がない。多数のICsを通して
観察データを通過することは、走査制御装置へのデータ
の到着を遅らせることができる。TOを用いると、デー
タはICから走査制御装置へ直接出力される。図14
は、走査制御装置が本発明の観察特徴とTOピンを用い
てボード上に一連のICs(1−4)を如何にアクセス
するかのステップを概念的に示す。第1のステップにお
いて、全てのICのTOはディスエーブルされる。第2
のステップは、他のIC(IC1以外)のTOがディス
エーブルされている間、TOを用いてそのI/Oパッド
及び/又は内部ノードの観察のためのIC1をセットア
ップした走査制御装置を示す。この配列において、IC
1の内部ノード或いはI/Oパッドからのデータは観察
のために選択され、且つ走査制御装置へTO上へ直接出
力される、これに対して、図11のデータは走査パスに
おいて、続きの各ICを通過する。他のステップは、走
査パスにおける残りの各ICのTOリアルタイム観察の
イネーブリングを簡単に示す。
【0016】典型的な図15は図5の走査設計の代わり
のものを示す。この代わりの設計は要求される回路の量
に利点を提供する。図5と同様に、図15の走査セル
は、第2のメモリ(M2)とマルチプレクサ2を有す
る。また、M2は、観察/バイパス走査動作中に、M1
からロードされ、M2からの出力は、マルチプレクサ2
へのどの入力がマルチプレクサ2から出力されるかを制
御する。走査動作中に、CTLは、常にマルチプレクサ
2がM1からのデータを次の走査セルのSI入力へ出力
するようにする。走査ニングが行われていない間、CT
Lは、SI或いはM1データの何れかを選択し、マルチ
プレクサ2から出力するように、マルチプレクサ2がM
2からのデータによってプログラムされるようにするた
めにリリースされる(図15(A)のANDゲート参
照)。もし、M1データを出力するようにプログラムさ
れるなら、組み合わせ論理回路へINノードがマルチプ
レクサ2ら出力されるであろう、さもなければ、SIが
出力される。もし、INが選択されるなら、走査セルは
観察モードにあり、INノード上の信号アクティビティ
を次の走査セルのSI入力へ通過させるであろう。も
し、SIが選択されると、走査セルはバイパスモードに
あり、SI入力を次の走査セルの入力へ通過させるであ
ろう。
【0017】図15のマルチプレクサ2は、図5の3つ
のマルチプレクサと比較すると、2つの入力マルチプレ
クサである必要があるのみである。これは約33%だけ
マルチプレクサを減少する。2つの入力マルチプレクサ
が図15において用いられる理由は、組み合わせ論理回
路へのINモードが図5における組み合わせ論理回路か
らのOUTノードに代えて、観察点であるように選択さ
れることである。M1出力は既にマルチプレクサへの入
力であり、M1の出力は、組み合わせ論理回路へのIN
ノードであるから、OUTノードに代えてINノードを
観察することはマルチプレクサの入力を減少する。観察
方法の動作は、他の点では前述と同様である。マルチプ
レクサ回路のこの節約は、図1のようにフル走査設計に
おいては重要である。何故ならば、数千或いは数万のノ
ードがそれぞれのM1sと電位的に関連しているからで
ある。もし、3つの入力マルチプレクサが2つの入力マ
ルチプレクサの代わりに用いられるなら、本発明の観察
能力を達成するために必要な追加の回路は、各ノード上
で約33%だけ増加するであろう。この33%の増加
は、前述のように数千もある回路のノードの数だけ乗じ
られる。
【0018】M2として働くメモリの例が図15(B)
に示されている。M2は、最小の出力負荷を有している
ので、また、性能は設計においては重要なファクタでな
いので、スイッチ(S)とバスホルダー(BH)はM2
として働くことができる。このスイッチは各観察/バイ
パス走査動作中に、制御装置をマルチプレクサ2へ入力
するために絶えず閉じられる。スイッチが開いた後、バ
スホルダーは制御装置をマルチプレクッサ2へ維持す
る。再び、フル走査設計において、M2が回路の各IN
ノードに加えられる必要があるので、M2の回路を最小
にすることは重要である。M2及びマルチプレクサの回
路は、それらを1つの最適化された回路に統合すること
によって更に減少させることができる。本発明のアプロ
ーチは、それがテストのためのアクセスデータに適用す
るものとして示されているが、このアプローチは他の目
的のためのデータをアクセルするために用いられること
は明らかである。
【0019】典型的な図16は、ICの双方向(I/
O)パッド上に置かれた境界走査セルを示す。このIC
コア回路はI/Oパッドに接続された3状態出力バッフ
ァ161を制御するイネーブル出力(ENA)、この3
状態出力バッファがイネーブルされたときI/Oパッド
を駆動するデータ出力(OUT)、及び入力バッファ1
63を介してI/Oからデータを受信する入力(IN)
を有している。ENA、OUT、及びIN上の境界走査
セルは、それぞれ図7と図8の境界走査セルにおいて記
載されたリアルタイム観察及びバイパス特徴を有する。
入出力バッファは、I/O動作を示すために図16に示
されている。簡略化のために、入出力バッファは、前の
例には示されていないが、それらが存在することを理解
すべきである。
【0020】図16において、入力境界走査セル(下段
のセル)を介してI/Oパッドからのデータを観察する
ために、本発明を使用することが可能である。また、出
力境界走査セル(中間のセル)を介してICコアの出力
データを観察することが可能である。更に、イネーブル
境界走査セル(上部のセル)を介してICからのイネー
ブル出力を観察することが可能である。入力境界走査セ
ルはI/Oパッドデータを観察するので、それは、I/
Oパッドをとおしての入力データと出力データの両方の
流れを観察を実際に提供する。出力境界走査セルによっ
て観察可能なICの出力データが、入力境界走査セルか
ら観察可能なI/Oデータのサブセットであることを認
識すれば、図17に示された境界走査セルと観察回路を
最適化することが可能である。
【0021】図17において、入力境界走査セルはI/
Oパッドから除かれる。また、出力境界走査セルのマル
チプレクサ1は、追加の入力を有していて、I/Oパッ
ドからのデータ及びイネーブルの境界走査セル出力から
の追加の制御入力を受信する。追加の制御入力は、IC
コアからのデータ或いはI/Oパッドからのデータが従
来の境界走査テスト中にマルチプレクサ1を介してM1
へ捕獲されるか否かを決定する。更に、出力境界走査セ
ルのマルチプレクサ3は、図16に示されたICコアか
らの出力データの代わりに、観察データとして接続され
たI/Oパッドからのデータを有している。図17の最
適化された境界走査セルの配置において、ICのイネー
ブル出力、或いはI/Oパッドに現れるデータのみが本
発明を用いてリアルタイムに観察可能であることが判
る。しかし、I/Oパッドに現れるデータはICへの入
力データであり、またICからの出力データであるの
で、データ観察における損失は、図16に示された非最
適化回路と比較して、図17に示された回路の最適化か
らは生じない。
【0022】本発明の典型的な実施の形態が説明された
が、この説明は、本願の範囲を限定するものではなく、
いろいろな実施の形態で置き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の走査セルの配置を示す。
【図2】従来の走査セルの配置を示す。
【図3】従来の走査セルの配置を示す。
【図4】従来の走査セルの配置を示す。
【図5】本発明による典型的な内部の走査セル設計を示
す。
【図6】(A)は、本発明による典型的な内部の走査セ
ル設計を示す。(B)は、図5と図6(A)のマルチプ
レクサを示す。
【図7】本発明による典型的な境界走査設計を示す。
【図8】本発明による典型的な境界走査設計を示す。
【図9】(A)−(F)は、図5と図6(A)の内部の
走査設計によって与えられた観察能力を示す。
【図10】(A)−(E)は、図7と図8の境界走査設
計によって与えられた観察能力を示す。
【図11】本発明による観察能力のボードレベルの例で
ある。
【図12】集積回路における走査パスの従来の配置を示
す。
【図13】本発明によるバス化されたテスト出力の特徴
を示す。
【図14】本発明によるバス化されたテスト出力の特徴
を示す。
【図15】(A)は、図5の内部走査設計の典型的な代
替例を示す。(B)は、図15(A)のマルチプレクサ
を示す。(C)は、図15(A)のメモリ素子を示す。
【図16】本発明による、他の典型的な境界走査設計を
示す。
【図17】本発明による、他の典型的な境界走査設計を
示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走査セルであって、 走査入力と、 データ入力と、 走査出力と、 前記走査出力、及び前記走査入力とデータ入力間に接続
    されたメモリ回路と、 前記走査入力を直接前記走査出力に接続するために、前
    記メモリ回路をバイパスするための回路、を有すること
    を特徴とする走査セル。
  2. 【請求項2】複数の、直列接続された走査セルを動作す
    る方法であって、 観察モードに走査セルの一つを配置するステップ、評価
    されるべき目的回路に接続された走査セルのデータノー
    ドも、前記一つの走査セルの走査出力に直接接続してお
    り、及び前記一つの走査セルが観察モードである間、前
    記走査セルの残りがバイパスモードに配置し、その走査
    出力はその走査入力へ直接接続されることを特徴とする
    方法。
JP9089741A 1996-05-08 1997-04-08 集積回路の試験及び評価方法及び装置 Pending JPH1090369A (ja)

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US08/643444 1996-05-08
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006517295A (ja) * 2003-02-10 2006-07-20 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 集積回路の試験

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006517295A (ja) * 2003-02-10 2006-07-20 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 集積回路の試験

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