JPH1090294A - 3次元流体構造の検出方法及び装置 - Google Patents
3次元流体構造の検出方法及び装置Info
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- JPH1090294A JPH1090294A JP9239218A JP23921897A JPH1090294A JP H1090294 A JPH1090294 A JP H1090294A JP 9239218 A JP9239218 A JP 9239218A JP 23921897 A JP23921897 A JP 23921897A JP H1090294 A JPH1090294 A JP H1090294A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P5/00—Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft
- G01P5/001—Full-field flow measurement, e.g. determining flow velocity and direction in a whole region at the same time, flow visualisation
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 流体領域のシーケンシャルな走査を必要とし
ない、光切断面を用いる3次元流体構造の検出方法及び
装置を提供することである。 【解決手段】 上記課題は、流体測定領域において、異
なる波長乃至は色、光強度及び/又は偏光の多数の光切
断面を形成し、流体によって運動させられる粒子が光切
断面を横切る際に発生する散乱光を、各光切断面に対し
て別個に粒子トレースとして光学的に検出してカラーコ
ード化乃至はポラリゼーションコード化して記録し、光
切断面の検出された粒子トレースを粒子パスに統合し、
この粒子の統合されたパスに基づいて、流体の3つの速
度成分を計算することによって解決される。
ない、光切断面を用いる3次元流体構造の検出方法及び
装置を提供することである。 【解決手段】 上記課題は、流体測定領域において、異
なる波長乃至は色、光強度及び/又は偏光の多数の光切
断面を形成し、流体によって運動させられる粒子が光切
断面を横切る際に発生する散乱光を、各光切断面に対し
て別個に粒子トレースとして光学的に検出してカラーコ
ード化乃至はポラリゼーションコード化して記録し、光
切断面の検出された粒子トレースを粒子パスに統合し、
この粒子の統合されたパスに基づいて、流体の3つの速
度成分を計算することによって解決される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は3次元流体構造の検
出方法に関する。さらに本発明は、光切断面形成用の光
源を有し、光切断面に割り当てられる散乱光検出用撮影
装置を有し、この散乱光は粒子が光切断面を横切る際に
発生され、さらに評価及び制御装置を有する、3次元流
体構造を検出するための装置に関する。
出方法に関する。さらに本発明は、光切断面形成用の光
源を有し、光切断面に割り当てられる散乱光検出用撮影
装置を有し、この散乱光は粒子が光切断面を横切る際に
発生され、さらに評価及び制御装置を有する、3次元流
体構造を検出するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術からは一般に流体アネモメー
タ、例えばレーザドップラーアネモメータが公知であ
る。このレーザドップラーアネモメータは、流体領域の
瞬間的な測定ができる。一瞬の測定のためにこの方法は
非常に時間がかかる。従って、3次元の乱流構造の同時
測定には全領域測定方法が必須である。
タ、例えばレーザドップラーアネモメータが公知であ
る。このレーザドップラーアネモメータは、流体領域の
瞬間的な測定ができる。一瞬の測定のためにこの方法は
非常に時間がかかる。従って、3次元の乱流構造の同時
測定には全領域測定方法が必須である。
【0003】これに関しては、これまでは実時間ベクト
ル化によるレーザ光切断面法及び粒子画像速度測定法
(particle image velocimetry)(PIV)のような2次元的
な方法しか知られていない。しかし、これらの方法は、
3次元的な構造を、時間的に連続撮影される多数の光切
断面を並べることによって検査しなければならないとい
う意味で、流体領域のシーケンシャルな走査を必要とす
る。
ル化によるレーザ光切断面法及び粒子画像速度測定法
(particle image velocimetry)(PIV)のような2次元的
な方法しか知られていない。しかし、これらの方法は、
3次元的な構造を、時間的に連続撮影される多数の光切
断面を並べることによって検査しなければならないとい
う意味で、流体領域のシーケンシャルな走査を必要とす
る。
【0004】これらの方法の不利な点は、次の点にあ
る。すなわち、例えば流体が不安定でかつ光切断面(検
査平面)に対して垂直な速度成分が大きい場合や装置の
構造が不十分な光学的方法のせいで主要な流体の方向に
光切断面を形成できない場合など、多くの技術的に重大
な流体の問題がある場合には、これらの方法は適用でき
ない、という点にある。
る。すなわち、例えば流体が不安定でかつ光切断面(検
査平面)に対して垂直な速度成分が大きい場合や装置の
構造が不十分な光学的方法のせいで主要な流体の方向に
光切断面を形成できない場合など、多くの技術的に重大
な流体の問題がある場合には、これらの方法は適用でき
ない、という点にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、流体
領域のシーケンシャルな走査を必要としない、光切断面
を用いる3次元流体構造の検出方法及び装置を提供する
ことである。
領域のシーケンシャルな走査を必要としない、光切断面
を用いる3次元流体構造の検出方法及び装置を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題の方法は、流体
測定領域において、異なる波長乃至は色、光強度及び/
又は偏光の多数の光切断面を形成し、流体によって運動
させられる粒子が前記光切断面を横切る際に発生する散
乱光を、各前記光切断面に対して別個に前記粒子トレー
スとして光学的に検出してカラーコード化乃至はポラリ
ゼーションコード化して記録し、前記光切断面の検出さ
れた前記粒子トレースを該粒子パスに統合し、該粒子の
統合されたパスに基づいて、前記流体の3つの速度成分
を計算することによって解決される。
測定領域において、異なる波長乃至は色、光強度及び/
又は偏光の多数の光切断面を形成し、流体によって運動
させられる粒子が前記光切断面を横切る際に発生する散
乱光を、各前記光切断面に対して別個に前記粒子トレー
スとして光学的に検出してカラーコード化乃至はポラリ
ゼーションコード化して記録し、前記光切断面の検出さ
れた前記粒子トレースを該粒子パスに統合し、該粒子の
統合されたパスに基づいて、前記流体の3つの速度成分
を計算することによって解決される。
【0007】上記課題の装置は、他の光切断面を形成す
る、異なる波長、光強度及び/又は偏光の少なくとも1
つの他の光源と、前記他の光切断面に割り当てられる撮
影装置とを有することによって解決される。
る、異なる波長、光強度及び/又は偏光の少なくとも1
つの他の光源と、前記他の光切断面に割り当てられる撮
影装置とを有することによって解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】流体測定領域において、異なる波
長乃至は色、光強度及び/又は偏光の多数の光切断面を
形成し、流体によって運動させられる粒子が光切断面を
横切る際に発生する散乱光を、各光切断面に対して別個
に粒子トレースとして光学的に検出してカラーコード化
乃至はポラリゼーションコード化して記録し、光切断面
の検出された粒子トレースを粒子パスに統合し、粒子の
統合されたパスに基づいて、流体の3つの速度成分を計
算することを有する本発明の方法及び他の光切断面を形
成する、異なる波長、光強度及び/又は偏光の少なくと
も1つの他の光源とこの他の光切断面に割り当てられる
撮影装置とを有する本発明の装置は、従来技術に対し
て、これまで解析不可能だった流体領域も3次元で検出
できるという利点を有する。このことは、とりわけ1つ
の光切断面のほかに、異なる波長の他の光切断面を平行
に又は任意に空間的にずらして形成することによって達
成される。光切断面のこの多層配置により、流体領域を
シーケンシャルに走査する必要なしに第3の速度成分を
求めることができる。この光切断面の数は、カラーコー
ド化のほかに各波長の偏光面(垂直方向の偏光及び水平
方向の偏光)を変化させることによって、付加的に増や
すことができる。例えば、3つの波長によって全部で6
つの光切断面を発生させることができる。これら6つの
光切断面は選択的に評価することができる。
長乃至は色、光強度及び/又は偏光の多数の光切断面を
形成し、流体によって運動させられる粒子が光切断面を
横切る際に発生する散乱光を、各光切断面に対して別個
に粒子トレースとして光学的に検出してカラーコード化
乃至はポラリゼーションコード化して記録し、光切断面
の検出された粒子トレースを粒子パスに統合し、粒子の
統合されたパスに基づいて、流体の3つの速度成分を計
算することを有する本発明の方法及び他の光切断面を形
成する、異なる波長、光強度及び/又は偏光の少なくと
も1つの他の光源とこの他の光切断面に割り当てられる
撮影装置とを有する本発明の装置は、従来技術に対し
て、これまで解析不可能だった流体領域も3次元で検出
できるという利点を有する。このことは、とりわけ1つ
の光切断面のほかに、異なる波長の他の光切断面を平行
に又は任意に空間的にずらして形成することによって達
成される。光切断面のこの多層配置により、流体領域を
シーケンシャルに走査する必要なしに第3の速度成分を
求めることができる。この光切断面の数は、カラーコー
ド化のほかに各波長の偏光面(垂直方向の偏光及び水平
方向の偏光)を変化させることによって、付加的に増や
すことができる。例えば、3つの波長によって全部で6
つの光切断面を発生させることができる。これら6つの
光切断面は選択的に評価することができる。
【0009】光切断面を形成するための光が時間に依存
して例えばブラッグセル(Bragg cell)によって強度変
調されると、とりわけ有利であることが示された。この
強度変調は、この流体領域で運動する粒子(トレーサ粒
子)の散乱光にも相応に再現される。このことによっ
て、明確に散乱粒子の初期位置、最終位置及び方向を撮
影によって識別することができる(矢印コード化)。
して例えばブラッグセル(Bragg cell)によって強度変
調されると、とりわけ有利であることが示された。この
強度変調は、この流体領域で運動する粒子(トレーサ粒
子)の散乱光にも相応に再現される。このことによっ
て、明確に散乱粒子の初期位置、最終位置及び方向を撮
影によって識別することができる(矢印コード化)。
【0010】本発明の改良実施形態では光切断面を形成
するためにただ1つの光源が設けられている。この光源
は異なる波長の光を、有利にはレーザを放射する。この
際、カラースプリッタが多色光を個々の波長に分解す
る。異なって偏光された光切断面の場合には、付加的に
偏光子によって分解が行われる。
するためにただ1つの光源が設けられている。この光源
は異なる波長の光を、有利にはレーザを放射する。この
際、カラースプリッタが多色光を個々の波長に分解す
る。異なって偏光された光切断面の場合には、付加的に
偏光子によって分解が行われる。
【0011】別の実施形態では、1つの光源の代わりに
多数の光源が、有利にはレーザが設けられる。これらの
多数の光源はそれぞれ異なる波長を有し、さらにそれぞ
れ1つの光切断面を形成する。
多数の光源が、有利にはレーザが設けられる。これらの
多数の光源はそれぞれ異なる波長を有し、さらにそれぞ
れ1つの光切断面を形成する。
【0012】有利には、光切断面に割り当てられる撮影
装置はコスト安なCCDアレイを有する。このCCDア
レイは撮影した画像をコンピュータに後続処理のために
供給する。
装置はコスト安なCCDアレイを有する。このCCDア
レイは撮影した画像をコンピュータに後続処理のために
供給する。
【0013】本発明の改良実施形態では、各撮影装置に
調整装置が配属される。この調整装置は対応する光切断
面への精確な焦点合わせを行うことができる。これによ
って、測定結果の質がさらに向上する。
調整装置が配属される。この調整装置は対応する光切断
面への精確な焦点合わせを行うことができる。これによ
って、測定結果の質がさらに向上する。
【0014】有利には多数のCCDアレイが、光切断面
において発生する散乱光の検出のために使用されるの
で、モノクロメータ乃至は干渉フィルタ及び場合によっ
ては偏光フィルタをCCDアレイのビーム路に前置接続
しなければならない。この結果、対応しない光切断面の
散乱光はフィルタリングされて取り除かれる。
において発生する散乱光の検出のために使用されるの
で、モノクロメータ乃至は干渉フィルタ及び場合によっ
ては偏光フィルタをCCDアレイのビーム路に前置接続
しなければならない。この結果、対応しない光切断面の
散乱光はフィルタリングされて取り除かれる。
【0015】さらに撮影装置は唯一のカラービデオカメ
ラ又はカラーフォトカメラに置き換えると有利である。
この唯一のカラービデオカメラ又はカラーフォトカメラ
は散乱光の検出される色に基づいて、各光切断面への割
り当てを実施する。これにより、構造の簡略化ができ
る。
ラ又はカラーフォトカメラに置き換えると有利である。
この唯一のカラービデオカメラ又はカラーフォトカメラ
は散乱光の検出される色に基づいて、各光切断面への割
り当てを実施する。これにより、構造の簡略化ができ
る。
【0016】他の方法は、(第3の次元において)連続
的に色を変化させることによって幅広い光切断面を形成
し、カラービデオカメラによって散乱光を検出すること
である。適当な対物レンズの選択によって乃至は遮蔽に
よって光切断面全幅のシャープな結像を得ることができ
る。光源としては、後置接続されるスペクトル分解手段
(プリズム、格子)を有する強い白色光源又は白色レー
ザを使用すればよい。
的に色を変化させることによって幅広い光切断面を形成
し、カラービデオカメラによって散乱光を検出すること
である。適当な対物レンズの選択によって乃至は遮蔽に
よって光切断面全幅のシャープな結像を得ることができ
る。光源としては、後置接続されるスペクトル分解手段
(プリズム、格子)を有する強い白色光源又は白色レー
ザを使用すればよい。
【0017】本発明の他の利点及び実施形態は他の従属
請求項から得られる。
請求項から得られる。
【0018】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて次に詳しく
説明する。
説明する。
【0019】測定装置1はArイオンレーザ3を含み、
このArイオンレーザ3はとりわけ476.5nm、48
8nm及び514nmの波長を有する光を発生する。このレ
ーザから発生される光はカラースプリッタ5に供給され
る。このカラースプリッタ5はこの光を個々の色乃至は
波長に分解する。分解された光ビームはついでそれぞれ
光学系7.1、7.2及び7.3に供給される。これら光
学系7.1、7.2及び7.3はいわゆる光切断面9を形
成する。
このArイオンレーザ3はとりわけ476.5nm、48
8nm及び514nmの波長を有する光を発生する。このレ
ーザから発生される光はカラースプリッタ5に供給され
る。このカラースプリッタ5はこの光を個々の色乃至は
波長に分解する。分解された光ビームはついでそれぞれ
光学系7.1、7.2及び7.3に供給される。これら光
学系7.1、7.2及び7.3はいわゆる光切断面9を形
成する。
【0020】色分解によって3つの光切断面9.1、9.
2、9.3は明確にその波長によって区別される。
2、9.3は明確にその波長によって区別される。
【0021】これら光切断面に配属されているのが対物
レンズ11であり、この対物レンズ11は光切断面9か
ら来る光を焦点に集めてビームスプリッタ13に供給す
る。このビームスプリッタ13は到来する光を3つの撮
影装置15に導く任務を有している。個々の撮影装置の
それぞれの切断面への焦点合わせは調整装置17.1、
17.2及び17.3によって行われる。これによって撮
影装置15を光切断面に1対1対応で割り当てることが
達成される。
レンズ11であり、この対物レンズ11は光切断面9か
ら来る光を焦点に集めてビームスプリッタ13に供給す
る。このビームスプリッタ13は到来する光を3つの撮
影装置15に導く任務を有している。個々の撮影装置の
それぞれの切断面への焦点合わせは調整装置17.1、
17.2及び17.3によって行われる。これによって撮
影装置15を光切断面に1対1対応で割り当てることが
達成される。
【0022】図示された実施例では、この場合、撮影装
置15.1は光切断面9.1に、撮影装置15.2は光切
断面9.2に、撮影装置15.3は光切断面9.3に割り
当てられている。
置15.1は光切断面9.1に、撮影装置15.2は光切
断面9.2に、撮影装置15.3は光切断面9.3に割り
当てられている。
【0023】さらに、各撮影装置15にはフィルタ乃至
はモノクロメータ19が前置接続されており、このフィ
ルタ乃至はモノクロメータ19は望ましくない波長の光
を透過させない。この場合では、望ましくない波長と
は、それぞれ他の撮影装置が受け取る波長である。
はモノクロメータ19が前置接続されており、このフィ
ルタ乃至はモノクロメータ19は望ましくない波長の光
を透過させない。この場合では、望ましくない波長と
は、それぞれ他の撮影装置が受け取る波長である。
【0024】光切断面からの光ビームの受光は、撮影装
置においてここには図示されていないCCDアレイによ
って行われる。このCCDアレイは、その画像情報を、
ここでは概略的にのみ示されているコンピュータ21
へ、評価及び後続処理、例えばデジタル化及び記憶のた
めに供給する。
置においてここには図示されていないCCDアレイによ
って行われる。このCCDアレイは、その画像情報を、
ここでは概略的にのみ示されているコンピュータ21
へ、評価及び後続処理、例えばデジタル化及び記憶のた
めに供給する。
【0025】装置1の作用を図2〜図4に基づいて説明
する。
する。
【0026】例えば図3aに図示されているような、解
析されるべき流体領域には光切断面9が相互に平行に空
間的にずらされて形成される。この場合、光切断面9の
長手軸は主要な流体の方向を示す。
析されるべき流体領域には光切断面9が相互に平行に空
間的にずらされて形成される。この場合、光切断面9の
長手軸は主要な流体の方向を示す。
【0027】この流体領域を測定するために、この流体
によって運動させられる粒子を利用する。この粒子はす
でに自然にその領域に存在するか又はわざとその領域に
投入される。光切断面を横切る際に各粒子に光が反射さ
れ、この反射光は散乱光として対物レンズ11に到達す
る。このような散乱光は、例えば光切断面9.1に入っ
た時点から光切断面9.3から出るまでに3つの撮影装
置15によって検出される。よって、撮影装置15のC
CDアレイによって生成される画像は、例えば図2に図
示されているような粒子トレース23を与える。この場
合、粒子トレース23.1は光切断面9.1における距離
に対応し、粒子トレース23.2は光切断面9.2におけ
る距離に対応し、粒子トレース23.3は光切断面9.3
における距離に対応する。粒子トレース23.1の図的
に強調された端部及び粒子トレース23.3の矢印の先
端は、レーザ光の時間的強度変調(矢印コード化)によ
って得られ、これによって検査されるべき粒子が全露光
時間中に光切断面の領域に存在したかどうかを表示す
る。これはつまり、検出される粒子は露光時間の開始時
には粒子トレース23.1の初期位置に存在し、露光時
間の終了時には粒子トレース23.3の矢印先端に存在
したことを意味する。
によって運動させられる粒子を利用する。この粒子はす
でに自然にその領域に存在するか又はわざとその領域に
投入される。光切断面を横切る際に各粒子に光が反射さ
れ、この反射光は散乱光として対物レンズ11に到達す
る。このような散乱光は、例えば光切断面9.1に入っ
た時点から光切断面9.3から出るまでに3つの撮影装
置15によって検出される。よって、撮影装置15のC
CDアレイによって生成される画像は、例えば図2に図
示されているような粒子トレース23を与える。この場
合、粒子トレース23.1は光切断面9.1における距離
に対応し、粒子トレース23.2は光切断面9.2におけ
る距離に対応し、粒子トレース23.3は光切断面9.3
における距離に対応する。粒子トレース23.1の図的
に強調された端部及び粒子トレース23.3の矢印の先
端は、レーザ光の時間的強度変調(矢印コード化)によ
って得られ、これによって検査されるべき粒子が全露光
時間中に光切断面の領域に存在したかどうかを表示す
る。これはつまり、検出される粒子は露光時間の開始時
には粒子トレース23.1の初期位置に存在し、露光時
間の終了時には粒子トレース23.3の矢印先端に存在
したことを意味する。
【0028】これら3つの個々の画像25.1、25.2
及び25.3を評価コンピュータ21が1つの共通画像
27に統合する。この時に得られる粒子の全パス23は
x/y平面におけるこの粒子の運動経過の像を表す。
及び25.3を評価コンピュータ21が1つの共通画像
27に統合する。この時に得られる粒子の全パス23は
x/y平面におけるこの粒子の運動経過の像を表す。
【0029】前述した露光時間tb及び全撮影光学系の
結像尺度faによってx方向の速度成分Vx及びy方向
の速度成分Vyが計算される。明確にするために、図3
aに線図を示した。この線図では粒子パス23のx/y
距離成分Sx及びSyが記されている。これらのパラメ
ータに基づいて次の速度成分が得られる。
結像尺度faによってx方向の速度成分Vx及びy方向
の速度成分Vyが計算される。明確にするために、図3
aに線図を示した。この線図では粒子パス23のx/y
距離成分Sx及びSyが記されている。これらのパラメ
ータに基づいて次の速度成分が得られる。
【0030】Vx=(Sx/tb)fa Vy=(Sy/tb)fa 第3の速度成分Vzの計算は、間接的に例えば中間の光
切断面9.2における粒子の滞在時間に基づいて求めら
れる。このためには、粒子トレースに付加的な時間構造
を例えばレーザビームの多重露光又は変調によって刻印
する。このことから図3aの線図に示される時間t
bE2が得られる。このtbE2は、光切断面9.2に
おける粒子の滞在時間に相応する。この光切断面におい
てz方向に進んだ距離SE2zによってこの第3の速度
成分が計算される。
切断面9.2における粒子の滞在時間に基づいて求めら
れる。このためには、粒子トレースに付加的な時間構造
を例えばレーザビームの多重露光又は変調によって刻印
する。このことから図3aの線図に示される時間t
bE2が得られる。このtbE2は、光切断面9.2に
おける粒子の滞在時間に相応する。この光切断面におい
てz方向に進んだ距離SE2zによってこの第3の速度
成分が計算される。
【0031】Vz=SE2z/tbE2 この滞在時間tbE2は、さらに中間の光切断面9.2
の粒子トレース23.2と粒子パス23の全距離との比
を形成することによっても計算される。
の粒子トレース23.2と粒子パス23の全距離との比
を形成することによっても計算される。
【0032】よって、この滞在時間tbE2と露光時間
tbとの比は、粒子トレース23.2の距離と粒子パス
23の距離の比に相応する。しかし、このための前提条
件は、このパスが3つ全ての光切断面において検出さ
れ、さらに外側にある2つの光切断面において初期位置
と最終位置とを見いだすことができるということであ
る。
tbとの比は、粒子トレース23.2の距離と粒子パス
23の距離の比に相応する。しかし、このための前提条
件は、このパスが3つ全ての光切断面において検出さ
れ、さらに外側にある2つの光切断面において初期位置
と最終位置とを見いだすことができるということであ
る。
【0033】z成分の測定のための他の方法は、図4に
図示されている。この場合z方向の光切断面は非対称的
に強度変調され、この光強度曲線は図4cに図示された
線図に記されている。これは半分のガウス曲線である。
図示されている。この場合z方向の光切断面は非対称的
に強度変調され、この光強度曲線は図4cに図示された
線図に記されている。これは半分のガウス曲線である。
【0034】撮影装置、この実施例ではビデオカメラ
は、異なる光強度も検出できるように構成されている。
検出される光強度に基づいて、光切断面内部の粒子のz
位置が推定される。この結果、z方向に走行した区間距
離Szmnが強度分布に基づいて容易に求められる。こ
れは、粒子パス23の初期位置及び最終位置の強度値を
使用することによって求められる。この値Szmnによ
って速度成分が次式によって得られる。
は、異なる光強度も検出できるように構成されている。
検出される光強度に基づいて、光切断面内部の粒子のz
位置が推定される。この結果、z方向に走行した区間距
離Szmnが強度分布に基づいて容易に求められる。こ
れは、粒子パス23の初期位置及び最終位置の強度値を
使用することによって求められる。この値Szmnによ
って速度成分が次式によって得られる。
【0035】Vz=Szmn/tbmn 当然、z成分を求めるために、粒子23の他の強度値を
使用することもできる。例えば、中間の光切断面に入る
時の強度値とこの中間の光切断面から出る時の強度値を
使用することもできる。
使用することもできる。例えば、中間の光切断面に入る
時の強度値とこの中間の光切断面から出る時の強度値を
使用することもできる。
【0036】この実施例で示した3つの撮影装置を含む
撮影光学系の代わりに、ただ1つの撮影装置を有する、
例えば高い位置解像度を有するカメラ乃至は高速度カメ
ラを有する撮影システムを使用してもよい。
撮影光学系の代わりに、ただ1つの撮影装置を有する、
例えば高い位置解像度を有するカメラ乃至は高速度カメ
ラを有する撮影システムを使用してもよい。
【図1】本発明の装置及びこの本発明の装置によって検
出される画像の概略図である。
出される画像の概略図である。
【図2】速度成分の計算のための本発明の装置の概略図
である。
である。
【図3】速度成分の計算のための本発明の装置の概略図
である。
である。
【図4】本発明の別の実施例の概略図及び測定方法を説
明するための線図である。
明するための線図である。
1 測定装置 3 Arイオンレーザ 5 カラースプリッタ 7 光学系 9 光切断面 11 対物レンズ 13 ビームスプリッタ 15 撮影装置 17 調整装置 19 モノクロメータ 21 コンピュータ 23 粒子パス 25 画像 27 共通画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス ライマン ドイツ連邦共和国 ゲルリンゲン ローベ ルト−コッホ−シュトラーセ 50 (72)発明者 ミヒャエル ヒューベル ドイツ連邦共和国 ゲルリンゲン シラー シュトラーセ 58
Claims (17)
- 【請求項1】 3次元流体構造の検出方法において、 流体測定領域において、異なる波長乃至は色、光強度及
び/又は偏光の多数の光切断面を形成し、 流体によって運動させられる粒子が前記光切断面を横切
る際に発生する散乱光を、各前記光切断面に対して別個
に前記粒子トレースとして光学的に検出してカラーコー
ド化乃至はポラリゼーションコード化して記録し、 前記光切断面の検出される前記粒子トレースを該粒子パ
スに統合し、 該粒子の統合されたパスに基づいて、前記流体の3つの
速度成分を計算することを特徴とする3次元流体構造の
検出方法。 - 【請求項2】 2つの速度成分を、光学的撮影装置の露
光時間及び結像尺度に基づいて計算することを特徴とす
る請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 少なくとも1つの光切断面における粒子
の滞在時間を検出し、第3の速度成分の算出のために使
用することを特徴とする請求項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】 光切断面を第3の方向において非対称に
光強度変調し、検出される散乱光強度に基づいて粒子の
滞在位置を求め、これにより第3の速度成分を計算する
ことを特徴とする請求項2記載の方法。 - 【請求項5】 算出される速度成分は全流体領域の計算
及び3次元表示のための基礎データとして使用されるこ
とを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 多数の光切断面からの画像情報は、3次
元流体構造の定性表示に使用されることを特徴とする請
求項1記載の方法。 - 【請求項7】 光切断面形成用の光源を有し、 前記光切断面に割り当てられる散乱光検出用撮影装置を
有し、前記散乱光は粒子が前記光切断面を横切る際に発
生され、 さらに評価及び制御装置を有する、3次元流体構造を検
出するための装置において、 他の光切断面を形成する、異なる波長、光強度及び/又
は偏光の少なくとも1つの他の光源と、 前記他の光切断面に割り当てられる撮影装置とを有する
ことを特徴とする、3次元流体構造を検出するための装
置。 - 【請求項8】 前記他の光切断面は第1の光切断面に対
して平行に配置されていることを特徴とする請求項7記
載の装置。 - 【請求項9】 光源はレーザーを有することを特徴とす
る請求項7記載の装置。 - 【請求項10】 光源は多色レーザーに統合されてお
り、カラースプリッタ及び/又は偏光装置が設けられて
おり、該カラースプリッタ及び/又は偏光装置は多数の
色を分離し、相応する光切断面に供給することを特徴と
する請求項7記載の装置。 - 【請求項11】 撮影装置はCCD領域を有することを
特徴とする請求項7〜10までのうちの1項記載の装
置。 - 【請求項12】 撮影装置(15)には、光切断面
(9)に焦点合わせするための調整装置(17)が配属
されていることを特徴とする請求項11記載の装置。 - 【請求項13】 CCD領域にはフィルタ又はモノクロ
メータ(19)が前置接続されていることを特徴とする
請求項11又は12記載の装置。 - 【請求項14】 撮影装置(15)にはビームスプリッ
タ装置(13)が前置接続されており、 該ビームスプリッタ装置(13)は光切断面から来る光
を分離し、個々の撮影装置(15)に供給することを特
徴とする請求項7〜13までのうちの1項記載の装置。 - 【請求項15】 ビームスプリッタ装置(13)には対
物レンズ(11)が前置接続されていることを特徴とす
る請求項14記載の装置。 - 【請求項16】 撮影装置(15)はカラービデオカメ
ラ又はカラーフォトカメラを含むことを特徴とする請求
項7〜10までのうちの1項記載の装置。 - 【請求項17】 光強度曲線は、半分のガウス曲線に相
応することを特徴とする請求項7記載の装置。
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