JPH1089584A - ガス遮断用ガスバッグ - Google Patents

ガス遮断用ガスバッグ

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JPH1089584A
JPH1089584A JP8242229A JP24222996A JPH1089584A JP H1089584 A JPH1089584 A JP H1089584A JP 8242229 A JP8242229 A JP 8242229A JP 24222996 A JP24222996 A JP 24222996A JP H1089584 A JPH1089584 A JP H1089584A
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gas
bag
pipe
bag body
vertical
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JP8242229A
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Akihito Mori
昭仁 毛利
Soichi Kishino
惣市 岸野
Masaya Kinugawa
雅也 衣川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiko Seimitsu Kk
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Daiko Seimitsu Kk
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスバッグにおいて、シール性能を向上させ
て小型化と軽量化を図ると共に、ガスバッグの挿入を迅
速に行うことができるようにする。 【解決手段】 バッグ本体1は、円筒状胴体2と、この
両端を閉塞する円形の側面対3、3aにより膨らんだ際
の形状がドラム状を呈するように形成し、更に、前記バ
ッグ本体1内に圧縮空気を注入したり、排出する空気圧
送パイプ4は、硬直性を有する垂直パイプ5と、前記垂
直パイプ5の下部を水平方向に分岐してこの分岐パイプ
6の先端の注入口7をバッグ本体1の側面体3、3aに
連結した構成にする。バッグ本体1は、垂直パイプ5に
捲きつけてガス導管10の挿入孔11から管内に挿入し
て膨らませ、取り出す際は萎ませたガスバッグ本体1を
垂直パイプ5に捲きつけて引き上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス導管内を流れ
るガスを遮断するためのガスバッグに関する。
【0002】
【従来の技術】ガス導管内を流れるガスを遮断するため
のガスバッグとしては、ボール形状のものが公知であ
る。図6はこのボール形状のガスバッグをガス導管内に
挿入してガスを遮断している従来例であって、この図6
において、20はガス導管、21はガスバッグ挿入孔、
23はガスバッグであって、このガスバッグ23は、夫
々内部から空気を抜いて萎ませた状態で無漏洩式ガスバ
ッグ挿入機を用いて挿入孔21からガス導管20内に挿
入したあと、空気圧送パイプ24から夫々空気を充填す
ることにより管内で膨らませてガスを遮断するものであ
る。そして、このガスバッグ23は、1ヶが破袋しても
安全なように、ガスバッグ挿入孔21でクロスさせて本
玉Aと逆玉Bの2ヶを挿入するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のガ
スバッグにおいては、次のような欠点がある。 a.ボール形状のガスバッグは、管の内面に対して接触
面積(シール面積)が小さい。 b.ボール形状のガスバッグを萎ませた場合、中央部分
が太くなる。このため、ガスバッグの挿入孔21を大き
く穿孔する必要がある。
【0004】c.ボール形状のガスバッグの場合、シー
ル性能を高めるために空気圧を高く設定している。この
ため、材質的に強いものを選択する必要があることか
ら、重量が増し、取り扱いにくい。 d.ボール形状のガスバッグの場合、上記bで説明した
ように、萎ませた際に中央部分が太くなることから、無
漏洩式ガスバッグ挿入機自体も大型化する。本発明の目
的は、上記したa〜dに記述した欠点のないガスバッグ
を提案することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガスバッグ
の構成は次のとおりである。 1.バッグ本体は、円筒状胴体の両端を円形の側面体に
より閉塞して膨らんだ際の形状がドラム状を呈するよう
に形成されていること、前記バッグ本体内に圧縮空気を
注入したり、排出する空気圧送パイプは、硬直性を有す
る垂直パイプと、前記垂直パイプの下部を水平方向に分
岐してこの分岐パイプの先端の注入口を前記バッグ本体
の側面体に連結した構成であること、を特徴とするガス
遮断用ガスバッグ。
【0006】2.バッグ本体内において、両側面体間を
吊り帯にて複数箇所連結して成る前記1記載のガス遮断
用ガスバッグ。 3.一対のバッグ本体が互いに背中合わせになるように
垂直パイプを併せて一体化した構成の前記1又は2記載
のガス遮断用ガスバッグ。 4.垂直パイプに対して分岐パイプを多段に形成し、こ
の多段に形成した分岐パイプの注入口をバッグ本体の側
面体に連結した構成の前記1又は2又は3記載のガス遮
断用ガスバッグ。
【0007】
【作用】ガスバッグは、ガス導管に穿孔した挿入孔から
手で挿入することも可能であるが、通常は無漏洩式のガ
スバッグ挿入機を用いて挿入する。挿入に際し、ガスバ
ッグは、偏平に萎ませて垂直パイプに捲きつけてもよい
が、バッグ本体を偏平に萎ませたあと、このバッグ本体
を両端から夫々丸め込み、これを垂直パイプに例えば面
ファスナー等を用いて止めてからガス導管内に垂直に挿
入する。その上で垂直パイプを経由してバッグ本体内に
空気を圧送すると、面ファスナー等の止めが外れてバッ
グ本体はドラム状に膨らみ、やがてガス導管の内面に密
着してガスを遮断する。
【0008】所定の作業が終了してガスを開通する場合
には、垂直パイプを経由してバッグ本体内の空気を抜
き、偏平に萎ませてから垂直パイプを回転すると、萎ん
だバッグ本体は垂直パイプに捲きつくので、この状態で
引き上げる。一対のバッグ本体を背中合わせにした所謂
本玉、逆玉タイプのガスバッグの場合には、一緒にガス
導管内に挿入すると共に、空気も同時に送入して同時に
膨らませる。引き抜く場合も同様である。
【0009】バッグ本体内の吊り帯は、膨らんだ時に、
側面体の間隔を一定に保持して側面体が外に膨らみすぎ
たり、バッグ本体が変形するのを防ぐ。
【0010】垂直パイプから分岐パイプを一直線上に多
段化して設けた場合、バッグ本体内に均一に圧縮空気が
注入されて均一に膨らむ。又、このように分岐パイプを
多段に設けることにより、時間当りの注入量及び排出量
を増大させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】バッグ本体は、ゴム引き布等であ
って、気密性を有し、摩擦に強い材質のものにて製作さ
れる。又、このバッグ本体は、円筒状の胴体と、この両
端面を閉塞する側面体とにより膨らんだときの形状がド
ラム状(円筒状)を呈するように構成される。空気圧送
パイプにおける垂直パイプは硬直性を有するため、バッ
グ本体をガス導管内に挿入する際、ガイドの役目をす
る。
【0012】一方、この垂直パイプから水平に分岐した
分岐パイプは、柔軟性を有する柔らかい材質のものが良
い。そして、分岐パイプはバッグ本体が大きい場合に
は、中心に1本、この上下に夫々1本の合計3本構成と
したり、又は側面体の中心を通る垂直線上に間隔をあけ
て2本設けても良い。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係るガスバッグにおいて、バ
ッグ本体を膨らませた状態の斜視図であって、このガス
バッグは、本玉と逆玉となるペア構成のものである。図
中1はバッグ本体であって、このバッグ本体1は、円筒
状の胴体2と、この胴体2の両端を閉塞する側面体3、
3aから成り、膨らんだ際、図のようにドラム形状を呈
する。4は空気圧送パイプであって、この空気圧送パイ
プ4は、硬直性を有する垂直パイプ5と、この垂直パイ
プ5から水平方向に向けて分岐された柔軟性を有する2
本の分岐パイプ6とから成り、分岐パイプ6の先端の空
気注入口7は夫々バッグ本体1の側面体3aに連結され
ている。
【0014】図2は、バッグ本体1内に空気圧送パイプ
4(垂直パイプ5)を経由して圧縮空気を注入して膨ら
ませた状況をしめす断面図であって、側面体3、3a間
には中心に1本、この上下に夫々1本の計3本の吊り帯
(又は吊り紐)8が取り付けてあり、これにより側面体
3、3aが外方(管軸方向)に膨らみすぎるのを阻止し
てバッグ本体1が不規則に変形するのを防止し、併せて
面圧の均一化を図るように工夫されている。
【0015】図3は、ガスバッグをガス導管内に挿入す
る際の状況を示すもので、ガスバッグは、挿入孔からガ
ス導管内にスムーズに挿入できるように、可及的に小さ
く形成することが望ましい。このために、本発明におい
ては、空気を抜いて偏平化したバッグ本体1の両側を中
心側(垂直パイプ5側)に向けて小さく捲き込んで2本
の棒状に形成し、これを解けないように面ファスナー9
等を用いて止めておく。
【0016】そして、図4に示すように、ガス導管10
に穿孔した挿入孔11から垂直パイプ5を用いて管内に
垂直に挿入し、図外の圧縮空気発生装置を用いて垂直パ
イプ5→分岐パイプ6→バッグ本体1内と圧縮空気を注
入すると、面ファスナー9の止めが外れてバッグ本体1
が膨らみ、やがて胴体2がガス導管10の内面に密着
(圧接)する。この状況を示したのが図5であって、2
つのガスバッグは挿入孔11の上流側と下流側に別れて
夫々位置し、ガスを遮断する。
【0017】ガス導管10内からガスバッグを引き抜く
場合には、空気を抜いてバッグ本体1を偏平に萎ませた
あと、垂直パイプ5を回転させてこれにバッグ本体1を
捲きつけて棒状になし、この状態で垂直パイプ5をガイ
ドにしながら引き抜く。なお、上記実施例では、バッグ
本体1をペアで使用する例であるが、バッグ本体1を1
ヶで使用する場合も同じようにして使用する。
【0018】
【発明の効果】本発明に係るガスバッグは以上の如き構
成から成り、次の効果を奏する。 a.ドラム状のバッグ本体は、その胴体がガス導管の内
面に面で接触するため、シール性能が従来のボール式に
比較して格段に向上する(請求項1〜4)。 b.シール性能が向上した分、バッグ本体はゴム引き布
等のような薄い材料のもので製作できるので、小型化と
軽量化が可能である(請求項1〜4)。
【0019】c.シール性能が向上した分、空気圧をボ
ール式に比較して低く設定するこができ、この分空気注
入及び排出時間を短縮して作業能率の向上と、緊急時の
対応を早めることができる(請求項1〜4)。 d.バッグ本体内において、側面体を吊り帯で連結した
ことにより、バッグ本体の膨らみを均一化して変形を防
止することができ、これによりシール性態の安定化を図
ることができる(請求項2)。
【0020】e.一対のバッグ本体を背中合わせにして
用いることにより、従来の本玉と逆玉を同時にガス導管
内に挿入し、同時に素早く膨らませることができるの
で、作業能率が向上する(請求項3)。 f.垂直パイプに対して多段に分岐パイプを取り付けて
バッグ本体内に複数の注入口から圧縮空気を注入した
り、又は排出できるので、注入又は排出時間の短縮と共
に、注入圧の均一化に基づくバッグ本体の不均一な膨ら
みを阻止できる(請求項4)。
【0021】g.垂直パイプに硬直性のあるものを使用
していることにより、挿入孔を介してガスバッグの出し
入れをスムーズに行うことができる(請求項1〜4)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスバッグの斜視図。
【図2】バッグ本体の内部構造を示す断面図。
【図3】バッグ本体を捲いて垂直パイプに止めた状態の
説明図。
【図4】ガスバッグをガス導管内に挿入している状況の
説明図。
【図5】ガス導管内でバッグ本体を膨らませた状態の説
明図。
【図6】従来のボール式ガスバッグの説明図。
【符号の説明】
1 バッグ本体 2 胴体 3,3a 側面体 4 空気圧送パイプ 5 垂直パイプ 6 分岐パイプ 7 空気注入口 8 吊り帯 9 面ファスナー 10 ガス導管 11 挿入孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 衣川 雅也 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッグ本体は、円筒状胴体の両端を円形
    の側面体により閉塞して膨らんだ際の形状がドラム状を
    呈するように形成されていること、 前記バッグ本体内に圧縮空気を注入したり、排出する空
    気圧送パイプは、硬直性を有する垂直パイプと、前記垂
    直パイプの下部を水平方向に分岐してこの分岐パイプの
    先端の注入口を前記バッグ本体の側面体に連結した構成
    であること、 を特徴とするガス遮断用ガスバッグ。
  2. 【請求項2】 バッグ本体内において、両側面体間を吊
    り帯にて複数箇所連結して成る請求項1記載のガス遮断
    用ガスバッグ。
  3. 【請求項3】 一対のバッグ本体が互いに背中合わせに
    なるように垂直パイプを併せて一体化した構成の請求項
    1又は2記載のガス遮断用ガスバッグ。
  4. 【請求項4】 垂直パイプに対して分岐パイプを多段に
    形成し、この多段に形成した分岐パイプの注入口をバッ
    グ本体の側面体に連結した構成の請求項1又は2又は3
    記載のガス遮断用ガスバッグ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111520568A (zh) * 2020-04-30 2020-08-11 广船国际有限公司 一种管口封堵装置

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