JPH1089503A - バルブ - Google Patents

バルブ

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JPH1089503A
JPH1089503A JP24634696A JP24634696A JPH1089503A JP H1089503 A JPH1089503 A JP H1089503A JP 24634696 A JP24634696 A JP 24634696A JP 24634696 A JP24634696 A JP 24634696A JP H1089503 A JPH1089503 A JP H1089503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stem
valve
cylindrical
elastic body
pressing portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP24634696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hamano
幸雄 浜野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH1089503A publication Critical patent/JPH1089503A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス配管中に土砂が流入してもガス配管中の
ガスの流通を停止することができるバルブを提供する。 【解決手段】 バルブ本体1内をステム2が昇降可能に
設けられ、ステム2の外面に螺旋状の凹溝21が設けら
れ、バルブ本体1の内面に突起14が設けられ、ステム
2を正逆方向に回転することにより突起14が螺旋状の
凹溝21内を摺動して昇降され、ステム2の昇降により
ステム2の先端の押圧部3が筒状弾性体4を開放もしく
は圧縮することにより筒状弾性体4の内部に形成された
流路を流通する流体流量が制御されるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルブに関し、特
に、ガス配管中に土砂が混入した場合のガス流量制御や
液体内に粒体が混入したスラリー状の流体の流量制御に
使用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス配管には、例えば、特開平5
−22110号公報等に記載されているボールバルブや
実開昭58−151750号公報等に記載されているゲ
ートバルブが使用されている。このようなボールバルブ
やゲートバルブは弁体と弁座との密接によりガス配管の
流通停止が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水道管
や電力配管の工事により水道管や電力配管と並行して設
けられたガス配管が損傷されることがあり、そのような
場合にはガス配管中に土砂が流入することがある。この
ように、ガス配管中に土砂が流入するとガス配管に設け
られたボールバルブやゲートバルブの弁体と弁座との密
接部分が土砂により損傷され、ガス配管中のガスの流通
を停止することができなくなる恐れがある。
【0004】本発明は、叙上のような従来のボールバル
ブやゲートバルブにおけるこのような問題点に着目して
なされたものであり、その目的とするところは、上記の
問題を解決し、ガス配管中に土砂が流入してもガス配管
中のガスの流通を停止することができるバルブを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の本発明バルブは、バルブ本体内を
ステムが昇降可能に設けられ、バルブ本体の内面又はス
テムの外面のいずれか一方に螺旋状の凹溝が設けられ、
他方に凹溝内に挿入された突起が設けられ、ステムを正
逆方向に回転することにより突起が螺旋状の凹溝内を摺
動して昇降され、ステムの昇降によりステムの先端の押
圧部が筒状弾性体を開放もしくは圧縮することにより筒
状弾性体の内部に形成された流路を流通する流体流量が
制御されるようになっていることを特徴とするものであ
る。
【0006】又、請求項2記載の本発明バルブは、請求
項1記載のバルブにおいて、押圧部には円板状嵌合部が
設けられ、嵌合部はステムの中心軸上に設けられた凹部
内に回転可能に嵌合され、バルブ本体には押圧部の回り
止め用のガイド溝が設けられ、押圧部の両端部がガイド
溝に挿入嵌合されていることを特徴とするものである。
【0007】本発明バルブのバルブ本体やステムの材質
としては、従来からバルブ本体やステムの材質として使
用されているものがそのまま使用できるものであって、
特に限定されるものではないが、例えば、鋼、鋳鉄、真
鍮等の金属や硬質塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリ
カーボネート、アクリル樹脂等の合成樹脂、或いは、こ
のような材質を適宜組み合わせた複合材が使用できる。
【0008】又、本発明において、筒状弾性体の材質と
しては、弾性に富み、ある程度の機械的強度を備え、耐
久性に優れたものであれば、いずれでもよいものであっ
て、特に限定されるものではないが、例えば、合成ゴ
ム、ポリエチレン、ポリプロピレン、テフロン等が使用
できる。
【0009】
【作用】請求項1記載の本発明バルブにおいては、バル
ブ本体内をステムが昇降可能に設けられ、バルブ本体の
内面又はステムの外面のいずれか一方に螺旋状の凹溝が
設けられ、他方に凹溝内に挿入された突起が設けられ、
ステムを正逆方向に回転することにより突起が螺旋状の
凹溝内を摺動して昇降され、ステムの昇降によりステム
の先端の押圧部が筒状弾性体を開放もしくは圧縮するこ
とにより筒状弾性体の内部に形成された流路を流通する
流体流量が制御されるようになっているので、流体中に
土砂等の粒状体が混入しても筒状弾性体が弾性変形する
だけであり、筒状弾性体が損傷されることはない。
【0010】又、請求項2記載の本発明バルブにおいて
は、押圧部には円板状嵌合部が設けられ、嵌合部はステ
ムの中心軸上に設けられた凹部内に回転可能に嵌合さ
れ、バルブ本体には押圧部の回り止め用のガイド溝が設
けられ、押圧部の両端部がガイド溝に挿入嵌合されてい
るので、ステムが回転しても押圧部は回転しないもので
あり、従って、押圧部と筒状弾性体との間に摩擦は生じ
ない。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明バルブの一例を
示す一部切欠正面図である。図1において、Aは本発明
バルブ、1は本発明バルブAの鋳鉄製バルブ本体であ
り、バルブ本体1は上半部11と下半部12とから構成
されている。上半部11は半円筒形部112とその中央
部から立設された立上げ円筒部111から構成されてい
る。
【0012】下半部12は両側の円筒状受口部121と
中央の半円筒形部122とから構成されている。上半部
11の半円筒形部112と下半部12の半円筒形部12
2とはボルト13により取付けられている。114は半
円筒形部112と円筒状受口部121との間に設けられ
たOリングである。
【0013】2は鋼製ステムであり、ステム2はバルブ
本体1の上半部11の立上げ円筒部111内に回転可能
に設けられている。ステム2の外面には2条の螺旋状凹
溝21が設けられ、凹溝21には立上げ円筒部111に
ねじ込まれたボルト14(突起)の先端が挿入されてい
る。
【0014】ステム2を回転すると凹溝21内をボルト
14の先端が摺動してステム2が昇降するようになって
いる。凹溝21はステム2の円周面の1/4に亘って設
けられ、ステム2を90度回転することによりストロー
クLだけ昇降するようになっている。凹溝21の傾斜角
度θが大きい程ステム2の回転に対するストロークLが
大きくなり、傾斜角度θが小さい程ステム2の回転に対
するストロークLが小さくなる。141はボルト14の
頭部と立上げ円筒部111との間に設けられたOリング
である。25は立上げ円筒部111とステム2との間に
設けられたOリングである。
【0015】ステム2の下端には直方体状の押圧部3が
設けられ、押圧部3の頭部の円板状嵌合部31がステム
2の下端の中心軸上に凹設された円形凹部22内に回転
可能に嵌合されている。23は取付板であり、取付板2
3はビスネジ24によりステム2に取付けられる。
【0016】鋼製押圧部3は図2に示すように、その両
端が上半部11の半円筒形部112及び下半部12の半
円筒形部122に凹設された回り止め用ガイド溝11
3、123に嵌合されていてガイド溝113、123に
案内されながら、ステム2の昇降と共に昇降されるよう
になっている。
【0017】4は押圧部3の下方に設けられた合成ゴム
製の弾性円筒体であり、弾性円筒体4の両端のフランジ
41が下半部12の円筒状受口部121の内面に設けら
れた溝124内に挿入嵌合されている。
【0018】5、5は円筒状受口部121内に挿入され
たポリエチレン管、6、6はポリエチレン管5の端部と
弾性円筒体4の端部の内面に跨がって設けられた鋼製ス
ティフナーである。51は円筒状受口部121の内面と
ポリエチレン管5の外面との間に設けられたOリングで
ある。
【0019】図1、2に示す本発明バルブAにおいて
は、ステム2が図1の実線で示すように、上昇している
ときは、流体が矢印方向に一方のポリエチレン管5から
弾性円筒体4の内部を経由して他方のポリエチレン管5
内を流れる。ステム2を90度回転することによりステ
ム2と共に押圧体3が下降し、押圧体3が二点鎖線で示
すように弾性円筒体4を押圧して管路を閉鎖することに
より流体の流通が停止される。流体内に土砂等の粒体が
混入されていても弾性円筒体4は弾性変形するだけであ
り、弾性円筒体4が損傷される恐れはない。
【0020】本発明の実施の形態を図により説明した
が、本発明の具体的な構成は、図示の実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない設計変
更は本発明に含まれる。
【0021】例えば、図示の実施例のように、螺旋状の
凹溝をステムに設け、突起をバルブ本体に設ける代わり
に、螺旋状の凹溝をバルブ本体に設け、突起をステムに
設けてもよい。
【0022】又、図示の実施例のように、ステムとは別
体の押圧部を設ける代わりに押圧部をステムと一体のも
のとしてもよい。但し、図示の実施例のように、ステム
とは別体の押圧部を設けて押圧部をステムとは一体的に
回転しないようにする方が弾性筒状体を損傷する恐れが
ないので好ましい。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の本発明バルブにおいて
は、流体中に土砂等の粒状体が混入しても筒状弾性体が
弾性変形するだけであり、筒状弾性体が損傷されること
はないので、土砂等の粒状体が混入する流体の流量制御
に使用できる。
【0024】又、請求項2記載の本発明バルブにおいて
は、押圧部と筒状弾性体との間に摩擦は生じないので、
押圧部の押圧により筒状弾性体が損傷されることはな
く、長期間に亘って使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明バルブの一例を示す一部切欠正面図。
【図2】図1のII−II線における断面図。
【符号の説明】
A 本発明バルブ 1 バルブ本体 11 上半部 111 立上げ円筒部 112 半円筒形部 12 下半部 121 受口円筒部 122 半円筒形部 13 ボルト 14 ボルト(突起) 2 ステム 21 凹溝 22 凹部 3 押圧部 31 円板状嵌合部 4 筒状弾性体 5 ポリエチレン管 6 スティフナー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ本体内をステムが昇降可能に設け
    られ、バルブ本体の内面又はステムの外面のいずれか一
    方に螺旋状の凹溝が設けられ、他方に凹溝内に挿入され
    た突起が設けられ、ステムを正逆方向に回転することに
    より突起が螺旋状の凹溝内を摺動して昇降され、ステム
    の昇降によりステムの先端の押圧部が筒状弾性体を開放
    もしくは圧縮することにより筒状弾性体の内部に形成さ
    れた流路を流通する流体流量が制御されるようになって
    いることを特徴とするバルブ。
  2. 【請求項2】 押圧部には円板状嵌合部が設けられ、円
    板状嵌合部はステムの中心軸上に設けられた凹部内に回
    転可能に嵌合され、バルブ本体には押圧部の回り止め用
    のガイド溝が設けられ、ガイド溝内に押圧部の両端部が
    挿入嵌合されていることを特徴とする請求項1記載のバ
    ルブ。
JP24634696A 1996-09-18 1996-09-18 バルブ Pending JPH1089503A (ja)

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JP24634696A JPH1089503A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 バルブ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012154354A (ja) * 2011-01-21 2012-08-16 Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd ピンチバルブ用管体、ピンチバルブおよび流体制御装置
WO2019230918A1 (ja) * 2018-05-31 2019-12-05 旭有機材株式会社 ピンチバルブ
JP2019210964A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 旭有機材株式会社 ピンチバルブ
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