JPH1089242A - 流体ポンプ - Google Patents

流体ポンプ

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JPH1089242A
JPH1089242A JP24826596A JP24826596A JPH1089242A JP H1089242 A JPH1089242 A JP H1089242A JP 24826596 A JP24826596 A JP 24826596A JP 24826596 A JP24826596 A JP 24826596A JP H1089242 A JPH1089242 A JP H1089242A
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JP
Japan
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fluid
valve
plunger
pump
flow path
Prior art date
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Application number
JP24826596A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nonaka
中 剛 野
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Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄圧室やダンパ室のように大きな容積を必要
とすることなく脈動流を吸収することによって、コンパ
クトな外形として、流体ポンプが取付けられる場所のス
ペースユーティリティを向上させる流体ポンプを提供す
ること。 【解決手段】 可撓性があって、バルブ34、54、3
7、57から吐出した流体の圧力により、バルブ収容部
材40、60内の容積を変更可能な脈動平滑用圧力変形
部40c、60cを備えている流体ポンプ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、車両用
や産業用の油圧システムにおいて流体を送給する固定シ
リンダ型ラジアルプランジャタイプの流体ポンプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両用や産業用の油圧システムにおいて
流体を送給する固定シリンダ型ラジアルプランジャタイ
プの流体ポンプとしては、通電されると、アーマチュア
が回転することによって、アーマチュアに有するアーマ
チュアシャフトが回転し、アーマチュアシャフトの回転
力が、アーマチュアシャフトに対して偏芯した回転中心
をもつカムを介してポンプ部に伝達され、ポンプ部にお
いて、カムに圧接するプランジャがシリンダブロック内
で往復動し、プランジャの往復動によって弁体が流路を
開閉することによって、吸入口から導入した流体を吐出
口から管路内に加圧送給するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような流体ポンプ
では、プランジャがシリンダブロック内で往復動するこ
とによって、流体を吸入して吐出する構造であるため、
プランジャの往復動にともない、流体の吐出側に圧力変
動を伴った脈動流を生ずる。脈動流は、振動、騒音発生
の原因となるばかりでなく、脈動する流体において、高
くなった吐出圧力に対処して、より高い耐圧構造や、よ
り高いトルク特性が要求されるため、アーマチュア等、
モータ構成部品の小型化が難しいという問題点があっ
た。そこで、脈動流を吸収するため、ケースの一部に、
吐出側流路に連通接続した蓄圧室(アキュムレータ)を
設けたものや、吐出側流路に連通接続したダンパ室およ
びダンパ室の吐出側流路にオリフィスを設けたものもあ
ったが、比較的大きな容積を必要とする蓄圧室や、空洞
状をなすダンパ室を形成するためにケースのボリューム
が大きくなり、それによって、流体ポンプ全体の外形が
大きくなるという問題点があり、脈動をなくすとともに
外形を小型化することが課題となっていた。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わる流体ポンプは、蓄圧室
やダンパ室のように大きな容積を必要とすることなく脈
動流を吸収することによって、コンパクトな外形とし
て、流体ポンプが取付けられる場所のスペースユーティ
リティを向上させることができる流体ポンプを提供する
ことを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わる流体ポンプでは、ケースと、ケースの内側に固定さ
れたマグネットと、マグネットの内側に配置され、通電
により回転するアーマチュアと、ケース内に配置され、
アーマチュアの回転力により往復動するプランジャを備
え、プランジャの往復動により流体を吸入して吐出する
バルブを備えたポンプ部と、ポンプ部に備えられ、ポン
プ部に備えたバルブを収容したバルブ収容部材と、可撓
性があり、バルブから吐出した流体の圧力により、バル
ブ収容部材内の容積を変更可能な脈動平滑用圧力変形部
をそなえている構成としたことを特徴としている。
【0007】この発明の請求項2に係わる流体ポンプで
は、脈動平滑用圧力変形部は、バルブ収容部材に一体的
に形成されている構成としたことを特徴としている。
【0008】この発明の請求項3に係わる流体ポンプで
は、バルブ収容部材には、バルブから送給された流体の
吐出側にオリフィスが形成されている構成としたことを
特徴としている。
【0009】この発明の請求項4に係わる流体ポンプで
は、バルブは、インレットバルブと、アウトレットバル
ブとからなり、バルブ収容部材に備えた脈動平滑用圧力
変形部は、アウトレットバルブに有する弁体に対向した
バルブ収容部材の底部に形成されている構成としたこと
を特徴としている。
【0010】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わる流体ポンプ
において、ポンプ部のバルブから流体が送給された際、
流体の圧力が高いと、脈動平滑用圧力変形部がバルブ収
容部材内の容積を大きくするように変形することによっ
て、ポンプ部の吐出側で流体に生じている脈動が平滑化
される。それ故、従来のもののように、大きな容積で空
洞状をなすダンパ室や、大きな容積の蓄圧室などをケー
スに形成する必要がなくなる。
【0011】この発明の請求項2に係わる流体ポンプに
おいて、脈動平滑用圧力変形部は、バルブ収容部材に一
体的に形成されている。それ故、請求項1の作用に加
え、脈動平滑用圧力変形部は、バルブ収容部材を形成す
る際に同時に形成され、ポンプ部を構成する部品と別体
に形成されることがない。
【0012】この発明の請求項3に係わる流体ポンプに
おいて、バルブ収容部材には、脈動平滑用圧力変形部と
オリフィスとがともに形成されている。それ故、請求項
1の作用に加え、ポンプ部の吐出側で流体に生じている
脈動がオリフィスとともに効率的に平滑化される。
【0013】この発明の請求項4に係わる流体ポンプに
おいて、アウトレットバルブから送給された流体の圧力
がアウトレットバルブに備えた弁体に対向したバルブ収
容部の底部に形成された脈動平滑用圧力変形部に対して
直接的にかかる。それ故、請求項3の作用に加え、ポン
プ部の吐出側で流体に生じている脈動がより効率的に平
滑化される。
【0014】
【実施例】図1ないし図4にはこの発明に係わる流体ポ
ンプの一実施例が示されている。
【0015】図示する流体ポンプ1は、主として、ヨー
ク(ケース)2、第1のマグネット(マグネット)3、
第2のマグネット(マグネット)4、アーマチュア5、
ポンプケース(ケース)6、第1のポンプ部(ポンプ
部)7、第2のポンプ部(ポンプ部)8から構成されて
いる。
【0016】ヨーク2には、図2に示されるように、閉
塞側端部の内側に第1の軸受9が固定されており、ヨー
ク2は、開口側端部が中間板10を介してポンプケース
6にねじ止められている。中間板10の中央には第2の
軸受11が固定されている。
【0017】ヨーク2の内側には第1のマグネット3、
第2のマグネット4(第2のマグネット4は第1のマグ
ネット3の図2中手前側に配置されている。)が対向配
置されており、第1、第2のマグネット3、4は内側に
N極、S極の磁力を発生している。
【0018】第1、第2のマグネット3、4の内周側に
は、アーマチュア5が配置されている。アーマチュア5
には、アーマチュアシャフト12上にアーマチュアコア
13、コンミュテータ14がそれぞれ取付けられてい
る。
【0019】アーマチュアシャフト12は、一端側が前
述した第1の軸受9によって回転可能に支持され、他端
側がポンプケース6内まで延出されて、中間板10に固
定された第2の軸受11によって回転可能に支持されて
いる。
【0020】アーマチュアシャフト12の他端部には、
アーマチュアコア13、コンミュテータ14が取付けら
れているシャフト本体12aの軸中心に対して偏芯した
軸中心をもつカム12bが形成されており、このカム1
2bにプランジャ押圧用ボールベアリング15が取付け
られている。
【0021】アーマチュア5のアーマチュアコア13に
は、予め定められたスロット数のアーマチュアコイル1
6がコンミュテータ14の外周に配置された複数個のコ
ンミュテータ片14aに夫々電気的に接続されたうえで
設けられている。
【0022】ヨーク2の開口側端部の内側には、ホルダ
ベース17が取付けられており、このホルダベース17
上でコンミュテータ14の外周側に形成されたブラシボ
ックス17a、17b内に、ブラシスプリング18、1
9を介して第1のブラシ20、第2のブラシ21がそれ
ぞれ収容されている。
【0023】第1、第2のブラシ20、21は、コンミ
ュテータ14のコンミュテータ片14aにそれぞれ電気
的に接続可能にして圧接しているとともに、図示しない
制御回路に電気的に接続されるため、制御回路により電
源の電流が第1のブラシ20から第2のブラシ21に供
給されることによって、各コンミュテータ片14aを介
しアーマチュアコイル16が順次励磁されて磁力を形成
し、アーマチュアコイル16より発生した磁力と第1、
第2のマグネット3、4より発生している磁力とによっ
て、アーマチュア5が回転する。
【0024】ポンプケース6は、矩形状に形成されてお
り、図2に示されるように、一端部から他端部寄りまで
丸孔状に形成された中央孔6a内に、カム12bにプラ
ンジャ押圧用ボールベアリング15が固定されたアーマ
チュアシャフト12の他端部が挿入されている。
【0025】そして、ポンプケース6には、図1に示さ
れるように、中央孔6aを中心とした横方向の対向位置
に、第1のポンプ部収容部6b、第2のポンプ部収容部
6cが丸孔の貫通状にしてそれぞれ形成されているとと
もに、中央孔6aの図中上方側に、第1、第2のポンプ
部収容部6b、6cとは独立して丸孔状に形成された第
1の流量切換バルブ収容部6dが備えられており、中央
孔6aの図中下方側に第1、第2のポンプ部収容部6
b、6cとは独立して丸孔状に形成された第2の流量切
換バルブ収容部6eが備えられている。
【0026】第1のポンプ部収容部6bは、第1の導入
流路6fを通じて図1中上方側で第1の流量切換バルブ
収容部6d内に連通接続されているとともに、第1の導
入流路6fと別所において第1の導出流路6gを通じて
図1中上方側で第1の流量切換バルブ収容部6d内に連
通接続され、さらに、第1のポンプ部収容部6bは、第
2の導入流路6hを通じて図1中下方側で第2の流量切
換バルブ収容部6e内に連通接続されているとともに、
第2の導入流路6hと別所において第2の導出流路6i
を通じて図1中下方側で第2の流量切換バルブ収容部6
e内に連通接続されている。
【0027】また、第2のポンプ部収容部6cは、第3
の導入流路6jを通じて図1中上方側で第1の流量切換
バルブ収容部6d内に連通接続されているとともに、第
3の導入流路6jと別所において第3の導出流路6kを
通じて図1中上方側で第1の流量切換バルブ収容部6d
内に連通接続され、さらに、第2のポンプ部収容部6c
は、第4の導入流路6mを通じて図1中下方側で第2の
流量切換バルブ収容部6e内に連通接続されているとと
もに、第4の導入流路6mと別所において第4の導出流
路6nを通じて図1中下方側で第2の流量切換バルブ収
容部6e内に連通接続されている。
【0028】そして、第2の流量切換バルブ収容部6e
は、図1中下方側に形成された第1のマスタシリンダ連
通流路6p、第1のリザーバ連通流路6q、第2のリザ
ーバ連通流路6r、第2のマスタシリンダ連通流路6s
にそれぞれ連通接続されている。第1のマスタシリンダ
連通流路6pの端部には第1のマスタシリンダジョイン
ト22が固定され、第1のリザーバ連通流路6qの端部
には第1のリザーバ23が固定され、第2のリザーバ連
通流路6rの端部には第2のリザーバ24が固定され、
第2のマスタシリンダ連通流路6sの端部には第2のマ
スタシリンダジョイント25が固定されている。
【0029】ポンプケース6では、第1、第2のポンプ
部収容部6b、6cと、第1、第2の流量切換バルブ収
容部6d、6eと、第1、第2、第3、第4の導入流路
6f、6h、6j、6mと、第1、第2、第3、第4の
導出流路6g、6i、6k、6nと、第1、第2のマス
タシリンダ連通流路6p、6rと、第1、第2のリザー
バ連通流路6q、6sのいずれもが同一の平面上に配置
されている。それ故、ポンプケース6において、各収容
部および各流路を形成するに際し、同一の平面上の直交
する2方向からの切削加工(または鋳造成形)により、
極めて容易に形成される。
【0030】第1のポンプ部収容部6b内には、第1の
ポンプ部7が収められている。
【0031】第1のポンプ部7には、第1のシリンダブ
ロック30、第1のプランジャ31、第1のプランジャ
ばね33、第1の弁体34、第1の弁ばね35、第1の
流路形成部材36、第2の弁体37、第2の弁ばね3
8、第1のばね押え39、第1のバルブ収容部材(バル
ブ収容部材)40、第1のストッパ41がそれぞれ備え
られている。
【0032】第1のシリンダブロック30は円筒形状を
なしており、第1のポンプ部収容部6bにオーリング
(Oリング)42、オーリング(Oリング)43を介し
て嵌合されているとともに、前述したプランジャ押圧用
ボールベアリング15側とは反対の端部に、第1の流路
形成部材36、第1のばね押え39、第1のバルブ収容
部材40がそれぞれ組付けられており、端部において第
1のストッパ41によってポンプケース6に固定されて
いる。
【0033】第1のシリンダブロック30には、内側か
ら外側に貫通形成された導入流路30a、30aが形成
されており、導入流路30a、30aが上述した第1の
導入流路6f、第2の導入流路6hに連通されている。
【0034】第1のシリンダブロック30内には、オー
リング(Oリング)44を介して筒方向に移動可能にし
た第1のプランジャ31が収容されている。
【0035】第1のプランジャ31は、第1の流路形成
部材36に一端が係止した第1のプランジャばね33の
弾性反発力によってプランジャ押圧用ボールベアリング
15に対して圧接可能に付勢されているため、プランジ
ャ押圧用ボールベアリング15がアーマチュアシャフト
12のシャフト本体12aに対して偏心しながら回転す
ることによって、上死点および下死点のあいだを往復移
動して、第1のシリンダブロック30に有する導入流路
30aから内側に流体を導入し、流体の圧力を第1の弁
体34に与える。
【0036】第1の弁体34は、第1の流路形成部材3
6に一端が係止した第1の弁ばね35によって第1のプ
ランジャ31側に付勢されているため、第1のプランジ
ャ31内に送給された流体を第1の弁体34と第1の流
路形成部材36とのあいだに有する流路にのみ送給可能
なインレットバルブとして機能する。第1の弁体34と
第1の流路形成部材36とのあいだの流路内に送給され
た流体の圧力は第2の弁体37に与えられる。
【0037】第2の弁体37は、第1のばね押え39に
係止した第2の弁ばね38によって第1の流路形成部材
36側に付勢されているため、第1の流路形成部材36
と第1の弁体34とのあいだの流路に送給された流体を
第2の弁体37と第1のバルブ収容部材40とのあいだ
に有する吐出流体収容部45内にのみ送給可能なアウト
レットバルブとして機能する。
【0038】第1のバルブ収容部材40は、有底の円筒
形状に形成されており、側板40aの外側に嵌付けられ
たオーリング(Oリング)45を介してポンプケース6
の第1のポンプ部収容部6bに取付けられている。
【0039】第1のバルブ収容部材40には、図3に示
されるように、側板40aと底板40bとによって囲ま
れた吐出流体収容部45が設けられており、内側に第2
の弁体37、第1の流路形成部材36、第2の弁ばね3
8、第1のばね押え39が収容されている。
【0040】また、第1のバルブ収容部材40の側板4
0aには、小径のオリフィス40a1、40a1がそれ
ぞれ形成されており、第1のバルブ収容部材40の底板
40bには、側板40aよりも肉厚の小さい脈動平滑用
圧力変形部40cが形成されている。オリフィス40a
1、40a1および脈動平滑用圧力変形部40cは、第
1のバルブ収容部材40に一体に形成されているため、
単一の第1のバルブ収容部材40を作成する際に、同時
に形成される。
【0041】オリフィス40a1、40a1は、吐出流
体収容部45においての吐出側の流路径をより小さくす
ることによって吐出流体収容部45内の流体に発生して
いる圧力変動を第1、第2の導出流路6g、6iに伝え
ないようする機能をもつ。
【0042】脈動平滑用圧力変形部40cは、吐出流体
収容部45内の流体圧力が予め定められた値を越える
と、図4に示されるように、第1のばね押え39から離
れる方向に弾性的に撓むため、吐出流体収容部45の容
積を大きくする一方、吐出流体収容部45内の流体圧力
が予め定められた値を越えてから下がると、第1のばね
押え39に近付く方向に弾性的に復帰する機能をもつ。
【0043】第1のポンプ部7は、プランジャ押圧用ボ
ールベアリング15がアーマチュアシャフト12のシャ
フト本体12aに対して偏心しながら回転することによ
って、第1のプランジャ31が往復移動する際、図3に
示されるように、第1のプランジャ31が上死点に向か
っている間、第1の弁体34が第1のプランジャ31か
ら離れて流路を開成する一方、第2の弁体37が第1の
流路形成部材36に圧接して流路を閉成することによっ
て、第1のシリンダブロック30の導入流路30aから
流体を導入し、その後に、第1のプランジャ31が上死
点から下死点に向かうと、第1の弁体34が第1のプラ
ンジャ31に圧接して流路を閉成する一方、第2の弁体
37が第1の流路形成部材36から離れて流路を開成す
ることによって、第1のバルブ収容部材40の吐出流体
収容部45内に流体を送給する。
【0044】このとき、第1のプランジャ31が第1の
シリンダブロック30内で往復動を繰り返すため、第2
の弁体34から第1のバルブ収容部材40の吐出流体収
容部45内に送給される流体に脈動流が生じているが、
その際の脈動において、第1のバルブ収容部材40の吐
出流体収容部45内に送給される流体の圧力が高くなっ
ていると、図4に示されるように、第1のバルブ収容部
材40の脈動平滑用圧力変形部40cが第1のばね押え
39から離れる方向に弾性的に撓んで吐出流体収容部4
5の容積を大きくする一方、第1のバルブ収容部材40
の吐出流体収容部45内の流体圧力が予め定められた値
を越えてから下がると、図3に示されるように、脈動平
滑用圧力変形部40cが第1のばね押え39に近付く方
向に弾性的に復帰し、第1のプランジャ31の往復動に
同期してこれを繰り返し行うため、オリフィス40a
1、40a1内を通って第1、第2の導出流路6g、6
iに送給される流体の脈動が著しく軽減される。
【0045】一方、第2のポンプ部収容部6c内には、
第2のポンプ部8が収められている。
【0046】第2のポンプ部8には、第2のシリンダブ
ロック50、第2のプランジャ51、第2のプランジャ
ばね53、第3の弁体54、第3の弁ばね55、第2の
流路形成部材56、第4の弁体57、第4の弁ばね5
8、第2のばね押え59、第2のバルブ収容部材(バル
ブ収容部材)60、第2のストッパ61がそれぞれ備え
られており、ポンプケース6の中央孔6aを中心として
前述した第1のポンプ部7と対称配置されている。
【0047】第2のシリンダブロック50は円筒形状を
なしており、第2のポンプ部収容部6cにオーリング
(Oリング)62、オーリング(Oリング)63を介し
て嵌合されているとともに、前述したプランジャ押圧用
ボールベアリング15側とは反対の端部に、第2の流路
形成部材56、第2のばね押え59、第2のバルブ収容
部材60がそれぞれ組付けられており、端部において第
2のストッパ61によってポンプケース6に固定されて
いる。
【0048】第2のシリンダブロック50には、内側か
ら外側に貫通形成された導入流路50a、50aが形成
されており、導入流路50a、50aが上述した第3の
導入流路6j、第4の導入流路6mに連通されている。
【0049】第2のシリンダブロック50内には、オー
リング(Oリング)64を介して筒方向に移動可能にし
た第2のプランジャ51が収容されている。
【0050】第2のプランジャ51は、第2の流路形成
部材56に一端が係止した第2のプランジャばね53の
弾性反発力によってプランジャ押圧用ボールベアリング
15に対して圧接可能に付勢されているため、プランジ
ャ押圧用ボールベアリング15がアーマチュアシャフト
12のシャフト本体12aに対して偏心しながら回転す
ることによって、第1のプランジャ31とは相反するよ
うにして下死点および上死点のあいだを往復移動して、
第2のシリンダブロック50に有する導入流路50aか
ら内側に流体を導入し、流体の圧力を第3の弁体54に
与える。
【0051】第3の弁体54は、第2の流路形成部材5
6に一端が係止した第3の弁ばね55によって第2のプ
ランジャ51側に付勢されているため、第2のプランジ
ャ51内に送給された流体を第3の弁体54と第2の流
路形成部材56とのあいだに有する流路にのみ送給可能
なインレットバルブとして機能する。第3の弁体54と
第2の流路形成部材56とのあいだの流路内に送給され
た流体の圧力は第4の弁体57に与えられる。
【0052】第4の弁体57は、第2のばね押え59に
係止した第4の弁ばね58によって第2の流路形成部材
56側に付勢されているため、第2の流路形成部材56
と第3の弁体54とのあいだの流路に送給された流体を
第4の弁体57と第2のバルブ収容部材60とのあいだ
に有する吐出流体収容部65内にのみ送給可能なアウト
レットバルブとして機能する。
【0053】第2のバルブ収容部材60は、有底の円筒
形状に形成されており、側板60aの外側に嵌付けられ
たオーリング(Oリング)65を介してポンプケース6
の第2のポンプ部収容部6cに取付けられている。
【0054】第2のバルブ収容部材60には、図3に示
されるように、側板60aと底板60bとによって囲ま
れた吐出流体収容部65が設けられており、内側に第4
の弁体57、第2の流路形成部材56、第4の弁ばね5
8、第2のばね押え59が収容されている。
【0055】また、第2のバルブ収容部材60の側板6
0aには、小径のオリフィス60a1、60a1がそれ
ぞれ形成されており、第2のバルブ収容部材60の底板
60bには、側板60aよりも肉厚の小さい脈動平滑用
圧力変形部60cが形成されている。オリフィス60a
1、60a1および脈動平滑用圧力変形部60cは、第
2のバルブ収容部材60に一体に形成されているため、
単一の第2のバルブ収容部材60を作成する際に同時に
形成される。
【0056】オリフィス60a1、60a1は、吐出流
体収容部65においての吐出側の流路径をより小さくす
ることによって吐出流体収容部65内の流体に発生して
いる圧力変動を第3、第4の導出流路6k、6nに伝え
ないようする機能をもつ。
【0057】脈動平滑用圧力変形部40cは、吐出流体
収容部65内の流体圧力が予め定められた値を越える
と、図4に示されるように、第2のばね押え59から離
れる方向に弾性的に撓むため、吐出流体収容部65の容
積を大きくする一方、吐出流体収容部65内の流体圧力
が予め定められた値を越えてから下がると、第2のばね
押え59に近付く方向に弾性的に復帰する機能をもつ。
【0058】第2のポンプ部8は、プランジャ押圧用ボ
ールベアリング15がアーマチュアシャフト12のシャ
フト本体12aに対して偏心しながら回転することによ
って、第2のプランジャ51が往復移動する際、図4に
示されるように、第2のプランジャ51が上死点から下
死点に向かっている間、第3の弁体54が第2のプラン
ジャ51に圧接して流路を閉成する一方、第4の弁体5
7が第2の流路形成部材56から離れて流路を開成し、
その後に、図3に示されるように、第2のプランジャ5
1が上死点に向かっている間、第3の弁体54が第2の
プランジャ51から離れて流路を開成する一方、第4の
弁体57が第2の流路形成部材56に圧接して流路を閉
成することによって、第2のシリンダブロック50の導
入流路50aから流体を導入することによって、第2の
バルブ収容部材60の吐出流体収容部65内に流体を送
給する。
【0059】このとき、第2のプランジャ51が第2の
シリンダブロック50内で往復動を繰り返すため、第3
の弁体54から第2のバルブ収容部材60の吐出流体収
容部65内に送給される流体に脈動流が生じているが、
その際の脈動において、第2のバルブ収容部材60の吐
出流体収容部65内に送給される流体の圧力が高くなっ
ていると、図4に示されるように、第2のバルブ収容部
材60の脈動平滑用圧力変形部60cが第2のばね押え
59から離れる方向に弾性的に撓んで吐出流体収容部6
5の容積を大きくする一方、第2のバルブ収容部材60
の吐出流体収容部65内の流体圧力が予め定められた値
を越えてから下がると、図3に示されるように、脈動平
滑用圧力変形部60cが第2のばね押え59に近付く方
向に弾性的に復帰し、第2のプランジャ51の往復動に
同期してこれを繰り返し行うため、オリフィス60a
1、60a1内を通って第3、第4の導出流路6k、6
nに送給される流体の脈動が著しく軽減される。
【0060】加えて、第1の流量切換バルブ収容部6d
内には、第1のポンプ部7側に第1の流量切換バルブ7
1が収容され、第2のポンプ部8側に第2の流量切換バ
ルブ72が収容されている。また、第2の流量切換バル
ブ収容部6e内には、第1のポンプ部7側に第3の流量
切換バルブ73が収容され、第2のポンプ部8側に第4
の流量切換バルブ74が収容されている。
【0061】第1の流量切換バルブ71、第3の流量切
換バルブ73は、それぞれの流体導入部71a、73a
が第1の導入流路6f、第2の導入流路6hを通じて第
1のポンプ部7に備えた第1のシリンダブロック30の
導入流路30aおよび第2のリザーバ24内にそれぞれ
連通接続されているため、第1のポンプ部7において第
1のプランジャ31が往復動することによって、第2の
リザーバ24内に蓄積された流体をソレノイドコイル7
5、76の励時に応じて流体導入部71a、73a内に
導入して第1のシリンダブロック30の導入流路30a
に送給する機能をもつ。
【0062】このとき、第1のシリンダブロック30の
導入流路30aに導入された流体は、第1のプランジャ
31の往復動により、第1の弁体34、第2の弁体37
を介して加圧され、第1のバルブ収容部材40の脈動平
滑用圧力変形部40cによって脈動が平滑化され、オリ
フィス40a1、40a1を通じて第1、第2の導出流
路6g、6iから第1、第3の流量切換バルブ71、7
3の流体導出部71b、73b内に導入され、第1、第
3の流量切換バルブ71、73の端部に備えたホイール
シリンダジョイント79、80から図示しないホイール
シリンダ内に送給される。
【0063】第2の流量切換バルブ72、第4の流量切
換バルブ74は、それぞれの流体導入部72a、74a
が第3の導入流路6j、第4の導入流路6mを通じて第
2のポンプ部8に備えた第2のシリンダブロック50の
導入流路50aおよび第1のリザーバ23内にそれぞれ
連通接続されているため、第2のポンプ部8において第
2のプランジャ51が往復動することによって、第1の
リザーバ23内に蓄積された流体をソレノイドコイル7
7、78の励時に応じて流体導入部72a、74a内に
導入して第2のシリンダブロック50の導入流路50a
に送給する機能をもつ。
【0064】このとき、第2のシリンダブロック50の
導入流路50aに導入された流体は、第2のプランジャ
51の往復動により、第3の弁体54、第4の弁体57
を介して加圧され、第2のバルブ収容部材60の脈動平
滑用圧力変形部60cによって脈動流のない流体がオリ
フィス60a1、60a1を通じて第3、第4の導出流
路6k、6nから第2、第4の流量切換バルブ72、7
4の流体導出部72b、74b内に導入され、第2、第
4の流量切換バルブ72、74の端部に備えたホイール
シリンダジョイント81、82から図示しないホイール
シリンダ内に送給される。
【0065】このような構造をなす流体ポンプ1は、第
1、第2のブラシ20、21およびソレノイド75、7
6、77、78が制御回路に電気的に接続されるととも
に、第1、第2のマスタシリンダジョイント22、25
がマスタシリンダにそれぞれ連通接続され、ホイールシ
リンダジョイント79、80、81、82がホイールシ
リンダにそれぞれ連通接続されて、ポンプケース6が車
体に固定される。
【0066】制御回路より第1、第2のブラシ20、2
1に電流が供給されると、アーマチュア5が回転し、ア
ーマチュアシャフト12が回転することによって、プラ
ンジャ押圧用ボールベアリング15がシャフト本体12
aに偏心して回転し、プランジャ押圧用ボールベアリン
グ15に押圧されながら、第1のプランジャ31が第1
のシリンダブロック30内で、第2のプランジャ51が
第2のシリンダブロック50内で往復動を始める。
【0067】第1のプランジャ31が往復動することに
よって、第2のリザーバ24に蓄積された流路が第1、
第3の流量切換バルブ71、73のそれぞれの流体導入
部71a、73aから第1のシリンダブロック30の導
入流路30a内に送給されるため、第1のバルブ収容部
材40の吐出流体収容部45内に流体が送給され、第1
のバルブ収容部材40の脈動平滑用圧力変形部40c、
オリフィス40a1、40a1によって流体が平滑化さ
れ、平滑化された流体が第1、第3の流量切換バルブ7
1、73のそれぞれの流体導出部71b、73bからホ
イールシリンダジョイント79、80および第2のマス
タシリンダジョイント25に送給される。
【0068】同時に、第2のプランジャ51が往復動す
ることによって、第1のリザーバ23に蓄積された流路
が第2、第4の流量切換バルブ72、74のそれぞれの
流体導入部72a、74aから第2のシリンダブロック
50の導入流路50a内に送給されるため、第2のバル
ブ収容部材60の吐出流体収容部65内に流体が送給さ
れ、第2のバルブ収容部材60の脈動平滑用圧力変形部
60c、オリフィス60a1、60a1によって流体が
平滑化され、平滑化された流体が第2、第4の流量切換
バルブ72、74のそれぞれの流体導出部72b、74
bからホイールシリンダジョイント81、82および第
1のマスタシリンダジョイント22に送給される。
【0069】このとき、第1、第2のプランジャ31、
51が第1、第2のシリンダブロック30、50内で往
復動を繰り返すため、第2、第4の弁体37、57から
第1、第2のバルブ収容部材40、60の吐出流体収容
部45、65内に送給される流体に脈動流が生じている
が、その際の脈動において、第1、第2のバルブ収容部
材40、60の吐出流体収容部45、65内に送給され
る流体の圧力が高くなっていると、第1、第2のバルブ
収容部材40、60の脈動平滑用圧力変形部40c、6
0cが第1、第2のばね押え39、59から離れる方向
に弾性的に撓んで吐出流体収容部45、65の容積をそ
れぞれ大きくする一方、第1、第2のバルブ収容部材4
0、60の吐出流体収容部45、65内の流体圧力が予
め定められた値を越えてから下がると、脈動平滑用圧力
変形部40c、60cが第1、第2のばね押え39、5
9に近付く方向に弾性的に復帰し、第1、第2のプラン
ジャ31、51の往復動に同期してこれを繰り返し行う
ため、ホイールシリンダジョイント79、80、81、
82および第2、第1のマスタシリンダジョイント2
5、22に送給される流体の脈動が著しく軽減される。
【0070】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に係わる流体ポンプによれば、ポンプ部のバルブ
から流体が送給された際、流体の圧力が高いと、脈動平
滑用圧力変形部がバルブ収容部材内の容積を大きくする
ように変形することによって、ポンプ部の吐出側で流体
に生じている脈動が平滑化される。それ故、従来のもの
のように、大きな容積で空洞状をなすダンパ室や、大き
な容積の蓄圧室などをケースに形成する必要がなくな
る。よって、蓄圧室やダンパ室のように大きな容積を必
要とすることなく脈動流を吸収することによって、コン
パクトな外形として、流体ポンプが取付けられる場所の
スペースユーティリティを向上させることができるとい
う優れた効果を奏する。
【0071】この発明の請求項2に係わる流体ポンプに
よれば、脈動平滑用圧力変形部は、バルブ収容部材に一
体的に形成されている。それ故、請求項1の効果に加
え、脈動平滑用圧力変形部は、バルブ収容部材を形成す
る際に同時に形成され、ポンプ部を構成する部品と別体
に形成されることがないという優れた効果を奏する。
【0072】この発明の請求項3に係わる流体ポンプに
よれば、バルブ収容部材には、脈動平滑用圧力変形部と
オリフィスとがともに形成されている。それ故、請求項
1の効果に加え、ポンプ部の吐出側で流体に生じている
脈動がオリフィスとともに効率的に平滑化されるという
優れた効果を奏する。
【0073】この発明の請求項4に係わる流体ポンプに
よれば、アウトレットバルブから送給された流体の圧力
がアウトレットバルブに備えた弁体に対向したバルブ収
容部の底部に形成された脈動平滑用圧力変形部に対して
直接的にかかる。それ故、請求項3の効果に加え、ポン
プ部の吐出側で流体に生じている脈動がより効率的に平
滑化されるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる流体ポンプの一実施例の縦断
正面図である。
【図2】図1に示した流体ポンプの縦断側面図である。
【図3】図1に示した流体ポンプにおいてのポンプ部ま
わりの断面図である。
【図4】図1に示した流体ポンプにおいてのポンプ部ま
わりの断面図である。
【符号の説明】
1 流体ポンプ 2 (ケース)ヨーク 3 (マグネット)第1のマグネット 4 (マグネット)第2のマグネット 5 アーマチュア 6 (ケース)ポンプケース 7 (ポンプ部)第1のポンプ部 8 (ポンプ部)第2のポンプ部 31 (プランジャ)第1のプランジャ 34 (バルブ)(インレットバルブ)(弁体)第1の
弁体 37 (バルブ)(アウトレットバルブ)(弁体)第2
の弁体 40 (バルブ収容部材)第1のバルブ収容部材 40a1 オリフィス 40c 脈動平滑用圧力変形部 51 (プランジャ)第2のプランジャ 54 (バルブ)(インレットバルブ)(弁体)第3の
弁体 57 (バルブ)(アウトレットバルブ)(弁体)第4
の弁体 60 (バルブ収容部材)第2のバルブ収容部材 60a1 オリフィス 60c 脈動平滑用圧力変形部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、 上記ケースの内側に固定されたマグネットと、 上記マグネットの内側に配置され、通電により回転する
    アーマチュアと、 上記ケース内に配置され、上記アーマチュアの回転力に
    より往復動するプランジャを備え、該プランジャの往復
    動により流体を吸入して吐出するバルブを備えたポンプ
    部と、 上記ポンプ部に備えられ、該ポンプ部に備えたバルブを
    収容したバルブ収容部 材と、可撓性があり、上記バルブから吐出した流体の圧
    力により、上記バルブ収容部材内の容積を変更可能な脈
    動平滑用圧力変形部をそなえていることを特徴とする流
    体ポンプ。
  2. 【請求項2】 脈動平滑用圧力変形部は、バルブ収容部
    材に一体的に形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の流体ポンプ。
  3. 【請求項3】 バルブ収容部材には、バルブから送給さ
    れた流体の吐出側にオリフィスが形成されていることを
    特徴とする請求項2に記載の流体ポンプ。
  4. 【請求項4】 バルブは、インレットバルブと、アウト
    レットバルブとからなり、 バルブ収容部材に備えた脈動平滑用圧力変形部は、上記
    アウトレットバルブに有する弁体に対向したバルブ収容
    部材の底部に形成されていることを特徴とする請求項3
    に記載の流体ポンプ。
JP24826596A 1996-09-19 1996-09-19 流体ポンプ Pending JPH1089242A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008179362A (ja) * 2008-04-21 2008-08-07 Hitachi Ltd 流体装置

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