JPH1088177A - 水溶性絞り成形用潤滑剤原液組成物 - Google Patents

水溶性絞り成形用潤滑剤原液組成物

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JPH1088177A
JPH1088177A JP26786896A JP26786896A JPH1088177A JP H1088177 A JPH1088177 A JP H1088177A JP 26786896 A JP26786896 A JP 26786896A JP 26786896 A JP26786896 A JP 26786896A JP H1088177 A JPH1088177 A JP H1088177A
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branched
linear
acid
water
lubricant
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JP26786896A
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English (en)
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Masahisa Hirobe
雅久 廣部
Hideto Nakada
秀人 中田
Hideo Yokota
秀雄 横田
Kazuhiko Endo
和彦 遠藤
Masaru Kametsuka
大 亀塚
Akira Kanai
亮 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yushiro Chemical Industry Co Ltd
Eneos Corp
Original Assignee
Yushiro Chemical Industry Co Ltd
Nippon Oil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 金属板を水溶性絞り成形用潤滑剤を用い
て絞り成形し、次いで水溶性しごき成形用潤滑剤を用い
てしごき成形または再絞り・しごき成形してDI缶を製
造する際に用いられる水溶性絞り成形用潤滑剤の原液組
成物であって、(A)平均分子量300〜20000の
ポリオキシアルキレンおよび/またはそのモノアルキル
エーテルと(B)炭素数6〜24の脂肪酸とのエステル
が含まれることを特徴とする水溶性絞り成形用潤滑剤原
液組成物。 【効果】 品位の高いDI缶を製造することができると
共に、排水処理性の向上を達成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DI缶を製造する
際に用いられる潤滑剤の原液組成物に関し、詳しくは金
属板を水溶性絞り成形用潤滑剤を用いて絞り成形し、次
いで水溶性のしごき成形用潤滑剤を用いてしごき成形ま
たは再絞り・しごき成形してDI缶を製造する際に用い
られる水溶性絞り成形用潤滑剤の原液組成物に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】DI缶は、ビールや清涼飲料などの容器
として使用され、金属板を絞り成形(カッピング)し、
次いでこの絞り成形品をしごき成形または再絞り・しご
き成形して加工される缶であり、その胴体と底の部分が
つなぎ目なしの一体構造になっているものである。絞り
成形とは、円盤状に切り抜いた板をしわ押さえ装置によ
り固定し、ポンチとダイスの組み合わせからなる工具で
底付きのカップ状に成形する加工方法をいい、しごき成
形とは、絞り成形したカップの側壁を薄くして伸ばす加
工をいう。なお、円盤状に切り抜かれた板の直径がポン
チの直径に比べて過大である場合には、1回の絞り成形
では所要の形状のカップを得ることが困難なことがあ
り、このような場合には後工程であるしごき成形の前に
所要の形状となるように再絞り成形が行われる。DI缶
の製造時においては、カッピングプレスと称される絞り
成形機により比較的直径の大きなカップが製造され、次
いでボディメーカ(缶体成形機)において先ず再絞り成
形が行われ、その後直ちにしごき成形を実施する方法が
一般的である。このような絞り成形−しごき成形または
絞り成形−再絞り・しごき成形を行う際には、従来はい
ずれの工程も乳化液型潤滑剤が用いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、DI缶
を製造するためには、DI缶の成形工程における第一工
程である絞り成形に使用する潤滑剤(絞り成形用潤滑
剤)と、第二工程であるしごき成形または再絞り・しご
き成形に使用する潤滑剤(しごき成形用潤滑剤)とに
は、従来、いずれにも乳化液型潤滑剤が使用されている
が、成形後の缶には多量の絞り成形用潤滑剤およびしご
き成形用潤滑剤が付着していることから、洗浄性を向上
させるために様々な組成からなる絞り成形用潤滑剤およ
びしごき成形用潤滑剤の使用が試みられている。しごき
成形後の缶は先ず、アルカリ性あるいは酸性水溶液に界
面活性剤を添加した液(洗浄液)によって、缶表面に付
着している乳化液型水溶性潤滑剤中の油分が除かれる。
缶表面に付着している洗浄液は水により洗い流され表面
は清浄な状態となる。その後、缶は金属の腐食を防止す
るために表面化成処理が施され、その後塗装、印刷を施
された後に開口部(口部)の絞り成形(ネッキング加
工)およびふち曲げ加工(フランジ加工)が行われて出
荷されるが、この際に洗浄が不十分であり缶表面に潤滑
剤成分が残存していると均一な表面化成処理膜が形成さ
れず、腐食防止性が低下する。また、缶の内外面はエポ
キシ樹脂などの有機被膜や印刷膜などにより覆われてい
るが、洗浄が不十分であるとこれらの皮膜の密着性も低
下し、被膜の剥離などが生じる。従来は、洗浄液のアル
カリ度あるいは酸度を増したり、界面活性剤濃度を増す
方法によりこれらの洗浄不良は対処されていたが、アル
カリ度あるいは酸度を増す方法は洗浄装置の腐食を促進
して装置寿命を短くするばかりでなく、作業者に危険な
作業を課すことにもなる。また、界面活性剤濃度を増す
と排出される洗浄排水の処理が困難となり、環境基準に
適合する水質とするための処理薬剤コストの増加や、場
合によっては新規な処理装置が必要となる。近年、地球
環境保護と省資源の観点から、絞り成形、しごき成形、
再絞り・しごき成形に使用される潤滑剤に対しては、潤
滑性だけでなく、成形後の缶の脱脂・洗浄性の良いこ
と、一日に数百トンにも達する洗浄廃液の排水処理性の
良いことなどが強く要求されるようになってきた。
【0004】このような問題を解決するために、鉱油な
どの油分を含まないか、あるいは含む場合にもその含有
量を少なくすることにより洗浄性、脱脂性の向上を図っ
た、いわゆるソリューション型の潤滑剤が、これまで一
般的に使用されている乳化液型の潤滑剤にかわって使用
される場合がある。しかしながら、通常のソリューショ
ン型絞り成形用潤滑剤を用いた場合には、その潤滑性が
不十分なため、絞り成形そのものが行えず、カップ状成
形物に破断が生じたり、破断が生じないまでも工具(ポ
ンチ、ダイス)と金属材料との間に過剰な摩擦が生じる
結果カップ状成形物の表面に部分的な傷が発生する。こ
のようにして生じた傷はDI缶の成形工程における第二
工程であるしごき成形が終了した後にも表面に残存する
場合があり、缶の美観を著しく損ない商品価値を低下さ
せる。また、絞り成形用潤滑剤は、絞り成形後のカップ
状成形物表面に残存して、しごき成形時に工具(ポン
チ、ダイス)とカップ状成形物表面との間における潤滑
にも寄与するが、絞り成形用潤滑剤の潤滑性が不十分で
あるとしごき成形後の缶表面に傷が生じ、缶の美観を著
しく損ない商品価値を低下させる。
【0005】また、洗浄性、脱脂性を向上させるため
に、しごき成形用潤滑剤としても乳化液型の潤滑剤にか
わってソリューション型の潤滑剤が使用される場合があ
る。この場合には、上記したように絞り成形用潤滑剤は
しごき成形時の潤滑にも寄与することが知られており、
絞り成形用潤滑剤として潤滑性に優れる乳化液型あるい
は不水溶性の絞り成形用潤滑剤を用いることによって、
潤滑性に劣るソリューション型のしごき成形用潤滑剤の
潤滑性を補っていた。しかしながら、このような絞り成
形用潤滑剤の使用は、相対的には脱脂性、洗浄性の低下
を招き、従来一般的に用いられてきた乳化液型絞り成形
用潤滑剤と乳化液型しごき成形用潤滑剤との組み合わせ
よりも若干改善されるものの、依然として洗浄剤のアル
カリ度、酸度や洗浄剤中の界面活性濃度のさらなる低減
を図り、より一層好ましい環境を維持するという要望に
は十分応えられるものではなかった。
【0006】従って、潤滑性に優れるのみならず、従来
用いられてきた乳化液型潤滑剤より成形後の缶の脱脂・
洗浄性に一層優れ、かつ排水処理性の向上のため洗浄液
の界面活性剤濃度の低減を図ることが可能な、絞り成形
−しごき成形用または絞り成形−再絞り・しごき成形用
の潤滑剤の組み合わせが強く望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究を重ねた結果、金属板を特定の
構造のエステルを含有する水溶性絞り成形用潤滑剤原液
組成物を水で希釈して用いて絞り成形し、次いで水溶性
しごき成形用潤滑剤を用いて絞り成形品をしごき成形ま
たは再絞り・しごき成形することにより、品位の高いD
I缶を製造することができ、かつ、排水処理性を向上す
ることができることを見出し、本発明を完成するに至っ
たのである。
【0008】すなわち、本発明の水溶性絞り成形用潤滑
剤原液組成物は、金属板を水溶性絞り成形用潤滑剤を用
いて絞り成形し、次いで水溶性しごき成形用潤滑剤を用
いてしごき成形または再絞り・しごき成形してDI缶を
製造する際に用いられる水溶性絞り成形用潤滑剤の原液
組成物であって、(A)平均分子量300〜20000
のポリオキシアルキレンおよび/またはそのモノアルキ
ルエーテルと(B)炭素数6〜24の脂肪酸とのエステ
ルが含まれるものである。上記ポリオキシアルキレン
が、(1)プロピレンオキシドの単独重合体または
(2)共重合体中のプロピレンオキシドの比率が10質
量%以上であるエチレンオキシドとプロピレンオキシド
の共重合体であることが好ましい。
【0009】このように、金属板を特定の構造のエステ
ルを含有する水溶性絞り成形用潤滑剤原液組成物を水で
希釈して用いて絞り成形し、次いで水溶性しごき成形用
潤滑剤を用いてしごき成形または再絞り・しごき成形す
ることにより、絞り成形性、しごき成形性に優れるの
で、品位の高いDI缶を製造することができ、また、洗
浄性、脱脂性に優れるので、排水処理性の向上を達成す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の態様】以下本発明を具体的に説明する。
本発明の水溶性絞り成形用潤滑剤原液組成物は、(A)
平均分子量300〜20000のポリオキシアルキレン
および/またはそのモノアルキルエーテルと(B)炭素
数6〜24の脂肪酸とのエステルをを必須の成分として
含有するものである。
【0011】上記エステルを構成するポリオキシアルキ
レン(A−1)としては、エチレンオキシド、プロピレ
ンオキシド、ブチレンオキシドをランダムもしくはブロ
ックに重合したもので、エチレンオキシド、プロピレン
オキシドの使用がさらに好ましい。ポリオキシアルキレ
ンとしては、平均分子量が300〜20000、好まし
くは500〜10000、さらに好ましくは600〜7
000のものである。平均分子量300未満のものは、
水溶性が高いために排水処理性に問題を起こし、平均分
子量が20000より大きいと粘度が高くなり過ぎ、取
り扱いが難しくなる。平均分子量は水酸基価より、数平
均分子量として算出できる。また、水への溶け難さ、つ
まり後工程での排水処理性を考えるとポリオキシアルキ
レンに含まれるプロピレンオキシドの比率は10質量%
以上、好ましくは20質量%以上、さらに好ましくは3
0質量%以上であることが望ましい。上記エステルを構
成するポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル(A
−2)に用いるポリオキシアルキレンとしては、上記
(A−1)で説明したものが使用できる。(A−2)ポ
リオキシアルキレンモノアルキルエーテルのアルキル基
に用いられるアルコールとしては、炭素数1〜24のも
の、好ましくは炭素数1〜18、より好ましくは炭素数
4〜18のものが望ましい。このようなアルコールとし
ては直鎖のものでも分岐のものでもよい。炭素数1〜2
4のアルコールとしては、具体的には例えば、メタノー
ル、エタノール、直鎖状または分岐状のプロパノール、
直鎖状または分岐状のブタノール、直鎖状または分岐状
のペンタノール、直鎖状または分岐状のヘキサノール、
直鎖状または分岐状のヘプタノール、直鎖状または分岐
状のオクタノール、直鎖状または分岐状のノナノール、
直鎖状または分岐状のデカノール、直鎖状または分岐状
のウンデカノール、直鎖状または分岐状のドデカノー
ル、直鎖状または分岐状のトリデカノール、直鎖状また
は分岐状のテトラデカノール、直鎖状または分岐状のペ
ンタデカノール、直鎖状または分岐状のヘキサデカノー
ル、直鎖状または分岐状のヘプタデカノール、直鎖状ま
たは分岐状のオクタデカノール、直鎖状または分岐状の
ノナデカノール、直鎖状または分岐状のイコサノール、
直鎖状または分岐状のヘンイコサノール、直鎖状または
分岐状のドコサノール、直鎖状または分岐状のトリコサ
ノール、直鎖状または分岐状のテトラコサノールおよび
これらの混合物等が挙げられる。
【0012】また、(A)ポリオキシアルキレンおよび
/またはそのモノアルキルエーテルとエステルを構成す
る(B)炭素数6〜24の脂肪酸としては、直鎖のもの
でも分岐のものでも良く、また飽和のものでも不飽和の
ものでも良い。具体的には例えば、直鎖状または分岐状
のヘキサン酸、直鎖状または分岐状のヘプタン酸、直鎖
状または分岐状のオクタン酸、直鎖状または分岐状のノ
ナン酸、直鎖状または分岐状のデカン酸、直鎖状または
分岐状のウンデカン酸、直鎖状または分岐状のドデカン
酸、直鎖状または分岐状のトリデカン酸、直鎖状または
分岐状のテトラデカン酸、直鎖状または分岐状のペンタ
デカン酸、直鎖状または分岐状のヘキサデカン酸、直鎖
状または分岐状のヘプタデカン酸、直鎖状または分岐状
のオクタデカン酸、直鎖状または分岐状のノナデカン
酸、直鎖状または分岐状のイコサン酸、直鎖状または分
岐状のヘンイコサン酸、直鎖状または分岐状のドコサン
酸、直鎖状または分岐状のトリコサン酸、直鎖状または
分岐状のテトラコサン酸などの飽和脂肪酸、または、直
鎖状または分岐状のヘキセン酸、直鎖状または分岐状の
ヘプテン酸、直鎖状または分岐状のオクテン酸、直鎖状
または分岐状のノネン酸、直鎖状または分岐状のデセン
酸、直鎖状または分岐状のウンデセン酸、直鎖状または
分岐状のドデセン酸、直鎖状または分岐状のトリデセン
酸、直鎖状または分岐状のテトラデセン酸、直鎖状また
は分岐状のペンタデセン酸、直鎖状または分岐状のヘキ
サデセン酸、直鎖状または分岐状のヘプタデセン酸、直
鎖状または分岐状のオクタデセン酸、直鎖状または分岐
状のヒドロキシオクタデセン酸、直鎖状または分岐状の
ノナデセン酸、直鎖状または分岐状のイコセン酸、直鎖
状または分岐状のヘンイコセン酸、直鎖状または分岐状
のドコセン酸、直鎖状または分岐状のトリコセン酸、直
鎖状または分岐状のテトラコセン酸などの不飽和脂肪
酸、およびこれらの混合物等が挙げられる。これらの中
でも、特に炭素数8〜20の飽和脂肪酸、または炭素数
8〜20の不飽和脂肪酸、およびこれらの混合物が好ま
しい。
【0013】また、(A)ポリオキシアルキレンおよび
/またはそのモノアルキルエーテルと(B)炭素数6〜
24の脂肪酸との組み合わせとしても、 ポリオキシアルキレンと脂肪酸とのモノエステル ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルと脂肪酸
とのエステル ポリオキシアルキレンと脂肪酸とのジエステル など、任意の組み合わせが可能であるが、本発明の水溶
性絞り成形用潤滑剤原液組成物としては、加工性および
希釈安定性をより高めるという点から、上記、およ
びの中から選ばれる1種または2種以上のエステルを
用いることが好ましい。
【0014】本発明の水溶性絞り成形用潤滑剤原液組成
物としては、上記(A)と(B)とのエステルの含有量
は任意であるが、加工性の点から下限値が原液組成物全
量基準で3質量%、好ましくは5質量%、より好ましく
は10質量%であることが望ましく、また、希釈安定
性、脱脂性、排水処理性の点から上限値が90質量%、
好ましくは80質量%、より好ましくは70質量%であ
ることが望ましい。
【0015】本発明の水溶性絞り成形用潤滑剤原液組成
物は、上記(A)と(B)とのエステルを含有していれ
ば、その他の成分については任意であるが、希釈安定
性、洗浄性、脱脂性、排水処理性の点から、界面活性剤
を、絞り成形用潤滑剤原液組成物全量基準で、3〜80
質量%、好ましくは5〜80質量%含んでいることが望
ましい。本発明において用いられる界面活性剤として
は、アニオン、ノニオン、カチオン系等の界面活性剤が
挙げられる。アニオン系界面活性剤としては、脂肪酸
塩、石油スルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキル硫酸エ
ステル塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルジフェ
ニルエーテルジスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリ
オキシアルキレンアルキルまたはアルキルアリル硫酸エ
ステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、硫
酸化油(ロート油など)等が挙げられる。ノニオン系界
面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエー
テル、ポリオキシアルキレンアルキルアリルエーテル、
ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシアルキレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオ
キシアルキレンアルキルアミン、アルキルアルカノール
アミド等が挙げられる。カチオン系の界面活性剤として
は、アルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩、アルキ
ルベタイン、アミンオキサイド等が挙げられる。これら
の中でも特に、希釈安定性に優れる点から、アニオン、
ノニオン系の界面活性剤、およびその混合物が望まし
い。
【0016】また、本発明において、水溶性絞り成形用
潤滑剤原液組成物は、必要に応じて適宜各種添加剤、例
えば、カルボン酸、油脂類、極圧添加剤、各種アミン、
アルコール、防錆剤、消泡剤、非鉄金属防食剤、酸化防
止剤、防腐剤、金属封鎖剤等を配合することができる。
これらの中で代表的なものを挙げると、上記カルボン酸
としては、炭素数8〜24の脂肪族カルボン酸が挙げら
れ、一塩基酸でも二塩基酸でも良く、直鎖のものでも分
岐のものでも良く、また飽和のものでも不飽和のもので
も良い。このようなカルボン酸としては、具体的には例
えば、カプリル酸、ノナン酸、カプリン酸、ラウリン
酸、パルミチン酸、セバシン酸、ドデカン二酸等の飽和
カルボン酸などが、オレイン酸、リノール酸、リノレン
酸、リシノレイン酸等の不飽和カルボン酸等が挙げられ
る。油脂類としては、牛脂、豚脂、ナタネ油、大豆油、
ヤシ油、パーム油、ヌカ油、及びこれらの水素添加物等
が挙げられる。極圧添加剤としては、塩素化パラフィ
ン、塩素化脂肪酸、硫化脂肪油、ポリスルフィド、アル
キルリン酸エステル等が挙げられる。各種アミンとして
は、アルカノールアミン、アルキルアミン等が、アルコ
ールとしては、炭素数10〜18の直鎖もしくは分岐ア
ルコールまたは各種グリコール等が挙げられる。防錆剤
としては、脂肪族アミド、芳香族カルボン酸等が挙げら
れる。消泡剤としてはシリコーン系化合物等が、非鉄金
属防食剤としてはベンゾトリアゾール系化合物等が、酸
化防止剤としては、フェノール系酸化防止剤等が、防腐
剤としては、チアゾール系、イソチアゾール系、フェノ
ール系、ハロゲン系添加剤等が、金属封鎖剤としてはエ
チレンジアミン四酢酸塩等がそれぞれ挙げられる。
【0017】また、本発明の水溶性絞り成形用潤滑剤原
液組成物は、水を配合することができる。この際に用い
られる水としては、水道水、イオン交換水、蒸留水など
任意のものが使用可能である。水を配合する場合の含有
量は任意であるが、通常絞り成形用潤滑剤原液組成物全
量基準で70質量%以下、好ましくは60質量%以下で
あることが望ましい。本発明において、水溶性絞り成形
用潤滑剤原液組成物は水で希釈して絞り成形用潤滑剤と
して用いられるが、その際の希釈率についてはなんら制
限はない。しかしながら、優れた加工性、洗浄性、脱脂
性をより発揮させるために、水溶性絞り成形用潤滑剤全
量を基準として、原液組成物が0.5〜70質量%、好
ましくは1〜60質量%となるように水で希釈すること
が望ましい。ここで、希釈する際に用いられる水として
は、任意のものが使用可能であり、具体的には例えば、
水道水、工業用水、イオン交換水、蒸留水等が使用可能
である。
【0018】上記水溶性絞り成形用潤滑剤原液組成物
は、水で希釈すれば必要な洗浄性、脱脂性を示すが、当
該組成物の水による希釈時の平均粒子径が1μm以下、
好ましくは、0.7μm以下、さらに好ましくは0.5
μm以下であるときにさらに優れた洗浄性、脱脂性を示
し、かつ希釈安定性がさらに向上し、より安定した操業
が望めるようになる。希釈時の平均粒子径は、レーザー
回折及び/または光散乱法を利用した装置、例えば大塚
電子製 粒度分布測定装置 LPA3000/LPA3
100等で測定することができる。
【0019】なお、本発明の水溶性絞り成形用潤滑剤原
液組成物において、鉱油、合成炭化水素油や合成エステ
ル等の合成油を含有させた場合、洗浄性、脱脂性に悪影
響を及ぼす場合があることから、これら鉱油、合成油を
含まないことが好ましい。本発明の水溶性絞り成形用潤
滑剤原液組成物は、金属板を該組成物を水で希釈した水
溶性の絞り成形用潤滑剤を用いて絞り成形し、次いで水
溶性のしごき成形用潤滑剤を用いてしごき成形または再
絞り・しごき成形してDI缶を製造する際に用いられる
水溶性絞り成形用潤滑剤の原液組成物である。
【0020】上記水溶性しごき成形用潤滑剤の組成につ
いては、水溶性のものであれば良く、なんら制限はない
が、通常合成エステル油、鉱油、合成炭化水素油、ポリ
オキシアルキレンおよびポリオキシアルキレン誘導体等
を基油とし、これに適宜各種添加剤を配合した原液組成
物を水で希釈して得られるものが用いられる。上記合成
エステル油を構成するアルコールとしては、1価アルコ
ールでも多価アルコールでも良く、酸としては一塩基酸
でも多塩基酸であっても良い。1価アルコールとして
は、通常炭素数1〜24、好ましくは1〜12、より好
ましくは1〜8のものが用いられ、このようなアルコー
ルとしては直鎖のものでも分岐のものでもよい。炭素数
1〜24のアルコールとしては、具体的には例えば、メ
タノール、エタノール、直鎖状または分岐状のプロパノ
ール、直鎖状または分岐状のブタノール、直鎖状または
分岐状のペンタノール、直鎖状または分岐状のヘキサノ
ール、直鎖状または分岐状のヘプタノール、直鎖状また
は分岐状のオクタノール、直鎖状または分岐状のノナノ
ール、直鎖状または分岐状のデカノール、直鎖状または
分岐状のウンデカノール、直鎖状または分岐状のドデカ
ノール、直鎖状または分岐状のトリデカノール、直鎖状
または分岐状のテトラデカノール、直鎖状または分岐状
のペンタデカノール、直鎖状または分岐状のヘキサデカ
ノール、直鎖状または分岐状のヘプタデカノール、直鎖
状または分岐状のオクタデカノール、直鎖状または分岐
状のノナデカノール、直鎖状または分岐状のイコサノー
ル、直鎖状または分岐状のヘンイコサノール、直鎖状ま
たは分岐状のドコサノール、直鎖状または分岐状のトリ
コサノール、直鎖状または分岐状のテトラコサノールお
よびこれらの混合物等が挙げられる。多価アルコールと
しては、通常2〜10価、好ましくは2〜6価のものが
用いられる。2〜10価多価アルコールとしては、具体
的には例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール(エチレングリコールの
3〜15量体)、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、ポリプロピレングリコール(プロピレング
リコールの3〜15量体)、1,3−プロパンジオー
ル、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、2−メチル−1,2−プ
ロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオー
ル、1,2−ペンタンジオール、1,3−ペンタンジオ
ール、1,4−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジ
オール、ネオペンチルグリコール等の2価アルコール;
グリセリン、ポリグリセリン(グリセリンの2〜8量
体、例えばジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリ
セリンなど)、トリメチロールアルカン(トリメチロー
ルエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブ
タンなど)およびこれらの2〜8量体、ペンタエリスリ
トールおよびこれらの2〜4量体、1,2,4−ブタン
トリオール、1,3,5−ペンタントリオール、1,
2,6−ヘキサントリオール、1,2,3,4−ブタン
テトロール、ソルビトール、ソルビタン、ソルビトール
グリセリン縮合物、アドニトール、アラビトール、キシ
リトール、マンニトールなどの多価アルコール;キシロ
ース、アラビノース、リボース、ラムノース、グルコー
ス、フルクトース、ガラクトース、マンノース、ソルボ
ース、セロビオース、マルトース、イソマルトース、ト
レハロース、スクロースなどの糖類、およびこれらの混
合物等が挙げられる。これらの中でも特に、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール(エチレングリコールの3〜10量体)、プロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール(プロピレングリコールの3〜10量
体)、1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,2
−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジ
オール、ネオペンチルグリコール、グリセリン、ジグリ
セリン、トリグリセリン、トリメチロールアルカン(ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメ
チロールブタンなど)およびこれらの2〜4量体、ペン
タエリスリトール、ジペンタエリスリトール1,2,4
−ブタントリオール、1,3,5−ペンタントリオー
ル、1,2,6−ヘキサントリオール、1,2,3,4
−ブタンテトロール、ソルビトール、ソルビタン、ソル
ビトールグリセリン縮合物、アドニトール、アラビトー
ル、キシリトール、マンニトールなどの2〜6価の多価
アルコールおよびこれらの混合物等がより好ましい。さ
らに好ましくは、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、グリセリン、トリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール、ソルビタン、およびこれらの混合物などで
ある。
【0021】一塩基酸としては、通常炭素数6〜24の
脂肪酸で、直鎖のものでも分岐のものでも良く、また飽
和のものでも不飽和のものでも良い。具体的には例え
ば、直鎖状または分岐状のヘキサン酸、直鎖状または分
岐状のヘプタン酸、直鎖状または分岐状のオクタン酸、
直鎖状または分岐状のノナン酸、直鎖状または分岐状の
デカン酸、直鎖状または分岐状のウンデカン酸、直鎖状
または分岐状のドデカン酸、直鎖状または分岐状のトリ
デカン酸、直鎖状または分岐状のテトラデカン酸、直鎖
状または分岐状のペンタデカン酸、直鎖状または分岐状
のヘキサデカン酸、直鎖状または分岐状のヘプタデカン
酸、直鎖状または分岐状のオクタデカン酸、直鎖状また
は分岐状のヒドロキシオクタデカン酸、直鎖状または分
岐状のノナデカン酸、直鎖状または分岐状のイコサン
酸、直鎖状または分岐状のヘンイコサン酸、直鎖状また
は分岐状のドコサン酸、直鎖状または分岐状のトリコサ
ン酸、直鎖状または分岐状のテトラコサン酸などの飽和
脂肪酸、直鎖状または分岐状のヘキセン酸、直鎖状また
は分岐状のヘプテン酸、直鎖状または分岐状のオクテン
酸、直鎖状または分岐状のノネン酸、直鎖状または分岐
状のデセン酸、直鎖状または分岐状のウンデセン酸、直
鎖状または分岐状のドデセン酸、直鎖状または分岐状の
トリデセン酸、直鎖状または分岐状のテトラデセン酸、
直鎖状または分岐状のペンタデセン酸、直鎖状または分
岐状のヘキサデセン酸、直鎖状または分岐状のヘプタデ
セン酸、直鎖状または分岐状のオクタデセン酸、直鎖状
または分岐状のヒドロキシオクタデセン酸、直鎖状また
は分岐状のノナデセン酸、直鎖状または分岐状のイコセ
ン酸、直鎖状または分岐状のヘンイコセン酸、直鎖状ま
たは分岐状のドコセン酸、直鎖状または分岐状のトリコ
セン酸、直鎖状または分岐状のテトラコセン酸などの不
飽和脂肪酸、およびこれらの混合物が挙げられる。これ
らの中でも、特に炭素数8〜20の飽和脂肪酸、または
炭素数8〜20の不飽和脂肪酸、およびこれらの混合物
が好ましい。多塩基酸としては炭素数2〜16の二塩基
酸およびトリメリト酸等が挙げられる。炭素数2〜16
の二塩基酸としては、直鎖のものでも分岐のものでも良
く、また飽和のものでも不飽和のものでも良い。具体的
には例えば、エタン二酸、プロパン二酸、直鎖状または
分岐状のブタン二酸、直鎖状または分岐状のペンタン二
酸、直鎖状または分岐状のヘキサン二酸、直鎖状または
分岐状のヘプタン二酸、直鎖状または分岐状のオクタン
二酸、直鎖状または分岐状のノナン二酸、直鎖状または
分岐状のデカン二酸、直鎖状または分岐状のウンデカン
二酸、直鎖状または分岐状のドデカン二酸、直鎖状また
は分岐状のトリデカン二酸、直鎖状または分岐状のテト
ラデカン二酸、直鎖状または分岐状のペンタデカン二
酸、直鎖状または分岐状のヘキサデカン二酸などの飽和
二塩基酸、直鎖状または分岐状のブテン二酸、直鎖状ま
たは分岐状のペンテン二酸、直鎖状または分岐状のヘキ
セン二酸、直鎖状または分岐状のヘプテン二酸、直鎖状
または分岐状のオクテン二酸、直鎖状または分岐状のノ
ネン二酸、直鎖状または分岐状のデセン二酸、直鎖状ま
たは分岐状のウンデセン二酸、直鎖状または分岐状のド
デセン二酸、直鎖状または分岐状のトリデセン二酸、直
鎖状または分岐状のテトラデセン二酸、直鎖状または分
岐状のペンタデセン二酸、直鎖状または分岐状のヘキサ
デセン二酸などの不飽和二塩基酸およびこれらの混合物
等が挙げられる。
【0022】また、アルコールと酸との組み合わせとし
ても、 一価アルコールと一塩基酸とのエステル 多価アルコールと一塩基酸とのエステル 一価アルコールと多塩基酸とのエステル 多価アルコールと多塩基酸とのエステル 一価アルコール、多価アルコールとの混合物と多塩基
酸との混合エステル 多価アルコールと一塩基酸、多塩基酸との混合物との
混合エステル 一価アルコール、多価アルコールとの混合物と一塩基
酸、多塩基酸との混合エステル など、任意の組み合わせが可能である。なお、アルコー
ル成分として多価アルコールを用いた場合、多価アルコ
ール中の水酸基全てがエステル化された完全エステルで
も良く、水酸基の一部がエステル化されず水酸基のまま
で残っている部分エステルでも良い。また、酸成分とし
て多塩基酸を用いた場合、多塩基酸中のカルボキシル基
全てがエステル化された完全エステルでも良く、カルボ
キシル基の一部がエステル化されずカルボキシル基のま
まで残っている部分エステルであっても良い。水溶性し
ごき成形用潤滑剤原液組成物としては、加工性をより高
めるという点から、上記、、およびの中から選
ばれる1種または2種以上のエステルを用いることが好
ましい。さらにこの中でも、およびの中から選ば
れる1種または2種以上のエステルがより好ましく、
およびの中から選ばれる1種または2種以上のエステ
ルがさらにより好ましく、のエステルを1種または2
種以上用いることが最も好ましい。
【0023】上記鉱油としては、原油を常圧蒸留および
減圧蒸留して得られた潤滑油留分に対して、溶剤脱れ
き、溶剤抽出、水素化分解、溶剤脱ろう、接触脱ろう、
水素化精製、硫酸洗浄、白土処理等の1種もしくは2種
以上の精製手段を適宜組み合わせて適用して得られるパ
ラフィン系またはナフテン系の鉱油を挙げることができ
る。ここで上記鉱油の動粘度については、なんら限定は
ないが、加工性の点から、40℃における動粘度が0.
5〜120mm2/s、好ましくは1〜100mm2/s
であることが望ましい。また、上記合成炭化水素油とし
ては、具体的には例えば、オレフィン、ポリオレフィ
ン、ポリオレフィンの水素化物、アルキルベンゼン、ア
ルキルナフタレン等が挙げられる。上記オレフィンとし
ては、炭素数8〜28、好ましくは10〜24、より好
ましくは12〜20のものが用いられる。オレフィン中
の二重結合の位置は任意であり、末端に二重結合のある
α−オレフィン、末端以外の位置に二重結合がある内部
オレフィンおよびこれらα−オレフィンと内部オレフィ
ンの混合物などを用いることができる。また、オレフィ
ンとしては直鎖オレフィン、分枝オレフィンの何れもが
使用可能である。なお、直鎖オレフィンは例えばエチレ
ンの低重合により、また分枝オレフィンは例えばプロピ
レンやブテン、イソブチレンなどの低重合により、それ
ぞれ得ることができる。上記オレフィンとしては、具体
的には例えば、直鎖状または分岐状のオクテン、直鎖状
または分岐状のノネン、直鎖状または分岐状のデセン、
直鎖状または分岐状のウンデセン、直鎖状または分岐状
のドデセン、直鎖状または分岐状のトリデセン、直鎖状
または分岐状のテトラデセン、直鎖状または分岐状のペ
ンタデセン、直鎖状または分岐状のヘキサデセン、直鎖
状または分岐状のヘプタデセン、直鎖状または分岐状の
オクタデセン、直鎖状または分岐状のノナデセン、直鎖
状または分岐状のイコセン、直鎖状または分岐状のヘン
イコセン、直鎖状または分岐状のドコセン、直鎖状また
は分岐状のトリコセン、直鎖状または分岐状のテトラコ
セン、直鎖状または分岐状のペンタコセン、直鎖状また
は分岐状のヘキサコセン、直鎖状または分岐状のヘプタ
コセン、直鎖状または分岐状のオクタコセンおよびこれ
らの混合物などが挙げられる。また、上記ポリオレフィ
ンとしては、エチレン−プロピレン共重合体、ポリブテ
ン、1−オクテンオリゴマー、1−デセンオリゴマー等
が使用可能である。また、ポリオレフィンの水素化物と
しては、上記ポリオレフィンを水素化させたものが等が
使用可能である。ここで上記合成炭化水素油の動粘度に
ついては、なんら限定はないが、加工性の点から、40
℃における動粘度が0.5〜120mm2/s、好まし
くは1〜100mm2/sであることが望ましい。
【0024】ポリオキシアルキレンとしては、エチレン
オキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドをラ
ンダムもしくはブロックに重合したもの等が挙げられる
が、エチレンオキシド、プロピレンオキシドの使用がよ
り好ましい。ポリオキシアルキレンとしては、平均分子
量が300〜20000、好ましくは500〜1000
0、さらに好ましくは600〜7000のものであるこ
とが望ましい。平均分子量300未満のものは、水溶性
が高いために排水処理性が悪くなる可能性があり、平均
分子量が20000より大きいと粘度が高くなり過ぎ、
取り扱いが難しくなる可能性がある。平均分子量は水酸
基価より、数平均分子量として算出できる。また、水へ
の溶け難さ、つまり後工程での排水処理性を考えるとポ
リオキシアルキレンに含まれるプロピレンオキシドの比
率は10質量%以上、好ましくは20質量%以上、さら
に好ましくは30質量%以上であることが望ましい。
【0025】ポリオキシアルキレン誘導体としては、上
記ポリオキシアルキレンのエーテル化物およびエステル
化物等が挙げられる。ポリオキシアルキレンのエーテル
化物のアルキル基に用いられるアルコールとしては、炭
素数1〜24のもの、好ましくは炭素数1〜18、より
好ましくは炭素数4〜18のものが望ましい。このよう
なアルコールとしては直鎖のものでも分岐のものでもよ
い。炭素数1〜24のアルコールとしては、具体的には
例えば、メタノール、エタノール、直鎖状または分岐状
のプロパノール、直鎖状または分岐状のブタノール、直
鎖状または分岐状のペンタノール、直鎖状または分岐状
のヘキサノール、直鎖状または分岐状のヘプタノール、
直鎖状または分岐状のオクタノール、直鎖状または分岐
状のノナノール、直鎖状または分岐状のデカノール、直
鎖状または分岐状のウンデカノール、直鎖状または分岐
状のドデカノール、直鎖状または分岐状のトリデカノー
ル、直鎖状または分岐状のテトラデカノール、直鎖状ま
たは分岐状のペンタデカノール、直鎖状または分岐状の
ヘキサデカノール、直鎖状または分岐状のヘプタデカノ
ール、直鎖状または分岐状のオクタデカノール、直鎖状
または分岐状のノナデカノール、直鎖状または分岐状の
イコサノール、直鎖状または分岐状のヘンエイコサノー
ル、直鎖状または分岐状のドコサノール、直鎖状または
分岐状のトリコサノール、直鎖状または分岐状のテトラ
コサノールおよびこれらの混合物等が挙げられる。な
お、ポリオキシアルキレンのエーテル化物としては、モ
ノエーテル化物でもジエーテル化物であってもよい。ま
た、ポリオキシアルキレンのエステル化物に用いられる
酸としては、通常炭素数6〜24の脂肪酸が用いられ
る。このような酸としては直鎖のものでも分岐のもので
も良く、また飽和のものでも不飽和のものでも良い。具
体的には例えば、直鎖状または分岐状のヘキサン酸、直
鎖状または分岐状のヘプタン酸、直鎖状または分岐状の
オクタン酸、直鎖状または分岐状のノナン酸、直鎖状ま
たは分岐状のデカン酸、直鎖状または分岐状のウンデカ
ン酸、直鎖状または分岐状のドデカン酸、直鎖状または
分岐状のトリデカン酸、直鎖状または分岐状のテトラデ
カン酸、直鎖状または分岐状のペンタデカン酸、直鎖状
または分岐状のヘキサデカン酸、直鎖状または分岐状の
ヘプタデカン酸、直鎖状または分岐状のオクタデカン
酸、直鎖状または分岐状のノナデカン酸、直鎖状または
分岐状のイコサン酸、直鎖状または分岐状のヘンイコサ
ン酸、直鎖状または分岐状のドコサン酸、直鎖状または
分岐状のトリコサン酸、直鎖状または分岐状のテトラコ
サン酸などの飽和脂肪酸、または、直鎖状または分岐状
のヘキセン酸、直鎖状または分岐状のヘプテン酸、直鎖
状または分岐状のオクテン酸、直鎖状または分岐状のノ
ネン酸、直鎖状または分岐状のデセン酸、直鎖状または
分岐状のウンデセン酸、直鎖状または分岐状のドデセン
酸、直鎖状または分岐状のトリデセン酸、直鎖状または
分岐状のテトラデセン酸、直鎖状または分岐状のペンタ
デセン酸、直鎖状または分岐状のヘキサデセン酸、直鎖
状または分岐状のヘプタデセン酸、直鎖状または分岐状
のオクタデセン酸、直鎖状または分岐状のヒドロキシオ
クタデセン酸、直鎖状または分岐状のノナデセン酸、直
鎖状または分岐状のイコセン酸、直鎖状または分岐状の
ヘンイコセン酸、直鎖状または分岐状のドコセン酸、直
鎖状または分岐状のトリコセン酸、直鎖状または分岐状
のテトラコセン酸などの不飽和脂肪酸、およびこれらの
混合物が挙げられる。これらの中でも、特に炭素数8〜
20の飽和脂肪酸、または炭素数8〜20の不飽和脂肪
酸、およびこれらの混合物が好ましい。なお、ポリオキ
シアルキレンのエステル化物としては、 ポリオキシアルキレンと脂肪酸とのモノエステル ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルと脂肪酸
とのエステル ポリオキシアルキレンと脂肪酸とのジエステル など、任意の組み合わせが可能である。
【0026】また水溶性しごき成形用潤滑剤の原液組成
物は、希釈安定性、洗浄性、脱脂性、排水処理性の点か
ら、界面活性剤を含んでいることが望ましい。ここで用
いられる界面活性剤としては、アニオン、ノニオン、カ
チオン系等の界面活性剤が挙げられる。アニオン系界面
活性剤としては、脂肪酸塩、石油スルホン酸塩、アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン
酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホコハク
酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、ア
ルキルリン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルまたは
アルキルアリル硫酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮合物、硫酸化油(ロート油など)等が挙げ
られる。ノニオン系界面活性剤としては、ポリオキシア
ルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアル
キルアリルエーテル、ポリオキシアルキレンソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビトール脂
肪酸エステル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、
ポリオキシアルキレンアルキルアミン、アルキルアルカ
ノールアミド等が挙げられる。カチオン系の界面活性剤
としては、アルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩、
アルキルベタイン、アミンオキサイド等が挙げられる。
これらの中でも特に、希釈安定性に優れる点から、アニ
オン、ノニオン系の界面活性剤、およびその混合物が望
ましい。
【0027】また、水溶性しごき成形用潤滑剤原液組成
物は、必要に応じて適宜各種添加剤、例えば、カルボン
酸、油脂類、極圧添加剤、各種アミン、アルコール、防
錆剤、消泡剤、非鉄金属防食剤、酸化防止剤、防腐剤、
金属封鎖剤等を配合することができる。これらの中で代
表的なものを挙げると、上記カルボン酸としては、炭素
数8〜24の脂肪族カルボン酸が挙げられ、一塩基酸で
も二塩基酸でも良く、直鎖のものでも分岐のものでも良
く、また飽和のものでも不飽和のものでも良い。このよ
うなカルボン酸としては、具体的には例えば、カプリル
酸、ノナン酸、カプリン酸、ラウリン酸、パルミチン
酸、セバシン酸、ドデカン二酸等の飽和カルボン酸など
が、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、リシノレイ
ン酸等の不飽和カルボン酸などが挙げられる。油脂類と
しては、牛脂、豚脂、ナタネ油、大豆油、ヤシ油、パー
ム油、ヌカ油、及びこれらの水素添加物等が挙げられ
る。極圧添加剤としては、塩素化パラフィン、塩素化脂
肪酸、硫化脂肪油、ポリスルフィド、アルキルリン酸エ
ステル等が挙げられる。各種アミンとしては、アルカノ
ールアミン、アルキルアミン等が挙げられ、アルコール
としては、炭素数10〜18の直鎖もしくは分岐アルコ
ールまたは各種グリコール等が挙げられる。防錆剤とし
ては、脂肪族アミド、芳香族カルボン酸等が挙げられ
る。消泡剤としてはシリコーン系化合物等が、非鉄金属
防食剤としてはベンゾトリアゾール系化合物等が、酸化
防止剤としては、フェノール系酸化防止剤等が、防腐剤
としては、チアゾール系、イソチアゾール系、フェノー
ル系、ハロゲン系添加剤等が、金属封鎖剤としてはエチ
レンジアミン四酢酸塩等がそれぞれ挙げられる。
【0028】また、ここで述べる水溶性しごき成形用潤
滑剤原液組成物は、水を配合することができる。この際
に用いられる水としては、水道水、イオン交換水、蒸留
水など任意のものが使用可能である。上記水溶性しごき
成形用潤滑剤原液組成物は、水で希釈すれば必要な洗浄
性、脱脂性を示すが、当該組成物の水による希釈時の平
均粒子径が1μm以下、好ましくは、0.7μm以下、
さらに好ましくは0.5μm以下であるときにさらに優
れた洗浄性、脱脂性を示し、かつ希釈安定性がさらに向
上し、より安定した操業が望めるようになる。希釈時の
平均粒子径は、レーザー回折及び/または光散乱法を利
用した装置、例えば大塚電子製 粒度分布測定装置 L
PA3000/LPA3100等で測定することができ
る。
【0029】本発明において、加工される金属として
は、アルミニウム、アルミニウム合金(アルミニウム−
マンガン合金等)、鋼板、表面処理鋼板(亜鉛メッキ鋼
板、錫メッキ鋼板)等が挙げられる。
【0030】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明をさ
らに具体的に説明するが、本発明はこれらに何等限定さ
れるものではない。
【0031】まず、表1の試料1〜5の各欄に示す配合
割合に従って、本発明に係る絞り成形用潤滑剤原液組成
物(試料1〜3)および比較のための絞り成形用潤滑剤
原液組成物(試料4)と、しごき成形用潤滑剤原液組成
物(試料5)の各試料を調製した。
【表1】
【0032】次に、これら各試料のうち、試料1〜4を
水で3質量%に希釈して絞り成形用潤滑剤を調製し、か
つ試料5を水で3質量%に希釈してしごき成形用潤滑剤
を調製した。これら潤滑剤を表2の実施例1〜3および
比較例1の各欄に示す組み合わせで用いて、下記に示す
方法(DI缶製造方法)により内容積350mlのDI
缶を製造した。
【0033】DI缶製造方法 直径120mmのアルミニウム合金板(JIS H
4000 3004−H19)に絞り成形用潤滑剤を塗
布した後、下記に示す条件下で直径66mmのカップ状
物となるように絞り成形を行った。絞り成形条件 ポンチ直径:66.00mm 絞りダイス直径:66.81mm しわ押さえ力:1000kgf 絞り成形速度:84m/min で得られたカップ状物をポンチにはめ込み、しごき
成形用潤滑剤を用いて、下記に示す条件下でしごき成形
を行った。しごき成形条件 ポンチ直径:66.00mm 第1しごきダイス直径:66.63mm 第2しごきダイス直径:66.60mm 第3しごきダイス直径:66.40mm 第4しごきダイス直径:66.26mm しごき成形速度:84m/min 上記方法により得られたDI缶について、以下の方法に
より評価を行った。結果を表2に示す。絞り成形性 で得られたカップ状物の外観を目視で観察した。な
お、評価は以下の2段階で行った。 ○:しわの発生がないもの ×:しわの発生があるものしごき成形性 のしごき成形時の破断の有無、ならびにで得られた
DI缶の開口部および壁面の外観を目視で観察した。な
お、評価は以下の方法で行った。開口部 黒傷なしのものを5、開口部全面に黒傷が発生している
ものを0として6段階評価し、製造した10缶の平均値
をとった。壁面 傷がないものを○、傷が発生しているものを×とした洗浄性 で得られたDI缶を、界面活性剤の濃度を種々に変化
させた洗浄液を用いてスプレー洗浄し、洗浄後のDI缶
にさらに蒸留水をスプレー吹き付けし、残存する潤滑剤
の有無を目視で判定した。なお、本評価方法では、缶表
面に潤滑剤が残存している場合にはスプレー吹き付けし
た蒸留水ははじかれる。洗浄液は、日本ペイント(株)
製リドリンNHC100A(主成分:硫酸)および日本
ペイント(株)製リドリンNHC100M(主成分:界
面活性剤)の水溶液を下記に示す組成により調製したも
のを用いた。 洗浄液1:100A:3.8質量%、100M:0.6質量%、残部:水 洗浄液2:100A:3.8質量%、100M:0.4質量%、残部:水
【0034】また、絞り成形用潤滑剤原液組成物の各試
料(1〜4)の評価を排水処理性について行い、その評
価結果を表2の右欄に示した。排水処理性 絞り成形用潤滑剤原液組成物の各試料を蒸留水で500
質量ppmに希釈した試料液について、以下の方法によ
り排水処理操作を行い、排水処理前と排水処理後のCO
Dをそれぞれ測定し、その低減率((排水処理前のCO
D−排水処理後のCOD)/排水処理前のCOD、%)
を求めた。結果を表2に示す。なお、CODはJIS
H 0102「工場排水試験方法」の17.「100℃
における過マンガン酸カリウムによる酸素消費量(CO
Mn)」に準拠して測定した。排水処理操作 試料液1000mlに、水道水用ポリ塩化アルミニウム
(JIS K 1475相当品)を400質量ppmと
なるように添加して、120rpmで10分間攪拌し、
その後試料液のpHが7となるように水酸化カルシウム
を添加して120rpmで15分間攪拌した。攪拌後、
高分子凝集剤を2質量ppmとなるように添加してさら
に、120rpmで5分間攪拌した。その後、No.5
Aろ紙によりろ過を行い、ろ液についてCODを測定し
た。
【0035】
【表2】
【0036】表2の結果から明らかなように、本発明に
係る水溶性絞りしごき成形用潤滑剤原液組成物を用いて
DI缶を製造した場合には、絞り成形性、しごき成形性
および洗浄性に優れている。これに対して、本発明で規
定するエステルの代わりにポリオキシアルキレンモノエ
ーテルを含有させたしごき成形用潤滑剤原液組成物を用
いた場合(比較例1)には、しごき成形性が劣ることが
判る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、品
位の高いDI缶を製造することができると共に、排水処
理性の向上を達成することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C10N 80:00 (72)発明者 横田 秀雄 神奈川県横浜市中区千鳥町8番地 日本石 油株式会社中央技術研究所内 (72)発明者 遠藤 和彦 神奈川県横浜市中区千鳥町8番地 日本石 油株式会社中央技術研究所内 (72)発明者 亀塚 大 神奈川県横浜市中区千鳥町8番地 日本石 油株式会社中央技術研究所内 (72)発明者 金井 亮 東京都港区西新橋一丁目3番12号 日本石 油株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板を水溶性絞り成形用潤滑剤を用い
    て絞り成形し、次いで水溶性しごき成形用潤滑剤を用い
    てしごき成形または再絞り・しごき成形してDI缶を製
    造する際に用いられる水溶性絞り成形用潤滑剤の原液組
    成物であって、(A)平均分子量300〜20000の
    ポリオキシアルキレンおよび/またはそのモノアルキル
    エーテルと(B)炭素数6〜24の脂肪酸とのエステル
    が含まれることを特徴とする水溶性絞り成形用潤滑剤原
    液組成物。
  2. 【請求項2】 上記ポリオキシアルキレンが、(1)プ
    ロピレンオキシドの単独重合体または(2)共重合体中
    のプロピレンオキシドの比率が10質量%以上であるエ
    チレンオキシドとプロピレンオキシドの共重合体である
    請求項1記載の水溶性絞り成形用潤滑剤原液組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002080882A (ja) * 2000-09-07 2002-03-22 Kyodo Yushi Co Ltd 水溶性金属加工用油剤
JP2015517929A (ja) * 2012-03-13 2015-06-25 ティッセンクルップ ラッセルシュタイン ゲー エム ベー ハー 金属被膜が被覆された鋼帯または鋼板の後処理剤による処理方法、および金属被膜が被覆された鋼帯または鋼板

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JP2015517929A (ja) * 2012-03-13 2015-06-25 ティッセンクルップ ラッセルシュタイン ゲー エム ベー ハー 金属被膜が被覆された鋼帯または鋼板の後処理剤による処理方法、および金属被膜が被覆された鋼帯または鋼板

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