JPH1087418A - ダニ防除剤 - Google Patents
ダニ防除剤Info
- Publication number
- JPH1087418A JPH1087418A JP8243361A JP24336196A JPH1087418A JP H1087418 A JPH1087418 A JP H1087418A JP 8243361 A JP8243361 A JP 8243361A JP 24336196 A JP24336196 A JP 24336196A JP H1087418 A JPH1087418 A JP H1087418A
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- Japan
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- group
- formula
- active ingredient
- phenylpropanoid
- carbon atoms
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 有機化合物系のダニ防除剤の欠点である高毒
性や悪臭を持たず、あらゆる種類のダニに有効であり、
しかもその作用が強くて優れた殺ダニ効果を有し、しか
も安価な天然物質を有効成分とするダニ防除剤を提供す
る。 【解決手段】 コウズクエキスおよび/またはフェニル
プロパノイドを有効成分として含んでなるダニ防除剤。
性や悪臭を持たず、あらゆる種類のダニに有効であり、
しかもその作用が強くて優れた殺ダニ効果を有し、しか
も安価な天然物質を有効成分とするダニ防除剤を提供す
る。 【解決手段】 コウズクエキスおよび/またはフェニル
プロパノイドを有効成分として含んでなるダニ防除剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なダニ防除剤
に関し、更に詳しくはコウズクエキスおよび特定のフェ
ニルプロパノイドを有効成分とするダニ防除剤に関す
る。
に関し、更に詳しくはコウズクエキスおよび特定のフェ
ニルプロパノイドを有効成分とするダニ防除剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】住居内の塵中には、多くのダニが生息し
ている。近年、住居構造や居住環境の変化に伴い、ダニ
由来の皮膚疾患、アトピー性皮膚炎や喘息などの患者が
増大しており、公衆衛生上深刻な問題となっている。
ている。近年、住居構造や居住環境の変化に伴い、ダニ
由来の皮膚疾患、アトピー性皮膚炎や喘息などの患者が
増大しており、公衆衛生上深刻な問題となっている。
【0003】従来、室内性ダニ類に対するダニ防除剤と
しては、例えばフェニトロチオン、ダイアジノンなどの
有機リン系化合物、レスメトリンなどのピレスロイド系
の化合物などが知られているが、散布場所が住居内であ
るため、長期間継続して使用するには、健康面からも問
題点を含んでいる。
しては、例えばフェニトロチオン、ダイアジノンなどの
有機リン系化合物、レスメトリンなどのピレスロイド系
の化合物などが知られているが、散布場所が住居内であ
るため、長期間継続して使用するには、健康面からも問
題点を含んでいる。
【0004】これらのダニ防除剤のうち、有機リン系の
ダニ防除剤は、毒性が高く、悪臭を有し、ヒョウヒダニ
類に対する効果が低いという短所を有し、ピレスロイド
系のダニ防除剤は、高価であり、ケナガコナダニに対す
る効果が低いという短所を有している。
ダニ防除剤は、毒性が高く、悪臭を有し、ヒョウヒダニ
類に対する効果が低いという短所を有し、ピレスロイド
系のダニ防除剤は、高価であり、ケナガコナダニに対す
る効果が低いという短所を有している。
【0005】また、実用化に供されている天然由来のダ
ニ防除剤は、作用が弱く、その上高価であるため、より
有効な天然素材の開発が待たれているのが現状である。
ニ防除剤は、作用が弱く、その上高価であるため、より
有効な天然素材の開発が待たれているのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記問
題点の解決を技術的な課題として、安全性の高い天然由
来の植物についてスクリーニングを行い、系統的な実験
を重ねた結果、コウズクエキスおよびフェニルプロパノ
イドは強いダニ防除効果を有するという新しい知見を得
た。
題点の解決を技術的な課題として、安全性の高い天然由
来の植物についてスクリーニングを行い、系統的な実験
を重ねた結果、コウズクエキスおよびフェニルプロパノ
イドは強いダニ防除効果を有するという新しい知見を得
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、コウズクエキ
スを有効成分として含んでなるダニ防除剤、および一般
式[I]:
スを有効成分として含んでなるダニ防除剤、および一般
式[I]:
【化6】 [式中、R1は、−CHR−CH=CH2、−CH=CH
−Aまたは−COCH2CH3で示される基を表す。R
は、水素原子または炭素数2〜6のアシルオキシ基を表
す。Aは、水酸基、炭素数1〜5のアルキル基、水酸基
で置換された炭素数1〜5のアルキル基、−CHOまた
は−COOR'(ここで、R'は水素原子または炭素数1
〜5のアルキル基である。)を表す。R2、R3およびR
4は、同一または異なって、水素原子、水酸基、炭素数
1〜5のアルコキシ基、炭素数2〜6のアシルオキシ
基、−OGlc(ここで、Glcはグルコースであ
る。)で示される基、若しくは式:
−Aまたは−COCH2CH3で示される基を表す。R
は、水素原子または炭素数2〜6のアシルオキシ基を表
す。Aは、水酸基、炭素数1〜5のアルキル基、水酸基
で置換された炭素数1〜5のアルキル基、−CHOまた
は−COOR'(ここで、R'は水素原子または炭素数1
〜5のアルキル基である。)を表す。R2、R3およびR
4は、同一または異なって、水素原子、水酸基、炭素数
1〜5のアルコキシ基、炭素数2〜6のアシルオキシ
基、−OGlc(ここで、Glcはグルコースであ
る。)で示される基、若しくは式:
【化7】 (ここで、R2は前記と同意義である。)で示される基を
表すか、またはその内の2つが一緒になって式:
表すか、またはその内の2つが一緒になって式:
【化8】 で示される基を表す。]で示されるフェニルプロパノイ
ドを有効成分として含んでなるダニ防除剤に関する。
ドを有効成分として含んでなるダニ防除剤に関する。
【0008】コウズク(紅豆蒄;Alpinia galangaの種
子)は、中国南部や東南アジア諸国で、芳香性健胃剤、
香辛料などとして広く用いられている。また、消化器疾
患に有効であるという研究が多く知られており、抗癌作
用やキサンチンオキシダーゼ阻害作用を有することなど
が知られている。
子)は、中国南部や東南アジア諸国で、芳香性健胃剤、
香辛料などとして広く用いられている。また、消化器疾
患に有効であるという研究が多く知られており、抗癌作
用やキサンチンオキシダーゼ阻害作用を有することなど
が知られている。
【0009】しかし、ダニ防除作用については全く報告
されておらず、また、ダニ防除剤としての利用について
も知られていない。
されておらず、また、ダニ防除剤としての利用について
も知られていない。
【0010】コウズクからのエキスの抽出には、溶媒と
して水、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ール、酢酸エチルなどを用いることができるが、特に好
ましい溶媒は、水、エタノールである。
して水、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ール、酢酸エチルなどを用いることができるが、特に好
ましい溶媒は、水、エタノールである。
【0011】フェニルプロパノイドは、チョウジやキン
マなどに含有されている化合物が挙げられる。フェニル
プロパノイドは、通常、上記一般式[I]で示される。
マなどに含有されている化合物が挙げられる。フェニル
プロパノイドは、通常、上記一般式[I]で示される。
【0012】中でも、一般式[II]:
【化9】 [式中、Acはアセチル基を表す。]で示される1−ア
セトキシチヤビコールアセテート(以下、「ACA」と
いう。)またはその誘導体、および
セトキシチヤビコールアセテート(以下、「ACA」と
いう。)またはその誘導体、および
【0013】一般式[III]:
【化10】 [式中、Acはアセチル基を表し、Meはメチル基を表
す。]で示される1−アセトキシオイゲノールアセテー
ト(以下、「AEC」という。)またはその誘導体が好
ましい。
す。]で示される1−アセトキシオイゲノールアセテー
ト(以下、「AEC」という。)またはその誘導体が好
ましい。
【0014】コウズクエキスのダニ防除効果について、
その有効成分を解明するため、シリカゲルクロマトグラ
フィーなどを用いてACAやAECを単離、精製し、こ
れが活性主体であることを明らかにした。従って、コウ
ズクエキス中にACAやAECを含有することが確認さ
れた。
その有効成分を解明するため、シリカゲルクロマトグラ
フィーなどを用いてACAやAECを単離、精製し、こ
れが活性主体であることを明らかにした。従って、コウ
ズクエキス中にACAやAECを含有することが確認さ
れた。
【0015】これらのフェニルプロパノイドとしては、
コウズクから抽出、精製したもの、合成品、更にはフェ
ニルプロパノイドを含有するチョウジやキンマなどの抽
出エキスまたはこれらのエキスを分画したものなどを用
いることができる。フェニルプロパノイド、特にACA
またはその誘導体並びにAECまたはその誘導体は、そ
れぞれ単独で用いてもまたは組合せて用いても良い。
コウズクから抽出、精製したもの、合成品、更にはフェ
ニルプロパノイドを含有するチョウジやキンマなどの抽
出エキスまたはこれらのエキスを分画したものなどを用
いることができる。フェニルプロパノイド、特にACA
またはその誘導体並びにAECまたはその誘導体は、そ
れぞれ単独で用いてもまたは組合せて用いても良い。
【0016】フェニルプロパノイドの抽出には、溶媒と
して水、メタノール、エタノールなどを用いることがで
きる。これらの溶媒は2種以上組合せても良いが、特に
好ましいのは、水およびエタノールである。
して水、メタノール、エタノールなどを用いることがで
きる。これらの溶媒は2種以上組合せても良いが、特に
好ましいのは、水およびエタノールである。
【0017】ACAやAECは、有機溶媒に可溶性であ
り、従来の殺虫剤に用いられている溶剤がそのまま用い
られる上、原料であるコウズクは、古来から食料に供さ
れているものであり、生物に無害な溶剤、例えば水を用
いれば、誤飲しても安全性に問題はない新規なダニ防除
剤となる。
り、従来の殺虫剤に用いられている溶剤がそのまま用い
られる上、原料であるコウズクは、古来から食料に供さ
れているものであり、生物に無害な溶剤、例えば水を用
いれば、誤飲しても安全性に問題はない新規なダニ防除
剤となる。
【0018】コウズクエキスまたはフェニルプロパノイ
ドは、極めて優れたダニ防除効果を示すが、その対象と
なるダニ類は、いずれの種類でもよいが、特にコナヒョ
ウヒダニやヤケヒョウヒダニのヒョウヒダニ類、ケナガ
コナダニやムギコナダニ等のコナダニ類、ホコリダニ
類、クワガタツメダニやフトツメダニ等のツメダニ類、
イエダニやトリサシダニ等の動物寄生性ダニ類が挙げる
ことができる。
ドは、極めて優れたダニ防除効果を示すが、その対象と
なるダニ類は、いずれの種類でもよいが、特にコナヒョ
ウヒダニやヤケヒョウヒダニのヒョウヒダニ類、ケナガ
コナダニやムギコナダニ等のコナダニ類、ホコリダニ
類、クワガタツメダニやフトツメダニ等のツメダニ類、
イエダニやトリサシダニ等の動物寄生性ダニ類が挙げる
ことができる。
【0019】本発明のダニ防除剤は、上記有効成分を含
有する防除剤をそのまま用いることができるが、通常は
液体および固体担体にその有効成分を含有する防除剤を
保持させ、必要に応じ、乳化剤、分散剤、安定剤、揮散
調製剤などを添加して、油剤、乳剤、エアゾール剤、塗
布剤、粉剤、粒剤などの形態で使用することができる。
有する防除剤をそのまま用いることができるが、通常は
液体および固体担体にその有効成分を含有する防除剤を
保持させ、必要に応じ、乳化剤、分散剤、安定剤、揮散
調製剤などを添加して、油剤、乳剤、エアゾール剤、塗
布剤、粉剤、粒剤などの形態で使用することができる。
【0020】さらに、本発明に係るダニ防除剤には、各
種の防虫剤、害虫忌避剤、ネズミ忌避剤、酸化防止剤、
分解防止剤、殺菌剤、防黴剤、香料などを配合すること
もできる。配合可能な防虫剤としては、従来より害虫駆
除に用いられる各種薬剤がいずれも使用できる。
種の防虫剤、害虫忌避剤、ネズミ忌避剤、酸化防止剤、
分解防止剤、殺菌剤、防黴剤、香料などを配合すること
もできる。配合可能な防虫剤としては、従来より害虫駆
除に用いられる各種薬剤がいずれも使用できる。
【0021】本発明のダニ防除剤中の有効成分量は、そ
の適用方法や適用場所などに応じて適宜に決定すれがよ
いが、乳剤の形態で用いる場合は、有効成分の量を0.
1〜50重量%、油剤やエアゾール剤の形態で用いる場
合は、有効成分の量を0.1〜30重量%とするのが好
ましく、その適用量は、処理すべき面積1m2当りに有効
成分を約100mg以上、適用空間1m2当りに有効成分を
約10mg以上存在させるのが望ましい。
の適用方法や適用場所などに応じて適宜に決定すれがよ
いが、乳剤の形態で用いる場合は、有効成分の量を0.
1〜50重量%、油剤やエアゾール剤の形態で用いる場
合は、有効成分の量を0.1〜30重量%とするのが好
ましく、その適用量は、処理すべき面積1m2当りに有効
成分を約100mg以上、適用空間1m2当りに有効成分を
約10mg以上存在させるのが望ましい。
【0022】
【実施例】以下、本発明の試験例および実施例を示し、
本発明のダニ防除作用を具体的に説明する。
本発明のダニ防除作用を具体的に説明する。
【0023】実施例1 ケナガコナダニ(Tyrophagus putrescentiae)及びヤケ
ヒョウヒダニ(Derma-tophagoides pheronyssinus)に対
する防除試験 四裂紅景天、トウニンまたはコウズクエキスを、メタノ
ールまたはアセトンにて希釈し、黒紙(10×5cm)にエ
キスの濃度が100、500、1000mg/m2になるよ
うに均一に滴下した後、室内に数分間放置し、溶剤を除
去した。この黒紙を二つ折りにして、折り目以外の二辺
をクリップで留め、中にケナガコナダニおよびヤケヒョ
ウヒダニの生ダニを100頭入れ、残り一辺をクリップ
で留め完全に密封し、24時間後にクリップを外し、実
体顕微鏡下でダニの生死を判定した。その結果を表1に
示す。
ヒョウヒダニ(Derma-tophagoides pheronyssinus)に対
する防除試験 四裂紅景天、トウニンまたはコウズクエキスを、メタノ
ールまたはアセトンにて希釈し、黒紙(10×5cm)にエ
キスの濃度が100、500、1000mg/m2になるよ
うに均一に滴下した後、室内に数分間放置し、溶剤を除
去した。この黒紙を二つ折りにして、折り目以外の二辺
をクリップで留め、中にケナガコナダニおよびヤケヒョ
ウヒダニの生ダニを100頭入れ、残り一辺をクリップ
で留め完全に密封し、24時間後にクリップを外し、実
体顕微鏡下でダニの生死を判定した。その結果を表1に
示す。
【0024】
【表1】
【0025】本発明によれば、有効成分500mg/m2と
1000mg/m2の濃度では、ほぼ100%の死虫率を達
成できた。
1000mg/m2の濃度では、ほぼ100%の死虫率を達
成できた。
【0026】実施例2 トウニンとACAをそれぞれメタノールで希釈し、黒紙
(10×5cm)に、その濃度が100、500、100
0mg/m2になるように均一に滴下した後、室内に数分間
放置し、溶剤を除去した。この黒紙を用い、実施例1と
同様の方法によって、ダニの生死を判定した。その結果
を表2に示す。
(10×5cm)に、その濃度が100、500、100
0mg/m2になるように均一に滴下した後、室内に数分間
放置し、溶剤を除去した。この黒紙を用い、実施例1と
同様の方法によって、ダニの生死を判定した。その結果
を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】本発明によれば、有効成分500mg/m2、
1000mg/m2の濃度では、ほぼ100%の死虫率を達
成できた。
1000mg/m2の濃度では、ほぼ100%の死虫率を達
成できた。
【0029】
【発明の効果】本発明に係るダニ防除剤は、実施例に見
られる通り、優れた殺ダニ効果が期待できるものであ
り、しかも安全性が極めて高い天然由来の新規ダニ防除
剤を提供できる。
られる通り、優れた殺ダニ効果が期待できるものであ
り、しかも安全性が極めて高い天然由来の新規ダニ防除
剤を提供できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 コウズクエキスを有効成分として含んで
なるダニ防除剤。 - 【請求項2】 一般式[I]: 【化1】 [式中、R1は、−CHR−CH=CH2、−CH=CH
−Aまたは−COCH2CH3で示される基を表す。R
は、水素原子または炭素数2〜6のアシルオキシ基を表
す。Aは、水酸基、炭素数1〜5のアルキル基、水酸基
で置換された炭素数1〜5のアルキル基、−CHOまた
は−COOR'(ここで、R'は水素原子または炭素数1
〜5のアルキル基である。)を表す。R2、R3およびR
4は、同一または異なって、水素原子、水酸基、炭素数
1〜5のアルコキシ基、炭素数2〜6のアシルオキシ
基、−OGlc(ここで、Glcはグルコースであ
る。)で示される基、若しくは式: 【化2】 (ここで、R2は前記と同意義である。)で示される基を
表すか、またはその内の2つが一緒になって式: 【化3】 で示される基を表す。]で示されるフェニルプロパノイ
ドを有効成分として含んでなるダニ防除剤。 - 【請求項3】 フェニルプロパノイドが一般式[II]: 【化4】 [式中、Acはアセチル基を表す。]で示される1−ア
セトキシチヤビコールアセテートまたはその誘導体、お
よび一般式[III]: 【化5】 [式中、Acはアセチル基を表し、Meはメチル基を表
す。]で示される1−アセトキシオイゲノールアセテー
トまたはその誘導体から成る群から選択される少なくと
も一種の化合物である請求項2記載のダニ防除剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8243361A JPH1087418A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | ダニ防除剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8243361A JPH1087418A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | ダニ防除剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1087418A true JPH1087418A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17102704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8243361A Withdrawn JPH1087418A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | ダニ防除剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1087418A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003507423A (ja) * | 1999-08-24 | 2003-02-25 | ロベスグロウブ リサーチ リミッテッド | 生物の寄生虫感染症を治療するためのエステルを含有する組成物 |
US6566405B2 (en) * | 1998-04-16 | 2003-05-20 | Eurovita A/S | Synergistic compositions containing aromatic compounds and terpenoids present in alpinia galanga |
CN104045553A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-09-17 | 苏州派腾生物医药科技有限公司 | 一种从盒子草中提取1’-乙酰基胡椒酚乙酸酯的方法 |
-
1996
- 1996-09-13 JP JP8243361A patent/JPH1087418A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6566405B2 (en) * | 1998-04-16 | 2003-05-20 | Eurovita A/S | Synergistic compositions containing aromatic compounds and terpenoids present in alpinia galanga |
US7252845B2 (en) | 1998-04-16 | 2007-08-07 | Ferrosan A/S | Synergistic compositions containing aromatic compounds and terpenoids present in Alpinia galanga |
JP2003507423A (ja) * | 1999-08-24 | 2003-02-25 | ロベスグロウブ リサーチ リミッテッド | 生物の寄生虫感染症を治療するためのエステルを含有する組成物 |
CN104045553A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-09-17 | 苏州派腾生物医药科技有限公司 | 一种从盒子草中提取1’-乙酰基胡椒酚乙酸酯的方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |