JPH10873A - 貼込装置 - Google Patents
貼込装置Info
- Publication number
- JPH10873A JPH10873A JP15199596A JP15199596A JPH10873A JP H10873 A JPH10873 A JP H10873A JP 15199596 A JP15199596 A JP 15199596A JP 15199596 A JP15199596 A JP 15199596A JP H10873 A JPH10873 A JP H10873A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- gripper
- feeder
- stocker
- gripping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Collation Of Sheets And Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 折丁等の第1シート状物にハガキ等の第2シ
ート状物を高速、正確且つ任意の位置に貼込むことを可
能にする。 【解決手段】 第1シート状物X1 と第2シート状物X
2 をそれぞれ独立した搬送系である第1フィーダー10
と第2フィーダー20を介して合流ポイントである貼合
わせ部50に送り込む。貼合わせ部50に至るまでに糊
付機構30により何れかのシート状物X1 ,X2 に糊部
を形成しておく。第1フィーダー10と第2フィーダー
20のそれぞれにおいて第1シート状物X1 と第2シー
ト状物X2の咥え替えを行うことにより、正確に位置合
わせができる。
ート状物を高速、正確且つ任意の位置に貼込むことを可
能にする。 【解決手段】 第1シート状物X1 と第2シート状物X
2 をそれぞれ独立した搬送系である第1フィーダー10
と第2フィーダー20を介して合流ポイントである貼合
わせ部50に送り込む。貼合わせ部50に至るまでに糊
付機構30により何れかのシート状物X1 ,X2 に糊部
を形成しておく。第1フィーダー10と第2フィーダー
20のそれぞれにおいて第1シート状物X1 と第2シー
ト状物X2の咥え替えを行うことにより、正確に位置合
わせができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貼込シート状物を
貼込み形成する貼込装置に関するものである。
貼込み形成する貼込装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、週刊誌、雑誌等の中には、所定
の頁にハガキ等の小切れ(封筒、付録等雑多であるが以
後はハガキに代表させる)が貼り付けられている場合が
ある。かかる頁はハガキ綴じ込み頁と称されており、D
M、通販の発注用、懸賞の申し込み用などのハガキを綴
じ込むのが一般的である。このハガキ綴じ込み頁を有す
る本(以後はハガキ綴じ込み本と称する)の製造にあた
っては、最終製本前に予めオフラインで所定頁にハガキ
を貼り込んでいる。具体的には、綴じ込み頁を有する折
丁(第1シート状物)に対して、ハガキ(第2シート状
物)を貼り合わせることで特殊折丁(第1シート状物お
よび第2シート状物を貼着してなる貼込シート状物)を
予め製造準備しておき、この特殊折丁と通常の折丁を中
綴機等の製本機により丁合して綴じ合わせる方法が一般
に採用されている。このオフラインでの貼り付けを行う
工程を貼込加工工程と呼び、該貼込加工工程を実行する
装置が貼込機である。
の頁にハガキ等の小切れ(封筒、付録等雑多であるが以
後はハガキに代表させる)が貼り付けられている場合が
ある。かかる頁はハガキ綴じ込み頁と称されており、D
M、通販の発注用、懸賞の申し込み用などのハガキを綴
じ込むのが一般的である。このハガキ綴じ込み頁を有す
る本(以後はハガキ綴じ込み本と称する)の製造にあた
っては、最終製本前に予めオフラインで所定頁にハガキ
を貼り込んでいる。具体的には、綴じ込み頁を有する折
丁(第1シート状物)に対して、ハガキ(第2シート状
物)を貼り合わせることで特殊折丁(第1シート状物お
よび第2シート状物を貼着してなる貼込シート状物)を
予め製造準備しておき、この特殊折丁と通常の折丁を中
綴機等の製本機により丁合して綴じ合わせる方法が一般
に採用されている。このオフラインでの貼り付けを行う
工程を貼込加工工程と呼び、該貼込加工工程を実行する
装置が貼込機である。
【0003】ここで、上記した従来の貼込装置による折
丁への貼込工程を図6〜図8を参照して説明する。
丁への貼込工程を図6〜図8を参照して説明する。
【0004】図6は貼込装置における貼込工程を示す斜
視図であり、同図において、100は貼込機、101は
第1給紙部、102は第2給紙部、103は糊付部、1
04は圧着部であり、B1 ,B2 は平行配置された2枚
の搬送テーブル、P11,P12は第1給紙部101におけ
る平行配置された2枚のガイドテーブル、P21,P22は
第2給紙部102における平行配置された2枚のガイド
テーブル、Nは送り爪であって、無端チェーン(図示せ
ず)に一定の間隔で複数本装備されてエンドレスに矢印
(右方)方向に回転しており、搬送テーブルB1 ,B2
の隙間から突き出した状態で走査して、その搬送途中に
ガイドテーブルP11,P12の隙間およびガイドテーブル
P21,P22間の隙間を通過している。
視図であり、同図において、100は貼込機、101は
第1給紙部、102は第2給紙部、103は糊付部、1
04は圧着部であり、B1 ,B2 は平行配置された2枚
の搬送テーブル、P11,P12は第1給紙部101におけ
る平行配置された2枚のガイドテーブル、P21,P22は
第2給紙部102における平行配置された2枚のガイド
テーブル、Nは送り爪であって、無端チェーン(図示せ
ず)に一定の間隔で複数本装備されてエンドレスに矢印
(右方)方向に回転しており、搬送テーブルB1 ,B2
の隙間から突き出した状態で走査して、その搬送途中に
ガイドテーブルP11,P12の隙間およびガイドテーブル
P21,P22間の隙間を通過している。
【0005】貼込機100では折丁(第1シート状物)
Sにハガキ(第2シート状物)Hを貼り付ける加工を行
って特殊折丁を製造する。その第1給紙部101におい
ては、特殊折丁を構成する折丁Sが棒積みされた給紙台
(図示せず)から折丁Sを一部ずつ背側S’をグリップ
した状態で引き出してガイドテーブルP11,P12上に供
給しており、第2給紙部102においては、特殊折丁を
構成するハガキHが棒積みされた給紙台(図示せず)か
らハガキHを一部ずつ片側H1 をグリップした状態で引
き出してガイドテーブルP21,P22上に供給している。
一方、送り爪Nは先ず第1給紙部101において、ガイ
ドテーブルP11,P12上に供給されている折丁Sを押動
することにより、折丁SをガイドテーブルP11,P12の
斜面部を滑り降りさせ、搬送テーブルB1 ,B2 上に乗
った状態で第2給紙部102の方に搬送していく。やが
て折丁Sは糊付部103の下方に到来し、所定位置(斜
線部)が糊付け装置、即ちロールコート、吹き付けコー
ト等の塗工方法を行う装置により糊付けされる。次い
で、糊塗工済みの折丁Sは第2給紙部102の下方に到
来し、ここで、送り爪Nの下側は搬送テーブルB1 ,B
2 上の糊塗工済みの折丁Sを押動しつつ、送り爪Nの上
側はガイドテーブルP21,P22上に供給されているハガ
キHを押動することにより、ハガキHをガイドテーブル
P11,P12の斜面部を滑り降りさせ、搬送テーブル
B1 ,B2 上の糊塗工済みの折丁Sの上に重なった状態
で、折丁SとハガキHを搬送していく。さらに重なり合
った折丁SとハガキHは圧着部104に到来し、圧着ロ
ールによりハガキHが折丁Sにプレスされて完全に貼り
付けられる。
Sにハガキ(第2シート状物)Hを貼り付ける加工を行
って特殊折丁を製造する。その第1給紙部101におい
ては、特殊折丁を構成する折丁Sが棒積みされた給紙台
(図示せず)から折丁Sを一部ずつ背側S’をグリップ
した状態で引き出してガイドテーブルP11,P12上に供
給しており、第2給紙部102においては、特殊折丁を
構成するハガキHが棒積みされた給紙台(図示せず)か
らハガキHを一部ずつ片側H1 をグリップした状態で引
き出してガイドテーブルP21,P22上に供給している。
一方、送り爪Nは先ず第1給紙部101において、ガイ
ドテーブルP11,P12上に供給されている折丁Sを押動
することにより、折丁SをガイドテーブルP11,P12の
斜面部を滑り降りさせ、搬送テーブルB1 ,B2 上に乗
った状態で第2給紙部102の方に搬送していく。やが
て折丁Sは糊付部103の下方に到来し、所定位置(斜
線部)が糊付け装置、即ちロールコート、吹き付けコー
ト等の塗工方法を行う装置により糊付けされる。次い
で、糊塗工済みの折丁Sは第2給紙部102の下方に到
来し、ここで、送り爪Nの下側は搬送テーブルB1 ,B
2 上の糊塗工済みの折丁Sを押動しつつ、送り爪Nの上
側はガイドテーブルP21,P22上に供給されているハガ
キHを押動することにより、ハガキHをガイドテーブル
P11,P12の斜面部を滑り降りさせ、搬送テーブル
B1 ,B2 上の糊塗工済みの折丁Sの上に重なった状態
で、折丁SとハガキHを搬送していく。さらに重なり合
った折丁SとハガキHは圧着部104に到来し、圧着ロ
ールによりハガキHが折丁Sにプレスされて完全に貼り
付けられる。
【0006】ここで、搬送テーブルB1 ,B2 は、図7
に示すように斜めに配置され、さらに搬送テーブルB2
の端にはメインテーブルMが配置されており、折丁Sは
背側S’をメインテーブルMに押し留められる形にて、
ハガキHは片側H1 をメインテーブルMに押し留められ
る形にて搬送されることによって、図8に示すようにハ
ガキHは折丁Sの背側S’および地側(折丁Sを裏返し
に棒積みすれば天側)に突き揃えられた状態、換言すれ
ば折丁Sの一角に位置決めして圧着ロールにて完全に貼
り付けられる。
に示すように斜めに配置され、さらに搬送テーブルB2
の端にはメインテーブルMが配置されており、折丁Sは
背側S’をメインテーブルMに押し留められる形にて、
ハガキHは片側H1 をメインテーブルMに押し留められ
る形にて搬送されることによって、図8に示すようにハ
ガキHは折丁Sの背側S’および地側(折丁Sを裏返し
に棒積みすれば天側)に突き揃えられた状態、換言すれ
ば折丁Sの一角に位置決めして圧着ロールにて完全に貼
り付けられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の貼込加工工程を行う貼込機100においては、
搬送テーブルB1 ,B2 上を流れる折丁S(ハガキHも
同様)の状態は、咥え搬送等の安定したものではなく、
送り爪Nにより単純に押しているに過ぎず、折丁Sの状
態は極めて不安定なものである。かかる搬送仕様におい
て搬送速度を上げると、益々折丁S等が不安定になり、
貼込みの位置精度の悪化が避けられない。従って、従来
の貼込機100は低速であり、生産効率上の問題点があ
った。
た従来の貼込加工工程を行う貼込機100においては、
搬送テーブルB1 ,B2 上を流れる折丁S(ハガキHも
同様)の状態は、咥え搬送等の安定したものではなく、
送り爪Nにより単純に押しているに過ぎず、折丁Sの状
態は極めて不安定なものである。かかる搬送仕様におい
て搬送速度を上げると、益々折丁S等が不安定になり、
貼込みの位置精度の悪化が避けられない。従って、従来
の貼込機100は低速であり、生産効率上の問題点があ
った。
【0008】さらに、近年におけるハガキ綴じ込み本の
増加に加え、得意先からの小ロット、短納期対応の受注
により、貼込加工工程での効率化が望まれているが、こ
れに対する工場側の対応としては、低速回転で貼込みの
位置精度を確保しながら貼込機100における時間当た
りの処理量を増やす方法、具体的には図6に示した圧着
部104の手前に第1給紙部101、糊付部103およ
び第2給紙部102からなる折丁(第1シート状物)S
にハガキ(第2シート状物)Hを仮貼込み(糊を介して
積層しているが圧着して完全に貼込んではいないとの
意)する一連の装備を複数配置(例えば101、10
3、102、101、103、102…、圧着部104
のように配置する)したロングサイズの貼込機にて貼込
加工工程を行うか、或いは単純に貼込機100を複数台
用意して全貼込機にて一斉に貼込加工工程を行う方法が
採られており、これらの方法では、生産効率上の問題は
解消し得るものの設備コスト面、さらにはスペース効率
面の問題が大きい。
増加に加え、得意先からの小ロット、短納期対応の受注
により、貼込加工工程での効率化が望まれているが、こ
れに対する工場側の対応としては、低速回転で貼込みの
位置精度を確保しながら貼込機100における時間当た
りの処理量を増やす方法、具体的には図6に示した圧着
部104の手前に第1給紙部101、糊付部103およ
び第2給紙部102からなる折丁(第1シート状物)S
にハガキ(第2シート状物)Hを仮貼込み(糊を介して
積層しているが圧着して完全に貼込んではいないとの
意)する一連の装備を複数配置(例えば101、10
3、102、101、103、102…、圧着部104
のように配置する)したロングサイズの貼込機にて貼込
加工工程を行うか、或いは単純に貼込機100を複数台
用意して全貼込機にて一斉に貼込加工工程を行う方法が
採られており、これらの方法では、生産効率上の問題は
解消し得るものの設備コスト面、さらにはスペース効率
面の問題が大きい。
【0009】さらに、ハガキ綴じ込み本自体に目を転ず
れば、従来の貼込機100により貼り込みを行う限り、
前述したようにハガキHは折丁Sの一角に貼り込むこと
が避けられず、ハガキ綴じ込み頁におけるハガキのレイ
アウト等のデザイン面での制約が大きい。具体的には、
通販雑誌等を例に挙げると、綴じ込み用ハガキとハガキ
綴じ込み頁に印刷されている内容の相関が極めて大きい
本においては、通販目的の商品の宣伝のための印刷絵柄
のレイアウトとの関係でハガキは綴じ込み頁の天地方向
の中程に配置したい等の得意先の要望が企画段階で出て
くるが、これに応えることが困難であり、本自体を企画
する上で融通性がきかないという問題点のあった。
れば、従来の貼込機100により貼り込みを行う限り、
前述したようにハガキHは折丁Sの一角に貼り込むこと
が避けられず、ハガキ綴じ込み頁におけるハガキのレイ
アウト等のデザイン面での制約が大きい。具体的には、
通販雑誌等を例に挙げると、綴じ込み用ハガキとハガキ
綴じ込み頁に印刷されている内容の相関が極めて大きい
本においては、通販目的の商品の宣伝のための印刷絵柄
のレイアウトとの関係でハガキは綴じ込み頁の天地方向
の中程に配置したい等の得意先の要望が企画段階で出て
くるが、これに応えることが困難であり、本自体を企画
する上で融通性がきかないという問題点のあった。
【0010】先ず、本発明者は、上記の問題点に鑑み、
高速で貼込加工が行え且つ正確な貼込みの位置精度を維
持できる貼込装置の仕様を検討した結果、第1シート状
物(折丁S)および第2シート状物(ハガキH)の搬送
系に、従来から枚葉印刷機等で行われているシート状物
の進行方向側の端部をグリッパー、咥え板等の咥え治具
により把持して引っ張っていく所謂咥え搬送方式を採用
することで対応可能であるとの結論に至った。具体的に
は、シート状物を咥え搬送した場合、搬送速度に係わり
なく搬送中のシート状物(把持されている端部側は特
に)の状態が安定するので、貼込工程の高速化を図るべ
くシート状物を高速で搬送したとしても、シート状物の
状態が安定しているので従来の貼込機にて低速で貼り込
んだものと同程度の貼込加工精度は維持できることにな
る。
高速で貼込加工が行え且つ正確な貼込みの位置精度を維
持できる貼込装置の仕様を検討した結果、第1シート状
物(折丁S)および第2シート状物(ハガキH)の搬送
系に、従来から枚葉印刷機等で行われているシート状物
の進行方向側の端部をグリッパー、咥え板等の咥え治具
により把持して引っ張っていく所謂咥え搬送方式を採用
することで対応可能であるとの結論に至った。具体的に
は、シート状物を咥え搬送した場合、搬送速度に係わり
なく搬送中のシート状物(把持されている端部側は特
に)の状態が安定するので、貼込工程の高速化を図るべ
くシート状物を高速で搬送したとしても、シート状物の
状態が安定しているので従来の貼込機にて低速で貼り込
んだものと同程度の貼込加工精度は維持できることにな
る。
【0011】続いて、本発明者は、貼込み位置を任意に
設定できる貼込装置の仕様をも検討した結果、先に示唆
した咥え搬送方式の搬送系を第1シート状物(折丁S)
および第2シート状物(ハガキH)のそれぞれに独立し
て設けて、これらの搬送系の合流ポイントにおける第1
シート状物(折丁S)に対する第2シート状物(ハガキ
H)の相対位置関係を調整することで対応可能であると
の結論に至った。具体的には、ここで述べた相対位置関
係とは第1シート状物(折丁S)に積層される第2シー
ト状物(ハガキH)の搬送方向と同じ縦方向の貼り合わ
せ位置と、搬送方向と直交する横方向の貼り合わせ位置
のことであるが、合流ポイントに到着する第1シート状
物(折丁S)に対して第2シート状物(ハガキH)の到
着タイミングを前後に振ることで第1シート状物(折丁
S)に対する第2シート状物(ハガキH)の縦方向での
相対位置の調整が、さらに通常は第2シート状物(ハガ
キH)が第1シート状物(折丁S)よりも小さいことか
ら、搬送系を流れる第2シート状物(ハガキH)の流れ
を横方向に振ることで第1シート状物(折丁S)に対す
る第2シート状物(ハガキH)の横方向での相対位置の
調整が実現できることになる。
設定できる貼込装置の仕様をも検討した結果、先に示唆
した咥え搬送方式の搬送系を第1シート状物(折丁S)
および第2シート状物(ハガキH)のそれぞれに独立し
て設けて、これらの搬送系の合流ポイントにおける第1
シート状物(折丁S)に対する第2シート状物(ハガキ
H)の相対位置関係を調整することで対応可能であると
の結論に至った。具体的には、ここで述べた相対位置関
係とは第1シート状物(折丁S)に積層される第2シー
ト状物(ハガキH)の搬送方向と同じ縦方向の貼り合わ
せ位置と、搬送方向と直交する横方向の貼り合わせ位置
のことであるが、合流ポイントに到着する第1シート状
物(折丁S)に対して第2シート状物(ハガキH)の到
着タイミングを前後に振ることで第1シート状物(折丁
S)に対する第2シート状物(ハガキH)の縦方向での
相対位置の調整が、さらに通常は第2シート状物(ハガ
キH)が第1シート状物(折丁S)よりも小さいことか
ら、搬送系を流れる第2シート状物(ハガキH)の流れ
を横方向に振ることで第1シート状物(折丁S)に対す
る第2シート状物(ハガキH)の横方向での相対位置の
調整が実現できることになる。
【0012】本発明は、かかる知見に基づいてなされた
ものであり、折丁等の第1シート状物にハガキ等の第2
シート状物を高速、正確且つ任意の位置に貼込むことが
可能な貼込装置を提供することを目的としている。
ものであり、折丁等の第1シート状物にハガキ等の第2
シート状物を高速、正確且つ任意の位置に貼込むことが
可能な貼込装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る貼込装置は、位置決め載置された第1
シート状物を1部ずつ定ピッチを確保しながら貼合わせ
部に送り込む第1フィーダーと、その貼合わせ部におい
て前記第1フィーダーとの間にニップ部を形成するよう
に配置され且つ位置決め載置された第2シート状物を1
部ずつ定ピッチを確保しながら貼合わせ部に送り込む第
2フィーダーと、前記貼合わせ部に搬送される第1シー
ト状物又は第2シート状物いずれかの所定位置に糊を塗
布する糊付機構と、前記貼合わせ部から排出された第1
シート状物および第2シート状物を貼着してなる貼込シ
ート状物を排出するコンベアから構成されていることを
特徴としている。
に、本発明に係る貼込装置は、位置決め載置された第1
シート状物を1部ずつ定ピッチを確保しながら貼合わせ
部に送り込む第1フィーダーと、その貼合わせ部におい
て前記第1フィーダーとの間にニップ部を形成するよう
に配置され且つ位置決め載置された第2シート状物を1
部ずつ定ピッチを確保しながら貼合わせ部に送り込む第
2フィーダーと、前記貼合わせ部に搬送される第1シー
ト状物又は第2シート状物いずれかの所定位置に糊を塗
布する糊付機構と、前記貼合わせ部から排出された第1
シート状物および第2シート状物を貼着してなる貼込シ
ート状物を排出するコンベアから構成されていることを
特徴としている。
【0014】また、前記第1フィーダーが、第1シート
状物を位置決めした状態で積層載置する第1ストッカー
と、その第1ストッカーから最下部の第1シート状物の
一端を捲り出す第1サッカーと、その第1サッカーから
シート状物を受け取り且つ外周には第1シート状物の一
端を把持するグリッパーを有する第1咥胴と、その第1
咥胴との間に第1シート状物を挟持して搬送する第1押
さえベルトから構成されている一方、前記第2フィーダ
ーが、第2シート状物を位置決めした状態で積層載置す
る第2ストッカーと、その第2ストッカーから最下部の
第2シート状物の一端を捲り出す第2サッカーと、その
第2サッカーからシート状物を受け取り且つ外周には第
2シート状物の一端を把持するグリッパーを有する第2
咥胴と、その第2咥胴との間に第2シート状物を挟持し
て搬送する第2押さえベルトから構成されており、且つ
前記第1咥胴と前記第2咥胴とがニップ部を形成するよ
うに配置されていることを特徴としている。
状物を位置決めした状態で積層載置する第1ストッカー
と、その第1ストッカーから最下部の第1シート状物の
一端を捲り出す第1サッカーと、その第1サッカーから
シート状物を受け取り且つ外周には第1シート状物の一
端を把持するグリッパーを有する第1咥胴と、その第1
咥胴との間に第1シート状物を挟持して搬送する第1押
さえベルトから構成されている一方、前記第2フィーダ
ーが、第2シート状物を位置決めした状態で積層載置す
る第2ストッカーと、その第2ストッカーから最下部の
第2シート状物の一端を捲り出す第2サッカーと、その
第2サッカーからシート状物を受け取り且つ外周には第
2シート状物の一端を把持するグリッパーを有する第2
咥胴と、その第2咥胴との間に第2シート状物を挟持し
て搬送する第2押さえベルトから構成されており、且つ
前記第1咥胴と前記第2咥胴とがニップ部を形成するよ
うに配置されていることを特徴としている。
【0015】また、前記第1フィーダーが、第1シート
状物を位置決めした状態で積層載置する第1ストッカー
と、その第1ストッカーから最下部の第1シート状物の
一端を捲り出す第1サッカーと、その第1サッカーから
シート状物を受け取り且つ外周には第1シート状物の一
端を把持するグリッパーを有する第1上咥胴と、その第
1上咥胴から第1シート状物を受け取り且つ外周には第
1シート状物の一端を把持するグリッパーを有する第1
下咥胴と、その第1下咥胴との間に第1シート状物を挟
持して搬送する第1押さえベルトから構成されている一
方、前記第2フィーダーが、第2シート状物を位置決め
した状態で積層載置する第2ストッカーと、その第2ス
トッカーから最下部の第2シート状物の一端を捲り出す
第2サッカーと、その第2サッカーからシート状物を受
け取り且つ外周には第2シート状物の一端を把持するグ
リッパーを有する第2上咥胴と、その第2上咥胴から第
2シート状物を受け取り且つ外周には第2シート状物の
一端を把持するグリッパーを有する第2下咥胴と、その
第2下咥胴との間に第2シート状物を挟持して搬送する
第2押さえベルトから構成されており、且つ前記第1下
咥胴と前記第2下咥胴とがニップ部を形成するように配
置されていることを特徴としている。
状物を位置決めした状態で積層載置する第1ストッカー
と、その第1ストッカーから最下部の第1シート状物の
一端を捲り出す第1サッカーと、その第1サッカーから
シート状物を受け取り且つ外周には第1シート状物の一
端を把持するグリッパーを有する第1上咥胴と、その第
1上咥胴から第1シート状物を受け取り且つ外周には第
1シート状物の一端を把持するグリッパーを有する第1
下咥胴と、その第1下咥胴との間に第1シート状物を挟
持して搬送する第1押さえベルトから構成されている一
方、前記第2フィーダーが、第2シート状物を位置決め
した状態で積層載置する第2ストッカーと、その第2ス
トッカーから最下部の第2シート状物の一端を捲り出す
第2サッカーと、その第2サッカーからシート状物を受
け取り且つ外周には第2シート状物の一端を把持するグ
リッパーを有する第2上咥胴と、その第2上咥胴から第
2シート状物を受け取り且つ外周には第2シート状物の
一端を把持するグリッパーを有する第2下咥胴と、その
第2下咥胴との間に第2シート状物を挟持して搬送する
第2押さえベルトから構成されており、且つ前記第1下
咥胴と前記第2下咥胴とがニップ部を形成するように配
置されていることを特徴としている。
【0016】さらに、前記第1上下咥胴においては、第
1上咥胴の周長は第1下咥胴の周長よりも長く、第1上
下咥胴は同数のグリッパーを外周方向に配しており、第
1上下咥胴は同一角速度で回転しており、第1上下咥胴
の最接近する位相において第1上下咥胴のグリッパーが
略一列に並ぶように同期しており、第1上下咥胴は第1
シート状物の受渡しを第1上下咥胴の最接近する位相か
ら回転方向に所定角度過ぎた位相にて行う一方、前記第
2上下咥胴においては、第2上咥胴の周長は第2下咥胴
の周長よりも長く、第2上下咥胴は同数のグリッパーを
外周方向に配しており、第2上下咥胴は同一角速度で回
転しており、第2上下咥胴の最接近する位相において第
2上下咥胴のグリッパーが略一列に並ぶように同期して
おり、第2上下咥胴は第2シート状物の受渡しを第2上
下咥胴の最接近する位相から回転方向に所定角度過ぎた
位相にて行うことを特徴としている。
1上咥胴の周長は第1下咥胴の周長よりも長く、第1上
下咥胴は同数のグリッパーを外周方向に配しており、第
1上下咥胴は同一角速度で回転しており、第1上下咥胴
の最接近する位相において第1上下咥胴のグリッパーが
略一列に並ぶように同期しており、第1上下咥胴は第1
シート状物の受渡しを第1上下咥胴の最接近する位相か
ら回転方向に所定角度過ぎた位相にて行う一方、前記第
2上下咥胴においては、第2上咥胴の周長は第2下咥胴
の周長よりも長く、第2上下咥胴は同数のグリッパーを
外周方向に配しており、第2上下咥胴は同一角速度で回
転しており、第2上下咥胴の最接近する位相において第
2上下咥胴のグリッパーが略一列に並ぶように同期して
おり、第2上下咥胴は第2シート状物の受渡しを第2上
下咥胴の最接近する位相から回転方向に所定角度過ぎた
位相にて行うことを特徴としている。
【0017】本発明の貼込装置は、かかる構成を有する
ことにより、第1シート状物は第1フィーダーを介し
て、第2シート状物は第2フィーダーを介して、それぞ
れ独立した搬送系の合流ポイントである貼合わせ部に送
り込まれる。さらに、当該貼合わせ部に形成されている
ニップ部を第1および第2シート状物が通過して両シー
ト状物がプレスされる際に、ここでプレスされるシート
の片方には糊付機構にて糊部が形成されているので、こ
の糊部を介して両シート状物が貼着され、貼着された貼
込シート状物は下流に配されたコンベアにより機外に排
出される。
ことにより、第1シート状物は第1フィーダーを介し
て、第2シート状物は第2フィーダーを介して、それぞ
れ独立した搬送系の合流ポイントである貼合わせ部に送
り込まれる。さらに、当該貼合わせ部に形成されている
ニップ部を第1および第2シート状物が通過して両シー
ト状物がプレスされる際に、ここでプレスされるシート
の片方には糊付機構にて糊部が形成されているので、こ
の糊部を介して両シート状物が貼着され、貼着された貼
込シート状物は下流に配されたコンベアにより機外に排
出される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
【0019】図1は請求項1乃至請求項2に係る貼込装
置の実施例を示した概略正面図、図2は図1の貼込装置
における第1フィーダーを示す概略斜視図、図3はその
第1フィーダーの第1ストッカーを示す概略斜視図、図
4は図1の貼込装置における第2フィーダーを示す概略
斜視図である。
置の実施例を示した概略正面図、図2は図1の貼込装置
における第1フィーダーを示す概略斜視図、図3はその
第1フィーダーの第1ストッカーを示す概略斜視図、図
4は図1の貼込装置における第2フィーダーを示す概略
斜視図である。
【0020】図1においてAXは貼込装置、10は第1
フィーダー、20は第2フィーダー、30は糊付機構、
40はコンベア、50は貼合わせ部、X1 は第1シート
状物、X2 は第2シート状物、X3 は貼込シート状物、
Kはニップ部である。この貼込装置AXでは、図7に示
した従来の送り爪NやメインテーブルMのような押し当
てによる搬送及び位置合わせの方式は採用せず、その代
わりに主要な搬送系の構成が咥え胴(詳細は後述する)
である2つの独立したフィーダー10,20が設けられ
ている。そして、第1フィーダー10より1部ずつ定ピ
ッチを確保した上で貼合わせ部50側に送り込まれた第
1シート状物X1 と、第2フィーダー20より1部ずつ
定ピッチを確保した上で貼合わせ部50側に送り込まれ
た第2シート状物X2 とは、貼合わせ部50に形成され
ているニップ部Kを通過することで積層状態(第1シー
ト状物X1 と第2シート状物X2 が1枚ずつ重なり合っ
た状態にあること)で押圧されるが、その際に2枚のシ
ート状物X1 ,X2 は、貼合わせ部50に到達する前の
段階で第1シート状物X1 の第2シート状物X2 との相
対する面(重なり合う面)の所定部分に糊付けすること
で形成された糊部を介して貼り合わされて、さらに貼着
された貼込シート状物X3 はニップ部Kの下流側に配置
されたコンベア40により機外(下流側)に排出される
ことで、2種類のシート状物の給紙搬送、貼合わせ、排
出を行うようになっている。なお、かかる貼込装置AX
においては、シート状物の流れに基づいて上流下流と称
しており、この貼込装置AXの中で糊付機構30、コン
ベア40を除く構成のうちニップ部Kを挟んで相対配置
されている右半分を第1フィーダー10、左半分を第2
フィーダー20と総称している。
フィーダー、20は第2フィーダー、30は糊付機構、
40はコンベア、50は貼合わせ部、X1 は第1シート
状物、X2 は第2シート状物、X3 は貼込シート状物、
Kはニップ部である。この貼込装置AXでは、図7に示
した従来の送り爪NやメインテーブルMのような押し当
てによる搬送及び位置合わせの方式は採用せず、その代
わりに主要な搬送系の構成が咥え胴(詳細は後述する)
である2つの独立したフィーダー10,20が設けられ
ている。そして、第1フィーダー10より1部ずつ定ピ
ッチを確保した上で貼合わせ部50側に送り込まれた第
1シート状物X1 と、第2フィーダー20より1部ずつ
定ピッチを確保した上で貼合わせ部50側に送り込まれ
た第2シート状物X2 とは、貼合わせ部50に形成され
ているニップ部Kを通過することで積層状態(第1シー
ト状物X1 と第2シート状物X2 が1枚ずつ重なり合っ
た状態にあること)で押圧されるが、その際に2枚のシ
ート状物X1 ,X2 は、貼合わせ部50に到達する前の
段階で第1シート状物X1 の第2シート状物X2 との相
対する面(重なり合う面)の所定部分に糊付けすること
で形成された糊部を介して貼り合わされて、さらに貼着
された貼込シート状物X3 はニップ部Kの下流側に配置
されたコンベア40により機外(下流側)に排出される
ことで、2種類のシート状物の給紙搬送、貼合わせ、排
出を行うようになっている。なお、かかる貼込装置AX
においては、シート状物の流れに基づいて上流下流と称
しており、この貼込装置AXの中で糊付機構30、コン
ベア40を除く構成のうちニップ部Kを挟んで相対配置
されている右半分を第1フィーダー10、左半分を第2
フィーダー20と総称している。
【0021】第1フィーダー10は、図2を参照すれば
分かるように、その構造は第1ストッカー11、第1サ
ッカー12、第1咥胴13、第1押さえベルト14を組
み合わせたものである。かかる第1フィーダー10にお
ける上流側(貼込装置AXの駆動時には第1ストッカー
11から第1咥胴13に向かって第1シート状物X1が
搬送されていくのであるから、図2において右上が上
流、左下が下流である。)の第1ストッカー11及び第
1サッカー12を給紙部と総称しており、当該給紙部に
おいては所定の位置に第1シート状物X1 を積層した状
態に保持して第1シート状物の束T1 を形成する集積機
能と、さらにこの第1シート状物の束T1の最下層から
順次1枚ずつ第1シート状物X1 の一端を捲り出して分
離した状態に保つ分離機能の2つの機能からなる集積分
離機能を果たしており、さらに下流側の第1咥胴13及
び第1押さえベルト14を搬送部と総称しており、当該
搬送部においては先程の分離状態にある第1シート状物
X1 を順次その一端を把持した状態でニップ部Kの方向
に搬送する所謂咥え搬送機能を果たしている。
分かるように、その構造は第1ストッカー11、第1サ
ッカー12、第1咥胴13、第1押さえベルト14を組
み合わせたものである。かかる第1フィーダー10にお
ける上流側(貼込装置AXの駆動時には第1ストッカー
11から第1咥胴13に向かって第1シート状物X1が
搬送されていくのであるから、図2において右上が上
流、左下が下流である。)の第1ストッカー11及び第
1サッカー12を給紙部と総称しており、当該給紙部に
おいては所定の位置に第1シート状物X1 を積層した状
態に保持して第1シート状物の束T1 を形成する集積機
能と、さらにこの第1シート状物の束T1の最下層から
順次1枚ずつ第1シート状物X1 の一端を捲り出して分
離した状態に保つ分離機能の2つの機能からなる集積分
離機能を果たしており、さらに下流側の第1咥胴13及
び第1押さえベルト14を搬送部と総称しており、当該
搬送部においては先程の分離状態にある第1シート状物
X1 を順次その一端を把持した状態でニップ部Kの方向
に搬送する所謂咥え搬送機能を果たしている。
【0022】上記したように、給紙部は第1ストッカー
11と第1サッカー12の組み合わせにより形成され集
積分離機能を果たすものであるが、その構成の内の第1
ストッカー11は第1の機能である集積機能を果たす一
方、第1サッカー12は第2の機能である分離機能を果
たしている。
11と第1サッカー12の組み合わせにより形成され集
積分離機能を果たすものであるが、その構成の内の第1
ストッカー11は第1の機能である集積機能を果たす一
方、第1サッカー12は第2の機能である分離機能を果
たしている。
【0023】第1ストッカー11は、第1の機能である
集積機能を果たすべく、図3に示すように、底板11a
の一部と前当て11bのL字面の一部とから集積空間の
底面を形成しており、さらに前当て11bより外側に配
置された2個のガイド板11c,11c、前当て11b
と対向して配置された後方板11d及び前当て11bの
L字面の一部とから集積空間の側面を形成している。
集積機能を果たすべく、図3に示すように、底板11a
の一部と前当て11bのL字面の一部とから集積空間の
底面を形成しており、さらに前当て11bより外側に配
置された2個のガイド板11c,11c、前当て11b
と対向して配置された後方板11d及び前当て11bの
L字面の一部とから集積空間の側面を形成している。
【0024】ここで、底板11aと前当て11bで形成
する集積空間の底面は、第1サッカー12が最下層の第
1シート状物X1 の一端を捲り出して分離することを可
能に第1シート状物X1 を保持する必要があるので次の
仕様からなる。
する集積空間の底面は、第1サッカー12が最下層の第
1シート状物X1 の一端を捲り出して分離することを可
能に第1シート状物X1 を保持する必要があるので次の
仕様からなる。
【0025】まず、その集積空間の底面は完全なもので
はなく、図3に示すように、前当て11bの近辺にて底
面の一部が欠落しており、その欠落部分から第1サッカ
ー12の吸盤12aが、集積空間内に保持された第1シ
ート状物の束T1 の最下層の第1シート状物X1 と接触
可能になっている。また、その集積空間の底面の前側
(前当て11bの形成する底面)は常時形成されている
のではなく、前当て11bが矢印の方向に往復回転動作
を行うことにより一時的に前側の底面をなくすることが
可能であり、第1サッカー12が最下層の第1シート状
物X1 の一端を捲り出して分離する(最下層の第1シー
ト状物X1 の一端を第1サッカー12の吸盤12aで吸
着した状態で第1サッカー12が反時計方向に回転して
一端の部分で分離すること)際には時計方向に回転して
最下層の第1シート状物X1 の一端を開放するといった
回避動作を行うことができる。さらに、その集積空間の
底面の後側(底板11aの形成する底面)は第1シート
状物の束T1 から最下層の第1シート状物X1 を引き抜
く際に摩擦により第1シート状物X1 に傷が付くもので
あってはならず、その表面は平滑性を具備している。
はなく、図3に示すように、前当て11bの近辺にて底
面の一部が欠落しており、その欠落部分から第1サッカ
ー12の吸盤12aが、集積空間内に保持された第1シ
ート状物の束T1 の最下層の第1シート状物X1 と接触
可能になっている。また、その集積空間の底面の前側
(前当て11bの形成する底面)は常時形成されている
のではなく、前当て11bが矢印の方向に往復回転動作
を行うことにより一時的に前側の底面をなくすることが
可能であり、第1サッカー12が最下層の第1シート状
物X1 の一端を捲り出して分離する(最下層の第1シー
ト状物X1 の一端を第1サッカー12の吸盤12aで吸
着した状態で第1サッカー12が反時計方向に回転して
一端の部分で分離すること)際には時計方向に回転して
最下層の第1シート状物X1 の一端を開放するといった
回避動作を行うことができる。さらに、その集積空間の
底面の後側(底板11aの形成する底面)は第1シート
状物の束T1 から最下層の第1シート状物X1 を引き抜
く際に摩擦により第1シート状物X1 に傷が付くもので
あってはならず、その表面は平滑性を具備している。
【0026】次に、2個のガイド板11c,11cと後
方板11d及び前当て11bで形成する集積空間の側面
は、第1シート状物X1 のサイズに応じて集積空間のサ
イズを調節する機能と第1シート状物X1 の左右方向
(第1シート状物X1 の流れていく方向と直交する方
向)位置合わせをする機能を果たすものであり、後方板
11dは前後に移動固定可能であり、2個のガイド板1
1c,11cは左右に個別に移動固定可能である。こう
して、第1シート状物X1 のサイズが品目切り換えで変
わる毎に、2個のガイド板11c,11cと後方板11
dを移動させるだけで最適サイズの収納空間を設定する
ことができ、さらに、2個のガイド板11c,11cを
左右に寄せることにより、収納空間を中央部に限定する
ことなく左右に寄せた位置に設定することができる。
方板11d及び前当て11bで形成する集積空間の側面
は、第1シート状物X1 のサイズに応じて集積空間のサ
イズを調節する機能と第1シート状物X1 の左右方向
(第1シート状物X1 の流れていく方向と直交する方
向)位置合わせをする機能を果たすものであり、後方板
11dは前後に移動固定可能であり、2個のガイド板1
1c,11cは左右に個別に移動固定可能である。こう
して、第1シート状物X1 のサイズが品目切り換えで変
わる毎に、2個のガイド板11c,11cと後方板11
dを移動させるだけで最適サイズの収納空間を設定する
ことができ、さらに、2個のガイド板11c,11cを
左右に寄せることにより、収納空間を中央部に限定する
ことなく左右に寄せた位置に設定することができる。
【0027】第1サッカー12は、第2の機能である分
離機能を果たすべく、吸盤12aが集積保持された状態
の最下層の第1シート状物X1 の一端と接触する位置
(集積空間の底面のレベル)と搬送部との受け渡しを行
う位置を往復回転動作が可能になっている一方で、その
先端に具備された吸盤12aを介して第1シート状物の
束T1 の最下層の第1シート状物X1 の一端を吸着保持
した状態のまま受け渡しを行う位置まで反時計方向に回
転し、搬送部との受け渡しの際には吸着を停止しその一
端を開放するといった、前記往復回転動作機能と連動す
る真空吸着を入切する必要があり、第1サッカー12に
は、図示しないがバキュームホースを介して真空発生機
器に接続されており、配管類の途中に設けられた電磁弁
或いはカム式の弁により真空配管系路を開閉制御するこ
とができる。
離機能を果たすべく、吸盤12aが集積保持された状態
の最下層の第1シート状物X1 の一端と接触する位置
(集積空間の底面のレベル)と搬送部との受け渡しを行
う位置を往復回転動作が可能になっている一方で、その
先端に具備された吸盤12aを介して第1シート状物の
束T1 の最下層の第1シート状物X1 の一端を吸着保持
した状態のまま受け渡しを行う位置まで反時計方向に回
転し、搬送部との受け渡しの際には吸着を停止しその一
端を開放するといった、前記往復回転動作機能と連動す
る真空吸着を入切する必要があり、第1サッカー12に
は、図示しないがバキュームホースを介して真空発生機
器に接続されており、配管類の途中に設けられた電磁弁
或いはカム式の弁により真空配管系路を開閉制御するこ
とができる。
【0028】搬送部は第1咥胴13及び第1押さえベル
ト14の組み合わせにより形成されており、具体的には
第1咥胴13の周面に沿って搬送経路が形成されてお
り、給紙部から捲り出された第1シート状物X1 は、か
かる搬送経路を辿って第1サッカー12との受け渡し位
置からニップ点Kまで搬送されていき、さらに下流の排
出コンベア40側に排出されるものである。
ト14の組み合わせにより形成されており、具体的には
第1咥胴13の周面に沿って搬送経路が形成されてお
り、給紙部から捲り出された第1シート状物X1 は、か
かる搬送経路を辿って第1サッカー12との受け渡し位
置からニップ点Kまで搬送されていき、さらに下流の排
出コンベア40側に排出されるものである。
【0029】第1咥胴13は、第1シート状物X1 を1
部ずつ分離して定ピッチを確保しながら順次貼合わせ部
50に搬送する機能を有しており、かかる機能を果たす
ために、第1咥胴13の周面には円周方向に一定のピッ
チを置いてグリッパー15を有して、給紙部から捲り出
された第1シート状物X1 の一端をグリッパー15を閉
じて把持しながら第1咥胴13を反時計方向に回転させ
ることによって、第1シート状物の束T1 の中からその
最下層の第1シート状物X1 を引きずり出すように抜き
出している。さらに、グリッパー15は一定のピッチを
もって周面に配置されている(ここでは、図1に示すよ
うに、周長を4等分したピッチを置いて4ポイントにグ
リッパー15を配置している)ので、第1咥胴13で咥
え搬送される第1シート状物X1 は一定のピッチ(周長
の4等分した長さ)を置いて順次ニップ部Kに搬送され
る。
部ずつ分離して定ピッチを確保しながら順次貼合わせ部
50に搬送する機能を有しており、かかる機能を果たす
ために、第1咥胴13の周面には円周方向に一定のピッ
チを置いてグリッパー15を有して、給紙部から捲り出
された第1シート状物X1 の一端をグリッパー15を閉
じて把持しながら第1咥胴13を反時計方向に回転させ
ることによって、第1シート状物の束T1 の中からその
最下層の第1シート状物X1 を引きずり出すように抜き
出している。さらに、グリッパー15は一定のピッチを
もって周面に配置されている(ここでは、図1に示すよ
うに、周長を4等分したピッチを置いて4ポイントにグ
リッパー15を配置している)ので、第1咥胴13で咥
え搬送される第1シート状物X1 は一定のピッチ(周長
の4等分した長さ)を置いて順次ニップ部Kに搬送され
る。
【0030】さらに第1咥胴13は給紙部との受け渡し
の際にはグリッパー15を閉止して第1シート状物X1
の一端を把持するものの、その後ニップ部Kまで把持を
続けるものではなく、その途中の糊付機構30によって
第1シート状物X1 の所定位置に糊部を形成するまでに
はグリッパー15を開放して糊部形成領域に相当する把
持しろである一端を開放しなければならないので、第1
咥胴13の回転に同期してグリッパー15の開閉を行う
必要がある。このため、適宜のカム機構によりグリッパ
ー15の開閉を制御するようにしている。
の際にはグリッパー15を閉止して第1シート状物X1
の一端を把持するものの、その後ニップ部Kまで把持を
続けるものではなく、その途中の糊付機構30によって
第1シート状物X1 の所定位置に糊部を形成するまでに
はグリッパー15を開放して糊部形成領域に相当する把
持しろである一端を開放しなければならないので、第1
咥胴13の回転に同期してグリッパー15の開閉を行う
必要がある。このため、適宜のカム機構によりグリッパ
ー15の開閉を制御するようにしている。
【0031】第1押さえベルト14は、第1シート状物
X1 を第1咥胴13との間に挟持してニップ部Kまで搬
送する機能を有しており、かかる機能を果たすために、
第1押さえベルト14は第1咥胴13の周面に接して同
速度で回動するようになっている。さらに、図2に示す
ように、第1押さえベルト14は紐状であり、第1シー
ト状物X1 の両サイドを押さえるように2本が平行に配
置されている。
X1 を第1咥胴13との間に挟持してニップ部Kまで搬
送する機能を有しており、かかる機能を果たすために、
第1押さえベルト14は第1咥胴13の周面に接して同
速度で回動するようになっている。さらに、図2に示す
ように、第1押さえベルト14は紐状であり、第1シー
ト状物X1 の両サイドを押さえるように2本が平行に配
置されている。
【0032】第2フィーダー20は、図4を参照すれば
分かるように、その構造は第2ストッカー21、第2サ
ッカー22、第2咥胴23、第2押さえベルト24を組
み合わせたものである。かかる第2フィーダー20にお
ける上流側(貼込装置AXの駆動時には第2ストッカー
21から第2咥胴23に向かって第2シート状物X2が
搬送されていくのであるから、図4において左上が上
流、右下が下流である。)の第2ストッカー21及び第
2サッカー22を給紙部と総称しており、当該給紙部に
おいては所定の位置に第2シート状物X2 を積層した状
態に保持して第2シート状物の束T2 を形成する集積機
能と、さらにこの第2シート状物の束T2の最下層から
順次1枚ずつ第2シート状物X2 の一端を捲り出して分
離した状態に保つ分離機能の2つの機能からなる集積分
離機能を果たしており、さらに下流側の第2咥胴23及
び第2押さえベルト24を搬送部と総称しており、当該
搬送部においては先程の分離状態にある第2シート状物
X2 を順次その一端を把持した状態でニップ部Kの方向
に搬送する所謂咥え搬送機能を果たしている。
分かるように、その構造は第2ストッカー21、第2サ
ッカー22、第2咥胴23、第2押さえベルト24を組
み合わせたものである。かかる第2フィーダー20にお
ける上流側(貼込装置AXの駆動時には第2ストッカー
21から第2咥胴23に向かって第2シート状物X2が
搬送されていくのであるから、図4において左上が上
流、右下が下流である。)の第2ストッカー21及び第
2サッカー22を給紙部と総称しており、当該給紙部に
おいては所定の位置に第2シート状物X2 を積層した状
態に保持して第2シート状物の束T2 を形成する集積機
能と、さらにこの第2シート状物の束T2の最下層から
順次1枚ずつ第2シート状物X2 の一端を捲り出して分
離した状態に保つ分離機能の2つの機能からなる集積分
離機能を果たしており、さらに下流側の第2咥胴23及
び第2押さえベルト24を搬送部と総称しており、当該
搬送部においては先程の分離状態にある第2シート状物
X2 を順次その一端を把持した状態でニップ部Kの方向
に搬送する所謂咥え搬送機能を果たしている。
【0033】上記したように、給紙部は第2ストッカー
21と第2サッカー22の組み合わせにより形成され集
積分離機能を果たすものであるが、その構成の内の第2
ストッカー21は第1の機能である集積機能を果たす一
方、第2サッカー22は第2の機能である分離機能を果
たしている。第2ストッカー21は、第1の機能である
集積機能を果たすべく、底板21a、前当て21b,後
方板21d等を有し、これらが第1ストッカー11と同
様な集積空間を構成している。また第2サッカー22
は、第2の機能である分離機能を果たすべく、先端に吸
盤22aを具備し、第1サッカー12と同様な動作を行
うように構成されている。
21と第2サッカー22の組み合わせにより形成され集
積分離機能を果たすものであるが、その構成の内の第2
ストッカー21は第1の機能である集積機能を果たす一
方、第2サッカー22は第2の機能である分離機能を果
たしている。第2ストッカー21は、第1の機能である
集積機能を果たすべく、底板21a、前当て21b,後
方板21d等を有し、これらが第1ストッカー11と同
様な集積空間を構成している。また第2サッカー22
は、第2の機能である分離機能を果たすべく、先端に吸
盤22aを具備し、第1サッカー12と同様な動作を行
うように構成されている。
【0034】搬送部は第2咥胴23及び第2押さえベル
ト24の組み合わせにより形成されており、具体的には
第2咥胴23の周面に沿って搬送経路が形成されてお
り、給紙部から捲り出された第2シート状物X2 は、か
かる搬送経路を辿って第2サッカー22との受け渡し位
置からニップ点Kまで搬送されていき、さらに下流の排
出コンベア40側に排出されるものである。
ト24の組み合わせにより形成されており、具体的には
第2咥胴23の周面に沿って搬送経路が形成されてお
り、給紙部から捲り出された第2シート状物X2 は、か
かる搬送経路を辿って第2サッカー22との受け渡し位
置からニップ点Kまで搬送されていき、さらに下流の排
出コンベア40側に排出されるものである。
【0035】第2咥胴23は、第2シート状物X2 を1
部ずつ分離して定ピッチを確保しながら順次貼合わせ部
50に搬送する機能を有しており、かかる機能を果たす
ために、第2咥胴23の周面には円周方向に一定のピッ
チを置いてグリッパー25を有して、給紙部から捲り出
された第2シート状物X2 の一端をグリッパー25を閉
じて把持しながら第2咥胴23を時計方向に回転させる
ことによって、第2シート状物の束T2 の中からその最
下層の第2シート状物X2 を引きずり出すように抜き出
している。さらに、グリッパー25は一定のピッチをも
って周面に配置されている(ここでは、図1に示すよう
に、周長を4等分したピッチを置いて4ポイントにグリ
ッパー25を配置している)ので、第2咥胴23で咥え
搬送される第2シート状物X2 は一定のピッチ(周長の
4等分した長さ)を置いて順次ニップ部Kに搬送され
る。さらに第2咥胴23は給紙部との受け渡しの際には
グリッパー25を閉止して第2シート状物X2 の一端を
把持し、その後ニップ部Kまで把持を続けるように、第
2咥胴23の回転に同期してグリッパー25の開閉を行
う必要がある。このため、適宜のカム機構によりグリッ
パー25の開閉を制御するようにしている。
部ずつ分離して定ピッチを確保しながら順次貼合わせ部
50に搬送する機能を有しており、かかる機能を果たす
ために、第2咥胴23の周面には円周方向に一定のピッ
チを置いてグリッパー25を有して、給紙部から捲り出
された第2シート状物X2 の一端をグリッパー25を閉
じて把持しながら第2咥胴23を時計方向に回転させる
ことによって、第2シート状物の束T2 の中からその最
下層の第2シート状物X2 を引きずり出すように抜き出
している。さらに、グリッパー25は一定のピッチをも
って周面に配置されている(ここでは、図1に示すよう
に、周長を4等分したピッチを置いて4ポイントにグリ
ッパー25を配置している)ので、第2咥胴23で咥え
搬送される第2シート状物X2 は一定のピッチ(周長の
4等分した長さ)を置いて順次ニップ部Kに搬送され
る。さらに第2咥胴23は給紙部との受け渡しの際には
グリッパー25を閉止して第2シート状物X2 の一端を
把持し、その後ニップ部Kまで把持を続けるように、第
2咥胴23の回転に同期してグリッパー25の開閉を行
う必要がある。このため、適宜のカム機構によりグリッ
パー25の開閉を制御するようにしている。
【0036】第2押さえベルト24は、第2シート状物
X2 を第2咥胴23との間に挟持してニップ部Kまで搬
送する機能を有しており、かかる機能を果たすために、
第2押さえベルト24は第2咥胴23の周面に接して同
速度で回動するようになっている。さらに、図4に示す
ように、第2押さえベルト24は紐状であり、第2シー
ト状物X2 の両サイドを押さえるように2本が平行に配
置されている。
X2 を第2咥胴23との間に挟持してニップ部Kまで搬
送する機能を有しており、かかる機能を果たすために、
第2押さえベルト24は第2咥胴23の周面に接して同
速度で回動するようになっている。さらに、図4に示す
ように、第2押さえベルト24は紐状であり、第2シー
ト状物X2 の両サイドを押さえるように2本が平行に配
置されている。
【0037】図5は請求項3乃至請求項4に係る貼込装
置の実施例を示した概略正面図である。なお、便宜上、
図1と同様な構成部分には同じ符号を付している。
置の実施例を示した概略正面図である。なお、便宜上、
図1と同様な構成部分には同じ符号を付している。
【0038】図5においてAYは貼込装置、10は第1
フィーダー、20は第2フィーダー、30は糊付機構、
40はコンベア、50は貼合わせ部、X1 は第1シート
状物、X2 は第2シート状物、X3 は貼込シート状物、
Kはニップ部である。この貼込装置AYでは、図7に示
した従来の送り爪NやメインテーブルMのような押し当
てによる搬送及び位置合わせの方式は採用せず、その代
わりに主要な搬送系の構成が咥え胴(詳細は後述する)
である2つの独立したフィーダー10,20が設けられ
ている。そして、第1フィーダー10より1部ずつ定ピ
ッチを確保した上で貼合わせ部50側に送り込まれた第
1シート状物X1 と、第2フィーダー20より1部ずつ
定ピッチを確保した上で貼合わせ部50側に送り込まれ
た第2シート状物X2 とは、貼合わせ部50に形成され
ているニップ部Kを通過することで積層状態(第1シー
ト状物X1 と第2シート状物X2 が1枚ずつ重なり合っ
た状態にあること)で押圧されるが、その際に2枚のシ
ート状物X1 ,X2 は、貼合わせ部50に到達する前の
段階で第1シート状物X1 の第2シート状物X2 との相
対する面(重なり合う面)の所定部分に糊付けすること
で形成された糊部を介して貼り合わされて、さらに貼着
された貼込シート状物X3 はニップ部Kの下流側に配置
されたコンベア40により機外(下流側)に排出される
ことで、2種類のシート状物の給紙搬送、貼合わせ、排
出を行うようになっている。なお、かかる貼込装置AY
においては、シート状物の流れに基づいて上流下流と称
しており、この貼込装置AYの中で糊付機構30、コン
ベア40を除く構成のうちニップ部Kを挟んで相対配置
されている上半分を第1フィーダー10、下半分を第2
フィーダー20と総称している。
フィーダー、20は第2フィーダー、30は糊付機構、
40はコンベア、50は貼合わせ部、X1 は第1シート
状物、X2 は第2シート状物、X3 は貼込シート状物、
Kはニップ部である。この貼込装置AYでは、図7に示
した従来の送り爪NやメインテーブルMのような押し当
てによる搬送及び位置合わせの方式は採用せず、その代
わりに主要な搬送系の構成が咥え胴(詳細は後述する)
である2つの独立したフィーダー10,20が設けられ
ている。そして、第1フィーダー10より1部ずつ定ピ
ッチを確保した上で貼合わせ部50側に送り込まれた第
1シート状物X1 と、第2フィーダー20より1部ずつ
定ピッチを確保した上で貼合わせ部50側に送り込まれ
た第2シート状物X2 とは、貼合わせ部50に形成され
ているニップ部Kを通過することで積層状態(第1シー
ト状物X1 と第2シート状物X2 が1枚ずつ重なり合っ
た状態にあること)で押圧されるが、その際に2枚のシ
ート状物X1 ,X2 は、貼合わせ部50に到達する前の
段階で第1シート状物X1 の第2シート状物X2 との相
対する面(重なり合う面)の所定部分に糊付けすること
で形成された糊部を介して貼り合わされて、さらに貼着
された貼込シート状物X3 はニップ部Kの下流側に配置
されたコンベア40により機外(下流側)に排出される
ことで、2種類のシート状物の給紙搬送、貼合わせ、排
出を行うようになっている。なお、かかる貼込装置AY
においては、シート状物の流れに基づいて上流下流と称
しており、この貼込装置AYの中で糊付機構30、コン
ベア40を除く構成のうちニップ部Kを挟んで相対配置
されている上半分を第1フィーダー10、下半分を第2
フィーダー20と総称している。
【0039】第1フィーダー10は、その構造は第1ス
トッカー11、第1サッカー12、第1上咥胴13a、
第1下咥胴13b、第1押さえベルト14を組み合わせ
たものである。かかる第1フィーダー10における上流
側(貼込装置AYの駆動時には第1ストッカー11から
第1上咥胴13aを経て第1下咥胴13bに向かって第
1シート状物X1 が搬送されていくのであるから、図5
において上側が上流、下側が下流である。)の第1スト
ッカー11及び第1サッカー12を給紙部と総称してお
り、当該給紙部においては所定の位置に第1シート状物
X1 を積層した状態に保持して第1シート状物の束T1
を形成する集積機能と、さらにこの第1シート状物の束
T1 の最下層から順次1枚ずつ第1シート状物X1 の一
端を捲り出して分離した状態に保つ分離機能の2つの機
能からなる集積分離機能を果たしており、さらに下流側
の第1上咥胴13a、第1下咥胴13b及び第1押さえ
ベルト14を搬送部と総称しており、当該搬送部におい
ては先程の分離状態にある第1シート状物X1 を順次そ
の一端を把持した状態でニップ部Kの方向に搬送する所
謂咥え搬送機能を果たしている。
トッカー11、第1サッカー12、第1上咥胴13a、
第1下咥胴13b、第1押さえベルト14を組み合わせ
たものである。かかる第1フィーダー10における上流
側(貼込装置AYの駆動時には第1ストッカー11から
第1上咥胴13aを経て第1下咥胴13bに向かって第
1シート状物X1 が搬送されていくのであるから、図5
において上側が上流、下側が下流である。)の第1スト
ッカー11及び第1サッカー12を給紙部と総称してお
り、当該給紙部においては所定の位置に第1シート状物
X1 を積層した状態に保持して第1シート状物の束T1
を形成する集積機能と、さらにこの第1シート状物の束
T1 の最下層から順次1枚ずつ第1シート状物X1 の一
端を捲り出して分離した状態に保つ分離機能の2つの機
能からなる集積分離機能を果たしており、さらに下流側
の第1上咥胴13a、第1下咥胴13b及び第1押さえ
ベルト14を搬送部と総称しており、当該搬送部におい
ては先程の分離状態にある第1シート状物X1 を順次そ
の一端を把持した状態でニップ部Kの方向に搬送する所
謂咥え搬送機能を果たしている。
【0040】上記したように、給紙部は第1ストッカー
11と第1サッカー12の組み合わせにより形成され集
積分離機能を果たすものであるが、その構成の内の第1
ストッカー11は第1の機能である集積機能を果たす一
方、第1サッカー12は第2の機能である分離機能を果
たしている。これらの機能を果たす第1ストッカー11
と第1サッカー12は先の実施例で説明したのと同様な
構成である。
11と第1サッカー12の組み合わせにより形成され集
積分離機能を果たすものであるが、その構成の内の第1
ストッカー11は第1の機能である集積機能を果たす一
方、第1サッカー12は第2の機能である分離機能を果
たしている。これらの機能を果たす第1ストッカー11
と第1サッカー12は先の実施例で説明したのと同様な
構成である。
【0041】搬送部は第1上咥胴13a、第1下咥胴1
3b及び第1押さえベルト14の組み合わせにより形成
されており、具体的には第1上咥胴13aと第1下咥胴
13bの周面に沿って搬送経路が形成されており、給紙
部から捲り出された第1シート状物X1 は、かかる搬送
経路を辿って第1サッカー12との受け渡し位置からニ
ップ点Kまで搬送されていき、さらに下流の排出コンベ
ア40側に排出されるものである。
3b及び第1押さえベルト14の組み合わせにより形成
されており、具体的には第1上咥胴13aと第1下咥胴
13bの周面に沿って搬送経路が形成されており、給紙
部から捲り出された第1シート状物X1 は、かかる搬送
経路を辿って第1サッカー12との受け渡し位置からニ
ップ点Kまで搬送されていき、さらに下流の排出コンベ
ア40側に排出されるものである。
【0042】第1上咥胴13aは第1サッカー12から
第1シート状物X1 を1部ずつ受け取り、第1下咥胴1
3bは第1上咥胴13aからその第1シート状物X1 を
受け取って順次貼合わせ部50に搬送する。かかる機能
を果たすために、第1上咥胴13aの周面には円周方向
の対向する位置にグリッパー15aを有して、給紙部か
ら捲り出された第1シート状物X1 の一端をグリッパー
15aを閉じて把持しながら第1上咥胴13aを時計方
向に回転させることによって、第1シート状物の束T1
の中からその最下層の第1シート状物X1 を引きずり出
すように抜き出している。また、第1下咥胴13bの周
面にも円周方向の対向する位置にグリッパー15bを有
して、第1上咥胴13aのグリッパー15aに把持され
た第1シート状物X1 の一端をグリッパー15bを閉じ
て把持しながら第1下咥胴13bを反時計方向に回転さ
せることによって、第1上咥胴13aから第1シート状
物X1 を受け取るようになっている。
第1シート状物X1 を1部ずつ受け取り、第1下咥胴1
3bは第1上咥胴13aからその第1シート状物X1 を
受け取って順次貼合わせ部50に搬送する。かかる機能
を果たすために、第1上咥胴13aの周面には円周方向
の対向する位置にグリッパー15aを有して、給紙部か
ら捲り出された第1シート状物X1 の一端をグリッパー
15aを閉じて把持しながら第1上咥胴13aを時計方
向に回転させることによって、第1シート状物の束T1
の中からその最下層の第1シート状物X1 を引きずり出
すように抜き出している。また、第1下咥胴13bの周
面にも円周方向の対向する位置にグリッパー15bを有
して、第1上咥胴13aのグリッパー15aに把持され
た第1シート状物X1 の一端をグリッパー15bを閉じ
て把持しながら第1下咥胴13bを反時計方向に回転さ
せることによって、第1上咥胴13aから第1シート状
物X1 を受け取るようになっている。
【0043】上記第1上下咥胴13a,13bにおいて
は、第1上咥胴13aの周長は第1下咥胴13bの周長
よりも長くなっており、第1上下咥胴13a,13bは
同一角速度で回転し、第1上下咥胴13a,13bの最
接近する位相において第1上下咥胴13a,13bのグ
リッパー15a,15bが略一列に並ぶように同期して
おり、第1上下咥胴13a,13bは第1シート状物X
1 の受渡しを第1上下咥胴13a,13bの最接近する
位相から回転方向に所定角度過ぎた位相にて行うように
構成されている。このように咥え替えを行うことによ
り、第1シート状物X1 は第1下咥胴13bのグリッパ
ー15bの奥に当接した状態で把持され、位置の精度が
良くなる。
は、第1上咥胴13aの周長は第1下咥胴13bの周長
よりも長くなっており、第1上下咥胴13a,13bは
同一角速度で回転し、第1上下咥胴13a,13bの最
接近する位相において第1上下咥胴13a,13bのグ
リッパー15a,15bが略一列に並ぶように同期して
おり、第1上下咥胴13a,13bは第1シート状物X
1 の受渡しを第1上下咥胴13a,13bの最接近する
位相から回転方向に所定角度過ぎた位相にて行うように
構成されている。このように咥え替えを行うことによ
り、第1シート状物X1 は第1下咥胴13bのグリッパ
ー15bの奥に当接した状態で把持され、位置の精度が
良くなる。
【0044】第2フィーダー20は、その構造は第2ス
トッカー21、第2サッカー22、第2上咥胴23a、
第2下咥胴23b、第2押さえベルト24を組み合わせ
たものである。かかる第2フィーダー20における上流
側(貼込装置AYの駆動時には第2ストッカー21から
第2上咥胴23aを経て第2下咥胴23bに向かって第
2シート状物X2 が搬送されていくのであるから、図5
において下側が上流、上側が下流である。)の第2スト
ッカー21及び第2サッカー22を給紙部と総称してお
り、当該給紙部においては所定の位置に第2シート状物
X2 を積層した状態に保持して第2シート状物の束T2
を形成する集積機能と、さらにこの第2シート状物の束
T2 の最下層から順次1枚ずつ第2シート状物X2 の一
端を捲り出して分離した状態に保つ分離機能の2つの機
能からなる集積分離機能を果たしており、さらに下流側
の第2上咥胴23a、第2下咥胴23b及び第2押さえ
ベルト24を搬送部と総称しており、当該搬送部におい
ては先程の分離状態にある第2シート状物X2 を順次そ
の一端を把持した状態でニップ部Kの方向に搬送する所
謂咥え搬送機能を果たしている。
トッカー21、第2サッカー22、第2上咥胴23a、
第2下咥胴23b、第2押さえベルト24を組み合わせ
たものである。かかる第2フィーダー20における上流
側(貼込装置AYの駆動時には第2ストッカー21から
第2上咥胴23aを経て第2下咥胴23bに向かって第
2シート状物X2 が搬送されていくのであるから、図5
において下側が上流、上側が下流である。)の第2スト
ッカー21及び第2サッカー22を給紙部と総称してお
り、当該給紙部においては所定の位置に第2シート状物
X2 を積層した状態に保持して第2シート状物の束T2
を形成する集積機能と、さらにこの第2シート状物の束
T2 の最下層から順次1枚ずつ第2シート状物X2 の一
端を捲り出して分離した状態に保つ分離機能の2つの機
能からなる集積分離機能を果たしており、さらに下流側
の第2上咥胴23a、第2下咥胴23b及び第2押さえ
ベルト24を搬送部と総称しており、当該搬送部におい
ては先程の分離状態にある第2シート状物X2 を順次そ
の一端を把持した状態でニップ部Kの方向に搬送する所
謂咥え搬送機能を果たしている。
【0045】上記したように、給紙部は第2ストッカー
21と第2サッカー22の組み合わせにより形成され集
積分離機能を果たすものであるが、その構成の内の第2
ストッカー21は第1の機能である集積機能を果たす一
方、第2サッカー22は第2の機能である分離機能を果
たしている。これらの機能を果たす第2ストッカー21
と第2サッカー22は先の実施例で説明したのと同様な
構成である。
21と第2サッカー22の組み合わせにより形成され集
積分離機能を果たすものであるが、その構成の内の第2
ストッカー21は第1の機能である集積機能を果たす一
方、第2サッカー22は第2の機能である分離機能を果
たしている。これらの機能を果たす第2ストッカー21
と第2サッカー22は先の実施例で説明したのと同様な
構成である。
【0046】搬送部は第2上咥胴23a、第2下咥胴2
3b及び第2押さえベルト24の組み合わせにより形成
されており、具体的には第2上咥胴23aと第2下咥胴
23bの周面に沿って搬送経路が形成されており、給紙
部から捲り出された第2シート状物X2 は、かかる搬送
経路を辿って第2サッカー22との受け渡し位置からニ
ップ点Kまで搬送されていき、さらに下流の排出コンベ
ア40側に排出されるものである。
3b及び第2押さえベルト24の組み合わせにより形成
されており、具体的には第2上咥胴23aと第2下咥胴
23bの周面に沿って搬送経路が形成されており、給紙
部から捲り出された第2シート状物X2 は、かかる搬送
経路を辿って第2サッカー22との受け渡し位置からニ
ップ点Kまで搬送されていき、さらに下流の排出コンベ
ア40側に排出されるものである。
【0047】第2上咥胴23aは第2サッカー22から
第2シート状物X2 を1部ずつ受け取り、第2下咥胴2
3bは第2上咥胴23aからその第2シート状物X2 を
受け取って順次貼合わせ部50に搬送する。かかる機能
を果たすために、第2上咥胴23aの周面には円周方向
の対向する位置にグリッパー25aを有して、給紙部か
ら捲り出された第2シート状物X2 の一端をグリッパー
25aを閉じて把持しながら第2上咥胴23aを反時計
方向に回転させることによって、第2シート状物の束T
2 の中からその最下層の第2シート状物X2 を引きずり
出すように抜き出している。また、第2下咥胴23bの
周面にも円周方向の対向する位置にグリッパー25bを
有して、第2上咥胴23aのグリッパー25aに把持さ
れた第2シート状物X2 の一端をグリッパー25bを閉
じて把持しながら第2下咥胴23bを時計方向に回転さ
せることによって、第2上咥胴23aから第2シート状
物X2 を受け取るようになっている。
第2シート状物X2 を1部ずつ受け取り、第2下咥胴2
3bは第2上咥胴23aからその第2シート状物X2 を
受け取って順次貼合わせ部50に搬送する。かかる機能
を果たすために、第2上咥胴23aの周面には円周方向
の対向する位置にグリッパー25aを有して、給紙部か
ら捲り出された第2シート状物X2 の一端をグリッパー
25aを閉じて把持しながら第2上咥胴23aを反時計
方向に回転させることによって、第2シート状物の束T
2 の中からその最下層の第2シート状物X2 を引きずり
出すように抜き出している。また、第2下咥胴23bの
周面にも円周方向の対向する位置にグリッパー25bを
有して、第2上咥胴23aのグリッパー25aに把持さ
れた第2シート状物X2 の一端をグリッパー25bを閉
じて把持しながら第2下咥胴23bを時計方向に回転さ
せることによって、第2上咥胴23aから第2シート状
物X2 を受け取るようになっている。
【0048】上記第2上下咥胴23a,23bにおいて
は、第2上咥胴23aの周長は第2下咥胴23bの周長
よりも長くなっており、第2上下咥胴23a,23bは
同一角速度で回転し、第2上下咥胴23a,23bの最
接近する位相において第2上下咥胴23a,23bのグ
リッパー25a,25bが略一列に並ぶように同期して
おり、第2上下咥胴23a,23bは第2シート状物X
2 の受渡しを第2上下咥胴23a,23bの最接近する
位相から回転方向に所定角度過ぎた位相にて行うように
構成されている。このように咥え替えを行うことによ
り、第2シート状物X2 は第2下咥胴23bのグリッパ
ー25bの奥に当接した状態で把持され、位置の精度が
良くなる。
は、第2上咥胴23aの周長は第2下咥胴23bの周長
よりも長くなっており、第2上下咥胴23a,23bは
同一角速度で回転し、第2上下咥胴23a,23bの最
接近する位相において第2上下咥胴23a,23bのグ
リッパー25a,25bが略一列に並ぶように同期して
おり、第2上下咥胴23a,23bは第2シート状物X
2 の受渡しを第2上下咥胴23a,23bの最接近する
位相から回転方向に所定角度過ぎた位相にて行うように
構成されている。このように咥え替えを行うことによ
り、第2シート状物X2 は第2下咥胴23bのグリッパ
ー25bの奥に当接した状態で把持され、位置の精度が
良くなる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の貼込装置
では、第1シート状物と第2シート状物はそれぞれ独立
した搬送系である第1フィーダーと第2フィーダーを介
して合流ポイントである貼合わせ部に送り込まれ、さら
に当該貼合わせ部に至るまでに何れかのシート状物に糊
部が形成されているので、第1シート状物に第2シート
状物を高速で且つ任意の位置に貼込むことができる。
では、第1シート状物と第2シート状物はそれぞれ独立
した搬送系である第1フィーダーと第2フィーダーを介
して合流ポイントである貼合わせ部に送り込まれ、さら
に当該貼合わせ部に至るまでに何れかのシート状物に糊
部が形成されているので、第1シート状物に第2シート
状物を高速で且つ任意の位置に貼込むことができる。
【0050】また、第1フィーダーと第2フィーダーの
それぞれにおいて第1シート状物と第2シート状物の咥
え替えを行うことにより、正確に位置合わせが行われた
状態で第1シート状物に第2シート状物を貼込むことが
できる。
それぞれにおいて第1シート状物と第2シート状物の咥
え替えを行うことにより、正確に位置合わせが行われた
状態で第1シート状物に第2シート状物を貼込むことが
できる。
【図1】本発明に係る貼込装置の実施例を示す概略正面
図である。
図である。
【図2】図1の貼込装置における第1フィーダーを示す
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図3】第1フィーダーの第1ストッカーを示す概略斜
視図である。
視図である。
【図4】図1の貼込装置における第2フィーダーを示す
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図5】本発明に係る貼込装置の他の実施例を示す概略
正面図である。
正面図である。
【図6】従来の貼込装置における貼込工程を示す斜視図
である。
である。
【図7】図6の貼込装置における搬送経路を示す断面図
である。
である。
【図8】図6の貼込装置においてハガキが突き揃えられ
る様子を示す斜視図である。
る様子を示す斜視図である。
AX,AY 貼込装置 10 第1フィーダー 11 第1ストッカー 12 第1サッカー 13 第1咥胴 13a 第1上咥胴 13b 第1下咥胴 14 第1押さえベルト 20 第2フィーダー 21 第2ストッカー 22 第2サッカー 23 第2咥胴 23a 第1上咥胴 23b 第1下咥胴 24 第2押さえベルト 30 糊付機構 40 コンベア 50 貼合わせ部 X1 第1シート状物 X2 第2シート状物 X3 貼込シート状物 K ニップ部 T1 ,T2 束
Claims (4)
- 【請求項1】 位置決め載置された第1シート状物を1
部ずつ定ピッチを確保しながら貼合わせ部に送り込む第
1フィーダーと、その貼合わせ部において前記第1フィ
ーダーとの間にニップ部を形成するように配置され且つ
位置決め載置された第2シート状物を1部ずつ定ピッチ
を確保しながら貼合わせ部に送り込む第2フィーダー
と、前記貼合わせ部に搬送される第1シート状物又は第
2シート状物いずれかの所定位置に糊を塗布する糊付機
構と、前記貼合わせ部から排出された第1シート状物お
よび第2シート状物を貼着してなる貼込シート状物を排
出するコンベアから構成されていることを特徴とする貼
込装置。 - 【請求項2】 前記第1フィーダーが、第1シート状物
を位置決めした状態で積層載置する第1ストッカーと、
その第1ストッカーから最下部の第1シート状物の一端
を捲り出す第1サッカーと、その第1サッカーからシー
ト状物を受け取り且つ外周には第1シート状物の一端を
把持するグリッパーを有する第1咥胴と、その第1咥胴
との間に第1シート状物を挟持して搬送する第1押さえ
ベルトから構成されている一方、前記第2フィーダー
が、第2シート状物を位置決めした状態で積層載置する
第2ストッカーと、その第2ストッカーから最下部の第
2シート状物の一端を捲り出す第2サッカーと、その第
2サッカーからシート状物を受け取り且つ外周には第2
シート状物の一端を把持するグリッパーを有する第2咥
胴と、その第2咥胴との間に第2シート状物を挟持して
搬送する第2押さえベルトから構成されており、且つ前
記第1咥胴と前記第2咥胴とがニップ部を形成するよう
に配置されていることを特徴とする請求項1記載の貼込
装置。 - 【請求項3】 前記第1フィーダーが、第1シート状物
を位置決めした状態で積層載置する第1ストッカーと、
その第1ストッカーから最下部の第1シート状物の一端
を捲り出す第1サッカーと、その第1サッカーからシー
ト状物を受け取り且つ外周には第1シート状物の一端を
把持するグリッパーを有する第1上咥胴と、その第1上
咥胴から第1シート状物を受け取り且つ外周には第1シ
ート状物の一端を把持するグリッパーを有する第1下咥
胴と、その第1下咥胴との間に第1シート状物を挟持し
て搬送する第1押さえベルトから構成されている一方、
前記第2フィーダーが、第2シート状物を位置決めした
状態で積層載置する第2ストッカーと、その第2ストッ
カーから最下部の第2シート状物の一端を捲り出す第2
サッカーと、その第2サッカーからシート状物を受け取
り且つ外周には第2シート状物の一端を把持するグリッ
パーを有する第2上咥胴と、その第2上咥胴から第2シ
ート状物を受け取り且つ外周には第2シート状物の一端
を把持するグリッパーを有する第2下咥胴と、その第2
下咥胴との間に第2シート状物を挟持して搬送する第2
押さえベルトから構成されており、且つ前記第1下咥胴
と前記第2下咥胴とがニップ部を形成するように配置さ
れていることを特徴とする請求項1記載の貼込装置。 - 【請求項4】 前記第1上下咥胴においては、第1上咥
胴の周長は第1下咥胴の周長よりも長く、第1上下咥胴
は同数のグリッパーを外周方向に配しており、第1上下
咥胴は同一角速度で回転しており、第1上下咥胴の最接
近する位相において第1上下咥胴のグリッパーが略一列
に並ぶように同期しており、第1上下咥胴は第1シート
状物の受渡しを第1上下咥胴の最接近する位相から回転
方向に所定角度過ぎた位相にて行う一方、前記第2上下
咥胴においては、第2上咥胴の周長は第2下咥胴の周長
よりも長く、第2上下咥胴は同数のグリッパーを外周方
向に配しており、第2上下咥胴は同一角速度で回転して
おり、第2上下咥胴の最接近する位相において第2上下
咥胴のグリッパーが略一列に並ぶように同期しており、
第2上下咥胴は第2シート状物の受渡しを第2上下咥胴
の最接近する位相から回転方向に所定角度過ぎた位相に
て行うことを特徴とする請求項3記載の貼込装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15199596A JPH10873A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 貼込装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15199596A JPH10873A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 貼込装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10873A true JPH10873A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15530769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15199596A Pending JPH10873A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 貼込装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10873A (ja) |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP15199596A patent/JPH10873A/ja active Pending
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