JPH1087272A - 吊荷重量計測装置 - Google Patents
吊荷重量計測装置Info
- Publication number
- JPH1087272A JPH1087272A JP24237996A JP24237996A JPH1087272A JP H1087272 A JPH1087272 A JP H1087272A JP 24237996 A JP24237996 A JP 24237996A JP 24237996 A JP24237996 A JP 24237996A JP H1087272 A JPH1087272 A JP H1087272A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- weight
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- suspended
- hook member
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- Pending
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- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クレーン作業において、フック部材に荷物を
吊下すると、荷重センサは吊荷の重量に応じた検出信号
を出力し、荷重センサからの検出信号により演算手段は
吊荷の重量を演算計測し、表示手段はその吊荷の重量を
表示することになり、したがって、フック部材に吊下さ
れた重量を把握認識することができ、それだけ作業性を
向上することができる。 【解決手段】 クレーン機体1に巻上ワイヤ4により吊
下ブロック5を吊設すると共に吊下ブロックに吊荷可能
なフック部材6を備えてなり、上記フック部材に吊下さ
れた吊荷の重量に応じた検出信号を出力する荷重センサ
7と、荷重センサからの検出信号により吊荷の重量を演
算計測する演算手段17と、吊荷の重量を表示する表示
手段18とを具備してなる。
吊下すると、荷重センサは吊荷の重量に応じた検出信号
を出力し、荷重センサからの検出信号により演算手段は
吊荷の重量を演算計測し、表示手段はその吊荷の重量を
表示することになり、したがって、フック部材に吊下さ
れた重量を把握認識することができ、それだけ作業性を
向上することができる。 【解決手段】 クレーン機体1に巻上ワイヤ4により吊
下ブロック5を吊設すると共に吊下ブロックに吊荷可能
なフック部材6を備えてなり、上記フック部材に吊下さ
れた吊荷の重量に応じた検出信号を出力する荷重センサ
7と、荷重センサからの検出信号により吊荷の重量を演
算計測する演算手段17と、吊荷の重量を表示する表示
手段18とを具備してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばトラッククレ
ーン、履帯式クレーン等の移動式クレーンや天井クレー
ン、門型クレーン等の固定式クレーンに用いられる吊荷
重量計測装置に関するものである。
ーン、履帯式クレーン等の移動式クレーンや天井クレー
ン、門型クレーン等の固定式クレーンに用いられる吊荷
重量計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のクレーン機械として、トラ
ックや履帯式走行機体、天井走行機体、門型機体等から
なるクレーン機体に巻上ワイヤにより吊下ブロックを吊
設すると共に吊下ブロックに吊荷可能なフック部材を備
えてなる構造のものが知られている。
ックや履帯式走行機体、天井走行機体、門型機体等から
なるクレーン機体に巻上ワイヤにより吊下ブロックを吊
設すると共に吊下ブロックに吊荷可能なフック部材を備
えてなる構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構造の場合、例えば、トラッククレーンにおいて、荷台
への積載重量は全く作業者の感に頼らざるを得ず、しか
して、許容積載重量を越えた過積載の危険な状態になっ
たり、又、許容積載重量よりも十分に低い非能率的な運
搬状態となることがあるという不都合を有している。
構造の場合、例えば、トラッククレーンにおいて、荷台
への積載重量は全く作業者の感に頼らざるを得ず、しか
して、許容積載重量を越えた過積載の危険な状態になっ
たり、又、許容積載重量よりも十分に低い非能率的な運
搬状態となることがあるという不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決することを目的とするもので、本発明のうち、請
求項1記載の発明は、クレーン機体に巻上ワイヤにより
吊下ブロックを吊設すると共に該吊下ブロックに吊荷可
能なフック部材を備えてなるクレーン機械において、上
記フック部材に吊下された吊荷の重量に応じた検出信号
を出力する荷重センサと、該荷重センサからの検出信号
により吊荷の重量を演算計測する演算手段と、該吊荷の
重量を表示する表示手段とを具備してなる吊荷重量計測
装置にある。
を解決することを目的とするもので、本発明のうち、請
求項1記載の発明は、クレーン機体に巻上ワイヤにより
吊下ブロックを吊設すると共に該吊下ブロックに吊荷可
能なフック部材を備えてなるクレーン機械において、上
記フック部材に吊下された吊荷の重量に応じた検出信号
を出力する荷重センサと、該荷重センサからの検出信号
により吊荷の重量を演算計測する演算手段と、該吊荷の
重量を表示する表示手段とを具備してなる吊荷重量計測
装置にある。
【0005】又、請求項2記載の発明は、上記吊下ブロ
ックに支点軸を横設し、該支点軸にリンク部材の中程部
を枢着し、該リンク部材の下部に上記フック部材を取り
付けると共に該リンク部材の上部に上記荷重センサが検
出する被検出部を設けてなることを特徴とするものであ
り、又、請求項3記載の発明は、上記吊下ブロックに上
記荷重センサから出力される検出信号を無線発信する発
信部を設けると共に上記クレーン機体に該発信部から発
信された検出信号を受信する受信部及び上記表示手段を
設けてなることを特徴とするものである。
ックに支点軸を横設し、該支点軸にリンク部材の中程部
を枢着し、該リンク部材の下部に上記フック部材を取り
付けると共に該リンク部材の上部に上記荷重センサが検
出する被検出部を設けてなることを特徴とするものであ
り、又、請求項3記載の発明は、上記吊下ブロックに上
記荷重センサから出力される検出信号を無線発信する発
信部を設けると共に上記クレーン機体に該発信部から発
信された検出信号を受信する受信部及び上記表示手段を
設けてなることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図9は本発明の実施の形
態例であって、図1乃至図6は第一形態例、図7乃至図
9は第二形態例を示している。
態例であって、図1乃至図6は第一形態例、図7乃至図
9は第二形態例を示している。
【0007】図1乃至図6の第一形態例において、1は
クレーン機体、この場合トラッククレーンであって、運
転室1a及び荷台1bの間にクレーン機構2及び操作部
3が配備されている。
クレーン機体、この場合トラッククレーンであって、運
転室1a及び荷台1bの間にクレーン機構2及び操作部
3が配備されている。
【0008】この場合、クレーン機構2は、水平旋回可
能な旋回ポスト2aに多段伸縮可能なブーム2bが俯仰
動可能に設けられ、ブーム2bの先端部にウインチ2c
によって巻取可能な巻上ワイヤ4により吊下ブロック5
を吊設し、吊下ブロック5は左右の側板5a・5aの間
に複数個の連結杆5bを架設すると共に上部に巻上ワイ
ヤ4が掛回される吊下シーブ5cが回転自在に架設さ
れ、下部に吊下ブロック5に吊荷可能なフック部材6を
備えてなり、上記操作部3に配備した操作レバー3a等
によりクレーン操作可能に構成されている。
能な旋回ポスト2aに多段伸縮可能なブーム2bが俯仰
動可能に設けられ、ブーム2bの先端部にウインチ2c
によって巻取可能な巻上ワイヤ4により吊下ブロック5
を吊設し、吊下ブロック5は左右の側板5a・5aの間
に複数個の連結杆5bを架設すると共に上部に巻上ワイ
ヤ4が掛回される吊下シーブ5cが回転自在に架設さ
れ、下部に吊下ブロック5に吊荷可能なフック部材6を
備えてなり、上記操作部3に配備した操作レバー3a等
によりクレーン操作可能に構成されている。
【0009】7は荷重センサであって、この場合荷重セ
ンサ7を油圧シリンダ8内に配備し、この油圧シリンダ
8を側板5a・5a間に架設した取付板5dに取付け、
油圧シリンダ8のプランジャを受圧部8aに形成し、荷
重センサ7として、受圧部8aに掛かる圧力に応じた電
圧を出力する構造の圧力センサが用いられ、上記吊下ブ
ロック5の左右の側板5a・5aの間に支点軸9・9を
横設し、この支点軸9・9に側面L状の左右の側杆10
a・10aからなるリンク部材10の中程部を枢着し、
リンク部材10の左右の側杆10a・10a間の下部に
取付軸10bを回動自在に枢着し、取付軸10bに上記
フック部材6を旋回自在に取り付け、一方リンク部材1
0の左右の側杆10a・10a間の上部に上記油圧シリ
ンダ8のプランジャとしての受圧部8aに対向してブロ
ック板状の被検出部11を架設し、これにより上記フッ
ク部材6に荷物を吊下すると、支点軸9・9を中心とし
て、リンク部材10の図3中の反時計回りに回動し、リ
ンク部材10の上部の被検出部11により受圧部8aが
押圧され、この押圧により生じた油圧シリンダ8内の圧
力を荷重センサ7により検出し、吊荷の重量に応じた電
圧が発生し、この検出信号を出力するに構成されてい
る。
ンサ7を油圧シリンダ8内に配備し、この油圧シリンダ
8を側板5a・5a間に架設した取付板5dに取付け、
油圧シリンダ8のプランジャを受圧部8aに形成し、荷
重センサ7として、受圧部8aに掛かる圧力に応じた電
圧を出力する構造の圧力センサが用いられ、上記吊下ブ
ロック5の左右の側板5a・5aの間に支点軸9・9を
横設し、この支点軸9・9に側面L状の左右の側杆10
a・10aからなるリンク部材10の中程部を枢着し、
リンク部材10の左右の側杆10a・10a間の下部に
取付軸10bを回動自在に枢着し、取付軸10bに上記
フック部材6を旋回自在に取り付け、一方リンク部材1
0の左右の側杆10a・10a間の上部に上記油圧シリ
ンダ8のプランジャとしての受圧部8aに対向してブロ
ック板状の被検出部11を架設し、これにより上記フッ
ク部材6に荷物を吊下すると、支点軸9・9を中心とし
て、リンク部材10の図3中の反時計回りに回動し、リ
ンク部材10の上部の被検出部11により受圧部8aが
押圧され、この押圧により生じた油圧シリンダ8内の圧
力を荷重センサ7により検出し、吊荷の重量に応じた電
圧が発生し、この検出信号を出力するに構成されてい
る。
【0010】12は与圧付与機構であって、上記側板5
a・5aの間に支持板13を固定架設し、支持板13に
ボルト14を内方に向けて固着突設し、ボルト14に調
節ナット15を螺着し、調節ナット15と上記被検出部
11との間に与圧用バネ16を介装し、被検出部11を
介して受圧部8aに与圧を付与し、これにより圧力がゼ
ロの計測開始時期における不可避的な受圧力と出力電圧
との非比例関係を取り除き、常時荷重センサに与圧を付
与することにより、比例領域において計測が可能となる
ように構成したものである。
a・5aの間に支持板13を固定架設し、支持板13に
ボルト14を内方に向けて固着突設し、ボルト14に調
節ナット15を螺着し、調節ナット15と上記被検出部
11との間に与圧用バネ16を介装し、被検出部11を
介して受圧部8aに与圧を付与し、これにより圧力がゼ
ロの計測開始時期における不可避的な受圧力と出力電圧
との非比例関係を取り除き、常時荷重センサに与圧を付
与することにより、比例領域において計測が可能となる
ように構成したものである。
【0011】17は演算手段であって、上記荷重センサ
7からの検出信号により吊荷の重量を演算計測するCP
U回路から構成されている。
7からの検出信号により吊荷の重量を演算計測するCP
U回路から構成されている。
【0012】18は表示手段であって、この場合上記演
算手段17を内装する電気箱19を上記吊下ブロック5
の側板5aに取付け、電気箱19内に電源としてのバッ
テリーを内装し、電気箱19の前面に吊荷の重量を表示
する液晶素子やEL素子からなる表示部20を配設する
と共にバッテリーチェックボタン21及びトータル重量
表示ボタン22を配置し、表示部20により、現在の吊
荷重量を表示させると共にこの吊荷重量を記憶させ、ト
ータル重量表示ボタン22の押動操作によりトータル重
量を表示させ、しかして積み込み又は積み出し総重量を
表示させるように構成している。
算手段17を内装する電気箱19を上記吊下ブロック5
の側板5aに取付け、電気箱19内に電源としてのバッ
テリーを内装し、電気箱19の前面に吊荷の重量を表示
する液晶素子やEL素子からなる表示部20を配設する
と共にバッテリーチェックボタン21及びトータル重量
表示ボタン22を配置し、表示部20により、現在の吊
荷重量を表示させると共にこの吊荷重量を記憶させ、ト
ータル重量表示ボタン22の押動操作によりトータル重
量を表示させ、しかして積み込み又は積み出し総重量を
表示させるように構成している。
【0013】この実施の第一形態例は上記構成であるか
ら、クレーン作業において、フック部材6に荷物を吊下
すると、その荷重センサ7は吊荷の重量に応じた検出信
号を出力し、荷重センサ7からの検出信号により演算手
段17は吊荷の重量を演算計測し、表示手段18はその
吊荷の重量を表示することになり、従って、フック部材
6に吊下された重量を把握認識することができ、それだ
け作業性を向上することができ、例えば、荷台への積載
重量を作業者の感に頼らずに、正確に把握することがで
き、しかして、許容積載重量を越えた過積載の危険な状
態を回避することができると共に許容積載重量に近い荷
物を積み込みすることができて運搬効率を高めることが
できる。
ら、クレーン作業において、フック部材6に荷物を吊下
すると、その荷重センサ7は吊荷の重量に応じた検出信
号を出力し、荷重センサ7からの検出信号により演算手
段17は吊荷の重量を演算計測し、表示手段18はその
吊荷の重量を表示することになり、従って、フック部材
6に吊下された重量を把握認識することができ、それだ
け作業性を向上することができ、例えば、荷台への積載
重量を作業者の感に頼らずに、正確に把握することがで
き、しかして、許容積載重量を越えた過積載の危険な状
態を回避することができると共に許容積載重量に近い荷
物を積み込みすることができて運搬効率を高めることが
できる。
【0014】又、この場合、吊下ブロック5に支点軸9
・9を横設し、支点軸9・9にリンク部材10の中程部
を枢着し、リンク部材10の下部に上記フック部材6を
取り付けると共にリンク部材6の上部に上記荷重センサ
7が検出する被検出部11を設けて構成しているので、
構造を簡素化することができると共に支点軸9・9から
フック部材6までの距離と、支点軸9・9から被検出部
11までの距離の比、すなわちレバー比を可変設定する
ことにより荷重センサ7の構造に対しての融通性を高め
ることができ、それだけコスト低減及び計測精度の向上
を図ることができる。
・9を横設し、支点軸9・9にリンク部材10の中程部
を枢着し、リンク部材10の下部に上記フック部材6を
取り付けると共にリンク部材6の上部に上記荷重センサ
7が検出する被検出部11を設けて構成しているので、
構造を簡素化することができると共に支点軸9・9から
フック部材6までの距離と、支点軸9・9から被検出部
11までの距離の比、すなわちレバー比を可変設定する
ことにより荷重センサ7の構造に対しての融通性を高め
ることができ、それだけコスト低減及び計測精度の向上
を図ることができる。
【0015】図7乃至図9の第二形態例は別例構造を示
し、この場合、上記吊下ブロック5に上記荷重センサ7
から出力される検出信号を無線発信する発信部23を設
けると共に上記クレーン機体1の操作部3の近傍に発信
部23から発信された検出信号を受信する受信部24を
配置すると共に上記表示手段18を設けて構成してい
る。
し、この場合、上記吊下ブロック5に上記荷重センサ7
から出力される検出信号を無線発信する発信部23を設
けると共に上記クレーン機体1の操作部3の近傍に発信
部23から発信された検出信号を受信する受信部24を
配置すると共に上記表示手段18を設けて構成してい
る。
【0016】この実施の第二形態例においても、上記第
一形態例と同様な作用効果を得ることができると共にク
レーン操作を繰り返す状態において、その操作部分の近
傍位置にて、同時に吊荷重量を把握認識することがで
き、それだけ作業性を向上することができる。
一形態例と同様な作用効果を得ることができると共にク
レーン操作を繰り返す状態において、その操作部分の近
傍位置にて、同時に吊荷重量を把握認識することがで
き、それだけ作業性を向上することができる。
【0017】尚、本発明は上記実施の形態例で示す構造
に限られるものではなく、例えばクレーン機体として、
履帯式走行機体構造、天井クレーン機体、門型クレーン
機体等にも適用することができ、又、荷重センサ7とし
て、歪みゲージからなるロードセルを採用することもあ
り、又、演算手段17及び表示手段18の構造は適宜変
更して設計される。
に限られるものではなく、例えばクレーン機体として、
履帯式走行機体構造、天井クレーン機体、門型クレーン
機体等にも適用することができ、又、荷重センサ7とし
て、歪みゲージからなるロードセルを採用することもあ
り、又、演算手段17及び表示手段18の構造は適宜変
更して設計される。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項1記載の発
明にあっては、クレーン作業において、フック部材に荷
物を吊下すると、荷重センサは吊荷の重量に応じた検出
信号を出力し、荷重センサからの検出信号により演算手
段は吊荷の重量を演算計測し、表示手段はその吊荷の重
量を表示することになり、したがって、フック部材に吊
下された重量を把握認識することができ、それだけ作業
性を向上することができる。
明にあっては、クレーン作業において、フック部材に荷
物を吊下すると、荷重センサは吊荷の重量に応じた検出
信号を出力し、荷重センサからの検出信号により演算手
段は吊荷の重量を演算計測し、表示手段はその吊荷の重
量を表示することになり、したがって、フック部材に吊
下された重量を把握認識することができ、それだけ作業
性を向上することができる。
【0019】又、請求項2記載の発明にあっては、吊下
ブロックに支点軸を横設し、支点軸にリンク部材の中程
部を枢着し、リンク部材の下部に上記フック部材を取り
付けると共にリンク部材の上部に上記荷重センサが検出
する被検出部を設けているので、構造を簡素化すること
ができると共に支点軸からフック部材までの距離と、支
点軸から被検出部までの距離の比、すなわちレバー比を
可変設定することにより荷重センサの構造に対しての融
通性を高めることができ、それだけコスト低減及び計測
精度の向上を図ることができ、又、請求項3記載の発明
にあっては、クレーン操作を繰り返す状態において、そ
の操作部分の近傍位置にて、同時に吊荷重量を把握認識
することができ、それだけ作業性を向上することができ
る。
ブロックに支点軸を横設し、支点軸にリンク部材の中程
部を枢着し、リンク部材の下部に上記フック部材を取り
付けると共にリンク部材の上部に上記荷重センサが検出
する被検出部を設けているので、構造を簡素化すること
ができると共に支点軸からフック部材までの距離と、支
点軸から被検出部までの距離の比、すなわちレバー比を
可変設定することにより荷重センサの構造に対しての融
通性を高めることができ、それだけコスト低減及び計測
精度の向上を図ることができ、又、請求項3記載の発明
にあっては、クレーン操作を繰り返す状態において、そ
の操作部分の近傍位置にて、同時に吊荷重量を把握認識
することができ、それだけ作業性を向上することができ
る。
【0020】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
きる。
【図1】本発明の実施の第一形態例の全体側面図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施の第一形態例の部分拡大側面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の実施の第一形態例の部分拡大側断面図
である。
である。
【図4】本発明の実施の第一形態例の部分拡大側面図で
ある。
ある。
【図5】本発明の実施の第一形態例の部分拡大平断面図
である。
である。
【図6】本発明の実施の第一形態例の構成系統ブロック
図である。
図である。
【図7】本発明の実施の第二形態例の全体側面図であ
る。
る。
【図8】本発明の実施の第二形態例の部分拡大側面図で
ある。
ある。
【図9】本発明の実施の第二形態例の構成系統ブロック
図である。
図である。
1 クレーン機体 5 吊下ブロック 6 フック部材 7 荷重センサ 9 支点軸 10 リンク部材 11 被検出部 17 演算手段 18 表示手段 23 発信部 24 受信部
Claims (3)
- 【請求項1】 クレーン機体に巻上ワイヤにより吊下ブ
ロックを吊設すると共に該吊下ブロックに吊荷可能なフ
ック部材を備えてなるクレーン機械において、上記フッ
ク部材に吊下された吊荷の重量に応じた検出信号を出力
する荷重センサと、該荷重センサからの検出信号により
吊荷の重量を演算計測する演算手段と、該吊荷の重量を
表示する表示手段とを具備してなる吊荷重量計測装置。 - 【請求項2】 上記吊下ブロックに支点軸を横設し、該
支点軸にリンク部材の中程部を枢着し、該リンク部材の
下部に上記フック部材を取り付けると共に該リンク部材
の上部に上記荷重センサが検出する被検出部を設けてな
る請求項1記載の吊荷重量計測装置。 - 【請求項3】 上記吊下ブロックに上記荷重センサから
出力される検出信号を無線発信する発信部を設けると共
に上記クレーン機体に該発信部から発信された検出信号
を受信する受信部及び上記表示手段を設けてなる請求項
1又は2記載の吊荷重量計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24237996A JPH1087272A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 吊荷重量計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24237996A JPH1087272A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 吊荷重量計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1087272A true JPH1087272A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17088299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24237996A Pending JPH1087272A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 吊荷重量計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1087272A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008120511A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Shinko Electric Co Ltd | 移動体制御装置、移動体、プログラム及び移動体制御方法 |
JP2008214021A (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | Kobelco Cranes Co Ltd | 荷重検出装置及びこれを備えたクレーン |
KR101515503B1 (ko) * | 2014-02-28 | 2015-05-04 | 김완수 | 하역장치가 구비된 차륜구동식 살포기 |
-
1996
- 1996-09-12 JP JP24237996A patent/JPH1087272A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008120511A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Shinko Electric Co Ltd | 移動体制御装置、移動体、プログラム及び移動体制御方法 |
JP2008214021A (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | Kobelco Cranes Co Ltd | 荷重検出装置及びこれを備えたクレーン |
KR101515503B1 (ko) * | 2014-02-28 | 2015-05-04 | 김완수 | 하역장치가 구비된 차륜구동식 살포기 |
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