JPH1085633A - 薬液散布機の噴霧ノズル - Google Patents
薬液散布機の噴霧ノズルInfo
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- JPH1085633A JPH1085633A JP24751096A JP24751096A JPH1085633A JP H1085633 A JPH1085633 A JP H1085633A JP 24751096 A JP24751096 A JP 24751096A JP 24751096 A JP24751096 A JP 24751096A JP H1085633 A JPH1085633 A JP H1085633A
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Abstract
布する薬液散布機において、条間に応じて各噴霧ノズル
間隔を簡単に調節する。 【解決手段】ノズルブーム1に沿って配置される各ノズ
ルN1,N2,N3を、先端のノズルN2,N3ほどこ
のノズルブーム1方向への移動量を大きくするように連
動して、各ノズル間隔D1,D2をほぼ等間隔にするよ
うに変更可能に構成してなる薬液散布機の噴霧ノズルの
構成。
Description
おけるノズルブームの各ノズル間隔を調節するノズルに
関する。除草剤、土壌消毒剤、殺虫剤等の薬液散布に利
用できる。
散布機にあっては、条間に沿って薬液を散布するとき、
各ノズルを条間の所定位置に設定することがある。特に
除草剤の散布では、作物条の根元部における雑草や、又
畝間の雑草を対象とする。このため、この発明は、ノズ
ルブームに沿う各ノズルの間隔を、作物条や畝条等に応
じて、簡単に調節するものである。
ム1に沿って配置される各ノズルN1,N2,N3を、
先端のノズルN2,N3ほどこのノズルブーム1方向へ
の移動量を大きくするように連動して、各ノズル間隔D
1,D2をほぼ等間隔にするように変更可能に構成して
なる薬液散布機の噴霧ノズルの構成とする。
ルN1,N2,N3から噴霧される薬液は、各作物条
や、畝、溝条間等に沿って推進されながら、薬液の散布
が行われる。この各ノズルN1〜N3の各ノズル間隔D
1,D2を作物条や畝、溝条等の間隔に適合するように
調節するときは、このノズルブーム1先端部のN2,N
3ほど連動して移動される移動量が大きくなるため、各
ノズルN1,N2,N3間の間隔D1,D2をほぼ等間
隔に、しかも同時に操作して位置決めすることができる
ため、迅速で、的確なノズル間隔D1,D2の調節操作
を行うことができる。
で操向操作しうる前車輪4と後車輪5とを有して、前部
に搭載のエンジンEで駆動走行しうるもので、後部に
は、運転席6を囲うようにして薬液タンク7と、薬液を
圧送するポンプPとを配置し、前部に平行リンク機構か
らなるリフトリンク8を介して昇降自在に連結され、リ
フトモータM1によって伸縮されるリフトシリンダ9で
昇降されるブームヒッチ10を設け、このブームヒッチ
10に左右方向に亘って張り出すノズルブーム1が取付
けられる。
1や、左右一対の電動シリンダ11等を取付ける取付フ
レーム12を有し、ノズルブーム1はパイプ材からな
り、内部には前記ポンプPから送られる薬液を通すこと
ができ、この取付フレーム12の下端部において、左右
水平状態にして取付けられる。薬液を噴出するノズルN
は、このノズルブーム1の下方に沿って左右間隔を変更
可能に配設される。
アーム13が突設され、このセンタアーム13の左右両
側方に適宜間隔のノズル間隔D1,D2を設定するよう
に、平行リンク機構からなり左右方向へ搖動しうるスイ
ングアーム14,15を配置する。ノズルNは、前記セ
ンタアーム13に支持されるセンタノズルN1と、各左
右のスイングアーム14,15に支持されるサイドノズ
ルN2,N3等からなる。
11の電動伸縮で左右に搖動して位置決めされるように
リンク16で連動され、又、相隣設されたスイングアー
ム14と15との相互間は、中央側のスイングアーム1
4に対して外側のスイングアーム15の搖動角が順次大
きくなるようにリンク17で連結されている。各スイン
グアーム14,15の長さを一定とすれば、リンク17
のスイングアーム14に対する搖動中心位置からの連結
位置までの長さL1に対して、このリンク17のスイン
グアーム15に対する連結位置の同長さL2を短かくし
て、前記電動シリンダ11により搖動されるスイングア
ーム14,15を介して位置決される各ノズルN1とN
2との間隔D1と、ノズルN2とN3との間隔D2とが
ほぼ同じになるように構成されている。
イングアーム14,15等の前端部に対して、垂下する
ロッド18、このロッド18の下端に上下回動自在に連
結される接地ロッド19等を介して取付けられ、この接
地ロッド19が土壌面Aに常時摺接することにより、ノ
ズルNと土壌面Aとの間の高さBを常時一定に維持して
いる。又、このノズルNの取付位置は、セットボルト2
0によって接地ロッド19に対して上下変更することに
より行いうる。21はホースで、各ノズルN1〜N3
を、前記ノズルブーム1と連結して、薬液の供給を行
い、各ノズルN1〜N3から直下の土壌面に向けて噴霧
乃至噴射させることができる。このホース21は前記各
ノズルN2,N3の搖動に応ずる長さと可撓性を有す
る。
スイッチ操作により遠隔操作して、各スイングアーム1
4,15の搖動角を畝溝等の間隔に応ずるように適当に
調節しうる構成とする。又、左右の電動シリンダ11の
操作は連動、又は各別に駆動しうる構成とする。又、ノ
ズルNはサイドノズルN2,N3を左右2個の配置とし
たが3個以上に配置する構成とするもよい。
動シリンダ11を単一として、ノズルブーム1の左右両
側方の各スイングアーム14,15を搖動連動する。即
ち、ノズルブーム1の中央部に左右一対のエルボアーム
22を回動自在に設け、これら両エルボアーム22と単
一の電動シリンダ11の伸縮によって回動される。これ
らエルボアーム22はリンクロッド23を介してスイン
グアーム14に長さL1の位置に連結し、又、このスイ
ングアーム14から外側端のスイングアーム15の長さ
L2の位置にリンクロッド24で連結し、単一の電動シ
リンダ11の駆動で、左右のスイングアーム14,15
が同時搖動される。
土壌消毒剤注入装置の横端の注入爪25において、ノズ
ルN4を有した補助爪26を、この注入爪25の下端部
においてヒンジ27により外側へほぼ直角状態に折曲で
きる構成とし、注入爪25の通る位置をノズルN4の噴
出位置よりも内側に設定して、作業を行い易くする。
又、この注入爪25を土壌中から引き上げるときは、補
助爪26が注入爪25の直下に垂れ下って土壌中からの
抜き出し易くなる。
ツールバー30に沿って配置される中央部の注入爪28
の左右両側端部に配置され、下端に外向きに折曲しうる
補助爪26を有し、背面に沿って土壌消毒剤を送るパイ
プ29を配置している。注入爪28,25は、前縁に切
込刃縁31を形成して、ツールバー27から垂下され、
これらの後端面に沿ってパイプ29を固定して、各注入
爪28の下端部にはノズルN5を後側に向けて薬液を噴
出するように設けている。又、左右側端部の注入爪25
の下端部には板状の補助爪26がヒンジ27によって回
動自在で、この注入爪25に対して垂下せるほぼ直線状
態から外側へ直角状態に折曲しうるように設けられ、前
縁には切込刃縁32を形成している。
沿うパイプ33の先端部に設けられ、後側方へ薬液を噴
出できる。パイプ29と33とは前記ヒンジ27部で回
動自在に連結34されて、パイプ33を折曲させてもノ
ズルN4へ送液しうる。車体2の後部には耕耘土壌面を
均平にする鎮圧ロール35が設けられ、各ノズルN4,
N5によって土壌中に消毒液を注入させた後の土壌面を
均平に鎮圧する。
4,N5の左右間隔D3がほぼ一定となるように設定さ
れる。このため、左右側端部の注入爪25のツールバー
30に対する取付位置は、このノズルN4よりも内側に
あって、ツールバー30に対する注入爪28相互の取付
間隔よりも狭く構成されている。ツールバー30を車体
2に対して下降させて、各注入爪25,28を土壌中に
挿込むときは、この土壌抵抗によって補助爪26がヒン
ジ27回りに外側へ折れて、ほぼ直角水平状態Cとな
り、これに伴ってノズルN4も注入爪25の刃身に対し
て外側へ偏位される。このときのノズルN4の高さは中
央部の各ノズルN5の高さとほぼ一致される。機体の推
進によって各注入爪25,28も土壌中を切り進むが、
この下端部背面にはノズルN4,N5によって薬液を土
壌中に噴出する。ツールバー30を上昇させて各注入爪
25,28を土壌中から抜き外するときは、土壌抵抗に
よって補助爪26は下方へ垂下状態Fに回動されて、そ
の抵抗力を小さくできる。
助爪26のヒンジ27回りの回動角を規制するストッパ
ー36を設けて、垂下姿勢で若干角度Gを持たせたもの
で、これによって、注入爪25が土壌中に押込まれると
きは、補助爪26が必ず外側へ折れ曲がるように設定さ
れる。図8、図9において、上例と異なる点は、土壌消
毒の注入爪28,37を有したマルチフィルム敷設装置
に関し、この左右両側端の注入爪37を外側へ曲げて偏
位させた形態として、横端の注入爪27が既設側のマル
チフィルム38の側端部を引っ掻くことのないようにす
るものである。
って前記注入爪28,37等を配置するツールバー30
が装着され、この後方にツールバー40によって鎮圧ロ
ール35やマルチフィルム38を土壌面に敷設するフィ
ルム敷設装置41が装着される。42はトラクタの車輪
5跡を掻き消す均し爪である。43は土壌消毒液を収容
する薬液タンク、P2はポンプであり、このポンプP2
の駆動によって薬液をパイプ29から各ノズルN4,N
5に送って土壌中へ注入する。この注入直後の土壌面に
フィルム敷設装置41で一定幅のマルチフィルム38を
被覆させて、消毒効果を維持させる。
ルチフィルム38を繰出すフィルムリール44、このマ
ルチフィルム38を引出案内する案内ロール45、この
引出されたマルチフィルム38を土壌面Aに押圧する押
えロール46、このマルチフィルム38の左右両側端部
を押圧する押え輪47,48等を有し、土壌消毒液の注
入と同時にマルチフィルム38で、全面被覆する。49
は溝切ディスクで、被覆されるマルチフィルム38の一
側端縁を埋込ませるための溝を形成する。50は覆土デ
ィスクで、溝に埋込まれたマルチフィルム38の側端縁
部を培土して埋込固定するものである。
湾曲された形態で、この先端部にノズルN4が設けられ
て、各中央部の注入爪28のノズルN5の間隔D3はほ
ぼ一定である。
作用を示す背面図。
作用を示す背面図。
Claims (1)
- 【請求項1】ノズルブーム1に沿って配置される各ノズ
ルN1,N2,N3を、先端のノズルN2,N3ほどこ
のノズルブーム1方向への移動量を大きくするように連
動して、各ノズル間隔D1,D2をほぼ等間隔にするよ
うに変更可能に構成してなる薬液散布機の噴霧ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24751096A JP3820644B2 (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 薬液散布機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24751096A JP3820644B2 (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 薬液散布機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1085633A true JPH1085633A (ja) | 1998-04-07 |
JP3820644B2 JP3820644B2 (ja) | 2006-09-13 |
Family
ID=17164560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24751096A Expired - Fee Related JP3820644B2 (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 薬液散布機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3820644B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108739765A (zh) * | 2018-07-12 | 2018-11-06 | 东风井关农业机械有限公司 | 植保机及其喷杆装置和植保方法 |
-
1996
- 1996-09-19 JP JP24751096A patent/JP3820644B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108739765A (zh) * | 2018-07-12 | 2018-11-06 | 东风井关农业机械有限公司 | 植保机及其喷杆装置和植保方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3820644B2 (ja) | 2006-09-13 |
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