JPH1085191A - 筋硬度計 - Google Patents

筋硬度計

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JPH1085191A
JPH1085191A JP26797496A JP26797496A JPH1085191A JP H1085191 A JPH1085191 A JP H1085191A JP 26797496 A JP26797496 A JP 26797496A JP 26797496 A JP26797496 A JP 26797496A JP H1085191 A JPH1085191 A JP H1085191A
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JP
Japan
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needle
muscle
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sub
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JP26797496A
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Inventor
Toshiyuki Imoto
俊之 井元
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IMOTO SEISAKUSHO KK
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IMOTO SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的固定手段を用いない筋硬度計の提供。 【解決手段】 筋肉に押し当てられた際に主針ばね11
に抗して上方に移動する主針5と、主針の移動した変移
量をエンコーダモジュール3を介して表示するLCD表
示部31とを備え、前記主針ばねよりも弱い副針ばね1
7によって下方に付勢され前記筋肉に押し当てられた際
に該副針ばねに抗して上方に移動する前記主針の両側に
配置された2本の副針12、12と、両副針が所定量移
動したときにスイッチ20の作動により主針における変
位量を前記LCD表示部に表示すると共に、該変位量を
演算装置22内のメモリーA25に記憶しかつ筋肉の弛
緩時の硬度と緊張時の硬度の差を演算装置により計算し
て前記LCD表示部31に表示する表示機能を備えた筋
硬度計。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筋肉の硬さを計測する
ための筋硬度計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】筋硬度計の従来の技術としては、特開昭
64−43233号公報に開示されている形態のものが
ある。
【0003】前記従来の筋硬度計は、第1の装置とし
て、ばねにより下方に付勢された中央脚による動き(上
昇量)を保持部を介してラックに伝え、このラックを介
してうずまきばねにより回転力が付勢された歯車を回転
させることにより軸を介して回転計を駆動するものと
し、第2の装置として、前記の回転計即ちラックを止め
る手段としてラックの背面に細かい歯型を形成し、この
細かい歯型に対し常に圧接して噛み合うラチエット式の
係止爪を設けると共に、その上部に前記の細かい歯型に
対し一定長さにわたって噛み合うロック歯を常時は一定
間隔を存して噛み合わせないように設け、一方、保持機
構の上端部は前記ロック歯の背部に一定間隔を存して臨
ませると共に、その少し下方部を前記係止爪背部の立上
部と一定間隔を存して臨ませた状態にてこの保持機構の
前方(歯型側)下部のばねによりその上部を常に細かい
歯型側に付勢し、また、前記保持機構の中央部側面には
扁平状の突起が設けられ、常時はこの突起が、ばねによ
り下方に付勢された両側の脚部と共に上下動するスライ
ダーの側部に一体的に設けられた薄板状の係合機構の切
欠部と対応する位置において、該切欠部に臨むように先
端を尖らせた弾性舌片の外側に接した状態に位置させて
いるものである。
【0004】前記従来の筋硬度計においては、軽量化を
図るため、歯車、ラック、係止爪、ロック爪、スライダ
ー、保持機構及び係合機構が合成樹脂製で、弾性舌片に
ついても別部品ではなく、薄板状の合成樹脂自体の可撓
性を利用した一体のものとなっており、中央脚の動きが
ラックと歯車を利用した回転軸により回転計(針)を作
動してアナログ表示する。
【0005】前記ラックの停止位置における固定手段
は、ラック背面に設けた細かい歯型とロック歯による噛
み合わせによるものであり、細かい歯型のピッチが最小
でも0.5mm程度になることに起因して、ラックの停止
位置にてロック歯を噛み合わせても噛み合わせ位置がず
れる場合があり、正確な位置にてラックを停止固定させ
ることはむずかしいものであった。
【0006】また、前記切欠部の弾性舌片と突起とは、
ばねの力と合成樹脂の可撓性及び弾性舌片と突起との係
合度合との微妙な力のバランスにより支えられているた
め、この弾性舌片を撓ませる操作を長期にわたり繰り返
すと、切欠部の弾性舌片が疲労を起こしたり欠けたりし
てその機能を果たせなくなる可能性があった。
【0007】また、ばね圧の誤差は通常±10%で最小
でも±5%であるため、このばね圧の誤差が調節でき
ず、さらに、同じ機種の筋硬度計であっても、ばねの互
換性がきかないものであった。
【0008】前記従来の筋硬度計に内在する諸問題を根
本的に解決したものとして、本発明者は実用新案登録第
3028586号の筋硬度計を開発した。これは、図
7,図8に示すように、圧縮ばね51によって下方に付
勢され筋肉に押し当てられた際に該圧縮ばね51に抗し
て移動する中央脚52と、該中央脚52の移動した変移
量をデジタル表示する表示部62とを備えた第1の装置
53、及び、前記中央脚52の圧縮ばね51よりも弱い
引張ばね54によって下方に付勢され、上記筋肉に押し
当てられた際に該引張ばね54に抗して移動する前記中
央脚52の両側に配置された2本の脚部55、55と、
該両脚部が所定量移動したときに上記第1の装置53の
表示部に示された変位量を保持する保持機構50とをケ
ース65内に備えた第2の装置56からなる筋硬度計で
あって、前記保持機構50が、中央脚52の上部にガイ
ド板63によって上下動するモジュール板41が固定さ
れると共に該モジュール板41の裏面にゴム板42が一
体的に固定され、一方、2本の脚部55、55上部にガ
イド57、57に沿って上下動するスライダー58が固
定されると共に該スライダー58の中央に切欠部44と
その両側背面に下端に斜面59を備えた段部45を有す
る逆U字状の段状切欠43が前記ゴム板42と対応させ
て設けられ、該段状切欠43の切欠部44に、先端に面
状歯46を備え胴部にクロスピン47を有するストッパ
ーピン48の先端部を臨ませると共に両側の段部45に
クロスピン47が当接するように後方から前記ゴム板4
2に向けて圧縮ばね49にて付勢した形態のものであ
る。
【0009】前記筋硬度計においては、中央脚52と両
側の脚部55、55を筋肉に押し当てると、それぞれの
脚部はばねに抗して上昇するが、中央脚52の圧縮ばね
51より脚部55、55の引張ばね54の方が弱いた
め、モジュール板41よりスライダー58が多く上昇す
る。
【0010】スライダー58が上昇して逆U字状の段状
切欠43の段部45からストッパーピン48のクロスピ
ン47が外れると、圧縮ばね49の作用によりストッパ
ーピン48は図8に示すように前方へ瞬間的に突出し、
その先端部にてモジュール板裏面のゴム板42を圧接
し、モジュール板41をスケール60に圧接させた状態
にて固定する。
【0011】この際ロックピン48の先端には面状歯4
6が形成されているため、この面状歯46がゴム板42
にくい込む状態となるので、スケール板41はずれるこ
となくその位置にて確実に固定され、中央脚52の部分
における筋肉の硬度がカバー61正面の表示部62にデ
ジタル表示される。この際、段部45の下端前面の斜面
59が引張ばね54の作用によりクロスピン47を前方
へ付勢するのでストッパーピン48は2つのばねにより
固定されることになる。
【0012】なお、中央脚52を元に戻す場合には、ケ
ース後部のツマミ64を圧縮ばね49の圧力に抗して引
くことにより、ストッパーピン48先端の面状歯46が
ゴム板42から離れるので、中央脚52に設けられてい
る圧縮ばね51の作用により中央脚52は自動的に戻
り、表示部62におけるデジタル表示もリセットされ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記実用新案
登録第3028586号の筋硬度計においても次のよう
な種々の問題点が存在する。すなわち、クロスピン4
7およびストッパーピン48が圧縮ばね49によりスラ
イダー58に押しつけられているため、スライダー上昇
の際の抵抗となって圧縮ばね51の圧力が理論値より強
まり、中央脚52による正確な筋肉の硬度が得られない
可能性がある。
【0014】長期にわたって頻繁に測定しているうち
に、ゴム板42が磨耗し、中央脚52が圧縮ばね51の
圧力により元に戻る可能性がある。
【0015】モジュール板41のストップ手段として
圧縮ばね49の圧力を利用した圧接機構を採用している
ため、部品点数が多く組み立て時に誤差の生じることも
あるので、筋硬度計としての精度も不安定で、取り扱い
の面でも決してよいものとはいえない。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の問題点
を解決したもので、主針の上昇量の表示をデジタル表示
とすると共に、主針の上部にリニアスケールとエンコー
ダモジュールを設け、主針の上昇に伴いデジタル表示さ
れた変位量を、副針の上昇に伴うスイッチの作動により
正確かつ確実にメモリーに記憶させ、かつ、筋肉の弛緩
時の硬度と緊張時の硬度の差についても演算装置により
計算してデジタル表示できるようにしたことを特徴とす
るものである。
【0017】すなわち、本発明の第1は、主針ばね11
によって下方に付勢され筋肉に押し当てられた際に該主
針ばね11に抗して上方に移動する主針5と、当該主針
5の移動した変移量をリニアスケール1とエンコーダモ
ジュール3を介してデジタル表示するLCDパネル表示
部31とを備え、前記主針5の主針ばね11よりも弱い
副針ばね17によって下方に付勢され前記筋肉に押し当
てられた際に該副針ばね17に抗して上方に移動する前
記主針5の両側に配置された2本の副針12、12と、
該両副針12、12が所定量移動したときにスイッチ2
0の作動により前記主針5における変位量を前記LCD
パネル表示部31に表示すると共に、該変位量を演算装
置22内のメモリーA25に記憶し、かつ、筋肉の弛緩
時の硬度と緊張時の硬度の差を演算装置22により計算
して前記LCDパネル表示部31にデジタル表示する表
示機能を備えたことを特徴とする筋硬度計である。
【0018】また、本発明の第2は、前記第1の発明に
おいて、主針5の変位量が、変位センサーによる静電容
量の変化に基づきLCDパネル表示部31に検出表示さ
れる筋硬度計である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図5に基づき説明する。図中1はケース30の中心に配
置された主針5の上部に設けられたスケール固定板4の
前面に垂直状に固定されたリニアスケールで、このリニ
アスケール1は、ケース26の中央内面に設けられたリ
ニアガイド2に沿って上下に摺動すると共に同じくケー
ス26の側部内面に設けられたエンコーダモジュール3
の間隙内をも摺動するように設けられている。
【0020】主針5は図2に示すように、下半部がケー
ス30の下端部からルーロンブッシュ15を介して突出
しており、該主針5の上半部はケース30内において、
下端に鍔7を備えた主針5よりやや太い主軸6とねじ結
合され、主針5の突出長さが調節できるように構成され
ている。
【0021】そして、主軸6の上部はケース30の中央
に水平状に配置された支持板10を軸受として貫通状に
設けられ、この主軸6の上端部に前記スケール固定板4
がねじ込みにより固定されている。
【0022】また、主軸6下端の鍔7と支持板10の下
面との間に圧縮コイルばねによる主針ばね11が配置さ
れ、主針5を常時下方に押圧している。
【0023】なお、図中8は主針5と主軸6とのねじ結
合による長さ調整のためのロックナットで、このロック
ナット8を緩めて主針5のねじ込み量を調整することに
より、主針5の突出量および主針ばね11の圧力が調節
できるものであり、9はダブルで設けられているばね圧
の調整ナットで、この調整ナット9を移動させることに
より、主針ばね11の圧力調整と主針5の突出量が規制
できるものである。
【0024】図中12は図1に示すように、前記主針5
の両側に配置された副針で、この副針12、12の下半
部はケース26の下端部からルーロンブッシュ15を介
して突出しており、該副針12の中間部には鍔13を備
え、その上部は副針12よりやや太い副軸14が一体的
に形成されているもので、その上端部は前記主針5の主
軸6と同様に支持板10を軸受として貫通状に設けられ
ている。
【0025】前記副針12、12の鍔13の上部の副軸
14には、図3に示すように、中央の主針部を避けて平
面逆凹状の可動板16が挿通されており、この可動板1
6の上面と前記支持板10との間に、前記主針ばね11
より弱い圧縮コイルばねによる副針ばね17が配置さ
れ、副針12、12を常時下方に押圧している。
【0026】なお、図1における左側の副軸14の上端
部には、スイッチ作動板18が、後記するスイッチ20
の下部に臨むように横に張り出して設けられている。
【0027】スイッチ20はケース30の裏面に配置さ
れたスイッチ取付板19に対し上下調節可能に設けられ
たスイッチで、前記副針12の上昇に伴いスイッチ作動
板18がスイッチ20の先端に当接した際、その信号を
図6に示す演算装置22のリミットコントロール23に
入力することにより主針5の上昇量をメモリーA25に
記憶させると同時に、LCDパネル表示部31における
デジタル表示を維持する作用をするものである。
【0028】なお、図中21は前記スイッチ20に過度
の圧力が掛からないように、スイッチ20の側部に上下
位置が調節可能に設けられたストッパーである。
【0029】図6は演算装置22を示し、図中23は前
記スイッチ20の信号を受けるリミットコントロール、
24は前記エンコーダモジュール3の信号を受けるエン
コーダカウンター、25はメモリーA、26はメモリー
B、27は測定差計算機、28はLCDパネル表示コン
トロール、29はLED・ブザーコントロールで、前記
リミットコントロール23とエンコーダカウンター24
の信号がそれぞれメモリーA25、メモリーB26、測
定差計算機27に入力され、その出力データがLCDパ
ネル表示コントロール28を介してフロントカバー32
に設けられたLCDパネル表示部31に表示されるよう
になっている。
【0030】図中29のLED・ブザーコントロール
は、副針12が押し上げられてその上部のスイッチ作動
板18がスイッチ20に接触したことをケース30の任
意の箇所に設けられたLED29aおよびブザー29b
(図1〜図3には図示せず)にて知らせるものである
が、このLED・ブザーコントロール29は必ずしも必
要とするものではない。
【0031】なお、図中37は前記演算装置22内の測
定差計算機27に電源を入力するキー入力コントロー
ル、38はキー入力コントロール37と前記ケース30
の背面に配置されている電池39との間に設けられた電
源コントロールである。
【0032】図中32はフロントカバーで、図5に示す
ように、正面中央にLCDパネル表示部31を備え、そ
の下方に左からオン/オフ(ON/OFF)スイッチ3
3、メモリーA25のスイッチ34、メモリーB26の
スイッチ35及び測定差計算機用のスイッチD36が順
次配置されており、これら各スイッチは図6に示すよう
に、演算装置22内の各部に接続されている。
【0033】なお、この実施の形態においては、1つの
主針ばね11を主針上部の主軸6に通した形態について
説明したが、この主針ばね11は、図示しないが、前記
主軸6の下端の鍔7を横長のフランジ状に形成し、主軸
6の両側部において上方の支持板10の下面との間に2
つ配置してもよい。
【0034】また、この実施の形態においては、主針5
による筋硬度の値を、リニアスケール1の移動に伴うエ
ンコーダモジュール3によりLCDパネル表示部31に
表示する形態について説明したが、この主針5による筋
硬度の値は、前記手段の他、変位センサーによる静電容
量の変化を利用することによっても行える。
【0035】
【作用】
(1)特定部位の筋硬度測定のみの場合:最初に、オン
/オフ(ON/OFF)スイッチ33とメモリーAのス
イッチ34を押した後、主針5と両側の副針12、12
を図5のように筋肉40に押し当てると、それぞれの針
がばねに抗して上昇するが、主針5の主針ばね11より
副針12、12の副針ばね17、17の方が弱いため主
針5より副針12、12の方が多く上昇する。
【0036】主針5の上昇によってリニアスケール1が
エンコーダモジュール3の間隙内を摺動することによ
り、前面のLCDパネル表示部31に主針5の上昇量が
デジタル表示されると同時にその数値がメモリーA25
に記憶され、デジタル表示も維持される。
【0037】(2)特定部位における弛緩時と緊張時の
筋硬度差を測定する場合:特定部位の弛緩時における前
記(1)による測定の後、メモリーBのスイッチ34を
押し、該特定部位を緊張させた状態において、前記と同
様に、主針5と両側の副針12、12を押し当てると、
緊張時の測定値がデジタル表示されると同時にその数値
がメモリーB26に記憶され、デジタル表示も維持され
る。
【0038】次いで、測定差計算機用のスイッチD35
を押すと、演算装置22内の測定差計算機27により弛
緩時と緊張時の筋硬度差が計算・出力されてLCDパネ
ル表示部31にデジタル表示されるので、この数値によ
り筋肉の鍛えた度合や疲労度あるいはコンディシヨン等
が推測できる。
【0039】なお、前記の筋硬度測定は、ある特定部位
における弛緩時と緊張時の筋硬度差を測定する場合であ
って、一定期間におけるトレーニングにより鍛えた筋硬
度を測定する場合には、鍛える前と鍛えた後で同様の手
段にて測定すればよい。
【0040】
【発明の効果】本発明においては、主針の上昇に伴うリ
ニアスケールの上昇位置によりLCDパネル表示部に筋
硬度の数値がデジタル表示されると同時にその数値がメ
モリーに記憶され、デジタル表示も維持される。
【0041】また、特定部位における弛緩時と緊張時の
筋硬度差が、演算装置により瞬時に計算され、デジタル
表示される。
【0042】さらに、本発明においては、測定値の表示
手段に歯車やストッパーピン等の機械的なストップ手段
を使用していないこと、および、リセット手段としても
合成樹脂の弾性やばね圧の掛かったツマミを利用してい
ないので、機械的な故障によるトラブルはもとより、合
成樹脂の弾性疲労やゴム板の磨耗も無いため、精度も高
く信頼性の高いものである。
【0043】従って、本発明のスポーツ界におけるトレ
ーニングの際に果たす役割はきわめて大きく、産業利用
性の非常に高いものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る筋硬度計の裏蓋を開けた状態の背
面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のB−B断面図。
【図4】図1のC−C断面図。
【図5】本発明に係る筋硬度計の正面図。
【図6】本発明に係る電気系統のブロック図。
【図7】従来品の裏蓋を開けた状態の背面図。
【図8】従来品の中央縦断側面図。
【符号の説明】
1 リニアスケール 2 リニアガイド 3 エンコーダモジュル 4 スケール固定板 5 主針 6 主軸 7 鍔 8 ロックナット 9 調整ナット 10 支持板 11 主針ばね 12 副針 13 鍔 14 副軸 15 ルーロンブッシュ 16 可動板 17 副針ばね 18 スイッチ作動板 19 スイッチ取付板 20 スイッチ 21 ストッパー 22 演算装置 30 ケース 31 LCDパネル表示部 39 電池
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図5に基づき説明する。図中1はケース30の中心に配
置された主針5の上部に設けられたスケール固定板4の
前面に垂直状に固定されたリニアスケールで、このリニ
アスケール1は、ケース30の中央内面に設けられたリ
ニアガイド2に沿って上下に摺動すると共に同じくケー
30の側部内面に設けられたエンコーダモジュール3
の間隙内をも摺動するように設けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】図中12は図1に示すように、前記主針5
の両側に配置された副針で、この副針12、12の下半
部はケース30の下端部からルーロンブッシュ15を介
して突出しており、該副針12の中間部には鍔13を備
え、その上部は副針12よりやや太い副軸14が一体的
に形成されているもので、その上端部は前記主針5の主
軸6と同様に支持板10を軸受として貫通状に設けられ
ている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】前記副針12、12の鍔13の上部の副軸
14には、図に示すように、中央の主針部を避けて平
面逆凹状の可動板16が挿通されており、この可動板1
6の上面と前記支持板10との間に、前記主針ばね11
より弱い圧縮コイルばねによる副針ばね17が配置さ
れ、副針12、12を常時下方に押圧している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】(2)特定部位における弛緩時と緊張時の
筋硬度差を測定する場合:特定部位の弛緩時における前
記(1)による測定の後、メモリーBのスイッチ3
押し、該特定部位を緊張させた状態において、前記と同
様に、主針5と両側の副針12、12を押し当てると、
緊張時の測定値がデジタル表示されると同時にその数値
がメモリーB26に記憶され、デジタル表示も維持され
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】次いで、測定差計算機用のスイッチD3
を押すと、演算装置22内の測定差計算機27により弛
緩時と緊張時の筋硬度差が計算・出力されてLCDパネ
ル表示部31にデジタル表示されるので、この数値によ
り筋肉の鍛えた度合や疲労度あるいはコンディシヨン等
が推測できる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主針ばね11によって下方に付勢され筋
    肉に押し当てられた際に該主針ばね11に抗して上方に
    移動する主針5と、当該主針5の移動した変移量をリニ
    アスケール1とエンコーダモジュール3を介してデジタ
    ル表示するLCDパネル表示部31とを備え、前記主針
    5の主針ばね11よりも弱い副針ばね17によって下方
    に付勢され前記筋肉に押し当てられた際に該副針ばね1
    7に抗して上方に移動する前記主針5の両側に配置され
    た2本の副針12、12と、該両副針12、12が所定
    量移動したときにスイッチ20の作動により前記主針5
    における変位量を前記LCDパネル表示部31に表示す
    ると共に、該変位量を演算装置22内のメモリーA25
    に記憶し、かつ、筋肉の弛緩時の硬度と緊張時の硬度の
    差を演算装置22により計算して前記LCDパネル表示
    部31にデジタル表示する表示機能を備えたことを特徴
    とする筋硬度計。
  2. 【請求項2】 主針5の変位量が、変位センサーによる
    静電容量の変化に基づきLCDパネル表示部31に検出
    表示される請求項1記載の筋硬度計。
JP26797496A 1996-09-17 1996-09-17 筋硬度計 Withdrawn JPH1085191A (ja)

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JP26797496A JPH1085191A (ja) 1996-09-17 1996-09-17 筋硬度計

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