JPH1083614A - 磁気ディスク装置の制御方法およびディスクアレイ装置の制御方法ならびにディスクアレイ装置 - Google Patents

磁気ディスク装置の制御方法およびディスクアレイ装置の制御方法ならびにディスクアレイ装置

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JPH1083614A
JPH1083614A JP9190810A JP19081097A JPH1083614A JP H1083614 A JPH1083614 A JP H1083614A JP 9190810 A JP9190810 A JP 9190810A JP 19081097 A JP19081097 A JP 19081097A JP H1083614 A JPH1083614 A JP H1083614A
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magnetic disk
disk
disk array
array
connector
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JP9190810A
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Tsutomu Sukigara
力 鋤柄
Hidehiko Iwasaki
秀彦 岩崎
Takuji Takenaka
卓史 竹中
Yuichi Otani
祐一 大谷
Mitsuhiko Oguchi
光彦 小口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクアレイ装置の長時間連続稼働後の停
止および再開において多数の磁気ディスク装置が一斉に
起動困難に陥ることを回避する。 【解決手段】 RAIDを構成する複数の磁気ディスク
装置204〜207と、これらを制御するMPU20
1、制御記憶201a、パリティ演算回路202、キャ
ッシュメモリ203等からなるディスクアレイ装置にお
いて、制御記憶201aに、許容連続稼働時間Ti、停
止時間Tsが格納された稼働時間管理テーブル201b
を設け、磁気ディスク装置204〜207の各々を、個
別に許容連続稼働時間Ti毎に停止時間Tsだけ意図的
に停止させる操作を行う。停止中の1台の磁気ディスク
装置へのデータ読み出し要求に対してはRAIDの1台
故障時のデータ復元機能を利用して応答し、停止中の磁
気ディスク装置へのデータ書き込み要求に対しては代替
のスペアディスク装置208への書き込みによって応答
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
の制御技術およびディスクアレイ装置の制御技術ならび
にディスクアレイ装置に関し、特に、単体の磁気ディス
ク装置や、複数の磁気ディスク装置によって構成された
ディスクアレイ装置の信頼性の向上等に有効な技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置の分野では、RAID
(Redundant Arraysof Inexp
ensive Disks)と呼ばれるディスクアレイ
装置があり、その、低価格性や高信頼性等により急速に
普及し始めている。ディスクアレイ装置では、アレイを
構成する磁気ディスク装置群のうち何らかの障害等によ
り仮に、その中の1台が停止してしまっても容易に元の
状態に回復することができる。そのような場合における
データ回復手段としては、たとえば、特開平6−230
903号公報等に開示された技術が知られている。すな
わち、ディスクアレイ中の1台の磁気ディスク装置に故
障が発生したとき、残りの健全な磁気ディスク装置にお
ける空き記憶領域の総和が、故障した磁気ディスク装置
に格納されているデータ量よりも大きい場合には、健全
な磁気ディスク装置中のデータとパリティデータからデ
ータ回復処理を行って回復されたデータを健全な磁気デ
ィスク装置の空き領域に格納するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、データ回復
能力以上の複数の磁気ディスク装置が同時に停止した場
合には、特に有効といえる回復手段はなく、何らかのバ
ックアップ装置からデータを転送するという方法をとる
しかなく、大きな障害になる可能性が懸念される。
【0004】たとえば、磁気ディスク装置では、回転す
る磁気ディスク上に狭い浮上間隙にて対向するヘッドに
よってデータの記録/再生が行われるが、磁気ディスク
上のデータ記録密度は浮上間隙にほぼ逆比例する関係に
あるため、浮上間隙は狭小化の一途を辿っている。この
狭い浮上間隙を実現するために、最近では、磁気ディス
クの回転停止時にはヘッド支持構造からの押圧力によっ
てヘッドが磁気ディスク上に接触し、磁気ディスクが所
定の回転数になった時に当該磁気ディスクの表面に形成
される気流による揚力とヘッド支持構造からの押圧力と
が均衡して所望のヘッド浮上間隙が得られるようにし
た、いわゆるCSS(Contact Start S
top)方式が一般に用いられている。
【0005】このようなCSS方式では、装置停止時に
磁気ディスク上にヘッドが固着して起動困難になる粘着
障害に対する配慮が必要である。すなわち、CSS方式
では、長時間の稼働中に浮上中のヘッドと磁気ディスク
との間隙に、たとえば汚染物質や潤滑剤等が多量に集積
し、装置停止時にヘッドと磁気ディスクが密着すると、
潤滑剤や汚染物質等の表面張力や粘着力等によってヘッ
ドと磁気ディスクとが強く固着する懸念があり、磁気デ
ィスク装置を長時間、連続稼働させた後に停止させる
と、再起動時に粘着障害による起動困難が発生しやすい
という技術的課題がある。
【0006】このことは、たとえば、ディスクアレイを
構成する複数の磁気ディスク装置を、長時間の稼働後に
一斉に停止させると、複数の磁気ディスク装置が一斉に
再起動困難に陥る懸念があることを示している。すなわ
ち、ディスクアレイ中の1台の磁気ディスク装置の故障
を想定した、たとえばパリティ等の冗長データの生成に
よるデータ保証措置ではデータ回復が不可能な致命的な
障害に陥ることとなる。
【0007】本発明の目的は、磁気ディスク装置の長時
間稼働後の停止および再起動における起動困難等の障害
の発生を未然に防止することが可能な磁気ディスク装置
およびその制御技術を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、RAIDを構成する
複数のディスク装置が何らかの障害等により同時に起動
困難に陥ることを未然に防止し、RAID本来の高信頼
性を確保することが可能な磁気ディスク装置およびその
制御技術を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、複数の磁気ディスク
装置からなるディスクアレイにおいて、長時間稼働後の
停止および再起動において複数の磁気ディスク装置が一
斉に起動困難に陥る障害を未然に防止し、ディスクアレ
イによって構成されるRAID本来の高信頼性の維持を
実現することが可能なディスクアレイ装置およびその制
御技術を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、複数の磁気ディスク
装置からなるディスクアレイにおいて、長時間稼働に係
る稼働実績を蓄積し、ディスクアレイ装置の保守及び保
全を容易にする技術を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置の制御方法は、所定の稼働時間毎に、磁気ディスク装
置を意図的に一旦停止させるものである。
【0012】また、本発明のディスクアレイ装置および
その制御方法では、ディスクアレイを構成する複数の磁
気ディスク装置を、所定の稼働継続時間毎に個別に、意
図的に一旦停止させるものである。
【0013】本願の発明者らは、前記粘着による起動障
害が発生することを防止するために、所定期間の連続運
転の後に磁気ディスクの回転を停止する時間は、磁気デ
ィスク装置の機種に依存すること、そして例えば、機種
Aは機種Bより長時間の連続運転の後に磁気ディスク装
置を停止することで本願発明の効果があることを発見し
た。本願発明は、例えば、連続運転1000時間に対
し、停止時間は数分から10時間程度で効果がある。
【0014】たとえば、特開平6−230903号公報
等に例示されるRAID方式を用いたディスクアレイ装
置に於いては、内部を構成する複数の磁気ディスク装置
の内、1台の磁気ディスク装置が故障停止しても、他の
磁気ディスク装置によってそのデータを復元し稼働を続
ける機能を有する。この機能を用いて、ディスクアレイ
装置を停止することなく、その内部を構成する個々の磁
気ディスク装置をある時間をおきながら順次に1台だけ
意図的に停止させることにより、個々の磁気ディスク装
置の連続稼働時間を短くし、磁気ディスク装置の長期稼
働後の停止によるヘッドと磁気ディスクの粘着等に起因
する起動困難等の障害を未然に防ぐ。
【0015】停止中の磁気ディスク装置に対するデータ
の読み出し要求に対しては、当該磁気ディスク装置が故
障停止の場合に実行されるRAIDのデータ回復機能を
利用し、他の磁気ディスク装置から得たデータを計算し
て復元することにより応答する。
【0016】停止中の磁気ディスク装置に対するデータ
の書き込み要求に対しては、たとえば、パリティデータ
の計算を行わずに、稼働している磁気ディスク装置列に
データのみを分散し記録する。若しくは、信頼性の低下
を防ぐために通常動作時と同様にパリティデータの計算
も行い、停止中の磁気ディスク装置の機能を補うことが
可能な別の代替記憶手段に書き込みデータを一旦格納し
ておき、再度磁気ディスク装置が稼働を始めた後に、代
替記憶手段から稼働を再開した磁気ディスク装置に書き
込みデータを移し替える。
【0017】また、たとえばディスクアレイ装置の稼働
スケジュール等によって、予めデータ書き込みが発生し
ない時間帯が知られている場合には、当該時間帯を利用
して、複数の磁気ディスク装置を個別に停止させること
もできる。この場合には、データ書き込みが発生しない
ことが判っているので、代替記憶手段を設ける必要が無
くなる。この場合、過去の稼働実績から得られる統計的
な情報に基づいて、ホストからの書き込み要求が発生し
ないか、あるいは書き込み要求が少なくなる時間帯を検
出し、当該時間帯に複数の磁気ディスク装置を個別に停
止させることもできる。
【0018】また、停止中の磁気ディスク装置に対する
データ書き込み要求に対しては、デバイスビジー等を書
き込み要求元に応答して、停止中の磁気ディスク装置に
対するデータ書き込みを保留することにより、代替記憶
手段を省くこともできる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施の形態であるディ
スクアレイ装置およびその制御方法の作用の一例を示す
フローチャートであり、図2は、本実施の形態のディス
クアレイ装置の構成の一例を示すブロック図、図3、図
4、図5、図6、図7、図8は、本実施の形態のディス
クアレイ装置およびその制御方法の作用の一例を示す概
念図、図9は、磁気ディスク装置におけるヘッドと磁気
ディスクの粘着力と稼働時間の関係の一例を示す線図、
図10は、本実施の形態のディスクアレイ装置を構成す
る磁気ディスク装置の構成の一例を一部破断して示す斜
視図である。
【0021】図2を参照して、複数の磁気ディスク装置
によって構成される本実施の形態のディスクアレイ装置
のハードウェアについて説明する。200は、ディスク
アレイ装置全体を示す。204〜207が第1列を構成
する磁気ディスク装置を示し、一般に複数の列構成を持
つ。208は、スペアディスク装置を示し、204〜2
07の磁気ディスク装置に於いて障害が生じたときの代
替えディスクとなる。203はキャッシュメモリ(CA
CHE)を示し、202はパリティ演算回路(DRR)
を示す。ホストからのデータ読み出しおよびデータ書き
込み処理は、キャッシュメモリ203およびDRR20
2を介して行われる。すなわちデータ書き込みの場合、
ホストからの連続するデータを一旦キャッシュメモリ2
03に格納し、DRR202を介してパリティデータP
Dを生成し、それらのデータを列を構成する磁気ディス
ク装置204〜207に分散して書き込む。データ読み
出しでは、読み出し要求のあったブロックに対するデー
タを分散された磁気ディスク装置204〜207からキ
ャッシュメモリ203上に読み出し、データを集合して
ホストに返す。列内の任意の1台の磁気ディスク装置が
故障したときのデータ読み出し処理では、正常なディス
ク列に分散されているデータからDRR202を介して
故障ディスク上のデータを計算して応答する。これら一
連の処理は、ホストからのアクセス要求に対し、マイク
ロプロセッサ201(MPU)がDRR202〜キャッ
シュメモリ203、さらには磁気ディスク装置204〜
207、スペアディスク装置208の動作を制御するこ
とによって行われる。
【0022】磁気ディスク装置204〜207、スペア
ディスク装置208の各々は、一例として、たとえば図
10に例示されるような構成となっている。
【0023】すなわち、複数の磁気ディスク316が共
通のスピンドル314に所定の間隔で同軸かつ平行な姿
勢で固定され、個々の磁気ディスク316の複数の記録
面の各々には、ロードアーム311の先端部に個別に保
持された複数のヘッド315がセットされている。ロー
ドアーム311の基端部はピボット軸312aを中心と
して揺動するアクチュエータ312に支持され、このア
クチュエータ312はさらにボイスコイルモータ313
によって駆動される。
【0024】すなわち、ボイスコイルモータ313に対
する通電方向や通電量の制御によって、アクチュエータ
312およびロードアーム311は磁気ディスク316
と平行な平面内を、揺動速度や角度が制御された揺動運
動をし、この揺動運動によって、ロードアーム311の
先端部に支持されているヘッド315は磁気ディスク3
16の記録面上を当該磁気ディスク316の径方向に移
動し、たとえば磁気ディスク316の記録面上に同心円
状に配置された複数のトラックの間の移動(シーク動
作)や、特定のトラックに対して追従する動作を行う。
【0025】本実施の形態の場合、定常回転状態の磁気
ディスク316に対してヘッド315が所定の間隙をも
って浮上し、停止時は、磁気ディスク316にヘッド3
15が密着するCSS方式である。すなわち、ロードア
ーム311からヘッド315に作用する磁気ディスク3
16への押圧力は、定常回転状態の磁気ディスク316
の表面に形成される気流によってヘッド315に発生す
る揚力と均衡し、この均衡状態でヘッド315と磁気デ
ィスク316との間に所定の間隙が形成される。従っ
て、磁気ディスク316の回転起動時には、ヘッド31
5は磁気ディスク316に摺動しつつ徐々に浮上し、逆
に、停止時には、磁気ディスク316の回転速度の低下
とともにヘッド315が磁気ディスク316の表面に徐
々に摺動し、停止時には密着する。なお、このような起
動時および停止時におけるCSSに際しては、ヘッド3
15は、自動的に、たとえば磁気ディスク316の最内
周領域等に設けられ、通常のデータの記録等には使用さ
れないCSS領域316aに移動され、このCSS領域
316aにおいてヘッド315と磁気ディスク316と
が接触状態となるように制御される。
【0026】尚、磁気ディスク装置204〜207、ス
ペアディスク装置208はCSS方式でなくとも良い。
例えば、ニアコンタクト方式の磁気ディスク装置を用い
ても、本発明の効果を奏することができる。
【0027】MPU201は、制御記憶201aに格納
されている制御プログラムや制御情報によって、前述の
ような制御動作を行う。この場合、制御記憶201aに
は、通常の制御情報の他に、ディスクアレイを構成する
複数の磁気ディスク装置204〜207、スペアディス
ク装置208の各々を、所定の連続稼働時間毎に個別に
意図的に停止させる制御を行うために用いられる稼働時
間管理テーブル201bが設けられている。この稼働時
間管理テーブル201bには、たとえば、ヘッド/ディ
スク間の粘着障害防止等の観点から見た連続稼働の許容
限界を示す許容連続稼働時間Ti、および、停止時間T
sが、設定されている。また、特に図示しないが、MP
U201の制御プログラムには、ディスクアレイ装置2
00の連続稼働時間や、個々の磁気ディスク装置の停止
時間を計時するためのタイマルーチンが備えられてい
る。
【0028】なお、連続稼働時間や停止時間の計時方法
としては、このタイマルーチンを用いたソフトウェア的
な方法に限らず、図示しないハードウェアタイマ機能を
用いてもよい。また、許容連続稼働時間Ti、および、
停止時間Tsの設定方法としては、制御記憶201aに
テーブルとして設定することに限らず、ディップスイッ
チ等によるハードウェア的な設定でもよい。
【0029】更に、磁気ディスク装置204等の内部
に、当該磁気ディスク装置の所定時間の稼働経過後に計
時信号を外部又はMPU201に発する機能を持たせて
も良い。この場合に磁気ディスク装置内にタイマールー
チンをソフトウェアで備えても良いし、ハードウェアタ
イマを組込んでも良い。この場合には保守作業の際、各
磁気ディスク装置204等の稼働状況をチェックして、
磁気ディスク装置をディスクアレイ装置200の内部で
ローテーションすることが容易となる。
【0030】そして、MPU201は、後述のようにし
て、タイマルーチンによる計時結果と、稼働時間管理テ
ーブル201bに設定されている許容連続稼働時間Ti
を比較することにより、所定の間隔で、ディスクアレイ
を構成する複数の磁気ディスク装置204〜207、ス
ペアディスク装置208を個別に停止させる、という制
御動作を行う。
【0031】なお、本実施の形態のディスクアレイ装置
では、必要に応じて、図14に例示される方法にて、デ
ィスクアレイ装置200を構成する磁気ディスク装置2
04〜207の各々の稼働ログを収集して記録する。
【0032】ここで稼働ログとは、少なくとも磁気ディ
スク装置204〜207、スペアディスク装置208に
ついて取得された、その各々の稼働時間や停止時間等の
稼働実績をいう。稼働ログは後出の統計情報の基礎とな
るデータ量である。具体的には、例えば、各磁気ディス
ク装置において磁気ディスク316を回転駆動させるス
ピンドルモータの電流値が監視し易い。
【0033】図14は、本実施の形態のディスクアレイ
装置を構成する磁気ディスク装置の稼働ログをいかにし
て取得するかの一例を示している。すなわち、図14に
例示された磁気ディスク装置401は、図2に例示され
たディスクアレイ装置200を構成する複数の磁気ディ
スク装置204、205、206および207の各々を
表している。
【0034】図14に例示される記憶装置406は、磁
気ディスク装置401の稼働ログを記録する。すなわ
ち、この記憶装置406は、ディスクアレイ装置200
を構成する磁気ディスク装置204〜207の稼働ログ
を記録する。
【0035】記憶装置401として公知のデータロガー
を用いるときは、通常は、ディスクアレイ装置200の
外部に当該データロガーを設置することとなる。データ
ロガーの形状、大きさによっては、ディスクアレイ装置
200の内部に当該データロガーを設置しても良い。ま
た、データロガーの能力に応じて、挿入コネクタ403
から取り込むデータは、挿入コネクタの有するピン(信
号接点)の全てに対応する信号でも良い。通常はピンの
うちいくつかの信号をデータロガーに取り込む。本願発
明では、少なくとも、磁気ディスクのスピンドルの回転
又は停止に対応した信号を取り込む必要がある。
【0036】挿入コネクタ403は、磁気ディスク装置
401の側に設けられたコネクタ402と、マイクロプ
ロセッサ201等のアレイ制御手段側のコネクタ404
との間に介設される。通常は、コネクタ402とコネク
タ404が直接的に接続されており、稼働ログの収集時
に必要に応じて、挿入コネクタ403が両者の間に介設
される。
【0037】挿入コネクタ403は、磁気ディスク装置
401とアレイ制御手段との間で授受される信号を、ケ
ーブル405を経由して記憶装置406に伝達する。
【0038】この図14に例示される方法により、挿入
コネクタ403を経由して記憶装置406に格納された
稼働ログを解析することにより、個々の磁気ディスク装
置401の様々な動作を知ることができる。なお、記憶
装置406は、ディスクアレイ装置200の内部および
外部のどちらに存在してもよい。
【0039】尚、記憶装置406がディスクアレイ装置
200の内部に存在する場合には、図2におけるMPU
201と図示しない記憶素子により記憶装置406の代
用が可能である。ただし、この場合には稼働ログとし
て、下位装置、即ち、磁気ディスク装置204に近いレ
ベルの稼働ログの収集が困難となる。
【0040】以上のように図14に示すように、挿入コ
ネクタからディスクアレイ装置200とは独立に、ディ
スクアレイ装置200の外部又は内部に記憶装置406
を設ければ、稼働ログの収集が確実となり、それまでの
稼働実績を蓄積する機能の信頼性が向上し、システムの
保守保全の完全が図れる。
【0041】図3は、ホストから1列分のデータD0〜
D2が列を構成する磁気ディスク装置204〜207に
書き込まれた状態を示す。データD0〜D2はまずキャ
ッシュメモリ203に格納される。次にDRR202
は、データD0〜D2からパリティデータPDを算出す
る。データD0〜D2およびそのパリティデータPD
は、4台の磁気ディスク装置204〜207に分散して
記録される。
【0042】図4は、磁気ディスク装置204〜206
から1列分のデータD0〜D2がホストに読み出された
状態を示す。データD0〜D2は一旦キャッシュメモリ
203上に格納され集合してホストヘ返される。
【0043】図5は、磁気ディスク装置206が故障停
止した状態での、ホストからのデータ読み出し処理を示
す。故障した磁気ディスク装置206に要求されるデー
タD2は、D0、D1およびそのパリティデータPDか
らDRR202を介し算出される。算出されたデータD
2’はキャッシュメモリ203を経由してHOSTに転
送されると同時に、スペアディスク装置208にも書き
込まれる。
【0044】本実施の形態では、後述の図1のフローチ
ャートに例示されるように、ディスクアレイ装置200
を稼働させながら、その内部を構成する複数の磁気ディ
スク装置204〜207およびスペアディスク装置20
8をある時間毎(この場合、許容連続稼働時間Ti毎)
に順次1台だけ意図的に、停止時間Tsの間だけ停止さ
せる。
【0045】図6は磁気ディスク装置206が停止中の
ディスクアレイ装置に対して、ホストからデータD0〜
D2の書き込み要求があった時の処理を示す。パリティ
データPDは生成せずに、データD0〜D2のみを分散
し、停止中の磁気ディスク装置206を除く稼働中のデ
ィスク列(磁気ディスク装置204〜205および20
7)へ記録する。
【0046】図7は図6の状況で、スペアディスク装置
208を停止中の磁気ディスク装置206の代わりの記
憶領域として一旦使用した時の処理を示す。図7ではパ
リティデータPDの生成を行い、信頼性を低下すること
なくデータD0〜D2の書き込み処理を行う。通常、磁
気ディスク装置206へ記録されるべきデータD2はこ
こではスペアディスク装置208へ一旦記録され、磁気
ディスク装置206の再起動後にスペアディスク装置2
08から磁気ディスク装置206に移される。
【0047】図8は磁気ディスク装置206が停止中の
ディスクアレイ装置200に対して、ホストから1列分
のデータD0〜D2の読み出し要求があった時の処理を
示す。磁気ディスク装置206に要求される読み出しデ
ータD2は、DRR202を介しD0、D1およびその
パリティデータPDから算出される。データD0、D1
および算出されたデータD2’はキャッシュメモリ20
3上に格納されホストへ送られる。
【0048】図1のフローチャートによって、上述のよ
うな、本実施の形態のディスクアレイ装置200の動作
の一例を説明する。なお、説明の便宜上、各列を構成す
る複数の磁気ディスク装置204〜207およびスペア
ディスク装置208の各々には、#0〜#3および#4
の装置番号#n(本実施の形態の場合、最大装置番号N
=4)が付与されているものとする。
【0049】まず、稼働時間管理テーブル201bに、
許容連続稼働時間Tiおよび停止時間Tsを設定する
(ステップ101)。許容連続稼働時間Tiとしては、
たとえば1000時間が設定される。また、停止時間T
sとしては、たとえば数分から10時間程度の値が設定
される。
【0050】その後、稼働開始とともに稼働時間タイマ
を初期化して、連続稼働時間の計時を開始する(ステッ
プ102)。
【0051】そして、前述の図3、図4および図5等に
例示される、通常稼働中のI/O処理を実行しつつ(ス
テップ103)、稼働時間タイマ値が許容連続稼働時間
Tiを超過した否かを監視し(ステップ104)、超過
した場合には、ヘッド315/磁気ディスク316間の
固着等の障害を防止すべく、複数の磁気ディスク装置2
04〜207およびスペアディスク装置208を個別に
停止させる操作を行う。
【0052】すなわち、まず、装置番号#nを0に初期
化し(ステップ105)、停止時間タイマを起動して停
止時間の計時を開始するとともに(ステップ106)、
装置番号#n(=0;磁気ディスク装置204)を停止
させる(ステップ107)。この時、停止された磁気デ
ィスク装置204では、ヘッド315と回転停止する磁
気ディスク316とが、CSS領域316aにおいて摺
動するため、両者の間隙に集積していた潤滑剤や汚染物
質等が、CSS領域316aの全体に分散すること等に
よって除去され、後の再起動がスムーズに可能になる。
【0053】そして、HOSTからのI/O要求に応じ
て、前述の図6、図7および図8に例示されるような、
1台停止中のI/O処理を実行しつつ(ステップ10
8)、停止時間が所定の停止時間Tsに達したか否かを
監視し(ステップ109)、停止時間Tsに達したら、
停止中の装置番号#n(=0)の磁気ディスク装置を再
起動して復帰させる処理を行う(ステップ110)。こ
のステップ110では、たとえば、停止中に書き込みが
あった場合には、スペアディスク装置208から、再開
した磁気ディスク装置に書き込みデータを複写する等の
処理が必要に応じて行われる。
【0054】その後、現在の装置番号#nが、最大装置
番号#Nに達したか否かを判定し(ステップ111)、
#nが#N未満の場合には、#nをインクリメントして
(ステップ112)、ステップ106以降の個別停止処
理を反復する。
【0055】これにより、図11のタイミングチャート
に例示されるように、ほぼ許容連続稼働時間Ti毎に、
複数の磁気ディスク装置204〜207およびスペアデ
ィスク装置208は、互いに停止時間が重なり合わない
ように、1台ずつ順次、停止時間Tsだけ、一旦停止す
る動作が行われる。なお、この停止時間Ts内に、図1
2に例示されるように、数回、磁気ディスク316の定
常回転までの回転起動および停止を繰り返して、CSS
を意図的に反復実行し、CSS領域316aにおいてヘ
ッド315と磁気ディスク316とを摺動させることに
よって、ヘッド315と磁気ディスク316との間に稼
働中に集積した潤滑剤や汚染物質等をより完全に摺動除
去するようにしてもよい。
【0056】一方、装置番号#nが、最大装置番号#N
に達している場合には、全ての磁気ディスク装置につい
ての個別停止処理が完了したものとして、ステップ10
2に戻り、ディスクアレイ装置200の連続稼働時間の
監視を再開する。
【0057】図9は、ディスクアレイの構成に用いられ
る磁気ディスク装置の稼働時間に対するヘッド/ディス
ク間の粘着力の測定例を示す線図である。測定線Aは、
磁気ディスク装置を途中で停止させることなく、連続稼
働した例であり、測定線Bは、稼働途中の約1000時
間毎に一旦停止させながら連続稼働した例である。測定
線Aの場合には、ヘッド/ディスク間の粘着力は、稼働
開始時の初期値に対して4倍を越えてしまったが、測定
線Bの場合には、約5000時間稼働後も初期値に対し
て約1.5倍以下であった。このように一定時間毎に磁気
ディスク装置を停止させながら連続稼働した場合には、
ヘッド/ディスクの粘着障害を回避することができる。
【0058】これを本実施の形態のディスクアレイ装置
200に適用し、複数の磁気ディスク装置204〜20
7が同時に起動困難に陥ることを未然に防止することに
よって、高信頼性を確保することができる。
【0059】すなわち、本実施の形態の場合、許容連続
稼働時間Tiとして、たとえば1000時間以下の値を
設定し、連続稼働時間が1000時間に達する前に、デ
ィスクアレイを構成する複数の磁気ディスク装置204
〜207、さらにはスペアディスク装置208を、所定
の停止時間Ts、たとえば数分から10時間程度、停止
させる。これにより、長時間の連続稼働後に一旦停止さ
せる際に、ヘッド/ディスクの粘着障害等に起因して、
複数の磁気ディスク装置が一斉に起動困難に陥る等の大
規模なデータ障害の発生を確実に回避することが可能と
なる。
【0060】これにより、複数の磁気ディスク装置20
4〜207、スペアディスク装置208等によって構成
されるディスクアレイ装置200を、たとえば保守管理
等のために電源を切断して一斉に停止させ、その後、電
源を投入して運転を再開する際等に、ヘッド/ディスク
の粘着障害等によって、RAIDによるデータ保証が可
能な故障台数以上の多数の磁気ディスク装置が一斉に起
動困難となって、大規模なデータ障害に発展する等の不
具合が未然に防止され、RAID等を構成するディスク
アレイ装置200の動作や格納データの信頼性をさらに
向上させることが可能になる。
【0061】なお、許容連続稼働時間Tiの設定値とし
ては、1000時間に限らず、ディスクアレイを構成す
る磁気ディスク装置における特性等に応じて、適切な値
を選ぶことができる。
【0062】また、停止時間Tsは、磁気ディスク31
6の表面状態に関係するので、例えば数分から10時間
程度の間で、適当な値を設定することができる。
【0063】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0064】たとえば、停止された磁気ディスク装置の
代わりとなる代替記憶手段としては、スペアディスク装
置208を用いることに限らず、たとえば、キャッシュ
メモリ203の一部領域をバックアップ電源等により選
択的に不揮発化し、この不揮発化された領域を用いるこ
とも本発明に含まれる。
【0065】さらに、ディスクアレイ装置200の稼働
スケジユール等によって、たとえば、日毎、週毎、月毎
等で、確実にHOSTからのデータ書き込み要求が発生
しない時間帯が判明している場合には、個々の磁気ディ
スク装置の個別停止処理を当該時間帯に実行することに
よって、停止中のデータ書き込み要求に備えた代替記憶
手段を省略することも本発明に含まれる。この場合に
は、図1のステップ101において、稼働時間管理テー
ブル201b等に稼働スケジユールを設定し、ステップ
104の判定において、現在の時刻が、書き込み要求の
発生しない時間帯か否かを判定する処理を行うことで実
現できる。さらに、許容連続稼働時間Tiに達する間
に、HOSTからの書き込み要求頻度等に関する統計情
報を収集し、連続稼働時間が許容連続稼働時間Tiに達
して磁気ディスク装置の個別停止を開始する際に、統計
情報から、書き込み要求が発生しないと予想される時間
帯を選んで、ステップ105〜111に例示された複数
の磁気ディスク装置の個別停止処理を実行してもよい。
【0066】また、上述の実施の形態では、上位のMP
Uがディスクアレイを構成する配下の複数の磁気ディス
ク装置を個別に停止させる場合について説明したが、こ
れに限らず、たとえば、個々の磁気ディスク装置の各々
に、所定の連続稼働時間毎に、自発的に稼働停止するよ
うな機能を設けることも本発明に含まれる。
【0067】すなわち、たとえば図13に例示されるよ
うに、ディスクアレイ装置200を制御するMPU20
1と、その配下の自発的な停止機能を有する磁気ディス
ク装置がSCSI等のインタフェースにて接続されてい
る場合、MPU201側から、定期的に、たとえばTU
R(Test Unit Ready)コマンド等を磁
気ディスク装置に発行し、磁気ディスク装置側では、こ
のTURコマンドを受け取った時点で規定の許容連続稼
働時間Tiに達している場合には、SCSIの中のベン
ダユニークなコマンドインタフェース等を使用して、意
図的な停止のための擬似故障モードを開始することをM
PU201に通知した後に自発的に停止し、MPU20
1側ではこれを契機に、RAIDの中の1台が故障した
場合の動作モードに移行する。そして、この間も、所望
の間隔で、MPU201から停止中の磁気ディスク装置
にTURコマンドを発行し、このTURコマンドの受領
時に、磁気ディスク装置は、所定の停止時間Tsが経過
していたら、前述のコマンドインタフェースによって、
擬似故障モードを解除して稼働復帰することをMPU2
01に通知し、これを契機に、MPU201は、故障し
た磁気ディスク装置を含まない通常稼働に移行する。
【0068】この場合にも、複数の磁気ディスク装置が
重複して停止しないように、各磁気ディスク装置の自発
的な停止時刻を十分な時間間隔にてずらすとともに、停
止した磁気ディスク装置を疑似的な故障として取り扱う
ことにより、ディスクアレイのRAID技術によってデ
ータ保証は可能であり、ディスクアレイ装置全体として
の機能が損なわれることはない。また、この場合、磁気
ディスク装置側が自発的な停止機能を持つことにより、
磁気ディスク装置群の定期的な個別停止動作を実現する
ためのMPU201の制御ソフトウェアがより簡単で済
む、という利点がある。
【0069】
【発明の効果】本発明の磁気ディスク装置の制御方法に
よれば、磁気ディスク装置の長時間稼働後の停止および
再起動における起動困難等の障害の発生を未然に防止す
ることができる、という効果が得られる。
【0070】本発明の磁気ディスク装置の制御方法によ
れば、RAIDを構成する複数のディスク装置が何らか
の障害等により同時に起動困難に陥ることを未然に防止
し、RAID本来の高信頼性を確保することができる、
という効果が得られる。
【0071】本発明のディスクアレイ装置によれば、稼
働ログの収集が確実にでき、それまでの稼働の統計情報
を収集する機能の信頼性が向上し、ディスクアレイ装置
の保守・保全を容易とできる効果が得られる。
【0072】本発明のディスクアレイ装置の制御方法に
よれば、複数の磁気ディスク装置からなるディスクアレ
イにおいて、長時間稼働後の停止および再起動において
複数の磁気ディスク装置が一斉に起動困難に陥る障害を
未然に防止し、ディスクアレイによって構成されるRA
ID本来の高信頼性の維持を実現することができる、と
いう効果が得られる。
【0073】本発明のディスクアレイ装置によれば、複
数の磁気ディスク装置からなるディスクアレイにおい
て、長時間稼働後の停止および再起動において複数の磁
気ディスク装置が一斉に起動困難に陥る障害を未然に防
止し、ディスクアレイによって構成されるRAID本来
の高信頼性の維持を実現することができる、という効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるディスクアレイ装
置およびその制御方法の作用の一例を示すフローチャー
トである。
【図2】本発明の一実施の形態であるディスクアレイ装
置の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態であるディスクアレイ装
置およびその制御方法の作用の一例を示す概念図であ
る。
【図4】本発明の一実施の形態であるディスクアレイ装
置およびその制御方法の作用の一例を示す概念図であ
る。
【図5】本発明の一実施の形態であるディスクアレイ装
置およびその制御方法の作用の一例を示す概念図であ
る。
【図6】本発明の一実施の形態であるディスクアレイ装
置およびその制御方法の作用の一例を示す概念図であ
る。
【図7】本発明の一実施の形態であるディスクアレイ装
置およびその制御方法の作用の一例を示す概念図であ
る。
【図8】本発明の一実施の形態であるディスクアレイ装
置およびその制御方法の作用の一例を示す概念図であ
る。
【図9】磁気ディスク装置におけるヘッドと磁気ディス
クの間の粘着力と稼働時間の関係の一例を示す線図であ
る。
【図10】本発明の一実施の形態であるディスクアレイ
装置を構成する磁気ディスク装置の構成の一例を一部破
断して示す斜視図である。
【図11】本発明の一実施の形態であるディスクアレイ
装置およびその制御方法における磁気ディスク装置の個
別停止操作の一例を示すタイミングチャートである。
【図12】本発明の一実施の形態であるディスクアレイ
装置およびその制御方法における磁気ディスク装置の停
止中の動作の一例を示す線図である。
【図13】本発明の一実施の形態であるディスクアレイ
装置およびその制御方法の変形例を示すフローチャート
である。
【図14】本発明の一実施の形態であるディスクアレイ
装置を構成する複数の磁気ディスク装置の各々の稼働ロ
グを記録する方法と装置の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
200…ディスクアレイ装置、201…マイクロプロセ
ッサ(アレイ制御手段)、201a…制御記憶、201
b…稼働時間管理テーブル、202…パリティ演算回
路、203…キャッシュメモリ、204〜207…磁気
ディスク装置、208…スペアディスク装置(代替記憶
手段)、311…ロードアーム、312…アクチュエー
タ(位置決め機構)、312a…ピボット軸、313…
ボイスコイルモータ、314…スピンドル(ディスク回
転機構)、315…ヘッド、316…磁気ディスク、3
16a…CSS領域、401…磁気ディスク装置、40
2…コネクタ(第1のコネクタ)、403…挿入コネク
タ(第3のコネクタ)、404…コネクタ(第2のコネ
クタ)、405…ケーブル、406…記憶装置。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 祐一 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 小口 光彦 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクと、前記磁気ディスクを回
    転させるディスク回転機構と、回転する前記磁気ディス
    クに対する情報の記録および再生の少なくとも一方を行
    うヘッドと、前記磁気ディスクの径方向における任意の
    位置への前記ヘッドの位置決め動作を行う位置決め機構
    とを含む磁気ディスク装置の制御方法であって、 任意の稼働時間毎に前記磁気ディスクの回転を一旦停止
    させることを特徴とする磁気ディスク装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 複数の磁気ディスク装置によって構成さ
    れたディスクアレイを含むディスクアレイ装置の制御方
    法であって、 前記ディスクアレイを構成する個々の前記磁気ディスク
    装置を、任意の稼働時間毎に一旦停止させることを特徴
    とするディスクアレイ装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 複数の磁気ディスク装置によって構成さ
    れたディスクアレイと、前記ディスクアレイを制御する
    アレイ制御手段とを含むディスクアレイ装置であって、 前記磁気ディスク装置および前記アレイ制御手段の少な
    くとも一方に、前記ディスクアレイを構成する個々の前
    記磁気ディスク装置を、任意の稼働時間毎に一旦停止さ
    せる制御論理を備えたことを特徴とするディスクアレイ
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のディスクアレイ装置にお
    いて、前記ディスクアレイを構成する個々の前記磁気デ
    ィスク装置を一旦停止させる前記稼働時間および停止時
    間の少なくとも一方を任意の値に設定可能にしたことを
    特徴とするディスクアレイ装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載のディスクアレイ
    装置において、任意の1台の前記磁気ディスク装置を停
    止している間に、当該磁気ディスク装置の機能を代替す
    る代替記憶手段を備えたことを特徴とするディスクアレ
    イ装置。
  6. 【請求項6】 磁気ディスク装置側の第1のコネクタ
    と、この第1のコネクタに対して外部から挿抜される第
    2のコネクタとの間に、必要に応じて前記第1および第
    2のコネクタに接続される第3のコネクタを介在させ、
    前記第3のコネクタを介して前記磁気ディスク装置と外
    部との間で授受される情報を所望の記憶装置に記録する
    ことを特徴とする磁気ディスク装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 複数の磁気ディスク装置によって構成さ
    れたディスクアレイと、前記ディスクアレイを制御する
    アレイ制御手段とを含むディスクアレイ装置であって、 前記磁気ディスク装置の側に設けられた第1のコネクタ
    と、前記アレイ制御手段の側に設けられ前記第1のコネ
    クタに挿抜される第2のコネクタと、必要に応じて前記
    第1のコネクタと第2のコネクタとの間に介設される第
    3のコネクタと、前記第3のコネクタに接続され、前記
    第3のコネクタを経由して前記磁気ディスク装置と前記
    アレイ制御手段との間で授受される情報を記録する記憶
    装置と、を含むことを特徴とするディスクアレイ装置。
JP9190810A 1996-07-18 1997-07-16 磁気ディスク装置の制御方法およびディスクアレイ装置の制御方法ならびにディスクアレイ装置 Pending JPH1083614A (ja)

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