JPH1083318A - 電子回路解析装置 - Google Patents
電子回路解析装置Info
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- JPH1083318A JPH1083318A JP8262620A JP26262096A JPH1083318A JP H1083318 A JPH1083318 A JP H1083318A JP 8262620 A JP8262620 A JP 8262620A JP 26262096 A JP26262096 A JP 26262096A JP H1083318 A JPH1083318 A JP H1083318A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/22—Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
- G06F11/26—Functional testing
- G06F11/261—Functional testing by simulating additional hardware, e.g. fault simulation
-
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- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/22—Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
- G06F11/25—Testing of logic operation, e.g. by logic analysers
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高度なデータ解析を容易に実行できる電子回
路解析装置の提供。 【解決手段】 ターゲットCPUで実行するプログラム
及び該プログラムの実行に必要な各種データ並びにター
ゲットCPUの実行結果を記憶する記憶手段、記憶手段
の全部又は一部をターゲットCPUに提供し若しくは記
憶手段をアクセスしてターゲットCPUの動作を擬似的
に実行する実行手段、記憶手段をホストコンピュータの
記憶空間に割り付ける割り付け手段を備える。記憶手段
をホストコンピュータの記憶空間に割り付ければ、デー
タの解析に必要なすべての情報をホストコンピュータに
取り込めるから、汎用のコマンドだけで高度なデータ解
析を容易に行うことができる。
路解析装置の提供。 【解決手段】 ターゲットCPUで実行するプログラム
及び該プログラムの実行に必要な各種データ並びにター
ゲットCPUの実行結果を記憶する記憶手段、記憶手段
の全部又は一部をターゲットCPUに提供し若しくは記
憶手段をアクセスしてターゲットCPUの動作を擬似的
に実行する実行手段、記憶手段をホストコンピュータの
記憶空間に割り付ける割り付け手段を備える。記憶手段
をホストコンピュータの記憶空間に割り付ければ、デー
タの解析に必要なすべての情報をホストコンピュータに
取り込めるから、汎用のコマンドだけで高度なデータ解
析を容易に行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セントラル・プロ
セッシング・ユニット(CPU)を搭載した電子回路の
動作解析装置に関する。なお、CPUは、マイクロ・プ
ロセッシング・ユニット(MPU)と読み替えても構わ
ない。どちらもコンピュータの四要素(演算、記憶、入
出力及び制御)を有する点で一致するから、本発明では
区別しない。
セッシング・ユニット(CPU)を搭載した電子回路の
動作解析装置に関する。なお、CPUは、マイクロ・プ
ロセッシング・ユニット(MPU)と読み替えても構わ
ない。どちらもコンピュータの四要素(演算、記憶、入
出力及び制御)を有する点で一致するから、本発明では
区別しない。
【0002】近年、様々な分野でCPUを搭載した高機
能な電子機器が作られるようになってきた。ソフトを書
き込んだROMを交換するだけで、容易にシステムの改
修や機能拡張を行なうことができ、きわめて柔軟性にす
ぐれたシステムを開発できるからである。ところで、こ
うした電子回路にあっては、その高機能さゆえに、ハー
ドウエア及びソフトウエアのデバッグが相当に困難で、
何らかのデバック支援装置が必要不可欠である。
能な電子機器が作られるようになってきた。ソフトを書
き込んだROMを交換するだけで、容易にシステムの改
修や機能拡張を行なうことができ、きわめて柔軟性にす
ぐれたシステムを開発できるからである。ところで、こ
うした電子回路にあっては、その高機能さゆえに、ハー
ドウエア及びソフトウエアのデバッグが相当に困難で、
何らかのデバック支援装置が必要不可欠である。
【0003】
【従来の技術】この種の支援装置として、従来から、デ
バッグ対象の電子回路(以下「ターゲット」)を擬似的
に実行するインサーキットエミュレータ(以下「IC
E」)やROMデバッガなどが用いられる。ICEは、
ターゲットのCPU(以下「ターゲットCPU」)ソケ
ットにICEのCPU(以下「エミュレーションCP
U」)を接続し、このエミュレーションCPUの動作内
容をICEのエミュレータ・ソフトウエアで逐一、追跡
・監視することによって、ターゲットのハード/ソフト
両面の総合的な動作判定を行うというものである。一
方、ROMデバッガは、ターゲットのROM領域をデバ
ッガのメモリ空間に割り付け、この割り付け領域(通
称、エミュレーションラム領域)にデバック対象のプロ
グラムをロードして、その動作判定を行うというもので
ある。どちらも、ターゲットの開発時や改修時に欠かせ
ない支援装置である。
バッグ対象の電子回路(以下「ターゲット」)を擬似的
に実行するインサーキットエミュレータ(以下「IC
E」)やROMデバッガなどが用いられる。ICEは、
ターゲットのCPU(以下「ターゲットCPU」)ソケ
ットにICEのCPU(以下「エミュレーションCP
U」)を接続し、このエミュレーションCPUの動作内
容をICEのエミュレータ・ソフトウエアで逐一、追跡
・監視することによって、ターゲットのハード/ソフト
両面の総合的な動作判定を行うというものである。一
方、ROMデバッガは、ターゲットのROM領域をデバ
ッガのメモリ空間に割り付け、この割り付け領域(通
称、エミュレーションラム領域)にデバック対象のプロ
グラムをロードして、その動作判定を行うというもので
ある。どちらも、ターゲットの開発時や改修時に欠かせ
ない支援装置である。
【0004】図5は従来のICE接続図である。ICE
1は、本体2、プローブ3及びポッド4の三つの部分か
らなり、本体2はエミュレーション動作の全般を制御す
る制御部2aやエミュレーションラム2bなどを備え、
プローブ3はエミュレーションCPU3aやバスバッフ
ァ3b、3cなどを備える。使用する際は、上記三つの
部分をフラットケーブル6、7で繋ぎ、ホストコンピュ
ータ5の拡張スロットに専用のインターフェイスカード
を差し込み、このインターフェースカードと本体2との
間をケーブル8で接続するとともに、ターゲット9のC
PUソケット9aにポッド4を接続したうえで、例え
ば、ホストコンピュータ5上のデバッガ(ICE1に付
属する専用の開発支援プログラム)を起動して特定のコ
マンドを実行し、本体2に対してコーディングされたプ
ログラムのエミュレーション開始を指示すると、本体2
から送り返されたエミュレーション結果情報がディスプ
レイ上に表示されるという流れになる。
1は、本体2、プローブ3及びポッド4の三つの部分か
らなり、本体2はエミュレーション動作の全般を制御す
る制御部2aやエミュレーションラム2bなどを備え、
プローブ3はエミュレーションCPU3aやバスバッフ
ァ3b、3cなどを備える。使用する際は、上記三つの
部分をフラットケーブル6、7で繋ぎ、ホストコンピュ
ータ5の拡張スロットに専用のインターフェイスカード
を差し込み、このインターフェースカードと本体2との
間をケーブル8で接続するとともに、ターゲット9のC
PUソケット9aにポッド4を接続したうえで、例え
ば、ホストコンピュータ5上のデバッガ(ICE1に付
属する専用の開発支援プログラム)を起動して特定のコ
マンドを実行し、本体2に対してコーディングされたプ
ログラムのエミュレーション開始を指示すると、本体2
から送り返されたエミュレーション結果情報がディスプ
レイ上に表示されるという流れになる。
【0005】ICE1の操作者(プログラマ)は、ディ
スプレイ上の表示を解析して、例えば、コードの手直し
など必要な対策を講じるが、しばしば、より高度なデー
タ解析を必要とすることがある。このような場合、操作
者は、ホストコンピュータ5から本体2の制御部2aを
操作してターゲット9の詳細情報(例えば、ターゲット
9のRAMの内容など)を特定し、その情報をエミュレ
ーションラム2bへ取り込み、さらに、エミュレーショ
ンラム2bからホストコンピュータ5へ転送するといっ
た一連の手続を指示することになる。
スプレイ上の表示を解析して、例えば、コードの手直し
など必要な対策を講じるが、しばしば、より高度なデー
タ解析を必要とすることがある。このような場合、操作
者は、ホストコンピュータ5から本体2の制御部2aを
操作してターゲット9の詳細情報(例えば、ターゲット
9のRAMの内容など)を特定し、その情報をエミュレ
ーションラム2bへ取り込み、さらに、エミュレーショ
ンラム2bからホストコンピュータ5へ転送するといっ
た一連の手続を指示することになる。
【0006】このような手続はROMデバッガでも同様
に行われる。すなわち、図6に示すように、従来のRO
Mデバッガ10は、本体11とポッド12とからなり、
ポッド12をターゲット9のROMソケット9bに接続
して使用するが、高度なデータ解析を必要とする場合に
は、やはり、ホストコンピュータ(図示略)から本体1
1を操作して、ターゲット9の詳細情報を特定し、その
情報を本体11に取り込み、さらに、本体11からホス
トコンピュータへ転送するといった一連の手続を指示す
ることになる。
に行われる。すなわち、図6に示すように、従来のRO
Mデバッガ10は、本体11とポッド12とからなり、
ポッド12をターゲット9のROMソケット9bに接続
して使用するが、高度なデータ解析を必要とする場合に
は、やはり、ホストコンピュータ(図示略)から本体1
1を操作して、ターゲット9の詳細情報を特定し、その
情報を本体11に取り込み、さらに、本体11からホス
トコンピュータへ転送するといった一連の手続を指示す
ることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記一
連の手続を正確に指示するには、支援装置のコマンド群
を熟知しておく必要があるが、かかるコマンド群は、そ
の全部又は一部が支援装置のアーキテクチャに特化した
専用コマンドであるから、仮にベテランのプログラマで
あっても、その支援装置の利用経験が浅ければ自在な操
作を期待できず、高度なデータ解析を困難にするという
問題点があった。
連の手続を正確に指示するには、支援装置のコマンド群
を熟知しておく必要があるが、かかるコマンド群は、そ
の全部又は一部が支援装置のアーキテクチャに特化した
専用コマンドであるから、仮にベテランのプログラマで
あっても、その支援装置の利用経験が浅ければ自在な操
作を期待できず、高度なデータ解析を困難にするという
問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、高度なデータ
解析を容易に実行できる電子回路解析装置の提供を目的
とし、デバッグ対象の電子回路に実装されたCPUで実
行するプログラム及び該プログラムの実行に必要な各種
データ並びに該CPUの実行結果を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段の全部又は一部を前記CPUに提供し
若しくは前記記憶手段をアクセスして前記CPUの動作
を擬似的に実行する実行手段と、前記記憶手段をホスト
コンピュータの記憶空間に割り付ける割り付け手段と、
を備えたことを特徴とするものである。又は、前記記憶
手段及び実行手段の一方または双方をポッドに最も近い
部分のユニットに搭載したことを特徴とするものであ
る。
解析を容易に実行できる電子回路解析装置の提供を目的
とし、デバッグ対象の電子回路に実装されたCPUで実
行するプログラム及び該プログラムの実行に必要な各種
データ並びに該CPUの実行結果を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段の全部又は一部を前記CPUに提供し
若しくは前記記憶手段をアクセスして前記CPUの動作
を擬似的に実行する実行手段と、前記記憶手段をホスト
コンピュータの記憶空間に割り付ける割り付け手段と、
を備えたことを特徴とするものである。又は、前記記憶
手段及び実行手段の一方または双方をポッドに最も近い
部分のユニットに搭載したことを特徴とするものであ
る。
【0009】本発明では、記憶手段をCPU(デバッグ
対象の電子回路に実装されたCPU)に提供すればRO
Mデバッガを実現でき、また、記憶手段をアクセスして
CPUの動作を擬似的に実行すればICEを実現できる
うえ、さらに、記憶手段をホストコンピュータの記憶空
間に割り付ければ、データの解析に必要なすべての情報
をホストコンピュータに取り込めるから、汎用のコマン
ドだけで、高度なデータ解析を容易に行うことができ
る。
対象の電子回路に実装されたCPU)に提供すればRO
Mデバッガを実現でき、また、記憶手段をアクセスして
CPUの動作を擬似的に実行すればICEを実現できる
うえ、さらに、記憶手段をホストコンピュータの記憶空
間に割り付ければ、データの解析に必要なすべての情報
をホストコンピュータに取り込めるから、汎用のコマン
ドだけで、高度なデータ解析を容易に行うことができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1〜図3は本発明に係る電子回路解
析装置の一実施例を示す図であり、ICEへの適用例で
ある。まず、構成を説明する。図1において、20はホ
ストコンピュータ、21はシステムバス、22はデータ
制御部、23は第1フラットケーブル、24はアクセス
制御部、25は第2フラットケーブル、26はポッド、
27はターゲット(デバッグ対象の電子回路)である。
づいて説明する。図1〜図3は本発明に係る電子回路解
析装置の一実施例を示す図であり、ICEへの適用例で
ある。まず、構成を説明する。図1において、20はホ
ストコンピュータ、21はシステムバス、22はデータ
制御部、23は第1フラットケーブル、24はアクセス
制御部、25は第2フラットケーブル、26はポッド、
27はターゲット(デバッグ対象の電子回路)である。
【0011】ホストコンピュータ20は、オペレーショ
ンプログラム(OS)の元で様々なアプリケーションプ
ログラムを実行するパーソナルコンピュータやワークス
テーションなどであり、本実施例のアプリケーションプ
ログラムは、ターゲット27の動作解析プログラムであ
る。システムバス21は、ホストコンピュータ20の内
部バスであり、例えば、ISAバス、PCIバス、VL
バス、Cバスなどである。
ンプログラム(OS)の元で様々なアプリケーションプ
ログラムを実行するパーソナルコンピュータやワークス
テーションなどであり、本実施例のアプリケーションプ
ログラムは、ターゲット27の動作解析プログラムであ
る。システムバス21は、ホストコンピュータ20の内
部バスであり、例えば、ISAバス、PCIバス、VL
バス、Cバスなどである。
【0012】データ制御部22は、従来例(図5参照)
の本体2に対応し、ホストインターフェイス22aやエ
ミュレーション制御部22bなどを備える。ホストイン
ターフェイス22aは、システムバス21との入出力を
制御するもので、例えば、ホストコンピュータ20の拡
張スロットに実装可能なボード状のものであってもよ
い。エミュレーション制御部22bはICE全体の動作
を制御するとともに、ホストコンピュータ20からのコ
マンドやデータを受け取ったり、ホストコンピュータ2
0からの要求に応じて必要なデータを転送したりする制
御を実行するものである。
の本体2に対応し、ホストインターフェイス22aやエ
ミュレーション制御部22bなどを備える。ホストイン
ターフェイス22aは、システムバス21との入出力を
制御するもので、例えば、ホストコンピュータ20の拡
張スロットに実装可能なボード状のものであってもよ
い。エミュレーション制御部22bはICE全体の動作
を制御するとともに、ホストコンピュータ20からのコ
マンドやデータを受け取ったり、ホストコンピュータ2
0からの要求に応じて必要なデータを転送したりする制
御を実行するものである。
【0013】アクセス制御部24は、従来例(図5参
照)のプローブ3に対応し、バッファ24a、エミュレ
ーションCPU(実行手段)24b及びエミュレーショ
ン領域生成回路(記憶手段)24cなどを備える。バッ
ファ24aは第1フラットケーブル23との間の接続を
オンオフするものであり、エミュレーションCPU24
bはターゲット27のCPU(ターゲットCPU)の動
作を擬似的に実行するものである。また、エミュレーシ
ョン領域生成回路24cはターゲットCPUの動作を擬
似的に実行する際に必要なプログラムや各種データ並び
にその実行結果を記憶するためのものである。
照)のプローブ3に対応し、バッファ24a、エミュレ
ーションCPU(実行手段)24b及びエミュレーショ
ン領域生成回路(記憶手段)24cなどを備える。バッ
ファ24aは第1フラットケーブル23との間の接続を
オンオフするものであり、エミュレーションCPU24
bはターゲット27のCPU(ターゲットCPU)の動
作を擬似的に実行するものである。また、エミュレーシ
ョン領域生成回路24cはターゲットCPUの動作を擬
似的に実行する際に必要なプログラムや各種データ並び
にその実行結果を記憶するためのものである。
【0014】ポッド26はターゲット27のCPUソケ
ット27aに装着可能な端子配列を持つものであり、C
PUソケット27aと第2フラットケーブル25との間
を着脱自在に接続する。なお、端子配列(及び端子数)
はターゲットCPUの種類ごとに違うため、種類に応じ
たポッドに交換できるようにしておくと汎用性が増すか
ら好ましい。
ット27aに装着可能な端子配列を持つものであり、C
PUソケット27aと第2フラットケーブル25との間
を着脱自在に接続する。なお、端子配列(及び端子数)
はターゲットCPUの種類ごとに違うため、種類に応じ
たポッドに交換できるようにしておくと汎用性が増すか
ら好ましい。
【0015】なお、本実施例のエミュレーションCPU
24bとエミュレーション領域生成回路24cは、ポッ
ド26に最も近い部分のユニット、すなわちアクセス制
御部24に搭載されている。これは、ターゲット27と
の間の接続長をできるだけ短くすることによって、デー
タ信号やアドレス信号の品質を良好に維持しようとする
要求に応えるためであるが、信号の伝送速度が遅い場合
には、必ずしもアクセス制御部24に搭載する必要はな
い。たとえば、エミュレーションCPU24bまたはエ
ミュレーション領域生成回路24cの一方若しくは双方
をデータ制御部22に搭載しても構わない。
24bとエミュレーション領域生成回路24cは、ポッ
ド26に最も近い部分のユニット、すなわちアクセス制
御部24に搭載されている。これは、ターゲット27と
の間の接続長をできるだけ短くすることによって、デー
タ信号やアドレス信号の品質を良好に維持しようとする
要求に応えるためであるが、信号の伝送速度が遅い場合
には、必ずしもアクセス制御部24に搭載する必要はな
い。たとえば、エミュレーションCPU24bまたはエ
ミュレーション領域生成回路24cの一方若しくは双方
をデータ制御部22に搭載しても構わない。
【0016】このような構成において、ホストコンピュ
ータ20上で、ターゲット27の動作解析プログラムを
起動すると、図2に示すフローが開始される。このフロ
ーでは、まず、システムバス21を介してホストインタ
ーフェース22aと通信を試み、正しく接続されている
ことを確認する(ステップ30)。正常の場合には、ホ
ストコンピュータ20のメモリ空間の一部にエミュレー
ション領域生成回路24(記憶手段)を割り付ける「第
1の割り付け処理」を実行(ステップ31)し、さら
に、ターゲットのメモリマップのROM領域にエミュレ
ーション領域生成回路24(記憶手段)を割り付ける
「第2の割り付け処理」を実行(ステップ32)した
後、ホストコンピュータ20からエミュレーション領域
生成回路24にエミュレーションCPU24bの制御プ
ログラムをロード(ステップ33)する。そして、ホス
トコンピュータ20からエミュレーション制御部22b
に所定のコマンドを送ってターゲット解析モードに設定
すると、以降は、エミュレーション制御部22bの管理
下でターゲット27の動作解析が行われる(ステップ3
4)。
ータ20上で、ターゲット27の動作解析プログラムを
起動すると、図2に示すフローが開始される。このフロ
ーでは、まず、システムバス21を介してホストインタ
ーフェース22aと通信を試み、正しく接続されている
ことを確認する(ステップ30)。正常の場合には、ホ
ストコンピュータ20のメモリ空間の一部にエミュレー
ション領域生成回路24(記憶手段)を割り付ける「第
1の割り付け処理」を実行(ステップ31)し、さら
に、ターゲットのメモリマップのROM領域にエミュレ
ーション領域生成回路24(記憶手段)を割り付ける
「第2の割り付け処理」を実行(ステップ32)した
後、ホストコンピュータ20からエミュレーション領域
生成回路24にエミュレーションCPU24bの制御プ
ログラムをロード(ステップ33)する。そして、ホス
トコンピュータ20からエミュレーション制御部22b
に所定のコマンドを送ってターゲット解析モードに設定
すると、以降は、エミュレーション制御部22bの管理
下でターゲット27の動作解析が行われる(ステップ3
4)。
【0017】ホストコンピュータ20への解析終了通知
は、例えば、ホストインターフェース22aの終了レジ
スタをセットすることによって行う(ステップ35)。
ホストコンピュータ20は、この通知を受けて、自身の
メモリ空間の一部(第1の割り付け処理でエミュレーシ
ョン領域生成回路24を割り付けた場所)をアクセス
し、データを解析してその内容を表示する(ステップ3
6)。
は、例えば、ホストインターフェース22aの終了レジ
スタをセットすることによって行う(ステップ35)。
ホストコンピュータ20は、この通知を受けて、自身の
メモリ空間の一部(第1の割り付け処理でエミュレーシ
ョン領域生成回路24を割り付けた場所)をアクセス
し、データを解析してその内容を表示する(ステップ3
6)。
【0018】以上のフローの中で、本実施例のポイント
はステップ31にある。すなわち、エミュレーション領
域生成回路24(記憶手段)をホストコンピュータ20
のメモリ空間の一部に割り付ける処理(第1の割り付け
処理)を有する点がポイントである。これによれば、タ
ーゲット27の解析結果がホストコンピュータ20のメ
モリ空間の一部に存在するため、基本的なデータ解析は
もちろんのこと、高度なデータ解析であっても容易に行
うことができるという格別有利な効果が得られる。
はステップ31にある。すなわち、エミュレーション領
域生成回路24(記憶手段)をホストコンピュータ20
のメモリ空間の一部に割り付ける処理(第1の割り付け
処理)を有する点がポイントである。これによれば、タ
ーゲット27の解析結果がホストコンピュータ20のメ
モリ空間の一部に存在するため、基本的なデータ解析は
もちろんのこと、高度なデータ解析であっても容易に行
うことができるという格別有利な効果が得られる。
【0019】なお、図3はホストコンピュータ20のメ
モリマップ(ホストマップ)と、エミュレーションマッ
プの参考図である。この例では、ホストマップのアドレ
ス「60000:0(H)」以上にエミュレーション領
域生成回路24(記憶手段)を割り付けているが、これ
に限らない。システム領域やユーザ領域(50000:
0(H)以下)と重複しなければどこでも構わない。
モリマップ(ホストマップ)と、エミュレーションマッ
プの参考図である。この例では、ホストマップのアドレ
ス「60000:0(H)」以上にエミュレーション領
域生成回路24(記憶手段)を割り付けているが、これ
に限らない。システム領域やユーザ領域(50000:
0(H)以下)と重複しなければどこでも構わない。
【0020】また、本実施例は、ROMデバッガにも適
用できる。ハード的な違いは、図4に示すように、ター
ゲット27にCPUを装着するとともに、ROMを取り
外し、ROMソケット27bにポッド26をセットする
点である。但し、ポッド26の端子配列はROMに合わ
せて変更しなければならない。アクセス制御部24のエ
ミュレーションCPU24bは解析動作に不要である
が、ICEとの共用性の点で敢えて取り外す必要はな
い。動作を停止するだけでよい。
用できる。ハード的な違いは、図4に示すように、ター
ゲット27にCPUを装着するとともに、ROMを取り
外し、ROMソケット27bにポッド26をセットする
点である。但し、ポッド26の端子配列はROMに合わ
せて変更しなければならない。アクセス制御部24のエ
ミュレーションCPU24bは解析動作に不要である
が、ICEとの共用性の点で敢えて取り外す必要はな
い。動作を停止するだけでよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、ROMデバッガやIC
Eを実現できるうえ、さらに、データの解析に必要なす
べての情報をホストコンピュータに取り込めるから、汎
用のコマンドだけで、高度なデータ解析を容易に行うこ
とができるという従来技術にない格別有利な効果が得ら
れる。
Eを実現できるうえ、さらに、データの解析に必要なす
べての情報をホストコンピュータに取り込めるから、汎
用のコマンドだけで、高度なデータ解析を容易に行うこ
とができるという従来技術にない格別有利な効果が得ら
れる。
【図1】一実施例の構成図(ICE)である。
【図2】一実施例の動作フロー図である。
【図3】一実施例のマップ図である。
【図4】一実施例の構成図(ROMデバッガ)である。
【図5】従来例の構成図(ICE)である。
【図6】従来例の構成図(ROMデバッガ)である。
24:エミュレーション領域生成回路(記憶手段) 24b:エミュレーションCPU(実行手段) 27:ターゲット(デバッグ対象の電子回路) 31:ステップ(割り付け手段)
Claims (2)
- 【請求項1】デバッグ対象の電子回路に実装されたCP
Uで実行するプログラム及び該プログラムの実行に必要
な各種データ並びに該CPUの実行結果を記憶する記憶
手段と、 前記記憶手段の全部又は一部を前記CPUに提供し若し
くは前記記憶手段をアクセスして前記CPUの動作を擬
似的に実行する実行手段と、 前記記憶手段をホストコンピュータの記憶空間に割り付
ける割り付け手段と、を備えたことを特徴とする電子回
路解析装置。 - 【請求項2】記憶手段及び実行手段の一方または双方を
ポッドに最も近い部分のユニットに搭載したことを特徴
とする請求項1記載の電子回路解析装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8262620A JPH1083318A (ja) | 1996-07-17 | 1996-10-03 | 電子回路解析装置 |
EP97304828A EP0820011A3 (en) | 1996-07-17 | 1997-07-02 | Method, apparatus and program storage device for analyzing an electronic circuit |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18707796 | 1996-07-17 | ||
JP8-187077 | 1996-07-17 | ||
JP8262620A JPH1083318A (ja) | 1996-07-17 | 1996-10-03 | 電子回路解析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1083318A true JPH1083318A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=26504130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8262620A Pending JPH1083318A (ja) | 1996-07-17 | 1996-10-03 | 電子回路解析装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0820011A3 (ja) |
JP (1) | JPH1083318A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014110166A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Toyota Motor Corp | 負極活物質およびリチウム電池 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9805486D0 (en) | 1998-03-13 | 1998-05-13 | Sgs Thomson Microelectronics | Adapter |
GB9805479D0 (en) * | 1998-03-13 | 1998-05-13 | Sgs Thomson Microelectronics | Microcomputer |
TW508490B (en) * | 1999-08-27 | 2002-11-01 | Via Tech Inc | PCI debugging device and method and chipset and system using the same |
KR100606946B1 (ko) * | 2001-11-30 | 2006-08-01 | 후지쓰 텐 가부시키가이샤 | 마이크로 컴퓨터의 로직 개발 장치 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4993027A (en) * | 1988-09-09 | 1991-02-12 | Pace, Incorporated | Method and apparatus for determining microprocessor kernal faults |
US5321828A (en) * | 1991-06-07 | 1994-06-14 | Step Engineering | High speed microcomputer in-circuit emulator |
-
1996
- 1996-10-03 JP JP8262620A patent/JPH1083318A/ja active Pending
-
1997
- 1997-07-02 EP EP97304828A patent/EP0820011A3/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014110166A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Toyota Motor Corp | 負極活物質およびリチウム電池 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0820011A2 (en) | 1998-01-21 |
EP0820011A3 (en) | 1998-06-17 |
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