JPH1083206A - シーケンスプログラム作成装置およびシーケンスプログラム作成方法 - Google Patents

シーケンスプログラム作成装置およびシーケンスプログラム作成方法

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Publication number
JPH1083206A
JPH1083206A JP8238778A JP23877896A JPH1083206A JP H1083206 A JPH1083206 A JP H1083206A JP 8238778 A JP8238778 A JP 8238778A JP 23877896 A JP23877896 A JP 23877896A JP H1083206 A JPH1083206 A JP H1083206A
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sequence program
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Application number
JP8238778A
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English (en)
Inventor
Shigeyuki Ando
茂之 安藤
Hirokazu Kawasaki
博和 川崎
Nobuyuki Murase
伸幸 村瀬
Yoshiaki Goto
良昭 五藤
Yoshimi Tanaka
芳実 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベル・デバイステーブルの作成を容易に行
うこと。 【解決手段】 シーケンスプログラムで使用されている
デバイスあるいはラベルを検索するプログラム検索手段
241と、プログラム検索手段241により得られたデ
バイスを指定されたラベル・デバイステーブルに登録す
るデバイス登録手段242と、プログラム検索手段24
1により得られたラベルを指定されたラベル・デバイス
テーブルに登録するラベル登録手段244とを設ける。
これにより、検索されたデバイスあるいはラベルがラベ
ル・デバイステーブルのデバイス欄あるいはラベル欄に
自動登録され、ラベル・デバイステーブルのラベル欄あ
るいはデバイス欄を入力するだけでラベル・デバイステ
ーブルが作成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プログラマブル
コントローラのシーケンスプログラムを作成するシーケ
ンスプログラム作成装置およびシーケンスプログラム作
成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラ(以下、P
Cという)のプログラムを作成する手段として、ラダー
回路図を用いてプログラミングする方法が従来より用い
られている。
【0003】シーケンスプログラムの作成についてライ
ンAとラインBの例を挙げ、図14〜図21を用いて説
明する。
【0004】図14はラインAの構成を示している。ラ
インAは、製品Wを搬送するベルトコンベア100と、
ベルトコンベア100によって搬送される製品Wの通過
を検出する光学式の製品通過センサ101とを有し、ベ
ルトコンベア100は起動スイッチ102がオンするこ
とにより起動する。
【0005】図15はラインAのプログラマブルコント
ローラを示している。このプログラマブルコントローラ
は、CPUを有するPC本体1と、外部よりオン/オフ
信号を入力する入力ユニット2と、PC本体1によるシ
ーケンスプログラムの実行結果を外部へオン/オフ信号
として出力する出力ユニット3とを有している。
【0006】入力ユニット2は、起動スイッチ102を
X0、製品通過センサ101をX1として入力番号を割
り付けられ、出力ユニット3はベルトコンベア100を
Y20として出力番号を割り付けられている。なお、X
はシーケンスプログラム中で入力の記号を示すデバイス
であり、Yはシーケンスプログラム中で出力の記号を示
すデバイスである。
【0007】図16はラインAの制御のフローチャート
を示している。ベルトコンベア100の起動スイッチ1
02(X0)がオンすると(ステップS101)、ベル
トコンベア100(Y20)が運転を始める(ステップ
S102)。
【0008】製品通過センサ101(X1)が製品Wの
通過を検出すると(ステップS103肯定)、カウンタ
を+1し(ステップS104)、そのカウント値より製
品Wが所定値、例えば6個通過したと判断されれば(ス
テップS105肯定)、ベルトコンベア100の運転を
停止する(ステップS106)。
【0009】図17(a)、(b)はラインAのシーケ
ンスプログラムであり、(a)はラダー回路図を、
(b)はリスト命令形式で表した例を示している。
【0010】図17(a)、(b)において、X0は起
動スイッチ102を表す入力デバイス、X1は製品通過
センサ101を表す入力デバイス、Y20はコンベア1
00の運転を表す出力デバイス、M0はPC内部でX0
のオン情報を保持する内部リレーデバイス、C0は製品
通過センサ101がオンする回数をカウントするカウン
タデバイスであり、K6は6回カウントされたときカウ
ントアップすることを示す。
【0011】つぎに、図17(a)、(b)の回路図の
流れについて説明する。
【0012】ステップS111において、PLS命令は
入力条件のオンの立ち上がりの一回だけ指令デバイスを
オンする命令であり、起動スイッチ102(X0)がオ
ンされると、M0がオンとなる。
【0013】ステップS112において、M0がオンさ
れており、カウンタ(C0)がカウントアップされてい
ないとき、Y20がオンとなり、ベルトコンベア100
の運転が開始される。
【0014】ステップS113において、ベルトコンベ
ア100により搬送された製品Wが製品通過センサ10
1を通過し、製品通過センサ101(X1)がオンする
と、カウンタC0が+1される。製品Wが製品通過セン
サ101を6個通過し、カウンタC0がカウントアップ
すると、ステップS112のY20がオフとなり、ベル
トコンベア100の運転が停止される。
【0015】ステップS114において、RST命令は
指定デバイスをリセットする命令であり、Y20がオフ
されると、カウンタC0と内部リレーM0がリセットさ
れ、C0とM0はオフとなる。
【0016】図18はラインBの構成を示している。ラ
インBは、製品Wを運搬する台車110と、台車110
に搭載されている製品Wを検出する製品センサ111と
を有し、台車110は起動スイッチ112がオンするこ
とにより起動する。
【0017】図19はラインBのプログラマブルコント
ローラを示している。このプログラマブルコントローラ
は、ラインAのものと同様に、CPUを有するPC本体
1と、外部よりオン/オフ信号を入力する入力ユニット
2と、PC本体1によるシーケンスプログラムの実行結
果を外部へオン/オフ信号として出力する出力ユニット
3とを有している。
【0018】入力ユニット2は、起動スイッチ112を
X20、製品センサ111をX21として入力番号を割
り付けられ、出力ユニット3は台車110をY40とし
て出力番号を割り付けられている。
【0019】図20はラインBの制御のフローチャート
を示している。台車110の起動令スイッチ112(X
20)をオンすると(ステップS121)、台車110
(Y40)が運転(Y40)を始める。
【0020】製品センサ111(X21)が製品Wの存
在を検出している間は(ステップS123肯定)、タイ
マを+1し(ステップS124)、タイマ値より製品W
を検出している時間が5秒経過したと判断されれば(ス
テップS125)、台車110を停止する(ステップS
126)。
【0021】図21(a)、(b)はラインBのシーケ
ンスプログラムであり、(a)はラダー回路図を、
(b)はリスト命令形式で表した例を示している。
【0022】図21(a)、(b)において、X20は
起動スイッチ112を表す入力デバイス、X21は製品
センサ111を表す入力デバイス、Y40は台車110
の運転を表す出力デバイス、M100はPC内部でX2
0のオン情報を保持する内部リレーデバイス、T0は製
品センサ111がオンしている時間をカウントするタイ
マデバイスであり、K50は5秒経過したとタイムアッ
プすることを示す。
【0023】以下に図21(a)、(b)の回路図の流
れについて説明する。
【0024】ステップS131において、PLS命令は
入力条件のオンの立ち上がりの一回だけ指定デバイスを
オンする命令であり、起動スイッチ112(X20)が
オンされると、M100がオンとなる。
【0025】ステップS132において、M100がオ
ンされており、タイマ(T0)がタイムアップされてい
ないとき、Y40がオンとなり、台車110の運転が開
始される。
【0026】ステップS133において、台車110に
より運搬された製品Wが製品センサ111を通過し、製
品センサ111(X1)がオンしている時間を計時する
タイマT0が+1される。製品センサ111が製品Wを
認識して5秒経過し、タイマT0がタイムアップする
と、ステップS132のY40がオフとなり、台車11
0の運転が停止される。
【0027】S134において、RST命令は指定デバ
イスをリセットする命令であり、Y40がオフされる
と、タイマT0と内部リレーM100がリセットされ、
T0とM100はオフとなる。
【0028】上述のように、ラインAとラインBでは制
御内容が互いに異なるが、図17と図21に示されてい
る回路パターン、および図16と図20のフローチャー
トの流れは同様であり、ラインAとラインBの制御の論
理は同一であると云える。
【0029】しかし、図14と図18に示されている
に、ラインAとラインBとでは、例えばコンベア100
と台車110と云うように、機器構成が異なり、制御内
容も異なる。そして、同じ理論であっても、スイッチな
どの外部機器と入出力ユニットを接続する時の入出力番
号が異なれば、図17と図18にラダー回路図で示した
ように、使用されるデバイスの番号も異なる。
【0030】このため、ラインAとラインBのシーケン
スプログラムの設計を行うとき、設計者はラインAのプ
ログラミングをするときは、ラインA専用にシーケンス
プログラム(例えば、プログラム名を「メインA」とす
る。)を作成する。
【0031】ラインBのプログラミングをするときは、
ラインAと論理が同じであっても、制御の対象の割り付
けられた入出力番号が異なり、デバイスも異なってくる
ためにラインAのシーケンスプログラムを使用すること
はできず、ラインB専用に新規にシーケンスプログラム
を作成するか、またはラインAのシーケンスプログラム
を修正してラインB専用のシーケンスプログラム(例え
ば、プログラム名を「メインB」とする。)を作成す
る。
【0032】つぎに、ラインAのシーケンスプログラム
「メインA」を修正してラインBのシーケンスプログラ
ム「メインB」を作成する時のユーザの作業について説
明する。
【0033】図22はユーザがシーケンスプログラムを
修正する時の作業手順を示している。ユーザは、先ず図
23(a)に示されているようなラインAのデバイス用
途表と、図23(b)に示されているようなラインBの
デバイス用途表とを比較して図23(c)に示されてい
るようなデバイス対応表を作成する(ステップS22
1)。
【0034】つぎに、X0をX20に変更すると云うよ
うに、ラインAとラインBとで異なるすべてのデバイス
を修正する(ステップS222)。M0のように複数個
所で使用されているデバイスはすべての箇所でM0をM
100にし、図17で示すラインAのシーケンスプログ
ラムを図21で示すラインBのシーケンスプログラムに
修正する。
【0035】このように、デバイスを用いてプログラミ
ングされたシーケンスプログラムは、論理が同一となる
シーケンスプログラムがあっても、シーケンスプログラ
ムを流用することはなく、たとえ流用しようとしても、
修正作業が困難となる。これより以降、上述のようなデ
バイスを用いたシーケンスプログラムを実プログラムと
呼ぶ。
【0036】この実プログラムの流用が困難であると云
う問題を解決するために、論理プログラムと呼ばれるシ
ーケンスプログラムによりプログラミングすることが可
能になっている。
【0037】つぎに、従来のシーケンスプログラム作成
装置を用い、論理プログラムを利用してラインAおよび
ラインBのプログラミングを行うことについて説明す
る。
【0038】図24は従来のシーケンスプログラム作成
装置を示している。図24において、符号200はシー
ケンスプログラム作成装置を全体的に示しており、シー
ケンスプログラム作成装置200は、通常、パーソナル
コンピュータ、またはそれに相当する機能を有する装置
により構成される。
【0039】シーケンスプログラム作成装置200は、
装置本体201と、装置本体201からの制御によりシ
ーケンスプログラムなどを表示するディスプレイ202
と、ユーザがシーケンスプログラム等を入力するための
キーボード203とにより構成され、装置本体201に
設けられたPC間インターフェース204と通信ケーブ
ル250によってプログラマブルコントローラ300と
接続される。
【0040】装置本体201は、デバイスの代わりにユ
ーザが自由に設定して使用することができる文字列のラ
ベルを用いてプログラミングすることができる論理プロ
グラム(図25参照)を格納する論理プログラム格納部
205と、論理プログラムで使用されるラベルと実プロ
グラムで使用されるデバイスとを対応させたラベル・デ
バイステーブルを格納するラベル・デバイステーブル格
納部206と、デバイスを用いてプログラミングされて
いる実プログラムを格納する実プログラム格納部207
と、実プログラムで使用できるデバイスの番号、即ちデ
バイス点数が設定されているパラメータを格納するパラ
メータ格納部208と、PC用のシーケンスプログラム
であるマシンコードを格納するマシンコード格納部20
9と、論理シーケンスとラベル・デバイステーブルとパ
ラメータのデータから実プログラムを作成する論理プロ
グラム実プログラム変換手段210とを有している。
【0041】図25(a)、(b)はラインAおよびラ
インBの論理プログラムの例である。このプログラムの
プログラム名を「メイン論」とする。
【0042】この論理プログラムは、制御の開始スイッ
チを表すラベル「起動スイッチ」と、センサを表すラベ
ル「センサ」と、動作の運転を表すラベル「運転」と、
運転中であると云う情報を保持するラベル「運転フラ
グ」と、センサのオンをカウントするラベル「カウン
タ」と、カウンタに指定する回数値を表すラベル「指定
回数」とを有している。
【0043】これらのラベルは一例であり、ユーザが自
由に設定することができる。このようにラインAとライ
ンBは論理が同一であるため、共通の論理プログラムと
なる。
【0044】図26はラインAのラベル・デバイステー
ブル、図27はラインBのラベル・デバイステーブルで
ある。ラベル「起動スイッチ」に対応するデバイスは、
ラインAではX0、ラインBではX20と云うように、
論理プログラムのラベルと実プログラムのデバイスを対
応させている。
【0045】図28は実プログラムおよび論理プログラ
ムのプログラムデータの構成を表す。実プログラムのデ
ータ構成と論理プログラムのデータ構成は同じであり、
データは命令部とデバイス部を各々一単位として取り扱
う。このデータは、一単位のバイト数を示すバイト数デ
ータ部と、命令やデバイスの区分を示す区分データ部
と、各区分の詳細データを示す区分詳細データ部とによ
り構成されている。
【0046】区分データ部において命令やデバイスの区
分を示す区分データは予めコードの数値を決定されてい
る。たとえば、Xのデバイスのコードは「0x9C」、
ラベルのコードは「0xDF」とする。区分詳細データ
は、たとえば、デバイス番号が0のときは「0x00」
となり、ラベルが「起動スイッチ」のときは文字列「起
動スイッチ」となる。
【0047】図29(a)、(b)は実プログラムを一
単位ごとに区切った例と、それのデータ構成例を示して
おり、図30(a)、(b)は論理プログラムを一単位
ごとに区切った例と、それのデータ構成例を示してい
る。例えば、“04 9C 00 04 ”はデバイス「X0」を表
す単位であり、“0B DF 起動スイッチ 0B ”はラベル
「起動スイッチ」を表す単位である。
【0048】このように、実プログラムと論理プログラ
ムのデータ構成は同じだが、実プログラムではラベルの
区分を使用することはできない。つまり、論理プログラ
ムはラベルとデバイスを使用することができるが、実プ
ログラムはデバイスのみ使用することができる。
【0049】図31(a)はラベル・デバイステーブル
のデータ構成例を示している。ラベル・デバイステーブ
ルでは、デバイスとラベルの一組を一単位のデータとし
て取り扱う。
【0050】図31(b)は一単位のデータ構成を示し
ており、これは、一単位のデータバイト長を示すデータ
バイト長データ部と、デバイスの種類を示すデバイス区
分データ部とデバイス番号とを設定するデバイス設定部
と、ラベル設定部のデータバイト長とラベル名とを設定
するラベル設定部からなる。なお、ラベルバイト長が0
である時はラベルが設定されていないことを表してい
る。図32(c)はデバイス「X0」とラベル「起動ス
イッチ」の対応を具体的に表わした例である。
【0051】図32(a)はデバイス点数設定パラメー
タのデータ構成を示しており、これは、各デバイスの種
類毎に、デバイスの種類(区分)を示す部分と、デバイ
スの点数を表す部分とを有している。図32(b)はデ
バイスX、Y、Mの各々のデバイス点数設定を具体的に
表わした例である。
【0052】例えば、このパラメータ設定では、デバイ
スXが256点設定されているとき、実プログラムで使
用できるデバイス番号はX0からX255の256点と
云うことになり、デバイスXの最大デバイス番号はX2
55となる。
【0053】図33は従来のシーケンスプログラム作成
装置においてプログラミングを行うためのモード構成を
示している。シーケンスプログラム作成装置は、ユーザ
により作成された実プログラムあるいは論理プログラム
のラダー回路図より図28〜図30に示されているよう
なプログラムデータを作成するラダー回路図作成モード
と、ユーザ入力のラベルおよびデバイスより図31に示
されているようなラベル・デバイステーブルデータを作
成するラベル・デバイステーブル作成モードと、ユーザ
設定のデバイスの点数から図32に示されているような
パラメータデータを作成するパラメータ設定モードと、
ユーザ入力の論理プログラムと実プログラムのプログラ
ム名によって指定された論理プログラムのプログラムデ
ータから指定された実プログラムのプログラムデータに
変換する変換実行モードとがあり、変換実行モードには
論理プログラム実プログラム変換設定モードがある。
【0054】図34はラダー回路図作成モードの画面表
示例を示しており、この画面にて、ユーザは実プログラ
ムあるいは論理プログラムのラダー回路図の作成や修正
を行う。
【0055】図35はラベル・デバイステーブル作成モ
ードの画面表示例を示しており、この画面にて、ユーザ
は、ラベル入力欄にラベルを、デバイス入力欄にデバイ
スの入力を行う。
【0056】図36はパラメータ設定モードのデバイス
点数設定画面の表示例を示しており、この画面にてユー
ザは各デバイスの種類毎にデバイス点数の設定を行う。
なお、Xは入力を表すデバイス、Yは出力を表すデバイ
ス、MはPC内部の補助リレーを表すデバイスである。
これはデバイスの一例であり、その他の必要なデバイス
の設定を行う。
【0057】図37は変換実行モードにおける論理プロ
グラムから実プログラムへの変換条件設定画面の表示例
である。この画面には、変換後の実プログラム名を入力
する実プログラム名入力欄と、変換前の論理プログラム
名を入力する論理プログラム名入力欄と、変換時に使用
するラベル・デバイステーブル名を入力するラベル・デ
バイステーブル入力欄とが表示され、各入力欄に対して
ユーザが、「メインB」、「メイン論」、「テーブル
B」と云うように、名前を入力する。
【0058】つぎに、論理プログラムを用いて実プログ
ラム「メインB」を作成する具体例を説明する。
【0059】図38はユーザが「メインA」から「メイ
ンB」を作成するまでの作業手順を示している。
【0060】ユーザは、先ず、図34に示されているよ
うなラダー回路図作成モードにおけるラダー回路図作成
画面で、図25(a)に示されているようなラインAの
論理プログラムの回路図を作成する(ステップS23
1)。この回路図の入力によりシーケンスプログラム作
成装置200は、図30に示されているような論理プロ
グラム用のプログラムデータを作成し、これを論理プロ
グラム格納部205に格納する。
【0061】つぎにユーザは、図35に示されているラ
ベル・デバイステーブル作成モードにおけるラベル・デ
バイステーブル入力画面で、ラベル入力欄にラベル名を
入力し、また、対象となるPC構成のデバイス番号をデ
バイス入力欄に入力する。この時、ラベル名とデバイス
番号とは1対1の対応となるように入力する。このデー
タ入力によりシーケンスプログラム作成装置200は、
図31に示されているようなラベル・デバイステーブル
データを作成し、これをラベル・デバイステーブル格納
部206に格納する(ステップS232)。
【0062】なお、ラベル・デバイステーブルの作成は
論理プログラム作成前に作成することも可能であり、ス
テップS231とステップS232の作業はどちらが先
でもかまわない。
【0063】つぎにユーザは、図36に示されているパ
ラメータ設定モードにおけるパラメータ設定画面で、デ
バイス点数を入力する。このデバイス点数の入力により
シーケンスプログラム作成装置200は、図32に示さ
れているようなパラメータデータを作成し、これをパラ
メータ格納部208に格納する(ステップS233)。
【0064】つぎにユーザは、図37に示されている変
換実行モードにおけるプログラム変換条件設定画面で、
実プログラム名「メインB」、論理プログラム名「メイ
ン論」、ラベル・デバイステーブル名「テーブルB」を
各々入力設定する(ステップS234)。
【0065】ユーザによる条件設定後に、シーケンスプ
ログラム作成装置200の論理プログラム実プログラム
変換手段210が論理プログラム「メイン論」を実プロ
グラム「メインB」に変換する。
【0066】シーケンスプログラム作成装置200が論
理プログラムを実プログラムに変換するときの処理につ
いて、図39、図40と図28〜図32を参照して説明
する。
【0067】図39は論理プログラム実プログラム変換
手段210の内部構成を示している。論理プログラム実
プログラム変換手段210は、プログラム検索手段21
1と、テーブルラベル検索手段212と、プログラム修
正手段213と、デバイス修正手段214とを有してい
る。
【0068】図40はシーケンスプログラム作成装置2
00の論理プログラム実プログラム変換手段210によ
る論理プログラム→実プログラム変換の処理フローを示
している。
【0069】まず、プログラム検索手段211は、図2
8、図30に示すプログラムデータの区分を見て論理プ
ログラム中の区分検索を行い、ラベルを検索する(ステ
ップS241)。ここでは、ラベルを示す区分「0xD
F」となっている区分を一データ単位づつ検索する。区
分がラベルである場合には(ステップS242肯定)、
検索されたラベル名、例えば「起動スイッチ」と云うラ
ベルをテーブルラベル検索手段212に渡す。
【0070】つぎに、テーブルラベル検索手段212
は、図31に示されているようなラベル・デバイステー
ブルデータのラベル名を見て、プログラム検索手段21
1より渡されたラベル「起動スイッチ」と一致するラベ
ルを検索する(ステップS243)。
【0071】一致するラベルがない場合には(ステップ
S244否定)、処理結果はエラーとなり、終了する。
【0072】これに対し、一致するラベルがあった場合
には(ステップS244肯定)、対応するデバイスをプ
ログラム修正手段213に渡す。ラベル「起動スイッ
チ」に対応するデバイスは「X0」であるので、ここで
は、デバイス「X0」をプログラム修正手段213に渡
す。
【0073】つぎに、プログラム修正手段213は、デ
バイスがパラメータで設定されているデバイス点数の範
囲内であるか否かをチェックする(ステップS24
5)。例えば、図32に示されているパラメータデータ
で、デバイスXの点数が256点の場合、X256であ
れば、範囲外であるので(ステップS245否定)、処
理結果はエラーとなり、終了する。
【0074】これに対し、デバイスX0で、範囲内であ
る場合には(ステップS245肯定)、デバイス修正手
段214が、図30(b)に示されているような、プロ
グラムデータのラベルの単位を、図29(b)に示され
ているような、デバイスの単位に修正する(ステップS
246)。
【0075】上述のようなラベル→デバイス置換が完了
すると、ステップS241に戻り、つぎのプログラムデ
ータの区分を検索する。そしてステップS242におい
て、プログラムの最後まで検索し、ラベルを示す区分が
無い場合には、処理を終了する。
【0076】このように、作成された論理プログラム
は、デバイス・ラベルテーブルを変更すれば、プログラ
ム中のデバイスを修正する必要もなく、他のシーケンス
プログラムに容易に流用することができる。また、デバ
イス番号が決定していなくてもプログラムを設計するこ
とができり、既に存在する実プログラムも論理プログラ
ムとして保存しておけば、プログラムの利用効率が向上
する。
【0077】
【発明が解決しようとする課題】論理プログラムから実
プログラムへの変換、あるいはその逆の変換を行うため
には、論理プログラムと実プログラムとを関係付けるた
めにラベル・デバイステーブルを必要とするが、従来技
術においては、ユーザは実プログラムをもとにラベル・
デバイステーブルを作成するときに、実プログラム中で
使用しているデバイスを確認し、使用するデバイスをラ
ベル・デバイステーブルのデバイス入力欄にデバイス番
号を入力し、それに対応するラベル名を入力していかな
ければならないため、その入力に手間がかかる。
【0078】または、論理プログラムをもとにラベル・
デバイステーブルを作成する場合には、論理シーケンス
中で使用しているラベルを確認し、デバイス・ラベルテ
ーブルのラベル欄にラベル名を入力し、それに対応する
デバイス番号を入力して作成していかなければならない
ため、ラベル・デバイステーブルの作成に手間がかか
る。
【0079】また、ユーザは論理プログラムを実プログ
ラムに変換する前に、使用しているデバイス点数をパラ
メータに登録する必要があるため、手間がかかる。
【0080】また、従来のシーケンスプログラム作成装
置では、実プログラムを論理プログラムに変換すること
ができないため、ユーザは既に作成されている実プログ
ラム、デバイス・ラベルテーブルを参照して新規に論理
プログラムのための回路を作成しなければならず、論理
プログラムの作成において既存の実プログラムを有効に
活用することができなかった。
【0081】また、ユーザは論理プログラムの回路図上
で、デバイスをラベルに置き換える際には、デバイスを
ラベルに置換後、ラベル・デバイステーブル入力欄より
対応内容を入力する必要があるため、それらの入力に手
間がかかる。
【0082】この発明は、上述のような問題点を解決す
るためになされたもので、ラベル・デバイステーブルの
作成を容易に行うことができ、またラベル・デバイステ
ーブルを指定すればパラメータ登録を自動的に行うこと
ができ、また実プログラムとラベル・デバイステーブル
をもとに論理プログラムを作成することができ、PCの
種類や入出力ユニットの装着状況に依存しないシーケン
スプログラムを作成することが可能で、シーケンスプロ
グラムを容易に流用することができるシーケンスプログ
ラム作成装置およびシーケンスプログラム作成方法を提
供することを目的とする。
【0083】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明によるシーケンスプログラム作成装置
は、シーケンスプログラムで使用されているデバイスあ
るいはラベルを検索するプログラム検索手段と、前記プ
ログラム検索手段により得られたデバイスを指定された
ラベル・デバイステーブルに登録するデバイス登録手段
と、前記プログラム検索手段により得られたラベルを指
定されたラベル・デバイステーブルに登録するラベル登
録手段とを有するものである。
【0084】この発明よるシーケンスプログラム作成装
置では、プログラム検索手段がシーケンスプログラムで
使用されているデバイスあるいはラベルを検索し、デバ
イス登録手段がプログラム検索手段により得られたデバ
イスを指定されたラベル・デバイステーブルに登録す
る。またラベル登録手段がプログラム検索手段により得
られたラベルを指定されたラベル・デバイステーブルに
登録する。これにより、検索されたデバイスあるいはラ
ベルがラベル・デバイステーブルのデバイス欄あるいは
ラベル欄に自動登録され、ラベル・デバイステーブルの
ラベル欄あるいはデバイス欄を入力するだけでラベル・
デバイステーブルが作成される。
【0085】つぎの発明によるシーケンスプログラム作
成装置は、上述のシーケンスプログラム作成装置におい
て、同一デバイスが重複して登録されないために、前記
プログラム検索手段により得られたデバイスと同一のデ
バイスをラベル・デバイステーブルより検索するテーブ
ルデバイス検索手段と、同一ラベルが重複して登録され
ないために、前記プログラム検索手段により得られたラ
ベルと同一のラベルをラベル・デバイステーブルより検
索するテーブルラベル検索手段とを有する。
【0086】この発明によるシーケンスプログラム作成
装置では、テーブルデバイス検索手段がプログラム検索
手段により得られたデバイスと同一のデバイスをラベル
・デバイステーブルより検索し、テーブルラベル検索手
段がプログラム検索手段により得られたラベルと同一の
ラベルをラベル・デバイステーブルより検索し、同一デ
バイスの重複登録、同一ラベルの重複登録を回避する。
【0087】つぎの発明によるシーケンスプログラム作
成装置は、指定されたラベル・デバイステーブルのデバ
イスを検索するテーブルデバイス検索手段と、前記テー
ブルデバイス検索手段により検索されたデバイスにおい
て同一デバイス用途内で最大となるデバイス番号を検索
する最大デバイス番号検索手段と、前記最大デバイス番
号検索手段により検索された最大デバイス番号をデバイ
ス点数としてデバイス点数に関するパラメータを作成し
登録するパラメータ作成手段とを有するものである。
【0088】この発明によるシーケンスプログラム作成
装置では、テーブルデバイス検索手段が指定されたラベ
ル・デバイステーブルのデバイスを検索し、最大デバイ
ス番号検索手段がテーブルデバイス検索手段により検索
されたデバイスにおいて同一デバイス用途内で最大とな
るデバイス番号を検索し、パラメータ作成手段が最大デ
バイス番号検索手段により検索された最大デバイス番号
をデバイス点数としてデバイス点数に関するパラメータ
を作成し登録する。これにより、デバイス番号の変更が
あった場合のパラメータへの反映が容易に行われる。
【0089】つぎの発明によるシーケンスプログラム作
成装置は、シーケンスプログラムで使用されているデバ
イスを検索するプログラム検索手段と、前記プログラム
検索手段により得られたデバイスを指定されたラベル・
デバイステーブルより検索するテーブルデバイス検索手
段と、ラベル・デバイステーブルよりデバイスに対応す
るラベルを取得するラベル取得手段と、シーケンスプロ
グラムのデバイスをラベルに置換するプログラム修正手
段とを有するものである。
【0090】この発明によるシーケンスプログラム作成
装置では、プログラム検索手段がシーケンスプログラム
で使用されているデバイスを検索し、テーブルデバイス
検索手段がプログラム検索手段により得られたデバイス
を指定されたラベル・デバイステーブルより検索し、ラ
ベル取得手段がラベル・デバイステーブルよりデバイス
に対応するラベルを取得し、プログラム修正手段がシー
ケンスプログラムのデバイスをラベルに置換する。これ
により、実プログラムとラベル・デバイステーブルを指
定すれば、論理プログラムが作成される。
【0091】つぎの発明によるシーケンスプログラム作
成装置は、シーケンスプログラムの回路要素部分のデバ
イスで記載された部分をラベルに修正するプログラム修
正手段と、前記プログラム修正手段により修正されたラ
ベルとデバイスとを対応させてラベル・デバイステーブ
ルに登録するラベル・デバイステーブル登録手段とを有
するものである。
【0092】この発明によるシーケンスプログラム作成
装置では、プログラム修正手段がシーケンスプログラム
の回路要素部分のデバイスで記載された部分をラベルに
修正し、ラベル・デバイステーブル登録手段がプログラ
ム修正手段により修正されたラベルとデバイスとを対応
させてラベル・デバイステーブルに登録する。これによ
り回路図上でラベル・デバイステーブルを作成すること
ができる。
【0093】また上述の目的を達成するために、この発
明によるシーケンスプログラム作成方法は、シーケンス
プログラムで使用されているデバイスあるいはラベルを
検索するプログラム検索ステップと、同一テーブルが重
複して登録されないために、プログラム検索ステップで
得られたデバイスと同一のデバイスをラベル・デバイス
テーブルより検索するテーブルデバイス検索ステップ
と、プログラム検索ステップで得られたデバイスを指定
されたラベル・デバイステーブルに登録するデバイス登
録ステップと、同一ラベルが重複して登録されないため
に、プログラム検索ステップで得られたラベルと同一の
ラベルをラベル・デバイステーブルより検索するテーブ
ルラベル検索ステップと、プログラム検索ステップで得
られたラベルを指定されたラベル・デバイステーブルに
登録するラベル登録ステップとを有し、上述の各ステッ
プをシーケンスプログラムの最後まで繰り返し、シーケ
ンスプログラム用のラベル・デバイステーブルを作成す
るものである。
【0094】この発明によるシーケンスプログラム作成
方法では、シーケンスプログラム内で使用されているデ
バイスあるいはラベルの検索が行われ、検索されたデバ
イスあるいはラベルがラベル・デバイステーブルのデバ
イス欄あるいはラベル欄に自動登録される。この結果、
ラベル・デバイステーブルのラベル欄あるいはデバイス
欄を入力するだけでラベル・デバイステーブルが作成さ
れる。また同一デバイスの重複登録、同一ラベルの重複
登録が避けられる。
【0095】つぎの発明によるシーケンスプログラム作
成方法は、指定されたラベル・デバイステーブルのデバ
イスを検索するテーブルデバイスステップと、テーブル
デバイス検索ステップで検索されたデバイスにおいて同
一デバイス用途内で最大となるデバイス番号を検索する
最大デバイス番号検索ステップと、最大デバイス番号検
索ステップで検索された最大デバイス番号をデバイス点
数としてデバイス点数に関するパラメータを作成し登録
するパラメータ作成ステップとを有するものである。
【0096】この発明によるシーケンスプログラム作成
方法では、ラベル・デバイステーブルより最大デバイス
番号を検索し、パラメータにデバイス点数を登録する。
この結果、デバイス番号の変更があった場合のパラメー
タへの反映が容易に行われる。
【0097】つぎの発明によるシーケンスプログラム作
成方法は、シーケンスプログラムで使用されているデバ
イスを検索するプログラム検索ステップと、プログラム
検索ステップで得られたデバイスを指定されたラベル・
デバイステーブルより検索するテーブルデバイス検索ス
テップと、ラベル・デバイステーブルよりデバイスに対
応するラベルを取得するラベル取得ステップと、シーケ
ンスプログラムのデバイスをラベルに置換するプログラ
ム修正ステップとを有し、上述のステップをシーケンス
プログラムの最後まで繰り返し、論理プログラムを作成
するものである。
【0098】この発明によるシーケンスプログラム作成
方法では、シーケンスプログラム内で使用されているデ
バイスを検索し、ラベル・デバイステーブルより該当デ
バイスを検索し、シーケンスプログラム内のデバイスを
対応しているラベルに置換する。この結果、実プログラ
ムとラベル・デバイステーブルを指定すれば、論理プロ
グラムが作成される。
【0099】つぎの発明によるシーケンスプログラム作
成方法は、シーケンスプログラムの回路要素部分のデバ
イスで記載された部分をラベルに修正するプログラム修
正ステップと、プログラム修正ステップで修正されたラ
ベルとデバイスとを対応させてラベル・デバイステーブ
ルにラベル・デバイステーブル登録ステップとを有する
ものである。
【0100】この発明によるシーケンスプログラム作成
方法では、デバイスで記述されている回路図上で、指定
されたデバイス、ラベル置換をラベル・デバイステーブ
ルに登録する。この結果、回路図上でラベル・デバイス
テーブルを作成することができる。
【0101】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に説明す
るこの発明の実施の形態において上述の従来例と同一構
成の部分は、上述の従来例に付した符号と同一の符号を
付してその説明を省略する。
【0102】(実施の形態1)図1はこの発明によるシ
ーケンスプログラム作成装置の機能ブロック図である。
このシーケンスプログラム作成装置200は、図24に
示されている従来のシーケンスプログラム作成装置にお
ける構成要件と同等の構成要件に加えて、実プログラム
論理プログラム変換手段220と、パラメータ登録手段
230と、ラベル・デバイステーブル登録手段240と
を有している。
【0103】実プログラム論理プログラム変換手段22
0は、実プログラム格納部207に格納されている実プ
ログラムとラベル・デバイステーブル格納部206に格
納されているラベル・デバイステーブルのデータから論
理プログラムを作成する。より詳細には、実プログラム
論理プログラム変換手段220は、実プログラムで使用
されているデバイスを検索し、そのデバイスを指定のラ
ベル・デバイステーブルより検索し、ラベル・デバイス
テーブルよりデバイスに対応するラベルを取得し、デバ
イスをラベルに置換する。
【0104】図2は実プログラム論理プログラム変換手
段220の内部構成を示している。実プログラム論理プ
ログラム変換手段220は、シーケンスプログラム(実
プログラム)で使用されているデバイスを検索するプロ
グラム検索手段221と、プログラム検索手段221に
より得られたデバイスを指定されたラベル・デバイステ
ーブルより検索するテーブルデバイス検索手段222
と、ラベル・デバイステーブルよりデバイスに対応する
ラベルを取得するラベル取得手段223と、シーケンス
プログラムのデバイスをラベルに置換するプログラム修
正手段224とを有している。
【0105】パラメータ登録手段230は、ラベル・デ
バイステーブル格納部206に格納されているラベル・
デバイステーブルのデータをもとにデバイス点数のパラ
メータをパラメータ格納部208に登録する。より詳細
には、パラメータ登録手段230は、指定されたラベル
・デバイステーブルのデバイスを検索し、同一デバイス
用途内で最大となるデバイス番号をデバイス点数として
デバイス点数に関するパラメータを作成し、登録する。
【0106】図3はパラメータ登録手段230の内部構
成を示している。パラメータ登録手段230は、指定さ
れたラベル・デバイステーブルのデバイスを検索するテ
ーブルデバイス検索手段231と、テーブルデバイス検
索手段231により検索されたデバイスにおいて同一デ
バイス用途内で最大となるデバイス番号を検索する最大
デバイス番号検索手段232と、最大デバイス番号検索
手段232により検索された最大デバイス番号をデバイ
ス点数としてデバイス点数に関するパラメータを作成、
登録するパラメータ作成手段233とを有している。
【0107】ラベル・デバイステーブル登録手段240
は、論理プログラム格納部205に格納されている論理
プログラムのデータおよび実プログラム格納部207に
格納されている実プログラムのデータからラベル・デバ
イステーブル格納部206のラベル・デバイステーブル
にラベル名あるいはデバイス番号を自動登録する。より
詳細には、ラベル・デバイステーブル登録手段240
は、シーケンスプログラム(論理プログラムあるいは実
プログラム)で使用されているデバイスあるいはラベル
を検索し、得られたデバイスあるいはラベルを指定のラ
ベル・デバイステーブルに登録する。また同一デバイス
あるいは同一ラベルが重複して登録されないために、ラ
ベル・デバイステーブルより同一デバイスあるいは同一
ラベルを検索する。
【0108】図4はラベル・デバイステーブル登録手段
240の内部構成を示している。ラベル・デバイステー
ブル登録手段240は、シーケンスプログラムで使用さ
れているデバイスあるいはラベルを検索するプログラム
検索手段241と、プログラム検索手段241により得
られたデバイスを指定されたラベル・デバイステーブル
に登録するデバイス登録手段242と、同一デバイスが
重複して登録されないためにラベル・デバイステーブル
より同一デバイスを検索するテーブルデバイス検索手段
243と、プログラム検索手段241により得られたラ
ベルを指定されたラベル・デバイステーブルに登録する
ラベル登録手段244と、同一ラベルが重複して登録さ
れないためにラベル・デバイステーブルより同一ラベル
を検索するテーブルラベル検索手段245とを有してい
る。
【0109】図5はこの発明によるシーケンスプログラ
ム作成装置において必要なデータの設定を行ってプログ
ラミングを行うためのモード構成を示している。ラダー
回路図作成モードと、ラベル・デバイステーブル作成モ
ードと、パラメータ設定モードとは従来例と同様であ
る。
【0110】変換実行モードは、下位モードとして、ユ
ーザが論理プログラムと実プログラムのプログラム名を
入力し、シーケンスプログラム作成装置200が指定さ
れた論理プログラムから指定された実プログラムのプロ
グラムデータに変換する論理プログラム実プログラム変
換設定モードに加えて、指定された実プログラムから指
定された論理プログラムのプログラムデータに変換する
実プログラム論理プログラム変換設定モードと、指定さ
れた実プログラムまたは論理プログラムもプログラムデ
ータからラベル・デバイステーブルデータを作成するラ
ベル・デバイステーブル作成設定モードとを有してい
る。
【0111】ラダー回路図作成モードの画面(図34参
照)と、ラベル・デバイステーブル作成モード41の画
面(図35参照)と、パラメータ設定モードのデバイス
点数設定画面(図36参照)は従来例と同様である。
【0112】図6(a)〜(f)は変換実行モードの画
面遷移例を示している。
【0113】図6(a)は変換実行モードの変換実行タ
イプ選択画面を示している。この画面で、変換する実行
タイプやテーブル作成のモードを選択する。
【0114】図6(b)は論理プログラムから実プログ
ラムへの変換条件を設定する論理プログラム実プログラ
ム変換条件設定モードの画面である。この画面では、変
換後の実プログラム名を入力する実プログラム名入力欄
と、変換前の論理プログラム名を入力する論理プログラ
ム名入力欄と、変換時に使用するラベル・デバイステー
ブル名を入力するラベル・デバイステーブル入力欄と、
変換実行時にパラメータのデバイス点数を自動的に変更
するか否かを設定しておくパラメータ変更選択欄とが表
示される。
【0115】図6(c)は実プログラムから論理プログ
ラムへの変換条件設定モードの画面である。この画面で
は、変換前の実プログラム名を入力する実プログラム名
入力欄と、変換後の論理プログラム名を入力する論理プ
ログラム名入力欄と、変換時に使用するラベル・デバイ
ステーブル名を入力するラベル・デバイステーブル入力
欄とが表示される。
【0116】図6(d)はラベル・デバイステーブル作
成の実行タイプを選択するラベル・デバイステーブル作
成設定モードの画面である。この画面にてラベル・デバ
イステーブル作成の実行タイプをテーブル自動作成と回
路図よりの作成の何れかを選択する。
【0117】図6(e)はテーブル自動作成の条件設定
画面である。この画面では、参照する論理プログラム名
入力欄と、参照する実プログラム名入力欄と、作成する
ラベル・デバイステーブル名入力欄とが表示される。図
6(e)での網点は実行するプログラムのタイプが選択
されていることを示し、実プログラム欄が選択されてい
れば、実プログラム名をもとにラベル・デバイステーブ
ルを作成し、これに対し論理プログラム欄が選択されて
いれば、論理プログラム名をもとにラベル・デバイステ
ーブルを作成する。
【0118】図6(f)は回路図からのテーブル作成の
条件設定を行う画面である。この画面では、対象となる
論理プログラム名入力欄と、作成ラベル・デバイステー
ブル名入力欄とが表示される。
【0119】実プログラム「メインA」が既に作成され
ている場合に、論理プログラムを用いて実プログラム
「メインB」を作成する具体例を以下に説明する。
【0120】図7はユーザが「メインA」から「メイン
B」を作成するまでの作業手順を示している。
【0121】ユーザは、先ず、図6(a)の画面で、
「3・ラベル・デバイステーブル作成」を選択し、図6
(d)の画面で、「1.テーブル自動作成」を選択し、
図6(e)の画面を出す。この画面で、実プログラムを
選択し、実プログラム名「メインA」を入力する(ステ
ップS151)。この実プログラム名「メインA」の入
力により、シーケンスプログラム作成装置200のラベ
ル・デバイステーブル登録手段240は、図31に例示
されているようなラベル・デバイステーブルデータを作
成する。このラベル・デバイステーブルデータの作成で
は、実プログラム名「メインA」の実プログラムに存在
する全デバイスが抽出され、ラベル・デバイステーブル
データにおけるデバイス番号が自動登録される。
【0122】つぎにユーザは、図35に示されているよ
うなラベル・デバイステーブル入力画面で、ラベル・デ
バイステーブル登録手段240によって既に登録設定さ
れているデバイス番号に対応するラベル名を入力してい
き「テーブルA」を作成する。このラベル名の入力で、
シーケンスプログラム作成装置200は、図31に示さ
れているようなラベル・デバイステーブルデータを作成
し、これをラベル・デバイステーブル格納部208に格
納する(ステップS152)。
【0123】つぎにユーザは、図6(c)の実プログラ
ム論理プログラム変換条件設定画面で、変換条件設定と
して、実プログラム名「メインA」とラベル・デバイス
テーブル名「テーブルA」と変換後の論理プログラム名
「メイン論」とを入力する(ステップS153)。この
条件設定後、シーケンスプログラム作成装置200の実
プログラム論理プログラム変換手段220は、図17に
示されているような実プログラム「メインA」を、図2
5に示されているような論理プログラム「メイン論」に
変換する。
【0124】上述のステップS151〜ステップS15
3までのステップで、ラインAの論理プログラム「メイ
ン論」が作成できる。
【0125】つぎに、上述のようにして作成された論理
プログラム「メイン論」を利用してラインBの実プログ
ラム「メインB」を作成する。
【0126】ユーザは、図6(d)の画面で、「1.テ
ーブル自動作成」を選択し、図6(e)を画面を出し、
この画面で、論理プログラムを選択し、論理プログラム
名「メイン論」を入力する(ステップS154)。この
論理プログラム名「メイン論」の入力により、シーケン
スプログラム作成装置200のラベル・デバイステーブ
ル登録手段240は図31に示されているようなラベル
・デバイステーブルデータを作成する。このラベル・デ
バイステーブルデータの作成では、論理プログラム名
「メイン論」の論理プログラムに存在する全ラベルが抽
出され、ラベル・デバイステーブルデータにおけるラベ
ル名が自動登録される。
【0127】つぎにユーザは、図35に示されているよ
うなラベル・デバイステーブル入力画面で、ラベル・デ
バイステーブル登録手段240によって既に登録設定さ
れているラベル名に対応するデバイス番号に入力してい
き「テーブルB」を作成する。このラベル名の入力で、
シーケンスプログラム作成装置200は、図31に示さ
れているようなラベル・デバイステーブルデータを作成
し、これをラベル・デバイステーブル格納部208に格
納する(ステップS155)。
【0128】つぎにユーザは、図6(b)の論理プログ
ラム実プログラム変換条件設定画面で、変換条件設定と
して、論理プログラム名「メイン論」とラベル・デバイ
ステーブル名「テーブルB」と変換後の実プログラム名
「メインB」を入力する(ステップS156)。論理プ
ログラムから実プログラムへの変換時にシーケンスプロ
グラムのパラメータを自動作成するときはパラメータ
「する」を選択する。
【0129】この条件設定後、シーケンスプログラム作
成装置200の論理プログラム実プログラム変換手段2
10は、図25に示されているような論理プログラム
「メイン論」を、図21に示されているような実プログ
ラム「メインB」に変換する。
【0130】パラメータを自動作成すると選択した場合
には、シーケンスプログラム作成装置200のパラメー
タ登録手段230がパラメータデータを修正登録する。
【0131】シーケンスプログラム作成装置200の実
プログラム論理プログラム変換手段220が実プログラ
ムを論理プログラムに変換するときの処理について図8
と図28〜図32を参照して説明する。
【0132】図8はシーケンスプログラム作成装置20
0の実プログラム論理プログラム変換手段220による
実プログラム→論理プログラム変換の処理フローを示
す。
【0133】まず、プログラム検索手段221は、図2
8、図29に示すプログラムデータの区分を見て、デバ
イスを検索する。ここでは、デバイスを示す区分を一デ
ータ単位づつ検索する(ステップS161)。
【0134】区分がデバイスである場合には(ステップ
S162肯定)、プログラム検索手段221は検索され
たデバイス番号、例えば「X0」をテーブルデバイス検
索手段222に渡す。
【0135】つぎに、テーブルデバイス検索手段222
が図31に示すラベル・デバイステーブルデータのデバ
イスの区分とデバイス番号を見て、プログラム検索手段
より渡されたデバイス「X0」と一致するデータを検索
する(ステップS163)。
【0136】一致するデバイスがない場合には(ステッ
プS164否定)、ステップS161に戻り、つぎのプ
ログラムデータの区分を検索する。
【0137】これに対し、一致するデバイスがある場合
には(ステップS164肯定)、ラベル取得手段223
によって対応するラベル名を取得し、これをプログラム
修正手段224に渡す(ステップS165)。例えば、
デバイス「X0」に対応するラベル名はラベル「起動ス
イッチ」であるので、ラベル「起動スイッチ」をプログ
ラム修正手段224に渡す。
【0138】つぎに、プログラム修正手段224がプロ
グラムデータのデバイスの単位をラベルの単位に修正
(置換)する(ステップS166)。
【0139】上述のようなデバイス→ラベル置換が完了
すると、ステップS161に戻り、つぎのプログラムデ
ータの区分を検索する。そしてステップS162におい
て、プログラムの最後まで検索し、デバイスを示す区分
が無い場合には、処理を終了する。
【0140】つぎに、シーケンスプログラム作成装置2
00のラベル・デバイステーブル登録手段240が実プ
ログラムまたは論理プログラムからラベル・デバイステ
ーブルを作成するときの処理について図9と図28〜図
32を参照して説明する。
【0141】図9はラベル・デバイステーブル登録手段
240によるラベル・デバイステーブル登録の処理フロ
ーを示している。
【0142】ます、プログラム検索手段241が図28
〜図30に示すプログラムデータの区分を見て、デバイ
スまたはラベルを検索する。ここでは、デバイスまたは
ラベルを示す区分を一データ単位づつ検索する(ステッ
プS171)。
【0143】つぎに、区分がデバイスである場合には
(ステップS172・デバイス)、プログラム検索手段
241は検索されたデバイスをテーブルデバイス検索手
段243に渡し、これに対し区分がラベルである場合に
は(ステップS172・ラベル)、プログラム検索手段
241は検索されたラベルをテーブルラベル検索手段2
45に渡す。例えば、プログラムデータが実プログラム
である場合には、デバイス「X0」をテーブルデバイス
検索手段243に渡す。
【0144】テーブルデバイス検索手段243は図31
に示すラベル・デバイステーブルデータのデバイスの区
分とデバイス番号を見て、プログラム検索手段241よ
り渡されたデバイスと一致するデータを検索する(ステ
ップS173)。
【0145】一致するデバイスがある場合には(ステッ
プS174肯定)、そのデバイスがラベル・デバイステ
ーブル内に既に登録されていたことになるので、ステッ
プS171に戻り、つぎのデバイスまたはラベルを検索
する。
【0146】これに対し、一致するデバイスが無い場合
には(ステップS174否定)、デバイス登録手段24
2がプログラム検索手段241より渡されたデバイスを
ラベル・デバイステーブルのデバイス区分とデバイス番
号に登録する(ステップS175)。ここでは、デバイ
スXの区分「0x9C」とデバイス番号「0x00」を
登録する。なお、ラベル部分については、ラベル名の設
定はまだないので、設定無しを示すラベルデータバイト
数「0」を登録する。
【0147】テーブルラベル検索手段245は図31に
示すラベル・デバイステーブルデータのラベル名を見
て、プログラム検索手段241より渡されたラベルと一
致するデータを検索する(ステップS176)。
【0148】一致するラベルがある場合には(ステップ
S177肯定)、そのラベルがラベル・デバイステーブ
ル内に既に登録されていたことになるので、ステップS
171に戻り、つぎのデバイスまたはラベルを検索す
る。
【0149】これに対し、一致するラベルが無い場合に
は(ステップS177否定)、ラベル登録手段244が
プログラム検索手段241より渡されたラベルを登録す
る。ここでは、ラベル名「起動スイッチ」とラベルバイ
ト長「0x9C」を登録する(ステップS178)。な
お、デバイス部分はデバイスの設定はまだないので、設
定無しを示すデバイス区分「0x00」デバイス番号
「0x00」を登録しておく。
【0150】プログラムの最後まで検索し、デバイスま
たはラベルを示す区分が無い場合には(ステップS17
2否定)、処理を終了する。
【0151】シーケンスプログラム作成装置200の論
理プログラム実プログラム変換手段210によって論理
プログラムを実プログラムに変換するときの処理につい
て図10と図28〜図32を参照して説明する。
【0152】図10は論理プログラム実プログラム変換
手段210による論理プログラム→実プログラム変換の
処理フローを示している。
【0153】ユーザがパラメータ登録すると選択した場
合には(ステップS181)、パラメータ登録手段23
0によりデバイス点数をパラメータに登録する。この処
理については詳細に後述する。
【0154】パラメータ登録の処理が正常に終了したと
判断されれば(ステップS183肯定)、ステップS1
84に進む。これに対しもパラメータ登録の処理が正常
に終了しなかったと判断されれば(ステップS183否
定)、処理結果はエラーとなり、終了する。
【0155】なお、ステップS184〜S189は、図
40に示されている従来例のステップS241〜S24
6と同様であるので、その説明は省略する。
【0156】図11はシーケンスプログラム作成装置2
00のパラメータ登録手段230によるパラメータ登録
の処理フローを示している。
【0157】まず、テーブルデバイス検索手段231が
図31に示すラベル・デバイステーブルデータのデバイ
スの区分を見てデバイスを検索する(ステップS19
1)。
【0158】デバイスが検索されれば(ステップS19
2肯定)、検索されたデバイスの区分とデバイス番号を
最大デバイス番号検索手段232に渡し、最大デバイス
番号検索手段232が渡されたデバイスの区分の設定さ
れているデバイス点数、つまりそのデバイスの最大デバ
イス番号と、渡されたデバイス番号を比較する。例え
ば、テーブルデバイス検索手段231より渡された「X
0」と最大デバイス番号となる「X255」とを比較す
る(ステップS193)。
【0159】渡されたデバイス番号がパラメータに設定
されている最大デバイス番号より小さい場合には(ステ
ップS193否定)、ステップS191に戻り、つぎの
デバイスを検索する。
【0160】渡されたデバイス番号がパラメータに設定
されている最大デバイス番号より大きい場合には(ステ
ップS193肯定)、パラメータ作成手段233が渡さ
れたデバイス番号がPCにより予め決定されているデバ
イス番号の最大値であってその最大値を越えてデバイス
点数をユーザ設定できない設定可能範囲内のデバイス番
号であるか否かを判断する(ステップS194)。設定
可能範囲外のデバイス番号である場合には(ステップS
194否定)、処理結果はエラーとなり、終了する。
【0161】これに対し、設定可能範囲内のデバイス番
号である場合には(ステップS194肯定)、図32に
示されているパラメータのデバイス点数(最大デバイス
番号)を変更する(ステップS195)。
【0162】この後に、ステップS191に戻り、ラベ
ル・デバイステーブルデータのつぎのデバイスの区分を
検索する。そしてラベル・デバイステーブルの最後まで
検索し、デバイスを示す区分が無い場合には(ステップ
S192否定)は、処理を終了する。
【0163】以上の説明は、図6(d)の画面で、
「1.テーブル自動作成」が選ばれ、ラベル・デバイス
テーブルを自動作成する場合についての説明であり、つ
ぎに、図6(d)の画面で、「2.回路図より作成」が
選ばれた場合について説明する。
【0164】この場合には、シーケンスプログラムを画
面表示し、そのシーケンスプログラム回路要素部分のデ
バイスで記載された部分をラベルに修正することで、ラ
ベル・デバイステーブルが作成される。
【0165】図6(d)の画面で、「2.回路図より作
成」が選ばれると、実プログラム論理プログラム変換手
段220のプログラム修正手段224がシーケンスプロ
グラムの回路要素部分のデバイスで記載された部分をラ
ベルに修正し、修正されたラベルとデバイスとを対応さ
せてラベル・デバイステーブル登録手段240がラベル
・デバイステーブルに登録する。
【0166】つぎに、回路モードにて論理プログラムの
デバイスをラベルに変換してラベル・デバイステーブル
を作成することを、図17の実プログラム「メインA」
から図25の論理プログラム「メイン論」と「テーブル
A」を作成する具体例を挙げて説明する。
【0167】実施の形態1の図7に示されているフロー
チャートにおけるステップS151とステップSS15
2を行わないで、「テーブルA」を作成する前に、ステ
ップS153の実プログラム「メインA」から論理プロ
グラム「メイン論」の変換を行うと、「メインA」のデ
バイスはラベルに変換されず、図17に示されている実
プログラムと同じデバイスを用いた論理プログラムが作
成される。
【0168】このデバイスを用いて示された論理プログ
ラムを回路画面上で変換していき、図25に示す「メイ
ン論」を作成し、同時に「テーブルA」を作成する例を
以下に説明する。
【0169】図12はユーザが「ラインA]から「メイ
ン論」および、「テーブルA」を作成するまでの作業手
順を示している。
【0170】ユーザは先ず、図6(c)の実プログラム
論理プログラム変換条件設定画面で、変換条件設定とし
て、実プログラム名「メインA」と、ラベル・デバイス
テーブル「テーブルA」と、変換後の論理プログラム名
「メイン論」を入力する(ステップS201)。
【0171】ユーザによる条件設定後、シーケンスプロ
グラム作成装置200の実プログラム論理プログラム変
換手段220は、「メインA」を「メイン論」に変換す
るが、「テーブルA」は未設定なので、デバイスをラベ
ルに変換しない。
【0172】つぎにユーザは、図6(a)のプログラム
作成タイプ選択画面より「3.ラベル・デバイステーブ
ル作成」を選択し、つぎに、図6(d)実行タイプ選択
画面で、「2.回路図より作成」を選択し、図6(f)
の条件設定画面を出す。この画面で、論理プログラム名
入力欄に「メイン論」を入力し、デバイス・ラベルテー
ブル入力欄に作成するデバイス・ラベルテーブル名「テ
ーブルA」を入力する(ステップS202)。
【0173】つぎにユーザは、図34に示されているよ
うな回路表示画面で、デバイス部分をラベルに修正する
(ステップS203)。例えば、デバイス「X0」をラ
ベル「起動スイッチ」に修正する。このとき、プログラ
ム修正手段224はプログラムを修正し、ラベル・デバ
イステーブル登録手段240が変換前のデバイス「X
0」と変換後のラベル「起動スイッチ」をラベル・デバ
イステーブル「テーブルA」に登録する。
【0174】シーケンスプログラム作成装置200が論
理プログラムを修正し、ラベル・デバイステーブルを作
成する処理について図14と図28〜図32を参照して
説明する。
【0175】図13はシーケンスプログラム作成装置2
00によるラベル・デバイステーブル登録の処理フロー
を示している。
【0176】プログラム修正手段224はプログラム中
のデバイスを指定されたラベルに置換する(ステップS
211)。
【0177】プログラム修正手段224は修正されたデ
バイスとラベルを、例えば「X0」とラベル「起動スイ
ッチ」をラベル・デバイステーブル登録手段240に渡
し、ラベル・デバイステーブル登録手段240は渡され
たデバイスを図31に示すラベル・デバイステーブルデ
ータのデバイスの区分とデバイス番号に登録する(ステ
ップS212)。
【0178】またラベル・デバイステーブル登録手段2
40は渡されたラベルを図31に示すラベル・デバイス
テーブルデータのラベル名に登録して(ステップS21
3)処理を終了する。
【0179】これにより、回路表示画面で、デバイス部
分をラベルに修正するだけで、バックグランドにてラベ
ル・デバイステーブルが自動作成される。
【0180】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明によるシーケンスプログラム作成装置によれば、プロ
グラム検索手段がシーケンスプログラムで使用されてい
るデバイスあるいはラベルを検索し、デバイス登録手段
がプログラム検索手段により得られたデバイスを指定さ
れたラベル・デバイステーブルに自動登録し、またラベ
ル登録手段がプログラム検索手段により得られたラベル
を指定されたラベル・デバイステーブルに自動登録する
から、ラベル・デバイステーブルのラベル欄あるいはデ
バイス欄を入力するだけでラベル・デバイステーブルが
作成され、ラベル・デバイステーブルの作成に要する時
間を削減でき、実シーケンスプログラムから論理プログ
ラムへの変換、あるいは論理プログラムから実シーケン
スプログラムへの変換が容易にできるようになる。
【0181】つぎの発明によるシーケンスプログラム作
成装置によれば、テーブルデバイス検索手段がプログラ
ム検索手段により得られたデバイスと同一のデバイスを
ラベル・デバイステーブルより検索し、テーブルラベル
検索手段がプログラム検索手段により得られたラベルと
同一のラベルをラベル・デバイステーブルより検索し、
同一デバイスの重複登録、同一ラベルの重複登録を回避
するから、間違いがないラベル・デバイステーブルが的
確に作成でき、ラベル・デバイステーブルのミスチェッ
クに要する時間を削減できる。
【0182】つぎの発明によるシーケンスプログラム作
成装置によれば、テーブルデバイス検索手段が指定され
たラベル・デバイステーブルのデバイスを検索し、最大
デバイス番号検索手段がテーブルデバイス検索手段によ
り検索されたデバイスにおいて同一デバイス用途内で最
大となるデバイス番号を検索し、パラメータ作成手段が
最大デバイス番号検索手段により検索された最大デバイ
ス番号をデバイス点数としてデバイス点数に関するパラ
メータを作成し登録するから、デバイス番号の変更があ
った場合のパラメータへの反映が容易に行われ、論理プ
ログラムから実シーケンスプログラムへの変換が容易に
行われるようになる。
【0183】つぎの発明によるシーケンスプログラム作
成装置によれば、プログラム検索手段がシーケンスプロ
グラムで使用されているデバイスを検索し、テーブルデ
バイス検索手段がプログラム検索手段により得られたデ
バイスを指定されたラベル・デバイステーブルより検索
し、ラベル取得手段がラベル・デバイステーブルよりデ
バイスに対応するラベルを取得し、プログラム修正手段
がシーケンスプログラムのデバイスをラベルに置換する
から、実プログラムとラベル・デバイステーブルを指定
すれば、論理プログラムが作成され、実シーケンスプロ
グラムから論理プログラムへの変換が容易に行われるよ
うになる。
【0184】つぎの発明によるシーケンスプログラム作
成装置によれば、プログラム修正手段がシーケンスプロ
グラムの回路要素部分のデバイスで記載された部分をラ
ベルに修正し、ラベル・デバイステーブル登録手段がプ
ログラム修正手段により修正されたラベルとデバイスと
を対応させてラベル・デバイステーブルに登録するか
ら、回路図上でプログラムを見ながらラベル・デバイス
テーブルを作成することができ、論理プログラムから実
シーケンスプログラムへの変換が容易に行えるようにな
る。
【0185】つぎの発明によるシーケンスプログラム作
成方法によれば、シーケンスプログラム内で使用されて
いるデバイスあるいはラベルの検索が行われ、検索され
たデバイスあるいはラベルがラベル・デバイステーブル
のデバイス欄あるいはラベル欄に自動登録され、ラベル
・デバイステーブルのラベル欄あるいはデバイス欄を入
力するだけでラベル・デバイステーブルが作成されるか
ら、ラベル・デバイステーブルの作成に要する時間を削
減でき、実シーケンスプログラムから論理プログラムへ
の変換、あるいは論理プログラムから実シーケンスプロ
グラムへの変換が容易にできるようになる。
【0186】またも同一デバイスの重複登録、同一ラベ
ルの重複登録を回避するから、間違いがないラベル・デ
バイステーブルが的確に作成でき、ラベル・デバイステ
ーブルのミスチェックに要する時間を削減できる。
【0187】つぎの発明によるシーケンスプログラム作
成方法によれば、ラベル・デバイステーブルより最大デ
バイス番号を検索し、パラメータにデバイス点数を登録
するから、デバイス番号の変更があった場合のパラメー
タへの反映が容易に行われ、論理プログラムから実シー
ケンスプログラムへの変換が容易に行われるようにな
る。
【0188】つぎの発明によるシーケンスプログラム作
成方法によれば、シーケンスプログラム内で使用されて
いるデバイスを検索し、ラベル・デバイステーブルより
該当デバイスを検索し、シーケンスプログラム内のデバ
イスを対応しているラベルに置換するから、実プログラ
ムとラベル・デバイステーブルを指定すれば、論理プロ
グラムが作成され、実シーケンスプログラムから論理プ
ログラムへの変換が容易に行われるようになる。
【0189】つぎの発明によるシーケンスプログラム作
成方法によれば、デバイスで記述されている回路図上
で、指定されたデバイス、ラベル置換をラベル・デバイ
ステーブルに登録するから、回路図上でプログラムを見
ながらラベル・デバイステーブルを作成することがで
き、論理プログラムから実シーケンスプログラムへの変
換が容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるシーケンスプログラム作成装
置の一つの実施の形態を示す機能ブロック図である。
【図2】 この発明によるシーケンスプログラム作成装
置における実プログラム論理プログラム変換手段の内部
構造を示すブロック線図である。
【図3】 この発明によるシーケンスプログラム作成装
置におけるパラメータ登録手段の内部構造を示すブロッ
ク線図である。
【図4】 この発明によるシーケンスプログラム作成装
置におけるラベル・デバイステーブル登録手段の内部構
造を示すブロック線図である。
【図5】 この発明によるシーケンスプログラム作成装
装置におけるモード構成を示す説明図である。
【図6】 この発明によるシーケンスプログラム作成装
装置における変換実行モードの画面遷移を示す説明図で
ある。
【図7】 この発明によるシーケンスプログラム作成装
装置においてユーザが「メインB」ら「メインB」を作
成するまでの作業手順を示すフローチャートである。
【図8】 この発明によるシーケンスプログラム作成装
装置における実プログラム論理プログラム変換の処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図9】 この発明によるシーケンスプログラム作成装
装置におけるラベル・デバイステーブル登録の処理フロ
ーを示すフローチャートである。
【図10】 この発明によるシーケンスプログラム作成
装装置における論理プログラム実プログラム変換の処理
フローを示すフローチャートである。
【図11】 この発明によるシーケンスプログラム作成
装装置におけるパラメータ登録の処理フローを示すフロ
ーチャートである。
【図12】 この発明によるシーケンスプログラム作成
装装置においてユーザが「メインB」ら「メイン論」お
よび、「テーブルA」を作成するまでの作業手順を示す
フローチャートである。
【図13】 この発明によるシーケンスプログラム作成
装装置におけるラベル・デバイステーブル登録の処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図14】 プログラマブルコントローラによる制御対
象の例(ラインA)を示す説明図である。
【図15】 ラインAのためのプログラマブルコントロ
ーラを示す説明図である。
【図16】 ラインAの動作を示すフローチャートであ
る。
【図17】 (a)はラインAのシーケンスプログラム
を実プログラムで表したラダー回路図、(b)はそれを
リスト命令形式で表した説明図である。
【図18】 プログラマブルコントローラによる制御対
象の例(ラインB)を示す説明図である。
【図19】 ラインBのためのプログラマブルコントロ
ーラを示す説明図である。
【図20】 ラインBの動作を示すフローチャートであ
る。
【図21】 (a)はラインBのシーケンスプログラム
を実プログラムで表したラダー回路図、(b)はそれを
リスト命令形式で表した説明図である。
【図22】 従来例においてユーザがシーケンスプログ
ラムを修正する場合の作業手順を示すフローチャートで
ある。
【図23】 (a)はラインAのデバイス用途表、
(b)ラインBのデバイス用途表、(c)はラインAと
ラインBのデバイス対応表を各々示す説明図である。
【図24】 従来のシーケンスプログラム作成装置の機
能ブロック図である。
【図25】 (a)はラインAとラインBのシーケンス
プログラムを論理プログラムで表したラダー回路図、
(b)はそれをリスト命令形式で表した説明図である。
【図26】 ラインAのラベル・デバイステーブルの例
を示す説明図である。
【図27】 ラインBのラベル・デバイステーブルの例
を示す説明図である。
【図28】 実プログラムおよび論理プログラムのデー
タ構成の例を示すデータフレーム図である。
【図29】 (a)は実プログラムを一単位ごとに区切
った例を、(b)それのデータ構成例を示す説明図であ
る。
【図30】 (a)は論理プログラムを一単位ごとに区
切った例を、(b)それのデータ構成例を示す説明図で
ある。
【図31】 (a)はラベル・デバイステーブルのデー
タ構成の例を示す説明図、(b)は一単位のデータ構成
例を示す説明図、(c)はデバイス「X0」とラベル
「起動スイッチ」の対応を具体的に表わした説明図であ
る。
【図32】 (a)はデバイス点数設定パラメータのデ
ータ構成を示す説明図、(b)はデバイスX、Y、Mの
各々のデバイス点数設定を具体的に表わした説明図であ
る。
【図33】 従来例におけるプログラム作成装置のモー
ド構成を示す説明図である。
【図34】 ラダー回路図作成モードの画面を示す説明
図である。
【図35】 ラベル・デバイステーブル作成モードの画
面を示す説明図である。
【図36】 パラメータ設定モードのデバイス点数設定
画面を示す説明図である。
【図37】 従来例における変換実行モードの論理プロ
グラムから実プログラムへの変換条件設定画面を示す説
明図である。
【図38】 従来例においてユーザが「メインA」から
「メインB」を作成するまでの作業手順を示したフロー
チャートである。
【図39】 シーケンスプログラム作成装置の論理プロ
グラム実プログラム変換手段の内部構造を示すブロック
線図である。
【図40】 従来例におけるシーケンスプログラム作成
装置の論理プログラム実プログラム変換の処理フローを
示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 PC本体,2 入力ユニット,3 出力ユニット,
100 ベルトコンベア,101 製品通過センサ,1
02 起動スイッチ,110 台車,111製品セン
サ,112 起動スイッチ,200 シーケンスプログ
ラム作成装置,201 装置本体,202 ディスプレ
イ,203 キーボード,204 PC間インターフェ
ース,205 論理プログラム格納部,206 ラベル
・デバイステーブル格納部,207 実プログラム格納
部,208 パラメータ格納部,209 マシンコード
格納部,210 論理プログラム実プログラム変換手
段,211 プログラム検索手段,212 テーブルラ
ベル検索手段,213 プログラム修正手段,214
デバイス修正手段,220 実プログラム論理プログラ
ム変換手段,221 プログラム検索手段,222 テ
ーブルデバイス検索手段,223 ラベル取得手段,2
24 プログラム修正手段,230 パラメータ登録手
段,231 テーブルデバイス検索手段,232 最大
デバイス番号検索手段,233 パラメータ作成手段,
240 ラベル・デバイステーブル登録手段,241
プログラム検索手段,242 デバイス登録手段,24
3 テーブルデバイス検索手段,244 ラベル登録手
段,245 テーブルラベル検索手段,250 通信ケ
ーブル,300 プログラマブルコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村瀬 伸幸 愛知県名古屋市北区東大曽根町上五丁目 1071番地 三菱電機メカトロニクスソフト ウエア株式会社内 (72)発明者 五藤 良昭 愛知県名古屋市北区東大曽根町上五丁目 1071番地 三菱電機メカトロニクスソフト ウエア株式会社内 (72)発明者 田中 芳実 愛知県名古屋市北区東大曽根町上五丁目 1071番地 三菱電機メカトロニクスソフト ウエア株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーケンスプログラムで使用されている
    デバイスあるいはラベルを検索するプログラム検索手段
    と、 前記プログラム検索手段により得られたデバイスを指定
    されたラベル・デバイステーブルに登録するデバイス登
    録手段と、 前記プログラム検索手段により得られたラベルを指定さ
    れたラベル・デバイステーブルに登録するラベル登録手
    段と、 を有することを特徴とするシーケンスプログラム作成装
    置。
  2. 【請求項2】 同一デバイスが重複して登録されないた
    めに、前記プログラム検索手段により得られたデバイス
    と同一のデバイスをラベル・デバイステーブルより検索
    するテーブルデバイス検索手段と、 同一ラベルが重複して登録されないために、前記プログ
    ラム検索手段により得られたラベルと同一のラベルをラ
    ベル・デバイステーブルより検索するテーブルラベル検
    索手段と、 を有することを特徴と請求項1に記載のシーケンスプロ
    グラム作成装置。
  3. 【請求項3】 指定されたラベル・デバイステーブルの
    デバイスを検索するテーブルデバイス検索手段と、 前記テーブルデバイス検索手段により検索されたデバイ
    スにおいて同一デバイス用途内で最大となるデバイス番
    号を検索する最大デバイス番号検索手段と、 前記最大デバイス番号検索手段により検索された最大デ
    バイス番号をデバイス点数としてデバイス点数に関する
    パラメータを作成し登録するパラメータ作成手段と、 を有することを特徴とするシーケンスプログラム作成装
    置。
  4. 【請求項4】 シーケンスプログラムで使用されている
    デバイスを検索するプログラム検索手段と、 前記プログラム検索手段により得られたデバイスを指定
    されたラベル・デバイステーブルより検索するテーブル
    デバイス検索手段と、 ラベル・デバイステーブルよりデバイスに対応するラベ
    ルを取得するラベル取得手段と、 シーケンスプログラムのデバイスをラベルに置換するプ
    ログラム修正手段と、 を有することを特徴とするシーケンスプログラム作成装
    置。
  5. 【請求項5】 シーケンスプログラムの回路要素部分の
    デバイスで記載された部分をラベルに修正するプログラ
    ム修正手段と、 前記プログラム修正手段により修正されたラベルとデバ
    イスとを対応させてラベル・デバイステーブルに登録す
    るラベル・デバイステーブル登録手段と、 を有することを特徴とするシーケンスプログラム作成装
    置。
  6. 【請求項6】 シーケンスプログラムで使用されている
    デバイスあるいはラベルを検索するプログラム検索ステ
    ップと、 同一テーブルが重複して登録されないために、プログラ
    ム検索ステップで得られたデバイスと同一のデバイスを
    ラベル・デバイステーブルより検索するテーブルデバイ
    ス検索ステップと、 プログラム検索ステップで得られたデバイスを指定され
    たラベル・デバイステーブルに登録するデバイス登録ス
    テップと、 同一ラベルが重複して登録されないために、プログラム
    検索ステップで得られたラベルと同一のラベルをラベル
    ・デバイステーブルより検索するテーブルラベル検索ス
    テップと、 プログラム検索ステップで得られたラベルを指定された
    ラベル・デバイステーブルに登録するラベル登録ステッ
    プと、 を有し、上述の各ステップをシーケンスプログラムの最
    後まで繰り返し、シーケンスプログラム用のラベル・デ
    バイステーブルを作成することを特徴とするシーケンス
    プログラム作成方法。
  7. 【請求項7】 指定されたラベル・デバイステーブルの
    デバイスを検索するテーブルデバイスステップと、 テーブルデバイス検索ステップで検索されたデバイスに
    おいて同一デバイス用途内で最大となるデバイス番号を
    検索する最大デバイス番号検索ステップと、 最大デバイス番号検索ステップで検索された最大デバイ
    ス番号をデバイス点数としてデバイス点数に関するパラ
    メータを作成し登録するパラメータ作成ステップと、 を有することを特徴とするシーケンスプログラム作成方
    法。
  8. 【請求項8】 シーケンスプログラムで使用されている
    デバイスを検索するプログラム検索ステップと、 プログラム検索ステップで得られたデバイスを指定され
    たラベル・デバイステーブルより検索するテーブルデバ
    イス検索ステップと、 ラベル・デバイステーブルよりデバイスに対応するラベ
    ルを取得するラベル取得ステップと、 シーケンスプログラムのデバイスをラベルに置換するプ
    ログラム修正ステップと、 を有し、上述のステップをシーケンスプログラムの最後
    まで繰り返し、論理プログラムを作成することを特徴と
    するシーケンスプログラム作成方法。
  9. 【請求項9】 シーケンスプログラムの回路要素部分の
    デバイスで記載された部分をラベルに修正するプログラ
    ム修正ステップと、 プログラム修正ステップで修正されたラベルとデバイス
    とを対応させてラベル・デバイステーブルにラベル・デ
    バイステーブル登録ステップと、 を有することを特徴とするシーケンスプログラム作成方
    法。
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