JPH1082677A - 超音波渦流量計 - Google Patents

超音波渦流量計

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JPH1082677A
JPH1082677A JP8260218A JP26021896A JPH1082677A JP H1082677 A JPH1082677 A JP H1082677A JP 8260218 A JP8260218 A JP 8260218A JP 26021896 A JP26021896 A JP 26021896A JP H1082677 A JPH1082677 A JP H1082677A
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JP
Japan
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ultrasonic
acoustic impedance
tube
fluid
measured
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JP8260218A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshikura
博史 吉倉
Koichi Tashiro
耕一 田代
Yutaka Inada
豊 稲田
Minoru Tanabe
稔 田辺
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーティクルの発生、微生物の繁殖、腐食の
発生を招くことがなく、かつ精度高い流量計測を図るこ
とができる超音波渦流量計を提供する。 【解決手段】 管の外周側の凹部に超音波センサを接合
した。管には、水の音響インピーダンス(1.5 ×106
〔N・s・m-3 〕)ないし{超音波センサの音響インピーダ
ンス(30×106 〔N・s・m-3 〕)と水の音響インピーダン
スとの積の平方根(8.0 ×106 〔N・s・m-3 〕)}の範囲
の大きさの音響インピーダンス(2.7 ×106〔N・s・m
-3 〕)を持つ材料を用いた。管の外周側に超音波セン
サを接合したので、パーティクルの発生、微生物の繁
殖、腐食の発生を招かない。管に超音波が吸収されて管
を伝搬して超音波受信器に受信される超音波がほとんど
なくなるので、透過率(S/N)が良好になり、流量計
測が精度高いものになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定流体の流量
を計測する超音波渦流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波渦流量計の一例として、図
7及び図8に示す超音波渦流量計がある。図において、
被測定流体が流れる管1内には、渦発生柱2が設けられ
ており、両側に交番的にカルマン渦を発生させるように
なっている。管1には、超音波送・受信器3,4からな
る超音波センサ5が設けられている。超音波送・受信器
3,4は、管1内の渦発生領域を間にして相対向して管
1に形成された孔6,6に挿通され、かつねじ7により
固定されている。この場合、超音波送・受信器3,4に
おけるねじ装着部と管1との間には、パッキン8が介装
されており、被測定流体の漏れ防止及び音響吸収機能を
発揮するようにしている。また、超音波送・受信器3,
4が被測定流体と接する部分(以下、接液部という。)
13には、超音波送・受信器3,4が直接管1に接触し
て管1に超音波が伝搬することがないようにするため、
隙間14が形成されている
【0003】超音波送信器3には発振回路9が接続され
ており、駆動信号を出力することにより超音波送信器3
を励振して超音波Uを発生させる。超音波受信器4は、
被測定流体中を伝搬してカルマン渦から変調を受けた超
音波Uを受信し電気信号に変換する。超音波受信器4に
は増幅回路10が接続されている。増幅回路10及び発
振回路9には位相比較回路11が接続されており、発振
回路9の駆動信号と増幅回路10を介した超音波受信器
4からの信号とを位相比較し、超音波Uがカルマン渦か
ら受けた変調分を示す渦信号を出力する。位相比較回路
11の出力側には、波形成形回路12が接続されてお
り、渦信号に基づいて被測定流体の流量を示す流量信号
を出力する。
【0004】この超音波渦流量計では、渦発生柱2の下
流側に流速に比例した周波数で交番的に変化するカルマ
ン渦を発生する。一方、発振回路9からの駆動信号によ
り超音波送信器3から超音波Uが発生されて超音波受信
器4に受信される。この際、超音波Uはカルマン渦発生
領域を通過することによりカルマン渦の発生周期に対応
した変調を受ける。そして、位相比較回路11による位
相比較により、超音波Uがカルマン渦から受けた変調分
を示す渦信号が出力され、渦信号を受けた波形成形回路
12から流量信号が出力され、被測定流体の流量が求め
られるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、接液部13に隙間14が形成されているの
で、この隙間14に被測定流体が滞留しやすくなってい
る。このため、パーティクル(流体中の粒子)の発生、
微生物の繁殖、さらには腐食の発生を招く虞があった。
なお、管1の外周側に超音波送・受信器3,4を接合し
て、超音波送・受信器3,4が直接、被測定流体に接触
しないように構成することが考えられるが、この場合、
管1を直接伝搬して超音波受信器4に受信される超音波
Uの割合が大きくなり、その分、S/N{=(流体中を
伝搬した超音波)/(管中を伝搬した超音波)}が低下
する。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、パーティクルの発生、微生物の繁殖、腐食の発生を
招くことがなく、かつ精度高い流量計測を図ることがで
きる超音波渦流量計を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被測定流体の流れる管内に設けられ、被測定流体の流れ
にカルマン渦を発生させる渦発生体と、前記カルマン渦
の発生領域を間にして相対向して配置される超音波送・
受信器からなる超音波センサとを有する超音波渦流量計
であって、前記超音波送・受信器を前記管の外周側に設
け、前記超音波送・受信器のそれぞれの相対向する面の
うち、少なくともいずれか一方の面と前記管の内周面と
の間には、前記被測定流体の音響インピーダンスないし
前記超音波送・受信器の音響インピーダンスの範囲の大
きさの音響インピーダンスを持つ材料を用いたことを特
徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、被測定流体の流れ
る管内に設けられ、被測定流体の流れにカルマン渦を発
生させる渦発生体と、前記カルマン渦の発生領域を間に
して相対向して配置される超音波送・受信器からなる超
音波センサとを有する超音波渦流量計であって、前記超
音波送・受信器を前記管の外周側に設け、前記超音波送
・受信器のそれぞれの相対向する面のうち、少なくとも
いずれか一方の面と前記管の内周面との間には、前記被
測定流体の音響インピーダンスないし前記超音波送・受
信器の音響インピーダンス及び前記被測定流体の音響イ
ンピーダンスの積の平方根の範囲の大きさの音響インピ
ーダンスを持つ材料を用いたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態の超
音波渦流量計を図1ないし図4に基づいて説明する。な
お、図7及び図8に示す部材、部分と同等の部材、部分
は同等の符号を付し、その説明は適宜、省略する。
【0010】図1ないし図3において、管1の外周側に
は、相対向して凹部20が形成されており、凹部20の
底部20aにはそれぞれ、超音波送・受信器3,4が接
合されている。超音波送・受信器3,4の超音波送・受
信部3a,4aの音響インピーダンスZn [Zn =ρc
(ただし、ρ;密度、c;音速)]は、Z1 (以下、適
宜、超音波センサの音響インピーダンスZ1 という。)
に設定されている。本実施の形態では、超音波送・受信
部3a,4aとして、例えばジルコン・チタン酸鉛(P
ZT)セラミックス製の圧電素子(図示省略)が用いら
れている。なお、圧電素子の音響インピーダンスは約30
×106 〔N・s・m-3 〕となっている。
【0011】また、被測定流体は、Z3 (Z3 <Z1
の音響インピーダンスZn を持つ流体が用いられてい
る。そして、管1は、Z3 〜Z1 の範囲の大きさ(Z1
>Z2 >Z3 )の音響インピーダンスZ2 を持つ材料が
用いられている。
【0012】管1にZ3 〜Z1 の範囲の大きさの音響イ
ンピーダンスZ2 を持つ材料を用いたのは、管1が被測
定流体と超音波送・受信器3,4との中間介在物であ
り、管1にZ3 〜Z1 の範囲の大きさの音響インピーダ
ンスZ2 を持つ材料を用いることによりS/Nを向上さ
せることが可能となるからである。なお、音響インピー
ダンスZ2 が被測定流体の音響インピーダンスZ3 また
は超音波センサの音響インピーダンスZ1 に対して種々
異なる複数の管1を対象にして、それぞれ超音波Uの透
過率を測定したところ、図4に示す結果が得られた。そ
して、Z3 〜Z1の範囲の大きさの音響インピーダンス
2 を持つ材料を用いた管1の場合、超音波Uの透過率
の向上(すなわちS/Nの向上)が図れることを確認で
きた。前記超音波Uの透過率は、(伝導後エネルギー)
/(入射エネルギー)で得られるものであり、前記S/
Nに対応するものである。
【0013】ここで、図4の横軸はL/λ[L;管1に
おける凹部20の底部20aから内壁までの長さ(以
下、適宜、管1の厚さという。)、λ;音波の波長]で
ある。図4において、管1の音響インピーダンスZ2
被測定流体の音響インピーダンスZ3 または超音波セン
サの音響インピーダンスZ1 と同等の場合には、音響イ
ンピーダンスが同等の大きさの両部材の境界層での減衰
がなく、超音波Uの透過率は、直線Bで示すように管1
の厚さに関わらず一定値Aになる。
【0014】また、管1の音響インピーダンスZ2 が超
音波センサの音響インピーダンスZ1 に比して大きい
(Z2 >Z1 )場合、超音波Uの吸収割合が少なく、す
なわち管1を介した超音波Uの伝搬量(回り込み)が多
くなり、超音波Uの透過率は、一定値Aに比して小さく
なる。一方、管1の音響インピーダンスZ2 がZ3 〜Z
1 の範囲の大きさ(Z1 >Z2 >Z3 )である場合、超
音波Uの透過率は曲線Dとなり、一定値Aに比して大き
くなるという結果が得られ、S/Nの向上が図れること
を確認できた。
【0015】なお、理論上、管1に、超音波センサの音
響インピーダンスZ1 及び被測定流体の音響インピーダ
ンスZ3 の幾何平均、即ち次式(1)で示すように超音
波センサの音響インピーダンスZ1 及び被測定流体の音
響インピーダンスZ3 の積の平方根の大きさの音響イン
ピーダンスZ2 を持つ材料を用いることにより、透過率
が最大になることが知られているが、音響インピーダン
スZ2 が次式(1)で示される大きさ(この場合、Z2
>Z3 となっている。)の材料を用いた管1を対象にし
て超音波Uの透過率を測定したところ、曲線Eに示すデ
ータが得られた。この曲線Eで示されるように、管1の
厚さが所定値[略(1/4)λ、(3/4)λ、 …
{(2n+1)/4}λ、 … (n;整数)]の際、
透過率は100 %となり、特に優れた伝搬特性を得られる
ことが検証された。
【0016】
【数1】
【0017】上述したように管1の音響インピーダンス
2 が式(1)で示される大きさの場合、図4の曲線E
に示すように、特に優れた伝搬特性を得られることか
ら、管1の音響インピーダンスZ2 が次式(2)で示さ
れる範囲にある場合、優れた伝搬特性を得られることが
分かる。
【0018】
【数2】
【0019】上述したように構成した超音波渦流量計で
は、管1の外周側に形成した凹部20に超音波送・受信
器3,4を配置しており、従来技術で生じた接液部の隙
間がなくなるため、被測定流体は滞留することなく良好
に流れる。このため、パーティクルの発生、微生物の繁
殖、さらには腐食の発生を招くことがない。さらに、管
1にZ3 〜Z1 の範囲の大きさ(Z1 >Z2 >Z3 )の
音響インピーダンスZ2 を持つ材料を用いたので、超音
波Uの透過率、ひいてはS/Nが優れたものになる。
【0020】
【実施例】次に、本発明の一実施例の超音波渦流量計を
図5及び図6に基づき、図1ないし図4を参照して説明
する。この超音波渦流量計は、被測定流体を水としてお
り、その音響インピーダンスが約1.5 ×106 〔N・s・m
-3 〕となっている。また、超音波送・受信部3a,4
aとして、上記実施の形態と同様に、例えばジルコン・
チタン酸鉛(PZT)セラミックス製の圧電素子が用い
られており、その音響インピーダンスは約30×106 〔N・
s・m-3 〕となっている。また、管1には、上記実施の形
態と同様にZ3 〜Z1 の音響インピーダンスZ2 を持つ
材料を用いている。この場合、上述したように被測定流
体を水{音響インピーダンス約1.5 ×106 〔N・s・m
-3 〕}とし、超音波送・受信部3a,4aとして、P
ZTセラミックス製の圧電素子{音響インピーダンス約
30×106 〔N・s・m-3 〕}が用いられている。そして、管
1には、1.5 ×106 〜30×106 〔N・s・m- 3 〕の音響イン
ピーダンスZ2 を持つ材料が用いられている。
【0021】上述したように管1の音響インピーダンス
2 を1.5 ×106 〜30×106 〔N・s・m-3 〕としたことに
より、管1中での超音波Uの吸収が大きくなって管1を
直接伝搬する超音波Uの割合が少なくなり、S/Nが良
好なものになる。S/Nが良好なものになることを、管
1に、音響インピーダンスZ2 が40×106 〔N・s・m-3
の材料、2.7 ×106 〔N・s・m-3 〕の材料をそれぞれ用い
て比較検証した。
【0022】すなわち、管1に、音響インピーダンスZ
2 が40×106 〔N・s・m-3 〕の材料を用いて、水を伝搬し
た超音波Uと管1を伝搬した超音波Uの透過率を測定す
ると、図5に示すような伝搬特性が得られ、管1を伝搬
した超音波Uが多く、透過率(S/N)が悪くなってい
るという結果を得た。これに対し、管1に、音響インピ
ーダンスZ2 が2.7 ×106 〔N・s・m-3 〕の材料を用い
て、水を伝搬した超音波Uと管1を伝搬した超音波Uの
透過率を測定すると、図6に示すような伝搬特性が得ら
れ、管1を伝搬して超音波受信器4に受信される超音波
Uがほとんどなく、すなわち、管1により超音波Uが吸
収され、透過率(S/N)が良好になっているという結
果を得た。
【0023】なお、管1として、{被測定流体の音響イ
ンピーダンスZ3 }(本実施例では、1.5 ×106 )ない
し{式(1)で求められる音響インピーダンス}(本実
施例では、8.0 ×106 )〔N・s・m-3 〕の範囲の音響イン
ピーダンスZ2 を有する材料を用いることにより、透過
率を極めて大きくすること、すなわちS/Nの向上を図
ることができる。音響インピーダンスZ2 が1.5 ×106
〜8.0 ×106 〔N・s・m-3 〕の材料としては例えば表1に
示すものがある。
【0024】
【0025】上記実施の形態及び実施例では、管1の外
周側に凹部20を形成し、凹部20の底部20aに超音
波送・受信器3,4を接合した場合を例にしたが、本発
明は、これに限るものではなく、凹部20を設けず、管
1の外周面部に超音波送・受信器3,4を接合するよう
に構成してもよい。
【0026】また、上記実施の形態及び実施例では、管
1全体を同一材料で構成した場合を例にしたが、これに
代えて、次のように管1の一部の材料を異にして構成し
てもよい。すなわち、超音波送・受信器3,4のそれぞ
れの相対向する面のうち、少なくともいずれか一方の面
と管1の内周面との間の部分に、被測定流体の音響イン
ピーダンスないし超音波送・受信器3,4の音響インピ
ーダンスの範囲の大きさの音響インピーダンスを持つ材
料を用いるように構成してもよい。この場合、管1の他
の部分に、超音波の吸収がよい材料を用いることによ
り、透過率(S/N)をさらに向上させることができ
る。また、超音波送・受信器3,4のそれぞれの相対向
する面のうち、少なくともいずれか一方の面と管1の内
周面との間の部分に、被測定流体の音響インピーダンス
ないし超音波送・受信器3,4の音響インピーダンス及
び被測定流体の音響インピーダンスの積の平方根の範囲
の大きさの音響インピーダンスを持つ材料を用いるよう
に構成してもよい。この場合、管1の他の部分に、超音
波の吸収がよい材料を用いることにより、上述したのと
同様に透過率(S/N)をさらに向上させることができ
る。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、管の外周側に超
音波送・受信器を配置しており、従来技術で生じた接液
部の隙間がなくなって被測定流体は滞留することなく良
好に流れるので、パーティクルの発生、微生物の繁殖、
さらには腐食の発生を招くことがない。さらに、超音波
送・受信器のそれぞれの相対向する面のうち、少なくと
もいずれか一方の面と管の内周面との間には、被測定流
体の音響インピーダンスないし超音波送・受信器の音響
インピーダンスの範囲の大きさの音響インピーダンスを
持つ材料を用いたので、超音波の透過率(S/N)が優
れたものになり、流量計測の精度向上を図ることができ
る。
【0028】請求項2記載の発明は、超音波送・受信器
のそれぞれの相対向する面のうち、少なくともいずれか
一方の面と管の内周面との間には、被測定流体の音響イ
ンピーダンスないし超音波送・受信器の音響インピーダ
ンス及び被測定流体の音響インピーダンスの積の平方根
の範囲の大きさの音響インピーダンスを持つ材料を用い
たので、超音波の透過率(S/N)がより優れたものに
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の超音波渦流量計を模式
的に示す図である。
【図2】同超音波渦流量計を模式的に示す断面図であ
る。
【図3】図1の部分拡大図である。
【図4】同超音波渦流量計の管、被測定流体、超音波セ
ンサの音響インピーダンスと透過率との関係を示す図で
ある。
【図5】管の音響インピーダンスが40×106 〔N・s・m
-3 〕の場合の伝搬特性を示す図である。
【図6】管の音響インピーダンスが2.7 ×106 〔N・s・m
-3 〕の場合の伝搬特性を示す図である。
【図7】従来の超音波渦流量計の一例を模式的に示す図
である。
【図8】図7の超音波渦流量計を模式的に示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 管 2 渦発生柱 3 超音波送信器 4 超音波受信器 5 超音波センサ 20 凹部 20a 底部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田辺 稔 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定流体の流れる管内に設けられ、被
    測定流体の流れにカルマン渦を発生させる渦発生体と、
    前記カルマン渦の発生領域を間にして相対向して配置さ
    れる超音波送・受信器からなる超音波センサとを有する
    超音波渦流量計であって、 前記超音波送・受信器を前記管の外周側に設け、前記超
    音波送・受信器のそれぞれの相対向する面のうち、少な
    くともいずれか一方の面と前記管の内周面との間には、
    前記被測定流体の音響インピーダンスないし前記超音波
    送・受信器の音響インピーダンスの範囲の大きさの音響
    インピーダンスを持つ材料を用いたことを特徴とする超
    音波渦流量計。
  2. 【請求項2】 被測定流体の流れる管内に設けられ、被
    測定流体の流れにカルマン渦を発生させる渦発生体と、
    前記カルマン渦の発生領域を間にして相対向して配置さ
    れる超音波送・受信器からなる超音波センサとを有する
    超音波渦流量計であって、 前記超音波送・受信器を前記管の外周側に設け、前記超
    音波送・受信器のそれぞれの相対向する面のうち、少な
    くともいずれか一方の面と前記管の内周面との間には、
    前記被測定流体の音響インピーダンスないし前記超音波
    送・受信器の音響インピーダンス及び前記被測定流体の
    音響インピーダンスの積の平方根の範囲の大きさの音響
    インピーダンスを持つ材料を用いたことを特徴とする超
    音波渦流量計。
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