JPH1082250A - 防犯カウンタユニット - Google Patents
防犯カウンタユニットInfo
- Publication number
- JPH1082250A JPH1082250A JP25733696A JP25733696A JPH1082250A JP H1082250 A JPH1082250 A JP H1082250A JP 25733696 A JP25733696 A JP 25733696A JP 25733696 A JP25733696 A JP 25733696A JP H1082250 A JPH1082250 A JP H1082250A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protection plate
- counter
- counter unit
- security
- unit according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンビニエンスストアのレジカウンタ等に適
用し得る店員の身体生命とレジの中の売上金を確実に保
護できる防犯カウンタユニットを提供する。 【解決手段】 店員は背面側に設けられた扉4から防犯
カウンタユニット1内に入り、内側から扉4に鍵をか
け、テーブル上に設置したキャッシュレジスタを操作し
ながら客に応対する。非常事態発生時にモータ22を駆
動させると、カウンタテーブル2内に入れ子式に収納さ
れていた防弾スチール製の防護板14,15は一対の支
柱3,3に沿って急速度で上昇し、防犯カウンタユニッ
ト1内に居る店員は防護板14,15で覆われ、客側か
ら完全に隔離される。
用し得る店員の身体生命とレジの中の売上金を確実に保
護できる防犯カウンタユニットを提供する。 【解決手段】 店員は背面側に設けられた扉4から防犯
カウンタユニット1内に入り、内側から扉4に鍵をか
け、テーブル上に設置したキャッシュレジスタを操作し
ながら客に応対する。非常事態発生時にモータ22を駆
動させると、カウンタテーブル2内に入れ子式に収納さ
れていた防弾スチール製の防護板14,15は一対の支
柱3,3に沿って急速度で上昇し、防犯カウンタユニッ
ト1内に居る店員は防護板14,15で覆われ、客側か
ら完全に隔離される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンビニエンス
ストアのレジカウンタ等に適用することができる防犯カ
ウンタユニットに関する。
ストアのレジカウンタ等に適用することができる防犯カ
ウンタユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンビニエンスストア、カラオケ
ボックス、ビデオショップ等の深夜営業の店では一般に
防犯カメラが設置され、また自動通報装置がレジカウン
タに設置されている。そして、非常時には自動通報装置
から警備会社や警察に通報がなされ、同時に店内のベル
やランプが作動するようになっている。しかしながら、
店内に強盗が侵入した場合、強盗はレジカウンタを飛び
越えて自由に行き来できるうえ、レジカウンタを仕切る
ものがないために店員の保護に欠けるなど、防犯上好ま
しくないものであった。
ボックス、ビデオショップ等の深夜営業の店では一般に
防犯カメラが設置され、また自動通報装置がレジカウン
タに設置されている。そして、非常時には自動通報装置
から警備会社や警察に通報がなされ、同時に店内のベル
やランプが作動するようになっている。しかしながら、
店内に強盗が侵入した場合、強盗はレジカウンタを飛び
越えて自由に行き来できるうえ、レジカウンタを仕切る
ものがないために店員の保護に欠けるなど、防犯上好ま
しくないものであった。
【0003】このような実情に鑑み、強盗などの非常事
態が発生した時にカウンタの前後を防護板で遮断するよ
うにしたカウンタ用防犯装置が提案されている(例え
ば、特開平7−308248号公報参照)。カウンタ用
防犯装置は、カウンタの上方に防護板を紐状部材で下降
可能に吊り下げ、紐状部材を係止部材で係止し、該係止
部材の係止解除用のスイッチをカウンタに設けたもので
あり、非常事態発生時には、カウンタに設けた係止解除
用スイッチを押すことにより、防護板が自重で下降し、
カウンタ内の作業員を保護するものである。また、防護
板の下降時に防護板がカウンタと衝突して双方が破損す
るのを避けるため、このカウンタ用防犯装置は、係止部
材の係止解除状態で紐状部材の引き出し長さを防護板の
下端がカウンタの上面に接触しない長さに制限したスト
ッパが取り付けられている。
態が発生した時にカウンタの前後を防護板で遮断するよ
うにしたカウンタ用防犯装置が提案されている(例え
ば、特開平7−308248号公報参照)。カウンタ用
防犯装置は、カウンタの上方に防護板を紐状部材で下降
可能に吊り下げ、紐状部材を係止部材で係止し、該係止
部材の係止解除用のスイッチをカウンタに設けたもので
あり、非常事態発生時には、カウンタに設けた係止解除
用スイッチを押すことにより、防護板が自重で下降し、
カウンタ内の作業員を保護するものである。また、防護
板の下降時に防護板がカウンタと衝突して双方が破損す
るのを避けるため、このカウンタ用防犯装置は、係止部
材の係止解除状態で紐状部材の引き出し長さを防護板の
下端がカウンタの上面に接触しない長さに制限したスト
ッパが取り付けられている。
【0004】また、銀行等の金融機関の窓口においても
防犯上同様の問題があることから、従来、金融機関のカ
ウンタの窓口に防犯ドアを設置することが提案されてい
る(例えば、実開昭59−74289号公報参照)。防
犯ドアは、銀行の建物の内部を二つに仕切るカウンタの
上に備えられるもので、カウンタの窓口を閉じるように
下降し得る扉と、前記扉の両側に在って該扉の上下移動
を案内する支柱と、下降した扉を下降位置に保持するロ
ック部材と、下降した前記扉を上昇させる駆動装置を有
するものであり、前記扉は平常時には比較的低速で下降
するが、緊急時には急速に下降し得るように構成されて
いる。上記防犯ドアは、前記扉がロック部材によって下
降位置に保持されると、カウンタを境として銀行を内部
と外部に完全に仕切ることができ、カウンタの内部への
賊の侵入を阻止できる。
防犯上同様の問題があることから、従来、金融機関のカ
ウンタの窓口に防犯ドアを設置することが提案されてい
る(例えば、実開昭59−74289号公報参照)。防
犯ドアは、銀行の建物の内部を二つに仕切るカウンタの
上に備えられるもので、カウンタの窓口を閉じるように
下降し得る扉と、前記扉の両側に在って該扉の上下移動
を案内する支柱と、下降した扉を下降位置に保持するロ
ック部材と、下降した前記扉を上昇させる駆動装置を有
するものであり、前記扉は平常時には比較的低速で下降
するが、緊急時には急速に下降し得るように構成されて
いる。上記防犯ドアは、前記扉がロック部材によって下
降位置に保持されると、カウンタを境として銀行を内部
と外部に完全に仕切ることができ、カウンタの内部への
賊の侵入を阻止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のカウン
タ用防犯装置については、下降した防護板は宙ぶらりん
状態のままであるから、即ち防護板は非常事態発生時に
カウンタの上面に固定されるものではないから、防護板
の防犯機能は必ずしも十分とはいえない。
タ用防犯装置については、下降した防護板は宙ぶらりん
状態のままであるから、即ち防護板は非常事態発生時に
カウンタの上面に固定されるものではないから、防護板
の防犯機能は必ずしも十分とはいえない。
【0006】また、後者の防犯ドアは扉が下降して窓口
を閉じるように構成されているため、銀行の職員が誤っ
て手などを挟んでしまう危険がある。特に、緊急時には
扉が急速に下降するため、その危険は増大する。そこ
で、それらの現象の防止対策として、扉の真下に手があ
るときには扉が下降しないような安全装置、あるいは下
降を途中で停止するような安全装置を取り付けることも
考えられる。しかし、安全装置が作動すると、緊急時で
あっても扉が閉まらないことになり、防犯ドアとしての
意味がなくなる。
を閉じるように構成されているため、銀行の職員が誤っ
て手などを挟んでしまう危険がある。特に、緊急時には
扉が急速に下降するため、その危険は増大する。そこ
で、それらの現象の防止対策として、扉の真下に手があ
るときには扉が下降しないような安全装置、あるいは下
降を途中で停止するような安全装置を取り付けることも
考えられる。しかし、安全装置が作動すると、緊急時で
あっても扉が閉まらないことになり、防犯ドアとしての
意味がなくなる。
【0007】また、コンビニエンスストアなどでは、前
記防犯ドアのような、カウンタを境にして店内を内部と
外部に仕切るような大がかりな設備は、コスト高を招く
ばかりであり、あまり必要としないものである。即ち、
コンビニエンスストア等においてはお金はレジの中に入
っているだけであり、またコンビニエンスストア等が強
盗に襲われるのは一般に深夜で、店員が一人となり客足
がなくなった時であるから、レジの前に立っている店員
の身体生命とレジの中に入っている売上金の保護ができ
れば十分である。
記防犯ドアのような、カウンタを境にして店内を内部と
外部に仕切るような大がかりな設備は、コスト高を招く
ばかりであり、あまり必要としないものである。即ち、
コンビニエンスストア等においてはお金はレジの中に入
っているだけであり、またコンビニエンスストア等が強
盗に襲われるのは一般に深夜で、店員が一人となり客足
がなくなった時であるから、レジの前に立っている店員
の身体生命とレジの中に入っている売上金の保護ができ
れば十分である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、上記
課題を解決し、店員の身体生命とレジの中の売上金を確
実に保護でき、コンビニエンスストアなどのレジカウン
タに適用し得る安全でコンパクトな低コストの防犯カウ
ンタユニットを提供することである。
課題を解決し、店員の身体生命とレジの中の売上金を確
実に保護でき、コンビニエンスストアなどのレジカウン
タに適用し得る安全でコンパクトな低コストの防犯カウ
ンタユニットを提供することである。
【0009】この発明は、前面、両側面及び出入口を設
けた後面を構成するカウンタ構造体と該カウンタ構造体
の上部に設けられたテーブルとを備えたカウンタテーブ
ル、該カウンタテーブルの前記出入口の両側にそれぞれ
立設された一対の支柱、該一対の支柱に開閉自在に取り
付けられた扉、前記カウンタテーブル内に収納され且つ
前記テーブルの少なくとも前記前面と前記側面とを取り
囲むように配置された防護板、前記一対の支柱に沿って
前記防護板を上下方向に案内する案内機構、前記案内機
構を通じて前記防護板を所定の位置まで上昇させる駆動
装置、並びに該駆動装置を作動させるためのスイッチか
ら成る防犯カウンタユニットに関する。
けた後面を構成するカウンタ構造体と該カウンタ構造体
の上部に設けられたテーブルとを備えたカウンタテーブ
ル、該カウンタテーブルの前記出入口の両側にそれぞれ
立設された一対の支柱、該一対の支柱に開閉自在に取り
付けられた扉、前記カウンタテーブル内に収納され且つ
前記テーブルの少なくとも前記前面と前記側面とを取り
囲むように配置された防護板、前記一対の支柱に沿って
前記防護板を上下方向に案内する案内機構、前記案内機
構を通じて前記防護板を所定の位置まで上昇させる駆動
装置、並びに該駆動装置を作動させるためのスイッチか
ら成る防犯カウンタユニットに関する。
【0010】また、この防犯カウンタユニットにおい
て、前記カウンタ構造体は前面壁と側面壁を有し、前記
扉はカウンタ内側からロック可能に構成されている。更
に、前記防護板は防弾ガラス又は防弾スチールである。
また、前記防護板は、第1防護板と該第1防護板を収納
可能な第2防護板とから成る入れ子式構造であり、前記
第1防護板の上昇に応じて前記第2防護板が前記第1防
護板によって引き上げられるように構成されているもの
である。前記第1防護板の下端部と前記第2防護板の上
端部には互いに係合する係合部が形成され、前記係合部
には緩衝装置が設けられている。前記第1防護板が上方
位置に達した状態で前記第1防護板を上方位置でロック
するロック機構が設けられている。前記第1防護板の上
端縁には、前記カウンタテーブルの前記テーブルと隣接
する別のテーブルとの隙間を閉鎖するための化粧板が取
り付けられている。なお、前記防護板の数は2つでなけ
ればならない理由はない。
て、前記カウンタ構造体は前面壁と側面壁を有し、前記
扉はカウンタ内側からロック可能に構成されている。更
に、前記防護板は防弾ガラス又は防弾スチールである。
また、前記防護板は、第1防護板と該第1防護板を収納
可能な第2防護板とから成る入れ子式構造であり、前記
第1防護板の上昇に応じて前記第2防護板が前記第1防
護板によって引き上げられるように構成されているもの
である。前記第1防護板の下端部と前記第2防護板の上
端部には互いに係合する係合部が形成され、前記係合部
には緩衝装置が設けられている。前記第1防護板が上方
位置に達した状態で前記第1防護板を上方位置でロック
するロック機構が設けられている。前記第1防護板の上
端縁には、前記カウンタテーブルの前記テーブルと隣接
する別のテーブルとの隙間を閉鎖するための化粧板が取
り付けられている。なお、前記防護板の数は2つでなけ
ればならない理由はない。
【0011】また、前記駆動装置は前記防護板に固着さ
れたチェーンと該チェーンを駆動するモータを有するも
のである。前記駆動装置は前記防護板に固着されたチェ
ーンと該チェーンを駆動する油圧シリンダを有するもの
であってもよい。前記チェーンはそれぞれの前記支柱内
に配置された一対のチェーンからなり、それぞれのチェ
ーンは前記支柱の上部に配置されたスプロケットと下部
に配置されたスプロケットとの間に掛けられている。ま
た、前記駆動装置は、前記防護板に一端が固着されたゼ
ンマイばね等のスプリングであってもよく、或いは、前
記防護板に一端が固着されたロープ等を巻き取る巻取装
置であってもよい。いずれにしろ、前記駆動装置は前記
第1防護板が上方位置に達したときに停止するものであ
る。
れたチェーンと該チェーンを駆動するモータを有するも
のである。前記駆動装置は前記防護板に固着されたチェ
ーンと該チェーンを駆動する油圧シリンダを有するもの
であってもよい。前記チェーンはそれぞれの前記支柱内
に配置された一対のチェーンからなり、それぞれのチェ
ーンは前記支柱の上部に配置されたスプロケットと下部
に配置されたスプロケットとの間に掛けられている。ま
た、前記駆動装置は、前記防護板に一端が固着されたゼ
ンマイばね等のスプリングであってもよく、或いは、前
記防護板に一端が固着されたロープ等を巻き取る巻取装
置であってもよい。いずれにしろ、前記駆動装置は前記
第1防護板が上方位置に達したときに停止するものであ
る。
【0012】また、前記扉は背面側に向かって突出した
断面円弧状の扉であることが好ましい。前記扉の上方に
該扉と連続するように配置され且つ前記一対の支柱の上
部を連結する板体を有している。前記支柱の上端は店内
の天井構造体に固定可能に構成されている。また、前記
支柱の上部には各防護板が互いに衝突するのを緩衝する
ため緩衝装置が設けられている。更に、前記カウンタテ
ーブル内に警報装置を作動させるスイッチを設けたもの
である。前記駆動装置を作動させる前記スイッチは、前
記カウンタテーブル内に設置したスイッチ、又はリモー
トコントロールによるスイッチによって構成でき、前記
スイッチのオン・オフの安全性のため二段階によるスイ
ッチに構成することが好ましい。
断面円弧状の扉であることが好ましい。前記扉の上方に
該扉と連続するように配置され且つ前記一対の支柱の上
部を連結する板体を有している。前記支柱の上端は店内
の天井構造体に固定可能に構成されている。また、前記
支柱の上部には各防護板が互いに衝突するのを緩衝する
ため緩衝装置が設けられている。更に、前記カウンタテ
ーブル内に警報装置を作動させるスイッチを設けたもの
である。前記駆動装置を作動させる前記スイッチは、前
記カウンタテーブル内に設置したスイッチ、又はリモー
トコントロールによるスイッチによって構成でき、前記
スイッチのオン・オフの安全性のため二段階によるスイ
ッチに構成することが好ましい。
【0013】この発明による防犯カウンタユニットは、
上記のように構成されているので、店員は背面側に設け
られた扉から防犯カウンタユニット内に入り、内側から
扉に鍵をかけ、テーブル上に設置したキャッシュレジス
タを操作しながら客に応対する。非常事態発生時には、
店員は駆動装置を作動させるためのスイッチを入れる。
防護板は普段はカウンタテーブル内に収納されている
が、駆動装置が作動すると、防護板は案内機構に案内さ
れながら一対の支柱に沿って急速度で上昇し、店員の周
りは防護板で覆われ、店員は客側から完全に隔離され
る。
上記のように構成されているので、店員は背面側に設け
られた扉から防犯カウンタユニット内に入り、内側から
扉に鍵をかけ、テーブル上に設置したキャッシュレジス
タを操作しながら客に応対する。非常事態発生時には、
店員は駆動装置を作動させるためのスイッチを入れる。
防護板は普段はカウンタテーブル内に収納されている
が、駆動装置が作動すると、防護板は案内機構に案内さ
れながら一対の支柱に沿って急速度で上昇し、店員の周
りは防護板で覆われ、店員は客側から完全に隔離され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
による防犯カウンタユニットの実施例について説明す
る。図1は防犯カウンタユニットを客側から見た正面図
であり、図2は側面図、図3は平面図である。
による防犯カウンタユニットの実施例について説明す
る。図1は防犯カウンタユニットを客側から見た正面図
であり、図2は側面図、図3は平面図である。
【0015】この防犯カウンタユニット1は、カウンタ
テーブル2と、カウンタテーブル2の後部両側にそれぞ
れ立設された一対の支柱3,3と、一対の支柱3,3に
取り付けられた扉4と、両支柱3,3を連結する板体5
とで一体的に堅固に構成されたものである。これらの部
材は防弾スチールを使用する。また、板体や扉などには
防弾ガラスを使用してもよい。この防犯カウンタユニッ
ト1は、工場で溶接等によって一体構造の製品とした上
で出荷されるが、ボルト・ナット或いはその他の固着手
段を用いて現場で組立可能なように構成してもよい。カ
ウンタテーブル2は、前面壁6とその両側に形成された
側面壁7,7とからなる概ねU字形状のカウンタ構造体
8を有しており、カウンタ構造体8の後面側には店員の
ための出入口が形成されている。また、カウンタ構造体
8の上部にはキャッシュレジスタを設置するためのテー
ブル9が設けられている。カウンタ構造体8の各側壁
7,7はテーブル9よりも後方へ突出しており、テーブ
ル9の後方に店員が立つための空間10が確保されてい
る。
テーブル2と、カウンタテーブル2の後部両側にそれぞ
れ立設された一対の支柱3,3と、一対の支柱3,3に
取り付けられた扉4と、両支柱3,3を連結する板体5
とで一体的に堅固に構成されたものである。これらの部
材は防弾スチールを使用する。また、板体や扉などには
防弾ガラスを使用してもよい。この防犯カウンタユニッ
ト1は、工場で溶接等によって一体構造の製品とした上
で出荷されるが、ボルト・ナット或いはその他の固着手
段を用いて現場で組立可能なように構成してもよい。カ
ウンタテーブル2は、前面壁6とその両側に形成された
側面壁7,7とからなる概ねU字形状のカウンタ構造体
8を有しており、カウンタ構造体8の後面側には店員の
ための出入口が形成されている。また、カウンタ構造体
8の上部にはキャッシュレジスタを設置するためのテー
ブル9が設けられている。カウンタ構造体8の各側壁
7,7はテーブル9よりも後方へ突出しており、テーブ
ル9の後方に店員が立つための空間10が確保されてい
る。
【0016】一対の支柱3,3はそれぞれ断面が矩形で
あり、カウンタ構造体8の後部にそれぞれ溶接されてい
る。扉4は一方の支柱3に枢着され、扉4にはハンドル
11とシークレットキー12が取り付けられており、内
側から鍵がかけられるようになっている。扉4は、図3
に示すように、背面側に向かって突出する断面円弧状に
形成されたものであるから、背面側から防犯カウンタユ
ニット1内に向かって大きな力を加えても変形し難い。
あり、カウンタ構造体8の後部にそれぞれ溶接されてい
る。扉4は一方の支柱3に枢着され、扉4にはハンドル
11とシークレットキー12が取り付けられており、内
側から鍵がかけられるようになっている。扉4は、図3
に示すように、背面側に向かって突出する断面円弧状に
形成されたものであるから、背面側から防犯カウンタユ
ニット1内に向かって大きな力を加えても変形し難い。
【0017】なお、カウンタテーブル2の表面や支柱
3,3の表面には化粧合板が貼り付けられ、見た目には
全体的にスチール製であることがわからないように加工
されている。また、カウンタ構造体8の上面にはウレタ
ン製の化粧板13(レザー張りにしてもよい)が取り付
けられており、縁飾りが施されているように見える(実
際には化粧板13は後述する第1防護板14の上面に取
り付けられている)。さらに、板体5の表面は広告やビ
ラを貼り付けるのに利用される。
3,3の表面には化粧合板が貼り付けられ、見た目には
全体的にスチール製であることがわからないように加工
されている。また、カウンタ構造体8の上面にはウレタ
ン製の化粧板13(レザー張りにしてもよい)が取り付
けられており、縁飾りが施されているように見える(実
際には化粧板13は後述する第1防護板14の上面に取
り付けられている)。さらに、板体5の表面は広告やビ
ラを貼り付けるのに利用される。
【0018】図4及び図5は防犯カウンタユニットの非
常事態発生時における状態を示す図であって、図4は側
面図、図5は図4のA−A線における矢視断面図であ
る。通常時には、図1及び図2に示すように、カウンタ
テーブル2内に防護板14,15が収納されているが、
非常事態発生時にはカウンタテーブル2内から防護板1
4,15が一対の支柱3,3に沿って上昇して、図4に
示すような状態になる。防護板14,15は断面が略U
字形状でカウンタテーブル2のカウンタ構造体8の形状
と略同一であり、テーブル9を取り囲む形状である。防
護板14,15の材質としては防弾スチールが使用され
ている。防護板14,15は板厚2mmの防弾スチール
からなる第1防護板14と、板厚1.6mmの防弾スチ
ールからなる第2防護板15とで構成されており、第1
防護板14は第2防護板15内に入れ子式に収納可能で
ある。また、第1防護板14と第2防護板15はカウン
タテーブル2内に入れ子式に収納可能である。第1防護
板14の上端面にはウレタン製の化粧板13で縁飾りが
施してある。この化粧板13は目隠しの役目を果たす。
即ち、この化粧板13は、客が上から見て第1防護板1
4と第2防護板15とがカウンタテーブル2内に入れ子
式に収納されていることに気づかないようにするための
目隠しである。
常事態発生時における状態を示す図であって、図4は側
面図、図5は図4のA−A線における矢視断面図であ
る。通常時には、図1及び図2に示すように、カウンタ
テーブル2内に防護板14,15が収納されているが、
非常事態発生時にはカウンタテーブル2内から防護板1
4,15が一対の支柱3,3に沿って上昇して、図4に
示すような状態になる。防護板14,15は断面が略U
字形状でカウンタテーブル2のカウンタ構造体8の形状
と略同一であり、テーブル9を取り囲む形状である。防
護板14,15の材質としては防弾スチールが使用され
ている。防護板14,15は板厚2mmの防弾スチール
からなる第1防護板14と、板厚1.6mmの防弾スチ
ールからなる第2防護板15とで構成されており、第1
防護板14は第2防護板15内に入れ子式に収納可能で
ある。また、第1防護板14と第2防護板15はカウン
タテーブル2内に入れ子式に収納可能である。第1防護
板14の上端面にはウレタン製の化粧板13で縁飾りが
施してある。この化粧板13は目隠しの役目を果たす。
即ち、この化粧板13は、客が上から見て第1防護板1
4と第2防護板15とがカウンタテーブル2内に入れ子
式に収納されていることに気づかないようにするための
目隠しである。
【0019】図6は図4のB−B線における矢視部分断
面図である。第1防護板14が第2防護板15から抜け
出るのを防ぐために、第1防護板14の下端部16と第
2防護板15の上端部17には係合部18が形成されて
いる。また、係合部18にはゴム等の緩衝部材19が溶
着され緩衝装置を構成している。第1防護板14が急速
度で上昇すると、第1防護板14の下端部16は第2防
護部15の上端部17に激しく衝突して係合するが、そ
の際に、緩衝部材19によってその衝突は緩衝される。
第1防護板14と第2防護板15が係合すると、次いで
第2防護板15は第1防護板14によって引き上げられ
る。
面図である。第1防護板14が第2防護板15から抜け
出るのを防ぐために、第1防護板14の下端部16と第
2防護板15の上端部17には係合部18が形成されて
いる。また、係合部18にはゴム等の緩衝部材19が溶
着され緩衝装置を構成している。第1防護板14が急速
度で上昇すると、第1防護板14の下端部16は第2防
護部15の上端部17に激しく衝突して係合するが、そ
の際に、緩衝部材19によってその衝突は緩衝される。
第1防護板14と第2防護板15が係合すると、次いで
第2防護板15は第1防護板14によって引き上げられ
る。
【0020】図7は図4のC−C線における矢視部分断
面図である。第2防護板15がカウンタテーブル2のカ
ウンタ構造体8から抜け出るのを防ぐために、第2防護
板15の下端部51とカウンタ構造体8の上端部52に
は係合部53が形成されている。また、係合部53には
ゴム等の緩衝部材54が溶着され緩衝装置を構成してい
る。第2防護板15が急速度で上昇すると、第2防護板
15の下端部51はカウンタ構造体8の上端部52に激
しく衝突して係合するが、緩衝部材54によってその衝
突は緩衝される。
面図である。第2防護板15がカウンタテーブル2のカ
ウンタ構造体8から抜け出るのを防ぐために、第2防護
板15の下端部51とカウンタ構造体8の上端部52に
は係合部53が形成されている。また、係合部53には
ゴム等の緩衝部材54が溶着され緩衝装置を構成してい
る。第2防護板15が急速度で上昇すると、第2防護板
15の下端部51はカウンタ構造体8の上端部52に激
しく衝突して係合するが、緩衝部材54によってその衝
突は緩衝される。
【0021】防護板14,15は駆動装置20によって
一対の支柱3,3に沿って上昇し得るように構成されて
いる。駆動装置20は、図4に示すように、防護板1
4,15に固着されたチェーン21とこのチェーン21
を駆動する可逆モータ22を有する。左右一対の支柱
3,3内にはそれぞれチェーン21,21が内臓されて
いる。それぞれのチェーン21,21は支柱3,3の上
部に取り付けられたスプロケット23,23と下部に取
り付けられたスプロケット24,24との間に掛けられ
ている。上部に設けられた左右のスプロケット23,2
3は図5に示すようにシャフト25の両端部にそれぞれ
固着されている。シャフト25は両支柱3,3にベアリ
ング(図示せず)で回転自在に支持されている。また、
下部に設けられた左右のスプロケット24,24も図8
に示すようにシャフト26の両端部にそれぞれ固着さ
れ、シャフト26も両支柱3,3にベアリング(図示せ
ず)で回転自在に支持されている。
一対の支柱3,3に沿って上昇し得るように構成されて
いる。駆動装置20は、図4に示すように、防護板1
4,15に固着されたチェーン21とこのチェーン21
を駆動する可逆モータ22を有する。左右一対の支柱
3,3内にはそれぞれチェーン21,21が内臓されて
いる。それぞれのチェーン21,21は支柱3,3の上
部に取り付けられたスプロケット23,23と下部に取
り付けられたスプロケット24,24との間に掛けられ
ている。上部に設けられた左右のスプロケット23,2
3は図5に示すようにシャフト25の両端部にそれぞれ
固着されている。シャフト25は両支柱3,3にベアリ
ング(図示せず)で回転自在に支持されている。また、
下部に設けられた左右のスプロケット24,24も図8
に示すようにシャフト26の両端部にそれぞれ固着さ
れ、シャフト26も両支柱3,3にベアリング(図示せ
ず)で回転自在に支持されている。
【0022】防犯カウンタユニット1の底部にはカウン
タ構造体8の外側にケース27と制御盤28が設けら
れ、ケース27内に可逆モータ22が収納されている。
可逆モータ22の回転力は図8に示すように傘歯車2
9,30を介してシャフト26に伝えられ、シャフト2
6の両端にそれぞれ固着されたスプロケット24,24
を回転させ、2本のチェーン21,21を同時に駆動す
る。防護板14,15がカウンタテーブル2内に収納さ
れている時には底部に設けられたリミットスイッチ31
がオンになっているので、可逆モータ22は停止してい
るが、回転するときには制御盤28はスプロケット2
4,24を防護板14,15の上昇方向にのみ回転する
ように制御する。なお、カウンタテーブル2の底部側面
には図4に示すように穴50が形成されており、可逆モ
ータ22等のコードはこの穴50を通して引き出せるよ
うになっている。
タ構造体8の外側にケース27と制御盤28が設けら
れ、ケース27内に可逆モータ22が収納されている。
可逆モータ22の回転力は図8に示すように傘歯車2
9,30を介してシャフト26に伝えられ、シャフト2
6の両端にそれぞれ固着されたスプロケット24,24
を回転させ、2本のチェーン21,21を同時に駆動す
る。防護板14,15がカウンタテーブル2内に収納さ
れている時には底部に設けられたリミットスイッチ31
がオンになっているので、可逆モータ22は停止してい
るが、回転するときには制御盤28はスプロケット2
4,24を防護板14,15の上昇方向にのみ回転する
ように制御する。なお、カウンタテーブル2の底部側面
には図4に示すように穴50が形成されており、可逆モ
ータ22等のコードはこの穴50を通して引き出せるよ
うになっている。
【0023】図9は図4のD部分を拡大して示した拡大
断面図である。また、図10は図5のE部分を拡大して
示した拡大断面図であり、図11は図5のF−F線にお
ける矢視断面図である。第1防護板14及び第2防護板
15は案内機構32によって支柱3,3に沿って上下方
向に案内される。第1防護板14のための案内機構32
は、断面矩形の支柱3,3の前面板33に形成された一
つの第1溝34と、第1防護板14の上方部位に形成さ
れ且つ第1溝34に挿通された突出部35と、突出部3
5の側面に取り付けられ且つ支柱3,3の前面板33の
背面側に当接する上ベアリング36と、第1防護板14
の側面の下方部位に取り付けられ且つ支柱3,3の前面
板33の前面側に当接する下ベアリング37と、下ベア
リング37よりも下方部位に形成され且つ支柱3,3の
前面板33の第1溝34に挿通された別の突出部38と
からなる。そして、チェーン21は上ベアリング36よ
りも上方位置で突出部35にねじ39で取り付けられて
いる。第1防護板14は、突出部35及び突出部38が
支柱3,3の第1溝34によって案内され、上ベアリン
グ36が支柱3,3の前面板33の背面側に当接し、下
ベアリング37が前面板33の前面側に当接しているの
で、第1防護板14は支柱3,3に沿って円滑に上昇す
ることができる。
断面図である。また、図10は図5のE部分を拡大して
示した拡大断面図であり、図11は図5のF−F線にお
ける矢視断面図である。第1防護板14及び第2防護板
15は案内機構32によって支柱3,3に沿って上下方
向に案内される。第1防護板14のための案内機構32
は、断面矩形の支柱3,3の前面板33に形成された一
つの第1溝34と、第1防護板14の上方部位に形成さ
れ且つ第1溝34に挿通された突出部35と、突出部3
5の側面に取り付けられ且つ支柱3,3の前面板33の
背面側に当接する上ベアリング36と、第1防護板14
の側面の下方部位に取り付けられ且つ支柱3,3の前面
板33の前面側に当接する下ベアリング37と、下ベア
リング37よりも下方部位に形成され且つ支柱3,3の
前面板33の第1溝34に挿通された別の突出部38と
からなる。そして、チェーン21は上ベアリング36よ
りも上方位置で突出部35にねじ39で取り付けられて
いる。第1防護板14は、突出部35及び突出部38が
支柱3,3の第1溝34によって案内され、上ベアリン
グ36が支柱3,3の前面板33の背面側に当接し、下
ベアリング37が前面板33の前面側に当接しているの
で、第1防護板14は支柱3,3に沿って円滑に上昇す
ることができる。
【0024】第2防護板15のための案内機構32も第
1防護板14のものとほぼ同様の構造になっている。た
だし、支柱3,3の前面板33には第2防護板15の移
動範囲に対応する部位に更に二つの第2溝40,40が
形成され、それぞれの第2溝40,40に第2防護板1
5の突出部(図示せず)が挿通されている。第2防護板
15も上ベアリング41,41と下ベアリング42,4
2とを有しており、上ベアリング41,41は支柱3,
3の前面板33の背面側に当接し、下ベアリング42,
42は前面板33の前面側に当接している。チェーン2
1は第1防護板14にのみ連結され、第2防護板15に
は連結されていない。したがって、チェーン21が駆動
されると、まず最初に第1防護板14が上昇し、第1防
護板14の下端部16が第2防護板15の上端部17に
係合すると、その時から第2防護板15が第1防護板1
4と一緒に上昇する。
1防護板14のものとほぼ同様の構造になっている。た
だし、支柱3,3の前面板33には第2防護板15の移
動範囲に対応する部位に更に二つの第2溝40,40が
形成され、それぞれの第2溝40,40に第2防護板1
5の突出部(図示せず)が挿通されている。第2防護板
15も上ベアリング41,41と下ベアリング42,4
2とを有しており、上ベアリング41,41は支柱3,
3の前面板33の背面側に当接し、下ベアリング42,
42は前面板33の前面側に当接している。チェーン2
1は第1防護板14にのみ連結され、第2防護板15に
は連結されていない。したがって、チェーン21が駆動
されると、まず最初に第1防護板14が上昇し、第1防
護板14の下端部16が第2防護板15の上端部17に
係合すると、その時から第2防護板15が第1防護板1
4と一緒に上昇する。
【0025】図5に示すように、第1溝34は支柱3,
3の下端から上端まで前面板33の真ん中に形成されて
いるが、第2溝40,40はそれぞれ第1溝34の両側
に支柱の3分の2の高さまで形成されている。
3の下端から上端まで前面板33の真ん中に形成されて
いるが、第2溝40,40はそれぞれ第1溝34の両側
に支柱の3分の2の高さまで形成されている。
【0026】支柱3,3の上部には図4に示すようにリ
ミットスイッチ43とストッパとしての緩衝装置(図示
せず)が設けられている。第1防護板14が上昇して上
方位置に到達したときに、第1防護板14はこの緩衝装
置に衝突するとともにリミットスイッチ43が入って可
逆モータ22の回転が停止する。また、上昇位置に到達
した第1防護板14はロック機構(図示せず)によって
自動的にロックされて動かなくなる。可逆モータ22は
リミットスイッチ43が入っているときには逆方向にし
か回転できないように制御盤28によって制御される。
ミットスイッチ43とストッパとしての緩衝装置(図示
せず)が設けられている。第1防護板14が上昇して上
方位置に到達したときに、第1防護板14はこの緩衝装
置に衝突するとともにリミットスイッチ43が入って可
逆モータ22の回転が停止する。また、上昇位置に到達
した第1防護板14はロック機構(図示せず)によって
自動的にロックされて動かなくなる。可逆モータ22は
リミットスイッチ43が入っているときには逆方向にし
か回転できないように制御盤28によって制御される。
【0027】モータ駆動用スイッチ44は、例えば、カ
ウンタテーブル2内のほぼ中央部位置であってテーブル
9下面に設置されている。モータ駆動用スイッチ44の
設置位置は店員に防犯カウンタユニット1内の空間10
の真ん中で操作してもらうことを考慮してこの位置とし
たが、設置位置についてはその他の位置でも構わない。
また、モータ駆動用スイッチ44は何か物が当たって誤
ってスイッチが入ることがないようにロック付き非常用
スイッチに構成し、カバー等で保護するように覆うこと
もできる。
ウンタテーブル2内のほぼ中央部位置であってテーブル
9下面に設置されている。モータ駆動用スイッチ44の
設置位置は店員に防犯カウンタユニット1内の空間10
の真ん中で操作してもらうことを考慮してこの位置とし
たが、設置位置についてはその他の位置でも構わない。
また、モータ駆動用スイッチ44は何か物が当たって誤
ってスイッチが入ることがないようにロック付き非常用
スイッチに構成し、カバー等で保護するように覆うこと
もできる。
【0028】また、カウンタテーブル2には警報装置を
作動させる警報用スイッチ55が設けられている。自動
通報装置が制御盤28に内臓されているため、非常時に
警報用スイッチ55が押されると、自動的に設定した場
所例えば警備会社等へ通報されると同時に、ベル・ラン
プ・その他のものが一斉に作動する。図5では、モータ
駆動用スイッチ即ちロック付き非常用スイッチ44は、
カウンタテーブル2の内側の側壁面7に取り付けられて
いる。ロック付き非常用スイッチ44は、例えば、オフ
にしておくと、モータ駆動用スイッチも警報用スイッチ
もロックされて作動しないように構成することもでき
る。即ち、客が多い昼間などにはロック付き非常用スイ
ッチ44をオフにしていても構わないが、夜になると必
ずオンにしておく必要がある。なお、モータ駆動用スイ
ッチ44と警報用スイッチ55は連動するようにしても
よいし、或いは兼用してもよいものである。場合によっ
ては、モータ駆動用スイッチ44は、上記のように、カ
ウンタテーブル内に設置したスイッチに構成されている
が、リモートコントロールによるスイッチによって構成
することもできる。モータ駆動用スイッチ44をリモー
トコントロールによるスイッチに構成した場合には、安
全性を確保するため、二段階でオン・オフできるように
構成することが好ましい。
作動させる警報用スイッチ55が設けられている。自動
通報装置が制御盤28に内臓されているため、非常時に
警報用スイッチ55が押されると、自動的に設定した場
所例えば警備会社等へ通報されると同時に、ベル・ラン
プ・その他のものが一斉に作動する。図5では、モータ
駆動用スイッチ即ちロック付き非常用スイッチ44は、
カウンタテーブル2の内側の側壁面7に取り付けられて
いる。ロック付き非常用スイッチ44は、例えば、オフ
にしておくと、モータ駆動用スイッチも警報用スイッチ
もロックされて作動しないように構成することもでき
る。即ち、客が多い昼間などにはロック付き非常用スイ
ッチ44をオフにしていても構わないが、夜になると必
ずオンにしておく必要がある。なお、モータ駆動用スイ
ッチ44と警報用スイッチ55は連動するようにしても
よいし、或いは兼用してもよいものである。場合によっ
ては、モータ駆動用スイッチ44は、上記のように、カ
ウンタテーブル内に設置したスイッチに構成されている
が、リモートコントロールによるスイッチによって構成
することもできる。モータ駆動用スイッチ44をリモー
トコントロールによるスイッチに構成した場合には、安
全性を確保するため、二段階でオン・オフできるように
構成することが好ましい。
【0029】図12、図13、図14及び図15は、本
願発明による防犯カウンタユニット1を実際に店内で使
用する場合の一例を示している。この例は防犯カウンタ
ユニット1の両側にそれぞれテーブル45,45を配置
したものである。テーブル45,45はその上に商品を
並べたり、客が商品を入れたかごを置くために利用され
る。また、防犯カウンタユニット1を店内に設置する際
には、大きな力が加わっても簡単には倒れたりしないよ
うに、カウンタテーブル2の下面は店内の床面にアンカ
ーボルト(図示せず)でしっかりと固定し、支柱3,3
の上端は店内の天井に固定する。支柱3,3が天井まで
延びているので、第1防護板14は天井の高さまで上昇
することができる。
願発明による防犯カウンタユニット1を実際に店内で使
用する場合の一例を示している。この例は防犯カウンタ
ユニット1の両側にそれぞれテーブル45,45を配置
したものである。テーブル45,45はその上に商品を
並べたり、客が商品を入れたかごを置くために利用され
る。また、防犯カウンタユニット1を店内に設置する際
には、大きな力が加わっても簡単には倒れたりしないよ
うに、カウンタテーブル2の下面は店内の床面にアンカ
ーボルト(図示せず)でしっかりと固定し、支柱3,3
の上端は店内の天井に固定する。支柱3,3が天井まで
延びているので、第1防護板14は天井の高さまで上昇
することができる。
【0030】次に、この発明による防犯カウンタユニッ
トの作動について説明する。店員は背面側から扉4を開
けて防犯カウンタユニット1の中に入り、内側から鍵を
かける。なお、鍵は扉4を閉めると自動的にロックされ
るようなものであってもよい。深夜においてはこの状態
で店員は客に応対する。
トの作動について説明する。店員は背面側から扉4を開
けて防犯カウンタユニット1の中に入り、内側から鍵を
かける。なお、鍵は扉4を閉めると自動的にロックされ
るようなものであってもよい。深夜においてはこの状態
で店員は客に応対する。
【0031】強盗が押し入るなどの非常事態が発生した
時には、店員はカウンタテーブル2のテーブル9下面に
設置されたモータ駆動用スイッチをオンにする。その
時、可逆モータ22が急回転し始め、第1防護板14は
急速度で上昇する。強盗が化粧板13の上に手を置いた
場合、或いはカウンタ越しにキャッシュレジスタ46の
方へ手を延ばしたり、店員に危害を加えるべく手を出し
た場合でも、この防犯カウンタユニット1は第1防護板
14の上昇によってその手を強く跳ね上げるので、攻撃
防御の手段としての役目を果たす。
時には、店員はカウンタテーブル2のテーブル9下面に
設置されたモータ駆動用スイッチをオンにする。その
時、可逆モータ22が急回転し始め、第1防護板14は
急速度で上昇する。強盗が化粧板13の上に手を置いた
場合、或いはカウンタ越しにキャッシュレジスタ46の
方へ手を延ばしたり、店員に危害を加えるべく手を出し
た場合でも、この防犯カウンタユニット1は第1防護板
14の上昇によってその手を強く跳ね上げるので、攻撃
防御の手段としての役目を果たす。
【0032】また、モータ駆動用スイッチは店員が防犯
カウンタユニット1内の空間10の真ん中で操作するよ
うな位置に設けられているので、店員はスイッチ操作の
ために真ん中に寄るから、防護板14,15の急上昇に
伴う店員の危険は避けることができる。防護板14,1
5として従来の下降するタイプのものに代えて上昇する
タイプのものを採用したから、従来装置のように、店員
が防護板14,15に手を挟まれるといったような危険
は生じない。
カウンタユニット1内の空間10の真ん中で操作するよ
うな位置に設けられているので、店員はスイッチ操作の
ために真ん中に寄るから、防護板14,15の急上昇に
伴う店員の危険は避けることができる。防護板14,1
5として従来の下降するタイプのものに代えて上昇する
タイプのものを採用したから、従来装置のように、店員
が防護板14,15に手を挟まれるといったような危険
は生じない。
【0033】そして、第1防護板14の下端部16が第
2防護板15に上端部17に係合すると、今度は第1防
護板14が第2防護板15を引っ張り上げるような形で
両方の防護板14,15が一緒になって上昇し、第1防
護板14が支柱3,3の上部に設けたリミットスイッチ
43をオフにすると可逆モータ22は停止し、第1防護
板14はロック機構(図示せず)によって自動的に機械
的にロックされる。ロック状態になると、もはや防護板
14,15は動かすことができなくなる。また、上昇し
た第1防護板14及び第2防護板15によってカウンタ
テーブル2から天井まで、防犯カウンタユニット1内は
すっぽりと覆われるので、店員とキャッシュレジスタ4
6は防犯カウンタユニット1内に完全に保護され安全で
ある。しかも、防護板14,15は防弾スチールで作ら
れているので、たとえ強盗が銃を使用しても大丈夫であ
る。店員は防犯カウンタユニット1の中で警報装置を作
動させ、警察が駆けつけるまで防犯カウンタユニット1
の中でじっと待っておればよい。
2防護板15に上端部17に係合すると、今度は第1防
護板14が第2防護板15を引っ張り上げるような形で
両方の防護板14,15が一緒になって上昇し、第1防
護板14が支柱3,3の上部に設けたリミットスイッチ
43をオフにすると可逆モータ22は停止し、第1防護
板14はロック機構(図示せず)によって自動的に機械
的にロックされる。ロック状態になると、もはや防護板
14,15は動かすことができなくなる。また、上昇し
た第1防護板14及び第2防護板15によってカウンタ
テーブル2から天井まで、防犯カウンタユニット1内は
すっぽりと覆われるので、店員とキャッシュレジスタ4
6は防犯カウンタユニット1内に完全に保護され安全で
ある。しかも、防護板14,15は防弾スチールで作ら
れているので、たとえ強盗が銃を使用しても大丈夫であ
る。店員は防犯カウンタユニット1の中で警報装置を作
動させ、警察が駆けつけるまで防犯カウンタユニット1
の中でじっと待っておればよい。
【0034】非常事態が去った後には、ロック機構を解
除し、可逆モータ22を逆転させて第1防護板14及び
第2防護板15を下降させる。カウンタテーブル2の底
部にはゴムパッキン47とばね48からなる緩衝装置4
9が設けられているので、両防護板14,15が底部に
勢いよく衝突しても緩衝することができる。また、カウ
ンタテーブル2の底部にはリミットスイッチ31が設け
られ、第1防護板14がカウンタテーブル2内に収納さ
れたときにリミットスイッチ31の働きで可逆モータ2
2が停止する。
除し、可逆モータ22を逆転させて第1防護板14及び
第2防護板15を下降させる。カウンタテーブル2の底
部にはゴムパッキン47とばね48からなる緩衝装置4
9が設けられているので、両防護板14,15が底部に
勢いよく衝突しても緩衝することができる。また、カウ
ンタテーブル2の底部にはリミットスイッチ31が設け
られ、第1防護板14がカウンタテーブル2内に収納さ
れたときにリミットスイッチ31の働きで可逆モータ2
2が停止する。
【0035】なお、駆動装置としてチェーン21,21
を駆動するために可逆モータ22を用いた例について説
明したが、その他に例えば可逆モータ22に代えて油圧
シリンダを用いてもよい。また、駆動装置として、第1
防護板14に一端が固着されたゼンマイばねを用い、ス
イッチを入れるとゼンマイばねが作動するようにしても
よい。あるいは、駆動装置として、第1防護板14に一
端が固着されたロープまたはワイヤを巻き取る巻取装置
を用いてもよい。駆動装置は防護板14,15を急速度
で上昇させることのできるものであればよく、様々な態
様が可能である。
を駆動するために可逆モータ22を用いた例について説
明したが、その他に例えば可逆モータ22に代えて油圧
シリンダを用いてもよい。また、駆動装置として、第1
防護板14に一端が固着されたゼンマイばねを用い、ス
イッチを入れるとゼンマイばねが作動するようにしても
よい。あるいは、駆動装置として、第1防護板14に一
端が固着されたロープまたはワイヤを巻き取る巻取装置
を用いてもよい。駆動装置は防護板14,15を急速度
で上昇させることのできるものであればよく、様々な態
様が可能である。
【0036】防護板14,15として防弾スチールを使
用した例について示したが、防弾ガラスを用いてもよ
い。また、防護板14,15として、第1防護板14と
第2防護板15との2部材からなるものを例としてあげ
たが、それ以上の部材数からなるものであってもよい
し、或いは1部材だけからなるものであってもよい。
用した例について示したが、防弾ガラスを用いてもよ
い。また、防護板14,15として、第1防護板14と
第2防護板15との2部材からなるものを例としてあげ
たが、それ以上の部材数からなるものであってもよい
し、或いは1部材だけからなるものであってもよい。
【0037】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成されてい
るので、次のような効果を有する。即ち、この防犯カウ
ンタユニットは、カウンタテーブル内に収納されていた
防護板が非常事態発生時に案内機構に案内されながら一
対の支柱に沿って急速度で上昇するように構成されてい
るので、強盗がカウンタ越しにキャッシュレジスタの方
へ向かって手を延ばそうとしても、その手は防護板で跳
ね返されてしまう。
るので、次のような効果を有する。即ち、この防犯カウ
ンタユニットは、カウンタテーブル内に収納されていた
防護板が非常事態発生時に案内機構に案内されながら一
対の支柱に沿って急速度で上昇するように構成されてい
るので、強盗がカウンタ越しにキャッシュレジスタの方
へ向かって手を延ばそうとしても、その手は防護板で跳
ね返されてしまう。
【0038】また、防護板が支柱に沿って上昇すると、
防犯カウンタユニット内にいる店員は防護板で覆われ、
客側から完全に隔離される。したがって、強盗がカウン
タ越しに店員に危害を加えようとしても防護板に拒まれ
てできなくなるとともに、強盗はキャッシュレジスタに
近づけないのでお金を盗むこともできなくなる。
防犯カウンタユニット内にいる店員は防護板で覆われ、
客側から完全に隔離される。したがって、強盗がカウン
タ越しに店員に危害を加えようとしても防護板に拒まれ
てできなくなるとともに、強盗はキャッシュレジスタに
近づけないのでお金を盗むこともできなくなる。
【0039】また、この防犯カウンタユニットは、一人
の店員が中に入れるだけの小型なものでありユニット式
の一体構造のものであるから、低価格で提供することが
でき、コンビニエンスストアなどへの導入に向いてい
る。また、この防犯カウンタユニットは他のカウンタテ
ーブルと組み合わせて使用することにより、店のレイア
ウトにあわせて様々な態様で利用することができる。
の店員が中に入れるだけの小型なものでありユニット式
の一体構造のものであるから、低価格で提供することが
でき、コンビニエンスストアなどへの導入に向いてい
る。また、この防犯カウンタユニットは他のカウンタテ
ーブルと組み合わせて使用することにより、店のレイア
ウトにあわせて様々な態様で利用することができる。
【図1】この発明による防犯カウンタユニットの一実施
例を示す正面図であって通常時の状態を示している。
例を示す正面図であって通常時の状態を示している。
【図2】図1の防犯カウンタユニットの側面図である。
【図3】図1の防犯カウンタユニットの平面図である。
【図4】防犯カウンタユニットの非常事態発生時の状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図5】図4のA−A線における矢視断面図である。
【図6】図4のB−B線における矢視部分断面図であ
る。
る。
【図7】図4のC−C線における矢視部分断面図であ
る。
る。
【図8】防犯カウンタユニットの底部の部分断面図であ
る。
る。
【図9】図4のD部分の拡大断面図である。
【図10】図5のE部分の拡大断面図である。
【図11】図5のF−F線における矢視断面図である。
【図12】この発明による防犯カウンタユニットをコン
ビニエンスストアに適用した場合の一例を示す背面側か
らみた斜視図である。
ビニエンスストアに適用した場合の一例を示す背面側か
らみた斜視図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】図12の背面図である。
【図15】図12の平面図である。
1 防犯カウンタユニット 2 カウンタテーブル 3 支柱 4 扉 5 板体 6 前面壁 7 側面壁 8 カウンタ構造体 9 テーブル 13 化粧板 14 第1防護板 15 第2防護板 16 第1防護板の下端部 17 第2防護板の上端部 18 係合部 19 緩衝部材(緩衝装置) 20 駆動装置 21 チェーン(駆動装置) 22 可逆モータ(駆動装置) 23 スプロケット 24 スプロケット 32 案内機構
Claims (15)
- 【請求項1】 前面、両側面及び出入口を設けた後面を
構成するカウンタ構造体と該カウンタ構造体の上部に設
けられたテーブルとを備えたカウンタテーブル、該カウ
ンタテーブルの前記出入口の両側にそれぞれ立設された
一対の支柱、該一対の支柱に開閉自在に取り付けられた
扉、前記カウンタテーブル内に収納され且つ前記テーブ
ルの少なくとも前記前面と前記側面とを取り囲むように
配置された防護板、前記一対の支柱に沿って前記防護板
を上下方向に案内する案内機構、前記案内機構を通じて
前記防護板を所定の位置まで上昇させる駆動装置、並び
に該駆動装置を作動させるためのスイッチから成る防犯
カウンタユニット。 - 【請求項2】 前記カウンタ構造体は前面壁と側面壁を
有し、前記扉はカウンタ内側からロック可能に構成され
ている請求項1に記載の防犯カウンタユニット。 - 【請求項3】 前記防護板は防弾ガラス又は防弾スチー
ルである請求項1に記載の防犯カウンタユニット。 - 【請求項4】 前記防護板は、第1防護板と該第1防護
板を収納可能な第2防護板とから成る入れ子式構造であ
り、前記第1防護板の上昇に応じて前記第2防護板が前
記第1防護板によって引き上げられるように構成されて
いる請求項1〜3のいずれか一項に記載の防犯カウンタ
ユニット。 - 【請求項5】 前記第1防護板の下端部と前記第2防護
板の上端部には互いに係合する係合部が形成され、前記
係合部には緩衝装置が設けられている請求項4に記載の
防犯カウンタユニット。 - 【請求項6】 前記第1防護板が上方位置に達した状態
で前記第1防護板を上方位置でロックするロック機構が
設けられている請求項4又は5に記載の防犯カウンタユ
ニット。 - 【請求項7】 前記第1防護板の上端縁には、前記カウ
ンタテーブルの前記テーブルと隣接する別のテーブルと
の隙間を閉鎖するための化粧板が取り付けられている請
求項1〜6のいずれか1項に記載の防犯カウンタユニッ
ト。 - 【請求項8】 前記駆動装置は前記防護板に固着された
チェーンと該チェーンを駆動するモータ又は油圧シリン
ダとを有する請求項1〜7のいずれか1項に記載の防犯
カウンタユニット。 - 【請求項9】 前記チェーンはそれぞれの前記支柱内に
配置された一対のチェーンから成り、前記各チェーンは
前記支柱の上部に配置されたスプロケットと下部に配置
されたスプロケットとの間に掛けられている請求項8に
記載の防犯カウンタユニット。 - 【請求項10】 前記駆動装置は前記防護板に固着され
たスプリング又はロープを巻き取る巻取装置である請求
項1〜7のいずれか1項に記載の防犯カウンタユニッ
ト。 - 【請求項11】 前記扉は背面側に向かって突出した断
面円弧形状であり、前記扉の上方には前記扉と連続する
ように配置された前記一対の支柱の上部を連結する板体
が設けられている請求項1に記載の防犯カウンタユニッ
ト。 - 【請求項12】 前記支柱の上端は天井構造体に固定可
能に構成されている請求項1〜11のいずれか1項に記
載の防犯カウンタユニット。 - 【請求項13】 前記支柱の上部には前記防護板が当接
する緩衝装置が設けられている請求項1〜12のいずれ
か1項に記載の防犯カウンタユニット。 - 【請求項14】 前記カウンタテーブル内に警報装置を
作動させるスイッチを設けた請求項1〜13のいずれか
1項に記載の防犯カウンタユニット。 - 【請求項15】 前記駆動装置を作動させる前記スイッ
チは、前記カウンタテーブル内に設置したスイッチ又は
リモートコントロールによるスイッチによって構成でき
る請求項1〜14のいずれか1項に記載の防犯カウンタ
ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25733696A JPH1082250A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 防犯カウンタユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25733696A JPH1082250A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 防犯カウンタユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1082250A true JPH1082250A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17304955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25733696A Pending JPH1082250A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 防犯カウンタユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1082250A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112727303A (zh) * | 2021-01-21 | 2021-04-30 | 太原易动科技有限公司 | 一种用于银行智能柜台的防护罩 |
KR102682297B1 (ko) * | 2023-10-17 | 2024-07-04 | 장영민 | 매장 근무자 보호용 방호벽 시스템 |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP25733696A patent/JPH1082250A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112727303A (zh) * | 2021-01-21 | 2021-04-30 | 太原易动科技有限公司 | 一种用于银行智能柜台的防护罩 |
KR102682297B1 (ko) * | 2023-10-17 | 2024-07-04 | 장영민 | 매장 근무자 보호용 방호벽 시스템 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8714230B2 (en) | Fabric security barrier, system and/or method for impeding entry into a space | |
US6953074B2 (en) | Antibandit shutter | |
US5408789A (en) | Overhead security door | |
US9133663B2 (en) | Fire and smoke rated fabric door | |
AU2001295276A1 (en) | Anti bandit shutter | |
US6802576B2 (en) | Protected display case | |
US6295767B1 (en) | Security housing for vending machines and the like | |
JPH08336449A (ja) | 展示ケース | |
JPH1082250A (ja) | 防犯カウンタユニット | |
US20100095594A1 (en) | System for preventing crime in high traffic areas and sites using low voltage power | |
JP2006207311A (ja) | 車止装置兼用看板 | |
US5860371A (en) | Security window adapted to prevent forced entry | |
US6227018B1 (en) | Display case security cover | |
US20090165683A1 (en) | Security device | |
KR20220030489A (ko) | 폭력시위 안전진압용 펜스 | |
JPH0562048A (ja) | 自動取引装置 | |
JPS6122144Y2 (ja) | ||
NL1026719C2 (nl) | Inrichting en werkwijze voor het beschermen van een besloten ruimte. | |
JP7356538B1 (ja) | 立体駐車装置 | |
JP4102328B2 (ja) | 店舗用避難装置 | |
TW381968B (en) | Exhibition apparatus | |
JP4515216B2 (ja) | ゴミ保管庫 | |
US20050200246A1 (en) | Security apparatus for vending machines | |
KR100643207B1 (ko) | 방탄재를 이용한 은행강도 방어시스템 | |
JP2765785B2 (ja) | 立体駐車場における車の出入部構造 |