JPH1082163A - フロアー用風量調整パネル - Google Patents

フロアー用風量調整パネル

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JPH1082163A
JPH1082163A JP26027496A JP26027496A JPH1082163A JP H1082163 A JPH1082163 A JP H1082163A JP 26027496 A JP26027496 A JP 26027496A JP 26027496 A JP26027496 A JP 26027496A JP H1082163 A JPH1082163 A JP H1082163A
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Hirofumi Hayama
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Hideaki Nakazato
秀明 中里
Shinji Ando
伸治 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱する機器へ冷却風を通すフロアーに設け
たパネルの通風口を可変にすることにより通風量を調整
可能にする。 【解決手段】 通風口4を区画形成する枠体3が嵌込ま
れたパネル本体1と、前記枠体3内に装着されて前記通
風口4を開閉する複数の整風板7が重なり可能に連結さ
れてなるシャッター6と、から構成され、前記シャッタ
ー6をスライドさせることにより各隣り合う前記整風板
7との重なり代を変えて前記通風口4を所望の大きさに
開閉することで前記課題の解決手段とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンピュー
ターや通信機器などのように、発熱する機器を設置する
二重床の室内のフリーアクセスフロアーに使用するパネ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピューターや通信機器を設置する室
内は、機器の運転中に熱が発生する為に機器を冷却する
空調設備が必要であり、また、複雑なケーブルや配管類
を整理して室内環境を整えるとともに、これらの保守点
検が容易にできるようにする必要がある。この為に、室
内にフリーアクセスフロアを採用し、床を二重床に構成
して基礎床面とフリーアクセスフロアーとの間に空間を
設け、この空間に床配線をするとともに、この空間を空
調設備の一部として冷却空気を供給するシステムがとら
れている。
【0003】図8は、前記システムを備えた建物の室内
20の従来例を示すもので、天井20a、壁20b、基
礎床面20cに囲まれており、この基礎床面20cの上
方に基礎床面20cから支持脚(図示省略)によって支
持された複数のパネルが連結固定されてなるフリーアク
セスフロアー21(以下、フロアーという)による二重
床が構成されている。そして、基礎床面20cとフロア
ー21との間の空間部22が電気配線(図示省略)の収
納部となっているとともに冷却空気の供給路となってい
る。
【0004】図8において、符合23は、フロアー21
に設けられた通風口25の上に架台24を介して所望位
置に設置された複数の機器であり、符合26は前記機器
23に冷風を送風して室内20の温度を調和させる空気
調和機である。
【0005】機器23の運転中は空気調和機26も運転
され、空気調和機26の下端から送出された冷風が空気
調和機26に対応するフロアー21の通風口25から空
間部22内に供給されるとともに、空気調和機26の送
風圧および機器23内上部に設けられたフアン23aの
吸入圧を受けて、機器23に対応するフロアー21の通
風口25を通り、更に架台24を通って機器23内の発
熱源を冷却し、機器23の上部の通風口23bから室内
20へ放出される。この放出された空気は空気調和機2
6に吸い込まれ、再び冷却用空気として循環するように
なっている。また、空間部22内に床配設された電線や
配管は、前記機器類23,26に対応する各通風口25
を通して、それぞれの機器23,26内に導かれて接続
されている。
【0006】上記システムに配置されている発熱する機
器23は、それぞれ発熱量も、また空気調和機26から
の距離も異なり、且つ、各機器23内に導かれる配線の
量もまちまちである。従って、各機器23に対応する通
風口25の大きさは、各機器23内の発熱源へ充分な送
風がなされるように冷却風の送風量と配線の量とを勘案
して設定されている。そして、この通風口25は、所定
寸法の穴を設けたパネルからなり、これをフリーアクセ
スフロアーの通風口25部分のパネルとして取り付け固
定することにより構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
通風口を形成するには、室内に配置された各機器の熱源
の冷却に適合するように、各機器毎に調整された大きさ
の穴を有する通風口用のパネルが用意されていた。従っ
て、この通風口用のパネルは機器毎に個別に製作するの
で種類も多く、手間がかかり高価なものとなった。
【0008】また、この通風口用のパネルを固定し機器
を設置した後において、機器に関する環境の変化や機器
自体の発熱量の変化から通風量を変える必要が生ずるこ
とがある。このような場合、別の大きさの穴を有する新
しいパネルを用意するか、または従来使用していたパネ
ルに加工を施して穴を拡大したり縮小して対処しなけれ
ばならず、何れにしても手間や時間がかかって不経済で
あった。
【0009】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
ので、通風口を可変にすることにより通風量を調整可能
とするとともに、通風口用のパネルを規格化して安価
に、且つ使い易くすることを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のフロア
ー用風量調整パネルは、通風口を区画形成する枠体が嵌
込まれたパネル本体と、前記枠体内に装着されて前記通
風口を開閉する複数の整風板が重なり可能に連結されて
なるシャッターと、から構成され;前記シャッターをス
ライドさせることにより各隣り合う前記整風板との重な
り代を変えて前記通風口を所望の大きさに開閉し、通風
量を調整可能としたことで前記課題の解決手段とした。
【0011】また、前記シャッターを構成する前記各整
風板を、その裏面において支持部材を介してレージトン
グによって連結し、連動させることにより、シャッター
を円滑に作動させるようにした。
【0012】更に、前記通風口の一側を開放して開口部
を形成することにより、二重床の空間部から機器内への
電線の配設作業が容易になるようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフロアー用風量調
整パネルの好適な実施の形態を図面を参照しながら説明
する。
【0014】図1乃至図6は、本発明のフロアー用風量
調整パネル(以下、パネルという)の実施の形態を示す
もので、図1に示すパネルPの全体の外形や寸法は、連
結されることによりフリーアクセスフロアーを構成する
他の個々のパネルとほぼ同様の平板状の方形に形成され
ている。
【0015】パネルPは、広く切り抜かれた凹部を有す
る外殻板2と、この外殻板2の凹部に嵌め込まれて固定
され通風口4全域を区画形成する枠体3とでパネル本体
1が構成され、このパネル本体1の枠体3内に複数の整
風板7が重なり可能に連結されてなるシャッター6がス
ライド可能に装着されて構成されている。
【0016】前記外殻板2は、剛性のある金属材料を用
いた板壁2aを周壁2bで囲んだ扁平な函状に形成され
ている。
【0017】前記枠体3は金属板によって平面形状がコ
の字に形成されており、外殻板2の凹部開口の位置で通
風口4の一側が開放された開口部5となっており、この
開口部5を通して電線類を通風口4に引き入れるように
なっている。
【0018】更に、枠体3は、図3に示すように、断面
形状が略T字状であり、扁平な上面板3aの下面に通風
口4の周壁を形成する縦板3bが垂設されている。この
縦板3bの内側平行面には、シャッター6を構成する各
整風板7の前方下面に垂設された支持部材6aの両端部
が乗って滑走するガイドレール3cが対向して延設され
ている。また、縦板3bの下端は内側にL字状に折り曲
げられていて、前記ガイドレール3cの下面に平行して
ストッパレール3dが対向して形成されている。このス
トッパレール3dには所定間隔をおいて係止溝3eが設
けられており、この係止溝3eにはシャッター6の先端
部に垂設された前壁6b内に装備されたロック機構L
(図6)のデットボルト20の係止片20aが係止し
て、スライドするシャッター6を所望の位置にロックす
るようになっている。
【0019】次に、シャッター6は、先端の板から順次
隣り合う板の上に重なる長方形の鋼板からなる複数の整
風板7と、この各整風板7の前方下面に垂設された長板
状の支持部材6aと、この支持部材6aの下端に取り付
けられて各整風板7を連動可能に連結する二つのレージ
トング10と、シャッター6の先端部、即ち、開口部5
に最も近く位置する整風板7aの先端に設けられた前壁
6b内に装備されたロック機構Lとから構成されてい
る。このシャッター6は、その最後端の整風板7bが枠
体3内の最奥部に固定されているとともに、重なりの最
上位にあって開口部5に最も近く位置する先端の整風板
7aがその上面両端部分で枠体3の上板3aの下面に規
制されていて、枠体3から抜け出し不能に装着されてい
る。そして、各整風板7を梁状に支持する支持部材6a
の両端部が滑動自在にガイドレール3cに乗っており、
シャッター6を作動させると支持部材6aがガイドレー
ル3c上をスライドして通風口4を開閉するようになっ
ている。
【0020】各整風板7の短手方向の幅は、先端の整風
板7aが最も広く、後方にいくに従いその幅は順次比例
して狭くなっている。そして、図4乃至図5に示すよう
に、先端の整風板7aから順次隣り合う整風板7の上に
その一部分が重なっており、通風口4を全開状態にした
ときは、先端の整風板7aの下方に他の全ての整風板7
が重なって収納される(図4c)。
【0021】また、各整風板7の前方下面には、整風板
7をガイドレール3c上に支える鋼材からなる長板状の
支持部材6aが垂設されている。支持部材6aの下方に
は、図2に示すように、開口部5から奥部方向に向かう
二つのレージトング10,10が平行して配設されてい
る。そして、各支持部材6aの下端は、レージトング1
0を構成する各リンク11が交差する中側の対偶位置1
2で各レージトング10,10に螺子止めされている。
従って、各整風板7は支持部材6aを介してレージトン
グ10で連結されており、シャッター6をスライドさせ
るとレージトング10が伸縮し、各整風板7はその重な
り代を変えながら連動する。
【0022】前記各レージグトング10,10は前後に
伸縮する周知の四節機構であり、各整風板7の裏面に位
置するレージトング10の各リンク11は、各整風板7
の短手の幅に従い順次短くなっている。従って、連結さ
れた各整風板7は連動してその幅に応じて均等にスライ
ドする。また、平行する二つのレージトング10,10
は、複数の連結杆14で連結されており、シャッター6
を開閉したとき二つのレージトング10,10が同調し
て各整風板7が円滑に作動するようになっている。
【0023】図6は、枠体3に装着されたシャッター6
の先端部の前壁6b内に装備されたロック機構Lを示す
ものであり、シャッター6を所望の位置にロックして通
風口4の大きさを固定する為のものである。このロック
機構Lは、前壁6b内中央に上下動可能に設けられ上端
に取手21aを有する方形平板状の駆動レバー21と、
外方にL字に屈曲した係止片20aを先端に有する一対
の長板状のデットボルト20と、前記係止片20aが係
合する複数の係止溝3eを所定位置に設けたストッパレ
ール3dとで構成されている。
【0024】前記駆動レバー21には二つの長孔22,
22が逆ハの字形に穿設されており、前記各長孔22に
は前記各デットボルト20の後端部に突設されたスプリ
ングピン23が摺動自在に係合されている。図6aに示
すように、駆動レバー21を下げた状態にあっては、一
対のデットボルト20,20は互いに離反してその先端
の係止片20aがストッパレール3dの係止溝3eに係
合したロック状態になってシャッター6の動きを固定
し、図6bに示すように、駆動レバー21を引き上げた
状態にあっては、デットボルト20はスプリングピン2
3を介して長孔22にガイドされて互いの後端側に合い
寄り、係止片20aは係止溝3eから抜け外れて非ロッ
ク状態となってシャッター6のスライドが可能となる。
【0025】また、図7は、別のロック機構Lの実施形
態を示すものである。このロック機構Lが採用される枠
体3は、縦板3bの下端が内側にL字に折り曲げられた
下板3fの上面にブロック状のガイドレール3cを縦板
3bに平行して設け、縦板3bの内側とガイドレール3
cとの間でガイド溝3gを形成したものである。このガ
イド溝3gには、シャッター6の前壁6bの左右両端に
垂設されたガイド板6cが前後方向に走行可能に嵌挿さ
れている。
【0026】ロック機構Lは、前壁6bの中央部前方に
設けたノブ24で回動する駆動ボルト25の両側にスペ
ーサーブロック26,26を設け、このスペーサーブロ
ック26,26の前方に前記駆動ボルト25と上下動可
能に螺合する螺溝27を内側に有する長尺の作動板28
が前壁6bに沿って配設されている。そして、前記作動
板28の左右両端部と制動板29の内方の端部とが回動
可能に軸止連結されているともに、前記制動板28は前
壁6bに回動可能に軸止固定されている。
【0027】このロック機構Lに於いては、図7(a)
に示すように、制動板29が水平状態のときは、非ロッ
ク状態にあってシャッター6はスライド可能とされ、ノ
ブ24で駆動ボルト25を回して作動板28を上方に引
き上げると、連結軸30も上昇する。従って、作動板2
8に連動する制動板29は固定軸31を支点としてその
先端部29aでガイドレール3c上面を押圧し、ロック
状態になる。
【0028】このロック機構Lによれば、シャッター6
の先端部の前壁6bをガイドレール3c上面の任意の位
置でロックできるので、シャッター6の開閉の微調整が
可能となるとともに、シャッター6は、その前壁6bの
ガイド板6cがガイド溝3g内を案内されてスライドす
るので、開閉に伴う振れ動きなく安定してスライドす
る。
【0029】以上のように構成された実施の形態におけ
るパネルPは、フリーアクセスフロアーに使用される他
のパネルと同様に、機器が設置される所定の位置に支持
脚(図示省略)によって支持固定されて使用される。そ
して、機器が設置される以前の仮設の段階においては、
図4aに示すように、シャッター6を引き出して通風口
4全域を閉塞しておく。すると、他のパネルとともにほ
ぼ面一のフロアーを形成するするので、作業員が誤って
通風口4の中に脚を踏み外す心配がない。また、シャッ
ター6を構成する各整風板7は、梁状の支持部材6aに
よって枠体3内に支持補強されているので、シャッター
6を踏み抜かれることがない。
【0030】設置される機器の冷却に必要な風量と機器
に導入される電線の量が決まると、駆動レバー21や駆
動ボルト25を作動させてシャッター6のロック機構L
を解除し、整風板7をスライドさせて通風口4の大きさ
を調整する。そして、調整後は再びシャッター6をロッ
クし、通風口4の大きさを固定する。
【0031】また、通風口4内への電線の引き込みは開
口部5を通して行い、従来、開口部5のないパネルPで
行っていた通風口4の上下に電線の端部を貫通させる面
倒な通し作業の必要がなくなる。また、シャッター6を
スライドさせて開設した通風口4の中には、配線作業の
障害になるようなものは何も残らないので、結束された
電線や太い配管も容易に収納可能となり、機器への配線
作業がやり易くなっている。
【0032】例えば、パネル本体1を交換するような場
合には、電線を機器に接続したままの状態で機器を移動
させ、パネル本体1をフロアーから取り外すことができ
る。そして、新しいパネルPの開口部5を通して電線を
通風口4内に取り込み、そのままパネル本体1を元の位
置に取り付ければよい。従って、電線と機器との離着の
手間が省け、調整の作業時間を大幅に短縮できる。
【0033】また、通風量を変更する必要が生じた場合
には、シャッター6のロック機構Lを解除しシャッター
6をスライドさせて通風口4を所望の大きさに開閉し、
再度、ロックすればよい。従って、上述した簡単なシャ
ッター6の操作により通風量を調整することができるの
で、パネルPに通風量を調整する加工を施す必要がな
く、加工費や調整時間が節約できて経済的である。
【0034】また、シャッター6の開閉は、図4に示す
ように、隣り合う整風板7が重なり合って連動して行わ
れるとともに、全開状態にした場合には、図4cに示す
ように、先端の整風板7aの下方に他の整風板7が重な
り合って収納される構成であるので、整風板7を常にパ
ネルP内に保持していて紛失する心配がなく、従って、
何時でも通風量の調整が簡単に行うことができる。
【0035】尚、既述した実施の態様に於けるパネル本
体1は、外殻体2と枠体3とから構成されているが、こ
れに限るものではなく、例えば、金属材料による鋳造
や、硬質のエンジニアリングプラスチックによる一体成
形物であってもよいことは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】本発明のフロアー用風量調整パネルによ
れば、以下の効果を奏することができる。
【0037】請求項1に記載のフロアー用風量調整パネ
ルによれば、パネル本体の通風口に複数の整風板が重な
り可能に連結されてなるシャッターを設け、このシャッ
ターをスライドさせることにより各隣り合う整風板との
重なり代を変えて通風口を所望の大きさに開閉できるよ
うに構成したので、シャッターを操作するだけで短時間
に簡単に通風量の調整ができ、且つ、機器の発熱量の大
小に関わらずどの機器にも対応して使用することができ
る。従って、パネルの通風口の大きさの調整加工が不必
要となるとともに通風口用のパネルの規格化が可能とな
り、管理も容易になって経済的である。
【0038】請求項2に記載のフロアー用風量調整パネ
ルによれば、上記の効果に加え、シャッターを構成する
各整風板を、その裏面において支持部材を介してレージ
トングによって連動可能に連結した構成としたので、シ
ャッターを開閉すると、各隣り合う整風板はシャッター
の開閉代に従って重なり代を変えながら円滑にスライド
する。従って、シャッターの操作性がよいので通風量の
調整を短時間で済ますことができるうえに、パネルの見
映えがよい。
【0039】請求項3に記載のフロアー用風量調整パネ
ルによれば、上記の効果に加え、通風口内への電線の引
き込み作業はパネル本体の開口部から行えるようにした
ので、二重床の空間部から機器内への電線の配設作業や
配線の調整、パネルの交換が容易となり、作業時間が短
縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフロアー用風量調整パネルの実施形態
を示す斜視図。
【図2】同実施形態におけるシャツターの裏面図。
【図3】図2のAーA部分を示す断面図。
【図4】同実施形態におけるシャッターの開閉状態を示
すもので、(a)は全閉、(b)は半開、(c)は全開
状態を示す断面図。
【図5】図4(a)の要部詳細図。
【図6】同実施形態におけるシャッターのロック機構を
示すもので、(a)はロック状態、(b)は開放状態を
示す断面図。
【図7】同実施形態における別のシャッターのロック機
構を示すもので、(a)はロック状態、(b)は開放状
態を示す断面図。
【図8】本発明のフロアー用風量調整パネルが使用され
る室内環境を示す説明図。
【符号の説明】
1 パネル本体,3 枠体,4 通風口,5 開口部,
6 シャッター,6a支持部材,7 整風板,10 レ
ージトング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加納 修平 東京都港区六本木1丁目4番33号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・ファシリティーズ内 (72)発明者 牛島 英資 東京都港区六本木1丁目4番33号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・ファシリティーズ内 (72)発明者 羽山 広文 東京都港区六本木1丁目4番33号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・ファシリティーズ内 (72)発明者 中里 秀明 東京都港区六本木1丁目4番33号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・ファシリティーズ内 (72)発明者 安藤 伸治 東京都港区虎ノ門1丁目21番8号 協同機 材株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通風口を区画形成する枠体が嵌込まれた
    パネル本体と、前記枠体内に装着されて前記通風口を開
    閉する複数の整風板が重なり可能に連結されてなるシャ
    ッターと、から構成され;前記シャッターをスライドさ
    せることにより各隣り合う前記整風板との重なり代を変
    えて前記通風口を所望の大きさに開閉し、通風量を調整
    可能としたことを特徴とするフロアー用風量調整パネ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記シャッターを構成する前記各整風板
    は、その裏面において支持部材を介してレージトングに
    よって連結され、互いに連動することを特徴とする請求
    項1記載のフロアー用風量調整パネル。
  3. 【請求項3】 前記通風口の一側が開放されて開口部が
    形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載のフロアー用風量調整パネル
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2486471A (en) * 2010-12-16 2012-06-20 Midtherm Engineering Ltd Adjustable ventilator for mounting at a roof of a building

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2486471A (en) * 2010-12-16 2012-06-20 Midtherm Engineering Ltd Adjustable ventilator for mounting at a roof of a building
GB2486471B (en) * 2010-12-16 2013-02-27 Midtherm Engineering Ltd An adjustable building ventilator

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