JPH1081908A - 微粉炭吹き込み方法 - Google Patents
微粉炭吹き込み方法Info
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- JPH1081908A JPH1081908A JP25393196A JP25393196A JPH1081908A JP H1081908 A JPH1081908 A JP H1081908A JP 25393196 A JP25393196 A JP 25393196A JP 25393196 A JP25393196 A JP 25393196A JP H1081908 A JPH1081908 A JP H1081908A
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- carrier air
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高炉送風圧力の変動による搬送空気差圧の変
動を抑制すると共に、搬送空気源による搬送空気の圧力
変動を抑制することにより、高炉の安定した操業を可能
とする微粉炭吹き込み方法を提供する。 【解決手段】 予め設定された微粉炭吹き込み量と搬送
空気差圧の関係から、所望の微粉炭吹き込み量に対応す
る搬送空気差圧を求め、求められた搬送空気差圧に高炉
送風圧力を加算して搬送空気配管23内の搬送空気の設
定圧力値を求め、該設定圧力値になるように搬送空気配
管23内を操作することによって、搬送空気配管23内
の圧力変動を抑制して微粉炭を安定して高炉の羽口に連
続的に吹き込む。
動を抑制すると共に、搬送空気源による搬送空気の圧力
変動を抑制することにより、高炉の安定した操業を可能
とする微粉炭吹き込み方法を提供する。 【解決手段】 予め設定された微粉炭吹き込み量と搬送
空気差圧の関係から、所望の微粉炭吹き込み量に対応す
る搬送空気差圧を求め、求められた搬送空気差圧に高炉
送風圧力を加算して搬送空気配管23内の搬送空気の設
定圧力値を求め、該設定圧力値になるように搬送空気配
管23内を操作することによって、搬送空気配管23内
の圧力変動を抑制して微粉炭を安定して高炉の羽口に連
続的に吹き込む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉送風圧力の変
動及び搬送空気源の圧力変動に関わらず、一定の微粉炭
を空気輸送して高炉の羽口に吹き込む微粉炭吹き込み方
法に関する。
動及び搬送空気源の圧力変動に関わらず、一定の微粉炭
を空気輸送して高炉の羽口に吹き込む微粉炭吹き込み方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すような微粉炭吹き込み
装置Bを用いて、微粉炭を空気輸送して高炉の羽口に吹
き込む微粉炭吹き込み方法が知られている。並列に配置
された微粉炭吹き込みタンク10、10aからは交互
に、微粉炭の充填、タンク内の加圧、微粉炭の吹き込
み、及びタンク内の排圧という工程が順次繰り返され
て、羽口に連続的に微粉炭が吹き込まれている。微粉炭
の吹き込み時には、吹き込み遮断弁11、11a(又は
11b、11c)を開き、微粉炭は吹き込み配管12を
通してピックアップ13へ圧送され、ピックアップ13
から搬送空気配管23内の搬送空気により羽口に吹き込
まれる。微粉炭を圧送するための該搬送空気は搬送空気
源の一例である搬送空気圧縮機14、14a、14bで
発生され、バッファタンク15へ送り込まれるが、バッ
ファタンク15内の圧力が一定の範囲に保たれるよう
に、バッファタンク15に設置されたバッファタンク圧
力検出部16によりバッファタンク15の圧力を検出
し、搬送空気圧縮機14、14a、14bの運転台数を
制御している。この際、搬送空気の流量は、微粉炭吹き
込み量設定値及び微粉炭吹き込みタンク10、10a内
の圧力と高炉送風圧力とのガス差圧により決められてお
り、流量調節計17、搬送空気流量計18及び流量調節
弁19により「搬送空気流量一定制御」されている。
装置Bを用いて、微粉炭を空気輸送して高炉の羽口に吹
き込む微粉炭吹き込み方法が知られている。並列に配置
された微粉炭吹き込みタンク10、10aからは交互
に、微粉炭の充填、タンク内の加圧、微粉炭の吹き込
み、及びタンク内の排圧という工程が順次繰り返され
て、羽口に連続的に微粉炭が吹き込まれている。微粉炭
の吹き込み時には、吹き込み遮断弁11、11a(又は
11b、11c)を開き、微粉炭は吹き込み配管12を
通してピックアップ13へ圧送され、ピックアップ13
から搬送空気配管23内の搬送空気により羽口に吹き込
まれる。微粉炭を圧送するための該搬送空気は搬送空気
源の一例である搬送空気圧縮機14、14a、14bで
発生され、バッファタンク15へ送り込まれるが、バッ
ファタンク15内の圧力が一定の範囲に保たれるよう
に、バッファタンク15に設置されたバッファタンク圧
力検出部16によりバッファタンク15の圧力を検出
し、搬送空気圧縮機14、14a、14bの運転台数を
制御している。この際、搬送空気の流量は、微粉炭吹き
込み量設定値及び微粉炭吹き込みタンク10、10a内
の圧力と高炉送風圧力とのガス差圧により決められてお
り、流量調節計17、搬送空気流量計18及び流量調節
弁19により「搬送空気流量一定制御」されている。
【0003】図5は、搬送空気圧縮機14、14a、1
4bによりバッファタンク15内の圧力が、ある一定の
範囲に保たれるよう運転台数を変えながら運転する様子
を表したもので、図5(b)に示すように、3台のうち
2台の搬送空気圧縮機14、14aを常時運転し、残る
1台の搬送空気圧縮機14bは図5(c)に示すよう
に、バッファタンク15内の圧力の下限圧力設定値と上
限圧力設定値に応じて起動、停止している。即ち、バッ
ファタンク15内の圧力をバッファタンク圧力検出部1
6により検出し、その圧力が上限圧力設定値となれば、
圧縮機制御部14cを介して搬送空気圧縮機14、14
a、14bの内の搬送空気圧縮機14bを停止させ、ま
た、その圧力が下限圧力設定値となれば、圧縮機制御部
14cを介して搬送空気圧縮機14bを運転させてい
る。
4bによりバッファタンク15内の圧力が、ある一定の
範囲に保たれるよう運転台数を変えながら運転する様子
を表したもので、図5(b)に示すように、3台のうち
2台の搬送空気圧縮機14、14aを常時運転し、残る
1台の搬送空気圧縮機14bは図5(c)に示すよう
に、バッファタンク15内の圧力の下限圧力設定値と上
限圧力設定値に応じて起動、停止している。即ち、バッ
ファタンク15内の圧力をバッファタンク圧力検出部1
6により検出し、その圧力が上限圧力設定値となれば、
圧縮機制御部14cを介して搬送空気圧縮機14、14
a、14bの内の搬送空気圧縮機14bを停止させ、ま
た、その圧力が下限圧力設定値となれば、圧縮機制御部
14cを介して搬送空気圧縮機14bを運転させてい
る。
【0004】また、特開平7−11312号公報に記載
された微粉炭吹き込み制御方法は、微粉炭吹き込み量に
応じて搬送空気流量を演算し、微粉炭吹き込み量を一定
に制御するようにしている。仮に、図4を用いて説明す
ると、高炉送風圧力の変動による微粉炭吹き込み量への
影響を抑制する目的で、微粉炭吹き込みタンク10、1
0a内の圧力を高炉送風圧力の変動に追随させ、微粉炭
吹き込みタンク10、10a内の圧力と高炉送風圧力と
のガス差圧が一定となるように、圧力調節計20、20
a、吹き込みタンク圧力計21、21a、及び吹き込み
圧力調節弁22、22aによる搬送空気流量の制御を行
なっている。
された微粉炭吹き込み制御方法は、微粉炭吹き込み量に
応じて搬送空気流量を演算し、微粉炭吹き込み量を一定
に制御するようにしている。仮に、図4を用いて説明す
ると、高炉送風圧力の変動による微粉炭吹き込み量への
影響を抑制する目的で、微粉炭吹き込みタンク10、1
0a内の圧力を高炉送風圧力の変動に追随させ、微粉炭
吹き込みタンク10、10a内の圧力と高炉送風圧力と
のガス差圧が一定となるように、圧力調節計20、20
a、吹き込みタンク圧力計21、21a、及び吹き込み
圧力調節弁22、22aによる搬送空気流量の制御を行
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の微粉炭吹き込み方法には、以下に示すような解決す
べき問題があった。高炉送風圧力は、搬送空気配管23
内の圧力と高炉送風圧力との間の搬送空気差圧と関係し
ており、高炉送風圧力が変動すると、安定した微粉炭吹
き込みに必要な搬送空気差圧を一定に維持することがで
きなくなるために、一定かつ、安定な微粉炭吹き込み操
業を妨げる原因となっている。即ち、高炉送風圧力が変
動すると、高炉内と連通している搬送空気配管23内の
圧力及びバッファタンク15内の圧力も変動するため
に、一定かつ、安定な微粉炭吹き込みに必要な搬送空気
差圧を一定に保つことができない。
来の微粉炭吹き込み方法には、以下に示すような解決す
べき問題があった。高炉送風圧力は、搬送空気配管23
内の圧力と高炉送風圧力との間の搬送空気差圧と関係し
ており、高炉送風圧力が変動すると、安定した微粉炭吹
き込みに必要な搬送空気差圧を一定に維持することがで
きなくなるために、一定かつ、安定な微粉炭吹き込み操
業を妨げる原因となっている。即ち、高炉送風圧力が変
動すると、高炉内と連通している搬送空気配管23内の
圧力及びバッファタンク15内の圧力も変動するため
に、一定かつ、安定な微粉炭吹き込みに必要な搬送空気
差圧を一定に保つことができない。
【0006】さらに、搬送空気圧縮機14、14a、1
4bの運転状況によっても同様の問題が生じる。即ち、
搬送空気圧縮機14、14a、14bからの搬送空気供
給(又は増加)量と微粉炭吹き込みに用いられる搬送空
気消費量との関係から、図5(b)に示すように、搬送
空気圧縮機14、14aを常時運転し、図5(c)に示
すように、搬送空気圧縮機14bをバッファタンク15
内の圧力の下限圧力設定値と上限圧力設定値により起
動、停止させると、バッファタンク15内の圧力も図5
(a)に示すように変動する。即ち、バッファタンク1
5内の圧力が上限圧力設定値に達して、図5(c)に示
すように搬送空気圧縮機14bを停止すると、バッファ
タンク15内の圧力が上限圧力設定値から次第に低下
し、下限圧力設定値になる。下限圧力設定値を検知する
と再び搬送空気圧縮機14bを起動させて、バッファタ
ンク15内の圧力が次第に上限圧力設定値まで上昇して
いく。しかしながら、このバッファタンク15内の圧力
の変動周期は、搬送空気流量制御の追随性より速いため
制御できず、搬送空気流量が変動し、その結果、微粉炭
吹き込み量が変動する。この関係を図6で詳しく説明す
ると、図6(a)に示すように、搬送空気圧縮機14、
14aを常時運転し、搬送空気圧縮機14bを起動、停
止すると、バッファタンク15内の圧力が変動する。こ
のバッファタンク15内の圧力の変動に伴い、図6
(b)に示すように、搬送空気配管23内の圧力が設定
値を基準にして変動し、その結果、図6(c)に示すよ
うに、搬送空気配管23内の搬送空気流量が変動し、最
終的に図6(d)に示すように、微粉炭吹き込み量が変
動する。また、特に、搬送空気圧縮機14bの起動、停
止を切り換えた瞬間は圧力変動が大きく、その結果、微
粉炭吹き込み量が大きく変動するために、操業に支障を
来すことになる。
4bの運転状況によっても同様の問題が生じる。即ち、
搬送空気圧縮機14、14a、14bからの搬送空気供
給(又は増加)量と微粉炭吹き込みに用いられる搬送空
気消費量との関係から、図5(b)に示すように、搬送
空気圧縮機14、14aを常時運転し、図5(c)に示
すように、搬送空気圧縮機14bをバッファタンク15
内の圧力の下限圧力設定値と上限圧力設定値により起
動、停止させると、バッファタンク15内の圧力も図5
(a)に示すように変動する。即ち、バッファタンク1
5内の圧力が上限圧力設定値に達して、図5(c)に示
すように搬送空気圧縮機14bを停止すると、バッファ
タンク15内の圧力が上限圧力設定値から次第に低下
し、下限圧力設定値になる。下限圧力設定値を検知する
と再び搬送空気圧縮機14bを起動させて、バッファタ
ンク15内の圧力が次第に上限圧力設定値まで上昇して
いく。しかしながら、このバッファタンク15内の圧力
の変動周期は、搬送空気流量制御の追随性より速いため
制御できず、搬送空気流量が変動し、その結果、微粉炭
吹き込み量が変動する。この関係を図6で詳しく説明す
ると、図6(a)に示すように、搬送空気圧縮機14、
14aを常時運転し、搬送空気圧縮機14bを起動、停
止すると、バッファタンク15内の圧力が変動する。こ
のバッファタンク15内の圧力の変動に伴い、図6
(b)に示すように、搬送空気配管23内の圧力が設定
値を基準にして変動し、その結果、図6(c)に示すよ
うに、搬送空気配管23内の搬送空気流量が変動し、最
終的に図6(d)に示すように、微粉炭吹き込み量が変
動する。また、特に、搬送空気圧縮機14bの起動、停
止を切り換えた瞬間は圧力変動が大きく、その結果、微
粉炭吹き込み量が大きく変動するために、操業に支障を
来すことになる。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、高炉送風圧力の変動による搬送空気差圧の変動
を抑制すると共に、搬送空気源による搬送空気配管内の
搬送空気の圧力変動を抑制することにより、高炉の安定
した操業を可能とする微粉炭吹き込み方法を提供するこ
とを目的とする。
もので、高炉送風圧力の変動による搬送空気差圧の変動
を抑制すると共に、搬送空気源による搬送空気配管内の
搬送空気の圧力変動を抑制することにより、高炉の安定
した操業を可能とする微粉炭吹き込み方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の微粉炭吹き込み方法は、微粉炭吹き込みタンクに
貯蔵された微粉炭を連続的にピックアップに切り出し、
該切り出されたピックアップ内の微粉炭を、該ピックア
ップに搬送空気配管を介して連通するバッファタンク内
の圧力を下限値と上限値の範囲内になるように、該バッ
ファタンクに連通する複数の搬送空気源の一部を運転、
停止することによって制御しながら、前記搬送空気配管
内の搬送空気により高炉の羽口に搬送する微粉炭吹き込
み方法において、予め設定された微粉炭吹き込み量と搬
送空気差圧の関係から、所望の微粉炭吹き込み量に対応
する搬送空気差圧を求め、該求められた搬送空気差圧に
高炉送風圧力を加算して前記搬送空気配管内の前記搬送
空気の設定圧力値を求め、該設定圧力値になるように前
記搬送空気配管内を操作するようにしている。請求項2
記載の微粉炭吹き込み方法は、請求項1記載の微粉炭吹
き込み方法において、前記複数の搬送空気源の一部を停
止した場合には、前記搬送空気配管内の圧力上限から前
記設定圧力値に低下するまでの搬送空気消費量に見合う
ように前記搬送空気配管内の圧力を増加させ、一方、前
記複数の搬送空気源の一部を起動した場合には、前記搬
送空気配管内の圧力下限から前記設定圧力値に上昇する
までの搬送空気増加量に見合うように前記搬送空気配管
内の圧力を低下させることによって、該搬送空気配管内
の圧力変動を抑制して前記微粉炭を安定して吹き込むよ
うにしている。
記載の微粉炭吹き込み方法は、微粉炭吹き込みタンクに
貯蔵された微粉炭を連続的にピックアップに切り出し、
該切り出されたピックアップ内の微粉炭を、該ピックア
ップに搬送空気配管を介して連通するバッファタンク内
の圧力を下限値と上限値の範囲内になるように、該バッ
ファタンクに連通する複数の搬送空気源の一部を運転、
停止することによって制御しながら、前記搬送空気配管
内の搬送空気により高炉の羽口に搬送する微粉炭吹き込
み方法において、予め設定された微粉炭吹き込み量と搬
送空気差圧の関係から、所望の微粉炭吹き込み量に対応
する搬送空気差圧を求め、該求められた搬送空気差圧に
高炉送風圧力を加算して前記搬送空気配管内の前記搬送
空気の設定圧力値を求め、該設定圧力値になるように前
記搬送空気配管内を操作するようにしている。請求項2
記載の微粉炭吹き込み方法は、請求項1記載の微粉炭吹
き込み方法において、前記複数の搬送空気源の一部を停
止した場合には、前記搬送空気配管内の圧力上限から前
記設定圧力値に低下するまでの搬送空気消費量に見合う
ように前記搬送空気配管内の圧力を増加させ、一方、前
記複数の搬送空気源の一部を起動した場合には、前記搬
送空気配管内の圧力下限から前記設定圧力値に上昇する
までの搬送空気増加量に見合うように前記搬送空気配管
内の圧力を低下させることによって、該搬送空気配管内
の圧力変動を抑制して前記微粉炭を安定して吹き込むよ
うにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る微粉炭吹き込み方法を適用した微粉炭吹き込み
装置の概略構成図である。図1に示すように、本発明の
一実施の形態に係る微粉炭吹き込み方法を適用した微粉
炭吹き込み装置Aは、従来例の微粉炭吹き込み装置Bと
略同様であるので、同一の構成のものは同一の符号を付
してその説明を省略する。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る微粉炭吹き込み方法を適用した微粉炭吹き込み
装置の概略構成図である。図1に示すように、本発明の
一実施の形態に係る微粉炭吹き込み方法を適用した微粉
炭吹き込み装置Aは、従来例の微粉炭吹き込み装置Bと
略同様であるので、同一の構成のものは同一の符号を付
してその説明を省略する。
【0010】本発明の一実施の形態に係る微粉炭吹き込
み方法を適用した微粉炭吹き込み装置Aは、従来例に係
る微粉炭吹き込み装置Bにおいて、搬送空気配管23の
バッファタンク15と搬送空気流量計18との間に圧力
調節弁24及び圧力検出部25が設けられ、圧力検出部
25及び流量調節計17に圧力調節計26が接続され、
圧力調節計26と圧力調節弁24との間に加減算器27
が設けられると共に、圧力調節計26が圧縮機制御部1
4c、及び高炉送風圧力検出部28に接続された演算部
29にも接続されている。なお、演算部29は、図2に
示すように、微粉炭吹き込み量から搬送空気差圧を決め
る搬送空気差圧関数を内蔵しており、微粉炭吹き込み量
を設定することによってこの搬送空気差圧関数から必要
な搬送空気差圧を決めることができ、搬送空気配管23
内の搬送空気の圧力調整を行い、また圧力調節計26に
搬送空気の設定圧力値を出力することができるようにな
っている。また、加減算器27は搬送空気差圧に、高炉
送風圧力検出部28で検出された高炉送風圧力を加算
し、搬送空気配管23内の設定圧力値を算出することが
できるようになっている。
み方法を適用した微粉炭吹き込み装置Aは、従来例に係
る微粉炭吹き込み装置Bにおいて、搬送空気配管23の
バッファタンク15と搬送空気流量計18との間に圧力
調節弁24及び圧力検出部25が設けられ、圧力検出部
25及び流量調節計17に圧力調節計26が接続され、
圧力調節計26と圧力調節弁24との間に加減算器27
が設けられると共に、圧力調節計26が圧縮機制御部1
4c、及び高炉送風圧力検出部28に接続された演算部
29にも接続されている。なお、演算部29は、図2に
示すように、微粉炭吹き込み量から搬送空気差圧を決め
る搬送空気差圧関数を内蔵しており、微粉炭吹き込み量
を設定することによってこの搬送空気差圧関数から必要
な搬送空気差圧を決めることができ、搬送空気配管23
内の搬送空気の圧力調整を行い、また圧力調節計26に
搬送空気の設定圧力値を出力することができるようにな
っている。また、加減算器27は搬送空気差圧に、高炉
送風圧力検出部28で検出された高炉送風圧力を加算
し、搬送空気配管23内の設定圧力値を算出することが
できるようになっている。
【0011】次いで、本発明の一実施の形態に係る微粉
炭吹き込み方法について、特に高炉送風圧力の変動、及
び搬送空気源の起動、停止による搬送空気配管内の搬送
空気の圧力変動によって生じる微粉炭吹き込み量の変動
対策を説明する。まず、高炉送風圧力の変動による搬送
空気差圧の変動によって生じる微粉炭吹き込み量の変動
対策について説明する。図示しない加圧ガス源から送ら
れる加圧ガスを2基の微粉炭吹き込みタンク10、10
aに供給し、2基の微粉炭吹き込みタンク10、10a
が交互に、微粉炭の充填、タンク内の加圧、微粉炭の吹
き込み、及びタンク内の排圧という工程を順次繰り返し
ながら、微粉炭吹き込みタンク10、10a内の微粉炭
を高炉の羽口に連続的に吹き込む。そして、微粉炭の吹
き込み時には、吹き込み遮断弁11、11a(又は11
b、11c)を開き、微粉炭を吹き込み配管12を通し
てピックアップ13へ圧送し、ピックアップ13から搬
送空気配管23内の搬送空気により羽口に吹き込む。な
お、微粉炭をピックアップ13から羽口に圧送するため
の搬送空気配管23内の搬送空気は搬送空気圧縮機1
4、14a、14bで発生され、バッファタンク15を
介して送り込まれる。
炭吹き込み方法について、特に高炉送風圧力の変動、及
び搬送空気源の起動、停止による搬送空気配管内の搬送
空気の圧力変動によって生じる微粉炭吹き込み量の変動
対策を説明する。まず、高炉送風圧力の変動による搬送
空気差圧の変動によって生じる微粉炭吹き込み量の変動
対策について説明する。図示しない加圧ガス源から送ら
れる加圧ガスを2基の微粉炭吹き込みタンク10、10
aに供給し、2基の微粉炭吹き込みタンク10、10a
が交互に、微粉炭の充填、タンク内の加圧、微粉炭の吹
き込み、及びタンク内の排圧という工程を順次繰り返し
ながら、微粉炭吹き込みタンク10、10a内の微粉炭
を高炉の羽口に連続的に吹き込む。そして、微粉炭の吹
き込み時には、吹き込み遮断弁11、11a(又は11
b、11c)を開き、微粉炭を吹き込み配管12を通し
てピックアップ13へ圧送し、ピックアップ13から搬
送空気配管23内の搬送空気により羽口に吹き込む。な
お、微粉炭をピックアップ13から羽口に圧送するため
の搬送空気配管23内の搬送空気は搬送空気圧縮機1
4、14a、14bで発生され、バッファタンク15を
介して送り込まれる。
【0012】ここで、搬送空気配管23に設けられた圧
力調節弁24、圧力検出部25及び圧力調節計26によ
り搬送空気配管23内の搬送空気の圧力調整を行い、ま
た演算部29から圧力調節計26に搬送空気の設定圧力
値を出力する。即ち、まず、微粉炭吹き込み量を設定す
ることにより、予め求められている搬送空気差圧関数に
よって必要な搬送空気差圧を決めることができ、次い
で、該搬送空気差圧に高炉送風圧力検出部28で検出さ
れた高炉送風圧力を加算し、搬送空気配管23内の設定
圧力値を算出する。その後、算出された該設定圧力値に
なるように圧力調節弁24を操作することで、たとえ高
炉送風圧力が変動した場合でも、微粉炭吹き込み量を一
定に保つことができる。
力調節弁24、圧力検出部25及び圧力調節計26によ
り搬送空気配管23内の搬送空気の圧力調整を行い、ま
た演算部29から圧力調節計26に搬送空気の設定圧力
値を出力する。即ち、まず、微粉炭吹き込み量を設定す
ることにより、予め求められている搬送空気差圧関数に
よって必要な搬送空気差圧を決めることができ、次い
で、該搬送空気差圧に高炉送風圧力検出部28で検出さ
れた高炉送風圧力を加算し、搬送空気配管23内の設定
圧力値を算出する。その後、算出された該設定圧力値に
なるように圧力調節弁24を操作することで、たとえ高
炉送風圧力が変動した場合でも、微粉炭吹き込み量を一
定に保つことができる。
【0013】次に、搬送空気源の起動、停止による搬送
空気配管内の搬送空気の圧力変動によって生じる微粉炭
吹き込み量の変動対策について説明する。図3(a)に
示すように、バッファタンク15内の圧力が上限圧力設
定値となると(時間T1 )、圧縮機制御部14cから出
力される搬送空気圧縮機14、14a、14bの内の一
台の停止信号を圧力調節計26が受信し、該停止信号と
同時に、圧力検出部25により検出される搬送空気配管
23内の搬送空気の圧力上限から前記設定圧力値に低下
するまでの搬送空気消費量に見合う圧力調節弁24の開
度を圧力調節計26で計算し、該計算した開度分を、加
減算器27により圧力調節弁24の開度の設定値に加算
し、該加算された開度に圧力調節弁24を一定時間(t
1 )余分に開く(図3(b)に示す)ことによって、搬
送空気配管23内の搬送空気の圧力を増加させ、搬送空
気配管23内の搬送空気の圧力低下を補償する。逆に、
バッファタンク15内の圧力が下限圧力設定値となり
(時間T2 )、圧縮機制御部14cから出力される搬送
空気圧縮機14、14a、14bの内の一台の起動信号
を受信し、該起動信号と同時に、圧力検出部25により
検出される搬送空気配管23内の搬送空気の圧力下限か
ら前記設定圧力値に上昇するまでの搬送空気供給(増
加)量に見合う圧力調節弁24の開度を圧力調節計26
で計算し、該計算した開度分を、加減算器27により圧
力調節弁24の開度の設定値から減算し、該減算された
開度に圧力調節弁24を一定時間(t2 )余分に絞るこ
とによって、搬送空気配管23内の搬送空気の圧力を低
下させ、搬送空気配管23内の搬送空気の圧力上昇を補
償する。これによって、図3(c)、(d)及び(e)
に示すように、搬送空気配管23内の搬送空気の圧力を
安定させ、搬送空気流量も安定させ、この結果、微粉炭
吹き込み量を一定に保つことができる。
空気配管内の搬送空気の圧力変動によって生じる微粉炭
吹き込み量の変動対策について説明する。図3(a)に
示すように、バッファタンク15内の圧力が上限圧力設
定値となると(時間T1 )、圧縮機制御部14cから出
力される搬送空気圧縮機14、14a、14bの内の一
台の停止信号を圧力調節計26が受信し、該停止信号と
同時に、圧力検出部25により検出される搬送空気配管
23内の搬送空気の圧力上限から前記設定圧力値に低下
するまでの搬送空気消費量に見合う圧力調節弁24の開
度を圧力調節計26で計算し、該計算した開度分を、加
減算器27により圧力調節弁24の開度の設定値に加算
し、該加算された開度に圧力調節弁24を一定時間(t
1 )余分に開く(図3(b)に示す)ことによって、搬
送空気配管23内の搬送空気の圧力を増加させ、搬送空
気配管23内の搬送空気の圧力低下を補償する。逆に、
バッファタンク15内の圧力が下限圧力設定値となり
(時間T2 )、圧縮機制御部14cから出力される搬送
空気圧縮機14、14a、14bの内の一台の起動信号
を受信し、該起動信号と同時に、圧力検出部25により
検出される搬送空気配管23内の搬送空気の圧力下限か
ら前記設定圧力値に上昇するまでの搬送空気供給(増
加)量に見合う圧力調節弁24の開度を圧力調節計26
で計算し、該計算した開度分を、加減算器27により圧
力調節弁24の開度の設定値から減算し、該減算された
開度に圧力調節弁24を一定時間(t2 )余分に絞るこ
とによって、搬送空気配管23内の搬送空気の圧力を低
下させ、搬送空気配管23内の搬送空気の圧力上昇を補
償する。これによって、図3(c)、(d)及び(e)
に示すように、搬送空気配管23内の搬送空気の圧力を
安定させ、搬送空気流量も安定させ、この結果、微粉炭
吹き込み量を一定に保つことができる。
【0014】前記実施の形態においては、3基の搬送空
気圧縮機の内2基を常時運転し、1基を起動、停止させ
たが、搬送空気圧縮機の基数は2基でも、4基以上でも
よく、また、起動、停止させる搬送空気圧縮機の基数は
2基以上でもよい。
気圧縮機の内2基を常時運転し、1基を起動、停止させ
たが、搬送空気圧縮機の基数は2基でも、4基以上でも
よく、また、起動、停止させる搬送空気圧縮機の基数は
2基以上でもよい。
【0015】
【発明の効果】請求項1及び2記載の微粉炭吹き込み方
法においては、予め設定された微粉炭吹き込み量と搬送
空気差圧の関係から、所望の微粉炭吹き込み量に対応す
る搬送空気差圧を求め、該求められた搬送空気差圧に高
炉送風圧力を加算して搬送空気配管内の搬送空気の設定
圧力値を求め、該設定圧力値になるように搬送空気配管
内を操作するようにしているので、たとえ高炉送風圧力
が変動した場合でも、搬送空気配管内の圧力変動を小さ
く抑えることができ、その結果、安定して微粉炭の吹き
込みが可能となり、高炉操業の安定化を図ることができ
る。
法においては、予め設定された微粉炭吹き込み量と搬送
空気差圧の関係から、所望の微粉炭吹き込み量に対応す
る搬送空気差圧を求め、該求められた搬送空気差圧に高
炉送風圧力を加算して搬送空気配管内の搬送空気の設定
圧力値を求め、該設定圧力値になるように搬送空気配管
内を操作するようにしているので、たとえ高炉送風圧力
が変動した場合でも、搬送空気配管内の圧力変動を小さ
く抑えることができ、その結果、安定して微粉炭の吹き
込みが可能となり、高炉操業の安定化を図ることができ
る。
【0016】特に、請求項2記載の微粉炭吹き込み方法
においては、複数の搬送空気源の一部を停止した場合に
は、搬送空気配管内の圧力上限から前記設定圧力値に低
下するまでの搬送空気消費量に見合うように搬送空気配
管内の圧力を増加させ、一方、複数の搬送空気源の一部
を起動した場合には、搬送空気配管内の圧力下限から前
記設定圧力値に上昇するまでの搬送空気増加量に見合う
ように搬送空気配管内の圧力を低下させることによっ
て、搬送空気配管内の圧力変動を抑制して微粉炭を安定
して吹き込むようにしているので、搬送空気源の一部の
停止又は起動により搬送空気配管内に圧力変動が生じた
としても、さらに、搬送空気配管内の圧力変動を小さく
抑えることができ、その結果、安定して微粉炭の吹き込
みが可能となり、高炉操業の安定化を図ることができ
る。
においては、複数の搬送空気源の一部を停止した場合に
は、搬送空気配管内の圧力上限から前記設定圧力値に低
下するまでの搬送空気消費量に見合うように搬送空気配
管内の圧力を増加させ、一方、複数の搬送空気源の一部
を起動した場合には、搬送空気配管内の圧力下限から前
記設定圧力値に上昇するまでの搬送空気増加量に見合う
ように搬送空気配管内の圧力を低下させることによっ
て、搬送空気配管内の圧力変動を抑制して微粉炭を安定
して吹き込むようにしているので、搬送空気源の一部の
停止又は起動により搬送空気配管内に圧力変動が生じた
としても、さらに、搬送空気配管内の圧力変動を小さく
抑えることができ、その結果、安定して微粉炭の吹き込
みが可能となり、高炉操業の安定化を図ることができ
る。
【図1】本発明の一実施の形態に係る微粉炭吹き込み方
法を適用した微粉炭吹き込み装置の概略構成図である。
法を適用した微粉炭吹き込み装置の概略構成図である。
【図2】微粉炭吹き込み量と搬送空気差圧との関係を示
すグラフである。
すグラフである。
【図3】本発明の一実施の形態に係る微粉炭吹き込み方
法における、搬送空気配管内圧力等と微粉炭吹き込み量
との関係を示すグラフである。
法における、搬送空気配管内圧力等と微粉炭吹き込み量
との関係を示すグラフである。
【図4】従来例に係る微粉炭吹き込み方法を適用した微
粉炭吹き込み装置の概略構成図である。
粉炭吹き込み装置の概略構成図である。
【図5】同搬送空気圧縮機の運転切り換え時の圧力変動
に関する説明図である。
に関する説明図である。
【図6】同搬送空気配管内圧力等と微粉炭吹き込み量と
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
A 微粉炭吹き込み装置 10 微粉炭吹
き込みタンク 10a 微粉炭吹き込みタンク 11 吹き込み
遮断弁 11a 吹き込み遮断弁 11b 吹き込
み遮断弁 11c 吹き込み遮断弁 12 吹き込み
配管 13 ピックアップ 14 搬送空気圧縮機(搬送空気源) 14a 搬送空気圧縮機(搬送空気源) 14b 搬送空気圧縮機(搬送空気源) 14c 圧縮機制御部 15 バッファ
タンク 16 バッファタンク圧力検出部 17 流量調節
計 18 搬送空気流量計 19 流量調節
弁 20 圧力調節計 20a 圧力調
節計 21 吹き込みタンク圧力計 21a 吹き込
みタンク圧力計 22 吹き込み圧力調節弁 22a 吹き込
み圧力調節弁 23 搬送空気配管 24 圧力調節
弁 25 圧力検出部 26 圧力調節
計 27 加減算器 28 高炉送風
圧力検出部 29 演算部
き込みタンク 10a 微粉炭吹き込みタンク 11 吹き込み
遮断弁 11a 吹き込み遮断弁 11b 吹き込
み遮断弁 11c 吹き込み遮断弁 12 吹き込み
配管 13 ピックアップ 14 搬送空気圧縮機(搬送空気源) 14a 搬送空気圧縮機(搬送空気源) 14b 搬送空気圧縮機(搬送空気源) 14c 圧縮機制御部 15 バッファ
タンク 16 バッファタンク圧力検出部 17 流量調節
計 18 搬送空気流量計 19 流量調節
弁 20 圧力調節計 20a 圧力調
節計 21 吹き込みタンク圧力計 21a 吹き込
みタンク圧力計 22 吹き込み圧力調節弁 22a 吹き込
み圧力調節弁 23 搬送空気配管 24 圧力調節
弁 25 圧力検出部 26 圧力調節
計 27 加減算器 28 高炉送風
圧力検出部 29 演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安永 弘幸 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新 日本製鐵株式会社機械・プラント事業部内 (72)発明者 西川 勲 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新 日本製鐵株式会社機械・プラント事業部内
Claims (2)
- 【請求項1】 微粉炭吹き込みタンクに貯蔵された微粉
炭を連続的にピックアップに切り出し、該切り出された
ピックアップ内の微粉炭を、該ピックアップに搬送空気
配管を介して連通するバッファタンク内の圧力を下限値
と上限値の範囲内になるように、該バッファタンクに連
通する複数の搬送空気源の一部を運転、停止することに
よって制御しながら、前記搬送空気配管内の搬送空気に
より高炉の羽口に搬送する微粉炭吹き込み方法におい
て、 予め設定された微粉炭吹き込み量と搬送空気差圧の関係
から、所望の微粉炭吹き込み量に対応する搬送空気差圧
を求め、 該求められた搬送空気差圧に高炉送風圧力を加算して前
記搬送空気配管内の前記搬送空気の設定圧力値を求め、
該設定圧力値になるように前記搬送空気配管内を操作す
ることを特徴とする微粉炭吹き込み方法。 - 【請求項2】 前記複数の搬送空気源の一部を停止した
場合には、前記搬送空気配管内の圧力上限から前記設定
圧力値に低下するまでの搬送空気消費量に見合うように
前記搬送空気配管内の圧力を増加させ、 一方、前記複数の搬送空気源の一部を起動した場合に
は、前記搬送空気配管内の圧力下限から前記設定圧力値
に上昇するまでの搬送空気増加量に見合うように前記搬
送空気配管内の圧力を低下させることによって、該搬送
空気配管内の圧力変動を抑制して前記微粉炭を安定して
吹き込むことを特徴とする請求項1記載の微粉炭吹き込
み方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25393196A JPH1081908A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 微粉炭吹き込み方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25393196A JPH1081908A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 微粉炭吹き込み方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1081908A true JPH1081908A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17258016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25393196A Withdrawn JPH1081908A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 微粉炭吹き込み方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1081908A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100862813B1 (ko) * | 2002-07-25 | 2008-10-13 | 주식회사 포스코 | 고로내 미분탄 취입장치 |
KR100862773B1 (ko) * | 2002-07-29 | 2008-10-13 | 주식회사 포스코 | 미분탄 취입을 위한 피드호퍼의 압력 및 유량 제어장치 |
KR101023118B1 (ko) | 2008-09-25 | 2011-03-24 | 주식회사 포스코 | 피드호퍼의 미분탄 공급장치 |
CN102154532A (zh) * | 2011-05-26 | 2011-08-17 | 中冶赛迪工程技术股份有限公司 | 一种远距离喷煤系统 |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP25393196A patent/JPH1081908A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100862813B1 (ko) * | 2002-07-25 | 2008-10-13 | 주식회사 포스코 | 고로내 미분탄 취입장치 |
KR100862773B1 (ko) * | 2002-07-29 | 2008-10-13 | 주식회사 포스코 | 미분탄 취입을 위한 피드호퍼의 압력 및 유량 제어장치 |
KR101023118B1 (ko) | 2008-09-25 | 2011-03-24 | 주식회사 포스코 | 피드호퍼의 미분탄 공급장치 |
CN102154532A (zh) * | 2011-05-26 | 2011-08-17 | 中冶赛迪工程技术股份有限公司 | 一种远距离喷煤系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |