JPH1080626A - 液体処理 - Google Patents

液体処理

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JPH1080626A
JPH1080626A JP9193721A JP19372197A JPH1080626A JP H1080626 A JPH1080626 A JP H1080626A JP 9193721 A JP9193721 A JP 9193721A JP 19372197 A JP19372197 A JP 19372197A JP H1080626 A JPH1080626 A JP H1080626A
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liquid
nonionic surfactant
gas
oxygen
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JP9193721A
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Bruce Harrison Stephen
スティーブン・ブルース・ハリソン
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BOC Group Ltd
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    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/02Aerobic processes
    • C02F3/12Activated sludge processes
    • C02F3/1236Particular type of activated sludge installations
    • C02F3/1242Small compact installations for use in homes, apartment blocks, hotels or the like
    • C02F3/1247Small compact installations for use in homes, apartment blocks, hotels or the like comprising circular tanks with elements, e.g. decanters, aeration basins, in the form of segments, crowns or sectors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C02F3/02Aerobic processes
    • C02F3/12Activated sludge processes
    • C02F3/26Activated sludge processes using pure oxygen or oxygen-rich gas
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09K23/00Use of substances as emulsifying, wetting, dispersing, or foam-producing agents
    • C09K23/02Alkyl sulfonates or sulfuric acid ester salts derived from monohydric alcohols
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】水性液体中に酸素を分散および/または溶解さ
せる方法を提供する。 【解決手段】 酸素のような気体を、管40を経て管路
14内の水のような液体の乱流中に導入し、それによっ
て気泡に分散させる。気泡を含有する液体の該流れをノ
ズル34を経てある容積12の該液体中に導入する。溶
解を促進させるためにポンプ24によってある量の界面
活性剤を液体の該流れの中に導入する。この界面活性剤
は気泡の合体を阻止し、かつ(i)アルキル基が8から
18個の炭素原子を含有するエトキシル化分枝鎖状アル
キルアルコール、またはアルキル置換基が8から18個
の炭素原子を含有するエトキシル化分枝鎖状アルキル置
換フェノール類を含む少なくとも1種の非イオン界面活
性剤で、前記非イオン界面活性剤は8から20の範囲の
親水性親油性比(HLB)を有する非イオン界面活性剤
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体を処理する方法
に関し、特に、ただしこれに限定されないけれども、水
性液体中に酸素を分散および/または溶解させる方法に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】下水
や他の水性廃棄物を酸性化する公知の方法にはGB−A
−1,455,567に開示されている方法があり、該
特許には水性液体の流れを用い、該流れを加圧し、その
中に若干の気体を溶解させるように、加圧した乱流状態
の該流れの中に処理気体を導入し、ついで未溶解の気体
が、液体中に広範囲に分散してその中に溶解する微細泡
の形をなして液体のある容積に入るように、溶解および
未溶解の気体を含有する該流れをノズルを経て該液体の
該容積中に導入する工程を含む水性液体の処理法が開示
されている。この流れを気泡の担体として用いることに
よって、該流れの中に搬送される気体の量が該流れの中
に溶解できるだけの量に限られる場合よりも、はるかに
多量の気体を液体の主容積の流れの中にうまく搬送し
て、その中に溶解させることができる。それにもかかわ
らず、とくに液体の主容積における気泡の合体の結果と
して効率の若干の低下がある。気泡の合体は気相から液
相への物質移動を低下させ、液体の該容積の表面に上昇
して、排気流として大気中に発散する未溶解気体をもた
らす。界面活性剤が酸素の水中への溶解に影響を及ぼす
ことは公知である。たとえば、H.H.Daucher
の「Oxygen Transfer in Acti
vated SludgeBasins of Sew
age Treatment Plants」(Ge
r.Chem.Eng.,,(1978),pp28
2−289)と題する論文はジェット通気装置において
界面活性剤が存在すると酸素移動係数が減少することを
示している。しかし、驚くべきことに、本発明者らは、
このたび選択した界面活性剤が水性液体中への気体の溶
解を驚異的に高めることができることを見出した。
【0003】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、ある
容積の水性液体中に気体を分散および/または溶解させ
る方法において、 a) 該液体の流れの中に該気体の多数の離散泡を生成
させ、該気体を前記容積中に分散および/または溶解さ
せるように該流れを前記容積中に導入し、ついで b) ある量の界面活性剤を該液体中に導入し、それに
よって前記気泡の合体を阻止する工程を含み、さらに該
界面活性剤が(i)アルキル基が8から18個の炭素原
子を含有するエトキシル化分枝鎖状アルキルアルコー
ル、またはアルキル置換基が8から18個の炭素原子を
含有するエトキシル化分枝鎖状アルキル置換フェノール
類を含む少なくとも1種の非イオン界面活性剤で、前記
非イオン界面活性剤は8から20の範囲の親水性親油性
比(HLB)を有する非イオン界面活性剤、(ii)前記
非イオン界面活性剤の少なくとも1種のアニオン界面活
性剤誘導体、または(iii)(i)および(ii)の混合物
を含む 方法を提供する。
【0004】一般に、界面活性剤は気体の溶解に2つの
効果を有する。第1に、界面活性剤は泡の表面を横切る
界面物質移動を阻止する。この効果は物質移動を減少さ
せるように働き、したがって気体を溶解させ得る効率を
低下させる。第2に、界面活性剤は小気泡の合体を阻止
する。このような合体は気体の溶解効率を低下させる。
したがって、これら2つの効果は相互に競合して気体溶
解効率を向上または低下させる。本発明に用いるように
選択した界面活性剤は第1の効果に比べて第2の効果に
有利と思われる。
【0005】本発明による方法は水性液体、たとえば水
性生化学的酸素要求量を有する下水や他の種類の廃水、
たとえば下水または工業廃水処理プロセスからの活性汚
泥廃液の処理にとくに適している。
【0006】前記非イオン界面活性剤は親水性親油性比
が10から15の範囲にあるのが好ましく、11から1
4の範囲にあるのがさらに好ましい。
【0007】該非イオン界面活性剤はエトキシ基を、好
ましくは3から20個、より好ましくは3から10個含
有する。該アルコールは一価アルコールが好ましい。該
一価アルコールは第一級、第二級または第三級アルコー
ルであることができる。
【0008】前記非イオン界面活性剤の50から75重
量%はエトキシ基が付与されるのが好ましい。
【0009】該非イオン界面活性剤がアルコール類のエ
ーテルであるかフェノール類のエーテルであるかに関係
なく、そのアルキル基は主鎖から複数の分枝を得るのが
好ましい。各分枝はメチル基が好ましい。
【0010】該界面活性剤は、好ましくは最高30重量
ppm、より好ましくは最高20重量ppmの濃度で該
液体に添加される。
【0011】本発明による方法は、ある容積の液体中に
空気、酸素冨有空気または実質的に純粋な酸素を溶解さ
せるのに用いることができる。あるいはまた、該方法
は、たとえば液体から溶解気体を除去するために該液体
中にストリッピングガスを導入するのに用いることもで
きる。除去する気体によってストリッピングガスは空
気、酸素富有空気、窒素、アルゴン、酸素、または二酸
化炭素であることができる。
【0012】本発明による方法は、GB−A−1,45
5,567に開示されている方法によって液体を酸素化
する場合に用いるのにとくに適している。該方法では、
気泡を生成させるように前記流れの乱流領域中に該気体
を導入し、該流れは加圧下で流動し、ついで該気泡にせ
んだん力を作用させるように、該流れをノズルを経て液
体の該容積中に導入する。それによりこのせんだん力
は、該流れによってノズルに搬送される数多くの気泡の
大きさをさらに小さくする傾向がある。該流れは典型的
に液体自体の該容積から得られる。このような方法はい
わゆるジェット溶解法の1例であって、本発明はあらゆ
るジェット溶解法に有効と思われる。該界面活性剤は直
接酸素化する液体の該容積中に、または液体の流れを経
て導入することができる。
【0013】水性液体中の気体の分散または溶解を促進
するのに使用される最適の界面活性剤は、該液体のpH
含量、油脂グリース含量、液体の硬度、および有機固形
物、たとえば活性汚泥の濃度を含む多数の様々な因子に
よって異なる。したがって、あらゆる条件に対して最適
の選択となる単一の界面活性剤はない。たとえば、ある
非イオン界面活性剤を用いる場合に、気体溶解効率を最
大にするためには、水の硬度が大きいほど、界面活性剤
の各分子中に必要とされるエチレンオキシド単位の数を
多くする。他の例では、最適の結果を得るためには、水
性液体のpHが低いほど、該界面活性剤の各分子中のエ
チレンオキシド単位の数を少なくする。さらに他の例で
は、最高の気体溶解効率を得るためには、処理する水性
液体中の油脂グリース含量が多いほど、該非イオン界面
活性剤の親水性親油性比の値を大きくする。
【0014】さて添付図面を参照しながら実施例によっ
て本発明による方法を説明する。
【0015】図1について説明すると、ある容積12の
処理する液体を貯蔵するタンク10は、一端15がタン
ク10からの出口で終わり、他端がタンク10内に設置
されるノズル34で終わる管路14を含む側流酸素化装
置を備えている。ある供給量の界面活性剤18が管22
を経てポンプ16の上流の管路14領域と連通する貯蔵
槽20に貯蔵されている。管22には変速計量ポンプ2
4が設置されている。
【0016】ポンプ16の下流に、弁38を開くことに
よって加圧酸素源36と連通するように管路14を配設
することができる。操作時には、ポンプ16は管14を
流れる該側流の圧力を高めてその下流に直ちに加圧乱流
を生じさせる。この該乱流中に該酸素を導入して気泡に
分裂させる。該側流が数多くの微細酸素泡を搬送するの
に十分な酸素を供給する。該酸素泡および該界面活性剤
を含有する該側流はベンチュリ32を通ってノズル34
に流れる。さらに、必要ならば、該酸素流を、あるいは
ベンチュリ32のスロートに供給することもできる。必
要ならば、ベンチュリ32をポンプ16の出口近くに置
くことができる。界面活性剤、溶解酸素および未溶解酸
素泡を含有する水性液体の該加圧流は、気泡を分裂さ
せ、それによって気泡の大きさがさらに一層小さくなる
ようにせんだん力を気泡に加えるのに効果的なノズル3
4を経て水性液体の該容積12に入る。タンク10内に
は通常かなりの深さの液体がある。一方では、微細な気
泡は溶解する傾向がある。他方では、これらの気泡は合
体する傾向がある。合体は気泡をさらに溶解しにくく
し、液面に上昇して溶解せずに大気中にはいる気体の比
率を増すので好ましくない。
【0017】弁38は、弁調節器28を介して、該容積
12内の選択した位置に配設される溶解酸素センサー2
6と連動する。この弁調節器は弁12内の溶解酸素濃度
を選択したレベルまたは選択した範囲に保つようにプロ
グラムすることができる。したがって弁38は、溶解酸
素濃度が最低にまで低下すると開いて側流の酸素化を再
開始し、容積12内の溶解酸素濃度が選択した最大値に
達すると閉じて酸素化を停止する。酸素化を再開始する
と同時に計量ポンプ24を作動させることができ、酸素
化を停止すると同時に該ポンプ24の電源を断つことが
できる。
【0018】図2に示す装置は概ね図1に示すものと同
じで、両図面中同一部分は同一参照番号で示す。図2に
示す配置においては、管路14が省かれてポンプ16は
タンク10内の液体の該容積12中に浸漬されている。
ポンプ16は液体用の入口15および管路42用の出口
を有している。図2に示す装置において該側流に界面活
性剤を添加する装置は、ポンプ16出口の下流、ただし
ベンチュリ32の上流で界面活性剤を加える点を除けば
図1に示す装置と概ね同じである。酸素添加の上流で界
面活性剤を加えることができるようにするために管40
をベンチュリ32のスロートと連通させる。界面活性剤
の主な利点はタンク10内の気泡の合体を阻止すること
にあるけれども、ベンチュリ32の下流でノズル34の
上流の酸素泡の合体を阻止する場合に界面活性剤は同様
の効果を有するので、酸素の上流で界面活性剤を加える
のが有効である。
【0019】必要ならば、該界面活性剤を、処理する水
の側流からでなく、直接水(または生化学的酸素要求量
を有する水性廃棄物質)の該容積に加えることができ
る。
【0020】
【実施例】本発明を以下の実施例でさらに説明する。
【0021】実施例 図1および2に示す装置に実質的に類似した装置を用い
て5000mg/lの懸濁有機固形物を含有するある容
積の工業活性汚泥を酸素化した。
【0022】この汚泥は6.5のpH、5から10pp
mの油脂グリース含量、および400重量ppmの炭酸
カルシウム硬度を有した。酸素溶解効率(液体に溶解な
いしは消費される酸素の比率を意味する)に及ぼす効果
を評価するために種々の界面活性剤について実験を行っ
た。実験は60重量ppmまでの種々のレベルの界面活
性剤で行った。下記の界面活性剤を使用した。
【0023】1.8から18個の炭素原子を含有する一
価の分枝鎖状アルキルアルコールの種々のエトキシエー
テルで、該エーテルはそれぞれ(a)56重量%、
(b)62.5重量%、(c)66.5重量%、(d)
68重量%および(e)70.5重量%のエチレンオキ
シド単位を含有しかつそれぞれ11.2、12.5、1
3.3、13.6および14.1のHLBを有する。
【0024】2.約52.5重量%のエチレンオキシド
単位を含有し、非硫酸化エトキシエーテルアルキルフェ
ノールのHLBが約10.5である分枝鎖状C8ないし
18アルキルフェノールエトキシエーテルの硫酸ナトリ
ウム誘導体。
【0025】実験1(a)ないし1(e)の結果を図3
に示す。僅か10ppm程度の濃度の界面活性剤でさえ
も酸素溶解効率の顕著な増大を示すことがわかる。30
ppmでは殆どの実施例における該増大は2倍以上であ
る。しかし界面活性剤が約30ppmを超えると酸素溶
解効率が増大する割合は顕著ではなくなり、ついには最
高の効率に達する。
【0026】実験2の結果を、界面活性剤の濃度に対し
て相対酸素溶解効率をプロットしたグラフである図4に
示す。相対酸素溶解効率の実質的な増大は30重量pp
mの界面活性剤において得られる。しかし、該結果は、
この界面活性剤のさらに高濃度では相対酸素溶解効率の
増大がたとえあったとしても僅かであることを示してい
る。実験2で検討した界面活性剤は、実験1(a)ない
し1(e)で検討したものに比べて相対酸素溶解効率に
及ぼす効果は(まだ極めて顕著ではあるが)驚くべきほ
どのものではない。
【0027】最初に選択した界面活性剤の比較的僅かな
変化が相対酸素溶解効率を増大させる効果を実質的に低
下させる場合があり、また他種の界面活性剤が相対酸素
溶解効率に好ましくない効果を示す場合があることを示
す種々の比較実験も行った。
【0028】したがって以下の事が認められた。
【0029】(a) エトキシル化直鎖状C8−C18
ルキルアルコールの形をし、該非イオン界面活性剤のH
LBが8.3である第1の非イオン界面活性剤の硫酸ナ
トリウム誘導体は約1.43という最高相対酸素溶解効
率だけを示した。
【0030】(b) エトキシル化直鎖状C8−C18
ルキルアルコールの形をし、該非イオン界面活性剤のH
LBが10である第2の非イオン界面活性剤の硫酸ナト
リウム誘導体は約1.15という最高相対酸素溶解効率
だけを示した。
【0031】(c) アルキルベンゼンスルホン酸アミ
ン塩の形をしたアニオン界面活性剤は0.95から1.
0の範囲の相対酸素溶解効率を示し、すなわち相対酸素
溶解効率は若干低下した。
【0032】(d) スルホコハク酸ナトリウムの形を
したアニオン界面活性剤は相対酸素溶解効率を0.75
ないし0.80に低下させた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ある容積の液体を酸素化するのに適する第1の
装置の略断面図である。
【図2】ある容積の液体中に酸素を溶解させるのに適す
る第2の装置の略断面図である。
【図3】活性汚泥中の酸素の溶解効率に及ぼす種々の界
面活性剤の効果を示すグラフである。図面の図1および
2は一定の比率で縮尺したものではない。
【図4】活性汚泥中の酸素の溶解効率に及ぼす種々の界
面活性剤の効果を示すグラフである。図面の図1および
2は一定の比率で縮尺したものではない。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある容積の水性液体中に気体を分散およ
    び/または溶解させる方法において、 a) 該気体の多数の離散泡を、分散および/または溶
    解させる該液体の流れの中に生成させ、該気体を前記水
    性液体中に分散および/または溶解させるように、該流
    れを前記水性液体中に導入し;ついで b) ある量の界面活性剤を該液体中に導入し、それに
    よって前記気泡の合体を阻止する該工程を含み、さらに
    該界面活性剤が(i)該アルキル基が8から18個の炭
    素原子を含有するエトキシル化分枝鎖状アルキルアルコ
    ール、または該アルキル置換基が8から18個の炭素原
    子を含有するエトキシル化分枝鎖状アルキル置換フェノ
    ール類を含む少なくとも1種の非イオン界面活性剤で、
    前記非イオン界面活性剤は8から20の範囲の親水性親
    油性比(HLB)を有する非イオン界面活性剤、(ii)
    前記非イオン界面活性剤の少なくとも1種のアニオン界
    面活性剤誘導体、または(iii)(i)および(ii)の混
    合物を含む 方法。
  2. 【請求項2】 該非イオン界面活性剤が3から20個の
    エトキシ基を含有する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 該アルコールが一価アルキルアルコール
    で、該アルキルが主炭化水素鎖およびそれから生じる少
    なくとも2個の分枝を有する請求項1または2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 各分枝がメチル基である請求項3に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 該フェノール類の前記アルキル置換基が
    主炭化水素鎖およびそれから生じる少なくとも2個の分
    枝を有する請求項1または2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 各分枝がメチル基である請求項5に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 該非イオン界面活性剤が10から15の
    範囲の親水性親油性比を有する前記請求項中いずれか1
    つの項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 該アニオン界面活性剤がサルフェートま
    たはスルフォネートである前記請求項中いずれか1つの
    項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 界面活性剤の該量が、該液体中に30重
    量ppmまでの界面活性剤の濃度を示すような量である
    前記請求項中いずれか1つの項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 該気体が実質的に純粋な酸素または酸
    素富有空気である前記請求項中いずれか1つの項に記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 該気泡を形成するように該気体を前記
    流れの中の乱流領域に導入し、該流れは加圧下で流動
    し、さらに該気泡にせんだん力を作用させるように該流
    れをノズルから液体の該容積中に導入する前記請求項中
    いずれか1つの項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 ジェット溶解法により酸素の溶解効率
    を高める際の界面活性剤の使用において、該界面活性剤
    が(i)該アルキル基が8から18個の炭素原子を含有
    するエトキシル化分枝鎖状アルキルアルコール、または
    該アルキル基が8から18個の炭素原子を含有するエト
    キシル化分枝鎖状アルキル置換フェノール類を含む少な
    くとも1種の非イオン界面活性剤で、前記非イオン界面
    活性剤は8から20の範囲の親水性親油性比を有する非
    イオン界面活性剤、(ii)前記非イオン界面活性剤の少
    なくとも1種のアニオン界面活性剤誘導体、または(ii
    i)(i)および(ii)の混合物を含む使用。
JP9193721A 1996-07-19 1997-07-18 液体処理 Pending JPH1080626A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9615159.2 1996-07-19
GBGB9615159.2A GB9615159D0 (en) 1996-07-19 1996-07-19 Treatment of liquid

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1080626A true JPH1080626A (ja) 1998-03-31

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ID=10797160

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9193721A Pending JPH1080626A (ja) 1996-07-19 1997-07-18 液体処理

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5858069A (ja)
EP (1) EP0819652A3 (ja)
JP (1) JPH1080626A (ja)
AU (1) AU2870597A (ja)
CA (1) CA2209720A1 (ja)
GB (1) GB9615159D0 (ja)
NZ (1) NZ328298A (ja)
PL (1) PL321199A1 (ja)
ZA (1) ZA976350B (ja)

Cited By (4)

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