JPH1078931A - 資源管理方法および情報サービスシステム - Google Patents
資源管理方法および情報サービスシステムInfo
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- JPH1078931A JPH1078931A JP8233024A JP23302496A JPH1078931A JP H1078931 A JPH1078931 A JP H1078931A JP 8233024 A JP8233024 A JP 8233024A JP 23302496 A JP23302496 A JP 23302496A JP H1078931 A JPH1078931 A JP H1078931A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ネットワーク混雑時でも加入者に対してサービ
スを受ける保証を与えることができるＶＯＤ／ＩＯＤシ
ステムの実現を図る。 【解決手段】資源を管理するセッション・マネージャ１
３には、セッションやサービスを予約する機能が設けら
れており、加入者は事前にセッションやサービスについ
ての予約を行うことができる。さらに、複数のクライア
ント１４が同一または類似の予約をしている場合には、
それらの予約は、セッション・マネージャ１３によっ
て、共通の資源を利用する同報型のサービスに置換され
る。これにより、ネットワーク資源やサーバ資源を有効
利用し、他の加入者に対して空いた資源を利用したサー
ビスを提供できるようになる。
スを受ける保証を与えることができるＶＯＤ／ＩＯＤシ
ステムの実現を図る。 【解決手段】資源を管理するセッション・マネージャ１
３には、セッションやサービスを予約する機能が設けら
れており、加入者は事前にセッションやサービスについ
ての予約を行うことができる。さらに、複数のクライア
ント１４が同一または類似の予約をしている場合には、
それらの予約は、セッション・マネージャ１３によっ
て、共通の資源を利用する同報型のサービスに置換され
る。これにより、ネットワーク資源やサーバ資源を有効
利用し、他の加入者に対して空いた資源を利用したサー
ビスを提供できるようになる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、資源管理方法およ
び情報サービスシステムに関し、特にＶＯＤ（ビデオ・
オン・デマンド）／ＩＯＤ（インフォメーション・オン
・デマンド）システムにおけるネットワーク資源やサー
バ資源の資源管理方法および同管理方法が適用される情
報サービスシステムに関する。
び情報サービスシステムに関し、特にＶＯＤ（ビデオ・
オン・デマンド）／ＩＯＤ（インフォメーション・オン
・デマンド）システムにおけるネットワーク資源やサー
バ資源の資源管理方法および同管理方法が適用される情
報サービスシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ビデオ、オーディオのデジタル符
号化技術および広帯域ネットワーク技術の発展により、
これらを利用したアプリケーションの開発が盛んに行わ
れている。中でも、ＶＯＤ（ビデオ・オン・デマンド）
／ＩＯＤ（インフォメーション・オン・デマンド）シス
テムは、クライアントからの要求に応じてビデオや他の
各種情報をサーバからクライアントに提供するインタラ
クティブサービスとして注目されている。
号化技術および広帯域ネットワーク技術の発展により、
これらを利用したアプリケーションの開発が盛んに行わ
れている。中でも、ＶＯＤ（ビデオ・オン・デマンド）
／ＩＯＤ（インフォメーション・オン・デマンド）シス
テムは、クライアントからの要求に応じてビデオや他の
各種情報をサーバからクライアントに提供するインタラ
クティブサービスとして注目されている。
【０００３】これらＶＯＤ／ＩＯＤシステムでは、通
常、セッションマネージャと称される、ネットワーク等
の資源管理機能が利用されている。セッションマネージ
ャの機能は、現在標準化作業が進められているＤＳＭ−
ＣＣ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｔｒａｇｅ Ｍｅｄｉａ Ｃ
ｏｍｍａｎｄ ＆ Ｃｏｎｔｒｏｌ：ＩＳＯ／ＩＥＣ１
３８１８−６）というプロトコルで規格化が進められて
いるが、その基本機能は次の通りである。
常、セッションマネージャと称される、ネットワーク等
の資源管理機能が利用されている。セッションマネージ
ャの機能は、現在標準化作業が進められているＤＳＭ−
ＣＣ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｔｒａｇｅ Ｍｅｄｉａ Ｃ
ｏｍｍａｎｄ ＆ Ｃｏｎｔｒｏｌ：ＩＳＯ／ＩＥＣ１
３８１８−６）というプロトコルで規格化が進められて
いるが、その基本機能は次の通りである。
【０００４】すなわち、セッションマネージャは、ネッ
トワーク資源の利用状況を管理しており、クライアント
からのセッション（接続）要求を受け付けると、そのと
きのネットワーク資源等の空き状況を調べる。空きがあ
ればセッションの設定を行ってクライアントとサーバを
接続するが、空きが無い場合にはセッションは設定され
ずクライアントにエラーが通知される。
トワーク資源の利用状況を管理しており、クライアント
からのセッション（接続）要求を受け付けると、そのと
きのネットワーク資源等の空き状況を調べる。空きがあ
ればセッションの設定を行ってクライアントとサーバを
接続するが、空きが無い場合にはセッションは設定され
ずクライアントにエラーが通知される。
【０００５】通常、ネットワーク資源は複数のクライア
ントによって共有されているため、混雑する時間帯にお
いては、セッション設定が行われず、加入者はＶＯＤ／
ＩＯＤのサービスを受けることができないという事態が
頻繁に発生する。
ントによって共有されているため、混雑する時間帯にお
いては、セッション設定が行われず、加入者はＶＯＤ／
ＩＯＤのサービスを受けることができないという事態が
頻繁に発生する。
【０００６】また、ネットワーク資源だけでなく、サー
バについてもその処理能力は有限であるため、同時に提
供可能なサービス数には限界がある。このため、ネット
ワーク資源だけでなく、サーバ資源（処理能力）に空き
が無い場合にも、加入者はＶＯＤ／ＩＯＤのサービスを
受けることができなくなる。
バについてもその処理能力は有限であるため、同時に提
供可能なサービス数には限界がある。このため、ネット
ワーク資源だけでなく、サーバ資源（処理能力）に空き
が無い場合にも、加入者はＶＯＤ／ＩＯＤのサービスを
受けることができなくなる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のＶＯＤ／ＩＯＤシステムにおいては、複数の加入者が
ネットワーク等の資源を共有しているため、混雑する時
間帯においては、加入者はサービスを受けることができ
ないことがあった。また、サーバが同時に提供可能なサ
ービス数にも限界があり、サービス要求が多発している
ときには、新たなサービス要求が受け付けられなくなる
という問題がある。
のＶＯＤ／ＩＯＤシステムにおいては、複数の加入者が
ネットワーク等の資源を共有しているため、混雑する時
間帯においては、加入者はサービスを受けることができ
ないことがあった。また、サーバが同時に提供可能なサ
ービス数にも限界があり、サービス要求が多発している
ときには、新たなサービス要求が受け付けられなくなる
という問題がある。
【０００８】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
ので、サーバに対する接続を事前に予約できるようにし
て、ネットワーク混雑時でも加入者に対してサービスを
受ける保証を与えることが可能な資源管理方法および情
報サービスシステムを提供することを目的とする。
ので、サーバに対する接続を事前に予約できるようにし
て、ネットワーク混雑時でも加入者に対してサービスを
受ける保証を与えることが可能な資源管理方法および情
報サービスシステムを提供することを目的とする。
【０００９】また、本発明は、複数の加入者それぞれの
予約に対するサービスを同報サービスとしてまとめられ
るようにし、ネットワーク資源やサーバ資源の有効利用
を図ることができる資源管理方法および情報サービスシ
ステムを提供することを目的とする。
予約に対するサービスを同報サービスとしてまとめられ
るようにし、ネットワーク資源やサーバ資源の有効利用
を図ることができる資源管理方法および情報サービスシ
ステムを提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
接続されたクライアントとサーバとを有し、クライアン
トから要求された情報を、サーバからクライアントに提
供する情報サービスシステムにおける資源管理方法であ
って、各クライアントからの接続予約要求を受け付け、
その受け付けた接続予約要求に基づいて、ネットワーク
資源の利用スケジュールを管理し、新たな接続予約要求
が発行されたとき、その接続予約要求で指定された時間
帯における前記ネットワーク資源の利用状況に基づいて
その接続予約要求の受け付けが可能であるか否かを判定
し、受け付けた接続予約要求に対して、サーバとの通信
のための接続を保証できるようにしたことを特徴とす
る。
接続されたクライアントとサーバとを有し、クライアン
トから要求された情報を、サーバからクライアントに提
供する情報サービスシステムにおける資源管理方法であ
って、各クライアントからの接続予約要求を受け付け、
その受け付けた接続予約要求に基づいて、ネットワーク
資源の利用スケジュールを管理し、新たな接続予約要求
が発行されたとき、その接続予約要求で指定された時間
帯における前記ネットワーク資源の利用状況に基づいて
その接続予約要求の受け付けが可能であるか否かを判定
し、受け付けた接続予約要求に対して、サーバとの通信
のための接続を保証できるようにしたことを特徴とす
る。
【００１１】この資源管理方法においては、例えばセッ
ションマネージャなどによって実現される通常のネット
ワーク資源管理機能に加えて、予約の機能が追加されて
いる。この予約機能は、セッションの設定によるサーバ
との接続についての予約を加入者から事前に受け付ける
ためのものであり、ネットワーク資源の利用状況は、現
在の状況だけでなく、各クライアントからの接続予約要
求に基づいて、時間をパラメタとしてスケジュール管理
される。このようにネットワーク資源の利用スケジュー
ルを管理することにより、新たな接続予約要求がクライ
アントから発行された時には、その接続予約要求で指定
された時間帯におけるネットワーク資源の利用状況を調
べることにより、その接続予約要求の受け付けが可能で
あるか否かを判別することができる。これにより、加入
者は事前に接続の予約を行うことにより、サービスを受
ける保証を得ることができる。
ションマネージャなどによって実現される通常のネット
ワーク資源管理機能に加えて、予約の機能が追加されて
いる。この予約機能は、セッションの設定によるサーバ
との接続についての予約を加入者から事前に受け付ける
ためのものであり、ネットワーク資源の利用状況は、現
在の状況だけでなく、各クライアントからの接続予約要
求に基づいて、時間をパラメタとしてスケジュール管理
される。このようにネットワーク資源の利用スケジュー
ルを管理することにより、新たな接続予約要求がクライ
アントから発行された時には、その接続予約要求で指定
された時間帯におけるネットワーク資源の利用状況を調
べることにより、その接続予約要求の受け付けが可能で
あるか否かを判別することができる。これにより、加入
者は事前に接続の予約を行うことにより、サービスを受
ける保証を得ることができる。
【００１２】また、ネットワーク資源だけでなく、それ
に代えて、あるいはそれに加えて、サーバ資源の利用ス
ケジュールを管理することにより、加入者は事前に要求
するサービス自体を予約することが可能となる。
に代えて、あるいはそれに加えて、サーバ資源の利用ス
ケジュールを管理することにより、加入者は事前に要求
するサービス自体を予約することが可能となる。
【００１３】また、本発明は、ネットワーク接続された
クライアントとサーバとを有し、クライアントから要求
された情報を、サーバからクライアントに提供する情報
サービスシステムにおける資源管理方法であって、各ク
ライアントからのサービス予約要求を受け付け、複数の
クライアントから予約された同一または類似のサービス
要求を、ネットワーク資源およびサーバ資源を共有する
１つの同報サービスに置換し、前記予約された複数のサ
ービス要求を同報サービスによって処理できるようにし
たことを特徴とする。
クライアントとサーバとを有し、クライアントから要求
された情報を、サーバからクライアントに提供する情報
サービスシステムにおける資源管理方法であって、各ク
ライアントからのサービス予約要求を受け付け、複数の
クライアントから予約された同一または類似のサービス
要求を、ネットワーク資源およびサーバ資源を共有する
１つの同報サービスに置換し、前記予約された複数のサ
ービス要求を同報サービスによって処理できるようにし
たことを特徴とする。
【００１４】この資源管理方法によれば、複数の加入者
によって同一あるいは類似のサービスが予約されている
場合に、それらのサービスが同報型のサービスに置き換
えられる。これにより複数の加入者に対するサービスを
同一ネットワーク資源およびサーバ資源を利用して行う
ことが可能となる。したがって、資源の有効利用を図る
ことができ、またこれによって空きができた資源を別の
サービス提供のために活用することができる。
によって同一あるいは類似のサービスが予約されている
場合に、それらのサービスが同報型のサービスに置き換
えられる。これにより複数の加入者に対するサービスを
同一ネットワーク資源およびサーバ資源を利用して行う
ことが可能となる。したがって、資源の有効利用を図る
ことができ、またこれによって空きができた資源を別の
サービス提供のために活用することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図１には、本発明の一実施形態に係
るＶＯＤシステムが示されている。このＶＯＤシステム
は、加入者１５による操作に応じた要求をネットワーク
１１を介してクライアント１４からＶＯＤサーバ１２に
送ることによって、動画などの情報転送サービスをイン
タラクティブに提供するものである。
施形態を説明する。図１には、本発明の一実施形態に係
るＶＯＤシステムが示されている。このＶＯＤシステム
は、加入者１５による操作に応じた要求をネットワーク
１１を介してクライアント１４からＶＯＤサーバ１２に
送ることによって、動画などの情報転送サービスをイン
タラクティブに提供するものである。
【００１６】ネットワーク１１は、このＶＯＤシステム
において情報伝達を実現するためのものであり、有限の
資源（バンド幅等）を有している。各ＶＯＤサーバ１２
は、クライアント１４によって要求されたサービスを提
供するためのものである。個々のサーバ１２は、それら
の持つ資源（処理能力等）が有限であるために、サービ
スする能力に限界がある。たとえば同時にサービス可能
なクライアント数などが規定されているなどである。
において情報伝達を実現するためのものであり、有限の
資源（バンド幅等）を有している。各ＶＯＤサーバ１２
は、クライアント１４によって要求されたサービスを提
供するためのものである。個々のサーバ１２は、それら
の持つ資源（処理能力等）が有限であるために、サービ
スする能力に限界がある。たとえば同時にサービス可能
なクライアント数などが規定されているなどである。
【００１７】セッション・マネージャ１３は、ネットワ
ーク１１の資源、またはネットワーク１１と各サーバ１
２の資源を管理し、クライアント１４からのセッション
（接続）あるいは、セッションとサービスの要求を受け
付ける役目を果たしている。すなわち、セッション・マ
ネージャ１３は、ネットワーク１１とサーバ１２それぞ
れの資源を管理していて、クライアント１４からのセッ
ション／サービス開始の要求に応じられる場合には、そ
れらに必要な資源を確保し、クライアント１４に対し
て、セッション／サービス開始の可否の通知を返す。ク
ライアント１４は加入者１５が直接操作するセットトッ
プボックスなどの端末であり、サービスを受ける機器で
ある。
ーク１１の資源、またはネットワーク１１と各サーバ１
２の資源を管理し、クライアント１４からのセッション
（接続）あるいは、セッションとサービスの要求を受け
付ける役目を果たしている。すなわち、セッション・マ
ネージャ１３は、ネットワーク１１とサーバ１２それぞ
れの資源を管理していて、クライアント１４からのセッ
ション／サービス開始の要求に応じられる場合には、そ
れらに必要な資源を確保し、クライアント１４に対し
て、セッション／サービス開始の可否の通知を返す。ク
ライアント１４は加入者１５が直接操作するセットトッ
プボックスなどの端末であり、サービスを受ける機器で
ある。
【００１８】本実施形態においては、セッション・マネ
ージャ１３は、さらに、予約機能と、その予約機能によ
って予約された複数のクライアントからのサービス要求
を同報サービスに置き換えて処理する同報サービス置換
機能を有している。
ージャ１３は、さらに、予約機能と、その予約機能によ
って予約された複数のクライアントからのサービス要求
を同報サービスに置き換えて処理する同報サービス置換
機能を有している。
【００１９】（予約機能）予約機能は、セッションの設
定によるサーバとの接続やサービスについての予約を加
入者から事前に受け付けるためのものである。加入者１
５がクライアント１４を通じてセッションまたはサービ
スの予約をする場合は、クライアント１４とセッション
・マネージャ１３との会話によって予約が成立する。こ
の会話の途中で、セッション・マネージャ１３はサーバ
１２と会話する場合もある。セッション・マネージャ１
３が、各クライアント１４が指定したセッションまたは
サービスを、指定された時間帯に提供できると判断した
場合には、予約が成立する。予約が成立すると、予約の
詳細な情報がセッション・マネージャ１３内に記憶さ
れ、クライアント１４に対しては予約成立の通知が送ら
れる。
定によるサーバとの接続やサービスについての予約を加
入者から事前に受け付けるためのものである。加入者１
５がクライアント１４を通じてセッションまたはサービ
スの予約をする場合は、クライアント１４とセッション
・マネージャ１３との会話によって予約が成立する。こ
の会話の途中で、セッション・マネージャ１３はサーバ
１２と会話する場合もある。セッション・マネージャ１
３が、各クライアント１４が指定したセッションまたは
サービスを、指定された時間帯に提供できると判断した
場合には、予約が成立する。予約が成立すると、予約の
詳細な情報がセッション・マネージャ１３内に記憶さ
れ、クライアント１４に対しては予約成立の通知が送ら
れる。
【００２０】（同報サービス置換機能）この機能は、複
数のクライアント１４からの同一または類似のサービス
の予約が成立している場合に、それらの予約されたサー
ビスを、条件に応じてある１つの共通のサービスに置換
する機能である。共通のサービスとは、放送のような同
報型のサービスである。条件としては、例えば、同一の
コンテンツ、かつほぼ同一の日時、かつそれらが一定の
予約数以上であるというものである。このような同報型
サービスに置換することによって、クライアント毎のサ
ービスに占有されるサーバ資源およびネットワークが共
通化され資源の節約になり、これにより空きができた資
源を他のサービスに利用することが可能となり、多数の
加入者がサービスを受けることができるようになる。
数のクライアント１４からの同一または類似のサービス
の予約が成立している場合に、それらの予約されたサー
ビスを、条件に応じてある１つの共通のサービスに置換
する機能である。共通のサービスとは、放送のような同
報型のサービスである。条件としては、例えば、同一の
コンテンツ、かつほぼ同一の日時、かつそれらが一定の
予約数以上であるというものである。このような同報型
サービスに置換することによって、クライアント毎のサ
ービスに占有されるサーバ資源およびネットワークが共
通化され資源の節約になり、これにより空きができた資
源を他のサービスに利用することが可能となり、多数の
加入者がサービスを受けることができるようになる。
【００２１】以上の予約機能および同報サービス置換機
能の実現のために、セッション・マネージャ１３には、
予約受け付け処理部１３１、時間帯別リソース管理テー
ブル１３２、および予約リスト１３３が設けられてい
る。
能の実現のために、セッション・マネージャ１３には、
予約受け付け処理部１３１、時間帯別リソース管理テー
ブル１３２、および予約リスト１３３が設けられてい
る。
【００２２】予約受け付け処理部１３１は、時間帯別リ
ソース管理テーブル１３２を利用した資源管理と予約リ
スト１３３を用いた予約管理を行う。時間帯別リソース
管理テーブル１３２を利用した資源管理では、現在の資
源の利用状況だけでなく、将来に亘る資源の利用スケジ
ュールが管理される。この利用スケジュールは、各クラ
イアント１４からのセッション予約／サービス予約の状
況に基づき、時間をパラメタとして管理される。時間帯
別リソース管理テーブル１３２の一例を図２に示す。
ソース管理テーブル１３２を利用した資源管理と予約リ
スト１３３を用いた予約管理を行う。時間帯別リソース
管理テーブル１３２を利用した資源管理では、現在の資
源の利用状況だけでなく、将来に亘る資源の利用スケジ
ュールが管理される。この利用スケジュールは、各クラ
イアント１４からのセッション予約／サービス予約の状
況に基づき、時間をパラメタとして管理される。時間帯
別リソース管理テーブル１３２の一例を図２に示す。
【００２３】図２においては、時間帯別リソース管理テ
ーブル１３２は、時間Ｔ１からＴ２までの時間帯におけ
る各ネットワーク資源（リソース１、リソース２、リソ
ース３、リソース４）の利用状況を管理するリソース管
理テーブル１３２ａ、時間Ｔ２からＴ３までの時間帯に
おける各ネットワーク資源（リソース１、リソース２、
リソース３、リソース４）の利用状況を管理するリソー
ス管理テーブル１３２ｂ、および時間Ｔ３からＴ４まで
の時間帯における各ネットワーク資源（リソース１、リ
ソース２、リソース３、リソース４）の利用状況を管理
するリソース管理テーブル１３２ｃ、などから構成され
ている。これら各テーブルにおいては、各ネットワーク
資源について使用可能な総容量と、使用中資源量および
空き資源量とが管理される。ここで、使用中資源量と
は、既に予約が成立しているセッションの設定に要され
る資源量である。このように時間をパラメタとしてネッ
トワーク資源およびサーバ資源の利用スケジュールを管
理することにより、セッション予約／サービス予約で指
定された時間帯におけるネットワーク資源およびサーバ
資源の空き状況を調べることが可能となり、これによっ
て予約の可否判定を行うことができる。
ーブル１３２は、時間Ｔ１からＴ２までの時間帯におけ
る各ネットワーク資源（リソース１、リソース２、リソ
ース３、リソース４）の利用状況を管理するリソース管
理テーブル１３２ａ、時間Ｔ２からＴ３までの時間帯に
おける各ネットワーク資源（リソース１、リソース２、
リソース３、リソース４）の利用状況を管理するリソー
ス管理テーブル１３２ｂ、および時間Ｔ３からＴ４まで
の時間帯における各ネットワーク資源（リソース１、リ
ソース２、リソース３、リソース４）の利用状況を管理
するリソース管理テーブル１３２ｃ、などから構成され
ている。これら各テーブルにおいては、各ネットワーク
資源について使用可能な総容量と、使用中資源量および
空き資源量とが管理される。ここで、使用中資源量と
は、既に予約が成立しているセッションの設定に要され
る資源量である。このように時間をパラメタとしてネッ
トワーク資源およびサーバ資源の利用スケジュールを管
理することにより、セッション予約／サービス予約で指
定された時間帯におけるネットワーク資源およびサーバ
資源の空き状況を調べることが可能となり、これによっ
て予約の可否判定を行うことができる。
【００２４】また、図３に示すように、各ネットワーク
資源（リソース１、リソース２、リソース３、リソース
４、…）毎に、時間帯とその時間帯における資源の使用
状況（使用中、空き）を管理してもよい。
資源（リソース１、リソース２、リソース３、リソース
４、…）毎に、時間帯とその時間帯における資源の使用
状況（使用中、空き）を管理してもよい。
【００２５】図２または図３の構造を持つ資源管理テー
ブルは、ネットワーク資源だけでなく、サーバ資源につ
いても同様にして構築される。図１の予約リスト１３３
には、予約成立したセッション予約／サービス予約が登
録される。この予約リスト１３３の一例を図４に示す。
図４に示されているように、予約リスト１３３において
は、各予約毎に、使用するサーバＩＤ、クライアントＩ
Ｄ、セッションまたはサービスの開始時刻、終了時刻、
予約内容の実施に必要なリソース名リスト、予約された
サービスの種類を特定するためのサービスＩＤなどが登
録される。図４に登録された予約リスト１３３に登録さ
れた予約の内、サービス開始時刻および終了時刻、およ
びサービス内容が同一または類似の予約については、図
５の同報用予約リストに再登録される。この同報用予約
リストには、同報サービス毎に、使用するサーバＩＤ、
同報サービスを受ける複数のクライアントＩＤ、セッシ
ョンおよびサービスの開始時刻、終了時刻、予約内容の
実施に必要なリソース名リスト、予約されたサービスの
種類を特定するためのサービスＩＤなどが登録される。
ブルは、ネットワーク資源だけでなく、サーバ資源につ
いても同様にして構築される。図１の予約リスト１３３
には、予約成立したセッション予約／サービス予約が登
録される。この予約リスト１３３の一例を図４に示す。
図４に示されているように、予約リスト１３３において
は、各予約毎に、使用するサーバＩＤ、クライアントＩ
Ｄ、セッションまたはサービスの開始時刻、終了時刻、
予約内容の実施に必要なリソース名リスト、予約された
サービスの種類を特定するためのサービスＩＤなどが登
録される。図４に登録された予約リスト１３３に登録さ
れた予約の内、サービス開始時刻および終了時刻、およ
びサービス内容が同一または類似の予約については、図
５の同報用予約リストに再登録される。この同報用予約
リストには、同報サービス毎に、使用するサーバＩＤ、
同報サービスを受ける複数のクライアントＩＤ、セッシ
ョンおよびサービスの開始時刻、終了時刻、予約内容の
実施に必要なリソース名リスト、予約されたサービスの
種類を特定するためのサービスＩＤなどが登録される。
【００２６】次に、図６のフローチャートを参照して、
セッション・マネージャ１３の予約受け付け処理部１３
１による予約受け付け処理手順を説明する。クライアン
ト１４から新たな予約要求が発生すると（ステップＳ１
１）、予約受け付け処理部１３１は、予約リスト１３３
を参照して、時間、コンテンツなどについて同一または
類似した内容の予約が既に登録されているか否かを調べ
る（ステップＳ１２、Ｓ１３）。同一または類似した内
容の予約が登録されてない場合には新たな予約要求は単
一処理すべき予約として扱われ、また同一または類似し
た内容の予約が既に登録されている場合には新たな予約
要求は他の要求と一緒に同報処理すべき予約として扱わ
れる（ステップＳ１４、Ｓ１５）。
セッション・マネージャ１３の予約受け付け処理部１３
１による予約受け付け処理手順を説明する。クライアン
ト１４から新たな予約要求が発生すると（ステップＳ１
１）、予約受け付け処理部１３１は、予約リスト１３３
を参照して、時間、コンテンツなどについて同一または
類似した内容の予約が既に登録されているか否かを調べ
る（ステップＳ１２、Ｓ１３）。同一または類似した内
容の予約が登録されてない場合には新たな予約要求は単
一処理すべき予約として扱われ、また同一または類似し
た内容の予約が既に登録されている場合には新たな予約
要求は他の要求と一緒に同報処理すべき予約として扱わ
れる（ステップＳ１４、Ｓ１５）。
【００２７】この後、単一処理すべき予約、または同報
処理すべき予約で指定された時間帯における資源の空き
状態が時間帯別リソース管理テーブル１３２を参照する
ことによって調べられ、セッション設定・サービス提供
に必要なリソースを確保できるか否かが判断される（ス
テップＳ１６）。
処理すべき予約で指定された時間帯における資源の空き
状態が時間帯別リソース管理テーブル１３２を参照する
ことによって調べられ、セッション設定・サービス提供
に必要なリソースを確保できるか否かが判断される（ス
テップＳ１６）。
【００２８】セッション設定・サービス提供に必要なリ
ソースを確保できる場合には、予約リスト１３３にその
予約が登録されるとともに、該当するクライアント１４
に対して予約成立が通知され（ステップＳ１７）、また
リソースを確保でき無い場合には予約の不成立が該当す
るクライアント１４に対して通知される（ステップＳ１
８）。
ソースを確保できる場合には、予約リスト１３３にその
予約が登録されるとともに、該当するクライアント１４
に対して予約成立が通知され（ステップＳ１７）、また
リソースを確保でき無い場合には予約の不成立が該当す
るクライアント１４に対して通知される（ステップＳ１
８）。
【００２９】次に、予約されたセッションまたはサービ
スの開始時刻に行われるコマンドシーケンスについて説
明する。まず、図７を参照して、セッション・マネージ
ャ１３によってコマンドシーケンスが起動される場合に
ついて説明する。
スの開始時刻に行われるコマンドシーケンスについて説
明する。まず、図７を参照して、セッション・マネージ
ャ１３によってコマンドシーケンスが起動される場合に
ついて説明する。
【００３０】セッション・マネージャ１３は、予約され
たセッションまたはサービスの開始時刻になると、予約
内容に基づいて該当するサーバ１２およびクライアント
１４に対してそれぞれセッション設立指示（Ｓｅｓｓｉ
ｏｎ Ｓｅｔ Ｕｐ Ｉｎｄｉｃａｔｉｏｎ）を発行
し、サーバ１２とクライアント１４との通信に必要なリ
ンクをその間に設定する。セッション設立指示に対する
応答（Ｒｅｓｐｏｎｓｅ）が返送されないときには、セ
ッション設立指示の発行処理が何度か再試行される。セ
ッション設立によってサーバ１２とクライアント１４が
接続されると、以降は、クライアント１４とサーバ１２
間で直接通信が行われ、クライアント１４からサーバ１
２に対するサービス要求や、その要求に応答したサーバ
１２からクライアント１２への画像転送などが行われ
る。
たセッションまたはサービスの開始時刻になると、予約
内容に基づいて該当するサーバ１２およびクライアント
１４に対してそれぞれセッション設立指示（Ｓｅｓｓｉ
ｏｎ Ｓｅｔ Ｕｐ Ｉｎｄｉｃａｔｉｏｎ）を発行
し、サーバ１２とクライアント１４との通信に必要なリ
ンクをその間に設定する。セッション設立指示に対する
応答（Ｒｅｓｐｏｎｓｅ）が返送されないときには、セ
ッション設立指示の発行処理が何度か再試行される。セ
ッション設立によってサーバ１２とクライアント１４が
接続されると、以降は、クライアント１４とサーバ１２
間で直接通信が行われ、クライアント１４からサーバ１
２に対するサービス要求や、その要求に応答したサーバ
１２からクライアント１２への画像転送などが行われ
る。
【００３１】次に、図８を参照して、クライアントから
コマンドシーケンスが起動される場合の動作について説
明する。クライアント１４は、予約されたセッションま
たはサービスの開始時刻になると、セッション・マネー
ジャ１３に対してセッション設立要求（Ｓｅｓｓｉｏｎ
Ｓｅｔ Ｕｐ Ｒｅｑｕｅｓｔ）を発行する。セッショ
ン・マネージャ１３は、予約内容に従ってサーバ１２に
対してセッション設立指示（ＳｅｓｓｉｏｎＳｅｔ Ｕ
ｐ Ｉｎｄｉｃａｔｉｏｎ）を発行し、サーバ１２とク
ライアント１４との通信に必要なリンクを設定する。こ
の後、セッション・マネージャ１３は、クライアント１
２に対してセッション設立状態を通知してその設立内容
を確認させる（Ｓｅｓｓｉｏｎ Ｓｅｔ Ｕｐ Ｃｏｎ
ｆｉｒｍ）。セッション設立によってサーバ１２とクラ
イアント１４が接続されると、以降は、クライアント１
４とサーバ１２間で直接通信が行われ、クライアント１
４からサーバ１２に対するサービス要求や、その要求に
応答したサーバ１２からクライアント１２への画像転送
などが行われる。
コマンドシーケンスが起動される場合の動作について説
明する。クライアント１４は、予約されたセッションま
たはサービスの開始時刻になると、セッション・マネー
ジャ１３に対してセッション設立要求（Ｓｅｓｓｉｏｎ
Ｓｅｔ Ｕｐ Ｒｅｑｕｅｓｔ）を発行する。セッショ
ン・マネージャ１３は、予約内容に従ってサーバ１２に
対してセッション設立指示（ＳｅｓｓｉｏｎＳｅｔ Ｕ
ｐ Ｉｎｄｉｃａｔｉｏｎ）を発行し、サーバ１２とク
ライアント１４との通信に必要なリンクを設定する。こ
の後、セッション・マネージャ１３は、クライアント１
２に対してセッション設立状態を通知してその設立内容
を確認させる（Ｓｅｓｓｉｏｎ Ｓｅｔ Ｕｐ Ｃｏｎ
ｆｉｒｍ）。セッション設立によってサーバ１２とクラ
イアント１４が接続されると、以降は、クライアント１
４とサーバ１２間で直接通信が行われ、クライアント１
４からサーバ１２に対するサービス要求や、その要求に
応答したサーバ１２からクライアント１２への画像転送
などが行われる。
【００３２】次に、図９乃至図１２を参照して、同報サ
ービス置換機能の具体例について説明する。例えば、図
１のクライアントＣ１，Ｃ２，Ｃ３がそれぞれ次の予約
をしているものとする。
ービス置換機能の具体例について説明する。例えば、図
１のクライアントＣ１，Ｃ２，Ｃ３がそれぞれ次の予約
をしているものとする。
【００３３】 Ｃ１：１月１０日 ２１：００〜２３：００ 映画Ａ …サービスＳ１ Ｃ２：１月１０日 ２１：１０〜２３：１０ 映画Ａ …サービスＳ２ Ｃ３：１月１０日 ２１：１０〜２３：１０ 映画Ａ …サービスＳ３ セッション・マネージャ１がこれらのサービスの予約を
管理する場合には、図９に示すような管理テーブルが前
述のリソース管理テーブル１３２として用いられる。図
９の横軸は時刻、縦軸はサービスに要する資源を表して
いる。資源には、ネットワーク資源やサーバ資源がある
ため、複数の管理テーブルが必要となる。
管理する場合には、図９に示すような管理テーブルが前
述のリソース管理テーブル１３２として用いられる。図
９の横軸は時刻、縦軸はサービスに要する資源を表して
いる。資源には、ネットワーク資源やサーバ資源がある
ため、複数の管理テーブルが必要となる。
【００３４】図１０は、予約通りにサービスが提供され
た場合の、各サービスが同時に提供されている時間帯の
資源利用状況を図示したものである。この図１０から明
らかなように、この状態では３つのサービスＳ１，Ｓ
２，Ｓ３は別々の資源を占有していることがわかる。
た場合の、各サービスが同時に提供されている時間帯の
資源利用状況を図示したものである。この図１０から明
らかなように、この状態では３つのサービスＳ１，Ｓ
２，Ｓ３は別々の資源を占有していることがわかる。
【００３５】そこで、サービスが開始される前にセッシ
ョン・マネージャ１３が、これら３つのサービスＳ１，
Ｓ２，Ｓ３を同報型の１つのサービスＳ４に置き換え
る。置き換えられたサービスは、共通の資源を利用す
る。図１１は置き換えられた後のリソース管理テーブル
である。図９に比較して、占有資源が減り、１クライア
ント当たりのコストが削減され、空いた資源を他のサー
ビスに利用可能になったことがわかる。
ョン・マネージャ１３が、これら３つのサービスＳ１，
Ｓ２，Ｓ３を同報型の１つのサービスＳ４に置き換え
る。置き換えられたサービスは、共通の資源を利用す
る。図１１は置き換えられた後のリソース管理テーブル
である。図９に比較して、占有資源が減り、１クライア
ント当たりのコストが削減され、空いた資源を他のサー
ビスに利用可能になったことがわかる。
【００３６】図１２は、サービス中の資源の利用状況を
示したものである。図１０に比較してネットワーク資
源、サーバ資源ともに節約されていることがわかる。こ
うしたサービスの置き換えによって、サービスの内容に
変更が生じる場合には、置き換える前に、クライアント
の了解をとっておく必要がある。上記の例ではサービス
Ｓ１の時刻が変更になっているため、置き換える前にク
ライアントの了解を得るか、サービスを予約する段階で
変動時間帯を設定しておくか、あるいは、セッション・
マネージャ１３が共通のサービスを設定した後、各クラ
イアントに対して、サービス置換の案内を出し、置換に
応じたクライアントのみを置換するようにするなどの処
理を行うことが好ましい。
示したものである。図１０に比較してネットワーク資
源、サーバ資源ともに節約されていることがわかる。こ
うしたサービスの置き換えによって、サービスの内容に
変更が生じる場合には、置き換える前に、クライアント
の了解をとっておく必要がある。上記の例ではサービス
Ｓ１の時刻が変更になっているため、置き換える前にク
ライアントの了解を得るか、サービスを予約する段階で
変動時間帯を設定しておくか、あるいは、セッション・
マネージャ１３が共通のサービスを設定した後、各クラ
イアントに対して、サービス置換の案内を出し、置換に
応じたクライアントのみを置換するようにするなどの処
理を行うことが好ましい。
【００３７】なお、以上の説明では、ＶＯＤサービスシ
ステムを例にとったが、この実施形態の予約機能および
同報サービス置換機能は、画像転送サービスのみなら
ず、他の各種情報サービスシステムに対して適用するこ
とができる。また、ここでは、セッション・マネージャ
１３がサーバ資源も管理する場合を説明したが、セッシ
ョン・マネージャ１３は、ネットワーク資源のみを管理
し、サーバ１２がサーバ資源を管理してもよい。
ステムを例にとったが、この実施形態の予約機能および
同報サービス置換機能は、画像転送サービスのみなら
ず、他の各種情報サービスシステムに対して適用するこ
とができる。また、ここでは、セッション・マネージャ
１３がサーバ資源も管理する場合を説明したが、セッシ
ョン・マネージャ１３は、ネットワーク資源のみを管理
し、サーバ１２がサーバ資源を管理してもよい。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
セッション・マネージャに予約の機能を持たせたことに
より、加入者が事前にサービスを受ける保証を得ること
ができる。また、同一または類似のサービスを同報型の
サービスに置き換えることにより、１クライアント当た
りのコストが削減されるとともに、これによって空いた
資源を他に利用可能になり、多数の加入者がサービスを
受けることができるようになる。
セッション・マネージャに予約の機能を持たせたことに
より、加入者が事前にサービスを受ける保証を得ること
ができる。また、同一または類似のサービスを同報型の
サービスに置き換えることにより、１クライアント当た
りのコストが削減されるとともに、これによって空いた
資源を他に利用可能になり、多数の加入者がサービスを
受けることができるようになる。
【図１】本発明の一実施形態に係るＶＯＤシステムの構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図２】同実施形態のＶＯＤシステムで使用されるリソ
ース管理テーブルの第１の例を示す図。
ース管理テーブルの第１の例を示す図。
【図３】同実施形態のＶＯＤシステムで使用されるリソ
ース管理テーブルの第２の例を示す図。
ース管理テーブルの第２の例を示す図。
【図４】同実施形態のＶＯＤシステムで使用される予約
リストの第１の例を示す図。
リストの第１の例を示す図。
【図５】同実施形態のＶＯＤシステムで使用される予約
リストの第２の例を示す図。
リストの第２の例を示す図。
【図６】同実施形態のＶＯＤシステムにおける予約受け
付け処理の手順を示すフローチャート。
付け処理の手順を示すフローチャート。
【図７】同実施形態のＶＯＤシステムにおいて予約で指
定された時間に実行されるコマンドシーケンスの第１の
例を示す図。
定された時間に実行されるコマンドシーケンスの第１の
例を示す図。
【図８】同実施形態のＶＯＤシステムにおいて予約で指
定された時間に実行されるコマンドシーケンスの第２の
例を示す図。
定された時間に実行されるコマンドシーケンスの第２の
例を示す図。
【図９】同実施形態のＶＯＤシステムにいくつかの予約
が設定された場合のリソース管理テーブルの一例を模式
的に示す図。
が設定された場合のリソース管理テーブルの一例を模式
的に示す図。
【図１０】同実施形態のＶＯＤシステムにおける資源の
利用状況を模式的に示す図。
利用状況を模式的に示す図。
【図１１】同実施形態のＶＯＤシステムにおけるサービ
ス置換機能を利用した場合のリソース管理テーブルの内
容の変化を示す図。
ス置換機能を利用した場合のリソース管理テーブルの内
容の変化を示す図。
【図１２】同実施形態のＶＯＤシステムにおけるサービ
ス置換機能を利用した場合の資源の利用状況を模式的に
示す図。
ス置換機能を利用した場合の資源の利用状況を模式的に
示す図。
１１…ネットワーク、１２…サーバ、１３…セッション
・マネージャ、１４…クライアント、１５…加入者、１
３１…予約受け付け処理部、１３２…時間帯別リソース
管理テーブル、１３３…予約リスト。
・マネージャ、１４…クライアント、１５…加入者、１
３１…予約受け付け処理部、１３２…時間帯別リソース
管理テーブル、１３３…予約リスト。
Claims (6)
- 【請求項１】 ネットワーク接続されたクライアントと
サーバとを有し、クライアントから要求された情報を、
サーバからクライアントに提供する情報サービスシステ
ムにおける資源管理方法であって、 各クライアントからの接続予約要求を受け付け、その受
け付けた接続予約要求に基づいて、ネットワーク資源の
利用スケジュールを管理し、 新たな接続予約要求が発行されたとき、その接続予約要
求で指定された時間帯における前記ネットワーク資源の
利用状況に基づいてその接続予約要求の受け付けが可能
であるか否かを判定し、 受け付けた接続予約要求に対してサーバとの接続を保証
できるようにしたことを特徴とする資源管理方法。 - 【請求項２】 ネットワーク接続されたクライアントと
サーバとを有し、クライアントから要求された情報を、
サーバからクライアントに提供する情報サービスシステ
ムにおける資源管理方法であって、 各クライアントからのサービス予約要求を受け付け、そ
の受け付けたサービス予約要求に基づいて、サーバ資源
の利用スケジュールを管理し、 新たなサービス予約要求が発行されたとき、そのサービ
ス予約要求で指定された時間帯における前記サーバ資源
の利用状況に基づいて、そのサービス予約要求の受け付
けが可能であるか否かを判定し、 受け付けたサービス予約要求に対してサービスの提供を
保証できるようにしたことを特徴とする資源管理方法。 - 【請求項３】 ネットワーク接続されたクライアントと
サーバとを有し、クライアントから要求された情報を、
サーバからクライアントに提供する情報サービスシステ
ムにおける資源管理方法であって、 各クライアントからのサービス予約要求を受け付け、 複数のクライアントから予約された同一または類似のサ
ービス要求を、ネットワーク資源およびサーバ資源を共
有する１つの同報サービスに置換し、 前記予約された複数のサービス要求を同報サービスによ
って処理できるようにしたことを特徴とする資源管理方
法。 - 【請求項４】 ネットワーク接続されたクライアントと
サーバとを有し、クライアントから要求された情報を、
サーバからクライアントに提供する情報サービスシステ
ムにおいて、 各クライアントからの接続予約要求に基づいて、ネット
ワーク資源の利用スケジュールを管理するネットワーク
資源管理手段と、 新たな接続予約要求が発行されたとき、その接続予約要
求で指定された時間帯における前記ネットワーク資源の
利用状況に基づいてその接続予約要求の受け付けが可能
であるか否かを判定する手段とを具備し、 受け付けた接続予約要求に対してはサーバとの接続を保
証できるように構成されていることを特徴とする情報サ
ービスシステム。 - 【請求項５】 ネットワーク接続されたクライアントと
サーバとを有し、クライアントから要求された情報を、
サーバからクライアントに提供する情報サービスシステ
ムにおいて、 各クライアントからのサービス予約要求に基づいて、サ
ーバ資源の利用スケジュールを管理するサーバ資源管理
手段と、 新たなサービス予約要求が発行されたとき、そのサービ
ス予約要求で指定された時間帯における前記サーバ資源
の利用状況に基づいてそのサービス予約要求の受け付け
が可能であるか否かを判定する手段とを具備し、 受け付けたサービス予約要求に対してはサービスの提供
を保証できるように構成されていることを特徴とする情
報サービスシステム。 - 【請求項６】 ネットワーク接続されたクライアントと
サーバとを有し、クライアントから要求された情報を、
サーバからクライアントに提供する情報サービスシステ
ムにおいて、 各クライアントからのサービス予約要求を受け付けるサ
ービス予約受け付け手段と、 このサービス予約受け付け手段で受け付けられた複数の
クライアントからの同一または類似のサービス要求を、
ネットワーク資源およびサーバ資源を共有する１つの同
報サービスに置換する手段とを具備することを特徴とす
る情報サービスシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8233024A JPH1078931A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 資源管理方法および情報サービスシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8233024A JPH1078931A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 資源管理方法および情報サービスシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1078931A true JPH1078931A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16948616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8233024A Pending JPH1078931A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 資源管理方法および情報サービスシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1078931A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1083503A2 (en) * | 1999-09-07 | 2001-03-14 | Hitachi, Ltd. | Method and system for providing an on-line service and computer readable storage medium |
| WO2002019123A1 (en) * | 2000-08-31 | 2002-03-07 | Sony Corporation | Server use method, server use reservation management apparatus, and program storage medium |
| JP2002353963A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-06 | Nec Corp | メッセージ配送システム、方法、およびプログラム |
| JP2003333574A (ja) * | 2002-05-16 | 2003-11-21 | Bb Cable Corp | Ｖｏｄコンテンツ配信システム、ｖｏｄコンテンツ配信方法、ｖｏｄコンテンツ配信及び番組放送システム、ｖｏｄコンテンツ配信及び番組放送方法、ｖｏｄコンテンツ配信及び番組コンテンツのマルチキャスト配信システム、ｖｏｄコンテンツ配信及び番組コンテンツのマルチキャスト配信方法、及びその方法をコンピュータに実行させるプログラム |
| KR100846517B1 (ko) * | 2000-08-31 | 2008-07-17 | 소니 가부시끼 가이샤 | 서버의 사용예약방법, 예약관리장치 및 프로그램 격납매체 |
| US7856468B2 (en) | 2000-08-31 | 2010-12-21 | Sony Corporation | Server reservation method, reservation control apparatus and program storage medium |
| JP2011095899A (ja) * | 2009-10-28 | 2011-05-12 | Kddi Corp | コンテンツ配信方法およびネットワークならびにコンテンツ配信制御サーバ |
| US8209734B2 (en) | 1998-07-14 | 2012-06-26 | Sony Corporation | Data transmission control method, data transmitting method, data transmitting apparatus, and receiving apparatus |
| US10374875B2 (en) | 2016-03-02 | 2019-08-06 | Fujitsu Limited | Resource management device, resource management system, and computer-readable recording medium |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP8233024A patent/JPH1078931A/ja active Pending
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US7856468B2 (en) | 2000-08-31 | 2010-12-21 | Sony Corporation | Server reservation method, reservation control apparatus and program storage medium |
| US9992184B2 (en) | 2000-08-31 | 2018-06-05 | Sony Corporation | Method of using server, server reservation control apparatus and program storage medium |
| US9800566B2 (en) | 2000-08-31 | 2017-10-24 | Sony Corporation | Method of using server, server reservation control apparatus and program storage medium |
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| KR100846517B1 (ko) * | 2000-08-31 | 2008-07-17 | 소니 가부시끼 가이샤 | 서버의 사용예약방법, 예약관리장치 및 프로그램 격납매체 |
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| US10374875B2 (en) | 2016-03-02 | 2019-08-06 | Fujitsu Limited | Resource management device, resource management system, and computer-readable recording medium |
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