JPH1078320A - 配管経路検知方法と装置 - Google Patents

配管経路検知方法と装置

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JPH1078320A
JPH1078320A JP23265296A JP23265296A JPH1078320A JP H1078320 A JPH1078320 A JP H1078320A JP 23265296 A JP23265296 A JP 23265296A JP 23265296 A JP23265296 A JP 23265296A JP H1078320 A JPH1078320 A JP H1078320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
buried pipe
moving body
electromagnetic wave
piping route
Prior art date
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Pending
Application number
JP23265296A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsushima
寛 松島
Mitsuo Sato
光夫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinwa Kogyo Inc
Shinwa Industry Co Ltd
Ikeno Tsuuken KK
Original Assignee
Shinwa Kogyo Inc
Shinwa Industry Co Ltd
Ikeno Tsuuken KK
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Publication date
Application filed by Shinwa Kogyo Inc, Shinwa Industry Co Ltd, Ikeno Tsuuken KK filed Critical Shinwa Kogyo Inc
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Publication of JPH1078320A publication Critical patent/JPH1078320A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工事現場を広範囲に掘り返さなくても既設の
埋設管の配管経路を確認できる配管経路検知方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】 電磁波10を発信する移動体7を埋設管
6の一端から他端に向かって移動させ、地上の側では、
検出器本体12が電磁波10を検知しながら移動体7を
追尾してその移動経路を記録する。記録はスプレー式塗
料缶21から路面27にマーキングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地面を掘り返すこと
なく埋設管の配管経路を確認する配管経路検知方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】新しい配管を埋設しようとする場合や、
既設の埋設管の一部を修理しようとする場合などには、
その工事現場に既設されている埋設管の配管経路を確認
したい場合がある。
【0003】従来では、既設の埋設管の一端と他端の場
所とからその埋設管の途中は、どのあたりを通って敷設
されているか想像し、既設の埋設管の一部を修理する場
合には、ここだと思われる個所の地面を掘り返して工事
個所を捜し出すことが行われているが、工事個所が見つ
からない場合には、広い範囲を掘り返すことになる。
【0004】また、新しい配管を埋設しようとする場合
には、想像した既設配管に衝突しないと思われる地面を
掘り返しながら敷設場所を確保することが行われている
が、既設の埋設管に衝突した場合には別の個所に新しい
配管を通すように、掘り返し場所を変更する必要があ
る。
【0005】本発明に近い従来例としては、地面を掘り
返すことなく埋設管が何の配管(下水管,ガス,……
…)であるかを確認する埋設物認識方法が存在してい
る。この従来の埋設物認識方法は、図5に示すように構
成されている。
【0006】従来では、マイクロチップ技術を利用して
小型のデータキャリアが各種の分野で使用されている。
この例では、埋設管6の種類が情報として書き込まれた
データキャリアが、埋設管6の近傍位置に埋設してある
施工例である。
【0007】データキャリア1は、アンテナコイルと主
制御部とメモリなどを内蔵している。このデータキャリ
ア1は別に用意された質問器2と対で使用される。外部
の質問器2からの質問信号を前記アンテナコイルで受信
したデータキャリア1は、先ず、質問信号の搬送波電力
を整流平滑して自己の内部で必要としている電力を賄
い、内蔵のメモリに書き込まれている情報を前記アンテ
ナコイルから質問器2に向かって応答信号として送信す
る。
【0008】データキャリア1からの応答信号をアンテ
ナコイル3を介して受信した質問器2は、応答信号を信
号処理回路4で復調して前記情報5を入手することがで
きる。この情報5を識別することによって埋設管6の種
類などを認識することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、データキャリ
ア1と質問器2との組み合わせで、埋設されているデー
タキャリア1から情報を読み出す従来の技術では、埋設
管6の配管経路を直接に検出することはできない。
【0010】本発明は工事現場を広範囲に掘り返さなく
ても既設の埋設管の配管経路を確認できる配管経路検知
方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の配管経路検知方
法は、埋設管の側では、電磁波を発信する移動体を前記
埋設管の一端から他端に向かって移動させ、地上の側で
は、前記の電磁波を検知しながら前記移動体を追尾しな
がら移動体の移動経路を記録することを特徴とする。
【0012】この本発明によると、移動体を追尾しなが
ら記録した経路を見ることによって埋設管の配管経路を
確認できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の配管経路検知方法
を図1〜図4に示す具体的な実施例に基づいて説明す
る。
【0014】図1は既設の埋設管6の少なくとも一端6
aが開口している場合の実施の形態である。合成樹脂製
の埋設管6の中には一端6aから移動体としてのスライ
ダー7が入れられる。このスライダー7には、ジンバル
8を介して発信器9が取り付けられている。発信器9は
80kHzの搬送波を特定周波数の信号で変調した電磁
波10を連続して送信する。
【0015】このスライダー7の後部には、移動手段と
しての長尺の鋼板11の先端が接続されている。したが
って、鋼板11を埋設管6に挿入することによってスラ
イダー7が埋設管6の他端に向かって移動する。
【0016】なお、鋼板11は巻き取り可能な帯状の薄
板で、端面形状は円弧状に湾曲している。地上側には、
発信器9の電磁波10を受信する機能を持った検知器本
体12が設けられている。図2に示すように検知器本体
12は、電磁波10をアンテナコイル13で受けて、同
調回路14と受信回路15と検波回路16を介して受信
復調し、前記の特定周波数の信号を抽出し、この抽出し
た信号を増幅器17で増幅して、そのレベルを指示計1
8で表示している。
【0017】また、検知器本体12には、マーキング手
段としてのスプレー装置19が取り付けられている。こ
のスプレー装置19は、噴出口20を路面に向けて取り
付けられたスプレー式塗料缶21と、中央がピン22で
検知器本体12に回動自在に枢支され先端がスプレー式
塗料缶21のスプレーボタン23に当接するレバー装置
24と、レバー装置24の基端部に連結された電磁ソレ
ノイド25と、電磁ソレノイド25の電源回路を開閉す
る押しボタンスイッチ26とで構成されている。
【0018】このように構成したため、図3に示すよう
な作業手順で配管経路を検出できる。#1で埋設管6の
一端にスライダー7を挿入し、#2では地上側で検知器
本体12を動かせてスライダー7を探す。検知器本体1
2がスライダー7に近づくと指示計18の針18aの振
れが大きくなり、遠のくと指示計18の針18aの振れ
が小さくなる。使用者は指示計18の針の振れからスラ
イダー7の位置を判断し、#3で針18aの振れが最大
に達したと判定したときに、使用者が手動で押しボタン
26を押すと電磁ソレノイド25に通電され、レバー装
置24を介してスプレーボタン23が押圧されてスプレ
ー式塗料缶21から路面27に塗料が噴射されてマーキ
ングマーク280 が付けられる。
【0019】つぎに#5では鋼板11を所定距離だけ押
し込んでスライダー7を移動させて#2〜#5を繰り返
して順にマーキングマーク281 ,〜288 ,………を
得る。
【0020】このように構成したため、指示計18を見
ながら、車輪12aの付いた手押し車形の検知器本体1
2を地上で移動させてスライダー7を探査し、現在位置
のスライダー7を見付けるたびに押しボタン26を操作
してマーキングし、スライダー7を所定距離だけ進める
操作を繰り返すことによって、図4に示すように路上に
付けられたマーキングマーク281 ,〜288 ,………
を辿ることによって使用者が配管経路を確認できる。
【0021】また、発信器9を支持するジンバル8は、
図2に詳しく示すように互いに直交する軸8a,8bで
揺動自在に支持された内輪29aと外輪29bと支持枠
29cを介してスライダー7に取り付けられており、埋
設管6の内部でスライダー7の姿勢が傾いても発信器9
が地上にむけて電磁波10を輻射するように構成されて
いる。
【0022】上記の実施の形態では、移動手段は、鋼板
11を介してスライダー7を所定距離だけ押し込むこと
によってスライダー7を移動させたが、埋設管6の少な
くとも他端6bが開口している場合には、スライダー7
の先端7aに鋼板11または一般的な索体を接続して#
5では規定距離づつ鋼板11または一般的な索体を巻き
取って移動させたり、車輪7bをモータで駆動させて自
走式に構成することもできる。
【0023】上記の各実施の形態では、マーキングは押
しボタン26を使用者が手動操作することによって実施
されるとしたが、指示計18に入力されている信号レベ
ルが規定レベル以上に、または規定レベル以上に一定時
間以上連続している状態を電気的に検出して所定時間だ
けスプレーボタン23を押圧してマーキングするように
構成することもできる。
【0024】上記の各実施の形態では、指示計18で信
号レベルを表示するだけであったが、信号レベルがピー
クになった状態を電気的に検出してブザー等の報知手段
を作動させて報知することもできる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によると、埋設管の
側では、電磁波を発信する移動体を前記埋設管の一端か
ら他端に向かって移動させ、地上の側では、前記の電磁
波を検知しながら前記移動体を追尾しながら移動体の移
動経路を記録するので、工事現場などで配管経路を確認
したい既設管に移動体を挿入して地上側でその移動体の
いちを探査するだけで配管経路を確認できる。
【0026】また、移動体から連続波を送信する場合に
は、地上からの移動体の探査をスムーズに行うことがで
きる。また、地上側では、時々の移動体の位置を確認す
るたびに路面にマーキングすることによって、マーキン
グマークを辿ることによって配管経路を明確に表示でき
る。
【0027】また、配管経路検知装置を、埋設管の内部
を通過可能な大きさで電磁波を発生する移動体と、前記
移動体からの電磁波を受信する受信部と路面にマーキン
グするマーキング手段とを搭載した検知器本体と、前記
移動体を埋設管の一端から他端に向かって移動させる移
動手段とで構成することによって上記の配管経路検知方
法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管経路検知方法の具体例を示す断面
【図2】同実施の形態の発信器の支持構造と検出器本体
の構成図
【図3】同実施の形態の作業手順を示すフローチャート
【図4】同実施の形態のマーキング結果を示す平面図
【図5】本発明に近い従来例の説明図
【符号の説明】
6 埋設管 7 スライダー〔移動体〕 8 ジンバル 9 発信器 10 電磁波 11 鋼板〔移動手段〕 12 検知器本体 15 受信回路 18 指示計 19 スプレー装置〔マーキング手段〕 26 押しボタンスイッチ 27 路面 280 ,281 ,282 ,………288 マーキング
マーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋設管の側では、電磁波を発信する移動
    体を前記埋設管の一端から他端に向かって移動させ、地
    上の側では、前記の電磁波を検知しながら前記移動体を
    追尾しながら移動体の移動経路を記録する配管経路検知
    方法。
  2. 【請求項2】 移動体は連続波を送信する請求項1記載
    の配管経路検知方法。
  3. 【請求項3】 地上側では、時々の移動体の位置を検出
    するたびに路面にマーキングする請求項1記載の配管経
    路検知方法。
  4. 【請求項4】埋設管の内部を通過可能な大きさで電磁波
    を発生する移動体と、 前記移動体からの電磁波を受信する受信部と路面にマー
    キングするマーキング手段とを搭載した検知器本体と、 前記移動体を埋設管の一端から他端に向かって移動させ
    る移動手段とを有する配管経路検知装置。
JP23265296A 1996-09-03 1996-09-03 配管経路検知方法と装置 Pending JPH1078320A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23265296A JPH1078320A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 配管経路検知方法と装置

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ID=16942663

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JP (1) JPH1078320A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6597175B1 (en) * 1999-09-07 2003-07-22 Halliburton Energy Services, Inc. Electromagnetic detector apparatus and method for oil or gas well, and circuit-bearing displaceable object to be detected therein
JP2010521672A (ja) * 2007-03-13 2010-06-24 サルタスビュー テクノロジーズ,エルエルシー マーキングシステムおよび位置および/または時間追跡を備えた方法
KR20200110940A (ko) * 2019-03-18 2020-09-28 오훈 관망도의 배관구조 확인장치 및 그 확인방법

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JP2010521672A (ja) * 2007-03-13 2010-06-24 サルタスビュー テクノロジーズ,エルエルシー マーキングシステムおよび位置および/または時間追跡を備えた方法
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050308

A02 Decision of refusal

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Effective date: 20050628