JPH1077874A - 流体の流れ検出装置 - Google Patents

流体の流れ検出装置

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JPH1077874A
JPH1077874A JP8255483A JP25548396A JPH1077874A JP H1077874 A JPH1077874 A JP H1077874A JP 8255483 A JP8255483 A JP 8255483A JP 25548396 A JP25548396 A JP 25548396A JP H1077874 A JPH1077874 A JP H1077874A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車エンジンのシリンダー内に吸入される
空気量の検出を正確に行うことができなかった。 【解決手段】 半導体基板に第1、第2及び第3の熱検
知素子18、19、20とヒータ21とを設ける。第1
及び第2の熱検知素子18、19を空気の流れ方向にお
けるヒータ21の一方の側と他方の側に分けて配置す
る。ヒータ21の温度は一定になるように第3の熱検知
素子20の出力に基づいて帰還制御する。第1及び第2
の熱検知素子18、19の温度差に基づいて空気の流れ
の方向を検出する。空気量はヒータ21に対する供給電
力量に基づいて検出する。この空気量を空気の流れ方向
の出力で補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車エンジンのシリン
ダーに吸入される空気の流れを検出するために好適な流
体の流れ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジンのシリンダー内に吸入さ
れる空気量を検出するための流体の流れ検出装置とし
て、図1のようにヒートレジスタを使用した検出装置は
公知である。図1の検出装置は、円筒状のボディ部(吸
気管)1内にインターダクト2を介してヒートレジスタ
(ヒ−タ)3が配置された構造となっている。ボディ部
1の開口部4側から吸入された空気はネット5で整流さ
れた後にヒートレジスタ3を冷却する。ヒートレジスタ
3には、図示は省略しているが、帰還制御によって温度
が一定となるように外部より電力が供給されている。従
って、吸入空気量(風速×空気密度×吸気管断面積)は
外部から供給される電力量を測定することにより検出す
ることができる。この検出装置で検出された空気量はコ
ンピュータに送られ、エンジン制御に利用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の検出
装置では、エンジンスタート時にはヒートレジスタ3が
十分に加熱されるまでに比較的長い時間を要するため、
この間は空気の吸入量を正確に検出することができな
い。ヒートレジスタ3の加熱を速やかに行うためには、
ヒートレジスタ3の寸法、特に厚みを減少する必要があ
るが、機械的な強度を考慮すると150μm程度が限度
である。また、ヒートレジスタ3付近での一時的な空気
の逆流による空気の振動が生ずると吸入空気量の検出に
誤差が生ずるという欠点もあった。
【0004】そこで、本願発明は、上述のような欠点を
解決することができる流体の流れ検出装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、ヒータと、前記ヒータの一方の側に配置さ
れた第1の熱検知素子と、前記ヒータの前記一方の側と
は反対の他方の側に配置された第2の熱検知素子とを有
し、前記ヒータの一方の側から前記ヒータの他方の側に
向う流体の第1の流れ方向と前記ヒータの他方の側から
前記ヒータの一方の側に向う第2の流れ方向とを前記第
1及び第2の熱検知素子の出力に基づいて検出するよう
に構成された流体の流れ検出装置に係わるものである。
なお、請求項2に示すように、ヒータの温度を検知する
ための第3の熱検知素子を設け、これを使用してヒータ
の温度を一定にするように帰還制御し、ヒータの供給電
力に基づいて流量を求めることができる。また、請求項
3に示すように、ヒータ、第1及び第2の熱検知素子を
半導体基板に形成することができる。
【0006】
【発明の作用及び効果】各請求項の発明によれば、第1
及び第2の熱検知素子の出力に基づいて流体の流れ方向
を検出することができる。即ち、第1及び第2の熱検知
素子はヒータの一方の側と他方の側とに分けて配置され
ている。従って、ある温度の流体が第1の熱検知素子、
ヒータ、第2の熱検知素子の順の第1の方向に流れる
と、第2の熱検知素子はヒータで加熱された流体の温度
を検知することになり、第1の熱検知素子よりも高い温
度を示す出力を発生する。逆に、第2の熱検知素子、ヒ
ータ、第1の熱検知素子の順の第2の方向に流れると、
第1の熱検知素子は第2の熱検知素子よりも高い温度を
示す出力を発生する。この結果、流体の流れ方向を容易
に検出することが可能になる。また、請求項2の発明に
よれば、流量と流れ方向との両方を容易に検出すること
ができる。また、請求項3の発明によれば、半導体基板
にヒータ、少なくとも第1及び第2の熱検知素子を形成
するので、周知の半導体の微細加工技術(エッチング
等)によって十分に薄く形成することができ、ヒータ、
第1及び第2の熱検知素子の熱容量を十分に小さくする
ことができ、流れ方向、流量の測定を迅速に開始するこ
とが可能になる。
【0007】
【実施例】次に、図2〜図6を参照して本発明の実施例
に係わる自動車エンジンのシリンダー内に吸入される空
気量及び流れ方向を検出するための流体の流れ検出装置
を説明する。
【0008】流れ検出装置のセンサ部10は、図2に示
すように、流れ検出用素子又はセンサチップとしての集
積化半導体チップ11と、パイレックスガラスから成る
台座12と、外部リード13と、Auワイヤ14と、上
カバー15及び下カバー16から構成されるカバー17
とから成る。
【0009】集積化半導体チップ11は、図3及び図4
から明らかなように第1、第2及び第3の熱検知素子1
8、19、20とヒータ21とを含む。この半導体チッ
プ11を更に詳しく説明すると、第1〜第3の熱検知素
子18〜20及びヒータ21はシリコン半導体基板22
に形成された半導体素子によって形成されている。半導
体基板22は中央に薄板領域(肉薄領域又はダイアフラ
ム領域)23を有し、この薄板領域23を囲むようにこ
れよりも厚い肉厚領域24を有し、中央下面に凹部が形
成されている。肉厚領域24は薄板領域23の機械的補
強機能を有し、台座12に対して接合材(図示せず)で
固着されている。
【0010】第1、第2及び第3の熱検知素子18、、
19、20はPN接合ダイオードであって、半導体基板
は22のP形領域25の中に不純物拡散によって形成さ
れたN形領域18a、19a、20aとP形領域18
b、19b、20bとから成る。ヒータ21は抵抗素子
であって、P形領域25に不純物拡散で形成されたN形
領域21aから成る。
【0011】図4に示すように半導体基板22の上面に
は絶縁膜26が設けられており、ここに開口が形成され
ており、第1〜第3の熱検知素子18〜20及びヒータ
21の各半導体領域に接続された電極(図示せず)が設
けられている。また、絶縁膜26の上には図3に示す端
子27、28、29、30、31、32、33、34が
設けられており、各端子27〜34は配線導体35によ
って各素子の電極に接続されている。なお、図3では図
面を簡略化するために図4に示した絶縁膜26が省か
れ、また配線導体35が一本の線で示されている。
【0012】センサチップとしての半導体チップ11を
支持している台座12は板状に形成されており、中央部
分に貫通孔12aが設けられている。この貫通孔12a
は半導体基板22の薄板領域23に対向しており、後述
の外部リード13のマウント部13aに隣接する空間3
6と下カバー16に設けられた貫通孔16aに通じて、
半導体チップ11の下面と台座12の間の空間を素子外
部雰囲気につなげて、この空間に空気を閉じ込めないよ
うにするために設けられたものである。なお、もし空間
内に空気が閉じ込められると温度変化により空気が膨
張、収縮し特性変動をきたす虞れがあるが、本実施例で
はこれが防止されている。外部リード13は、チップ1
1を支持している台座12を固着するためのマウント部
13aと外部導出リード部13bから構成されている。
台座12は接着剤12aによってマウント部13aに固
着されている。外部リード13は複数本設けられてお
り、各外部リードの外部導出リード部13bとチップ1
1の端子27〜34との間はワイヤ14によって周知の
ワイヤボンディング法で接続されている。絶縁物質から
成る上カバー15は空気を流すための空気ガイド溝37
を有している。空気ガイド溝37は、チップ11の少な
くとも薄板領域23を外部に露出させるように空気の流
れ方向の一方から他方に延伸しており、図5から明らか
なように上カバー15の一方の側面から他方の側面まで
達している。絶縁物質から成る下カバー16には、前述
のように、貫通孔16aが設けられている。なお、外部
リード13はリードフレームを切断することによって形
成されている。
【0013】センサチップ即ち半導体チップ11は、図
3に示すように流れ方向検出回路38、ヒータ温度検出
回路39及びヒータ制御駆動回路40に接続されてい
る。ヒータ制御駆動回路40には電力供給量検出手段4
1が接続されている。空気量補正手段42には流れ方向
検出回路38と電力供給量検出手段41が接続されてい
る。
【0014】流れ方向検出回路38は第1及び第2の熱
検出素子18、19に接続されており、図3のA−A線
に沿って矢印43で示す第1の方向に空気が流れている
か、矢印44で示す第1の方向とは逆の第2の方向に流
れているかを検出するものである。第1〜第3の熱検知
素子18、19、20はPN接合ダイオードであるの
で、この順方向電圧Vf の値はその温度Tによって変化
する。順方向電圧Vf の温度係数は約−2.2mV/℃
である。従って、第1〜第3の熱検知素子18、19、
20としてのダイオードの順方向電圧を検出するとその
温度を知ることができる。そこで、流れ方向検出回路3
8は第1及び第2の熱検知素子18、19としての2つ
のダイオードの順方向電圧検出回路と2つのダイオード
順方向電圧検出回路の出力の大小を比較して方向を判定
する手段とを含む。この実施例では図3のA−A線上に
第1の熱検知素子18とヒータ21と第2の熱検知素子
19とが順次に配置されている。ヒータ21は空気を暖
めるので、第1及び第2の熱検知素子18、19の内で
風下になった方の素子の温度が風上になった方の素子の
温度よりも高くなる。第1及び第2の熱検知素子18、
19の温度をT1 、T2 とすれば、T1 <T2 の時には
矢印43で示すように空気は図3で左から右に流れてい
ることになり、T1 >T2 の時には矢印44で示すよう
に空気は図3で右から左に流れていることになる。な
お、第1及び第2の熱検知素子18、19のダイオード
の順方向電圧をVf1、Vf2とすれば、Vf1>Vf2の時に
矢印43で示す第1の方向の流れであり、Vf1<Vf2の
時に矢印44で示す第2の方向の流れである。従って、
流れ方向検出回路38における流れ方向判定手段は、V
f1とVf2とを比較し、Vf1>Vf2の時に第1の流れ方向
を示す出力、Vf1<Vf2の時に第2の流れ方向を示す出
力を空気量補正手段42に送る。
【0015】第3の熱検知素子20は、ヒータ21に接
近配置されている。この第3の熱検知素子20に接続さ
れた温度検出回路39は、第3の熱検知素子20として
のダイオードの順方向電圧Vf を測定し、これに基づい
てヒータ21の温度を示す信号を出力する。このヒータ
21の温度はヒータの帰還制御に使用される。
【0016】ヒータ温度検出回路39とヒータ21との
間に接続されたヒータ制御駆動回路40は、ヒータ21
の温度を一定値に保つようにヒータ21に対する供給電
力を自動制御即ちフィードバック制御するものである。
ヒータ21上に空気を流すとヒータ21は空気によって
冷却される。空気の流れによってヒータ21から奪われ
る熱量は風速及び空気密度に依存する。空気通路を流れ
る空気量は次式で示すことができる。 空気量=空気通路断面積×風速×空気密度 従って、ヒータ21から奪われる熱量によって空気量を
知ることができる。ヒータ21の温度は一定に制御され
ているので、ヒータ21から奪われる熱量はヒータ21
に対する供給電力量によって検出することができる。ヒ
ータ制御駆動回路40に接続された電力供給量検出手段
41は、ヒータ21に対する電力供給量を検出し、この
電力供給量に基づいて空気量を示す出力を発生する。
【0017】空気の流れが常に矢印43で示す第1の流
れ方向であれば、電力供給量検出手段41で得た電力供
給量即ち空気量をそのままエンジンの吸気制御データと
して使用することができる。即ち、エンジンの吸入され
る酸素量は、ほぼ次式で求められる。 酸素量=吸入空気量×21% しかし、流れ検出装置10の付近で一時的に空気の逆流
が生じ、空気の振動が生じることがある。ヒータ21は
空気の流れの方向に関係なく冷却されるので、この時の
ヒータ21への電力供給量のみに基づいて空気量を決定
すると誤差が発生する。図3の空気量補正手段42は上
記誤差を補正するために設けられている。
【0018】流れ検出装置10は、図6に原理的に示す
ように、少なくとも空気ガイド溝37が空気通路を形成
する吸入管1の内部に位置し、空気ガイド溝37の長手
方向即ち延伸方向が吸入管1の空気吸入方向に合致する
ように配置されている。従って、吸入管1の中の空気は
半導体基板22の薄板領域23の上方を流れる。なお、
流れ検出装置10の全体を吸入管1の中に配置すること
もできる。但し、流れ検出装置10は吸入管1の内の空
気の流れに出来るだけ逆らわないように配置する。
【0019】本実施例の流れ検出装置10は次の利点を
有する。 (イ) 第1及び第2の熱検知素子18、19によって
空気の流れ方向を容易に検出することができる。 (ロ) 1つの半導体基板22に第1〜第3の熱検知素
子18〜20とヒータ21とを設けるので、センサの小
型化、低コスト化を達成することができる。 (ハ) 従来のヒートレジスタでは、機械的強度等を考
慮するとその厚みは薄くするにしても150μm程度が
限度であり、熱容量を十分に小さくすることが困難であ
った。これに対して、本実施例では、半導体基板22に
薄板領域23を設け、ここにヒータ21等を設けてい
る。半導体の周知の微細加工技術(エッチング技術等)
を利用すれば、薄板領域23の厚さを10数μm程度ま
でにすることが可能である。このため、ヒータ21の熱
容量を十分に小さくすることができ、エンジンスタート
時等にもヒータ21を速やかに所望の温度に加熱するこ
とができ、この間の空気吸入量の検出を正確に行うこと
ができる。 (ニ) 空気の流れ方向を検出し、空気の逆流による強
い空気の振動が生じた場合には、空気吸入量の測定値を
逆流時に補正するので、正確な空気吸入量の検出が可能
である。 (ホ) 半導体基板22には肉厚領域24が設けられて
いるので、半導体チップ11の機械的強度が比較的大き
い。
【0020】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 第1〜第3の熱検知素子による温度検出を、P
N接合ダイオードの順方向電圧に基づいて検出する代り
に、温度による逆方向電圧の変化に基づいて検出するこ
と、又はダイオードの順方向又は逆方向の印加電圧を一
定にし、この時のダイオード電流の増減に基づいて温度
を検知することができる。 (2) 第1〜第3の熱検知素子18〜20をPNPト
ランジスタのコレクタ・ベース間を短絡し、ベース・エ
ミッタ間のPN接合をダイオードとした構成の素子とす
ることができる。また、第1〜第3の熱検知素子18〜
20を半導体抵抗とし、温度によるこの抵抗値の変化を
検出して温度を検知するように構成することができる。
また、第1〜第3の熱検知素子18〜20を半導体素子
以外の感熱素子によって構成することもできる。 (3) ヒータ21を半導体抵抗とせずに、npn又は
pnp型トランジスタとし、このトランジスタに電流を
流すことによってトランジスタを発熱体とすることがで
きる。同様にヒータ21をダイオードで構成することも
できる。 (4) ヒータ21の温度制御のための温度検出を第3
の熱検知素子20を使用して検出する代りに、第1及び
第2の熱検知素子18、19のいずれか一方又は両方を
使用して行うこともできる。 (5) 空気以外の流体の流れ検出にも本発明を適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の流れ検出装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係わる流れ検出装置の縦断面
図である。
【図3】実施例の流れ検出装置の半導体チップの平面と
ここに接続された回路のブロックとを示す図である。
【図4】図3の半導体チップのA−A線断面を原理的に
示す断面図である。
【図5】図2のB−B線の拡大断面図である。
【図6】図2の流れ検出装置を空気吸入管に配置した状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 半導体チップ 18、19、20 第1、第2及び第3の熱検知素子 21 ヒータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータと、 前記ヒータの一方の側に配置された第1の熱検知素子
    と、 前記ヒータの前記一方の側とは反対の他方の側に配置さ
    れた第2の熱検知素子とを有し、前記ヒータの一方の側
    から前記ヒータの他方の側に向う流体の第1の流れ方向
    と前記ヒータの他方の側から前記ヒータの一方の側に向
    う第2の流れ方向とを前記第1及び第2の熱検知素子の
    出力に基づいて検出するように構成された流体の流れ検
    出装置。
  2. 【請求項2】 流体の通路に配置されるヒータと、 前記流体の通路において前記ヒータの一方の側となるよ
    うに配置された第1の熱検知素子と、 前記流体の通路において前記ヒータの他方の側となるよ
    うに配置された第2の熱検知素子と、 前記ヒータの温度を検知する第3の熱検知素子と、 前記第3の熱検知素子によって検知された温度を一定に
    するように前記ヒータへの供給電力を帰還制御する制御
    手段と、 前記供給電力に基づいて前記流体通路における流体の流
    量を求める流量検出手段と、 前記ヒータの一方の側から前記ヒータの他方の側に向う
    流体の第1の流れ方向と前記ヒータの他方の側から前記
    ヒータの一方の側に向う第2の流れ方向とを前記第1及
    び第2の熱検知素子の出力に基づいて検出する手段とを
    備えた流体の流れ検出装置。
  3. 【請求項3】 前記ヒータは半導体基板に形成された単
    一又は複数の半導体領域から成る半導体ヒータであり、
    前記第1及び第2の熱検知素子は前記半導体基板に形成
    されたPN接合ダイオードであることを特徴とする請求
    項1又は2記載の流体の流れ検出装置。
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