JPH1077867A - バタフライバルブおよびその弁体の製造方法 - Google Patents

バタフライバルブおよびその弁体の製造方法

Info

Publication number
JPH1077867A
JPH1077867A JP23015896A JP23015896A JPH1077867A JP H1077867 A JPH1077867 A JP H1077867A JP 23015896 A JP23015896 A JP 23015896A JP 23015896 A JP23015896 A JP 23015896A JP H1077867 A JPH1077867 A JP H1077867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
cylindrical surface
passage
diameter
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23015896A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hara
賢治 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP23015896A priority Critical patent/JPH1077867A/ja
Publication of JPH1077867A publication Critical patent/JPH1077867A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D9/00Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
    • F02D9/08Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
    • F02D9/10Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
    • F02D9/107Manufacturing or mounting details

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁体4が通路内壁面に貼り付かないように接
触面の幅を狭めるに際して、その加工を簡単にするとと
もに、弁体4の剛性を維持する。 【解決手段】 弁体4を軸線Mを中心に角度θ2だけ傾
斜させた状態でもって、その外周を、吸気通路の直径D
1よりも僅かに小さな直径D2の仮想円筒面に沿って加
工する(a)。上記角度θ2は、全閉時の傾斜方向と反
対側に傾くように設定される。これによって、第1円筒
面11が形成される。次に、弁体4を軸線Mを中心に全
閉時の角度θ1だけ傾斜させた状態でもって、その外周
を、吸気通路と等しい直径D1の仮想円筒面に沿って加
工する(b)。これにより、弁体4の先端部4a,4a
付近に第2円筒面12が形成される。全閉時には第2円
筒面12のみが通路内壁面に接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関のスロ
ットルバルブ等として用いられるほぼ円形の弁体を備え
たバタフライバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の吸気通路を開閉するスロット
ルバルブは、アクセルワイヤに連動するシャフトに円板
状の弁体が取り付けられてなるバタフライバルブが用い
られているが、全閉時に弁体の外周面が該弁体の板厚の
まま吸気通路内壁面に接していると、燃焼ガスの吹き返
し等による汚れ等によって両者が貼り付き、弁体の開動
作が円滑にいかなくなる虞れがある。そのため、弁体の
外周部の板厚をプレス加工もしくは切削加工等によって
部分的に薄肉化し、全閉時に吸気通路内壁面に接する面
積を狭めることが従来から行われている(例えば、実開
昭63−162948号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに外周部の板厚を部分的に薄く加工する方法では、そ
の薄肉化に伴って弁体の剛性が低下し、機関吸入負圧に
よる弁体前後の圧力差によって弁体が撓み変形しやすく
なる。従って、実際には外周部を十分に薄肉にすること
ができず、全閉状態での弁体の貼り付きを確実に防止す
ることができない。
【0004】また、このように外周部を部分的に薄肉化
するためには、弁体を1枚づつプレス等で加工処理する
必要があり、非常に作業効率が悪い。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、単
純な円筒面の加工を組み合わせることによって、弁体外
周の接触面の幅を狭めるようにした。
【0006】すなわち、この発明の請求項1に係るバタ
フライバルブは、通路断面が真円形をなす通路の直径方
向に沿って設けられた回動可能なシャフトに、該シャフ
トの軸線を短軸として僅かに楕円形をなす円板状の弁体
が取り付けられ、かつ全閉時に、通路中心線と直交する
面に対し上記弁体が上記軸線を中心として所定角度傾斜
した状態となるバタフライバルブにおいて、上記弁体の
外周端縁が、該弁体を上記軸線を中心として傾斜させた
状態で上記通路の直径よりも僅かに小さな直径の円筒面
に形成してなる第1円筒面と、該弁体を上記軸線を中心
として上記全閉時の所定角度と等しい角度傾斜させた状
態で上記通路の直径と略等しい直径の円筒面に形成して
なる第2円筒面と、から構成されていることを特徴とし
ている。
【0007】より具体的には、請求項2のように、上記
弁体の外周端縁が、上記通路の直径よりも僅かに小さな
直径の第1の仮想円筒面の一部をなし、かつこの仮想円
筒面の中心線と直交する仮想平面に対し弁体が上記軸線
を中心として傾斜したものとなる第1円筒面と、上記通
路の直径と略等しい直径の第2の仮想円筒面の一部をな
し、かつこの仮想円筒面の中心線と直交する仮想平面に
対し弁体が上記軸線を中心として上記全閉時の所定角度
と等しい角度傾斜したものとなる第2円筒面と、から構
成されており、上記第1円筒面が弁体の全周に亙って連
続していることを特徴としている。
【0008】このようなバタフライバルブにおいては、
弁体の外周端縁は基本的には第1円筒面からなり、その
一部、詳しくはシャフトの回動に伴って最も大きく動く
弁体先端部の付近を面取りしたような形に第2円筒面が
設けられている。弁体全閉時には、この第2円筒面が通
路内壁面に接した状態(厳密には、弁体が内壁面に食い
込むことがないように、通常、ストッパによって極僅か
な微小隙間が与えられる)となる。この第2円筒面の通
路軸方向に沿った幅は、弁体の板厚に比較して狭く、こ
れにより全閉状態での貼り付きが防止される。
【0009】請求項3では、上記第1円筒面の弁体に対
する傾斜の方向と上記第2円筒面の弁体に対する傾斜の
方向とが互いに逆方向となっている。また請求項4で
は、上記第1円筒面の弁体に対する傾斜の方向と上記第
2円筒面の弁体に対する傾斜の方向とが同方向となって
いる。このような方向によって、弁体のどちらの面の側
に第2円筒面が生じるかが決定される。
【0010】この発明のバタフライバルブは、内燃機関
の吸気制御弁に好適である。特に、請求項5において
は、上記通路が内燃機関の吸気通路であり、内燃機関の
吸気量を制御する上記弁体がリターンスプリングによっ
て全閉方向へ向けて常時付勢されている。
【0011】このような構成の場合、弁体はリターンス
プリングによって基本的に全閉状態に維持されるが、上
述したように第2円筒面のみが部分的に通路内壁面に接
するので、貼り付きは生じない。
【0012】また請求項6は、通路断面が真円形をなす
通路を弁体が開閉するとともに、全閉時に、通路中心線
と直交する面に対し上記弁体が所定角度傾斜した状態と
なるバタフライバルブにおける弁体の製造方法であっ
て、ほぼ円形の板状をなすワークをそれぞれ傾斜させた
状態で複数枚積層して固定し、かつその外周面を上記通
路の直径よりも僅かに小さな直径の円筒面に沿って加工
する第1の工程と、上記第1の工程の前もしくは後にお
いて、上記ワークをそれぞれ上記全閉時の所定角度と等
しい角度傾斜させた状態で複数枚積層して固定し、かつ
その外周面を上記通路の直径と略等しい直径の円筒面に
沿って加工する第2の工程と、を備えていることを特徴
としている。
【0013】例えば、第1工程を先に、第2工程を後に
行うものとすると、まず、円板状のワークを傾斜状態で
複数枚積層して固定し、旋盤等を用いて、その全体の外
周面を円筒面に加工する。このときの円筒面の直径は、
通路の直径よりも小さく設定される。これによって、各
ワークに第1円筒面が形成される。また、各ワークは、
僅かに楕円形となる。
【0014】次に、積層してあった複数のワークを一旦
分解するとともに、再度、異なる傾斜角度でもって互い
に積層し、固定する。このとき、その傾斜角度は、全閉
時の所定角度と等しい角度とする。そして、旋盤等を用
いて、その全体の外周面を再び円筒面に沿って加工す
る。このときの円筒面の直径は、通路の直径と略等しく
設定される。これにより、上記のように楕円形をなすワ
ークの長軸方向の先端部が部分的に削り取られ、第2円
筒面となる。
【0015】第2工程を先に、第1工程を後に行う場合
には、逆に、第2円筒面が先に形成され、これに部分的
に重なる形で第1円筒面が後から形成されるが、最終的
な形状は変わりがない。
【0016】
【発明の効果】この発明に係るバタフライバルブによれ
ば、全閉時に、狭い幅の第2円筒面のみが通路内壁面と
接するため、その貼り付きを確実に防止することができ
る。そして、この接触部を除き、弁体の板厚を一定に確
保できるので、外周部を薄肉化する従来のものに比べ
て、弁体の剛性が向上し、前後圧力差による撓み変形を
抑制できる。
【0017】特に、請求項5のように内燃機関の吸気制
御弁に好適であり、燃焼ガスの吹き返し等による汚れが
進行しても、弁体が全閉状態で吸気通路内壁面に貼り付
いてしまうことがない。
【0018】また、単純な2つの円筒面の組み合わせか
らなり、通常の弁体に必要な円筒加工にもう一つの円筒
加工を付加するだけでよいので、その加工を非常に簡単
に行うことができる。
【0019】特に請求項6の製造方法によれば、多数の
弁体の外周部を一斉に処理することができるため、非常
に作業能率に優れたものとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0021】この実施例は、本発明を内燃機関のスロッ
トルバルブに適用したものであって、図1および図2
は、内燃機関の吸気コレクタの入口部に取り付けられる
スロットルチャンバ1全体を示している。アルミニウム
ダイキャスト等からなるこのスロットルチャンバ1に
は、通路断面が真円形をなす吸気通路2が貫通形成され
ており、かつこの吸気通路2の直径方向に沿ってスロッ
トルシャフト3が回動可能に貫通している。このスロッ
トルシャフト3の図示せぬ一端部には、アクセルワイヤ
が巻き付けられるアクセルドラムが配設されている。そ
して、吸気通路2を開閉する円板状の弁体4が、上記ス
ロットルシャフト3に一対のネジ5によって固定されて
いる。図2は、この弁体4の全閉時の状態を示している
が、この図2に示すように、全閉時に、通路中心線Lと
直交する面に対し、弁体4が上記スロットルシャフト3
の軸線Mを中心として所定角度θ1だけ傾斜した状態と
なる。従って、この全閉時の傾斜に対応して、弁体4
は、完全な真円形ではなく、上記軸線Mを短軸とする僅
かな楕円形をなしている。また上記スロットルシャフト
3には、図示せぬリターンスプリングが装着されてお
り、弁体4の全閉方向に向けて常時付勢されている。な
お、全閉時の角度θ1としては、例えば6゜程度であ
る。
【0022】上記弁体4は、一定の板厚の金属板からな
り、図5に示すように、上記ネジ5が貫通する一対の小
孔6を有している。図3は、この弁体4の側面図であっ
て、特に、スロットルシャフト3の回動に伴って最も大
きく動く弁体先端部4a,4a(図5参照)の付近を拡
大して示している。弁体4の外周端縁は、この図3に示
すように、弁体4を上記軸線Mを中心として傾斜させた
状態で上記吸気通路2の直径D1よりも僅かに小さな直
径D2の円筒面に形成してなる第1円筒面11と、弁体
4を上記軸線Mを中心として上記の全閉時角度θ1だけ
傾斜させた状態で上記吸気通路2の直径D1と略等しい
直径の円筒面に形成してなる第2円筒面12と、から構
成されている。第1円筒面11は、弁体4の全周に亙っ
て連続しており、第2円筒面12は、図5に示すよう
に、弁体先端部4a,4a部分のみに第1円筒面11の
一部を面取りしたような形で形成されている。つまり弁
体先端部4a,4aにおいては、その板厚の一部が第1
円筒面11となり、残部が第2円筒面12となってい
る。
【0023】これにより、図3に示すように、弁体4が
全閉状態にあるときに、弁体先端部4a,4aにおいて
は、第2円筒面12のみが吸気通路2内壁面に接した状
態となる。従って、接触面積が狭まり、汚れによる全閉
状態での貼り付きが防止される。なお、スロットルシャ
フト3には図示せぬストッパが設けられており、弁体4
が内壁面に食い込むことがないように調整されるため、
微視的には、上記第2円筒面12と内壁面との間に極僅
かな微小隙間がある。
【0024】図4は、上記弁体4の加工方法を説明する
ものであり、まず(a)に示すように、弁体4を軸線M
を中心に適宜な角度θ2だけ傾斜させた状態でもって、
その外周を、上記吸気通路2の直径D1よりも僅かに小
さな直径D2の仮想円筒面に沿って加工する。この実施
例では、上記角度θ2は、全閉時の傾斜方向と反対側に
傾くように設定される。これによって、第1円筒面11
が形成される。次に、(b)に示すように、弁体4を軸
線Mを中心に全閉時の角度θ1だけ傾斜させた状態でも
って、その外周を、上記吸気通路2と略等しい直径D1
の仮想円筒面に沿って加工する。これにより、弁体4の
先端部4a,4a付近に第2円筒面12が形成される。
この第2円筒面12は、図5に示すように、先端部4
a,4aを中心とした円弧状の角度範囲αにのみ生じ
る。なお、上記の第1円筒面11形成時の角度θ2およ
び直径D2は、必要な第2円筒面12の大きさや、弁体
4のスロットルシャフト3に近い部分において第1円筒
面11と吸気通路2内壁面との間に生じるクリアランス
等を考慮して設定される。
【0025】また図4では、初めに第1円筒面11を形
成し、その一部を削る形で後から第2円筒面12を形成
する例を説明しているが、この順序を逆にしても、最終
的に得られる形状は全く同一である。
【0026】図6は、弁体4の製造方法を更に具体的に
示したものであり、まず初めに金属板の母材からほぼ円
形にワーク13をプレスにて打ち抜くとともに、一対の
小孔6を加工する。次に、多数のワーク13をそれぞれ
傾斜した状態に積層する。つまり、治具14として、軸
部15に、所定角度傾斜した傾斜支持面16aを有する
座部16が設けられているとともに、一対の取付ボルト
17が設けられており、この取付ボルト17に多数のワ
ーク13の小孔6を挿通させ、かつ図示せぬナットでも
って締め付けることにより、多数のワーク13が軸部1
5の軸線に対し傾斜した姿勢で固定される。この治具と
しては、上述した角度θ1およびθ2に対応する2種類
のものが用意されている。
【0027】そして、例えば、角度θ2だけ傾斜した第
1の治具14に多数のワーク13をセットし、かつこれ
を旋盤で高速回転させつつバイト18でもって切削する
ことにより、上述した直径D2の仮想円筒面に沿って加
工する。これにより、多数のワーク13に対して第1円
筒面11を一斉に加工できる。次に、各ワーク13を第
1の治具14から取り外すとともに、角度θ1に対応し
た第2の治具14に再びセットし、同様にバイト18で
もって、上述した直径D1の仮想円筒面に沿って加工す
る。これにより、多数のワーク13に対して第2円筒面
12を一斉に加工でき、上述した弁体4が完成する。な
お、上記の角度θ2を、全閉時の角度θ1と正負が異な
る同一の大きさに設定すれば、それぞれに同一の治具1
4を利用でき、単にワーク13を逆向きにセットし直せ
ばよい。
【0028】次に、図7は、この発明の異なる実施例を
示している。この実施例においては、まず(a)に示す
ように、弁体4を軸線Mを中心に適宜な角度θ3だけ傾
斜させた状態でもって、その外周を、上記吸気通路2の
直径D1よりも僅かに小さな直径D3の仮想円筒面に沿
って加工する。特に、この実施例では、上記角度θ3
が、全閉時の傾斜方向と同じ方向に傾くように設定され
る。これによって、第1円筒面11が形成される。次
に、(b)に示すように、弁体4を軸線Mを中心に全閉
時の角度θ1だけ傾斜させた状態でもって、その外周
を、上記吸気通路2と略等しい直径D1の仮想円筒面に
沿って加工する。これにより、弁体4の先端部4a,4
a付近に第2円筒面12が形成される。この第2円筒面
12は、やはり弁体4の先端部4a,4aを中心とした
円弧状の角度範囲にのみ生じるが、前述した実施例と比
較すると、弁体4の反対側の面に沿って第2円筒面12
が形成される。上記の第1円筒面11形成時の角度θ3
および直径D3は、前述した実施例と同様に、必要な第
2円筒面12の大きさや、弁体4のスロットルシャフト
3に近い部分において第1円筒面11と吸気通路2内壁
面との間に生じるクリアランス等を考慮して設定され
る。
【0029】なお、第1円筒面11の形成と第2円筒面
12の形成の順序を逆にしても、最終的に得られる形状
は全く同一である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るバタフライバルブを用いた内燃
機関用スロットルチャンバの平面図。
【図2】同じくスロットルチャンバの断面図。
【図3】弁体を拡大して示す側面図。
【図4】この弁体の外周端縁の加工方法を示す説明図。
【図5】弁体の平面図。
【図6】多数の弁体を同時に加工する具体的な方法を示
す説明図。
【図7】弁体の異なる実施例を示す図4と同様の説明
図。
【符号の説明】
4…弁体 11…第1円筒面 12…第2円筒面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通路断面が真円形をなす通路の直径方向
    に沿って設けられた回動可能なシャフトに、該シャフト
    の軸線を短軸として僅かに楕円形をなす円板状の弁体が
    取り付けられ、かつ全閉時に、通路中心線と直交する面
    に対し上記弁体が上記軸線を中心として所定角度傾斜し
    た状態となるバタフライバルブにおいて、 上記弁体の外周端縁が、 該弁体を上記軸線を中心として傾斜させた状態で上記通
    路の直径よりも僅かに小さな直径の円筒面に形成してな
    る第1円筒面と、 該弁体を上記軸線を中心として上記全閉時の所定角度と
    等しい角度傾斜させた状態で上記通路の直径と略等しい
    直径の円筒面に形成してなる第2円筒面と、 から構成されていることを特徴とするバタフライバル
    ブ。
  2. 【請求項2】 通路断面が真円形をなす通路の直径方向
    に沿って設けられた回動可能なシャフトに、該シャフト
    の軸線を短軸として僅かに楕円形をなす円板状の弁体が
    取り付けられ、かつ全閉時に、通路中心線と直交する面
    に対し上記弁体が上記軸線を中心として所定角度傾斜し
    た状態となるバタフライバルブにおいて、 上記弁体の外周端縁が、 上記通路の直径よりも僅かに小さな直径の第1の仮想円
    筒面の一部をなし、かつこの仮想円筒面の中心線と直交
    する仮想平面に対し弁体が上記軸線を中心として傾斜し
    たものとなる第1円筒面と、 上記通路の直径と略等しい直径の第2の仮想円筒面の一
    部をなし、かつこの仮想円筒面の中心線と直交する仮想
    平面に対し弁体が上記軸線を中心として上記全閉時の所
    定角度と等しい角度傾斜したものとなる第2円筒面と、 から構成されており、 上記第1円筒面が弁体の全周に亙って連続していること
    を特徴とするバタフライバルブ。
  3. 【請求項3】 上記第1円筒面の弁体に対する傾斜の方
    向と上記第2円筒面の弁体に対する傾斜の方向とが互い
    に逆方向となっていることを特徴とする請求項1または
    2に記載のバタフライバルブ。
  4. 【請求項4】 上記第1円筒面の弁体に対する傾斜の方
    向と上記第2円筒面の弁体に対する傾斜の方向とが同方
    向となっていることを特徴とする請求項1または2に記
    載のバタフライバルブ。
  5. 【請求項5】 上記通路が内燃機関の吸気通路であり、
    内燃機関の吸気量を制御する上記弁体がリターンスプリ
    ングによって全閉方向へ向けて常時付勢されているもの
    であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    のバタフライバルブ。
  6. 【請求項6】 通路断面が真円形をなす通路を弁体が開
    閉するとともに、全閉時に、通路中心線と直交する面に
    対し上記弁体が所定角度傾斜した状態となるバタフライ
    バルブにおける弁体の製造方法であって、 ほぼ円形の板状をなすワークをそれぞれ傾斜させた状態
    で複数枚積層して固定し、かつその外周面を上記通路の
    直径よりも僅かに小さな直径の円筒面に加工する第1の
    工程と、 上記第1の工程の前もしくは後において、上記ワークを
    それぞれ上記全閉時の所定角度と等しい角度傾斜させた
    状態で複数枚積層して固定し、かつその外周面を上記通
    路の直径と略等しい直径の円筒面に加工する第2の工程
    と、 を備えていることを特徴とするバタフライバルブにおけ
    る弁体の製造方法。
JP23015896A 1996-08-30 1996-08-30 バタフライバルブおよびその弁体の製造方法 Pending JPH1077867A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23015896A JPH1077867A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 バタフライバルブおよびその弁体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23015896A JPH1077867A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 バタフライバルブおよびその弁体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1077867A true JPH1077867A (ja) 1998-03-24

Family

ID=16903512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23015896A Pending JPH1077867A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 バタフライバルブおよびその弁体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1077867A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111963324A (zh) * 2020-07-29 2020-11-20 东风商用车有限公司 一种耐高温高背压的排气制动阀
JP2021161925A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 日立Astemo株式会社 吸気制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021161925A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 日立Astemo株式会社 吸気制御装置
CN111963324A (zh) * 2020-07-29 2020-11-20 东风商用车有限公司 一种耐高温高背压的排气制动阀

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5741006A (en) Butterfly valve
US6367773B1 (en) Throttle valve control device
US6390060B1 (en) Throttle valve for an internal combustion engine
JPH1077867A (ja) バタフライバルブおよびその弁体の製造方法
US7172374B2 (en) Backspot facing tool
JPS6121791B2 (ja)
US20040067721A1 (en) Grinding method and grinding machine
JP3387672B2 (ja) バタフライバルブ
JP2003184583A (ja) 絞り弁装置
EP0507652B1 (fr) Procédé de fabrication de papillon d'étranglement utilisable dans une installation d'alimentation en combustible
JP2001173466A (ja) 内燃機関のスロットル制御装置、スロットル弁及びその製造方法
EP1279812B1 (en) Intake air control devices for internal combustion engines
JPH08318411A (ja) 立方晶窒化硼素焼結体付きチップ
JP2001324029A (ja) 空気制御弁
JP2009052460A (ja) 内燃エンジンの吸気制御装置
JPH07269376A (ja) バタフライバルブ
EP1319817A1 (en) Flap valve for a fluid flow passage
EP1254732B1 (en) Cutting-off apparatus
JP2005180260A (ja) 内燃機関の絞り弁組立体
JP3483668B2 (ja) 調節弁の製造方法および製造装置
JPS6224664B2 (ja)
JPH08178085A (ja) バタフライバルブ
JP2006275107A (ja) 軸体保持部材
JPH0457611A (ja) クラッチピストンの製造方法
JPH04300107A (ja) チップ取付面の加工方法及び加工工具