JPH1076687A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH1076687A JPH1076687A JP23569296A JP23569296A JPH1076687A JP H1076687 A JPH1076687 A JP H1076687A JP 23569296 A JP23569296 A JP 23569296A JP 23569296 A JP23569296 A JP 23569296A JP H1076687 A JPH1076687 A JP H1076687A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受像材の種類が異なると専用の記録装置でな
ければ対応できない。 【解決手段】 ヘッドユニット１２は、サーマルヘッド
１３をヘッド保持プレート１７にビス１８で止めてな
り、ヘッド保持プレート１７を上カバー３に止めねじ１
９，１９で着脱自在に装着することによって、記録する
受像材１１の種別に応じてサーマルヘッド１３に交換可
能にした。
ければ対応できない。 【解決手段】 ヘッドユニット１２は、サーマルヘッド
１３をヘッド保持プレート１７にビス１８で止めてな
り、ヘッド保持プレート１７を上カバー３に止めねじ１
９，１９で着脱自在に装着することによって、記録する
受像材１１の種別に応じてサーマルヘッド１３に交換可
能にした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置に関し、特
に受像材の種別に応じて記録ヘッドを交換可能にした記
録装置に関する。
に受像材の種別に応じて記録ヘッドを交換可能にした記
録装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、熱転写記録装置においては、サ
ーマルヘッドとプラテンローラとの間で熱昇華性又は熱
溶融性のインクシートを受像材に押し付けて、サーマル
ヘッドを画像データに応じて駆動することによってイン
クシートのインクを材像紙に転移させて画像を記録す
る。
ーマルヘッドとプラテンローラとの間で熱昇華性又は熱
溶融性のインクシートを受像材に押し付けて、サーマル
ヘッドを画像データに応じて駆動することによってイン
クシートのインクを材像紙に転移させて画像を記録す
る。
【０００３】ところで、このような記録装置において使
用する受像材としては、普通紙、ＯＨＰシート、専用
紙、プラスチックベースのハードカード（厚さが０．８
mm程度ある高剛性カード）など、種々のものがある。そ
して、普通紙などの受像材にあっては屈曲させることが
できるので、プラテンに沿って屈曲させながら搬送を行
うことができるのに対して、ハードカードは屈曲させる
ことができないので直動搬送を行わなければならない。
用する受像材としては、普通紙、ＯＨＰシート、専用
紙、プラスチックベースのハードカード（厚さが０．８
mm程度ある高剛性カード）など、種々のものがある。そ
して、普通紙などの受像材にあっては屈曲させることが
できるので、プラテンに沿って屈曲させながら搬送を行
うことができるのに対して、ハードカードは屈曲させる
ことができないので直動搬送を行わなければならない。
【０００４】一方、普通紙などに記録する一般的な熱転
写記録装置で使用される記録ヘッドは、ヘッドドライバ
の部分が凸形状をしているために受像材を直動すること
ができない。そのため、例えばハードカードに記録を行
う記録装置にあっては、印写発熱体をセラミック基板の
エッヂ（板厚部又は板厚Ｃカットコーナー）部に設けた
専用の記録ヘッドを用いたハードカード専用の記録装置
となっている。
写記録装置で使用される記録ヘッドは、ヘッドドライバ
の部分が凸形状をしているために受像材を直動すること
ができない。そのため、例えばハードカードに記録を行
う記録装置にあっては、印写発熱体をセラミック基板の
エッヂ（板厚部又は板厚Ｃカットコーナー）部に設けた
専用の記録ヘッドを用いたハードカード専用の記録装置
となっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の記録
装置にあっては、ハードカードに記録するためにはハー
ドカード専用の記録装置を用いなければならず、普通紙
に記録する記録装置を使用することができないため、コ
ストが増加する。
装置にあっては、ハードカードに記録するためにはハー
ドカード専用の記録装置を用いなければならず、普通紙
に記録する記録装置を使用することができないため、コ
ストが増加する。
【０００６】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、記録装置の汎用性を向上することを目的とす
る。
であり、記録装置の汎用性を向上することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項１の記録装置は、記録ヘッドを備えて受像材
に所要の記録を行う記録装置において、記録する受像材
の種別に応じて前記記録ヘッドを交換可能にした構成と
した。
め、請求項１の記録装置は、記録ヘッドを備えて受像材
に所要の記録を行う記録装置において、記録する受像材
の種別に応じて前記記録ヘッドを交換可能にした構成と
した。
【０００８】請求項２の記録装置は、上記請求項１の記
録装置において、前記記録ヘッドがライン型サーマルヘ
ッドである構成とした。
録装置において、前記記録ヘッドがライン型サーマルヘ
ッドである構成とした。
【０００９】請求項３の記録装置は、上記請求項１又は
２の記録装置において、交換可能な複数の記録ヘッドは
同一の取付け部を備え、異なる記録長又は異なる外形状
を有している構成とした。
２の記録装置において、交換可能な複数の記録ヘッドは
同一の取付け部を備え、異なる記録長又は異なる外形状
を有している構成とした。
【００１０】請求項４の記録装置は、上記請求項１の記
録装置において、前記記録ヘッドがサーマルヘッドであ
り、このサーマルヘッドの駆動電源は交換可能な複数の
サーマルヘッドの内の最も高い印加電力を必要とするヘ
ッドに対応する構成とした。
録装置において、前記記録ヘッドがサーマルヘッドであ
り、このサーマルヘッドの駆動電源は交換可能な複数の
サーマルヘッドの内の最も高い印加電力を必要とするヘ
ッドに対応する構成とした。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図１は本発明を適用した熱転
写プリンタの機構部の概略構成図、図２はサーマルヘッ
ドの異なる例を示す説明図、図３は同プリンタの制御部
のブロック図である。
図面を参照して説明する。図１は本発明を適用した熱転
写プリンタの機構部の概略構成図、図２はサーマルヘッ
ドの異なる例を示す説明図、図３は同プリンタの制御部
のブロック図である。
【００１２】この熱転写記録装置は、装置本体１の底面
側に下カバー２を設け、装置本体１の上方側に上カバー
３を設けて、この上カバー３は回動支軸４を中心にして
分割開放可能にしている。そして、下カバー２に対して
支軸５で揺動可能に軸支したロックアーム６を設け、こ
のロックアーム６を固定部との間に介設したスプリング
７で付勢する一方、上カバー３の先端部にはロックアー
ム６に係合可能なロックコロ８を取付けて、ロックアー
ム６をロックコロ８に係脱することで上カバー３を開放
及びロックできるようしにしている。
側に下カバー２を設け、装置本体１の上方側に上カバー
３を設けて、この上カバー３は回動支軸４を中心にして
分割開放可能にしている。そして、下カバー２に対して
支軸５で揺動可能に軸支したロックアーム６を設け、こ
のロックアーム６を固定部との間に介設したスプリング
７で付勢する一方、上カバー３の先端部にはロックアー
ム６に係合可能なロックコロ８を取付けて、ロックアー
ム６をロックコロ８に係脱することで上カバー３を開放
及びロックできるようしにしている。
【００１３】そして、受像材１１の搬送路を挟んで上カ
バー３側にはヘッドユニット１２をを構成している記録
ヘッドであるライン型サーマルヘッド１３と、インクシ
ートカセットケース１４内に収納したインクシート１５
等とを配置し、下カバー２側にはサーマルヘッド１３に
インクシート１５及び受像紙１０を介して圧接するプラ
テンローラ１６等と配置している。
バー３側にはヘッドユニット１２をを構成している記録
ヘッドであるライン型サーマルヘッド１３と、インクシ
ートカセットケース１４内に収納したインクシート１５
等とを配置し、下カバー２側にはサーマルヘッド１３に
インクシート１５及び受像紙１０を介して圧接するプラ
テンローラ１６等と配置している。
【００１４】ヘッドユニット１２は、サーマルヘッド１
３をヘッド保持プレート１７にビス１８で止めてなり、
ヘッド保持プレート１７を上カバー３に止めねじ１９，
１９で着脱自在に装着することによって、記録する受像
材１１の種別に応じてサーマルヘッド１３を交換可能に
している。
３をヘッド保持プレート１７にビス１８で止めてなり、
ヘッド保持プレート１７を上カバー３に止めねじ１９，
１９で着脱自在に装着することによって、記録する受像
材１１の種別に応じてサーマルヘッド１３を交換可能に
している。
【００１５】インクシート１５は熱昇華性或いは熱溶融
性の複数回印写が可能なマルチインクシートであり、イ
ンク供給ローラ２１から引出して前ガイドローラ２２で
案内してサーマルヘッド１３とプラテンローラ１６との
間を通し、更に後ガイドローラ２３で案内してインク巻
取りローラ２４で巻取られるようにしている。
性の複数回印写が可能なマルチインクシートであり、イ
ンク供給ローラ２１から引出して前ガイドローラ２２で
案内してサーマルヘッド１３とプラテンローラ１６との
間を通し、更に後ガイドローラ２３で案内してインク巻
取りローラ２４で巻取られるようにしている。
【００１６】一方、プラテンローラ１６は、プラテンロ
ーラ圧接／解除機構２４によってサーマルヘッド１３側
に圧接及び圧接解除可能に配設している。このプラテン
ローラ圧接／解除機構２４は、プラテンローラ１６を回
転自在に保持する揺動アーム２５の一端部を支軸２６で
揺動可能に軸支し、固定部との間に介設したスプリング
２７で圧接解除方向に付勢し、この揺動アーム２５の他
端部に配設したローラ２８をプラテン圧接カム２９の外
周面に当接させている。そして、プラテンローラ圧接／
解除モータ３０の回転をギヤ列３１を介してプラテン圧
接カム２９に伝達して、モータ３０を回転駆動すること
でプラテン圧接カム２９が回動し、揺動アーム２５が揺
動してプラテンローラ１６の圧接／解除を行うようにし
ている。
ーラ圧接／解除機構２４によってサーマルヘッド１３側
に圧接及び圧接解除可能に配設している。このプラテン
ローラ圧接／解除機構２４は、プラテンローラ１６を回
転自在に保持する揺動アーム２５の一端部を支軸２６で
揺動可能に軸支し、固定部との間に介設したスプリング
２７で圧接解除方向に付勢し、この揺動アーム２５の他
端部に配設したローラ２８をプラテン圧接カム２９の外
周面に当接させている。そして、プラテンローラ圧接／
解除モータ３０の回転をギヤ列３１を介してプラテン圧
接カム２９に伝達して、モータ３０を回転駆動すること
でプラテン圧接カム２９が回動し、揺動アーム２５が揺
動してプラテンローラ１６の圧接／解除を行うようにし
ている。
【００１７】また、下カバー２内には受像材１１を搬送
するための受像材駆動モータ３３と、この受像材駆動モ
ータ３３でベルト等を介して回転駆動されるグリップロ
ーラ３４及びグリップローラ３４に対向して受像材１１
を搬送するためのピンチローラ３５を配設している。一
方、上カバー３側にはヘッドユニット１２のサーマルヘ
ッド１３を駆動するためのヘッド駆動回路を搭載したＰ
ＣＢ基板３６を配設し、このＰＣＢ基板３６のヘッド駆
動回路とヘッドユニット１２のサーマルヘッド１３とは
リード線３７及びコネクタ３８を介して接続する構成と
している。
するための受像材駆動モータ３３と、この受像材駆動モ
ータ３３でベルト等を介して回転駆動されるグリップロ
ーラ３４及びグリップローラ３４に対向して受像材１１
を搬送するためのピンチローラ３５を配設している。一
方、上カバー３側にはヘッドユニット１２のサーマルヘ
ッド１３を駆動するためのヘッド駆動回路を搭載したＰ
ＣＢ基板３６を配設し、このＰＣＢ基板３６のヘッド駆
動回路とヘッドユニット１２のサーマルヘッド１３とは
リード線３７及びコネクタ３８を介して接続する構成と
している。
【００１８】さらに、インクシート１５を検知するため
のインクシート位置検出センサ４１、受像材１１を検知
するための記録開始位置検出センサ４２等を配置してい
る。
のインクシート位置検出センサ４１、受像材１１を検知
するための記録開始位置検出センサ４２等を配置してい
る。
【００１９】次に、図２を参照してヘッドユニット１２
のサーマルヘッド１３の異なる例について説明する。
のサーマルヘッド１３の異なる例について説明する。
【００２０】同図（ａ）に示すサーマルヘッド１３Ａ
は、アルミ基台５１上にセラミック基板５２を設けて、
このセラミック基板５２上にヒータ部５３を配設する一
方、アルミ基台５１にドライバＩＣ５４を搭載したＰＣ
Ｂ基板５５を取付けて、ドライバＩＣ５４とヒータ部５
３の電極パターンとをボンディングワイヤ５６を介して
接続し、これらのＰＣＢ基板５５及びボンディングワイ
ヤ５６の部分を覆うヘッドカバー５７を取付けている。
このサーマルヘッド１３ＡのＰＣＢ基板５５に本体側の
上述したコネクタ３８を装着することで本体側のＰＣＢ
基板３６のヘッド駆動回路と接続される。
は、アルミ基台５１上にセラミック基板５２を設けて、
このセラミック基板５２上にヒータ部５３を配設する一
方、アルミ基台５１にドライバＩＣ５４を搭載したＰＣ
Ｂ基板５５を取付けて、ドライバＩＣ５４とヒータ部５
３の電極パターンとをボンディングワイヤ５６を介して
接続し、これらのＰＣＢ基板５５及びボンディングワイ
ヤ５６の部分を覆うヘッドカバー５７を取付けている。
このサーマルヘッド１３ＡのＰＣＢ基板５５に本体側の
上述したコネクタ３８を装着することで本体側のＰＣＢ
基板３６のヘッド駆動回路と接続される。
【００２１】同図（ｂ）に示すサーマルヘッド１３Ｂ
は、アルミ基台５１の側部を斜めに切り欠いて傾斜部５
１ａを形成し、この傾斜部５１ａにＰＣＢ基板５５を取
付けて、ドライバ５５及びボンディングワイヤ５６の部
分を樹脂コーティング５８でコートしている。同図
（ｃ）に示すサーマルヘッド１３Ｃは、セラミック基板
５２のＣカットコーナー部にヒータ部５３を配設すると
共に、全体を傾斜させて配置するものである。
は、アルミ基台５１の側部を斜めに切り欠いて傾斜部５
１ａを形成し、この傾斜部５１ａにＰＣＢ基板５５を取
付けて、ドライバ５５及びボンディングワイヤ５６の部
分を樹脂コーティング５８でコートしている。同図
（ｃ）に示すサーマルヘッド１３Ｃは、セラミック基板
５２のＣカットコーナー部にヒータ部５３を配設すると
共に、全体を傾斜させて配置するものである。
【００２２】そして、サーマルヘッド１３Ａを用いる場
合には、受像材１１はヘッドカバー５７を逃げるように
屈曲走査（搬送）することになる。また、サーマルヘッ
ド１３Ｂ，１３Ｃを用いる場合には、受像材１１は直動
走査（搬送）することが可能になる。
合には、受像材１１はヘッドカバー５７を逃げるように
屈曲走査（搬送）することになる。また、サーマルヘッ
ド１３Ｂ，１３Ｃを用いる場合には、受像材１１は直動
走査（搬送）することが可能になる。
【００２３】これらのサーマルヘッド１３Ａ，１３Ｂ，
１３Ｃの内、サーマルヘッド１３Ａは最もポピュラーな
形態であって汎用型ヘッドとして発色型或いは転写型記
録装置に広く使用され、製造技術の難易度や生産数量か
らヘッドコストが最も安価である。サーマルヘッド１３
Ｂ，１３Ｃはいずれもサーマルヘッド１３Ａよりもヘッ
ドコストが高く、サーマルヘッド１３Ｃがコスト的には
最も高くなる。
１３Ｃの内、サーマルヘッド１３Ａは最もポピュラーな
形態であって汎用型ヘッドとして発色型或いは転写型記
録装置に広く使用され、製造技術の難易度や生産数量か
らヘッドコストが最も安価である。サーマルヘッド１３
Ｂ，１３Ｃはいずれもサーマルヘッド１３Ａよりもヘッ
ドコストが高く、サーマルヘッド１３Ｃがコスト的には
最も高くなる。
【００２４】そこで、ヘッドユニット１２として、例え
ばサーマルヘッド１３Ａをヘッド保持プレート１７に取
付けたものと、サーマルヘッド１３Ｂ（或いはサーマル
ヘッド１３Ｃ）をヘッド保持プレート１７に取付けたも
のとを構成し、後者をオプションとして提供可能にす
る。このとき、ヘッド保持プレート１７は各ヘッドユニ
ット１２で共通であるので、交換的に上カバー３に装着
することができる。
ばサーマルヘッド１３Ａをヘッド保持プレート１７に取
付けたものと、サーマルヘッド１３Ｂ（或いはサーマル
ヘッド１３Ｃ）をヘッド保持プレート１７に取付けたも
のとを構成し、後者をオプションとして提供可能にす
る。このとき、ヘッド保持プレート１７は各ヘッドユニ
ット１２で共通であるので、交換的に上カバー３に装着
することができる。
【００２５】この場合、各ヘッドユニット１２のサーマ
ルヘッド１３は印写すべき画素数が異なる、つまりライ
ン方向の幅（記録長）が異なることになるので、同一の
取付け部（ヘッド保持プレート）を使用して交換可能と
すると共に、ヘッド交換で印写上の不都合が生じないよ
うにする。そのため、各ヘッドユニット１２のサーマル
ヘッド１３の平均抵抗値を等しくし、同一駆動電圧に対
して等しい昇温が行われて、転写（又は発色）濃度が同
じになるように各サーマルヘッドを構成する。
ルヘッド１３は印写すべき画素数が異なる、つまりライ
ン方向の幅（記録長）が異なることになるので、同一の
取付け部（ヘッド保持プレート）を使用して交換可能と
すると共に、ヘッド交換で印写上の不都合が生じないよ
うにする。そのため、各ヘッドユニット１２のサーマル
ヘッド１３の平均抵抗値を等しくし、同一駆動電圧に対
して等しい昇温が行われて、転写（又は発色）濃度が同
じになるように各サーマルヘッドを構成する。
【００２６】また、異なるサーマルヘッド１３の幅（ラ
イン方向のセラミック基板５２の幅）に対して同一のイ
ンクシート１５が搭載できるようにする。すなわち、イ
ンクシート１５は最長の幅を有するサーマルヘッド１３
に対応可能にして、それ以下の幅のヘッドを用いるとき
に、インクシート１５がセラミック基板５２の端部で切
断等されないように、前ガイドローラ２２及び後ガイド
ローラ２３を記録装置本体１或いはインクシートカセッ
トケース１４に持たせる。
イン方向のセラミック基板５２の幅）に対して同一のイ
ンクシート１５が搭載できるようにする。すなわち、イ
ンクシート１５は最長の幅を有するサーマルヘッド１３
に対応可能にして、それ以下の幅のヘッドを用いるとき
に、インクシート１５がセラミック基板５２の端部で切
断等されないように、前ガイドローラ２２及び後ガイド
ローラ２３を記録装置本体１或いはインクシートカセッ
トケース１４に持たせる。
【００２７】次に、この記録装置の制御部について図３
を参照して説明する。制御部６１はマイクロコンピュー
タ等から構成されたこの装置全体の制御を司る部分であ
り、ヘッドコントローラ６２を介してヘッド駆動回路６
３を駆動制御させてサーマルヘッド１３を転写画像に応
じて駆動する。また、制御部６１は、ドライブ回路６４
を駆動制御して、プラテンローラ１６の圧接／解除をす
るプラテンローラ圧接／解除機構２４のモータ３０、イ
ンクシート１５の巻取りローラ１４をトルクリミッタ６
５を介して回転駆動するインクシート駆動モータ６６、
受像材駆動モータ３３を制御する。さらに、制御部６１
は、インクシート位置検出センサ４１及び記録開始位置
検出センサ４２からの検出信号をセンサアンプ６７を介
して入力する。
を参照して説明する。制御部６１はマイクロコンピュー
タ等から構成されたこの装置全体の制御を司る部分であ
り、ヘッドコントローラ６２を介してヘッド駆動回路６
３を駆動制御させてサーマルヘッド１３を転写画像に応
じて駆動する。また、制御部６１は、ドライブ回路６４
を駆動制御して、プラテンローラ１６の圧接／解除をす
るプラテンローラ圧接／解除機構２４のモータ３０、イ
ンクシート１５の巻取りローラ１４をトルクリミッタ６
５を介して回転駆動するインクシート駆動モータ６６、
受像材駆動モータ３３を制御する。さらに、制御部６１
は、インクシート位置検出センサ４１及び記録開始位置
検出センサ４２からの検出信号をセンサアンプ６７を介
して入力する。
【００２８】そして、サーマルヘッド１３にヘッド駆動
電圧を印加するためのヘッド駆動電源６８と、制御部６
１、ヘッドコントローラ６２、ドライブ回路６４、イン
クシート駆動モータ６６等に駆動電圧を印加するための
モータ及び回路駆動電源６９とを備えている。ヘッド駆
動電源６８は交換可能なサーマルヘッド１３のうちの最
大画素数ヘッドの消費電力をカバーする電源機能を有
し、サーマルヘッド１３を交換しても電力不足が発生し
ないようにしている。
電圧を印加するためのヘッド駆動電源６８と、制御部６
１、ヘッドコントローラ６２、ドライブ回路６４、イン
クシート駆動モータ６６等に駆動電圧を印加するための
モータ及び回路駆動電源６９とを備えている。ヘッド駆
動電源６８は交換可能なサーマルヘッド１３のうちの最
大画素数ヘッドの消費電力をカバーする電源機能を有
し、サーマルヘッド１３を交換しても電力不足が発生し
ないようにしている。
【００２９】以上のように構成した熱転写記録装置にお
いては、ヘッドユニット１２として図２（ａ）に示した
サーマルヘッド１３Ａを装着しておき、必要に応じて同
図（ｂ）に示したサーマルヘッド１３Ｂを備えたヘッド
ユニット１２に交換する。この交換手順は、上カバー３
を開き、コネクタ３８を取り外し、止めねじ１９，１９
を緩めて装着されているヘッドユニット１２を取り外
し、逆の順序で別のヘッドユニット１２を取付ける。
いては、ヘッドユニット１２として図２（ａ）に示した
サーマルヘッド１３Ａを装着しておき、必要に応じて同
図（ｂ）に示したサーマルヘッド１３Ｂを備えたヘッド
ユニット１２に交換する。この交換手順は、上カバー３
を開き、コネクタ３８を取り外し、止めねじ１９，１９
を緩めて装着されているヘッドユニット１２を取り外
し、逆の順序で別のヘッドユニット１２を取付ける。
【００３０】それによって、サーマルヘッド１３Ａを装
着した状態では普通紙等の屈曲可能な受像材１１に対す
る記録を行うことができると共に、サーマルヘッド１３
Ｂに交換した状態ではハードカードに記録する場合こと
ができ、ハードカードに記録するためにのみ専用の記録
装置を用いる必要がなくなり、１つの記録装置でヘッド
交換をすることによって種別の異なる受像材に記録する
ことができようになり、記録装置の汎用性が向上する。
着した状態では普通紙等の屈曲可能な受像材１１に対す
る記録を行うことができると共に、サーマルヘッド１３
Ｂに交換した状態ではハードカードに記録する場合こと
ができ、ハードカードに記録するためにのみ専用の記録
装置を用いる必要がなくなり、１つの記録装置でヘッド
交換をすることによって種別の異なる受像材に記録する
ことができようになり、記録装置の汎用性が向上する。
【００３１】また、複数の種類の記録ヘッド、例えば図
２（ａ）に示す外形状のサーマルヘッドではあるが、記
録画素数、記録幅等の異なる複数のサーマルヘッドを交
換して使用可能にすることもできる。つまり、単にユー
ザが任意に所望のヘッドに交換して使用することができ
るようにしてもよい。
２（ａ）に示す外形状のサーマルヘッドではあるが、記
録画素数、記録幅等の異なる複数のサーマルヘッドを交
換して使用可能にすることもできる。つまり、単にユー
ザが任意に所望のヘッドに交換して使用することができ
るようにしてもよい。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の記録装
置によれば、受像材の種別に応じた記録ヘッドを交換可
能にしたので、記録装置の汎用性が向上する。
置によれば、受像材の種別に応じた記録ヘッドを交換可
能にしたので、記録装置の汎用性が向上する。
【００３３】請求項２の記録装置によれば、上記請求項
１の記録装置において、記録ヘッドがライン型サーマル
ヘッドである構成としたので、記録速度が向上する。
１の記録装置において、記録ヘッドがライン型サーマル
ヘッドである構成としたので、記録速度が向上する。
【００３４】請求項３の記録装置によれば、上記請求項
１又は２の記録装置において、交換可能な複数の記録ヘ
ッドは同一の取付け部形状を有し、異なる記録長又は異
なる外形状を有している構成としたので、種々の記録態
様に応じることができる。
１又は２の記録装置において、交換可能な複数の記録ヘ
ッドは同一の取付け部形状を有し、異なる記録長又は異
なる外形状を有している構成としたので、種々の記録態
様に応じることができる。
【００３５】請求項４の記録装置によれば、上記請求項
１の記録装置において、記録ヘッドがサーマルヘッドで
あり、このサーマルヘッドの駆動電源は交換可能な複数
のサーマルヘッドの内の最も高い印加電力を必要とする
ヘッドに対応する構成としたので、印字画素数の異なる
記録ヘッドを交換して用いることができる。
１の記録装置において、記録ヘッドがサーマルヘッドで
あり、このサーマルヘッドの駆動電源は交換可能な複数
のサーマルヘッドの内の最も高い印加電力を必要とする
ヘッドに対応する構成としたので、印字画素数の異なる
記録ヘッドを交換して用いることができる。
【図１】本発明を適用した熱転写プリンタの機構部の概
略構成図
略構成図
【図２】サーマルヘッドの異なる例を示す説明図
【図３】同プリンタの制御部のブロック図
１２…ヘッドユニット、１３，１３Ａ，１３Ｂ，１３Ｃ
…サーマルヘッド、１５…インクシート、１６…プラテ
ンローラ、１７…ヘッド保持プレート、３８…コネクタ
部、５１…アルミ基台、５２…セラミック基板、５３…
ヒータ部。
…サーマルヘッド、１５…インクシート、１６…プラテ
ンローラ、１７…ヘッド保持プレート、３８…コネクタ
部、５１…アルミ基台、５２…セラミック基板、５３…
ヒータ部。
Claims (4)
- 【請求項１】 記録ヘッドを備えて受像材に所要の記録
を行う記録装置において、記録する受像材の種別に応じ
て前記記録ヘッドを交換可能にしたことを特徴とする記
録装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の記録装置において、前
記記録ヘッドがライン型サーマルヘッドであることを特
徴とする記録装置。 - 【請求項３】 請求項１又は２に記載の記録装置におい
て、交換可能な複数の記録ヘッドは同一の取付け部を備
え、異なる記録長又は異なる外形状を有していることを
特徴とする記録装置。 - 【請求項４】 請求項１に記載の記録装置において、前
記記録ヘッドがサーマルヘッドであり、このサーマルヘ
ッドの駆動電源は交換可能な複数のサーマルヘッドの内
の最も高い印加電力を必要とする記録ヘッドに対応する
ことを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23569296A JP3667000B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23569296A JP3667000B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1076687A true JPH1076687A (ja) | 1998-03-24 |
| JP3667000B2 JP3667000B2 (ja) | 2005-06-29 |
Family
ID=16989815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23569296A Expired - Fee Related JP3667000B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3667000B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012025013A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Toshiba Tec Corp | 印字ユニット及び印字装置 |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP23569296A patent/JP3667000B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012025013A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Toshiba Tec Corp | 印字ユニット及び印字装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3667000B2 (ja) | 2005-06-29 |
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