JPH1075758A - 成形可能な材料を成形する成形装置及び成形方法 - Google Patents

成形可能な材料を成形する成形装置及び成形方法

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JPH1075758A
JPH1075758A JP9127801A JP12780197A JPH1075758A JP H1075758 A JPH1075758 A JP H1075758A JP 9127801 A JP9127801 A JP 9127801A JP 12780197 A JP12780197 A JP 12780197A JP H1075758 A JPH1075758 A JP H1075758A
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supply manifold
knife
mold
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JP9127801A
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Eugene Jack London
ユージーン、ジャック、ランダン
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    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21CMACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
    • A21C11/00Other machines for forming the dough into its final shape before cooking or baking
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    • A22C7/0076Devices for making meat patties
    • A22C7/0084Devices for making meat patties comprising a reciprocating plate
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23PSHAPING OR WORKING OF FOODSTUFFS, NOT FULLY COVERED BY A SINGLE OTHER SUBCLASS
    • A23P30/00Shaping or working of foodstuffs characterised by the process or apparatus
    • A23P30/10Moulding

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形可能な材料の損傷を減らして生産能力を
増加した成形装置及び成形方法を提供することにある。 【解決手段】 成形可能な材料を受入れる供給マニホル
ド44と、この内部の成形可能な材料に圧力を加えるプ
ランジャ52又はピストンとを備える。型穴26を備え
た型板24を、充てん位置と放出位置との間で駆動す
る。クランプ部材200は充てん位置にあるときの型板
に隣接して位置する。クランプ部材に圧力を加え、型板
を供給マニホルドに締付ける。クランプ部材及び協働す
る構造は、型板24を供給マニホルドに対して確実に締
付ける。この構造により比較的薄い断面を持つ型板と同
様に比較的薄い断面を持つクランプ部材とを利用して著
しく増大した幅を持つ成形装置10を実現することがで
きる。型板ナイフアセンブリ35を使い成形可能な材料
を充てんし、切断し、成形可能な材料の正確な部分の成
形を容易にする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に成形可能な材料
(formable material)を成形する装
置及び成形方法に関する。ことに本発明は、成形可能な
材料の正確な部分が所望の形状に作られ装置幅を或る程
度増すことにより能力を増大できる食品成形装置及び食
品成形方法に関する。本発明は1995年7月10日付
米国特許願08/500,305号のCIP出願であ
る。
【0002】
【従来の技術】大規模の食品加工の場所では、ひき肉、
全赤身鶏肉製品、練り粉又はその他の食料混合物のよう
な成形性材料から成る食品の成形は、多量の食品の調理
又はフライ揚げのようななお次の加工手順に臨界的なも
のである。レストラン及び個別の消費者にも利用される
この種の製品の用途ではファーストフードチェーンがよ
く知られている。成形し配分する食品の自動生産では、
パテ又は類似の製品を成形するのに高速機械を使う。こ
のような機械には、生産効率を高めると共に一様な製品
形状及び重量を得るのに特定の問題が認められている。
【0003】公知の食品成形機械では、食品供給ホッパ
に、この供給ホッパに形成した1個又は複数個の放出穴
又はみぞ穴を経て高圧のもとに押出す或る量のひき肉又
は類似物を送給する。供給ホッパの放出穴に対応する型
穴を持つ型板は、成形性食品を圧力のもとに型穴内に押
込む充てん位置と、型穴の内容物を取出しまたは押出す
押出し位置との間で移動させる。このサイクルは、機械
の能力も高めるようにできるだけ早く反復する。多くの
このような機械では端部送りコンベヤシステムを型板の
取出し位置に対し成形食品を受けこれ等の食品をさらに
加工するために移送するように位置させる。
【0004】公知の成形機械では、型板及び供給ホッパ
の構造上の保全性に基づいて型板の型穴に充てんするの
に使う高圧によって臨界的である実質的な制限が認めら
れる。型板、型板支持構造及び/又は供給ホッパのたわ
みは、成形可能な材料の漏れを生じ、正確な重量及び形
状の一様な成形品を作るのに切実な問題を生ずる。成形
性材料のこのような漏れは又、この機械の使用に著しい
操作上の問題を生ずる。この機械の各部材のたわみを防
ぐには、強力な構造が必要であり、又この機械のこれ等
の部材の幅を制限している。さらにこれ等の部材の厚さ
は、たとえば型板の穴からコンベヤ上に製品を落下させ
る距離に関する制限によって限定される。コンベヤシス
テムはこの機械からこのシステムに支えられた食品を受
入れる距離だけ間隔を隔て、型板の支持構造の全厚さを
制限し従ってこれ等の部材のたわみを防ぐように幅に制
限を加えなければならない。従って公知の高速成形機械
は、型板及び支持構造の幅に対応するコンベヤベルト幅
によってかなり制限を受ける。これ等の同じ態様は従っ
て、型板にその幅を横切って形成できる型穴の個数を制
限し従ってこのような機械の能力を制限する。
【0005】従来の食品成形装置の他の重要な問題は、
型板の型穴に充てんする食品に加えられる圧力が、型板
の充てん位置から取出し位置への移動中に、通常は加え
られる点に見出だされる。操作速度を増すには、型板の
連続移動又は型穴から製品を放出するための停止の短い
持続時間だけが一般に考えられる。充てん圧力のもとの
型板の運動により食品の漏れを生ずる。さらに充てん圧
力の連続付与により、型板を充てん位置から移動させる
際に食品材料が次第に小さくなるみぞ穴又はオリフィス
を経て押出されるのでこの食品材料のせん断が生じ、さ
らにこの材料が損傷する。たとえば食品では供給ホッパ
内の食品に型板に対して加わるこれ等の力により食品の
著しい劣化を生ずる。このことは、肉の全赤身品質を保
持しなければならないとくに鶏肉製品の場合である。
【0006】前記した制限のほかに公知の成形機械は、
一般にフロースルーコンベヤシステムを利用することが
できなくて、他の加工装置に関する使用を制限すると共
に成形機械としての使用を制限する。従ってこれ等の制
限を除いて機械能力を増すと共に成形可能な材料を柔軟
に取扱い材料の保全性を保持する成形機械を提供するこ
とが望ましい。
【0007】
【発明の開示】本発明により成形可能な材料を成形する
成形装置及び成形法は、従来の欠点を除き、多量の食品
加工用の機械の生産能力を著しく増す目的を持つ。
【0008】本発明の別の目的は、成形中に成形可能な
材料の損傷を著しく減らす、食品を成形する食品成形装
置及び成形法を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、型板の幅とこれに対
応してコンベヤシステムの幅とを著しく増すことにより
能力を増し又他の加工装置に適合できる成形装置を提供
することにある。
【0010】本発明のこれ等の又その他の目的は一般
に、成形可能な材料を受入れる供給マニホルドと、この
供給マニホルド内の成形可能な材料に圧力を加える手段
とを備えた、成形可能な材料を加工する成形装置によっ
て達成できる。互いに対向する第1及び第2の表面を持
ち、少なくとも1個の型穴(mold cavity)
を備えた型板(mold plate)を設け、又型板
駆動装置により型板を充てん位置及び放出位置の間で動
かす。型板の第1表面は、充てん位置にあるときにマニ
ホルドに隣接して配置され、少なくとも1個の型穴が充
てんのためにマニホルド内の成形性材料に選択的に露出
するようにしてある。充てん位置にあるときに型板の第
2表面に隣接してクランプ部材を位置させ、そして供給
マニホルドに型板を締付けるように第2表面上のクラン
プ部材に押圧力を加える手段を設けてある。少なくとも
1個の型穴に柔軟に充てんするようにマニホルド内の成
形性材料に圧力を選択的に加えるのにポンプ作用機構を
使う。取出し機構は、放出位置にあるときに型板の充て
んした型穴から製品を選択的に取出す。又この成形装置
には、型板ナイフとこの型板ナイフを充てん及び放出の
作業中に型板の運動に関連して型板ナイフを動かす協働
する型板ナイフ駆動機構とを協働させてある。型板ナイ
フは、型板に設けた少なくとも1個の型板内に食品を導
入した後型板の第1表面に隣接する位置で食品をきれい
に切断するようにしてある。型板ナイフはさらに、少な
くとも1個の型穴充てん後に供給マニホルドを密封し、
型穴内の食品の劣化を生じさせないで型板を放出位置に
移動させ型板のこの移動中に少なくとも1個の型穴内の
材料に加わる大部分のせん断力を解放する。
【0011】本発明は又、成形可能な材料を成形装置の
供給マニホルド内に供給する、成形食品の成形法を提供
する。少なくとも1個の型穴を持つ型板は、少なくとも
1個の型穴を供給マニホルド内の成形可能な材料に選択
的に露出するように選択的に位置させる。型板に隣接し
てクランプ部材を位置させる。そしてこのクランプ部材
に圧力を加え供給マニホルドに対し締付け位置からの型
板のたわみを実質的に防ぐようにする。次いで供給マニ
ホルド内の成形可能な材料に圧力を加え、型板が充てん
位置にある間に材料を少なくとも1個の型穴内に付勢す
る。少なくとも1個の型穴の充てんに次いで、型板ナイ
フにより型板のすぐ上側の位置で食品材料を切断し少な
くとも1個の型穴と共に供給マニホルドを密封する。ク
ランプ部材に加える圧力を次いで解放し、型板を少なく
とも1個の型穴から成形可能な材料を取出すための放出
装置に選択的に移動させる。
【0012】本発明の目的及び利点を添付図面により好
適な実施例について以下に詳細に説明する。
【0013】
【実施例】本発明による、成形可能な材料を成形する成
形装置及び成形方法をその好適な実施例について述べる
が本発明はこれ等の実施例に限定するものではない。図
1ないし3に示すように成形装置10は一般に、成形装
置10を任意適当な表面に位置させる床支持体14に取
付けるハウジング12を備えている。或はハウジング1
2に、成形装置10を簡単に運搬できるように複数個の
足車又は類似物を取付けてもよい。成形装置10は、任
意所望の形状の成形性食品の正確な食品部分を作るのに
使うことができ、これ等の部分は一様な寸法及び重量を
持つ。成形装置10は、ハンバーガー又は鶏肉パテ、生
パン、肉入りパイ又はその他の種種の食品を作ると共に
他の成形可能な材料を成形するのに使える。図3に示す
ように、コンベヤベルト16は、装置10の一方の側又
は両側でハウジング12に形成した出入り口18を貫い
て延びる。従ってコンベヤベルト16は、出入り口18
を持ちハウジング12の一方の側から他方の側に延びる
エンドレスコンベヤシステムのようなフロースルー形の
ものである。フロースルー形のコンベヤベルト16によ
り成形装置10はこれに先行する又は後続する他の加工
装置に調和した状態で使用しこの使用に際し多大の融通
性が得られる。たとえば食品加工作業の次の工程では、
成形装置10内の加工の直後に成形食品のパン粉まぶ
し、調理、フライ揚げ、包装又は凍結を行う。さらにフ
ロースルー形のコンベヤベルト16は又成形食品の種類
に融通性を持ち、成形装置10を利用して1種類の食品
を別の種類の食品に乗せ又はその他の載置作業を行うこ
とができる。フロースルー形コンベヤベルト16の、変
形として端部送りコンベヤを利用してもよい。このコン
ベヤでは、コンベヤシステム16は単一の出入口18を
経て処理する間に装置10から製品を簡単に取出す。
【0014】コンベヤシステム16上で圧力板アセンブ
リ20を、詳しく後述する支持構造に取付けてある。充
てんマニホルドアセンブリ22は、圧力板アセンブリ2
0の真上に配置され、又支持構造に圧力板アセンブリ2
0に整合するように取付けてある。圧力板アセンブリ2
0には、その上部部分に位置させた型板(moldpl
ate)24を協働させてある。型板24には少なくと
も1個の型穴なるべくは複数個の型穴を1組又は複数個
に形成してある。好適な実施例では型板24に2組の型
穴を設け、これ等の各組を互いに間隔を置いた2つの充
てんヘッド40、42と協働して次次に互いに対向して
充てんし又放出する。型板24は型板駆動機構28によ
り往復駆動させる。駆動機構28は任意適当な形式のも
のでよい。好適な実施例では型板駆動機構は、流体圧シ
リンダ部品を形成するロッド30と協働して圧力板アセ
ンブリ20に形成した流体圧シリンダにより流体圧によ
って駆動する。ロッド30は結合手段32によりロッド
縁部を型板24に固定してある。好適な実施例では型板
24は、型空間部分すなわち型穴(mold cavi
ty)26に対して充てん作業及び取出し作業を行うよ
うに所定の各位置間で高速で往復動する。型板ナイフア
センブリ35又はその他の手段は型板24と協働して設
けられ、なお詳しく後述するように型板24の往復運動
中に型板24に形成した型穴内に又充てんヘッド40、
42内に製品を保持する。型板ナイフアセンブリ35
は、1組の又は複数組みの型板穴に対応する個別のナイ
フ板区分を備える。これ等のナイフ板区分は型板24及
び充てんヘッド40、42に対して往復動する。型板ナ
イフアセンブリ35は又、ロッド39と協働する流体圧
シリンダを使い任意適当な形式でよく型板駆動機構28
と同様でよい型板ナイフ駆動手段37を備えている。こ
のような型板ナイフは、各型穴の充てん後に成形可能な
材料を型板の上方の位置で選択的にせん断するのに使う
と共に成形可能な材料を型穴間と共に充てんヘッド4
0、42内に保持するように作用する。
【0015】充てんマニホルドアセンブリ22には、成
形装置10の能力を2倍にできる第1及び第2の充てん
ヘッド40、42を協働させてある。各充てんヘッド4
0、42は、互いに同様に構成され、それぞれ送給管4
6から成形性材料を受ける供給マニホルド44を備えて
いる。送給管46は、駆動手段47を協働させた適当な
運搬機構(図示してない)を備えた供給ホッパ45から
成形可能な材料を充てんヘッド40に供給する。たとえ
ば材料は、本説明に参照した米国特許第4,403,0
02号明細書に示してあるような相互はまり合い容積形
自己ぬぐい式圧縮機ねじを使い充てんヘッドに運ぶこと
ができる。すなわちホッパ45からの成形可能な材料は
送給管46を介し第1充てんヘッド40に能動的に送ら
れる。ホッパ45からの成形可能な材料は又、充てんヘ
ッド40及び充てんヘッド42間を通過させる送給管4
8により第2充てんヘッド42に能動的に送給する。ホ
ッパ45からの成形可能な材料は従って各充てんヘッド
40、42の供給マニホルド44に送られる。成形可能
な材料は、異なるオーガ送給システムまたはピストンや
ベーンポンプのような他のポンプ作用機構のようなその
他の任意適当な手段により圧力のもとに充てんヘッド4
0、42に供給してもよい。好適な実施例では供給ホッ
パ45は、任意適当な供給システムから成形可能な材料
を連続的に送給して装置10を使う成形可能な材料の成
形の際に連続運転することができ、或は供給ホッパ45
には回分処理用に送給してもよい。供給ホッパ45は
又、傾斜させることにより清掃作業を容易にしまたはそ
の他の目的を実施できるように構成してもよい。成形可
能な材料は他の適当な手段により充てんヘッド40また
は充てんヘッド42に連続的に送給できるのは明らかで
ある。
【0016】各供給マニホルド44には、これ等の各供
給マニホルド内の成形可能な材料に圧力を選択的に加え
る手段を形成する1個または複数個の製品プランジャ5
2を協働させてある。好適な実施例ではプランジャ52
は、供給マニホルド44内にその中の材料に圧力を加え
るように選択的に移動させる流体圧作動シリンダに協働
させる。プランジャ52は、充てん作業中に成形可能な
材料に露出する各型穴の位置でマニホルド44内の成形
可能な材料に実質的に一様な力を加えることが望まし
い。又好適な実施例ではマニホルド44に協働して使う
複数のプランジャ52は、それぞれ適当な駆動手段によ
り個別に駆動され、供給マニホルド44内の成形可能な
材料の特性に基づいて自動調整ができるようにしてあ
る。たとえば各プランジャ52は、独立の流体圧シリン
ダにより駆動して各プランジャ52により、マニホルド
44に供給される食品の低温部又は類似の変化部のよう
な、マニホルド44内の成形可能な材料の変化に対し調
整することができるようにしてある。マニホルド44は
任意所望の形状又は寸法にすることができ、従ってマニ
ホルドに協働して使うプランジャ52の個数は変えても
よい。
【0017】装置10は又、装置10の作動中に各型穴
26から成形可能な材料の個別の部分を放出する取出し
プランジャアセンブリ60を備えている。従って取出し
プランジャアセンブリ60は複数個の取出しカップ(図
示してない)を備えている。各カップは、各型穴26か
ら成形可能な材料を放出するように各型穴の形状及び寸
法に類似しこれ等よりわずかに小さい形状及び寸法を持
つ。
【0018】好適な実施例では圧力板アセンブリ20及
び充てんマニホルドアセンブリ22は、各アセンブリ2
0、22を整合させた複数本の支柱70を備えた支持構
造に取付けてある。好適な実施例では各アセンブリ2
0、22は各支柱70に個別に取付けられ、そして各支
柱70は各アセンブリ20、22を別個の高さ位置に持
上げるのに使う。各アセンブリ20、22を持上げるよ
うに適当な駆動機構71を設けてある。各アセンブリ2
0、22をこのように位置決めすることにより成形装置
10の内面の清掃が容易になり使用及び保守が簡単にな
る。
【0019】前記の各図に示した成形装置10の好適な
実施例は2重ヘッド構造を持ち単一ヘッド構造に比べ能
力を著しく増してあるが、充てんヘッドの個数は特定の
用途に対し変えてもよい。同様に各マニホルド44に使
用するのに特定の個数のプランジャ52を示してある
が、所望に応じ異なる構成にしてもよい。
【0020】成形装置10のこの実施例の作用は図4か
ら明らかである。図4では充てんヘッド40又は充てん
ヘッド42及び協働する部品をさらに詳しくいくぶん線
図的に示してある。図4においてプランジャ52は、供
給マニホルド44に設けた穴74内に延びている。プラ
ンジャ52は供給マニホルド44の内外に往復駆動され
前記したように供給源から供給マニホルド44内に受入
れた成形可能な材料に圧力を選択的に加える。好適とす
る実施例では供給マニホルド44は、或る量の成形可能
な材料を受入れるように所定の容積を持つハウジングを
形成する。マニホルド44は、成形装置10の他の部品
に対し定位置に整合し固定してある。供給マニホルド4
4は成形装置10の頂部部分にあるから、この部材の強
度は成形装置10の他の部品間の臨界的間隔に影響を及
ぼさないでたわみを最小にするように高めればよい。さ
らに供給マニホルド44はたわみが最小になるようにす
ることができるが、後述する所から明らかなようにこの
部材のたわみを絶対的に防ぐ必要はない。供給マニホル
ド44の下側で、少なくとも1個の出口又は放出穴が型
板24と型板24内に形成した複数個の型穴26とに協
働している。好適とする実施例では図1ないし3につい
て述べたナイフ板アセンブリ35を供給マニホルド44
及び型板24の間に配置してある。型板ナイフアセンブ
リの作用はなお詳しく後述する。好適な実施例の型板2
4は、充てん作用中に加わる圧力に耐えるようには構成
してない比較的薄い断面の板である。操作時には型板2
4は、充てん位置と放出又は取出しの位置との間で周期
的に往復動する。型板24は、図1ないし3について述
べたような型板駆動機構により往復駆動する。
【0021】複数個の通気穴96が少なくとも一部分に
わたって形成され型板24の下方に配置した通気板94
を設けてある。通気穴96は、充てん作業中に型板24
の複数個の型穴26の位置に対応するように位置させる
のがよい。従って通気穴96は、周辺の各型穴26に対
応するパターンで形成した型穴26の領域に集合させた
ような任意の構成に又は所望に応じた他の構成に形成す
ればよい。通気板94は、型穴26に対し面一の底面を
備え又各穴26を他の装置部品から隔離する。通気板9
4は又その下面に他の装置部品と協働して各型穴から通
気するみぞを形成してある。通気板94は、種種の成形
可能な材料におそらく望ましいが成形装置の臨界的部品
ではない。そして各型穴からの適当な通気は、型板24
自体内に通気みぞ又は類似物を形成するように他の方式
で生じさせてもよい。
【0022】供給マニホルド44、型板ナイフアセンブ
リ35、型板24及び通気板94は使用した場合に、そ
れぞれ圧力板アセンブリ200に整合する。圧力板アセ
ンブリ200は好適な実施例では、浮動クランプ又は反
作用板204を支えた第1の圧力板部材202を備えて
いる。
【0023】各型穴26内の成形可能な材料を成形する
図4に示した各部品の作用は図5ないし7についてなお
詳しく述べる。成形可能な材料を成形する方法又は加工
法を又本装置の作用を共に説明する。一般に成形装置1
0の構造と共にその作用は第1に、この種の成形機械に
使われる従来の方法とは著しく異なるものである。従来
の考えのもとで成形装置の作用では、食品を型板の各型
穴内に付勢するのにこの食品にかなりの圧力を加えるよ
うにする。この装置の構造は、成形しようとした食品量
を密に閉じ込めるのに型板を支える種種の部材のたわみ
を防ぐようにした。高速の大規模食品加工システムで
は、装置の各構造部材のたわみを防ぐのに、種種の部品
の幅又は厚さを加わる圧力に耐えるように作る必要があ
る。各構造部材の幅又は厚さに対する、とくに型板及び
支持構造に加わる制限は、装置の幅を装置の全能力とに
よって制限を生ずる。
【0024】本発明では零たわみの考え方とは異なっ
て、充てん作業でこれ等の強い圧力を加えるときに生ず
るたわみが圧力板アセンブリ200及び浮動クランプ板
204により補償される。型板24から成形装置10の
コンベヤシステムまで適正な間隔を保持するには、圧力
板アセンブリ200及び対応構造の厚さを最小にするこ
とが望ましい。板部材202及びクランプ板204を備
えた圧力板アセンブリ200は従って比較的薄い断面の
構造部材である。クランプ板204は複数条の通気みぞ
206を備えて、充てん作業中に型板穴26から空気を
逃がし又は清掃サイクル中に洗浄流体又は清掃流体を除
去するようにするのがよい。クランプ板204の周辺の
まわりの位置に複数のピストン208を設けてある。こ
れ等のピストンは、クランプ板204を供給マニホルド
44の下面に押当てることにより型板24を供給マニホ
ルド44に締め付けるのに利用する。好適な実施例では
ピストン208を備えたクランプ板204に圧力を加え
る力付与機構は、供給マニホルド44の外部フレーム又
は架台に対応するように位置させ型板24をマニホルド
44に確実に挟むようにするのがよい。圧力板202及
びクランプ板204は共に一般に、装置10の充てん作
業中に供給マニホルド44を介して加えられる圧力に耐
える構造的一体性を持たないから、これ等の部材のたわ
みはクランプ板204に圧力を加える手段により補償す
ることによって、たわみを防ぐのに所要の強度を持つ構
造部材の必要がなくなる。従って圧力板アセンブリ20
0は荷重のもとにかなりたわむが、クランプ板204に
圧力を加える手段によりどのようなたわみも補償され
る。クランプ板204の浮動性により、このクランプ板
を使用した場合の通気板94と共に型板24の下側に積
極的に締付けることができる。クランプ板204を型板
24の下側に積極的に締付けると、型穴26の厚さが供
給マニホルド44の放出穴に対して保持されたわみに関
係なく一様な重量及び寸法を持つ製品が正確に作られ
る。浮動クランプ板204を圧力板アセンブリ200に
協働した状態に配置すると、従ってクランプ板204の
幅は、薄い断面の各部材のたわみが圧力板アセンブリ2
00に協働する圧力付与システムにより補償されるから
クランプ板の構造的一体性の対応する増加を伴わないで
増すことができる。このようにして型板24の幅を著し
く増して、幅のはるかに広い成形装置が作られこのよう
な装置の脳職を著しく増すことができる。この成形装置
は又図1ないし3に示すような二重マニホルドは位置に
も適合するから、この装置の能力の全増大はとくに著し
い。
【0025】図5ないし8には圧力板アセンブリ200
をなお詳しく示してある。この実施例では反作用ブロッ
クすなわち圧力板202に複数個のピストン208を設
け通気板94の下部及び対応する型板24に対し力を加
えクランプ板204を上向きに動かす。好適な実施例で
はピストン208は、型板24及び型板ナイフアセンブ
リ35と共に他の装置部品を駆動するのに伴って使用主
流体圧システムから駆動される移動制限流体圧作動ピス
トンである。各ピストン208を作動するとクランプ板
204は型板24に対し確実に押圧され型板24を供給
マニホルド44に対し締付ける。各ピストン208を作
動し反作用板204を供給マニホルド44の下部フラン
ジ47に整合した状態に締付けると、反作用板204が
供給マニホルド44のアクセス穴に橋架される。この場
合浮動反作用板204をいくぶんたわませ、このたわみ
が圧力板202に移行する。供給マニホルド44に対す
るこれ等の部品の確実な締付け関係に関する圧力板20
2の補償たわみは、供給マニホルド44に対して型穴2
6の厚さを保持し各型穴26内の成形可能な材料の正確
な充てん及び成形ができるように作用する。この正確な
充てん作業は、各部品のたわみを生じさせる間に得られ
これ等の装置部品内の構造上の保全性の要求を減らす。
又この場合装置の幅をたわみを防ぐのに必要な構造上の
保全性の対応する増加を伴なわないでかなり増すことが
できる。
【0026】装置10の作用では充てん及び取出しのサ
イクルは各供給マニホルド44と型板24に形成した1
組の型穴26とに関して反復して行われる。供給マニホ
ルド44に成形可能な材料を送給した後、この成形可能
な材料はなお詳しく後述するようにマニホルド44内に
隔離するのがよい。充てんサイクル中の製品送入圧力か
らのマニホルド44の隔離は充てん作業中の製品送入に
対抗する成形可能な材料の逆流を防ぐのに望ましい。さ
らに多くの用途及び材料に対しマニホルド44にふたた
び送給することを必要としないで多重の充てんサイクル
を生じさせ装置能力をさらに増すことができる。マニホ
ルド44に成形可能な材料を充てんすると、圧力板アセ
ンブリ200を作動しクランプ板204を型板24及び
供給マニホルド44に対し押圧する。製品プランジャ5
2を作動しマニホルド44内の成形可能な材料を加圧し
この材料を型穴26内に押込む。この処理ではマニホル
ド44内の成形可能な材料は型穴26内に正面を付勢す
る。すなわち成形可能な材料を供給マニホルド44から
充てんみぞ穴又は類似物を経て押出す必要がない。この
ような押出しによりこれ等の材料の比較的柔軟な取扱い
ができる。或は若干の応用例では成形可能な材料は供給
みぞ穴を経て差向け成形した材料にたとえば繊維配向又
は分散のような若干の特性が得られる。
【0027】充てん作業では、クランプ板204を型板
24に押付けると、型板24はマニホルド44に対して
締付け位置に固定され、そして型板24が充てん作業中
に移動しないのは明らかである。この場合又、充てん作
業中に型板24の運動により成形性材料に生ずる損傷が
少なくなる。従ってマニホルド44内の材料が送入材料
から隔離できるから、製品プランジャ52の作動によ
り、高い製品送入圧力を必要としないでマニホルド44
内の材料に極めて高い圧力を加えることができる。すな
わち図1の実施例に示した供給ホッパ45から材料を送
給するように加える圧力は、低圧力であり、又成形装置
10を使い成形可能な材料の柔軟な取扱いができる。成
形装置10に利用できる低圧送給により又、ねじオーガ
システム又はその他の低圧ポンプ作用機構のように供給
マニホルド44に製品を送給する種種のシステムが得ら
れる。
【0028】前記したように型穴26に充てんした後ピ
ストン208を介してクランプ板204に加わる圧力を
解放し、これと同時に供給マニホルド44内の製品プラ
ンジャ52により加えられる圧力を解放する。この場合
又型板24に対しクランプ板110の締付けが解放され
るようになり型板24をその供給マニホルド44に対す
る鎖錠位置から解放する。このときに型板24は充てん
位置から取出し又は放出の位置に動かされる。この放出
位置では図1ないし3に示すように各穴26は取出しプ
ランジャアセンブリ60に整合するように動かされる。
クランプ板204及び製品プランジャ52に対する圧力
解放に伴い、マニホルド44には、各型穴内の除かれた
材料入れ替えるのに必要な場合に付加的な成形性材料を
ふたたび送給することができる。なお詳しく後述するよ
うに型板ナイフアセンブリは又充てん位置及び取出し位
置の間の型板24の移動中にマニホルド44を密封す
る。
【0029】好適な実施例ではマニホルド44の成形可
能な材料の供給は型板24の移動に関連して制御され、
充てん位置への型板24の移動により充てんのためにマ
ニホルド44の対応する隔離ができ、又取出し位置への
型板24の移動によりマニホルド44への材料の対応す
る供給ができる。本発明の成形装置は充てん位置から取
出し位置への型板の高速の移動を生じて完全な充てん取
出しサイクルが極めて早く行われる。
【0030】クランプ板204を型板24の底部に又マ
ニホルド44に押圧する充てん作業中は、各型穴26内
に補捉される空気は、製品プランジャ52の作業時に成
形可能な材料が各型穴内に付勢されるから逃がさなけれ
ばなれない、従って各型穴26から補捉空気を逃がすこ
とができるように通気機構を設ける。この通気機構は、
任意適当な形式のものでよく、図7に示すようにクラン
プ板204に形成した複数のみぞ206を備えている。
各通気みぞ206は、通気板94(使用した場合)と協
働して作用し各型穴26に連通する。好適な実施例では
各通気みぞ206はクランプ板204を横切って走る1
組のみぞ207から成っている。各みぞ207は浅いみ
ぞ207aを経て縦方向みぞ207bに連通する。各み
ぞ207はクランプ板204の縁部に連通しクランプ板
204から流体を逃がすことができる。好適な実施例で
は通気板94はクランプ板204に直接当てがいクラン
プ板204に対し定位置に合うように定位置に合うよう
に形成する。図8a及び8bに示すように通気板94
は、クランプ板204の一方の縁部に隣接して位置する
ようにした下方に延びる縁部壁95を備えている。通気
板94の反対側縁部には、クランプ板204のまわりに
延び通気板94をクランプ板に当てがうJ字形みぞ97
を設けてある。J字形みぞ97は複数条のみぞ207に
連通し、成形装置10から流体を排除する。又装置10
の操作に当たっては、成形装置10の作業中に作られる
食品又はその他の成形性材料のかき取り清掃の出来るこ
とが望ましい。成形可能な材料を供給マニホルド44か
ら使用した場合クランプ板204及び通気板94に対し
型穴26内に押込むと、食品くずが通気板94内の各穴
を経て又はみぞ207内に押込まれる。好適な実施例で
は供給管212は圧力板アセンブリ200と協働して設
けられ清浄のためにこの区域に水又はその他の清掃流体
を供給することにより作動時に清浄性を高める。このよ
うな考え方は1例として食品加工の応用に望ましい。供
給管212は、クランプ板204に形式したみぞ207
bに連通し清掃流体を圧力のもとに各みぞ207に浅い
各みぞ207aを経て供給し各みぞ207aから異物を
洗浄する。通気板94は従って又所望により対応するみ
ぞを設け、この区域を通気し又は洗浄するようにすれば
よい。
【0031】本発明のこの実施例では成形装置10は図
9及び10に示した調整できる取出しアセンブリ220
を備える。取出しアセンブリ220は、各型板26内に
成形した材料を選択的に取出すようにアセンブリ220
を往復運動させる取出し駆動機構に、取付けブロック2
22を介して取付ける。アセンブリ220はさらに、棒
状体224に取付けた各型板穴26の寸法及び形状に対
応する複数の取出しプランジャ226を備えている。図
9に示すように各プランジャ226は、ハンバーガー又
は類似物に対し或は図10a及び10bに示すようにな
鶏肉ナゲットに対し円形にしてある。他の形状の型板穴
26及び取出しプランジャ226がたとえば図10cに
示すような鶏肉条片に対し考えられる。互いに異なる形
式の各プランジャ226は棒状体224に取付けられ、
又所望のより複数組のプランジャ226を棒状体224
に取付けてもよい。一層複雑な形状の又は一層小さい型
穴26を持つ一層少数の組のプランジャ226を使い又
これ等の個別の組の位置の調整を行うと又、各型板穴2
6に対し取出しの調整が一層容易になる。取付けブロッ
ク222のよりさらに棒状体224を3次元で調整し取
出しプランジャ226をそれぞれ取出し位置にあるとき
に各型板穴26に対して適正に位置決めすることができ
る。好適な実施例では棒状体224は各端部に、上向き
に延びる取付けピン223と協働するみぞ穴225を備
えている。各みぞ穴225により、棒状体224の位置
をピン223に対し縦方向に調整することができる。さ
らに取付けブロック222は左右に調整して整合調整を
容易にすることができる。次いで鎖錠装置227を使い
棒状体224及びブロック222の位置を所望の位置に
あるときに鎖錠する。
【0032】別の実施例のよる圧力板アセンブリ100
を図11ないし14に示してある。図11は圧力板アセ
ンブリ100を他の装置部品と共に展開して示す。圧力
板アセンブリ100は、圧力板111と穴112内に取
付けたクランプ板110とを備えている。図12は本装
置を型穴充てん作業を行う締付けモードで示す。この実
施例では供給マニホルド44と型板24と通気板94と
の配置が一般に図4に述べた配置と同様である。型板2
4は適当な駆動機構により駆動する。図11に示した例
として駆動機構は、型板24を駆動機構に結合するクラ
ンプ棒86及び押し棒88を備えた押し棒機構でよい。
好適な例では型板24は、クランプ棒86に形成した対
応するみぞ穴92内にはまるようにキー止め縁部を備え
ている。押し棒88は次いでクランプ棒86に固着し型
板24の全周縁部を押し棒88及びクランプ棒86の間
に締付け押し棒88の全長にわたり荷重を配分すると共
に型板24を駆動機構を介し動かすようにしてある。こ
の場合型板24を駆動機構に結合するその他の適当な手
段が考えられる。
【0033】供給マニホルド44、型板ナイフアセンブ
リ35、型板24及び使用した場合の通気板94はそれ
ぞれ圧力板100に整合する。重ねた構成では型板24
は充てん位置及び放出位置の間で他の部品に対し往復動
する。圧力板100はさらに、好適な実施例では押し棒
106と共に型板駆動機構を形成する穴104を備えて
いる。各押し棒106は流体圧力アクチュエータの一部
を形成し圧力板100に対し押し棒106を往復動させ
る。取付けヘッド108は、型板24にその駆動のため
に取付けた押し棒88に固着してある。浮動クランプ板
110は穴112内に配置してある。穴112内のクラ
ンプ板110の周辺のまわりにOリングシールのような
適当な手段により密封部を形成する。従ってクランプ板
110は、穴112を密封するが、穴112内の密封関
係は保持しながら穴112内で浮動することができる。
クランプ板110は、その通気板94に隣接する上側に
形成した複数状のみぞ114を備え充てん作業中に空気
を逃がせるようにするのがよい。圧力板100は又、ク
ランプ板110に形成した通気みぞ114に協働する複
数状の対応する通気みぞ116を備え、各通気みぞ11
6に連通する通気通路118への空気又は湿気の除去が
容易になるようにしてある。図12では力又は押圧力の
付与手段120は、流体供給管124及び流体供給管路
126を持つ流体圧調整器122がよい。ピストン12
8又はその他の適当な機構は、内部空洞130への供給
管路124により導入される流体に圧力を加え圧力のも
とに流体供給管路126に押出されるようにしてある。
ピストン128、好適な実施例では流体圧により駆動し
てもよいが、流出管路126を経て流体を所望の圧力で
押出す任意適当な構造も考えられる。管路126内の流
体は圧力板100の互いに対向する側に差向け出入口1
32を経て導入し穴112内にクランプ板110の下側
に向かい噴射する。加圧流体をクランプ板110により
密封した穴112内に導入すると、クランプ板110は
これが型板24に対し又は通気板94を使う場合の通気
板94と型板24に対し押当てられるまで穴112内で
上向きに浮動する。図12では通気板94は示してない
が、種種の互いに異なる成形可能な材料に対し通気板は
前記した利点を得るのに使ってもよい。好適な型板ナイ
フアセンブリ35は又分かりよすいように除いてある。
クランプ板110の下側の空間の加圧によりクランプ板
110を型板24の底部に従って供給マニホルド44の
底部に密封する。すなわち図12に示した締付けモード
ではクランプ板110、型板24及びマニホルド44
は、型板24の型穴の充てんのために相互に確実に締付
ける。
【0034】図12に示すように圧力付与手段120に
よりクランプ板110の底部に加える流体圧力は圧力板
111に補償たわみを生ずる。この補償たわみは、クラ
ンプ板110をマニホルド44に対し確実な締付け関係
に保持しマニホルド44に対する型板24従って各型穴
26の位置を保持する。すなわちマニホルド44にたわ
みが生じても、型板24はマニホルド44に合致し型穴
26内に成形可能な材料を精密に充てんし成形する。こ
の構造ではクランプ板110は、ビ−ムを備えているの
でたわみ状態では作動しないでクランプ板110に充て
ん作業中に受ける力に適応する極めて厚い横断面又は質
量を備える必要がない。圧力板111のたわみ量は充て
ん作業中に加わる力による。しかしこのようなたわみ
は、クランプ板110が型板24をマニホルド44にこ
のマニホルドに協働して作用するようにつねに確実に締
付けるのであまり問題にはならない。
【0035】各型穴26の充てんは、クランプ板110
を図12に示したようにして加圧するときに行う。充て
んサイクルのなお別の態様を図12について述べる。図
12では供給マニホルド44は成形可能な材料136を
送給してある。供給マニホルド44に成形性材料を送給
した後、この成形可能な材料136をマニホルド44内
で隔離する。充てんサイクル中の製品送給圧力からのマ
ニホルド44の隔離は、マニホルド44内の材料が製品
送入に逆って逆流しないように行うことにより成形可能
な材料をその損傷を避けるように一層柔軟に取扱う。マ
ニホルド44に充てんすると、圧力板111を作動しク
ランプ板110を押圧し、製品プランジャ52を作動し
マニホルド44内の成形可能な材料136を加圧しこの
材料を各型穴26内に押し込む。又成形可能な材料は各
型穴26の真上の位置から充てんのために各型穴26内
に押し入れ又は送給みぞ穴を経て差向け成形した材料に
若干の特性が得られるようにする。
【0036】図12について述べたように各型穴に充て
んした直後にクランプ板110に加わる押圧力をたとえ
ばピストン128を空洞130から戻すことによって解
放する。この実施例では圧力付与機構120の減圧によ
りクランプ板110に加わるわずかな負圧を生じクラン
プ板110を型板24からわずかに引戻し型板24を放
出又は取出し位置に比較的自由に移動させ製品の低圧送
給によりマニホルド44に材料の劣化を生じさせないで
充てんすることができる。これと同時にクランプ板11
0には送給圧力によるマニホルドからの漏れを防ぐのに
十分な圧力が加わる。クランプ板110に加わる残留圧
力は従ってマニホルド44への再送給時に加わる送給圧
力に対し等しいか又はわずかに高くマニホルド44内の
成形性材料を型板ナイフ構造の上方に保持する。圧力付
与機構120を経てクランプ110板自体に加わるわず
かな負圧により、充てんサイクルの完了の直後に型板2
4を移動させサイクル時間を最短にする。好適な作用で
は圧力付与機構120は製品52の作動に関連しこれ等
が相互に同時に作動され又は非作動になる。
【0037】又この実施例ではクランプ板110と協働
して通気機構を設けてある。クランプ板110は、型板
24にすぐ隣接して配置され又は通気穴96を持つ通気
板94を間に配置し、クランプ板110の上面を充てん
中に型穴26から逃げる空気に露出する。図15になお
詳しく示すように、クランプ板110は、各型穴からの
逃散空気を受けて逃がすように位置させた複数条の通気
みぞ114を備える。図11に示すようにクランプ板1
10の通気みぞ114は圧力板100に形成した対応す
る通気みぞ116に連通し、外気に通ずる通気通路11
8に空気を逃がす。図14では空気又はガスの排出を示
してある。前記したように充てん作業中にクランプ板1
10は押圧され型板24に締付けられる。又各型穴26
内に捕捉された空気は使用してある場合の通気板94内
に通気穴96を経て通気みぞ114内に逃がす。各通気
みぞ114に受入れたガスは次いで、圧力板100に協
働する通気みぞ116内に又通気通路118に押出され
る。通気通路118は所望に応じ適当な捕捉タンク又は
排出部に結合すればよい。各型穴26からの捕捉空気の
通気によりクランプ板110を型板124に押付け所望
に応じ各型穴の充てん中にこの押付け状態を保持する。
従ってこの通気手段は装置10が締付けモ−ドにあると
きに充てんサイクルを適正に行うのに極めて重要であ
る。
【0038】この実施例の好適な構造では又通気みぞ1
14、116及び通気通路118を清掃する清掃システ
ムを設けてある。種種の種類の製品では各型穴の充てん
中にこれ等の型穴から通気板94及び/又はクランプ板
110の通気みぞ114から押出される空気は、たんぱ
く質分子、肉脂肪分子又はその他の材料を含むことが分
かっている。たんぱく質及び肉脂肪の分子はたとえば通
気みぞ114を被覆しやすく、又この被覆作用は防ぐこ
とが望ましい。図14に示すように又図16になお詳し
く示すようにクランプ板110は又クランプ板110の
下側に形成した1連の穴140を設けてもよい。各穴1
40は締付けモ−ドでは、圧力付与手段又は好適な実施
例の増圧器120により供給する加圧流体に露出する。
各穴140は、クランプ板110を貫いては延びない
で、協働する通気みぞ114に連通する極めて小さいオ
リフィス142を設けてある。クランプモ−ドでは好適
な実施例は、前記したようにクランプ板110を加圧す
るために圧力板100内に噴射する加圧水を使う。加圧
水は各穴140内に押込まれ、少量が各通気みぞ114
に協働するオリフィス142を経て噴射される。このよ
うにして少量の水が充てんに際し各型穴内に捕捉された
空気の排出中に各通気みぞ114内に噴射される。各通
気みぞ114と圧力板100に形成した対応する通気み
ぞ116とへの水の噴射により、各通気みぞ及び各オリ
フィス142をそれぞれ表面を湿り状態に保持すること
によって清浄に保ち排出空気中のたんぱく質肉脂肪又は
その他の同伴分子による被覆又は詰まりを防ぐ。好適な
実施例では各オリフィス142は、通気みぞ114に連
結するように或る角度たとえば通気みぞ114に対し4
5°を挟んで位置させ表面を湿らせるようにみぞに沿い
流体を射出する。各オリフィス142の寸法が極めて小
さいから、これ等の各オリフィスを経て少量の水が噴出
されるだけで、充てんサイクル中に成形性材料には水が
全く接触しない。このようにして噴流噴霧清掃を行うこ
とはたとえば鶏肉製品を成形形成するときにとくに重要
であることが分かっている。噴流噴霧清掃システムは種
種の成形可能な材料に有用であるが噴流噴霧清掃装置は
随意のもので必要なわけではない。さらに図11に示す
ようにさらに若干の噴流噴霧清掃オリフィスを通気通路
118内の中央分割器144内に設け同様な目的で又通
路118の表面を湿り状態に保持する。このようなシス
テムでは少量の水だけしか使わないが、図14の逃がし
流体の流れに示すように外部捕捉タンク又は類似物に過
剰な水を逃がす。
【0039】図17ないし19では図1ないし3に示し
た好適な実施例の充てんヘッド40、42を協働する構
造と共になお詳しく示してある。図17及び18には各
ヘッド40、42は、図1ないし3の場合のように製品
プランジャ52が延びる複数の室150を備えるように
示してある。これ等の図ではプランジャ52は分かりや
すいように省いてある。好適な実施例では図1ないし3
に述べた供給ホッパ45からの成形可能な材料の供給源
は成形可能な材料を送入手段46によりヘッド40内に
導入する。好適な実施例では成形可能な材料は供給管4
8により各充てんヘッド40、42に供給される。各供
給管48は、供給ホッパ45に連通しヘッド40を貫い
て延び、供給マニホルド44の内容積に連通する穴16
4によりヘッド40に連通する。供給管48は又充てん
ヘッド42に延び同様な穴146を介しヘッド42に連
通する。すなわち成形可能な材料は、図18に示すよう
にそれぞれマニホルド44に設けた複数の室150に連
通する送給管48を介し両充てんヘッド40、42に直
接供給される。複数の室150に対する管48の連通に
より成形可能な材料をマニホルド44に一様に適正に供
給する。各室150の下方に、各室150に連通する容
積又は空間152が位置する。前記したように各充てん
ヘッド40、42に導入した成形可能な材料はこのよう
にして製品プランジャ52により空間152内に次いで
型板24に形成した型穴26内に配分される。好適な実
施例では型板24は、所望の形状の成形製品を作るよう
にそれぞれ所定の形状及び容積を持つ2組の型穴26を
備える。図示の実施例では各型穴26は円形で、他の形
状も考えられるがたとえばパテを生成する。好適な実施
例では各供給マニホルド44は成形装置10の幅を横切
って延び、又各型穴26は、各充てんヘッド40、42
の下方領域に形成した空間152に対応する1連の穴と
して形成してある。一方の組の穴26は供給マニホルド
の一方に露出するが、この一方のマニホルドは図17で
は充てんヘッド42として示してある。他方の組の型穴
26は取出し位置で各充てんヘッド40、42間に位置
させる。このようにして一方の組の型穴に成形可能な材
料を充てんする際には、充てんヘッドの他方を介して充
てんした後に他方の組の型穴26を取出し位置に位置さ
せるのはもちろんである。引続いて型板24を移動させ
他方の組の型穴26を充てんのために他方の充てんヘッ
ドに露出すると共に、充てんし終わった組の型穴26を
取出し位置に移動させる。このようにして好適な実施例
の二重充てんヘッド配置で極めて高い能力が得られる。
【0040】又図17及び19には、正確な重量及び形
状を持つ成形食品の成形を容易にすると共に保全性を保
っために成形可能な材料の柔軟な取扱いを促進するよう
に充てんヘッド40,42及び型板24と協働して作用
する型板ナイフアセンブリ35を示してある。前記した
ような型板ナイフアセンブリ35は図1について述べた
駆動機構37を備えている。駆動機構37は、充てんヘ
ッド40,42に対して支持フレーム154を往復動さ
せる。フレーム154には、それぞれ充てんヘッド4
0,42の一方に協働する第1及び第2の型板ナイフ1
56を結合する。図19に示すように型板ナイフアセン
ブリ35は又、それぞれ型板ナイフ156の1つと協働
するバックアップナイフ部材160を備えている。型板
ナイフ156は又充てん及び取出しの手順中に型板24
と協働して作用し本装置の好適な作用について後述する
ように著しい利点が得られる。
【0041】次に図20ないし28について型板24及
び型板ナイフアセンブリ35の好適な作用モードをさら
に詳しく述べる。これ等の図には充てんヘッド40,4
2の一方だけを型板24及び型板ナイフアセンブリ35
に対して示し供給ヘッド44だけを参照する。型板24
及び型板ナイフアセンブリ35は又充てん手順及び取出
し手順を行う圧力板の実施例について述べたように圧力
板アセンブリ100及び協働する構造の作用に関連して
明らかである。図20及び21では第1段の作用を充て
んヘッド40,42の一方について述べるが、各充てん
ヘッド40,42を各充てん作用で図17及び19に述
べたように各組の型穴26に対して逐次に使うのは明ら
かである。供給マニホルド44は室150に対し作動関
係に配置した製品プランジャ52と共に示してある。又
供給マニホルド144内の各室150には、室150内
で往復動するようにしたスリーブ弁166を協働させて
ある。スリーブ弁166は前記したように送給管48を
介し供給ホッパからの成形可能な材料の供給を逐次に遮
断するように作用する。図20及び21には第1段にお
ける供給マニホルド44に対する充てん作用を示してあ
る。この場合供給マニホルド44に成形可能な材料を充
てんするものとする。スリーブ弁166をこれ等の図に
示すように位置させると、弁は、下方に動き室150に
通ずる穴164を閉じることにより成形可能な材料の供
給を有効に遮断する。成形可能な材料の供給を遮断する
ときは、製品プランジャ52を下方に移動させ空間15
0,152間の成形可能な材料に圧力を加えこの成形可
能な材料の供給を充てん作業でこれ等の空間に露出した
型穴26内に押込む。充てんサイクル中に特定の充てん
ヘッドに協働する型板ナイフ156は開いた位置に位置
させ空間152及び型穴26間を連通させる。各型穴2
6はこのようにして、製品プランジャ52を適当な製品
プランジャ駆動手段168によつて領域150内に下向
きに動かす際に充てんされる。製品プランジャ52の作
用により供給マニホルド44内の成形可能な材料を型穴
26内に柔軟に付勢し又この成形可能な材料の保全性の
保持が容易になるようにする。スリーブ弁166は、送
給管48及び穴164を経て供給される送入製品に向か
う成形可能な材料の逆流を防ぐ。
【0042】図22では充てんサイクルの次の作用段を
示し製品プランジャ52はその行程の下端で供給マニホ
ルド44内にある。プランジャ52により所定の圧力を
加え又は与えられた時限にわたり所定の圧力を加えた
後、プランジャ52により成形可能な材料を型穴26が
均等に充てんされ終るまでこの型穴内に押込む。型穴2
6の充てんが終ると、次いで型板ナイフアセンブリ35
を作動し型板ナイフ156を図22に示すようにその開
いた位置から閉じた位置に移動させる。型板ナイフ15
6の前縁は、型穴26の近くで型板24の上面に直接隣
接する位置で成形可能な材料をきれいに切断する。これ
と同時に型板ナイフ156は空間152を密封し、成形
可能な材料を供給マニホルド44内に封じ込める。型板
ナイフ156がその閉じた位置に移動すると、この型板
ナイフは又バックアップナイフ160と協働して作用し
成形可能な材料を空間152の全区域に沿ってきれいに
切断し供給マニホルド44を型板穴26から完全に密封
することにより型穴26内の成形可能な材料の成形を完
了する。バックアップナイフ160は、このようにして
又、型板ナイフ156に形成したナイフエッジと協働す
るナイフエッジを備えこの作用を適性に行う。バックア
ップナイフ160は、供給マニホルド44の下部部分に
形成したみぞ内に位置し、又この位置で或る程度「浮動
する」ように構成してある。型板ナイフ156を閉じる
と、これ等の部材に形成した各ナイフエッジの協働する
係合によりバックアップナイフ160の位置を固定し型
板24に対する境界面における成形可能な材料の適正な
切断を容易にする。図22に示すように型板ナイフ15
6がその閉じた位置に移動する作用では、スリーブ弁1
66は供給マニホルド44内への成形可能な材料の供給
に関して密封位置に留まり、又型板24は型板ナイフ1
56を閉じるのに必要な時間が極めて短いが、この処理
中に固定状態のままになつているのがよい。
【0043】従って型板ナイフ156がその閉じた位置
に動き供給マニホルド44を型板穴26から有効に密封
すると、この場合前記したように圧力板アセンブリ20
0,100に加わる圧力を解放することにより型板24
を型穴26内の新たに成形した成形可能な材料の取出し
位置に移動させることができるのはもちろんである。作
動時には型板ナイフ156は締付け圧力及び充てん圧力
の解放と同時に閉位置に動きサイクル時間を最少にす
る。この処理段は図23に示してある。図23では型板
ナイフ156はその閉じた位置に留まり、又スリーブ弁
166と共に製品プランジャ52は静止したままになつ
ている。型穴26内の新たに成形した成形可能な材料を
取出すには、型板24の移動により型穴26内の成形可
能な材料を損傷したりその他の影響を及ぼしたりしない
で型板24を図23に示した取出し位置に動かす。
【0044】次いで取出し作業を充てんした穴26に関
して行いこれと同時にスリーブ弁166を図24に示す
ような開位置に移動させる。スリーブ弁166の開位置
への移動により供給管48からの成形可能な材料を供給
マニホルド44内にふたたび導入し先行の充てんサイク
ルで取出した材料を更新する。或いはスリーブ弁166
の移動は所望により複数回の充てんサイクル後に成形可
能な材料を更新できるように設定し、さらに本装置のサ
イクル時間を短縮する。スリーブ弁166の開位置への
上向きの移動は又、製品プランジャ52の上向き移動に
より室150内の成形可能な材料の更新を容易にするよ
うに作用する。弁スリーブ166を開くと、付加的な成
形可能な材料の室150への導入により、図25に示し
た段に達するまでプランジャ52を上向きに付勢する。
或いはプランジャ52は適当な駆動機構により確実に動
かしてもよい。図25ではプランジャ52はその行程の
頂部に上向きに動いているが、スリーブ弁166はその
開いた位置に留まる。この段階では型板ナイフ156及
び型板24は、室150が再充てんされるまで図示の位
置に静止したままになつている。
【0045】成形可能な材料を室150に再送給する行
程に引続いて図26に示すようにさらに充てんサイクル
を開始しスリーブ弁166を室150内に下方に動かし
穴164を閉じ室150への材料の供給を遮断する。プ
ランジャ52は行程の頂部に留まり、そして型板24及
び型板ナイフ156は図示のようにそれぞれ取出し位置
及び閉じた位置に静止したままになる。次いで型板ナイ
フ156を図27に示すような開いた位置に動かすが、
型板24、スリーブ弁166及び製品プランジャ52は
図示の位置に留まる。次いで型板24を動かし各型穴2
6がそれぞれ図28に示すように供給マニホルド44の
室152に連通する充てん位置にふたたびなるようにす
ることができる。充てん位置から取出し位置への型板2
4の移動は作動速度を高めるように比較的短い距離にす
る。型板24がこの位置にあると、製品プランジャ52
は室150内にふたたび動かし図20に示すように材料
を充てん作業で型穴26内に付勢する。この処理は、前
記したように相互に対向する関係で逐次の充てんサイク
ル及び取出しサイクルにおいて各充てんヘッド40,4
2に対し反復する。又図20ないし28について述べた
ように行う作業は極めて迅速に行われ、充てんサイクル
及び取出しサイクルが極めて早く行われ装置10の能力
をふたたび著しく増すことができるようにする。
【0046】図29には型板24の好適な実施例を示し
てある。この実施例では型板24は前記したような2組
の型穴26を持つ。さらに型板24にはその2つの縁部
に隣接して又2組の穴26間の中央領域に互いに対向す
る組の位置決め穴170を形成してある。各位置決め穴
は、前記したような型板駆動機構と協働する位置決めピ
ン(図示してない)に協働する。各位置決め穴170に
より、清掃、保守又は交換を必要とする場合に型板24
を適正な位置に簡単に位置換えすることができる。さら
に作動時の往復運動中に型板24と装置10の他の構造
との間の摩擦を減らすことによつて容易にその有効寿命
を増すと共に装置10の作動速度を増すことが分った。
従って型板24は、この型板の移動時に摩擦を減らすよ
うに逃げみぞ172を設けるのがよい。各逃げみぞ17
2は、型板24の表面区域の大部分にわたり各型穴26
に隣接する型板24の領域に設ける。各逃げみぞ172
は、任意適当な機械工法により型板24に機械加工され
型板24の摩擦接触をかなり減らすのに1000分の数
inの深さにするだけでよい。或いはこれ等のみぞは、
型板24が成形可能な材料から作られる場合に型板24
に成形してもよい。1連の逃げみぞ172を示してある
が、単一の一層大きいみぞを使ってもよいし又は他の形
状にしてもよいのは明らかである。
【0047】以上述べた所から明らかなように本発明は
成形装置は比較的薄い断面の部材を使うと共に型板と成
形可能な材料を各型穴に供給する供給マニホルドとの間
に所望の関係を保持することのできる独特の部品配置を
提供する。本発明は、このような部材の持つ幅に関する
制限を除きこのような部材のたわみを補償する。本装置
はその幅を増すことができるので二重マニホルド又はそ
の他の充てん構造の使用によつて生産能力を著しく増
す。フィードスルーコンベヤシステムの使用により本装
置は、このコンベヤシステムを他の処理装置に適合させ
て他の処理工程に先行する又は後続する処理ライン内で
十分に使用することができる。本装置の構造及び作動法
により又成形可能な材料の柔軟な取扱いがその保全性を
保ちながら得られる。本成形装置は又各装置動作を適当
な制御システムにより相対的に又装置全サイクル速度に
関係なく所望の時間で実施することができる。たとえば
好適な実施例では型板、型板ナイフ、製品プランジャ、
スリーブ弁等と協働する駆動機構は相互に無関係に制御
される。この場合本装置は充てんサイクル及び取出しサ
イクルから成る機能を本装置の全生産割合に関係なく所
定のサイクルで逐次に作動することができる。充てん及
び取出しの作動中に行われる種々の機能は、すなわち従
来の装置で一般的であるように全サイクル速度に持続時
間及び速度が比例したままになるように各機能を強制す
ることをしないように機械的に連動させないのがよい。
【0048】好適な実施例について述べた、食品材料を
成形する成形装置及び方法のこれ等の又その他の利点及
び独特の特性により、一層高い能力で一様な寸法及び重
量を持つように材料の正確な成形のできる、高能力の有
効な普遍性のあるシステムが得られる。本装置は他の処
理設備と共にたとえば成形機として又は載置機械として
使うのに十分な普遍性を持つ。本装置は所望に応じ成形
可能な食料又はその他の成形可能な材料に使える。本発
明の好適な実施例についての前記の説明は単に例示した
もので、前記したような本発明の原理に基づいて当業者
には明らかなように多くの変化変型が得られるから本発
明は前記の好適な実施例に限定するものではない。この
ような変化変型は本発明の範囲内にあるものと考えられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例の成形装置の正面図であ
る。
【図2】図1の成形装置の平面図である。
【図3】図1の成形装置の端面図である。
【図4】図1に示した成形装置の圧力板アセンブリを示
す本発明の第1実施例を展開して示す斜視図である。
【図5a】図4に示したアセンブリの側面図である。
【図5b】図4のアセンブリの平面図である。
【図6】図5aのアセンブリの圧力板の平面図である。
【図7】図5bのアセンブリのクランプ板の平面図であ
る。
【図8a】図5aのアセンブリに使う通気板の平面図で
ある。
【図8b】図8aの通気板の側面図である。
【図9】本発明の好適な実施例の取出しアセンブリの側
面図である。
【図10a】図9に示した取出し棒に使う取出しブロッ
クの1例の平面図である。
【図10b】図10aの取出しブロックの他の例の平面
図である。
【図10c】図10aの取出しブロックのさらに他の例
の平面図である。
【図11】図1に示した成形装置の圧力板アセンブリの
他の実施例を展開して示す斜視図である。
【図12】本装置の作動時の製品充てんサイクル中の図
11の実施例の供給マニホルドの横断面図である。
【図13】図11の供給マニホルドを取出しサイクル中
で示す横断面図である。
【図14】本成形装置の充てんサイクル中の図11に示
した供給マニホルドの横断面図である。
【図15】図11の実施例のクランプ板の平面図であ
る。
【図16】図15に示したクランプ板に協働する通気通
路の部分横断面図である。
【図17】図1に示した本発明の好適な実施例による供
給マニホルド、型板ナイフアセンブリ及び型板の平面図
である。
【図18】図17のC−C線に沿う断面図である。
【図19】図17のD−D線に沿う断面図である。
【図20】本発明の好適な実施例による第1段階におけ
る本発明成形装置の充てんサイクルを示す、製品プラン
ジャ、スリーブピストン、型板ナイフアセンブリ及び型
板を備えた供給マニホルドの部分横断面図である。
【図21】取出し位置におけるスリーブ弁を示す供給マ
ニホルドの部分横断面図である。
【図22】好適な実施例による成形装置の作動時の充て
んサイクルの1つの段における供給マニホルドの部分横
断面図である。
【図23】図22の別の段における供給マニホルドの部
分横断面図である。
【図24】図23の別の段における供給マニホルドの部
分横断面図である。
【図25】図24の別の段における供給マニホルドの部
分横断面図である。
【図26】図25の別の段における供給マニホルドの部
分横断面図である。
【図27】図26の別の段における供給マニホルドの部
分横断面図である。
【図28】図27の別の段における供給マニホルドの部
分横断面図である。
【図29】好適な実施例における型板の平面図である。
【符号の説明】
10 成形装置 24 型板 26 型穴 28 型板駆動装置 35 型板ナイフアセンブリ 37 型板ナイフ駆動手段 44 供給マニホルド 52 プランジャ 200 クランプ部材(圧力板アセンブリ) 204 クランプ板 208 ピストン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図5a】
【図5b】
【図8b】
【図2】
【図4】
【図6】
【図7】
【図8a】
【図10a】
【図10b】
【図10c】
【図15】
【図16】
【図9】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図23】
【図22】
【図24】
【図25】
【図26】
【図29】
【図27】
【図28】

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形可能な材料を内部に受入れるための
    少なくとも1個の供給マニホルドと、 互いに対向する第1及び第2の表面と、これ等の第1及
    び第2の表面の間に或る区域を定める所定の形状を持つ
    少なくとも1個の型穴とを備えた型板であつて、前記少
    なくとも1個の型穴を前記供給マニホルド内の前記成形
    可能な材料に選択的に露出させるように、前記第1表面
    を前記供給マニホルドに隣接して配置して成る型板と、 前記少なくとも1個の供給マニホルド内の前記成形可能
    な材料に選択的に圧力を加え、前記少なくとも1個の型
    穴が前記供給マニホルド内の前記成形可能な材料に露出
    したときに、前記少なくとも1個の型穴を充てんするよ
    うに前記少なくとも1個の供給マニホルドに協働する少
    なくとも1個のプランジャと、 前記型板の前記第2の表面に隣接して位置させたクラン
    プ部材と、 前記型板を前記供給マニホルドに締付けるように前記ク
    ランプ部材に力を加える力付与機構と、を備え、 前記力付与機構により前記クランプ部材に圧力を加え
    て、前記少なくとも1個のプランジャにより前記少なく
    とも1個のマニホルド内の前記成形可能な材料に加えら
    れる圧力に対抗して前記クランプ部材を前記供給マニホ
    ルドに押しつけて維持するようにして成る、成形可能な
    材料を加工する成形装置。
  2. 【請求項2】 前記クランプ部材に前記型板の前記第2
    の表面に隣接して位置させた圧力板アセンブリを設け、
    この圧力板アセンブリに、浮動クランプ板と圧力板とを
    設け、この圧力板に、前記浮動クランプ板を前記型板の
    第2の表面に確実に締付ける前記力付与機構を設けた請
    求項1の成形装置。
  3. 【請求項3】 前記型板を少なくとも充てん位置及び放
    出位置の間で移動させる型板駆動装置と、 前記の少なくとも1個の型穴から前記成形可能な材料を
    選択的に放出する取出し機構とを備え、 前記少なくとも1個の型穴を、前記充てん位置で前記少
    なくとも1個の供給マニホルド内の前記成形可能な材料
    に露出し、前記型板を前記放出位置に移動させたときに
    前記成形可能な材料を、前記取出し機構により前記の少
    なくとも1個の型穴から取出すようにした請求項1の成
    形装置。
  4. 【請求項4】 前記クランプ部材及び力付与機構によ
    り、前記クランプ部材の構造的な元のままの状態の対応
    する増大を伴わないで、前記クランプ部材の幅を増大す
    ることができ、前記クランプ部材のたわみを前記力付与
    機構により補償するようにした請求項1の成形装置。
  5. 【請求項5】 前記型板に協働して、前記少なくとも1
    個の型穴に前記成形可能な材料を充てんする間に、前記
    少なくとも1個の型穴から通気させる通気機構を備えた
    請求項1の成形装置。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1個の供給マニホルドに
    前記成形可能な材料を受入れる少なくとも1個の穴を設
    け、又この少なくとも1個の穴に協働してスリーブ弁を
    設け、このスリーブ弁を選択的に位置決めし、前記少な
    くとも1個の穴を閉じて前記供給マニホルド内への前記
    成形可能な材料の流れを止め、前記供給マニホルド内の
    前記成形可能な材料を密封するようにした請求項1の成
    形装置。
  7. 【請求項7】 成形可能な材料を内部に受入れる少なく
    とも2個の供給マニホルドを設け、これ等の各供給マニ
    ホルドに、これ等のマニホルド内の前記成形可能な材料
    に選択的に圧力を加える少なくとも1個のプランジャを
    設け、前記型板に、互いに間隔を置いた少なくとも2群
    の型穴の組を設け、これ等の各組に少なくとも1個の型
    穴を設け、前記各供給マニホルドを使い前記型板の前記
    2組のうちの一方の組の各型穴に逐次に充てんするよう
    にした請求項1の成形装置。
  8. 【請求項8】 前記力付与機構に、前記圧力板に設けら
    れ、前記クランプ板に力を加えて前記供給マニホルドの
    架台に押しつけるように、前記供給マニホルドの架台に
    対して位置させた複数個のピストンを設けた請求項2の
    成形装置。
  9. 【請求項9】 前記型板の前記第1の表面に隣接して位
    置させた少なくとも1個の型板ナイフと、この少なくと
    も1個の型板ナイフを開位置及び閉位置の間で選択的に
    動かす駆動機構とを持つ型板ナイフアセンブリを備え、
    前記型板ナイフが前記開位置にあるときは、前記少なく
    とも1個の型穴を前記少なくとも1個の供給マニホルド
    内の前記成形可能な材料に露出し、前記少なくとも1個
    の型板ナイフの前記閉位置への移動により、前記型板の
    前記第1の表面に隣接する位置で前記成形可能な材料を
    切断し、前記少なくとも1個の型穴内の前記成形可能な
    材料を密封すると共に前記供給マニホルドを密封する作
    用をするようにした請求項1の成形装置。
  10. 【請求項10】 前記型板の前記第1の表面に隣接して
    位置させた少なくとも1個の型板ナイフと、この少なく
    とも1個の型板ナイフを開位置及び閉位置の間で選択的
    に移動させる駆動機構とを持つ型板ナイフアセンブリを
    備え、前記型板ナイフが前記開位置にあるときに、前記
    の少なくとも1個の型穴を、充てんしようとする前記少
    なくとも1個の供給マニホルド内の前記成形可能な材料
    に露出するように、前記型板が前記充てん位置に位置さ
    せ、前記少なくとも1個の型板ナイフの前記閉位置への
    移動により、前記成形可能な材料を前記の型板の第1の
    表面に隣接する位置で切断し、前記少なくとも1個の型
    穴内の前記成形可能な材料を密封すると共に前記供給マ
    ニホルドを密封する作用をするようにし、前記少なくと
    も1個の型板ナイフが前記閉位置にあるときに、前記型
    板を前記放出位置に動かすようにした請求項3の成形装
    置。
  11. 【請求項11】 前記型板ナイフアセンブリにさらに、
    前記型板ナイフを前記閉位置に動かしたときに、前記少
    なくとも1個の型板ナイフと協働して前記成形可能な材
    料を切断し、前記少なくとも1個の供給マニホルドを密
    封するようにした少なくとも1個のバックアップナイフ
    を設けた請求項9の成形装置。
  12. 【請求項12】 前記型板の前記第1の表面に隣接して
    位置し、それぞれ前記供給マニホルドの一方に協働する
    少なくとも2個の型板ナイフと、これ等の少なくとも2
    個の型板ナイフを前記協働する供給マニホルドに対して
    開位置から閉位置に選択的に移動させる駆動機構とを持
    つ型板ナイフアセンブリを備え、前記各型板ナイフが前
    記開位置にあるときに、前記型板が前記充てん位置に位
    置して前記各組の型板を充てんしようとする前記の少な
    くとも1個の供給マニホルド内の前記成形可能な材料に
    露出するようにし、前記協働する型板ナイフの前記閉位
    置への移動により、前記成形可能な材料を前記型板の前
    記第1の表面に隣接する位置で切断し、前記組の型板内
    の前記成形可能な材料を密封すると共に前記協働する供
    給マニホルドを密封する作用をするようにし、前記少な
    くとも1個の型板ナイフが閉位置にあるときに、前記型
    板を前記放出位置に移動させるようにした請求項7の成
    形装置。
  13. 【請求項13】 成形可能な材料を内部に受入れる少な
    くとも1個の供給マニホルドと、 互いに対向する第1及び第2の表面と、これ等の第1及
    び第2の表面の間に或る区域を定める所定の形状を持つ
    少なくとも1個の型穴とを備えた型板であつて、前記少
    なくとも1個の型穴を前記マニホルド内の前記成形可能
    な材料に選択的に露出させるように、前記第1表面を前
    記供給マニホルドに隣接して成る型板と、 前記少なくとも1個の供給マニホルド内の前記成形可能
    な材料に選択的に圧力を加え、前記少なくとも1個の型
    穴が前記供給マニホルド内の前記成形可能な材料に露出
    したときに、前記少なくとも1個の型穴を充てんするよ
    うに、前記少なくとも1個の供給マニホルドに協働する
    少なくとも1個のプランジャと、 前記型板の前記第1の表面に隣接して位置させた少なく
    とも1個の型板ナイフと、この少なくとも1個の型板ナ
    イフを開位置から閉位置に選択的に移動させる駆動機構
    とを持つ型板ナイフアセンブリと、を備え、 前記型板ナイフが前記開位置にあるときに、充てんしよ
    うとする前記少なくとも1個の供給マニホルド内の前記
    成形可能な材料に、前記少なくとも1個の型穴を選択的
    に露出させるように、前記型板が充てん位置に位置さ
    せ、前記少なくとも1個の型板ナイフの前記閉位置への
    移動により、前記成形可能な材料を前記型板の前記第1
    の表面に隣接する位置で切断し、前記少なくとも1個の
    型穴内の前記成形可能な材料を密封すると共に前記供給
    マニホルドを密封する作用をするようにして成る、成形
    可能な材料を加工する成形装置。
  14. 【請求項14】 前記型板ナイフアセンブリにさらに、
    前記型板ナイフが前記閉位置に移動させられるときに、
    前記成形可能な材料を切断し、前記少なくとも1個の供
    給マニホルドを密封するように、前記少なくとも1個の
    型板ナイフと協働する少なくとも1個のバックアップナ
    イフを設けた請求項13の成形装置。
  15. 【請求項15】 前記型板を、少なくとも充てん位置と
    放出位置との間で移動させる型板駆動装置と、 前記少なくとも1個の型穴から前記成形可能な材料を選
    択的に取出す取出し機構とをさらに備え、 前記少なくとも1個の穴を、前記充てん位置における前
    記少なくとも1個の供給マニホルド内の成形可能な材料
    に露出し、前記型板が前記放出位置に移動させられると
    きに、前記取出し機構により前記少なくとも1個の穴か
    ら、前記成形可能な材料を取出すようにした請求項13
    の成形装置。
  16. 【請求項16】 成形装置の少なくとも1個の供給マニ
    ホルドに成形可能な材料を供給する段階と、 第1及び第2の表面と、少なくとも1個の型穴とを持
    ち、この少なくとも1個の型穴を、前記少なくとも1個
    の供給マニホルド内の前記成形可能な材料に露出するよ
    うに選択的に位置させる型板を用意する段階と、 前記型板の前記第1の表面に隣接して位置させた少なく
    とも1個の型板ナイフと、この少なくとも1個の型板ナ
    イフを開位置から閉位置に選択的に移動させる駆動機構
    とを備えた型板ナイフアセンブリを用意する段階と、 前記型板が充てん位置に位置し、前記少なくとも1個の
    型穴が、充てんしようとする前記少なくとも1個の供給
    マニホルド内の前記成形可能な材料に露出するように、
    前記少なくとも1個の型板ナイフを前記開位置に位置さ
    せる段階と、 前記供給マニホルド内の前記成形可能な材料に圧力を加
    え、前記成形性材料に露出した少なくとも1個の型穴に
    充てんする段階と、 前記少なくとも1個の型板ナイフを前記閉位置に移動さ
    せ、前記成形可能な材料を前記型板の前記第1の表面に
    隣接する位置で切断し、前記少なくとも1個の型穴の前
    記成形可能な材料を密封すると共に前記供給マニホルド
    を密封する段階と、を包含する、成形可能な材料を成形
    する成形方法。
  17. 【請求項17】 クランプ部材を前記型板の第2の表面
    に隣接して位置させ、前記クランプ板に圧力を加え、前
    記型板が前記充てん位置にあるときに、前記供給マニホ
    ルドに対して締付け位置からの前記型板のたわみを実質
    的に防ぐ段階と、 前記クランプ部材に加わる圧力を解放し、前記型板を前
    記供給マニホルドから締付けをゆるめる段階と、 前記成形可能な材料を前記少なくとも1個の型穴から取
    出す段階と、を包含する請求項16の成形方法。
  18. 【請求項18】 前記成形可能な材料を供給マニホルド
    内へ増強供給する段階が、前記供給マニホルドを前記成
    形可能な材料の供給に対して選択的に閉じる段階を包含
    する請求項16の成形方法。
  19. 【請求項19】 前記型板を、少なくとも前記充てん位
    置から放出位置に往復動させ、前記少なくとも1個の型
    穴を、前記充てん位置の前記供給マニホルド内の前記成
    形可能な材料に露出させ、前記少なくとも1個の型板ナ
    イフを前記開位置に位置させ、前記少なくとも1個の型
    穴からの前記成形可能な材料の前記増強取出しを前記放
    出位置で行い、前記少なくとも1個の型板ナイフを、前
    記閉位置に位置させる請求項17の成形方法。
  20. 【請求項20】 前記クランプ板に対する圧力の前記増
    強付与が、前記クランプ板に協働する圧力板を用意し、
    前記圧力板に前記クランプ板に力を加える複数個のピス
    トンを設けて、前記クランプ板を前記供給マニホルドに
    押付け、前記型板を前記クランプ板と前記供給マニホル
    ドとの間に締付ける請求項17の成形方法。
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