JPH1075231A - Cdma通信方式 - Google Patents

Cdma通信方式

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JPH1075231A
JPH1075231A JP24541596A JP24541596A JPH1075231A JP H1075231 A JPH1075231 A JP H1075231A JP 24541596 A JP24541596 A JP 24541596A JP 24541596 A JP24541596 A JP 24541596A JP H1075231 A JPH1075231 A JP H1075231A
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Y R P IDO TSUSHIN KIBAN GIJUTS
Y R P IDO TSUSHIN KIBAN GIJUTSU KENKYUSHO KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Y R P IDO TSUSHIN KIBAN GIJUTS
Y R P IDO TSUSHIN KIBAN GIJUTSU KENKYUSHO KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共存セル構成にCDMA方式を適用した場合
に、マクロセルで使用している周波数帯域をマイクロセ
ルにおいて再利用する。 【解決手段】 マクロセル30の中に複数個のマイクロ
セルが配置されている。マクロセルとマイクロセルとで
は、原則として、それぞれ異なる周波数帯域を用いてそ
れぞれの基地局と通信するようになされているが、マク
ロセル基地局35より同一帯域繰返し距離D33以上離
れているマイクロセルA31においては、マクロセルと
同一周波数帯域を使用することが許可されている。これ
によりマクロセル基地局での通信品質を大きく劣化させ
ること無く、システム全体の容量を増加出来る。なお、
距離Dよりも近いマイクロセルB32ではマイクロセル
用の周波数帯域のみを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号分割多元接続
(Code Devision Multiple Access 、以下CDMA)方
式に共存セル構成を適用した無線通信システムに関する
ものである。
【0002】移動通信セルラーシステムにおいて、多数
の移動局を収容するために、基地局配置間隔を狭めて周
波数繰返し効率を上げるマイクロセルラー方式が知られ
ている。このマイクロセルラー方式においては、基地局
配置間隔を狭くする程、収容可能な移動局数を増大する
ことができる。しかしながら、極小セル間を自動車電話
や電車内携帯電話の様な高速の移動局が通過した場合に
は、該移動局がそのセル内に存在する時間は非常に短く
なり、信号の同期やセル間の受け渡し(通常ハンドオー
バ又はハンドオフと呼ばれる)が不安定となる。また、
位置登録情報を更新する頻度が増加し、制御情報量が膨
大となる。一方、移動局数の少ない地域において全体を
マイクロセルラー化することは、全システム効率を低下
させることとなる。したがって、現行のマイクロセルラ
ーシステムであるPHSでは、自動車電話の様な高速移
動体を受け付けなかったり、大都市部でしかサービスさ
れていないのが現状である。
【0003】このため、セルサイズの大きいマクロセル
とセルサイズの小さいマイクロセルとを地理的に重ね合
わせた共存セル(又は階層セル、以下共存セルとする)
方式が提案されている。その概略図を図16に示す。こ
の図に示されているのは、マクロセル1内を複数個のマ
イクロセル2で覆い尽くす方式であり、その地域全体が
人口の多い都市部であるような場合に用いられる。ま
た、このほかに、移動局の多い場所のみに1つ又は幾つ
かのマイクロセルを配置する、スポットセル構成とも呼
ばれる方式も知られている。この場合には、駅周辺等の
特定の場所や交通量の多い地域にマイクロセルが配置さ
れることとなる。両方式とも、マクロセルが主に自動車
電話等の高速移動体を受け持ち、マイクロセルが歩行者
等の低速移動体を収容するようにされる。
【0004】近年、スプレッドスペクトラム(SS)通
信方式を基にしたCDMA方式が注目されており、この
CDMA方式に上述したような共存セル構成を適用する
ことが提案されている(“CODIT and third generation
systems”, PG Andermo,IEEE ICUPC'95 (Nov 1995)
)。このようにCDMA方式に共存セル構成が適用さ
れた場合における基地局−移動局の位置関係と上り回線
における送信電力(移動局送信電力)との関係の概要図
を図17に示す。この図において、横軸はマクロ/マイ
クロセル各基地局と移動局との距離関係を表わし、縦軸
は移動局がその位置から送信するときの送信電力の強さ
を示している。
【0005】通常、CDMA方式では、各マクロセル基
地局およびマイクロセル基地局において設定された目標
電力で受信されるように、各移動局は送信電力制御を行
っている。図17においては、各基地局における基地局
目標電力5はマクロセル基地局3およびマイクロセル基
地局4ともに同じ大きさPRとされている。一般に、信
号電力は距離の3〜4乗で減衰するため、基地局目標電
力をPR、基地局−移動局間距離をrとすると、移動局
送信電力PTは、
【数1】 となる。
【0006】したがって、図示するように、マクロセル
基地局3と接続されている移動局で、マクロセル基地局
3と離れた位置にいる移動局は、多大な送信電力6で信
号を送信することとなる。一方、セルサイズの小さいマ
イクロセル基地局と接続されているマイクロセル移動局
は、小さな送信電力7で送信を行うこととなる。CDM
A方式では全局が同一の周波数帯域を同時に使用するた
め、マクロセル基地局から離れた位置にいるマクロセル
移動局からの信号は、その近傍にあるマイクロセル基地
局4において多大な干渉電力8となる可能性が有る。す
なわち、マクロセル移動局が強大な電力で送信を行った
時、その付近にマイクロセル基地局が存在している場
合、該マクロセル移動局からの干渉電力はそのマイクロ
セル基地局の目標電力を大幅に上回ることとなり、マイ
クロセル基地局における信号対干渉比(SIR)を下
げ、通信品質を劣化させることとなる。
【0007】この問題を解決するために、図18に示す
ように、システムで使用可能な周波数帯域10を2分割
し、マクロセル移動局11とマイクロセル移動局12と
でそれぞれ異なる周波数帯域#1および#2を用いる方
式とすることが考えられる。この方式によれば、マクロ
セル移動局からの干渉電力はマイクロセル移動局信号帯
域とは異なる周波数帯域の信号となり、お互いの信号が
干渉することを防止することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
18のようにマクロセルとマイクロセルにおいて異なる
周波数帯域を用いた場合、マクロ/マイクロセル基地局
を設置した時点で各セルでの最大容量が決定されてしま
い、それ以上の移動局の収容は不可能となる。マクロセ
ル側において移動局数が増加し、品質劣化が生じた場合
には、その一部の移動局をマイクロセル側に振り分ける
ことにより品質を改善することは可能である。しかし、
マイクロセル側において移動局数が増加した場合には、
その基地局数が多いことから、増加移動局数も非常に多
くなることが考えられ、それらをマクロセルにおいて収
容することは不可能である。このように、この方式で
は、マクロセルとマイクロセルとで呼量の偏りが生じた
場合に柔軟に対応することができない。
【0009】そこで本発明は、CDMA方式に共存セル
構成を適用し、マクロセル/マイクロセルで異なる周波
数帯域を使用するようにした無線通信システムにおい
て、通信品質を劣化させることなく、システム全体とし
ての容量を増加させることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のCDMA通信方式は、マクロセル上に複数
のマイクロセルが配置される共存セル構成とされ、マク
ロセル基地局と接続される移動局はマクロセル用周波数
帯域を使用して当該マクロセル基地局と通信し、マイク
ロセル基地局と接続される移動局は前記マクロセル用周
波数帯域とは異なる周波数帯域とされたマイクロセル用
周波数帯域を使用してマイクロセル基地局と通信を行う
ようになされたCDMA通信方式において、前記マクロ
セル基地局から同一周波数帯域繰返し距離以上離れた位
置に存在するマイクロセル基地局と接続される移動局
は、前記マイクロセル用周波数帯域のほかに前記マクロ
セル用周波数帯域を使用して前記マイクロセル基地局と
通信することができるようにしたものである。
【0011】また、前記同一周波数帯域繰返し距離は前
記マクロセル基地局における通信品質に応じて可変とさ
れているものである。さらに、前記同一周波数帯域繰返
し距離内に存在するマイクロセル基地局と接続される移
動局は、前記マクロセル基地局における通信品質の劣化
しない範囲において前記マクロセル用周波数帯域を使用
することを許可されるようになされているものである。
さらにまた、前記マクロセル基地局はその周辺に発生す
る移動局を前記マイクロセル用周波数帯域を用いて接続
するようになされているものである。さらにまた、前記
マクロセル基地局および前記同一周波数帯域繰返し領域
のマイクロセル基地局において、前記マクロセル用周波
数帯域と前記マイクロセル用周波数帯域を使用し、各周
波数帯域毎に異なるセル領域を構成するようになされて
いるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に、本発明のCDMA通信方
式のセル構成図を示す。この図に示すように、マクロセ
ル30内にマイクロセルA31、マイクロセルB32等
の複数のマイクロセルが配置されている。そして、本発
明のCDMA通信方式においても、前記図18に示した
例と同様に、マクロセルに接続されているマクロセル移
動局とマイクロセルに接続されているマイクロセル移動
局は、それぞれ異なる周波数帯域#1および#2を使用
してそれぞれの基地局と通信するようになされている
が、さらに、本発明においては、マイクロセルにおいて
マクロセルと同一の周波数帯域#1を再利用するように
している点が前述した従来技術と相違している。これに
より、システム全体の容量、特にマイクロセルにおける
容量を増やすことができる。
【0013】このようにマイクロセルにおいてマクロセ
ルと同一の周波数帯域を使用する場合における、基地局
−移動局の位置関係と移動局送信電力との関係について
図2を用いて説明する。マイクロセルにおいてマクロセ
ルと同一の周波数帯域#1を使用する場合、マクロセル
移動局からの干渉を抑制するためには、マイクロセル基
地局の基地局目標電力を増加させればよい。このように
基地局目標電力を増加させることにより、マイクロセル
基地局と接続している全移動局は、その分送信電力を増
加させるため、干渉電力と信号電力との差が少なくな
り、マイクロセル基地局におけるSIRを改善すること
ができる。しかし、マイクロセル移動局における送信電
力の増加は、逆に、マクロセル基地局への干渉を増加さ
せることとなる。
【0014】図2において、マイクロセル基地局A21
のようにマクロセル基地局20から離れているマイクロ
セルの場合には、その基地局目標電力24をマクロセル
基地局20の基地局目標電力23よりも大きな値に増加
させても、距離が遠いために、マイクロセル基地局A2
1に接続されている移動局の送信電力25によるマクロ
セル基地局20への影響は少なくてすむ。しかしなが
ら、マイクロセル基地局B22のようにマクロセル基地
局20と近い位置にあるマイクロセルの場合には、マイ
クロセル基地局B22の基地局目標電力を増加させるこ
とにより、該マイクロセルB22に接続されている移動
局の送信電力28が大きくされるため、マクロセル基地
局20における干渉電力27が図示するように大きくな
ってしまい、マクロセルにおける通信品質が劣化するこ
ととなる。
【0015】したがって、本発明においては、マクロセ
ル基地局35から距離D以上離れた位置にあるマイクロ
セルにおいてはマクロセルと同一の周波数帯域も使用す
ることができるようにしている。以下、この距離Dを同
一帯域繰返し距離33とよび、マクロセル基地局からこ
の距離D以上離れたマクロセル内の領域34を同一帯域
繰返し領域と呼ぶこととする。
【0016】すなわち、図1に示した例では、マイクロ
セルA31では、マイクロセル用の周波数帯域#2と同
時にマクロセル用の周波数帯域#1も使用することがで
きるようにされる。そして、マイクロセル内の移動局が
増加し、周波数帯域#2のみでそれらを収容することが
困難となった場合には、周波数帯域#1を使用すること
により、より多くの移動局を収容することが可能とな
り、周波数帯域#2における品質劣化を防止することが
できる。なお、同一帯域繰返し距離D内に基地局の存在
するマイクロセルB32においてはマイクロセル用の周
波数帯域#2のみを使用する。
【0017】図3は周波数帯域の利用例を示す図であ
り、システム周波数帯域を#1と#2とに分割し、帯域
#2は全てのマイクロセル42が使用するようにし、帯
域#1ではマクロセル41が優先的に使用するが、マク
ロセルに対し多大な干渉とならない範囲において、基地
局が同一帯域繰返し距離D33よりも遠い位置にあるマ
イクロセル40が使用することができるようになされて
いる。
【0018】このような場合における基地局目標電力の
関係図を図4に示す。マクロセル基地局50では帯域#
1を使用し、マクロセル移動局の送信電力制御目標値と
なる基地局目標電力51を設定する。同一帯域繰返し距
離D33内にあるマイクロセル基地局B32は帯域#2
のみ使用し、その基地局目標電力54を設定する。同一
帯域繰返し領域34内にあるマイクロセル基地局A31
は帯域#2及び#1を使用する。そして、帯域#2に対
する基地局目標電力53は、マイクロセル基地局Bでの
帯域#2の基地局目標電力と同一の大きさとされてお
り、マクロセルと共用する周波数帯域#1に対する基地
局目標電力52は、マクロセル移動局からの干渉電力が
存在するために高く設定されており、マクロセル移動局
からの干渉の抑制を行うようになされている。前述のよ
うにこのマイクロセル基地局A31はマクロセル基地局
と距離が離れているため、帯域#1における基地局目標
電力52を高く設定することによりマイクロセル移動局
が送信電力を増大させることによるマクロセル基地局5
0への影響は少ない。
【0019】なお、このマイクロセル基地局A31にお
ける帯域#1目標電力値52は、予想されるマクロセル
移動局数等に応じて設定される。また、マクロセル移動
局の局数や位置により干渉量が変動するため、干渉量に
応じて適応的に目標電力値を制御することも可能であ
る。帯域#1を使用するマイクロセル移動局からマクロ
セル基地局への干渉量Fは、およそ次のように示され
る。
【数2】 ここで、Piはマイクロセル移動局の目標電力上昇前の
送信電力、Aは帯域#1の目標電力の上昇量、Mは帯域
#1を再使用するマイクロセル数、Nはその移動局数、
比例定数はおよその距離減衰となる。そして、帯域#1
の目標電力の上昇量Aはマクロセル移動局数およびその
位置に依存して決定され、帯域#1を再使用するマイク
ロセル数Mは、マクロ/マイクロセルの面積比および同
一帯域繰返し距離Dに依存して決定される。また、マク
ロセル基地局で許容可能な干渉量Fとマクロセル/マイ
クロセル移動局数の予想値より、およその同一帯域繰返
し距離Dを設定することができる。
【0020】このように周波数帯域#1を再利用した場
合における、同一帯域繰返し距離Dの大きさに対する通
信成功確率を解析した結果を図5に示す。なお、ここで
はマクロセルとマイクロセルの半径の比を1:0.1、
帯域#1を使用するマクロセル移動局数を6、同一周波
数帯域繰返し距離D以上離れたマイクロセルにおいて再
使用される帯域#1の移動局数を6/マイクロセルとし
て解析した結果を示している。図中横軸は、マイクロセ
ルの基地局目標電力の上昇度(前記数2におけるA)を
示している。また、縦軸はマクロセル移動局および同一
帯域繰返し領域内のマイクロセルで帯域#1を使用する
移動局が、所要品質を満足し通信に成功する確率を示し
ており、同一帯域繰返し距離Dを、マクロセル半径1に
対し、0〜0.8と変化させた場合における通信成功確
率がプロットされている。
【0021】この図に示すように、マイクロセルでは、
その目標電力上昇に伴い干渉が抑制されるため、通信成
功確率が上昇する。逆にマクロセルでは、マイクロセル
からの干渉が増加するため、確率が劣化している。この
例では、D=0.6あるいは0.8のとき、マクロセル
での品質を大きく劣化させること無く、帯域#1を再使
用することができる。また、マイクロセルでの移動局数
を減らすことにより、D=0.4や0.2の場合でも使
用が可能となる。
【0022】さて、上述した実施の形態においては、同
一帯域繰返し距離Dが固定されているものとして説明し
たが、この繰返し距離Dは適応的に変更することができ
る。繰返し距離D33を適応的に変更可能とした実施の
形態について、図6を参照して説明する。この実施の形
態においては、マクロセル基地局において干渉量を測定
し、その結果、干渉が少なく、干渉量の増加に対し余裕
があると判断された場合には同一帯域繰返し距離Dを短
縮し、逆に品質が劣化しそうな場合には繰返し距離Dを
延長するように制御する。
【0023】図6において、33は前述した同一帯域繰
返し距離D、61は最大同一帯域繰返し距離、62は最
小同一帯域繰返し距離である。この最小同一帯域繰返し
距離62から最大同一帯域繰返し距離61の範囲内にお
いて、マクロセル基地局における通信品質に応じて同一
帯域繰返し距離が制御されるようになされている。した
がって、帯域#1を常時使用することができるマイクロ
セルは最大同一帯域繰返し距離61により規定され、帯
域#1が使用できる最も近いマイクロセルは最小同一帯
域繰返し距離62で規定されることとなる。なお、この
制御は、マクロセル基地局からマイクロセル基地局に対
し直接に、または基地局上位の統括局を通して、マクロ
セルで使用する帯域と同一の周波数帯域の使用を許可/
非許可することにより行われる。
【0024】図7にマクロ/マイクロセル基地局構成例
を示す。図7の(a)はマクロセル基地局が、そのセル
内のマイクロセル基地局を直接管理するようにした構成
を示す。マクロセル基地局63内の品質測定部65でマ
クロセル基地局における通信品質測定を行い、その結果
により同一帯域繰返し距離Dを算出する。マクロセル基
地局63内のマイクロセル制御部64は、各マイクロセ
ル基地局との距離情報を管理しており、前記算出された
同一帯域繰返し距離Dより遠くにあるマイクロセル基地
局66に対して帯域#1の使用許可を与える。また、使
用取消しを行う場合には、マイクロセル基地局では徐々
に接続移動局数を減らしていくことにより帯域#1の使
用を取り消す。
【0025】図7の(b)は、統括局67がマクロセル
基地局およびマイクロセル基地局を管理するようにした
構成である。この場合には、マクロセル基地局63内の
品質測定部65からの品質測定結果は、統括局67に送
られる。そして、統括局67内に設けられたマイクロセ
ル制御部64が、同一帯域繰返し距離Dを算出し、該繰
返し距離Dより離れた位置にあるマイクロセル66に対
し帯域#1を使用する許可を与えることとなる。このよ
うにして、同一帯域繰返し距離Dを適応的に制御するこ
とが可能となる。
【0026】さて、一般に、移動局の発生は予想が困難
であり、ある瞬間に一部に集中して発生する場合が生じ
る。このような場合に対処することができるようにした
本発明の他の実施の形態について図8を参照して説明す
る。図8において、同一帯域繰返し距離D内にあるマイ
クロセルC70において移動局数が増加し、このマイク
ロセルCが使用することができる周波数帯域#2のみで
はこれらの移動局を収容することが困難になったものと
する。このような場合、余剰移動局の数が少ないとき
は、該余剰移動局をマクロセル移動局として扱い、帯域
#1を使用してマクロセル基地局と接続させることも可
能である。しかし、余剰移動局数が多くなると、この余
剰移動局をマクロセル移動局として扱うことにより、同
一帯域繰返し領域34内の帯域#1を使用するマイクロ
セルへの干渉が増大してしまうこととなる。したがっ
て、この実施の形態においては、マクロセル基地局での
品質を劣化させない範囲において、該マイクロセルC7
0において帯域#1の使用を許可するようにしている。
【0027】この場合には、前記図7の(a)あるいは
(b)に示す構成において、前記マイクロセルC70に
相当するマイクロセル基地局66より、マクロセル基地
局63または統括局67に帯域#1の使用要求が通知さ
れ、該通知を受けたマクロセル基地局または統括局で
は、マクロセル基地局における品質測定値を基に使用許
可/不許可の判断を行うこととする。そして、品質に余
裕のある場合には、使用要求を発生したマイクロセル基
地局66に対して帯域#1の使用許可を与え、余剰移動
局を帯域#1に収容できるようにする。
【0028】さて、前述のように、マクロセル移動局か
らの干渉量を抑制するためのマイクロセル基地局目標電
力の上昇量は、マイクロセルがマクロセル基地局に近い
程、少なくてすむ。また、目標電力が小さいほどマクロ
セル基地局に対する干渉も小さくなる。このため、同一
帯域繰返し領域内のマイクロセルで、マクロセル基地局
に近い基地局において帯域#1の目標電力を小さく設定
することにより、マクロセルでの品質向上が期待でき
る。このように構成した実施の形態を図9および図10
を参照して説明する。
【0029】図9に示すように、この実施の形態におい
ては、同一帯域繰返し領域において、マクロセル基地局
に近い所から第1繰返し領域73、第2繰返し領域7
4、第3繰返し領域75と幾つかの層構成を形成する。
図10はこの実施の形態における、周波数帯域#1の基
地局目標電力を示す図であり、この図に示すように、マ
クロセル基地局に近い繰返し領域ほど帯域#1の基地局
目標電力が小さく設定されており、第1繰返し領域73
の目標電力<第2繰返し領域74の目標電力<第3繰返
し領域の目標電力とされている。このように設定するこ
とにより、帯域#1を使用するマイクロセル移動局によ
るマクロセル基地局への干渉をより抑制することができ
る。
【0030】次に、本発明のさらに他の実施の形態につ
いて説明する。この実施の形態は、マクロセル基地局が
マイクロセル用の周波数帯域#2を使用して、マイクロ
セル移動局を収容することができるようにしたものであ
る。図11はこの実施の形態を説明するための図であ
り、マクロセル基地局がマイクロセルと重畳する領域8
0において発生する低速移動局を帯域#2を用いて管理
するようにしている。即ち、この実施の形態において
は、マクロセル基地局重畳領域80内にマイクロセル基
地局を設置しない。このときの周波数帯域利用例を図1
2に示す。マクロセル基地局では、帯域#1でマクロセ
ル移動局82を管理し、重畳領域80のマイクロセル移
動局83を帯域#2で管理する。重畳領域80における
マイクロセル移動局が増加し、且つ帯域#1に余裕があ
る場合、マイクロセル移動局81を帯域#1に収容する
ことも可能となる。この場合には、マクロ/マイクロ両
移動局ともマクロセル基地局が管理するため、マイクロ
セル移動局での信号電力増加は不必要となる。
【0031】また、同一帯域繰返し距離D内のマイクロ
セルにおいて全体的にマイクロセル移動局数が増加し、
余剰移動局数が増えた場合、上述した方法では対処する
ことが不可能である。そこで、マクロセル基地局及び同
一帯域繰返し領域内のマイクロセルが、帯域#2を用い
て余剰移動局を収容するようにすることが考えられる。
この場合には、マクロセル基地局では、前記図12に示
したように、帯域#1においてマクロセル移動局と同時
にマイクロセル移動局を収容する。このため、帯域#2
でマイクロセル移動局を収容する際に空き容量が生じ
る。また、マクロセル基地局重畳領域80内にマイクロ
セル基地局を設置し、該マイクロセル基地局に帯域#2
を用いてマイクロセル移動局を収容するようにした場合
には、更に帯域#2における空き容量が増加する。さら
に、同一帯域繰返し領域内のマイクロセル基地局でも、
帯域#1を再使用することにより帯域#2において多少
の余裕が生じる。
【0032】そこで、これらの空き容量を用いて同一帯
域繰返し距離D内のマイクロセルの余剰移動局を収容す
るようにすることができる。この実施の形態について、
図13〜図15を参照して説明する。図13はセル構成
図、図14は帯域#1における基地局目標電力の例、図
15は帯域#2における基地局目標電力の例を示す図で
ある。図13に示すように、マクロセル基地局100の
近辺にマイクロセル基地局H104が設置されている。
また、同一帯域繰返し距離D内にマイクロセル基地局E
101及びF102が配置されているものとし、同一帯
域繰返し領域内にマイクロセル基地局G103が配置さ
れているものとする。
【0033】前述のように、マクロセル基地局100の
帯域#1には、マクロセル移動局を収容すると共にマク
ロセル基地局周辺の低速移動局を収容する。この領域を
図14にマクロセル帯域#1領域94として示す。この
領域内の低速移動局は、マクロセル移動局と同様に帯域
#1基地局目標電力により制御される。この領域が狭い
ほど、他のマイクロセル(例えばマイクロセルG)への
影響が少なくなる。同一帯域繰返し距離D内のマイクロ
セル基地局EおよびFは帯域#1を使用しない。また、
同一帯域繰返し領域内にあるマイクロセル基地局G10
3では、帯域#1を再使用し、その領域をマイクロセル
G帯域#1領域93とする。この領域も狭いほど、マク
ロセル及び他のマイクロセルへの干渉が少なくなるた
め、マイクロセル基地局G103では近傍の移動局に対
し帯域#1を割当てるようにする。
【0034】マクロセル基地局近傍の低速移動局は、マ
クロセル基地局の帯域#2ならびに帯域#1の一部、お
よびマイクロセル基地局H104の帯域#2に収容され
る。即ち、マクロセル基地局近傍では、隣接するマイク
ロセル基地局E101の2倍強の容量を持つことにな
る。そこで、帯域#2において、マクロセル基地局10
0またはマイクロセル基地局H104が、マイクロセル
基地局Eにおける余剰移動局を収容する。その結果、図
15に示すマクロセル帯域#2/マイクロセルH領域9
5が広がり、マイクロセルE領域90が縮小される。ま
た、マイクロセル基地局G103でも帯域#1を使用す
るため、帯域#2に空き容量が生じる。この空き容量
で、マイクロセル基地局F102での余剰移動局を収容
する。その結果、マイクロセルG帯域#2領域92が広
がり、マイクロセルF領域91が縮小される。このよう
にして、マイクロセル基地局E、F付近で発生した余剰
移動局をマクロセル基地局、マイクロセル基地局Hおよ
びGが帯域#2を用いて収容することが可能となる。こ
の結果、マクロセル基地局及びマイクロセル基地局Gで
は帯域#1と#2で、異なるセル領域を形成することに
なる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、共存セル構成にC
DMA方式を適用し、マクロセル/マイクロセルで異な
る周波数帯域を使用している構成において、マクロセル
基地局より同一帯域繰返し距離以上離れた位置に基地局
を持つマイクロセルにおいてマクロセルと同一の帯域を
使用することで、マクロセルでの品質を劣化させること
無く、システム全体としての容量を増加させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるセル構成を説明するための図
である。
【図2】 マクロセルとマイクロセルとで共通の周波数
帯域使用する場合の基地局目標電力を説明するための図
である。
【図3】 本発明における周波数帯域利用例を示す図で
ある。
【図4】 本発明におけるマイクロセル基地局目標電力
を説明するための図である。
【図5】 同一帯域繰返し距離の大きさに対する通信成
功確率を解析した結果を示す図である。
【図6】 同一帯域繰返し距離を可変とした実施の形態
を説明するための図である。
【図7】 マクロセル/マイクロセル基地局構成例を示
す図である。
【図8】 本発明の他の実施の形態におけるセル構成例
を示す図である。
【図9】 本発明のさらに他の実施の形態におけるセル
構成例を示す図である。
【図10】 図9に示した実施の形態におけるマイクロ
セル基地局目標電力例を示す図である。
【図11】 本発明のさらに他の実施の形態におけるセ
ル構成例を示す図である。
【図12】 マクロセル基地局周波数帯域利用例を示す
図である。
【図13】 本発明のさらに他の実施の形態におけるセ
ル構成例を示す図である。
【図14】 図13に示した実施の形態における帯域#
1における基地局目標電力例を示す図である。
【図15】 図13に示した実施の形態における帯域#
2における基地局目標電力例2を示す図である。
【図16】 共存セル構成の概要図である。
【図17】 共存セル方式における移動局送信電力を説
明するための図である。
【図18】 従来方式における周波数帯域利用例を説明
するための図である。
【符号の説明】
1、11、30、41 マクロセル 2、12、31、32、40、42、70 マイクロセ
ル 3、20、35、50、63、100 マクロセル基地
局 4、21、22、36、66、101〜104 マイク
ロセル基地局 5、23、24、51〜54 基地局目標電力 6、26 マクロセル移動局送信電力 7、25、28 マイクロセル移動局送信電力 8、27 マクロセル移動局による干渉電力 10 システム周波数帯域 33 同一帯域繰返し距離 34 同一帯域繰返し領域 61 最大同一帯域繰返し距離 62 最小同一帯域繰返し距離 65 品質測定部 64 マイクロセル制御部 67 統括局 73 第1繰返し領域 74 第2繰返し領域 75 第3繰返し領域 80 マクロセル基地局重畳領域 81、83 重畳領域マイクロセル移動局 82 マクロセル移動局 90〜93 マイクロセル領域 94 マクロセル領域 95 マクロセル/マイクロセル領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マクロセル上に複数のマイクロセルが配
    置される共存セル構成において、マクロセル基地局と接
    続される移動局はマクロセル用周波数帯域を使用して当
    該マクロセル基地局と通信し、マイクロセル基地局と接
    続される移動局は前記マクロセル用周波数帯域とは異な
    る周波数帯域とされたマイクロセル用周波数帯域を使用
    してマイクロセル基地局と通信を行うようになされたC
    DMA通信方式において、 前記マクロセル基地局から同一周波数帯域繰返し距離以
    上離れた位置に存在するマイクロセル基地局と接続され
    る移動局は、前記マイクロセル用周波数帯域のほかに前
    記マクロセル用周波数帯域を使用して前記マイクロセル
    基地局と通信することができるようになされていること
    を特徴とするCDMA通信方式。
  2. 【請求項2】 前記同一周波数帯域繰返し距離は前記マ
    クロセル基地局における通信品質に応じて可変とされて
    いることを特徴とする前記請求項1記載のCDMA通信
    方式。
  3. 【請求項3】 前記同一周波数帯域繰返し距離内に存在
    するマイクロセル基地局と接続される移動局が、前記マ
    クロセル基地局における通信品質の劣化しない範囲にお
    いて前記マクロセル用周波数帯域を使用することを許可
    されるようになされていることを特徴とする前記請求項
    1記載のCDMA通信方式。
  4. 【請求項4】 前記同一周波数帯域繰返し距離により設
    定される同一周波数帯域繰返し領域を複数層状に構成
    し、各層毎に送信電力制御の目標となる基地局目標電力
    が設定されていることを特徴とする前記請求項1記載の
    CDMA通信方式。
  5. 【請求項5】 前記マクロセル基地局がその周辺に発生
    する移動局を前記マイクロセル用周波数帯域を用いて接
    続するようになされていることを特徴とする前記請求項
    1記載のCDMA通信方式。
  6. 【請求項6】 前記マクロセル基地局及び前記同一周波
    数帯域繰返し領域のマイクロセル基地局において、前記
    マクロセル用周波数帯域と前記マイクロセル用周波数帯
    域を使用し、各周波数帯域毎に異なるセル領域を構成す
    るようになされていることを特徴とする前記請求項1記
    載のCDMA通信方式。
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