JPH1074703A - 改善されたステップカバレージを有する、アモルファスシリコン及びポリシリコンフィルム膜を形成するための方法及び装置 - Google Patents

改善されたステップカバレージを有する、アモルファスシリコン及びポリシリコンフィルム膜を形成するための方法及び装置

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JPH1074703A
JPH1074703A JP9096123A JP9612397A JPH1074703A JP H1074703 A JPH1074703 A JP H1074703A JP 9096123 A JP9096123 A JP 9096123A JP 9612397 A JP9612397 A JP 9612397A JP H1074703 A JPH1074703 A JP H1074703A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改善されたステップカバレージを有する、ア
モルファスシリコン及びポリシリコンフィルム膜を形成
するための方法及び装置を提供する。 【解決手段】 基板を枚葉式化学気相堆積反応チャンバ
内に置き、反応チャンバを20〜300トールに減圧す
るように真空引きし、次に、基板を550〜620℃の
温度に加熱する。そして、シリコン含有ガスを4〜40
トールのシリコン含有ガス分圧になるように反応チャン
バに流入し、その場でドープされたシリコン膜を提供す
るために、不純物ガスを0〜0.020トールの不純物
ガス分圧になるようにガス混合物に含ませる。そして引
き続いてアニールを、アモルファスシリコンを多結晶シ
リコンに変化するために用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体の作製の分
野に関し、特に、改善されたステップカバレージを有す
る、アモルファスシリコン膜及びポリシリコン膜を堆積
するための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリシリコン結晶体(ポリシリコン)の
薄膜及びアモルファスシリコンの薄膜は、半導体集積回
路製造プロセスの至る所で使用されている。これらの膜
は、例えば、ゲート電極、スタック又はトレンチコンデ
ンサ、エミッタ、コンタクト、ヒューズ、及びアンチヒ
ューズ(antifuse)の作製に使用される記憶密度を増加す
るために、デバイスの寸法が小さくなって0.25ミク
ロン以下になるにつれて、集積回路のホール、ビア及び
トレンチのアスペクト比(アスペクト比=深さ/幅)も
増加しつつある。高アスペクト比(アスペクト比≧2.
5)の開口部(opening)を充填するために、良好なステ
ップカバレージ(ステップカバレージ%=ステップ表面
の膜厚/平面の膜厚×100%)を提供できる堆積プロ
セスが、空隙の形成なしで、ホールの完全な充填の確保
のために要求されている。
【0003】十分なステップカバレージを提供すること
のできる現行方法の一つとしては、低圧化学気相堆積
(LPCVD)がある。LPCVDプロセスでは、反応
容器は100〜1000ミリトールの比較的低圧に排気
される。LPCVDプロセスに関して低圧は、シリコン
膜を低速(ドープされていない膜の場合は約100オン
グストローム/分、ドープされている膜の場合は約20
オングストローム/分)で堆積させる。遅い堆積速度
は、良好なステップカバレージを提供しながら膜の堆積
がおこなわれるようにする。nタイプ不純物がLPCV
Dバッチシステムに導入されて、その場(insitu)でドー
プされた膜を生成する場合、(品質の)劣等なステップ
カバレージが生じる。更に堆積速度を減少することは、
良好なステップカバレージを得るために必要である。L
PCVDプロセスは高品質の膜を形成することができる
が、低堆積速度は、多数(例えば100枚以上)のウエ
ハをバッチタイプの反応容器で同時に処理することを必
要とする。複数のウエハを一台の装置で同時に処理する
際の問題は、ウエハ毎にそしてバッチ毎に均一な膜厚及
び不純物成分を得ることが困難であることである。膜厚
における非均一性及びドーピングプロフィールは、作製
された膜の電気的特性に強烈にに影響を及ぼし、それゆ
え、作製されたデバイスの性能及び信頼性に強烈に影響
を及ぼす。膜厚及び面積抵抗の均一性を制御すること
は、LPCVDバッチシステムにとって、ウエハサイズ
が300mm以上に増加した場合には、一層大きな課題
となる。
【0004】ウエハ全面に渡り、またウエハ毎に、正確
な厚さ及びドーピング均一性を有するポリシリコン膜及
びアモルファスシリコン膜を、作製するために、枚葉式
CVDプロセスが用いられる。シリコンウエハにシリコ
ン層を作製する枚葉式CVDプロセスは、低温高圧シリ
コン堆積方法という名称であり、本譲受人に譲渡され、
1991年8月9日に出願された米国特許7/7429
54号明細書に説明されている。このようなプロセスで
は、反応チャンバ内で10〜350トールの圧力がかか
り、それが維持される。約10リットル/分の水素ガス
が、525sccm以下のシラン(SiH4)(シラン
分圧は4トール以下)共にチャンバに供給され、一方基
板は約600〜750℃の温度に加熱される。ドーピン
グされていないポリシリコン膜は、これらの条件下で、
約2000オングストローム/分までの速度で堆積され
る。枚葉式の方法で用いられるより高い圧力がポリシリ
コン膜の堆積速度を増加する。300sccmの、水素
中の1%ホスフィン(PH3)(PH3分圧約0.023
トール)をガス混合物に含め、約650℃の温度に基板
を加熱することにより、その場でリンがドープされたポ
リシリコン膜が堆積されることができる。このようなプ
ロセスで、約1.5×1021/cm3のリンを含む多結
晶シリコン膜は、約1500オングストローム/分まで
の速度で堆積されることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した枚葉式CVD
プロセスの問題は、ステップカバレージが劣等であり、
よって空隙の形成を引き起こすことなく高アスペクト比
の開口部を充填するのに用いられることができないとい
うことである。空隙は、作製された集積回路の信頼性の
問題及び不良を引き起こす。更に、その場でドープされ
た低抵抗率のシリコン膜を形成するために不純物がガス
混合物に含まれると、ステップカバレージは更に悪化す
る。
【0006】このように、要望されるのは、高アスペク
ト比の開口部が製造可能な時間内で、空隙なしで充填さ
れるように、枚葉式CVD装置内でその場でドープされ
たシリコン膜を高堆積速度及び良好なステップカバレー
ジで堆積する方法である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、高堆積速度
で、高品質で、均一で、基板の表面にわたって良好なス
テップカバレージを有するアモルファスシリコン及びポ
リシリコンを堆積するための方法及び装置を説明する。
本発明によると、基板は枚葉式化学気相堆積反応チャン
バ内に置かれる。次に、反応チャンバは、20〜300
トールに減圧するように真空引きされる。その次に、基
板は550〜620℃の温度に加熱される。そして、シ
リコン含有ガスが、4〜40トールのシリコン含有ガス
分圧になるように反応チャンバに流入される。不純物ガ
スは、その場でドープされたシリコン膜を提供するため
に、0〜0.020トールの不純物ガス分圧になるよう
にガス混合物に含まれることができる。もし、要望があ
れば、引き続くアニールを、アモルファスシリコンを多
結晶シリコンに変化するために用いることができる。本
発明のプロセスは、均一な厚さ及び不純物プロフィール
を有するアモルファスシリコン及びポリシリコン膜を形
成するのに用いることができる。本発明のプロセスは、
高アスペクト比の開口部において改善されたステップカ
バレージを有するアモルファスシリコン及びポリシリコ
ンを形成し、またプロセスを最適化するのに用いること
ができる。本発明のプロセスは、高アスペクト比の開口
部をアモルファス又はポリシリコン(≧2.0)で、内
部に空隙を作り出すことなく充填するのに用いることが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、高堆積速度で、改善さ
れたステップカバレージを有する、その場でドープされ
たアモルファスシリコン又はポリシリコン薄膜を堆積す
る方法及び装置を説明する。以下の説明では、本発明の
完全な理解を提供するために、具体的な厚さ等の多くの
具体的な細部が明らかにされる。しかしながら、本発明
はこれらの具体的な細部でなくとも実行されることがで
きることは当業者にとって明らかであろう。本発明を不
必要にあいまいにしないように、他の例として周知の化
学気相堆積(CVD)装置及びプロセスは、特に詳細に
は説明されてない。
【0009】本発明は高堆積速度で、高品質で、均一
な、基板の表面にわたって良好なステップカバレージを
有するアモルファスシリコン及び多結晶シリコン(ポリ
シリコン)を堆積するための方法及び装置を説明する。
本発明は、高い全圧、高いシリコンガス分圧、及び低い
温度を利用し、良好なステップカバレージを達成する。
本発明によると、基板は枚葉式化学気相堆積反応チャン
バ内に置かれる。次に反応チャンバは真空引きされ、2
0〜300トールに減圧される。その次に基板は550
〜620℃に加熱される。そして、シリコン含有ガス
が、約500〜1500sccmの速さで反応チャンバ
に供給され、4〜40トールのシリコン含有ガス分圧と
なる。不純物ガスは、0〜2.0sccmの速さで反応
チャンバに供給されることができ、0〜0.0020ト
ールの不純物ガス分圧を作り出す。要望があれば、アニ
ールステップを、アモルファスシリコンを多結晶シリコ
ンに変化するのに用いることができる。本発明のプロセ
スは、均一な厚さ及びドーピングプロフィール、又は滑
らかな上面を有するアモルファスシリコン及びポリシリ
コン薄膜を堆積するのに用いられる。本発明のプロセス
は、高アスペクト比の開口部(≧2.0)を、空隙を作
り出すことなく高堆積速度(約1000オングストロー
ム/分)で充填するのに用いることができる。
【0010】本発明に従い、基板100が提供される。
基板100は、好ましくは単結晶シリコンウエハであ
る。しかしながら、基板100は、シリコンウエハであ
る必要はなく、ガリウム比素又は石英などの、他のタイ
プの基板であってもよい。基板100は、一般に、間隔
をおかれて配置された複数の特徴部分すなわちホール1
02を含む。特徴部分102は、基板に形成されたトレ
ンチ、基板に成長したフィールド酸化領域(field oxide
refgions)、及び中間層誘電体(an interlayerdielect
ric,ILD)に形成されたコンタクト及びビア開口部に
起因するものであることができるが、これに限定される
ものではない。本発明のプロセスは、現代の高密度ダイ
ナミックランダムアクセスメモリ(DRAMS)の製造
におけるトレンチ及び/又はスタックドコンデンサ(sta
cked capacitoers)の形成の際の、高アスペクト比の開
口部内のシリコン膜の堆積に理想的に適している。本発
明は、集積回路の製造での使用に理想的に適している
が、同様に、これに限定されるものではないが、フラッ
トパネルディスプレイなどの他の製品の製造に適用でき
る。本発明の目的のため、基板100が本発明のシリコ
ン膜が堆積される材料として画成される。
【0011】本発明の方法を、図2のフローチャートを
考慮して、述べ且つ記載する。ブロック200に示され
ているように本発明の第1ステップによると、図3に示
されているように、例えば基板100等の基板が枚葉式
リアクタ300に置かれる。図3に示されている枚葉式
リアクタ300は、頂部312、側壁314及び底部3
18を有し、内部に一枚のウエハ又は基板100がロー
ドされることができるチャンバ319が画成されてい
る。チャンバ319は、アプライドマテリアルズ製セン
チュラ枚葉式チャンバツールで用いられているように、
200mmまでのウエハを取り扱うように設計され、約
10リットルの堆積を有している。要望があれば、30
0mm等のより大きなウエハを取り扱うための、より大
きな堆積チャンバを用いることができることは、認めら
れるべきである。加えて、本明細書で提供されるすべて
の流量は10リットルチャンバに関してのものであり、
取り扱いが困難な大容量リアクタに対しては流量を調整
する必要があることを当業者は認識するであろう。重要
なことは、本明細書で提供されるガスの分圧を利用する
ことである。
【0012】基板100は、モータ(図示されていな
い)で回転されるペデスタル又はサセプタ322に載置
され、円筒状に対称な基板100に対して時間的に平均
な環境が提供される。サセプタ外接予加熱リング(A sus
ceptor circumscribing preheat ring)324は、側壁
314によって支持されており、サセプタ322及び基
板100を包囲している。リフトフィンガ323は、サ
セプタ322を貫通して形成されている穴(図示されて
いない)を貫通して、基板100の下側と係合し、その
基板100をサセプタ322から持上げる。基板100
及び予加熱リング324は、リアクタ310の外側に装
着されている複数の高輝度ランプ326からの光によっ
て加熱される。高輝度ランプ326は、好ましくは約
1.1ミクロンの波長の赤外線(IR)を発生するタン
グステンハロゲンランプである。リアクタの頂部312
及び底部318は光に対してほぼ透明であり、外部ラン
プ326からの光が、リアクタ310、加熱サセプタ3
22及び基板100に入ることができるようになってい
る。石英が頂部312及び底部318に使用されている
が、その理由は、可視光及び赤外線を透過するからであ
り、内外の高い圧力差を支えることができる比較的強度
の高い材質であるからであり、気体放出率が低いからで
ある。パイロメータ等の、適切な頂部温度センサ及び適
切な底部温度センサが、基板100の温度及びサセプタ
322の温度を測定するようにそれぞれ配置されてい
る。
【0013】次に、図2のブロック202によると、チ
ャンバ319は、排気ポート332を通して、ポンプ
(図示されていない)によって、チャンバ319の圧力
を大気圧から堆積圧力へと下げるために真空引きされ
る。堆積圧力とは、本発明のシリコン膜が堆積されると
きのチャンバ319内部の全圧である。本発明は、改善
されたステップカバレージを有する堆積速度を増加する
ために、比較的高い堆積圧力を用いている。本発明の堆
積圧力は、好ましい150〜200トールの圧力を含む
20〜300トールである。堆積圧力を高くすると、堆
積速度は速くなる。堆積圧力の増加は、一定の成長速度
での、プロセスのステップカバレージを増加する。
【0014】次に、ブロック204に示されているよう
に、基板100、予加熱リング324及びサセプタ32
2がランプ326によって、好ましい約590〜600
℃を含む、550〜620℃の堆積温度に加熱される。
堆積温度が減少すると、堆積速度も減少し、ステップカ
バレージは改善する。堆積されたシリコンについての厳
密な結晶学的な性質は温度に依存する。本発明で使用さ
れる比較的低い堆積温度はアモルファスシリコンのみ堆
積するが、高い堆積温度(610℃以上)ではいくらか
のポリシリコンを膜に混入することができる。
【0015】次に、図2のブロック206に示されてい
るように、反応性ガスが反応チャンバ319に供給され
る。堆積圧力及び温度は、反応性ガスが反応チャンバ3
19に流入する間特定の範囲に維持され、シリコン膜が
堆積されようになっている。堆積中、反応性ガス流はガ
ス流入ポート328から流れ込み、予加熱リング324
を横切り、ガスは加熱され、シリコン膜を堆積するよう
に基板100の表面を矢印330の方向に横切り、排出
ポート332を通して外に出る。ガス流入ポート328
は、導管334を介して、タンク336によって表され
ている1種のガス又は混合ガスを提供するガス供給源に
接続されている。導管334、それぞれのポート338
及び332を通るガス濃度及び/又はガス流量は、プロ
セスの均一性を最適化するプロセスガス流及び濃度プロ
フィールを生ずるように選択される。基板の回転及びラ
ンプ326からの熱によって引き起こされる熱勾配は、
リアクタ300内のガスの流れに顕著に影響するが、流
れのプロフィールの支配的な形態は、ガス流入ポート3
28から入り、予加熱リング324及び基板320を横
切り、排出ポート332から出る層流である。
【0016】本発明の好ましい実施形態によると、反応
性ガスは、シリコン含有ガス、希釈不純物ガス及びキャ
リアガスを含んでいる。本発明によると、シリコン含有
ガスは、チャンバ319に流入され、好ましい10〜2
0トールの分圧を含む、4トール以上40トール以下の
比較的高いシリコン含有ガス分圧を生じる。シリコン含
有ガスは、好ましい約900sccmを含む500〜1
500sccmといった比較的高い流量が用いられる。
高いシリコン含有ガス分圧は、膜の堆積速度を増加す
る。しかしながら、シリコン含有ガスの分圧があまりに
高すぎると、チャンバ側壁に粒子及びシリコン堆積の原
因となる。シリコン含有ガスは、好ましくはシラン(S
iH4)であるが、ジシラン(Si26)、ジクロロシ
ラン(SiCl22)、トリクロロシラン(SiCl3
H)及びテトラクロロシラン(SiCl4)等の他のシ
リコン含有ガスでもよい。しかしこれに限定されるもの
ではない。
【0017】本発明によると、不純物ガスは、好ましく
は、その場でドープされたシリコン膜を生産するため
に、反応性ガス混合物に含まれる。不純物ガスは、好ま
しい0.015トールを含む0〜0.02トールの不純
物ガス分圧を生じるように反応チャンバ319に供給さ
れる。(堆積されたシリコン膜の抵抗率が、不純物ガス
/シリコンガス濃度比に逆比例することは、認識される
べきである。不純物ガス/シリコンガス濃度比が高くな
ると、膜の抵抗率は下がる。)比較的低い不純物ガス分
圧(0.02トール以下)が本発明に使用されるが、そ
の理由は、本発明で用いられる比較的低いプロセス温度
及び高い堆積圧力が、シリコン膜の不純物の取り込みを
増加するからである。上述したように、不純物ガスの添
加は、膜のステップカバレージを減少する。本発明で、
堆積温度を比較的低い温度で維持することにより、低い
抵抗率の膜を生産するために必要な不純物ガスの量を、
より高い温度で同様の抵抗率の膜を生産するために必要
な量より少なくする。このように、ドープされたシリコ
ン膜のステップカバレージは改善される。本発明は、好
ましい1.0sccmを含む0.10〜2.0sccm
の不純物ガス流量を使用するのが好ましい。不純物ガス
は、好ましくは水素等のキャリアガスで、1%の希釈不
純物ガス(すなわち希釈された不純物ガス=1%の不純
物ガス及び99%のキャリアガス)を形成するように希
釈される。希釈不純物ガスは、10〜200sccmの
速度で、また好ましくは100sccmで反応チャンバ
319に供給される。フォスフィン(PH3)が好まし
い不純物ガスであるが、要望があれば、アルシン(As
3)等の他の不純物ガスを使用することもできるが、
これに限定されるものではない。
【0018】シリコン含有ガス及び希釈された不純物ガ
スは、水素、ヘリウム、アルゴン及び窒素等、しかしこ
れに限定されるものではないキャリアガスと共に反応チ
ャンバ319に流入される。シリコン含有ガス及び希釈
された不純物ガスは、反応チャンバ319に4〜12s
lm(standares litter per minute)の速さで、また好
ましくは8slmの速さで流入するキャリアガスに加え
られる。
【0019】反応性ガスは、望ましい厚さの(T)のシ
リコン膜104が基板100上に堆積されるまで反応チ
ャンバ319に流入される。次にブロック208に示さ
れるように、要望があれば、基板100はアニールされ
ることができる。基板100は、堆積されたアモルファ
スシリコン又はアモルファス/ポリシリコン膜を低抵抗
多結晶シリコンに変化させるためにアニールされること
ができる。このように、アモルファスシリコン膜は、膜
のステップカバレージを改善し、完全なホールの充填を
確保するするように、比較的低温で堆積されることがで
き、そして引き続きアニールによって低抵抗多結晶シリ
コン膜に変化させられる。どのような周知の方法及び装
置も基板100をアニールするのに使用することができ
る。例えば基板100は、炉内で、約850℃、30分
間、窒素雰囲気でアニールされることができる。基板1
00のアニールは追加のステップを要求するが、DRA
Mプロセス等の多くの集積回路製造プロセスは、シリサ
イドの形成等の他の目的で引き続くアニールを要求して
いるので、スループットに影響することなくアニールス
テップは含まれることができる。本発明のアニールステ
ップを用いることは、低抵抗多結晶膜が、空隙の形成な
しで高アスペクト比の開口部に形成されることを可能に
する。
【0020】本発明のプロセスは、高品質のポリシリコ
ン又はアモルファスシリコン膜を高不純物密度(>2×
1020/cm3)で、そしてそれゆえ低抵抗(0.7〜
1.0ミリオームcm)、高堆積速度(500〜120
0オングストローム/min)、及び優れたステップカ
バレージ(80〜95%)で形成することができる。本
発明は、幅≧0.28ミクロン及びアスペクト比≧2.
0である、基板100の開口部を、空隙の形成なしで高
堆積速度で充填するのに確実に使用されることができ
る。
【0021】本発明の他の新規な特徴は、ステップカバ
レージ及び特有のパラメータXの間の新規な実験による
関係である。ここでXは以下のように定義される。
【0022】
【数1】 (シリコンガス)pp=シリコン含有ガス分圧、 (不純物ガス)pp=不純物ガス分圧、 δ=0.7〜0.85、及び Rd=堆積速度。
【0023】Xが大きくなると、堆積プロセスのステッ
プカバレージがより良好になる。任意の堆積プロセスに
おいて、ステップカバレージは、シリコンガス分圧を増
加すること、不純物ガス分圧を減少すること、堆積速度
を減少すること又はこれらの組合わせによって改善され
ることができる。堆積速度(Rd)はそれ自身、温度、
圧力及びシリコン及び不純物ガスの分圧といった堆積条
件に依存するが、それは制御され測定される値である。
加えて、CVDプロセスに起因し、膜の不純物濃度は、
指数定数(power constant)δを有する不純物ガス濃度の
指数の法則(power law)である。(指数定数δは典型的
に0.7〜0.85で、本発明の条件は0.75であ
る。指数定数δは、例えばSIMS法を使用して、膜内
の不純物ガス濃度に対するシリコンを、反応性ガス混合
物内の不純物ガス濃度に対する種々のシリコンに対して
測定することにより決定されることができる。膜中の不
純物濃度に対するシリコン対、ガス混合物の不純物濃度
に対するシリコンのプロットが生成されて、結果として
生じるプロットの傾き又は比が、指数定数δとなること
ができる。)ステップカバレージ及び単一(single)パラ
メータXの新規な関係は、すべての堆積パラメータを含
み、特定のプロセスに対する堆積条件を最適化するの
に、使用されることができる。つまり、堆積されたシリ
コン膜の堆積速度、膜抵抗、及びステップカバレージ
は、前述で定義された単一パラメータにより、集積回路
製造の特定の要件を満たすように膜堆積プロセスを最適
化するために適合されることができる。
【0024】本発明による、本発明の単一パラメータX
を用いた、特定の製造要件に対する堆積条件の最適化す
る本発明の方法は、図4のフローチャート400で明ら
かにされる。第1のステップは、ブロック402で明ら
かにされるように、特定の基板パターン又は微細構造に
対する単一パラメータX及びステップカバレージの関係
を決定するためのものである。これは、例えば、図5
(a)に示される基板500等の基板全面にわたって、
一組の第1条件(すなわち、シリコンガス分圧及び不純
物ガス分圧)の下で膜510を堆積することにより達成
されることができる。堆積速度及びステップカバレージ
は、直接の測定により容易に決定されることができる。
ステップカバレージは以下のように定義されるものであ
ることが想起されるが、
【数2】 S=ステップ表面(すなわち、側壁504)上の膜
厚、及び TF=平坦な表面(すなわち、表面508)上の公称膜
厚。
【0025】Xの値は、上で定義された数式を用いて、
計算される(すなわち、Xは不純物ガス分圧、シリコン
ガス分圧、及び堆積速度を用いて解かれる)。値Xに対
するステップカバレージは、ステップカバレージ対Xの
グラフ上の点として記録される。このプロセスは、同様
のパターンを有する基板上で、Xの異なる値(すなわ
ち、異なるプロセス条件)に対するさらなるステップカ
バレージの値をさらに得るために何度も繰り返される。
十分な数(少なくとも3の)の、ステップカバレージ/
Xの点が得られると、ステップカバレージ及び単一パラ
メータXの間の関係を明確にするプロット602が、特
定の基板パターンに対して描かれることができる。
【0026】それぞれの異なった基板パターンの場合に
は、ステップカバレージ対Xの異なったプロットが描か
れるべきであることが認識される。これは、任意の一組
のプロセス条件に対して、ステップカバレージが、具体
的な基板パターン及び微細構造に非常に依存しているこ
とによる。例えば、図5(a)に示される基板500は
先細の側壁502を有する開口部502を備えている。
つまり、それぞれの開口部502は、開口部502の底
部506から約94゜(α)の角度の側壁504を有し
ている。側壁504を僅かに傾けることは、任意のプロ
セスに対して、90゜の角度を有する開口部と比較して
膜のステップカバレージを改善する。図5(b)に示さ
れ、基板520等の基板のパターンは、底部及び頂部よ
り中間部分が広い開口部522を有し、たとえどのよう
なプロセス条件が使用されても、良好なステップカバレ
ージを得ることが非常に困難である。このように、これ
らの基板上に形成されたシリコン膜524は、特定の値
のXに対して、充填しやすいパターンを有する基板、例
えば基板500等より、より低いステップカバレージを
示す。特定のプロセス条件(すなわち、Xの値)の設定
に対するステップカバレージは、基板パターン又は微細
構造によって変化するので、それぞれの異なった基板パ
ターンに対して異なったプロットを描くことが必要であ
る。
【0027】次に、ブロック404に明らかにされてい
るように、プロセスエンジニアは、基板500上の開口
部502を十分に充填するために、どのステップカバレ
ージが要求されるかを決定する。一旦、ステップカバレ
ージが特定されると、ブロック406に明らかにされて
いるように、図6(a)に示されているプロットが特定
のステップカバレージを得るXの値を決定するのに用い
られる。
【0028】次に、ブロック406で明らかにされてい
るように、プロセスに対する堆積速度が特定される。堆
積速度(Rd)は、基本的に、プロセスを最もコスト効
率良くするスループット(処理されるウエハの数/時
間)によって規定される。加えて、このとき、不純物ガ
ス分圧が特定される。不純物ガス分圧は、望ましいシリ
コン膜の抵抗率によって規定される。一旦、堆積速度、
不純物ガス分圧、及びXの値が特定されると、シリコン
含有ガス分圧は、ブロック408で明らかにされている
ように、出願人の新規な式(X)を使用することにより
解かれる。ガスの分圧は流量に関係しているので、もし
要望があれば、ガス流量をガス分圧の代わりに用いるこ
とができることは留意すべきである。すなわち、分圧
は、
【数3】 ガスA流量=ガスAの流量、 総流量=反応チャンバに流入する全てのガスの流れの総
和、及び PT=反応チャンバ内の総圧力、 で表される。
【0029】次に、ブロック410に明らかにされてい
るように、プロセスの堆積温度が決定される。堆積温度
は、図6(b)に示すように、始めに堆積速度対堆積温
度のプロット610を描くことにより決定されることが
できる。プロット610は、ブロック406及び408
で明らかにされた条件を特定にし、異なる温度で形成さ
れる異なる膜の成長速度を測定することにより描かれ
る。少なくとも3の異なる温度/成長速度の点が図6
(b)に示されているグラフを描くのに用いられるべき
である。次に、ブロック412に明らかにされているよ
うに、図6(b)の堆積速度対堆積温度のグラフが、ブ
ロック408に特定されている堆積速度を得るのに必要
な温度を決定するのに用いられる。図6(b)のグラフ
から決定される堆積温度が、550〜620℃といった
特定の温度範囲内であるとき、ブロック410に明らか
にされるように、温度は許容され、プロセス条件は、ブ
ロック406、408、及び410で決定されるように
設定される。しかしながら、望ましい堆積速度を得るた
めに要求される温度が、許容される温度外の場合は、ブ
ロック406で特定される条件は、再評価されなけれは
ならない。つまり、要求される堆積速度又はドーピング
密度は、可能なプロセスを得るために緩められなければ
ならない。従って、本発明の単一パラメータXは、堆積
条件を最適化するのに用いられるのみでなく、プロセス
が可能でさえあるかどうかを決定するのにも用いられる
ことができる。
【0030】本発明の、単一パラメータX及び最適化プ
ロセスは、プロセスの製造可能性(manufacturability)
を最大にするシリコン堆積プロセスのための堆積条件設
定するのに用いられることができる。例えば、シリコン
膜が幅(W)≦0.5ミクロン、深さ1.2ミクロンそ
して垂直(90゜)側壁を有する、高アスペクト比(≧
2:1)の開口部102を備える基板100のように、
開口部を充填するのが困難な基板上に堆積されるとき、
ステップカバレージ及び単一パラメータXの関係は、堆
積された膜のステップカバレージ(>95%)を最大に
して、完全なホールの充填を確実するために、堆積速度
及び/又はドーピング密度が減少されるべきであること
を示す。すなわち、開口部を充填することが困難なな
る、ステップカバレージを増加するために、Xの値を増
加するように堆積条件が選択されるべきである。温度約
590℃、堆積圧力約200トール、シラン分圧約1
6.5トール(シラン流量900sccm)、ホスフィ
ン分圧約0.0037トール(20sccmの流量のホ
スフィンで希釈された1%の水素)、及び全水素流量1
0slmで堆積されたシリコン膜は、中程度にドープさ
れた(約5.6×1019/cm3)シリコン膜を堆積速
度約500オングストローム/分、ステップカバレージ
>95%で生産するのに用いられることができ、基板1
00の開口部102を完全に充填することができる。
【0031】シリコン膜が、幅0.32ミクロン、深さ
0.8ミクロン、及び94゜の傾きの側壁504を有す
る開口部502を備えた基板500のように開口部すな
わち特徴部分の充填の容易な基板上に堆積される場合、
ステップカバレージ及び単一パラメータXの関係は、ス
テップカバレージの要求が低減されるので膜の堆積速度
及び/又はドーピング密度は増加されることができるこ
とを示す。すなわち、基板を充填するのが容易であると
き、より低いXの値を提供する堆積条件が用いられるこ
とができ、それは、ステップカバレージの要求が低減さ
れるからである。シリコン膜510は、高堆積速度(約
1100オングストローム/分)及び高いドーピング密
度(>2.0×1020/cm3)で、基板500に堆積
されることができ、堆積条件:シラン分圧約13トール
(シラン流量900sccm)、ホスフィン分圧約0.
015トール(100sccmの流量のホスフィンで希
釈された1%の水素)、堆積温度約620℃、及び堆積
圧力約160トール:を使用することにより開口部50
2を完全に充填する。
【0032】加えて、ステップカバレージ及び単一パラ
メータXの関係は、2層又は多層のシリコン膜が、高ア
スペクト比(≧2.0)の開口部に、シリコン堆積プロ
セスのスループットを改善するために堆積されるプロセ
スを設計するのに用いられることができる。例えば、特
定のIC製造プロセスは8000オングストロームの厚
さ(T)のシリコン膜110を要求し、0.25ミクロ
ンの幅(W)、7500オングストロームの深さ(D)
(アスペクト比約3.0)の開口部102の完全な充填
を要求する。このようなプロセスでは、図1(c)に示
されているように、中程度にドープされたアモルファス
シリコン(低温シリコン)層112の第1層は、膜のス
テップカバレージを最大にするために、約1500オン
グストロームの厚さに堆積されることができる。すなわ
ち、第1の堆積ステップでは、高いシリコン含有ガス分
圧(4〜40トール)が用いられ、ステップカバレージ
及び単一パラメータXの関係によって特定されるよう
に、ステップカバレージを最大にし、完全なホールの充
填を確実にするために膜の堆積速度及びドーピングレベ
ルは低減される。(開口部を充填するのにわずか約12
50オングストロームのシリコン膜が要求されるが、そ
れは、ホールは側壁から充填するからであり、すなわ
ち、幅Wを有する開口部を充填するのにW/2の膜厚が
要求されるからである。)一旦ホールが十分に充填され
及び/又はステップカバレージの要求が緩められると、
シリコン膜114(残っている6500オングストロー
ム)の大部分が、高いドーピングの高堆積速度でポリシ
リコン層114を形成するために、上述の式によって特
定されるプロセスで堆積される。このように、混成膜1
10のそれぞれの層112及び114のドーピング特
性、ステップカバレージ、及び堆積速度が、単一パラメ
ータXによって、全プロセスを最適化するための特有の
目的に適合するために最適化される。このように、新規
なパラメータXは、すべての製造要件下でウエハスルー
プットを最大にし、ホール充填を確保するように用いら
れることができる。
【0033】本発明の枚葉式リアクタは、好ましくはマ
イクロプロセッサ等のプロセッサによって読み取り可能
で実行可能な、ROM、EPROM等の非揮発性メモリ
に記憶されているソフトウエアを含む。ソフトウエア
は、望ましい堆積条件を作り出すように、リアクタのポ
ンプ、ランプ、数値、及び質量流量計等の種々のデバイ
スを制御するのに用いられる。ソフトウエアは、好まし
くは、ステップカバレージ及び単一パラメータXの間の
関係を用いるアルゴリズム又はサブルーチンを含み、オ
ペレータが特定の製造要件を満たすようにシリコン堆積
プロセスを最適化し及び履行するのを援助する。ソフト
ウエアは、製造要件を満たすために、必要な理想気体分
圧(又は流量)及びドーパントプロフィールを決定する
のに用いられることができる。ソフトウエア及びプロセ
ッサは、最適なシリコン堆積プロセスを実行するため
に、ガス流量及び温度及び圧力等の他のプロセスパラメ
ータを制御するのに用いられることができる。
【0034】本発明は、枚葉式リアクタ内で、改善され
たステップカバレージを有し、高堆積速度でシリコン膜
を形成する新規なプロセスを説明した。本発明は、ま
た、特定の製造要件の堆積プロセスを最適化するための
最適プロセス条件を決定する方法及び単一パラメータ説
明した。本発明は、特定の実施形態に関して説明された
が、これらの実施形態は、限定するよりも例として解釈
されるもので、本発明の範囲は、上記特許請求の範囲に
よって決定される。
【0035】このように、高堆積速度で、改善されたス
テップカバレージを有する均一、低抵抗率のシリコン膜
を形成する新規な方法及び装置が説明された。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高アスペ
クト比の開口部において改善されたステップカバレージ
を有するアモルファスシリコン及びポリシリコンを形成
し、またプロセスを最適化することができる。更に、本
発明によれば、高アスペクト比の開口部をアモルファス
又はポリシリコン(≧2.0)で、内部に空隙を作り出
すことなく充填することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は高アスペクト比の開口部を有する
基板の断面図であり、図1(b)は(a)の基板上のシ
リコン層の構造を示した断面図であり、図1(c)は
(a)の基板上の2層のシリコン層の構造を示した断面
図である。
【図2】本発明のシリコン堆積プロセスを図示したフロ
ーチャートである。
【図3】枚葉式化学気相堆積チャンバの図である。
【図4】特定の製造条件に対して最適化したシリコン堆
積プロセスの方法を図示したフローチャートである。
【図5】図5(a)は先細の側壁を備えた高アスペクト
比の開口部を有する基板の断面図であり、図5(b)は
広い中央部を備えた高アスペクト比の開口部を有する基
板の断面図である。
【図6】図6(a)はステップカバレージと2つの異な
った基板パターンのシングルパラメータの関係を示した
グラフであり、図6(b)はある堆積プロセスでの堆積
速度及び堆積温度の関係を示したグラフである。
【符号の説明】
100…基板、102…開口部、104…シリコン膜、
314…側壁、323…リフトフィンガ、319…チャ
ンバ、324…予加熱リング、326…ランプ、500
…基板、502…開口部、504…側壁、510…シリ
コン膜、520…基板、522…開口部、524…シリ
コン膜。
フロントページの続き (72)発明者 シュリン ワン アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サンタ クララ, グラナダ アヴェニュ ー 3450, ナンバー 75 (72)発明者 ヴェダプラム エス. アチュサラマン アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サンタ クララ, ホームステッド ロー ド 3131, 17−ジェイ

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にシリコン膜を形成する方法であ
    って、 4〜40トールのシリコン含有ガス分圧を反応チャンバ
    内に提供するために、シリコン含有ガスを前記反応チャ
    ンバ内に提供するステップと、 シリコン膜を堆積するステップと、を備える方法。
  2. 【請求項2】 前記シリコン膜の形成中に、前記反応チ
    ャンバ内に20〜300トールの堆積圧を発生させるス
    テップを備える請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記基板を、550〜620℃の温度に
    加熱するステップを更に備える請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記基板を、550〜620℃の温度に
    加熱するステップを更に備える請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 ドープされたシリコン膜を形成するた
    めに不純物ガスを前記反応チャンバに提供するステップ
    を備え、前記不純物ガスが前記反応チャンバ内に0.0
    20トール以下の分圧を有している請求項1に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記不純物ガスがホスフィンである請求
    項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記シリコン含有ガスが、SiH4、S
    26、SiH2Cl2及びSiCl4からなる群から選
    択される請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記シリコン含有ガスが、SiH4であ
    る請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記反応チャンバ内に4〜12slmの
    2を流すステップを備える請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 ドープされたシリコン層を基板上に形
    成する方法であって、 反応チャンバ内に前記基板を配置するステップと、 前記反応チャンバ内に20〜300トールの堆積圧を発
    生させるステップと、 前記基板を550〜620℃の温度に加熱するステップ
    と、 前記反応チャンバ内に4〜40トールのシリコン含有ガ
    ス分圧を得るように、前記反応チャンバ内にシリコン含
    有ガスを流すステップと、 前記反応チャンバ内に不純物ガスを流し0.020トー
    ル以下の不純物ガス分圧を得るステップと、を備えるド
    ープされたシリコン層を基板上に形成する方法。
  11. 【請求項11】 前記反応チャンバ内に、4〜12sl
    mのH2を流すステップを備える請求項10に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 前記シリコン含有ガスを流す前記ステ
    ップ及び前記不純物ガスを流すステップが、シリコン含
    有ガスに対する不純物ガスの比を0.01以下とするガ
    ス混合物を生産する請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記シリコン含有ガスがシランであ
    り、前記シリコン含有ガス分圧が10〜20トールであ
    る請求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記不純物ガスがホスフィンであり、
    前記不純物ガス分圧がほぼ0.015トールである請求
    項10に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記堆積圧が150〜200トールで
    ある請求項10に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記基板が590〜600℃に加熱さ
    れる請求項10に記載の方法。
  17. 【請求項17】 シリコン膜を形成する方法であって、 反応チャンバ内にウエハを配置するステップと、 前記反応チャンバ内のシリコン含有ガス分圧、前記反応
    チャンバ内の不純物ガス分圧及び前記シリコン膜の堆積
    速度を備える堆積条件と、前記シリコン膜のステップカ
    バレージとの関係を決定するステップと、 前記関係を不純物ガス分圧及びシリコン含有ガスとを設
    定するために利用するステップと、 前記シリコン含有ガス分圧及び不純物ガス分圧を用いて
    前記シリコン膜を堆積するステップとを備える、 シリコン膜を形成する方法。
  18. 【請求項18】 前記関係が、ステップカバレージと数
    値Xとの関係であって、前記数値Xが、下記式: 【数1】 [式中、(シリコンガス)pp=シリコン含有ガス分
    圧、 (不純物ガス)pp=不純物ガス分圧、 δ=0.7〜0.85、及び Rd=堆積速度] で表される請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 シリコン膜を堆積する装置であって、 反応チャンバと、 前記反応チャンバ内のサセプタと、 加熱源と、 前記反応チャンバのプロセスガス注入ポートと、 シリコン膜のステップカバレージと、シリコン含有ガス
    分圧、不純物ガス分圧及び前記シリコン膜の堆積速度を
    備える堆積条件との関係を記憶するメモリと、を備える
    シリコン膜を堆積する装置。
  20. 【請求項20】 前記関係が、ステップカバレージと数
    値Xとの関係であって、前記数値Xが、下記式: 【数1】 [式中、(シリコンガス)pp=シリコン含有ガス分
    圧、 (不純物ガス)pp=不純物ガス分圧、 δ=0.7〜0.85、及び Rd=堆積速度] で表される請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 パターン化された基板上に堆積される
    シリコン膜の堆積条件を決定する方法であって、 a) シリコン含有ガス分圧、不純物ガス分圧及び堆積
    速度を備える堆積条件とステップカバレージとの関係
    を、前記パターン化された基板上に形成される前記シリ
    コン膜のために決定するステップと、 b) 前記シリコン膜の堆積のために、堆積速度及び不
    純物ガス分圧を特定するステップと、 c) 前記膜のステップカバレージを特定するステップ
    と、 d) ステップ(a)で定義される前記関係及びステッ
    プ(b)で定義される前記不純物ガス分圧及び前記成長
    速度から、シリコン含有ガス分圧を決定するステップ
    と、 e) ステップ(d)で定義される前記シリコンガス分
    圧及びステップ(c)で特定される不純物ガス分圧を用
    いて、前記シリコン膜を堆積するために、シリコン膜の
    堆積速度及び堆積速度の関係を決定するステップと、 f) ステップ(b)で特定される前記堆積速度及びス
    テップ(e)で定義される成長速度及び堆積温度の関係
    を用いて、前記シリコン膜の堆積温度を決定するステッ
    プと、を備えるシリコン膜の堆積条件を決定する方法。
  22. 【請求項22】 前記堆積温度が特定の範囲内にあるか
    否かを決定し、範囲内にない場合に第2の堆積速度を特
    定するステップを備え、前記第2の堆積速度が前記第1
    の堆積速度以下であり、ステップ(c),(d),
    (e)及び(f)を繰り返す請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記堆積温度が特定の範囲内にあるか
    否かを決定し、範囲内にない場合に、第2の不純物ガス
    分圧を特定するステップを備え、前記第2の不純物ガス
    分圧が前記第1の不純物ガス分圧以下であり、ステップ
    (c),(d),(e)及び(f)を繰り返す請求項2
    1に記載の方法。
  24. 【請求項24】 ステップ(a)で決定される、ステッ
    プカバレージ及び堆積条件の前記関係が、ステップカバ
    レージと数値Xとの関係であって、前記数値Xが、下記
    式: 【数1】 [式中、(シリコンガス)pp=シリコン含有ガス分
    圧、 (不純物ガス)pp=不純物ガス分圧、 δ=0.7〜0.85、及び Rd=堆積速度] で表される請求項21に記載の方法。
  25. 【請求項25】 枚葉式リアクタ内で、大きなアスペク
    ト比を有する基板の開口部を、シリコン膜で充填する方
    法であって、 第1堆積圧力、第1堆積温度、4〜40トールのシリコ
    ン含有ガスの第1分圧及び不純物ガスの第1分圧を用い
    て、第1シリコン膜を堆積して、第1成長速度で前記第
    1シリコン膜を堆積するステップと、 第2シリコン膜を前記第1シリコン膜上に堆積するステ
    ップとを備え、前記第2シリコン膜を、第2堆積圧、第
    2堆積温度、前記シリコン含有ガスの第2分圧及び前記
    不純物ガスの第2分圧で堆積して作製し、前記第2堆積
    速度が前記第1堆積速度以上である方法。
  26. 【請求項26】 前記第2の堆積温度が、前記第1堆積
    温度以上である請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記不純物ガスの前記第2分圧が、前
    記不純物ガスの前記第1分圧以上である請求項25に記
    載の方法。
  28. 【請求項28】 前記第2堆積圧が、前記第1堆積圧以
    上である請求項25に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記第1シリコン膜の前記ステップカ
    バレージが、前記第2シリコン膜のステップカバレージ
    より良好である請求項25に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記第2堆積温度が前記第1堆積温度
    以上であり、前記第2堆積圧が前記第1堆積圧以上であ
    り、前記不純物ガスの前記第2分圧が前記不純物ガスの
    前記第1分圧以上である請求項25に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記第1シリコン膜が、前記第2シリ
    コン膜より良好なステップカバレージを有する請求項2
    5に記載の方法。
JP09612397A 1996-04-12 1997-04-14 改善されたステップカバレージを有する、アモルファスシリコン及びポリシリコンフィルム膜を形成するための方法及び装置 Expired - Fee Related JP4023865B2 (ja)

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