JPH1073795A - 偏光板の剥離方法 - Google Patents

偏光板の剥離方法

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JPH1073795A
JPH1073795A JP8230607A JP23060796A JPH1073795A JP H1073795 A JPH1073795 A JP H1073795A JP 8230607 A JP8230607 A JP 8230607A JP 23060796 A JP23060796 A JP 23060796A JP H1073795 A JPH1073795 A JP H1073795A
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polarizing plate
liquid crystal
crystal display
display cell
peeling
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JP8230607A
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Nariyuki Matsumoto
成幸 松本
Tetsuya Matsuura
哲也 松浦
Osamu Hayashi
修 林
Tooru Kokogawa
徹 爰河
Koji Yamada
浩嗣 山田
Hitoshi Morishita
均 森下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示セルの外面に貼着された偏光板を剥
離する際の液晶表示セルに加わるストレスを最小限に抑
え、その結果、表示品位の低下を解消することができ、
しかも高度な熟練を必要とせず容易にしかも迅速に剥離
作業を行なうことができる偏光板の剥離方法を提供す
る。 【解決手段】液晶表示セルの外面に貼着された偏光板を
剥離する方法であって、前記液晶表示セルおよび偏光板
の温度を低下させ、そののち前記偏光板を液晶表示セル
の表面から剥離することを特徴とする剥離方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は偏光板の剥離方法に
関する。さらに詳しくは液晶表示セルの外面に貼着され
た偏光板を剥離する際の液晶表示セルに加わるストレス
を最小限に抑え、その結果、表示品位の低下を解消する
ことができ、しかも高度な熟練を必要とせずに容易にし
かも迅速に剥離作業を行なうことができる偏光板の剥離
方法に関する。
【0002】なお、本明細書において、液晶表示セルと
は、液晶表示パネルのうち、一対のガラス基板および当
該一対のガラス基板のあいだの部分(液晶、スペーサお
よびTFTなど)のことを指し、偏光板を貼着する対象
として理解を容易にするためにかかる液晶表示セルの語
を採用している。
【0003】
【従来の技術】従来より、液晶表示パネルを製造する過
程において、偏光板を液晶表示セルの上下のガラス基板
の外面にそれぞれ貼着する際、偏光板とガラス基板との
あいだに異物や気泡などが混入するばあいがある。この
ようなばあいには、偏光板を液晶表示セルから剥離し、
新しい偏光板を貼り替えることにより、液晶表示パネル
の再生(リペア)をする必要がある。
【0004】従来では、液晶表示セルの上下の外面に貼
着された偏光板を剥離および除去する方法として、偏光
板のコーナー部分にカッターナイフなどの先端を液晶表
示セルと偏光板とのあいだに挿入しながら指で偏光板が
つまむことができる程度まで剥離し、そののち指で徐々
に剥がす方法が行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、偏光板は、
液晶表示セルに対して強固に粘着されていることが求め
られている。また、偏光板は使用される温度環境に対し
ても広い温度範囲で粘着に対する信頼性が確保されてい
ることが求められている。
【0006】これらの要求をみたすため、偏光板の粘着
力は最近徐々に向上し、それに伴って、液晶表示セルか
ら偏光板を剥離するために必要な力は増加してきてい
る。また、当該偏光板は、広い温度範囲で粘着力が低下
しないように改良されてきている。
【0007】一方、液晶表示パネル自体は、大型化や軽
量化が求められている。かかる要求を満たすため、液晶
表示セルのガラス基板を大型化し、その一方で軽量化の
ためにガラス基板の薄型化が進み、その結果、液晶表示
セルの剛性は非常に低下してきている。
【0008】したがって、大型化や軽量化のために剛性
が低下している液晶表示セルに対して、前述のような偏
光板の剥離を行なえば、かかる剥離の際に液晶表示セル
に対して加わる剥離力により、液晶表示セルが容易に変
形し、その結果、液晶表示セルのガラス基板が割れた
り、かかる液晶表示セルのシール部分が破壊して液晶が
漏れたり、さらには液晶表示セルに形成されたTFTな
どの素子または配線などが破壊されるなどの不具合が生
じている。
【0009】一方、偏光板を剥離する際に液晶表示セル
自体を手などによって押さえ込むことによって、液晶表
示セルの変形を抑制することができるが、その反面、液
晶表示セルの一対のガラス基板のあいだに存在する微小
なギャップ(液晶が注入されている領域)にムラが生じ
るなどの異常が発生する。そのため、液晶表示セルの表
示品位の低下を完全になくすことができないという問題
がある。
【0010】しかも、前述のごとく、偏光板のコーナー
部分にカッターナイフなどの先端を液晶表示セルと偏光
板とのあいだに挿入しながら剥離するという、従来の剥
離方法は、高度な熟練を必要とするとともに時間と手間
がかかるので作業性がわるいという問題がある。
【0011】本発明はかかる問題を解消するためになさ
れたものであり、液晶表示セルの外面に貼着された偏光
板を剥離する際の液晶表示セルに加わるストレスを最小
限に抑え、その結果、表示品位の低下を解消することが
でき、しかも高度な熟練を必要とせずに容易にしかも迅
速に剥離作業を行なうことができる偏光板の剥離方法を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の偏光板の
剥離方法は、液晶表示セルの外面に貼着された偏光板を
剥離する方法であって、前記液晶表示セルおよび偏光板
の温度を低下させ、そののち前記偏光板を液晶表示セル
の表面から剥離することを特徴とするものである。
【0013】前記液晶表示セルおよび偏光板の温度を−
20〜5℃の範囲内になるように低下させるのが好まし
い。
【0014】請求項3記載の偏光板の剥離方法は、液晶
表示セルの外面に貼着された偏光板を剥離する方法であ
って、偏光板に切れ目を入れ、そののち該切れ目に沿っ
て偏光板を剥離することをを特徴とするものである。
【0015】前記偏光板を1本の連続した帯状の切片に
なるように、当該偏光板に渦巻状に切れ目を入れ、その
のち該切れ目に沿って偏光板を剥離するのが好ましい。
【0016】前記偏光板を1本の連続した帯状の切片に
なるように、当該偏光板に短冊状に切れ目を入れ、その
のち該切れ目に沿って偏光板を剥離するのが好ましい。
【0017】前記偏光板を最大幅が80mm以下の帯状
になるように当該偏光板に切れ目を入れるのが好まし
い。
【0018】カッターおよび当該カッターの刃の向きを
回転させる機構を具備した前記カッターの加圧力を調整
することができるカッティングプロッタを用いて、前記
偏光板に切れ目を入れるのが好ましい。
【0019】請求項8記載の偏光板の剥離方法は、液晶
表示セルの外面に貼着された偏光板を剥離する方法であ
って、前記液晶表示セルの温度を低下させ、ついで前記
偏光板に切れ目を入れ、そののち該切れ目に沿って偏光
板を剥離することをを特徴とするものである。
【0020】本発明者は、偏光板の剥離を容易にするた
め、偏光板の粘着層を形成する粘着剤の温度特性に着目
し、粘着剤の粘着力と温度との関係を調査した。この結
果、液晶表示パネルの許容温度範囲内(−20〜150
℃程度)では低温側でのみ粘着力の低下が認められ、常
温より高温側(150℃以下程度)ではほとんど粘着力
の低下が認められないことを見出した(図1参照)。ま
た、請求項1記載の発明のように、液晶表示セルおよび
偏光板の温度を下げることで偏光板自体の剛性が向上
し、剥離作業を容易にする効果が確認された。その結
果、液晶表示セルへのストレスを最小限に止めることが
可能になり、表示不良などの問題を改善できる。また、
剥離力が低下したことにより、作業性が向上する。
【0021】さらに、本発明者は、液晶表示セルへのス
トレスを最小限に止めるための他の手段として、請求項
3記載の発明のように、偏光板に切れ目を入れること
で、一度に剥がす面積を減らし、剥離時に液晶表示セル
に加わる力を減らすことによって、粘着力を低下させる
ことと同様な効果、すなわち、液晶表示セルへのストレ
スを最小限に止めることが可能になり、表示不良などの
問題を改善できる。また、剥離力が低下することによ
り、容易かつ迅速に偏光板を剥離することができ、その
結果、作業性が向上する。
【0022】また、請求項8記載の発明のように、液晶
表示セルの温度を低下させ、ついで、偏光板に切れ目を
入れ、そののち偏光板を剥離するようにすれば、より確
実に液晶表示セルへのストレスを最小限に止めることが
可能になり、表示不良などの問題を改善できる。また、
剥離力が低下したことにより、作業性が向上する。
【0023】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら、本
発明の偏光板の剥離方法を詳細に説明する。図1は請求
項1記載の偏光板の剥離方法を説明するための偏光板の
粘着力と温度との関係を示すグラフ、および図2〜3は
請求項3記載の偏光板の剥離方法を説明するための偏光
板に入れる切れ目のパターンを示す平面説明図である。
【0024】まず、本発明の偏光板の剥離方法が適用さ
れる液晶表示パネルは、図2〜3に示されるように、液
晶表示セル2の上下の外面の表示領域を被覆するように
偏光板1が貼着されたものである。なお、図示されてい
ないが、液晶表示セル2の下面にも偏光板1が貼着され
ているものとする。また、図2〜3において、符号3は
TCP(Tape Carrier Packag
e)、符号4はPWB(Printed Wiring
Board)である。
【0025】偏光板1は、従来より用いられるものが採
用され、たとえば、PVA(ポリビニルアルコール)フ
ィルムなどからなる偏光子を表裏からセルロース系のT
ACフィルムが貼り合わされ、さらにアクリル系などの
粘着剤からなる粘着層が形成されたものである。偏光子
は、前記PVAフィルムなどの高分子基材にヨウ素また
は染料を吸着させて着色し、ついで一定方向に延伸する
ことにより配列させることによりえられる。
【0026】液晶表示セル2は、従来より用いられるも
のが採用され、一対のガラス基板の対向するそれぞれの
内面に電気配線およびTFTなどが作製され、一対のガ
ラス基板のあいだにスペーサを挟むことにより所定の基
板間隔に設定され、当該一対のガラス基板のあいだの空
間部の外周縁はシール部材でシールされ、かかる空間部
に液晶が充填されたものである。
【0027】前記図2〜3に示される液晶表示パネルを
製造する過程において、偏光板1を液晶表示セル2の上
下のガラス基板の外面にそれぞれ貼着する際、偏光板1
とガラス基板とのあいだに異物や気泡などが混入するば
あいがある。このようなばあいには、以下に示される本
発明の剥離方法を用いて偏光板1を液晶表示セル2から
剥離し、ふたたび新しい偏光板1を貼り替えることによ
り、液晶表示パネルの再生(リペア)を行なう。
【0028】本発明の剥離方法には、液晶表示セルお
よび偏光板の温度を低下させる方法、偏光板に切れ目
を入れる方法、および液晶表示セルおよび偏光板の温
度を低下させ、ついで偏光板に切れ目を入れる方法の3
種の方法がある。以下、〜の剥離方法について順に
説明する。
【0029】まず最初に、の剥離方法は、具体的には
液晶表示セル2および偏光板1(図2〜3参照)の温度
を低下させ、そののち偏光板1を液晶表示セル2の上下
の外面からそれぞれ剥離する方法である。
【0030】図1に示されるように、偏光板1の粘着層
を形成するアクリル系などの粘着剤は、液晶表示パネル
の許容温度範囲内(−20〜150℃程度)(当該温度
範囲より高いばあいも低いばあいも寿命低下の要因にな
る)のうち、常温(23℃程度)から高温側(上限の1
50℃以下程度)の範囲では粘着力は、常に50g/m
m程度を維持している。一方、臨界温度10℃程度以下
になると急激に粘着力は低下するという性質を有してい
る。したがって、液晶表示セル2および偏光板1の温度
を臨界温度10℃程度低下までさせることにより、偏光
板1自体の剛性が向上し、剥離作業を容易にすることが
できる。その結果、液晶表示セルへのストレスを最小限
に止めることが可能になり、表示不良などの問題を改善
できる。また、剥離力が低下したことにより、作業性が
向上する。なお、偏光板1を剥離する際、最初は、従来
の剥離方法と同様に、カッターナイフなどで偏光板のコ
ーナー部分を剥がせばよいが、このばあいも偏光板1
は、温度低下によって粘着力が低下するとともに剛性が
向上しているため、容易にカッターナイフなどの先端を
偏光板1と液晶表示セル2とのあいだに挿入することが
できる。しかも少し挿入するだけで偏光板1は自己の剛
性によって自然に剥離していくという効果がある。
【0031】また、前記液晶表示セルおよび偏光板の温
度を−20〜5℃の範囲内になるように低下させれば、
粘着力は8〜31g/mm程度まで低下するため、液晶
表示セル2へのストレスを最小限にできる点からとくに
好ましい。
【0032】以下、前記の剥離方法の実施例を説明す
る。
【0033】実施例1.偏光板1の温度を下げて粘着剤
の粘着力を下げる手段としては、たとえば、−18℃に
設定された冷凍庫に液晶表示パネル(すなわち、液晶表
示セル2の上下の外面に偏光板1が貼着されたもの)を
5分間以上保管し、冷凍庫から液晶表示液晶表示パネル
を取り出す。そののち、迅速に剥離を行なうことで、偏
光板1の剥離が容易になる効果が確認された。
【0034】つぎに、の剥離方法は、具体的には偏光
板1に切れ目C1 またはC2 (図2〜3参照)を入れ、
そののち偏光板1を液晶表示セル2から剥離する方法で
ある。かかるの剥離方法によれば、偏光板1に切れ目
1 またはC2 を入れることで、一度に剥がす面積を減
らし、剥離時に液晶表示セル2に加わる力を減らすこと
によって、粘着力を低下させることと同様な効果、すな
わち、液晶表示セル2へのストレスを最小限に止めるこ
とが可能になり、表示不良などの問題を改善することが
できる。また、剥離力が低下することにより、容易かつ
迅速に偏光板1を剥離することができ、その結果、作業
性が向上する。
【0035】とくに好ましくは、偏光板1を少なくとも
1本の帯状の切片になるように、当該偏光板1に切れ目
1 またはC2 を入れることにより、偏光板1を連続的
に剥離することができるため、容易かつ迅速に剥離作業
を行なうことができる。
【0036】また、図2に示される渦巻状の切れ目C1
を入れたばあい、切れ目C1 のうち、偏光板1の外周縁
に達する端部を始点Sとすれば、始点Sから切れ目C1
に沿って外から内へ順に偏光板1を容易に剥離すること
ができる。
【0037】また、前記偏光板1を最大幅が80mm以
下の帯状になるように当該偏光板1に切れ目C1 または
2 を入れることにより、剥離の開始から終了まで、液
晶表示セル2へのストレスを最小限に止めることがより
確実に可能になり、表示不良などの問題をより改善でき
る。また、剥離力がより確実に低下することにより、よ
り容易かつ迅速に偏光板1を剥離することができ、その
結果、作業性がより向上する。
【0038】前記切れ目C1 またはC2 を入れる方法と
して、カッターおよび当該カッターの刃の向きを水平方
向において回転させる機構を具備した前記カッターの加
圧力を調整することができるカッティングプロッタを用
いる方法などがある。もちろん、カッターナイフを用い
て手作業で前記切れ目C1 またはC2 を入れてもよいこ
とはいうまでもない。
【0039】以下、前記の剥離方法の実施例を説明す
る。
【0040】実施例2.渦巻状の切れ目C1 (図2参
照)または短冊状の切れ目C2 (図3参照)のように連
続的に剥離できるような切れ目を入れることにより、剥
離作業を容易にすることが確認された。前記切れ目C1
またはC2 を入れる際に、カッターおよび当該カッター
の刃の向きを水平方向において回転させる機構を具備し
た前記カッターの加圧力を調整することができるカッテ
ィングプロッタを用いれば、液晶表示セル2のガラス基
板表面にキズを付けることなく容易に実現することがで
きることが確認された。
【0041】さらに、前記およびの剥離方法の合体
型の剥離方法である、液晶表示セルおよび偏光板の温
度を低下させ、ついで偏光板に切れ目を入れるという方
法も可能である。かかるの剥離方法によれば、より確
実に液晶表示セルへのストレスを最小限に止めることが
可能になり、表示不良などの問題を一層改善できる。ま
た、温度低下と切れ目を入れる作用の両方により、より
一層剥離力を低下することができ、作業性が非常に向上
する。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、液晶表示セルの外面に
貼着された偏光板を剥離する際の液晶表示セルに加わる
ストレスを最小限に抑え、その結果、表示品位の低下を
解消することができ、しかも高度な熟練を必要とせず容
易にしかも迅速に剥離作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の偏光板の剥離方法を説明するた
めの偏光板の粘着力と温度との関係を示すグラフであ
る。
【図2】請求項3記載の偏光板の剥離方法を説明するた
めの偏光板に入れる切れ目のパターンを示す平面説明図
であって、渦巻状の切れ目の例を示す説明図である。
【図3】請求項3記載の偏光板の剥離方法を説明するた
めの偏光板に入れる切れ目のパターンを示す平面説明図
であって、短冊状の切れ目の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 偏光板 2 液晶表示セル C1 切れ目 C2 切れ目
フロントページの続き (72)発明者 爰河 徹 熊本県菊池郡西合志町御代志997番地 株 式会社アドバンスト・ディスプレイ内 (72)発明者 山田 浩嗣 熊本県菊池郡西合志町御代志997番地 株 式会社アドバンスト・ディスプレイ内 (72)発明者 森下 均 熊本県菊池郡西合志町御代志997番地 株 式会社アドバンスト・ディスプレイ内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示セルの外面に貼着された偏光板
    を剥離する方法であって、前記液晶表示セルおよび偏光
    板の温度を低下させ、そののち前記偏光板を液晶表示セ
    ルの表面から剥離することを特徴とする偏光板の剥離方
    法。
  2. 【請求項2】 前記液晶表示セルおよび偏光板の温度を
    −20〜5℃の範囲内になるように低下させる請求項1
    記載の偏光板の剥離方法。
  3. 【請求項3】 液晶表示セルの外面に貼着された偏光板
    を剥離する方法であって、偏光板に切れ目を入れ、その
    のち該切れ目に沿って偏光板を剥離することをを特徴と
    する偏光板の剥離方法。
  4. 【請求項4】 前記偏光板を1本の連続した帯状の切片
    になるように、当該偏光板に渦巻状に切れ目を入れ、そ
    ののち該切れ目に沿って偏光板を剥離する請求項3記載
    の偏光板の剥離方法。
  5. 【請求項5】 前記偏光板を1本の連続した帯状の切片
    になるように、当該偏光板に短冊状に切れ目を入れ、そ
    ののち該切れ目に沿って偏光板を剥離する請求項3記載
    の偏光板の剥離方法。
  6. 【請求項6】 前記偏光板を最大幅が80mm以下の帯
    状になるように当該偏光板に切れ目を入れる請求項3、
    4または5記載の偏光板の剥離方法。
  7. 【請求項7】 カッターおよび当該カッターの刃の向き
    を回転させる機構を具備した前記カッターの加圧力を調
    整することができるカッティングプロッタを用いて、前
    記偏光板に切れ目を入れる請求項3、4または5記載の
    偏光板の剥離方法。
  8. 【請求項8】 液晶表示セルの外面に貼着された偏光板
    を剥離する方法であって、前記液晶表示セルの温度を低
    下させ、ついで前記偏光板に切れ目を入れ、そののち該
    切れ目に沿って偏光板を剥離することをを特徴とする偏
    光板の剥離方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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