JPH1072866A - 梁接合装置 - Google Patents

梁接合装置

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JPH1072866A
JPH1072866A JP22965396A JP22965396A JPH1072866A JP H1072866 A JPH1072866 A JP H1072866A JP 22965396 A JP22965396 A JP 22965396A JP 22965396 A JP22965396 A JP 22965396A JP H1072866 A JPH1072866 A JP H1072866A
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JP
Japan
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bolt
hole
web
joining
screw rod
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Application number
JP22965396A
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English (en)
Inventor
Satoshi Katayama
智 片山
Kazuya Eguchi
和也 江口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段差を生じることなく梁同士の接続が行える
梁接合装置を提供する。 【解決手段】 左右突き合わせたH型鋼1,1のウェブ
11,11 の側面に左右跨がって当接された状態でウェブ11
のボルト下孔13に合致するボルト挿通孔21が穿設された
板状の接合金具2と、ボルト挿通孔21及びボルト下孔13
に挿通されるボルトネジ杆部31の直径がこれらの孔径よ
りも小さく形成されたボルト3と、該ボルトネジ杆部31
に螺合するナット4と、を備えて構成される。接合金具
2にてボルト挿通孔21の孔径がボルト下孔13の孔径と等
しく形成され、ボルト3にてボルトネジ杆部31の基端側
にボルト挿通孔21及びボルト下孔13に跨がって嵌入する
これらの孔径と外径が等しいストレート部33と該ストレ
ート部33から先端側に向かって外径が縮小するテーパ部
34とが設けられ、ボルトネジ杆部31に螺合させたナット
4と接合金具2又はウェブ11との間にストレート部33及
びテーパ部34を避けて介在するスペーサー5を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、H型鋼を用いた梁
同士を突き合わせて接続するのに用いられる梁接合装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、H型鋼を用いた梁同士を突き合わ
せて接続する場合、図7(A)(B)に示すような梁接
合装置を用いてその接続が行われている。すなわち、H
型鋼10を用いた梁1,1同士を左右突き合わせた接続部
にて、ウェブ11に設けられたボルト下孔13に合致するよ
うにボルト挿通孔21が穿設された板状の接合金具2を双
方のH型鋼10,10 のウェブ11,11 の側面に左右跨がるよ
うにして当接させ、このとき合致させたボルト下孔13及
びボルト挿通孔21にボルト3を挿通して反対側に突き出
た先端部からナット4を螺合させ締めつけることによ
り、接合金具2が左右両方のウェブ11,11 に固定され
て、梁1,1の接続が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ボルト下孔
13及びボルト挿通孔21はボルト3を挿通しやすくするた
めに、それらの孔径はボルト3における挿通部分である
ボルトネジ杆部31の外径よりも大きく設計されている。
このようにボルト下孔13及びボルト挿通孔21に遊びを設
けているために、その遊びの範囲でボルト下孔13とボル
ト挿通孔21とにズレを生じやすく、そのため図8に示す
如く、左右接続した梁1,1の接続部にて段差を生じる
ことがあった。この段差は床を施工する際に問題となる
ものであった。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、段差を生じることなく梁同士の接続が行える梁接
合装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る梁接合装置は、H型鋼を用いた梁同
士を左右突き合わせた接続部にて、双方のH型鋼のウェ
ブの側面に左右跨がって当接された状態で上記ウェブに
設けられたボルト下孔に合致するボルト挿通孔が穿設さ
れた板状の接合金具と、基端部にボルト頭部を有し且つ
上記ボルト挿通孔及び上記ボルト下孔に挿通されるボル
トネジ杆部の直径が上記ボルト挿通孔及び上記ボルト下
孔の孔径よりも小さく形成されたボルトと、該ボルトの
ボルトネジ杆部に螺合するナットと、を備えて構成され
る梁接合装置において、上記接合金具にてボルト挿通孔
の孔径が上記ボルト下孔の孔径と等しく形成され、上記
ボルトにてボルトネジ杆部の基端側に上記ボルト挿通孔
及びボルト下孔に跨がって嵌入するこれらの孔径と外径
が等しいストレート部と該ストレート部から先端側に向
かって外径が縮小するテーパ部とが設けられ、さらに上
記ボルトのボルトネジ杆部に螺合させた上記ナットと上
記接合金具又は上記ウェブとの間に上記ストレート部及
びテーパ部を避けて介在するスペーサーを設けたことを
特徴とするものである。
【0006】請求項2に係る梁接合装置は、請求項1に
係る梁接合装置において、上記ストレート部及びテーパ
部が上記ボルトのボルトネジ杆部に別途挿着される筒状
のアダプター部材に形成されたものであることを特徴と
するものである。
【0007】請求項3に係る梁接合装置は、H型鋼を用
いた梁同士を左右突き合わせた接続部にて、双方のH型
鋼のウェブの側面に左右跨がって当接された状態で上記
ウェブに設けられたボルト下孔に合致するボルト挿通孔
が穿設された板状の接合金具と、基端部にボルト頭部を
有し且つ上記ボルト挿通孔及び上記下孔に挿通されるボ
ルトネジ杆部の直径が上記ボルト挿通孔及び上記ボルト
下孔の孔径よりも小さく形成されたボルトと、該ボルト
のボルトネジ杆部に螺合するナットと、を備えて構成さ
れる梁接合装置において、上記接合金具が、上記H型鋼
のウェブの側面に当接される接合ベース板と、該接合ベ
ース板の左右両側に上記ウェブとは反対側に突設された
位置合せ板とから構成されており、且つ上記接合ベース
板の高さが上記H型鋼のウェブの高さよりも小さく、上
記位置合せ板にてその基端側が高さが上記ウェブの高さ
にまで拡大するテーパ部となり、該テーパ部よりも先端
側が上記ウェブと高さ寸法が等しく上記H型鋼の上下フ
ランジ間に嵌まるストレート部となっていることを特徴
とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に基づいて説明する。
【0009】図1は本発明の第1実施形態に係る梁接合
装置の使用例を示すもので、(A)は分解斜視図であ
り、(B)は要部断面図である。
【0010】図示の如く、該実施形態に係る梁接合装置
は、H型鋼10を用いた梁1,1同士を左右突き合わせた
接続部にて、双方のH型鋼10,10 のウェブ11,11 の側面
に左右跨がるようにして当接される接合金具2と、ウェ
ブ11と接合金具2とを連結固定するのに用いられるボル
ト3及びナット4とを備えている。
【0011】接合金具2は、左右のウェブ11,11 の側面
に跨がるように当接された状態で、左右のウェブ11,11
にそれぞれ設けられたボルト下孔13に合致するように穿
設されたボルト挿通孔21を左右両側に備えている。通
常、ウェブ11にはボルト下孔13が複数形成されているこ
とから、接合金具2の左右両側にもそれぞれ同数のボル
ト挿通孔21が形成されている。この接合金具2のボルト
挿通孔21はウェブ11のボルト下孔13と孔径が等しくなっ
ている。
【0012】ボルト3は、基端部にボルト頭部32を有し
且つ先端側にボルトネジ杆部31を有している。このボル
トネジ杆部31の外径はボルト下孔13及びボルト挿通孔21
の孔径よりも小さくなっている。ボルトネジ杆部31の基
端部には、ボルト挿通孔21及びボルト下孔13に跨がって
嵌入し且つこれらの孔径と外径が等しいストレート部33
と該ストレート部33から先端側に向かって外径が縮小す
るテーパ部34とが設けられている。このストレート部33
は、ボルト頭部32に隣接する位置に設けられており、そ
の長さは少なくともボルト下孔13とボルト挿通孔21とに
跨がるようになっていればよく、例えば接合金具2及び
ウェブ11の厚みを合計した長さに相当する程度となって
いればよい。
【0013】ストレート部33及びテーパ部34は、図1
(B)、図2に示す如く、ボルト3と一体に形成されて
いるものであっても、或いは、図3(A)(B)に示す
如く、ボルトネジ杆部31を差し込みできる差込貫通孔35
を有する筒状のアダプター30の外周に形成され、該アダ
プター30をボルトネジ杆部31の基端部にまで嵌め込むこ
とによりボルト3に付与されるものであっても構わない
ものである。後者の場合、ボルト3として従来と同様に
市販品を用いてこれに上記アダプター30を嵌め込むこと
で、上記ストレート部33及びテーパ部34を付与できるも
のである。
【0014】また該梁接合装置では、ボルト3のボルト
ネジ杆部31にナット4を螺合させる前にボルトネジ杆部
31に挿通されるスペーサー5を備えている。このスペー
サー5は、ボルトネジ杆部31が差し込まれる差込貫通孔
52と、この差込貫通孔52の一方の開口部側に形成された
テーパ部34又はテーパ部34とストレート部33の一部を収
容できる広口の凹所51を有している。該スペーサー5
は、ボルト下孔13とボルト挿通孔21を貫通させて突き出
たボルトネジ杆部31に挿着されて、上記ナット4と接合
金具2又はウェブ11との間に介在し、ナット4による締
め付け力を接合金具2又はウェブ11表面に伝えるもので
あり、このときボルト下孔13とボルト挿通孔21を貫通し
突き出るテーパ部34又はテーパ部34とストレート部33の
一部は凹所51に収容されて避けられるようになってい
る。なお、スペーサー5はナット4と一体化していても
構わないものである。
【0015】該梁接合装置では、H型鋼10を用いた梁
1,1同士を左右突き合わせた接続部にて、次のように
して用いられる。
【0016】すなわち、先ず接合金具2をボルト下孔13
にボルト挿通孔21が合致するようにして双方のH型鋼1
0,10 のウェブ11,11 の側面に左右跨がるようにして当
接させる。この状態で、ボルト下孔13とボルト挿通孔21
のいずれが一方側からボルト3のボルトネジ杆部31を差
し込み挿通させる。ここで、アダプタ5によりストレー
ト部33及びテーパ部34をボルト3に付与する場合には、
予め行っておくことが必要である。このときボルトネジ
杆部31をボルト下孔13及びボルト挿通孔21に差し込むに
あたっては、これらの孔径がボルトネジ杆部31の外径よ
りも大きくなっていることから、孔縁に引っ掛かること
なく容易に差し込むことができるものである。次に、ボ
ルト下孔13及びボルト挿通孔21を貫通し突き出たボルト
ネジ杆部31にスペーサー5を挿通した後、ナット4を螺
合させる。さらにナット4を締めつけていくと、ボルト
下孔13及びボルト挿通孔21にはテーパ部34が引き込ま
れ、さらにストレート部33が嵌入し、接合金具2及びウ
ェブ11が固定される。このとき、ボルト下孔13とボル
ト挿通孔21とのズレが、テーパ部34が有する傾斜により
徐々に是正され、ストレート部33が跨がって嵌入した時
点で解消する。このように、該梁接合装置を用いると、
ボルト3にナット4を締めつけることにより自動的にボ
ルト下孔13とボルト挿通孔21とのズレが無くなることか
ら、段差を生じることなくH型鋼1を用いた梁1,1同
士の接続が行えるようになる。
【0017】図4は、本発明の第2実施形態に係る梁接
合装置の使用例を示す斜視図である。図5は、同上実施
形態における接合金具を示す斜視図である。
【0018】図示の如く、該実施形態に係る梁接合装置
は、H型鋼10を用いた梁1,1同士を左右突き合わせた
接続部にて、双方のH型鋼10,10 のウェブ11,11 の側面
に左右跨がるようにして当接される接合金具2と、ウェ
ブ11と接合金具2とを連結固定するのに用いられるボル
ト3及びナット4とを備えている。
【0019】接合金具2は、左右のウェブ11,11 の側面
に跨がるように当接される接合ベース板20と、該接合ベ
ース板20の左右両側にウェブ11とは反対側に突設された
位置合せ板22,22とから構成されている。
【0020】接合ベース板20は、ウェブ11よりも小さい
高さ寸法を有しており、左右のウェブ11,11 の側面に上
下中程にて跨がるように当接された状態で、左右のウェ
ブ11,11 にそれぞれ設けられたボルト下孔13に合致する
ように穿設されたボルト挿通孔21を左右両側に備えてい
る。通常、ウェブ11にはボルト下孔13が複数形成されて
いることから、接合金具2の左右両側にもそれぞれ同数
のボルト挿通孔21が形成されている。
【0021】位置合せ板22は、その基端側に高さ寸法が
ウェブ11の高さにまで拡大するテーパ部23を有し、該テ
ーパ部23よりも先端側にウェブ11と高さ寸法が等しく且
つH型鋼1の上下フランジ12,12 間に嵌まるストレート
部24を有している。上記テーパ部23においては、上辺が
上向きの傾斜を有し且つ下辺が下向きの傾斜を有してい
る。
【0022】ボルト3は、基端部にボルト頭部32を有し
且つ先端側にボルトネジ杆部31を有している。このボル
トネジ杆部31の外径はボルト下孔13及びボルト挿通孔21
の孔径よりも小さくなっている。なお、該実施形態で
は、ボルト挿通孔21の孔径とボルト下孔13の孔径とはボ
ルトネジ杆部31の外径よりも大きくなっていれば、孔径
が異なっていても構わないものである。
【0023】該梁接合装置では、H型鋼10を用いた梁
1,1同士を左右突き合わせた接続部にて、次のように
して用いられる。
【0024】すなわち、図6(A)に示す如く、先ず接
合金具2の接合ベース板20をウェブ11とは間隔をおいた
状態で、該接合ベース板20が双方のH型鋼10,10 のウェ
ブ11,11 の側面に左右跨がる位置となるようにして対向
させ、この状態で、接合ベース板20及びウェブ11を架橋
するようにしてボルト下孔13とボルト挿通孔21とにボル
ト3のボルトネジ杆部31を差し込み挿通させる。この場
合、ボルトネジ杆部31を差し込む方向は、接合ベース板
20又はウェブ11のいずれの側からでも構わないものであ
る。このとき、ボルトネジ杆部31は、その外径よりもボ
ルト下孔13及びボルト挿通孔21の孔径が大きくなってい
ることから、孔縁に引っ掛かることがなく、また多少の
位置ズレが存在しても容易に差し込むことができるもの
である。次に、ボルト下孔13及びボルト挿通孔21を貫通
し突き出たボルトネジ杆部31の先端部にナット4を螺合
させる。そして、さらにナット4を締めつけていくと、
接合ベース板20とウェブ11とが引き寄せられて徐々に接
近し、これに伴って位置合せ板22がH型鋼1の上下フラ
ンジ12,12 間に引き込まれる。このとき、梁1,1が段
差を有している場合、位置合せ板22のテーパ部23にフラ
ンジ12の縁が突き当たり、テーパ部23の上下辺が有する
傾斜に沿って摺動して上記段差が徐々に是正され、図6
(B)に示す如く、接合ベース板20とウェブ11とが接合
し固定された時点で、位置合せ板22のストレート部24が
上下フランジ12,12 間に収まって、段差が解消されるよ
うになっている。このように、該梁接合装置を用いる
と、ボルト3にナット4を締めつけることにより自動的
に段差が是正されて梁1,1同士の接続が行われる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
又は請求項2に係る梁接合装置によると、ボルト下孔と
ボルト挿通孔とのズレは、ボルトネジ杆部へのナットの
締め付けにより、ボルトに設けたテーパ部がボルト下孔
とボルト挿通孔に引き込まれて徐々に是正され、さらに
ストレート部が嵌入した時点で解消する。このように、
該梁接合装置では、ボルトにナットを締めつけることに
より自動的にボルト下孔とボルト挿通孔とのズレが無く
なることから、段差を生じることなくH型鋼を用いた梁
同士の接続が行えるようになる。
【0026】また、本発明の請求項3に係る梁接合装置
によると、梁同士の接続部での段差は、ボルトネジ杆部
へのナットの締め付けにより、位置合せ板がH型鋼の上
下フランジ間に引き込まれ、このとき、位置合せ板のテ
ーパ部にフランジの縁が突き当たってテーパ部の上下辺
が有する傾斜に沿って摺動して上記段差が徐々に是正さ
れ、さらに接合ベース板とウェブとが接合し固定された
時点で、位置合せ板のストレート部が上下フランジ間に
収まって、段差が解消される。このように、該梁接合装
置では、ボルトにナットを締めつけることにより自動的
に段差が是正されることから、段差を生じることなくH
型鋼を用いた梁同士の接続が行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る梁接合装置の使用
例を示すもので、(A)は分解斜視図であり、(B)は
要部断面図である。
【図2】同上実施形態におけるボルト及びスペーサーの
一例を示す斜視図である。
【図3】同上実施形態におけるボルトの他の態様を示す
もので、(A)はその使用状態を示す要部断面図であ
り、(B)は分解側面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る梁接合装置の使用
例を示す斜視図である。
【図5】同上実施形態における接合金具を示す斜視図で
ある。
【図6】(A)(B)は同上実施形態に係る梁接合装置
の施工過程を示すもので、梁の端面から見た説明図であ
る。
【図7】従来の梁接合装置の使用例を示すもので、
(A)は分解斜視図であり、(B)は要部断面図であ
る。
【図8】従来の梁接合装置における問題点を示す説明図
である。
【符号の説明】 1 梁 10 H型鋼 11 ウェブ 12 フランジ 13 ボルト下孔 2 接合金具 20 接合ベース板 21 ボルト挿通孔 22 位置合せ板 23 テーパ部 24 ストレート部 3 ボルト 31 ボルトネジ杆部 32 ボルト頭部 33 ストレート部 34 テーパ部 4 ナット 5 スペーサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 H型鋼を用いた梁同士を左右突き合わせ
    た接続部にて、双方のH型鋼のウェブの側面に左右跨が
    って当接された状態で上記ウェブに設けられたボルト下
    孔に合致するボルト挿通孔が穿設された板状の接合金具
    と、基端部にボルト頭部を有し且つ上記ボルト挿通孔及
    び上記ボルト下孔に挿通されるボルトネジ杆部の直径が
    上記ボルト挿通孔及び上記ボルト下孔の孔径よりも小さ
    く形成されたボルトと、該ボルトのボルトネジ杆部に螺
    合するナットと、を備えて構成される梁接合装置におい
    て、上記接合金具にてボルト挿通孔の孔径が上記ボルト
    下孔の孔径と等しく形成され、上記ボルトにてボルトネ
    ジ杆部の基端側に上記ボルト挿通孔及びボルト下孔に跨
    がって嵌入するこれらの孔径と外径が等しいストレート
    部と該ストレート部から先端側に向かって外径が縮小す
    るテーパ部とが設けられ、さらに上記ボルトのボルトネ
    ジ杆部に螺合させた上記ナットと上記接合金具又は上記
    ウェブとの間に上記ストレート部及びテーパ部を避けて
    介在するスペーサーを設けたことを特徴とする梁接合装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ストレート部及びテーパ部が上記ボ
    ルトのボルトネジ杆部に別途挿着される筒状のアダプタ
    ー部材に形成されたものであることを特徴とする請求項
    1記載の梁接合装置。
  3. 【請求項3】 H型鋼を用いた梁同士を左右突き合わせ
    た接続部にて、双方のH型鋼のウェブの側面に左右跨が
    って当接された状態で上記ウェブに設けられたボルト下
    孔に合致するボルト挿通孔が穿設された板状の接合金具
    と、基端部にボルト頭部を有し且つ上記ボルト挿通孔及
    び上記下孔に挿通されるボルトネジ杆部の直径が上記ボ
    ルト挿通孔及び上記ボルト下孔の孔径よりも小さく形成
    されたボルトと、該ボルトのボルトネジ杆部に螺合する
    ナットと、を備えて構成される梁接合装置において、上
    記接合金具が、上記H型鋼のウェブの側面に当接される
    接合ベース板と、該接合ベース板の左右両側に上記ウェ
    ブとは反対側に突設された位置合せ板とから構成されて
    おり、且つ上記接合ベース板の高さが上記H型鋼のウェ
    ブの高さよりも小さく、上記位置合せ板にてその基端側
    が高さが上記ウェブの高さにまで拡大するテーパ部とな
    り、該テーパ部よりも先端側が上記ウェブと高さ寸法が
    等しく上記H型鋼の上下フランジ間に嵌まるストレート
    部となっていることを特徴とする梁接合装置。
JP22965396A 1996-08-30 1996-08-30 梁接合装置 Pending JPH1072866A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005248689A (ja) * 2004-02-06 2005-09-15 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物及びその構築方法
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