JPH1071498A - プレス装置 - Google Patents

プレス装置

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JPH1071498A
JPH1071498A JP24403896A JP24403896A JPH1071498A JP H1071498 A JPH1071498 A JP H1071498A JP 24403896 A JP24403896 A JP 24403896A JP 24403896 A JP24403896 A JP 24403896A JP H1071498 A JPH1071498 A JP H1071498A
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JP
Japan
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press device
pressing
press
support column
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP24403896A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Tamura
仁 田村
Itaru Matsuno
到 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
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Publication of JPH1071498A publication Critical patent/JPH1071498A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトで取扱い易く、しかも確実な作業が
行えるプレス装置を提供すること。 【解決手段】短い横杆11と長い縦杆12とからなる逆
L字形の支持柱10を吊下げ支持せしめ、前記横杆11
には押圧用シリンダ23を取付け、また前記縦杆12の
端部に複数の係止部18a、19aを設けるとともに、
被加工物を載置する下型治具20の側面に前記係止部と
係合する係合部21a、22aを備えたプレス装置で、
シリンダの受け部は前記支持柱に一体的に設けず、被加
工物を載置する下型治具を利用したので、プレス装置本
体が軽量、コンパクトとなり、取扱い易くなったばかり
でなく、押圧時に生ずる反力及びモーメントを前記係止
部及び係合部によって効果的に受けることができ、前記
プレス装置本体のプレス時の移動、変形を未然に防止し
て正確、確実なプレスを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス装置、殊に
受圧部を別途備えた片持ち型のプレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプレス装置は、図4に示すような
例えば門型のプレス1のように、上部構造1aに設けた
加圧シリンダ2、2’によって下降して押圧される上型
3に相対して、下部構造1b上に下型4を設置し、前記
加圧シリンダ2、2’による加圧力を受けており、従っ
て、前記上部構造1aとともに下部構造1bも前記加圧
シリンダ2、2’による加圧力に対応した強度を必要と
し、当然ながら、加圧力に比例して下部構造1bも大型
で重量大となる。これは片持ち型プレスでも同様であ
る。
【0003】実開平3−111494号公報には、小型
の片持ち型プレス機ともいうべき油圧作動機が開示され
ているが、これは電動式の油圧ポンプ(3)を備えたケ
ーシング(12)に工具駆動用ピストン(17)を収容
した単動シリンダ(4)を固着し、更に該単動シリンダ
(4)の先端にコ字形アーム(21)を装着して、その
先端内側に受圧子(22)を取付け、前記ピストン(1
7)の先端に取付けた加圧子23との間で被加工物(6
2)、(63)を加圧するよう構成したものである。し
かしながら、前記実開平公報に示されたものも、前記単
動シリンダ(4)、工具駆動用ピストン(17)による
加圧力を、前記受圧子(22)を介してコ字形アーム
(21)により受けるため、該アーム(21)は加圧力
に応じて大形となり、重量も大となる。
【0004】ところで、例えば大型外側パネルにそれよ
りやや小さい内側パネルを重ねて外側パネルの縁部を折
返すような、いわゆるヘミングには、従来前記大型パネ
ル等用の金型を備えた大型プレスが使用されていたが、
前記金型が高価なことから、多種少量生産品では装置の
償却費が割高になっていた。しかし、これをインパクト
ハンマを用いて手作業でヘミングしたのでは品質の確保
が難しいという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明が解決
しようとする課題は、コンパクトで取扱い易く、しかも
確実な作業が行えるプレス装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明プレス装置は、短い横杆と長い縦杆とからなる
逆L字形の支持柱を吊下げ支持せしめ、前記横杆には押
圧用シリンダを取付け、また前記縦杆の端部に複数の係
止部を設けるとともに、被加工物を載置する下型治具の
側面に前記係止部と係合する係合部を備えたことを特徴
とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
3により詳細に説明する。図1及び図3において、10
は本発明に係る逆L字形支持柱で、短い横杆11及びこ
れと一体の長い縦杆12とからなるが、図の例では、適
宜間隔を設けて対峙した同形状の逆L字形板13及び1
4が、一定の間隔をもつねじ17の示す箇所にて間隔片
16を用いて連結され、ねじ17によって固定されてい
る。18及び19は前記縦杆12の下端付近に縦杆12
と一体的に、前記横杆11と平行に形成した第1、第2
伝力腕で、それらの先端付近の同位置に係止部となる凹
所18a、19aが形成されている。
【0008】20は上面に被加工物を載せる下型治具
で、その側面には第1、第2支持腕21、22を設けて
その先端に前記凹所18a、19aが係合する断面が凸
状のレール21a、22aが形成されている。23は油
圧または空気圧で作動する押圧用シリンダで、前記逆L
字形支持柱10の位置調整板15上に前記縦杆12と平
行に取付けられ、そのロッド24の先端には押圧子25
が取付けられている。また、押圧用シリンダ23には、
例えば図3に示す高圧発生ユニット26からの高圧ホー
ス27が接続されている。なお、高圧発生ユニット26
は、モータ28により油圧ポンプまたは空気圧縮機(い
ずれも図示せず)を駆動して高圧油または高圧空気を発
生させるもので、前記モータ28の作動を制御盤29に
よって制御するよう構成されている。。
【0009】30は支持ハンドル、42は操作ボックス
で、前記逆L字形支持柱10の長い間隔片16上に設け
られ、ONボタン31及びOFFボタン32が配設され
ていて、前記制御盤29に接続されている。33は位置
調整ハンドルで、該ハンドルを矢印方向に動かすことに
よって前記押圧子25の位置を調整することができる。
34はコ字形の吊り金具で、その下端を、前記逆L字形
支持柱10に押圧用シリンダ23、操作ボックス30及
び位置調整ハンドル33を取付けたプレス装置本体35
の重心位置にピン36により回動自在に装着されるが、
吊り金具34の頂部には吊り環37が取付けられ、前記
プレス装置本体35の前記凹所18a、19aを断面が
凸状の前記レール21a、22aに嵌装した後、例えば
図3に示すように、ロープ38で巻上げ装置39を介し
て前記レール21a、22aと平行な走行レール40に
乗った走行ローラ41に吊り下げられている。
【0010】図1及び図3に示す本発明プレス装置によ
れば、下型治具20上に被加工物(図示せず)を所定位
置に載せた後、位置調整ハンドル33により前後位置を
若干調整して押圧子25を正しい位置とし、ONボタン
31を押せば、前記制御盤29を介してモータ28が回
転し、油圧ポンプが駆動される。高圧発生ユニット26
の電磁弁が作動することによって高圧ホース27を経て
高圧流体が押圧用シリンダ23に送られ、これによって
ロッド24が伸長して、先端の押圧子25により被加工
物を押圧し加工する。このとき、押圧子25の押圧によ
り生ずる反力は、前記下型治具20より第1、第2支持
腕21、22及び断面が凸状の前記レール21a、22
aを経て第1、第2伝力腕18、19に伝達されるが、
一方、前記反力と、該押圧子25の着力点から前記凹所
18a、19aと断面が凸状のレール21a、22aの
各係合点までの距離、即ちオーバハング量Lによって、
プレス装置本体35を図1で時計方向に回動しようとす
るモーメントを生ずる。
【0011】これによって、前記凹所18aと断面が凸
状のレール21aの係合点Aを中心に回動しようとする
ときは、前記凹所19aと断面が凸状のレール22aの
係合点Bから第2伝力腕19に矢印aで示す力が加わ
り、逆に前記凹所19aと断面が凸状のレール22aの
係合点Bを中心に回動しようとするときは、前記凹所1
8aと断面が凸状のレール21aの係合点Aから第1伝
力腕18に矢印bで示す力が加わることになるから、い
ずれの場合も前記モーメントに相対する力が前記逆L字
形支持柱10に生ずるので、該支持柱10は前記モーメ
ントによって回動することなく、確実にプレスが行われ
る。被加工物における押圧箇所を変えるときは、図3の
ようにプレス装置本体35を走行レール40に乗った走
行ローラ41に吊り下げた状態で、図1においては紙面
に直角に、また図3においては左方向に、前記凹所18
a、19aを断面が凸状のレール21a、22aに係合
した状態で移動させればよい。
【0012】図2に示すものは、被加工物として、例え
ば曲面をもつ大型外側パネルP−1にそれよりやや小さ
い内側パネルP−2を重ねて、外側パネルP−1の縁部
P−1aを折返すヘミング作業を行うのに適したプレス
装置で、前記縁部P−1aに対し押圧子25を直角に当
てるため、図2に示すように第1、第2支持腕21’、
22’を図1に示すものよりやや長く、しかも第2支持
腕22’を第1支持腕21’より更に長くしたものであ
る。これによって、図2に示すものでは大型外側パネル
P−1の縁部P−1aに前記押圧子25を直角に当てる
ことができ、確実な作業ができる。
【0013】
【発明の効果】本発明のプレス装置では、短い横杆と長
い縦杆とからなる逆L字形の支持柱を吊下げ支持せし
め、前記横杆には押圧用シリンダを取付けるが、該シリ
ンダの受け部は前記支持柱に一体的に設けず、被加工物
を載置する下型治具を利用したので、プレス装置本体が
軽量、コンパクトとなり、取扱い易くなったばかりでな
く、前記縦杆の端部に複数の係止部を設けるとともに、
前記下型治具の側面に前記係止部と係合する係合部を備
えたことにより、押圧時に生ずる反力及びモーメントを
前記係止部及び係合部によって効果的に受けることがで
き、前記プレス装置本体のプレス時の移動、変形を未然
に防止して正確、確実なプレスを行うことができる効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明プレス装置の一実施態様を示す正面図。
【図2】本発明プレス装置の他の実施態様を示す正面
図。
【図3】本発明プレス装置の斜視図。
【図4】従来のプレス装置の正面図。
【符号の説明】
10 逆L字形支持柱 11 横杆 12 縦杆 13、14 逆L字形板 15 位置調整板 16
間隔片 17 ねじ 18 第1伝力腕 19 第2伝力腕 18a、1
9a 凹所 20 下型治具 21、21’ 第1支持腕 2
2、22’ 第2支持腕 21a、21’a、22a、22’a 断面凸状のレー
ル 23 押圧シリンダ 24 ロッド 25 押圧子 26 高圧発生ユニット 27 高圧ホース 28
モータ 29 制御盤 30 支持ハンドル 31 ONボ
タン 32 OFFボタン 33 位置調整ハンドル 3
4 吊り金具 35 プレス装置本体 36 ピン 37 吊り環
38 ロープ 39 巻上げ装置 40 走行レール 41 走行
ローラ 42 操作ボックス。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】短い横杆と長い縦杆とからなる逆L字形の
    支持柱を吊下げ支持せしめ、前記横杆には押圧用シリン
    ダを取付け、また前記縦杆の端部に複数の係止部を設け
    るとともに、被加工物を載置する下型治具の側面に前記
    係止部と係合する係合部を備えたことを特徴とするプレ
    ス装置。
  2. 【請求項2】前記係止部が、前記縦杆端部に形成した複
    数の伝力腕に設けられたことを特徴とする請求項1記載
    のプレス装置。
  3. 【請求項3】前記係合部が、前記下型治具側面に設けた
    支持腕に備えられたことを特徴とする請求項1記載のプ
    レス装置。
  4. 【請求項4】前記係合部が、前記係止部と係合する断面
    をもつレールであることを特徴とする請求項1または請
    求項3記載のプレス装置。
  5. 【請求項5】前記複数の各伝力腕の長さを異ならしめた
    ことを特徴とする請求項2記載のプレス装置。
  6. 【請求項6】前記各支持腕の長さを異ならしめたことを
    特徴とする請求項3記載のプレス装置。
  7. 【請求項7】前記伝力腕を伸縮自在に構成したことを特
    徴とする請求項2記載のプレス装置。
  8. 【請求項8】前記支持腕を伸縮自在に構成したことを特
    徴とする請求項3記載のプレス装置。
JP24403896A 1996-08-28 1996-08-28 プレス装置 Pending JPH1071498A (ja)

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JP24403896A JPH1071498A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 プレス装置

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JP24403896A JPH1071498A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 プレス装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013204329A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Mitsui Home Component Kk プレス機
CN104668321A (zh) * 2013-11-29 2015-06-03 海洋王(东莞)照明科技有限公司 灯具的压边工装

Cited By (2)

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