JPH1071128A - 患者監視システム - Google Patents
患者監視システムInfo
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- JPH1071128A JPH1071128A JP23018296A JP23018296A JPH1071128A JP H1071128 A JPH1071128 A JP H1071128A JP 23018296 A JP23018296 A JP 23018296A JP 23018296 A JP23018296 A JP 23018296A JP H1071128 A JPH1071128 A JP H1071128A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 医師がどのような場所にいても、患者の様態
を的確に判断しうる情報を伝達できるシステムを提供す
る。 【解決手段】 センサ１ａが受信した患者ａの各種生体
情報のうち、担当医師が患者ａの様態を把握するのに必
要な情報のみを中央局６が抽出して無線送信部７に送
り、ここから担当医師が携帯する移動局８ｘ、８ｙ、８
ｚに無線送信する。
を的確に判断しうる情報を伝達できるシステムを提供す
る。 【解決手段】 センサ１ａが受信した患者ａの各種生体
情報のうち、担当医師が患者ａの様態を把握するのに必
要な情報のみを中央局６が抽出して無線送信部７に送
り、ここから担当医師が携帯する移動局８ｘ、８ｙ、８
ｚに無線送信する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者監視システム
にかかわり、特に患者の各種生体情報を携帯可能な無線
受信機に送信する患者監視システムに関するものであ
る。
にかかわり、特に患者の各種生体情報を携帯可能な無線
受信機に送信する患者監視システムに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来より患者監視システムは、患者の各
種生体情報を医師や専門家等に対して提供することを目
的として用いられている。図６は従来の患者監視システ
ムの構成を示すブロック図であり、同図を用いて従来の
患者監視システムの動作について説明する。患者５０ａ
はセンサ５１ａにより生理学的に絶えずモニタされ、処
理された患者の生体情報はベッドサイド局５２ａで観察
される。ベッドサイド局５２ａの情報は通信路５４を介
して中央局５６へ送信される。中央局５６では看護婦や
医師が個々のベッドサイド局の情報を一元的に観察する
ことができる。ローカルサービス５８からは患者の過去
のデータ等が供給される。また、中央局５６で受信され
た全ての情報は相談局６０に送信される。したがって、
相談局６０では医師や専門家等が患者の過去のデータを
含む全ての情報を見て、患者の病状を判断することがで
きる。なお、図６において５３ａ、５５、５７、５９は
通信インタフェースである。
種生体情報を医師や専門家等に対して提供することを目
的として用いられている。図６は従来の患者監視システ
ムの構成を示すブロック図であり、同図を用いて従来の
患者監視システムの動作について説明する。患者５０ａ
はセンサ５１ａにより生理学的に絶えずモニタされ、処
理された患者の生体情報はベッドサイド局５２ａで観察
される。ベッドサイド局５２ａの情報は通信路５４を介
して中央局５６へ送信される。中央局５６では看護婦や
医師が個々のベッドサイド局の情報を一元的に観察する
ことができる。ローカルサービス５８からは患者の過去
のデータ等が供給される。また、中央局５６で受信され
た全ての情報は相談局６０に送信される。したがって、
相談局６０では医師や専門家等が患者の過去のデータを
含む全ての情報を見て、患者の病状を判断することがで
きる。なお、図６において５３ａ、５５、５７、５９は
通信インタフェースである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の患
者監視システムでは、医師が患者の病状を判断する相談
局が固定局となっているため、患者の様態が急変したと
きに担当医師が相談局や患者の状態を把握できる場所に
いない場合、担当医師は患者に対して迅速かつ的確な処
置を施すことができないという問題があった。また、相
談局には常に多くの情報を表示しており、患者の様態が
急変したときにも必要以上の情報が送られてくる。その
ため、担当医師は患者の病状を把握するのに必要な情報
を選別しなければならず、速やかな判断を下すのが難し
いという問題があった。本発明は以上の課題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、医師がどのよ
うな場所にいても、患者の様態を的確に判断しうる情報
を伝達できるシステムを提供することにある。
者監視システムでは、医師が患者の病状を判断する相談
局が固定局となっているため、患者の様態が急変したと
きに担当医師が相談局や患者の状態を把握できる場所に
いない場合、担当医師は患者に対して迅速かつ的確な処
置を施すことができないという問題があった。また、相
談局には常に多くの情報を表示しており、患者の様態が
急変したときにも必要以上の情報が送られてくる。その
ため、担当医師は患者の病状を把握するのに必要な情報
を選別しなければならず、速やかな判断を下すのが難し
いという問題があった。本発明は以上の課題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、医師がどのよ
うな場所にいても、患者の様態を的確に判断しうる情報
を伝達できるシステムを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、患者の各種生体情報を受信するセン
サと、このセンサより出力された患者の生体情報を観察
する中央局と、この中央局より出力された患者の生体情
報を送信する無線送信部と、この無線送信部から送信さ
れた患者の生体情報を受信して表示する携帯可能な無線
受信機とを有する。また、これらに加えて、センサより
出力された患者の生体情報を観察するベッドサイド局を
設けて、その患者の生体情報を中央局に出力させるもの
である。これにより、携帯可能な無線受信機に患者の生
体情報を表示することが可能となるため、医師は相談局
や患者の状態を把握できる場所にいなくても、この表示
を見るだけで患者の状態を知ることができる。
るために本発明は、患者の各種生体情報を受信するセン
サと、このセンサより出力された患者の生体情報を観察
する中央局と、この中央局より出力された患者の生体情
報を送信する無線送信部と、この無線送信部から送信さ
れた患者の生体情報を受信して表示する携帯可能な無線
受信機とを有する。また、これらに加えて、センサより
出力された患者の生体情報を観察するベッドサイド局を
設けて、その患者の生体情報を中央局に出力させるもの
である。これにより、携帯可能な無線受信機に患者の生
体情報を表示することが可能となるため、医師は相談局
や患者の状態を把握できる場所にいなくても、この表示
を見るだけで患者の状態を知ることができる。
【０００５】また、無線送信部は患者の様態が悪化した
場合にのみ、その患者の生体情報を送信する。したがっ
て、患者の様態が悪化すると、その患者の生体情報が無
線受信機に送信されるため、医師は患者に対して緊急的
な処置が必要なときにのみ、その患者の情報を得ること
ができる。また、中央局は患者の生体情報のうち、無線
受信機を携帯する医師が患者の様態を把握するのに必要
な情報のみを抽出して、無線送信部に出力する。これに
より、患者の様態の把握に必要な情報のみが無線送信部
から医師が携帯する無線受信機に送信されるため、医師
による情報の選別が不要となり、医師は迅速かつ的確な
判断を下すことができる。
場合にのみ、その患者の生体情報を送信する。したがっ
て、患者の様態が悪化すると、その患者の生体情報が無
線受信機に送信されるため、医師は患者に対して緊急的
な処置が必要なときにのみ、その患者の情報を得ること
ができる。また、中央局は患者の生体情報のうち、無線
受信機を携帯する医師が患者の様態を把握するのに必要
な情報のみを抽出して、無線送信部に出力する。これに
より、患者の様態の把握に必要な情報のみが無線送信部
から医師が携帯する無線受信機に送信されるため、医師
による情報の選別が不要となり、医師は迅速かつ的確な
判断を下すことができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について詳細に説明する。 （第１の実施の形態）図１は本発明による患者監視シス
テムの一実施の形態の構成を示すブロック図である。同
図に示すように、この患者監視システムは、患者ａ、
ｂ、ｃ、ｄ（患者ａのみ図示する）の各種生体情報を受
信するセンサ１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄと、センサ１ａ〜
１ｄより出力された生体情報を観察するベッドサイド局
２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄとを有している。ベッドサイド
局２ａ〜２ｄは、有線通信インタフェース３ａ、３ｂ、
３ｃ、３ｄ、有線通信路４および有線通信インタフェー
ス５を介して、少なくとも１つの中央局６と通信する。
ベッドサイド局２ａ〜２ｄより中央局６に送信された生
体情報は、無線送信部７に送られ、ここから移動局８
ｘ、８ｙ、８ｚに無線送信される。
の形態について詳細に説明する。 （第１の実施の形態）図１は本発明による患者監視シス
テムの一実施の形態の構成を示すブロック図である。同
図に示すように、この患者監視システムは、患者ａ、
ｂ、ｃ、ｄ（患者ａのみ図示する）の各種生体情報を受
信するセンサ１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄと、センサ１ａ〜
１ｄより出力された生体情報を観察するベッドサイド局
２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄとを有している。ベッドサイド
局２ａ〜２ｄは、有線通信インタフェース３ａ、３ｂ、
３ｃ、３ｄ、有線通信路４および有線通信インタフェー
ス５を介して、少なくとも１つの中央局６と通信する。
ベッドサイド局２ａ〜２ｄより中央局６に送信された生
体情報は、無線送信部７に送られ、ここから移動局８
ｘ、８ｙ、８ｚに無線送信される。
【０００７】図２は無線受信機である移動局８ｘの構成
を示すブロック図である。同図に示すように移動局８ｘ
は、無線送信部７からの無線を受信するアンテナ２１お
よび無線受信部２２と、アラーム音または振動により中
央局６から患者ａ〜ｄの情報が着信したことを携帯者に
伝える着信アラーム発生部２４と、患者ａ〜ｄの生理的
な数値情報および心電図波形等の波形情報が同時に表示
可能な表示部２５と、これらの情報を一時的に記憶する
メモリ部２６と、これらの各部の動作を制御する制御部
２３と、これらの各部に共通の電源部２７とを有してい
る。なお、移動局８ｙ、８ｚも移動局８ｘと同じ構成を
している。
を示すブロック図である。同図に示すように移動局８ｘ
は、無線送信部７からの無線を受信するアンテナ２１お
よび無線受信部２２と、アラーム音または振動により中
央局６から患者ａ〜ｄの情報が着信したことを携帯者に
伝える着信アラーム発生部２４と、患者ａ〜ｄの生理的
な数値情報および心電図波形等の波形情報が同時に表示
可能な表示部２５と、これらの情報を一時的に記憶する
メモリ部２６と、これらの各部の動作を制御する制御部
２３と、これらの各部に共通の電源部２７とを有してい
る。なお、移動局８ｙ、８ｚも移動局８ｘと同じ構成を
している。
【０００８】次に、この患者監視システムの動作につい
て、患者ａおよび移動局８ｘを例にとって説明する。図
１に示すように、患者ａはセンサ１ａにより生理学的に
絶えずモニタされている。患者ａの各種生体情報はベッ
ドサイド局２ａで観察される。さらに、その情報は有線
通信路４を介して中央局６へ送信される。この中央局６
では、看護婦や医師が個々のベッドサイド局２ａ〜２ｄ
の情報を一元的に観察することができる。患者ａの様態
が急変して、測定された生体情報の数値がベッドサイド
局２ａや中央局６において予め設定された所定の範囲を
超えると、ベッドサイド局２ａや中央局６はアラームを
発する。すると、中央局６はアラームが発せられた時点
の患者ａの波形情報を含む生体情報のうち、担当医師が
患者ａの様態を把握するのに必要な情報のみを自動的に
抽出する。そして、それらの情報に加えて識別のための
フラグ、患者ａの名前、治療現場の連絡先等の他の患者
情報を無線送信部７に出力し、ここから担当医師が携帯
する移動局８ｘに無線送信する。
て、患者ａおよび移動局８ｘを例にとって説明する。図
１に示すように、患者ａはセンサ１ａにより生理学的に
絶えずモニタされている。患者ａの各種生体情報はベッ
ドサイド局２ａで観察される。さらに、その情報は有線
通信路４を介して中央局６へ送信される。この中央局６
では、看護婦や医師が個々のベッドサイド局２ａ〜２ｄ
の情報を一元的に観察することができる。患者ａの様態
が急変して、測定された生体情報の数値がベッドサイド
局２ａや中央局６において予め設定された所定の範囲を
超えると、ベッドサイド局２ａや中央局６はアラームを
発する。すると、中央局６はアラームが発せられた時点
の患者ａの波形情報を含む生体情報のうち、担当医師が
患者ａの様態を把握するのに必要な情報のみを自動的に
抽出する。そして、それらの情報に加えて識別のための
フラグ、患者ａの名前、治療現場の連絡先等の他の患者
情報を無線送信部７に出力し、ここから担当医師が携帯
する移動局８ｘに無線送信する。
【０００９】また、患者ａの生体情報の波形に異常があ
った場合、例えば心電図波形に異常が認められ、ベッド
サイド局２ａや中央局６により不整脈の診断がなされた
場合にも、中央局６は不整脈診断名およびその識別のた
めのフラグ、患者ａの名前、連絡先等を無線送信部７に
送り、ここから担当医師が携帯する移動局８ｘに送信す
る。なお、この場合も、波形情報を含む生体情報のう
ち、担当医師が患者ａの様態を把握するのに必要な情報
も送信できる。このように、患者ａの様態が悪化した場
合のみに無線送信部７から移動局８ｘに、必要最小限の
情報が送信される。図２に示すように移動局８ｘは、無
線送信部７からの送信があると、アンテナ２１および無
線受信部２２でこれを受信する。そして、着信アラーム
発生部２４でアラームあるいは振動を発生して、患者ａ
の様態が悪化したことを担当医師に知らせる。同時に、
中央局６から送信された患者ａの情報を表示部２５に表
示する。
った場合、例えば心電図波形に異常が認められ、ベッド
サイド局２ａや中央局６により不整脈の診断がなされた
場合にも、中央局６は不整脈診断名およびその識別のた
めのフラグ、患者ａの名前、連絡先等を無線送信部７に
送り、ここから担当医師が携帯する移動局８ｘに送信す
る。なお、この場合も、波形情報を含む生体情報のう
ち、担当医師が患者ａの様態を把握するのに必要な情報
も送信できる。このように、患者ａの様態が悪化した場
合のみに無線送信部７から移動局８ｘに、必要最小限の
情報が送信される。図２に示すように移動局８ｘは、無
線送信部７からの送信があると、アンテナ２１および無
線受信部２２でこれを受信する。そして、着信アラーム
発生部２４でアラームあるいは振動を発生して、患者ａ
の様態が悪化したことを担当医師に知らせる。同時に、
中央局６から送信された患者ａの情報を表示部２５に表
示する。
【００１０】図３は移動局８ｘの表示部２５の表示の一
例を示したものである。表示部２５には、患者ａの名
前、注意を促すアラームが発生する原因となった測定値
または不整脈診断名に加えて、アラーム発生時の心電図
波形等の波形情報や、心拍数や血圧値等の数値情報、さ
らに移動局８ｘを携帯している医師が対応すべき治療現
場の連絡先等を同時に表示する。したがって、医師は相
談局や患者ａの状態を把握できる場所にいなくても、移
動局８ｘの表示部２５を見れば患者ａの様態を把握でき
るので、迅速かつ的確な処置を離れた治療現場に対し
て、電話あるいは無線で指示することができる。
例を示したものである。表示部２５には、患者ａの名
前、注意を促すアラームが発生する原因となった測定値
または不整脈診断名に加えて、アラーム発生時の心電図
波形等の波形情報や、心拍数や血圧値等の数値情報、さ
らに移動局８ｘを携帯している医師が対応すべき治療現
場の連絡先等を同時に表示する。したがって、医師は相
談局や患者ａの状態を把握できる場所にいなくても、移
動局８ｘの表示部２５を見れば患者ａの様態を把握でき
るので、迅速かつ的確な処置を離れた治療現場に対し
て、電話あるいは無線で指示することができる。
【００１１】また、必要であれば図２に示すメモリ部２
６に記録された前回のアラーム発生時の患者ａの情報を
参照することも可能なので、移動局８ｘを携帯する医師
は、より細かな処置を治療現場に対して指示することが
できる。以上、患者ａおよび移動局８ｘを例にとって説
明したが、それぞれを患者ｂ〜ｄおよび移動局８ｙ、８
ｚに置き換えても同じである。なお、図１におけるベッ
ドサイド局２ａ〜２ｄは、ビデオシステムおよび音声シ
ステムを有している。また、図１に示す患者監視装置
は、ベッドサイド局２ａ〜２ｄから中央局６への通信の
みでなく、逆方向の通信も可能であることは言うまでも
ない。
６に記録された前回のアラーム発生時の患者ａの情報を
参照することも可能なので、移動局８ｘを携帯する医師
は、より細かな処置を治療現場に対して指示することが
できる。以上、患者ａおよび移動局８ｘを例にとって説
明したが、それぞれを患者ｂ〜ｄおよび移動局８ｙ、８
ｚに置き換えても同じである。なお、図１におけるベッ
ドサイド局２ａ〜２ｄは、ビデオシステムおよび音声シ
ステムを有している。また、図１に示す患者監視装置
は、ベッドサイド局２ａ〜２ｄから中央局６への通信の
みでなく、逆方向の通信も可能であることは言うまでも
ない。
【００１２】（第２の実施の形態）図４は本発明による
患者監視システムの他の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。本実施の形態は、図１におけるベッドサイ
ド局２ａ〜２ｄと中央局６と接続する有線通信路４を、
図４に示すように無線通信路１０に置き換えたものであ
る。よって、第１の実施の形態と同様の部分についての
説明は、ここでは省略する。図４に示すように、複数の
ベッドサイド局２ａ〜２ｄと、少なくとも１つの中央局
６とは、無線通信インタフェース９ａ、９ｂ、９ｃ、９
ｄ、無線通信路１０および無線通信インタフェース１１
を介して接続されている。なお、このシステムにおいて
も、ベッドサイド局２ａ〜２ｄと中央局６との間で双方
向通信が可能である。
患者監視システムの他の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。本実施の形態は、図１におけるベッドサイ
ド局２ａ〜２ｄと中央局６と接続する有線通信路４を、
図４に示すように無線通信路１０に置き換えたものであ
る。よって、第１の実施の形態と同様の部分についての
説明は、ここでは省略する。図４に示すように、複数の
ベッドサイド局２ａ〜２ｄと、少なくとも１つの中央局
６とは、無線通信インタフェース９ａ、９ｂ、９ｃ、９
ｄ、無線通信路１０および無線通信インタフェース１１
を介して接続されている。なお、このシステムにおいて
も、ベッドサイド局２ａ〜２ｄと中央局６との間で双方
向通信が可能である。
【００１３】（第３の実施の形態）図５は本発明による
患者監視システムの他の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。本実施の形態は、図４におけるベッドサイ
ド局２ａ〜２ｄを省いたものである。すなわち、図５に
示すように、センサ１ａ〜１ｄによって受信された患者
ａ〜ｄの生体情報は、無線通信インタフェース９ａ〜９
ｄ、無線通信路１０、無線通信インタフェース１１を介
して、少なくとも１つの中央局６に送信される。この患
者監視システムでは、図４においてベッドサイド局２ａ
〜２ｄおよび中央局６でなされていたことが、中央局６
のみで行われる。なお、上述のようにこの患者監視シス
テムはベッドサイド局２ａ〜２ｄを持たないので、シス
テムのコストダウンを計れる。このような安価な患者監
視システムは比較的経営規模の小さい病院には有用なシ
ステムである。
患者監視システムの他の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。本実施の形態は、図４におけるベッドサイ
ド局２ａ〜２ｄを省いたものである。すなわち、図５に
示すように、センサ１ａ〜１ｄによって受信された患者
ａ〜ｄの生体情報は、無線通信インタフェース９ａ〜９
ｄ、無線通信路１０、無線通信インタフェース１１を介
して、少なくとも１つの中央局６に送信される。この患
者監視システムでは、図４においてベッドサイド局２ａ
〜２ｄおよび中央局６でなされていたことが、中央局６
のみで行われる。なお、上述のようにこの患者監視シス
テムはベッドサイド局２ａ〜２ｄを持たないので、シス
テムのコストダウンを計れる。このような安価な患者監
視システムは比較的経営規模の小さい病院には有用なシ
ステムである。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、医
師が携帯可能な無線受信機に患者の生体情報を表示する
ことができるため、医師は相談局や患者の状態を把握で
きる場所にいなくても、この表示を見るだけで患者の状
態を知ることができる。また、患者の様態が悪化した場
合のみに、その患者の生体情報が無線受信機に送信され
るため、医師は患者に対して緊急的な処置が必要なとき
にのみ、その患者の情報を得ることができる。また、患
者の生体情報にうち、医師がその患者の様態を把握する
のに必要な情報のみが無線受信機に送信されるため、医
師による情報の選別が不要となり、医師は迅速かつ的確
な判断を下すことができる。
師が携帯可能な無線受信機に患者の生体情報を表示する
ことができるため、医師は相談局や患者の状態を把握で
きる場所にいなくても、この表示を見るだけで患者の状
態を知ることができる。また、患者の様態が悪化した場
合のみに、その患者の生体情報が無線受信機に送信され
るため、医師は患者に対して緊急的な処置が必要なとき
にのみ、その患者の情報を得ることができる。また、患
者の生体情報にうち、医師がその患者の様態を把握する
のに必要な情報のみが無線受信機に送信されるため、医
師による情報の選別が不要となり、医師は迅速かつ的確
な判断を下すことができる。
【図１】 本発明による患者監視システムの一実施の形
態の構成を示すブロック図である。
態の構成を示すブロック図である。
【図２】 本発明による患者監視システムの一実施の形
態における移動局の構成を示すブロック図である。
態における移動局の構成を示すブロック図である。
【図３】 本発明による患者監視システムの一実施の形
態における移動局の表示部の表示である。
態における移動局の表示部の表示である。
【図４】 本発明による患者監視システムの他の実施の
形態の構成を示すブロック図である。
形態の構成を示すブロック図である。
【図５】 本発明による患者監視システムの他の実施の
形態の構成を示すブロック図である。
形態の構成を示すブロック図である。
【図６】 従来の患者監視システムの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
ａ…患者、１ａ〜１ｄ…センサ、２ａ〜２ｄ…ベッドサ
イド局、３ａ〜３ｄ、５…有線通信インタフェース、４
…有線通信路、６…中央局、７…無線送信部、８ｘ〜８
ｚ…移動局、９ａ〜９ｄ、１１…無線通信インタフェー
ス、１０…無線通信路、２１…アンテナ、２２…無線受
信部、２３…制御部、２４…着信アラーム発生部、２５
…表示部、２６…メモリ部、２７…電源部。
イド局、３ａ〜３ｄ、５…有線通信インタフェース、４
…有線通信路、６…中央局、７…無線送信部、８ｘ〜８
ｚ…移動局、９ａ〜９ｄ、１１…無線通信インタフェー
ス、１０…無線通信路、２１…アンテナ、２２…無線受
信部、２３…制御部、２４…着信アラーム発生部、２５
…表示部、２６…メモリ部、２７…電源部。
Claims (4)
- 【請求項１】 患者の各種生体情報を受信するセンサ
と、 前記センサより出力された患者の生体情報を観察する中
央局と、 前記中央局より出力された患者の生体情報を無線送信す
る無線送信部と、 前記無線送信部から無線送信された患者の生体情報を無
線受信して表示する携帯可能な無線受信機とを有するこ
とを特徴とする患者監視システム。 - 【請求項２】 患者の各種生体情報を受信するセンサ
と、 前記センサより出力された患者の生体情報を観察するベ
ッドサイド局と、 前記ベッドサイド局より出力された患者の生体情報を観
察する中央局と、 前記中央局より出力された患者の生体情報を無線送信す
る無線送信部と、 前記無線送信部から無線送信された患者の生体情報を無
線受信して表示する携帯可能な無線受信機とを有するこ
とを特徴とする患者監視システム。 - 【請求項３】 請求項１または請求項２において、 前記無線送信部は、患者の様態が悪化した場合のみに患
者の生体情報を無線送信することを特徴とする患者監視
システム。 - 【請求項４】 請求項１、請求項２または請求項３にお
いて、 前記中央局は、患者の生体情報のうち、前記無線受信機
を携帯する医師が患者の様態を把握するのに必要な情報
のみを抽出して、前記無線送信部に出力することを特徴
とする患者監視システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23018296A JP2956605B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 患者監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23018296A JP2956605B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 患者監視システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1071128A true JPH1071128A (ja) | 1998-03-17 |
| JP2956605B2 JP2956605B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=16903892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23018296A Expired - Lifetime JP2956605B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 患者監視システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2956605B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011500205A (ja) * | 2007-10-19 | 2011-01-06 | スミスズ メディカル ピーエム インコーポレイテッド | 患者のモニタリングに適合したワイヤレス通信システム |
| JP2011500206A (ja) * | 2007-10-19 | 2011-01-06 | スミスズ メディカル ピーエム インコーポレイテッド | 患者のモニタリングに適合したワイヤレス通信システム |
| JP2011501683A (ja) * | 2007-10-19 | 2011-01-13 | スミスズ メディカル ピーエム インコーポレイテッド | 患者のモニタリングのために通信ネットワークを確立する方法 |
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|---|---|
| JP2956605B2 (ja) | 1999-10-04 |
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