JPH1071106A - 暖房便座のインサート成形方法 - Google Patents
暖房便座のインサート成形方法Info
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- Toilet Supplies (AREA)
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 面状発熱体が樹脂内の正規深さに埋設された
暖房便座を高歩留りにて成形できるようにする。 【解決手段】 固定型7及び可動型8よりなる金型9内
に面状発熱体3を配置し、射出口10、ランナ11、ゲ
ート13を介して樹脂をキャビティ12内に射出する。
暖房便座1はO型であり、面状発熱体3はU型である。
便座1の前部には該面状発熱体3が配置されておらず、
この前部下面に臨むようにゲート13が配置されてい
る。面状発熱体3の脚部4を固定型7の凹部14に挿入
し、負圧を作用させて該脚部4を固定型7にしっかり保
持しておくことができる。
暖房便座を高歩留りにて成形できるようにする。 【解決手段】 固定型7及び可動型8よりなる金型9内
に面状発熱体3を配置し、射出口10、ランナ11、ゲ
ート13を介して樹脂をキャビティ12内に射出する。
暖房便座1はO型であり、面状発熱体3はU型である。
便座1の前部には該面状発熱体3が配置されておらず、
この前部下面に臨むようにゲート13が配置されてい
る。面状発熱体3の脚部4を固定型7の凹部14に挿入
し、負圧を作用させて該脚部4を固定型7にしっかり保
持しておくことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暖房便座のインサ
ート成形方法に係り、詳しくは面状発熱体を金型内に配
置し、該金型内に樹脂を射出して便座を成形する暖房便
座のインサート成形方法に関する。
ート成形方法に係り、詳しくは面状発熱体を金型内に配
置し、該金型内に樹脂を射出して便座を成形する暖房便
座のインサート成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭62−299224号、特公平6
−97号公報にみられる通り、面状発熱体を金型内に配
置し、該金型内に樹脂を射出して便座を成形する暖房便
座のインサート成形方法は公知である。
−97号公報にみられる通り、面状発熱体を金型内に配
置し、該金型内に樹脂を射出して便座を成形する暖房便
座のインサート成形方法は公知である。
【0003】ところで、便座には周知の通りO型便座と
U型便座とがある。いずれの場合においても、便座を射
出成形するときには金型内への樹脂のゲートは便座の後
部とされている。これは、便座製品に残るゲート跡が正
面側からは見えないようにして便座の美観を高めるため
である。上記特開昭62−299224号においても、
同号公報の第14図にみられる通り、ゲートは便座の後
部に配置されている。
U型便座とがある。いずれの場合においても、便座を射
出成形するときには金型内への樹脂のゲートは便座の後
部とされている。これは、便座製品に残るゲート跡が正
面側からは見えないようにして便座の美観を高めるため
である。上記特開昭62−299224号においても、
同号公報の第14図にみられる通り、ゲートは便座の後
部に配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】面状発熱体を金型内に
配置して樹脂を射出するインサート成形方法において
は、樹脂はゲートからかなり高速でキャビティ内に供給
される。このため、ゲート近傍に面状発熱体が存在する
と、この面状発熱体が射出樹脂流で押し流され、便座の
上面や下面に表出してしまうおそれがある。
配置して樹脂を射出するインサート成形方法において
は、樹脂はゲートからかなり高速でキャビティ内に供給
される。このため、ゲート近傍に面状発熱体が存在する
と、この面状発熱体が射出樹脂流で押し流され、便座の
上面や下面に表出してしまうおそれがある。
【0005】本発明は、このような問題点を解決し、面
状発熱体が樹脂内の正規深さに埋設された暖房便座を高
歩留りにて成形できる暖房便座のインサート成形方法を
提供することを目的とする。
状発熱体が樹脂内の正規深さに埋設された暖房便座を高
歩留りにて成形できる暖房便座のインサート成形方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の暖房
便座のインサート成形方法は、面状発熱体を金型内に配
置し、該金型内に樹脂を射出して便座を成形する暖房便
座のインサート成形方法において、該便座はO型便座で
あり、該面状発熱体は、該便座の後部及び両側部に配置
されたU型であり、前記金型のキャビティ内へのゲート
は該便座の前部に配置されていることを特徴とするもの
である。
便座のインサート成形方法は、面状発熱体を金型内に配
置し、該金型内に樹脂を射出して便座を成形する暖房便
座のインサート成形方法において、該便座はO型便座で
あり、該面状発熱体は、該便座の後部及び両側部に配置
されたU型であり、前記金型のキャビティ内へのゲート
は該便座の前部に配置されていることを特徴とするもの
である。
【0007】請求項2の暖房便座のインサート成形方法
は、面状発熱体を金型内に配置、該金型内に樹脂を射出
して便座を成形する暖房便座のインサート成形方法にお
いて、該便座はO型便座であり、該面状発熱体は、該便
座を周回するO型であり、該面状発熱体の前部に開口部
又は切欠部が設けられており、前記金型のキャビティ内
へのゲートは該前記開口部又は切欠部に対向して配置さ
れていることを特徴とするものである。
は、面状発熱体を金型内に配置、該金型内に樹脂を射出
して便座を成形する暖房便座のインサート成形方法にお
いて、該便座はO型便座であり、該面状発熱体は、該便
座を周回するO型であり、該面状発熱体の前部に開口部
又は切欠部が設けられており、前記金型のキャビティ内
へのゲートは該前記開口部又は切欠部に対向して配置さ
れていることを特徴とするものである。
【0008】かかる暖房便座のインサート成形方法にお
いては、金型内のゲート近くに面状発熱体が存在しない
ため、面状発熱体が射出樹脂流で便座の上面あるいは下
面に押し流されることがない。この結果、面状発熱体が
樹脂内の正規深さに埋設された暖房便座を高歩留りにて
成形することが可能となる。
いては、金型内のゲート近くに面状発熱体が存在しない
ため、面状発熱体が射出樹脂流で便座の上面あるいは下
面に押し流されることがない。この結果、面状発熱体が
樹脂内の正規深さに埋設された暖房便座を高歩留りにて
成形することが可能となる。
【0009】この成形口を便座の下面に配置することに
より、便座製品に残るゲート跡が目立たないものとな
る。
より、便座製品に残るゲート跡が目立たないものとな
る。
【0010】本発明では、面状発熱体が金型内で動かな
いようにするために、面状発熱体に設けられた凸部(こ
の凸部は便座の脚部となる。)を金型に保持させるのが
好ましい。
いようにするために、面状発熱体に設けられた凸部(こ
の凸部は便座の脚部となる。)を金型に保持させるのが
好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して発明の実施の
形態について説明する。第1図(a)は実施の形態に係
るインサート成形方法によって成形された暖房便座の斜
視図、第1図(b)は面状発熱体の斜視図である。第2
図は第1図(a)のII−II線に沿う断面図、第3図及び
第4図はそれぞれ面状発熱体及び暖房便座の下方からの
斜視図、第5図(a),(b)及び第6図は成形方法を
示す金型の断面図である。
形態について説明する。第1図(a)は実施の形態に係
るインサート成形方法によって成形された暖房便座の斜
視図、第1図(b)は面状発熱体の斜視図である。第2
図は第1図(a)のII−II線に沿う断面図、第3図及び
第4図はそれぞれ面状発熱体及び暖房便座の下方からの
斜視図、第5図(a),(b)及び第6図は成形方法を
示す金型の断面図である。
【0012】この暖房便座1は、O型のものであり、樹
脂2中に埋設された面状発熱体3は、該暖房便座1の後
部と両側辺部にのみ配置されたU型形状のものである。
この面状発熱体3の底面からは脚部4が突設されてい
る。この脚部4は、第4図の通り、暖房便座1の下面か
ら突出し、この脚部4に対しゴム足5が装着される。該
ゴム足5には、脚部4に嵌合する凹部6が設けられてい
る。
脂2中に埋設された面状発熱体3は、該暖房便座1の後
部と両側辺部にのみ配置されたU型形状のものである。
この面状発熱体3の底面からは脚部4が突設されてい
る。この脚部4は、第4図の通り、暖房便座1の下面か
ら突出し、この脚部4に対しゴム足5が装着される。該
ゴム足5には、脚部4に嵌合する凹部6が設けられてい
る。
【0013】この暖房便座1をインサート成形するに
は、第5図の通り、固定型7と可動型8とからなる金型
9を用いる。固定型7には、射出口10と、該射出口1
0に連なるランナ11と、キャビティ12に臨むゲート
13とが設けられている。固定型7のキャビティ12に
臨む面には、面状発熱体3の脚部4を受け入れる凹部1
4が設けられており、この凹部14は、負圧の導通路1
7及びバルブ18を介して真空ポンプ等の負圧源19に
連通している。該凹部14に脚部4を嵌合し、負圧源1
9からの負圧によって脚部4を吸引して面状発熱体3を
固定型7に保持させる。次いで、型締めした後、射出口
10に射出成形機のノズルを接続して樹脂の射出成形を
行う。
は、第5図の通り、固定型7と可動型8とからなる金型
9を用いる。固定型7には、射出口10と、該射出口1
0に連なるランナ11と、キャビティ12に臨むゲート
13とが設けられている。固定型7のキャビティ12に
臨む面には、面状発熱体3の脚部4を受け入れる凹部1
4が設けられており、この凹部14は、負圧の導通路1
7及びバルブ18を介して真空ポンプ等の負圧源19に
連通している。該凹部14に脚部4を嵌合し、負圧源1
9からの負圧によって脚部4を吸引して面状発熱体3を
固定型7に保持させる。次いで、型締めした後、射出口
10に射出成形機のノズルを接続して樹脂の射出成形を
行う。
【0014】第6図に明瞭に示される通り、このゲート
13は暖房便座1の前部の下面に臨むように設けられて
おり、該ゲート13からキャビティ12内に高速で供給
された樹脂は、キャビティ12内で広く拡がりながらキ
ャビティ12の隅々にまで供給される。このキャビティ
12内における樹脂の流速は、ゲート13からの射出速
度に比べると著しく遅くなっており、しかも面状発熱体
3がその脚部4を介して固定型7にしっかりと保持され
ているため、このキャビティ12内における樹脂流れに
よって面状発熱体3が押し流されることはない。
13は暖房便座1の前部の下面に臨むように設けられて
おり、該ゲート13からキャビティ12内に高速で供給
された樹脂は、キャビティ12内で広く拡がりながらキ
ャビティ12の隅々にまで供給される。このキャビティ
12内における樹脂の流速は、ゲート13からの射出速
度に比べると著しく遅くなっており、しかも面状発熱体
3がその脚部4を介して固定型7にしっかりと保持され
ているため、このキャビティ12内における樹脂流れに
よって面状発熱体3が押し流されることはない。
【0015】従って、第2図に示すように、面状発熱体
3が樹脂2中の正規深さに埋設された暖房便座1を高歩
留りにて製造することが可能となる。また、この面状発
熱体3を便座1の表面から所定深さに配置することによ
り、面状発熱体3からの熱を均一に便座1の上面に伝達
させ、便座1の上面の全体を満遍なく且つ均一温度に暖
めることも可能である。
3が樹脂2中の正規深さに埋設された暖房便座1を高歩
留りにて製造することが可能となる。また、この面状発
熱体3を便座1の表面から所定深さに配置することによ
り、面状発熱体3からの熱を均一に便座1の上面に伝達
させ、便座1の上面の全体を満遍なく且つ均一温度に暖
めることも可能である。
【0016】この実施の形態にあっては、ゲート13が
便座1の前部下面に設けられているため、暖房便座1の
製品に残るゲート跡15も第4図の通り便座1の下面と
なる。従って、この便座1を洋風便器の便鉢上に被せた
状態にあっては、このゲート跡15が便器利用者に全く
視覚されず、美観も良好である。
便座1の前部下面に設けられているため、暖房便座1の
製品に残るゲート跡15も第4図の通り便座1の下面と
なる。従って、この便座1を洋風便器の便鉢上に被せた
状態にあっては、このゲート跡15が便器利用者に全く
視覚されず、美観も良好である。
【0017】なお、便座1の前部には面状発熱体3が配
設されていないことになるが、この便座1の前部は、該
便座1に着座した使用者の両足の間に配置される部分で
あり、この便座前部の温度が低くても便座1への着座利
用者に冷たい感触を与えることはない。
設されていないことになるが、この便座1の前部は、該
便座1に着座した使用者の両足の間に配置される部分で
あり、この便座前部の温度が低くても便座1への着座利
用者に冷たい感触を与えることはない。
【0018】上記実施の形態においては、U型の面状発
熱体3が用いられているが、図7、8、9に示すよう
に、開口部20又は切欠部21、21’を有する面状発
熱体3’、3”、3”’を用いても良い。
熱体3が用いられているが、図7、8、9に示すよう
に、開口部20又は切欠部21、21’を有する面状発
熱体3’、3”、3”’を用いても良い。
【0019】本発明において、面状発熱体3は、合成樹
脂の板状体に発熱層を設けたものが好ましい。発熱層を
板状板の表面に設ける場合、該発熱層を樹脂2との馴染
みの良い合成樹脂にて覆うことが望ましい。
脂の板状体に発熱層を設けたものが好ましい。発熱層を
板状板の表面に設ける場合、該発熱層を樹脂2との馴染
みの良い合成樹脂にて覆うことが望ましい。
【0020】上記実施の形態においては脚部4を吸引に
より固定型7に保持させているが、マグネットやメカニ
カルなチャック機構等を利用して脚部4を保持しても良
い。
より固定型7に保持させているが、マグネットやメカニ
カルなチャック機構等を利用して脚部4を保持しても良
い。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、本発明の暖房便座のインサ
ート成形方法によると、面状発熱体が樹脂中の正規深さ
に配置された暖房便座を高歩留りにて効率良く製造する
ことが可能となる。成形された暖房便座は、面状発熱体
からの熱が上面に均一に伝わるようになり、便座着座者
の臀部と接触する便座上面を均一な温度に加熱すること
が可能である。
ート成形方法によると、面状発熱体が樹脂中の正規深さ
に配置された暖房便座を高歩留りにて効率良く製造する
ことが可能となる。成形された暖房便座は、面状発熱体
からの熱が上面に均一に伝わるようになり、便座着座者
の臀部と接触する便座上面を均一な温度に加熱すること
が可能である。
【図1】(a)図は実施の形態に係る方法により成形さ
れた暖房便座の斜視図、(b)図は実施の形態に係る方
法に用いられる面状発熱体の斜視図である。
れた暖房便座の斜視図、(b)図は実施の形態に係る方
法に用いられる面状発熱体の斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】実施の形態に用いられる面状発熱体の下方から
の斜視図である。
の斜視図である。
【図4】実施の形態に係る方法により成形された暖房便
座の下方からの斜視図である。
座の下方からの斜視図である。
【図5】実施の形態に係る成形方法を示す金型の断面図
である。
である。
【図6】実施の形態に係る方法を説明する金型の要部断
面斜視図である。
面斜視図である。
【図7】(a)図は実施の形態に係る方法により成形さ
れた暖房便座の斜視図、(b)図は実施の形態に係る方
法に用いられる面状発熱体の斜視図である。
れた暖房便座の斜視図、(b)図は実施の形態に係る方
法に用いられる面状発熱体の斜視図である。
【図8】(a)図は実施の形態に係る方法により成形さ
れた暖房便座の斜視図、(b)図は実施の形態に係る方
法に用いられる面状発熱体の斜視図である。
れた暖房便座の斜視図、(b)図は実施の形態に係る方
法に用いられる面状発熱体の斜視図である。
【図9】(a)図は実施の形態に係る方法により成形さ
れた暖房便座の斜視図、(b)図は実施の形態に係る方
法に用いられる面状発熱体の斜視図である。
れた暖房便座の斜視図、(b)図は実施の形態に係る方
法に用いられる面状発熱体の斜視図である。
1 暖房便座 2 樹脂 3、3’、3”、3”’ 面状発熱体 7 固定型 8 可動型 9 金型 10 射出口 11 ランナ 12 キャビティ 13 ゲート 15 ゲート跡 17 負圧の導通路 18 バルブ 19 負圧源 20 開口部 21、21’ 切欠部
Claims (4)
- 【請求項1】 面状発熱体を金型内に配置し、該金型内
に樹脂を射出して便座を成形する暖房便座のインサート
成形方法において、 該便座はO型便座であり、 該面状発熱体は、該便座の後部及び両側部に配置された
U型であり、 前記金型のキャビティ内へのゲートは該便座の前部に配
置されていることを特徴とする暖房便座のインサート成
形方法。 - 【請求項2】 面状発熱体を金型内に配置し、該金型内
に樹脂を射出して便座を成形する暖房便座のインサート
成形方法において、 該便座はO型便座であり、 該面状発熱体は、該便座を周回するO型であり、該面状
発熱体の前部に開口部又は切欠部が設けられており、 前記金型のキャビティ内へのゲートは該前記開口部又は
切欠部に対向して配置されていることを特徴とする暖房
便座のインサート成形方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記ゲートは
便座の前記の下面に配置されていることを特徴とする暖
房便座のインサート成形方法。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
て、前記面状発熱体に前記便座の脚部となる凸部が設け
られており、この凸部を前記金型に保持しておくことを
特徴とする暖房便座のインサート成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP770997A JPH1071106A (ja) | 1996-06-25 | 1997-01-20 | 暖房便座のインサート成形方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-164338 | 1996-06-25 | ||
JP16433896 | 1996-06-25 | ||
JP770997A JPH1071106A (ja) | 1996-06-25 | 1997-01-20 | 暖房便座のインサート成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1071106A true JPH1071106A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=26342052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP770997A Pending JPH1071106A (ja) | 1996-06-25 | 1997-01-20 | 暖房便座のインサート成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1071106A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1813179A2 (de) * | 2006-01-30 | 2007-08-01 | HAMBERGER INDUSTRIEWERKE GmbH | Verfahren zur Herstellung eines Formteils und ein nach diesem Verfahren hergestelltes Formteil |
CN104647768A (zh) * | 2015-02-12 | 2015-05-27 | 黄志明 | 发热坐厕板的一体成型加工工艺及其加工模具 |
JP2022026767A (ja) * | 2020-07-31 | 2022-02-10 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 炊飯器 |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP770997A patent/JPH1071106A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1813179A2 (de) * | 2006-01-30 | 2007-08-01 | HAMBERGER INDUSTRIEWERKE GmbH | Verfahren zur Herstellung eines Formteils und ein nach diesem Verfahren hergestelltes Formteil |
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