JPH107099A - 柔軟宇宙構造物のハイブリッドアクチュエータ及び振動制御装置 - Google Patents
柔軟宇宙構造物のハイブリッドアクチュエータ及び振動制御装置Info
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- JPH107099A JPH107099A JP8184062A JP18406296A JPH107099A JP H107099 A JPH107099 A JP H107099A JP 8184062 A JP8184062 A JP 8184062A JP 18406296 A JP18406296 A JP 18406296A JP H107099 A JPH107099 A JP H107099A
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Abstract
振動を吸収でき、特に低い周波数領域の振幅の大きな振
動を確実に吸収できるようにする。 【解決手段】 柔軟宇宙構造物の対象とする部材間に、
ピエゾアクチュエータ及びスクリューモーター式アクチ
ュエータを配設し、対象とする部材の振動を両アクチュ
エータのストローク出力により吸収し、対象とする部材
を変位させる。
Description
ハイブリッドアクチュエータ及び振動制御装置に関す
る。
工衛星の太陽電池パネルやアンテナ、及び大型宇宙ステ
ーション等は、無重力空間で使用することや打ち上げロ
ケットの重量制限等の制約から必要とする長さや面積の
大きさに対して非常に貧弱な構造となっている。
に寄与する空気も無いことから、姿勢制御ロケットの噴
射や宇宙船のドッキング、衛星内外での作業等により、
一度発生した振動が長時間持続するという問題がある。
物全体が振動する1Hz以下のゆっくりした大振幅振動か
ら、短い部材が局所的に数10Hz以上で小さく振動する
ものまで様々である。
は、各々の宇宙構造物に応じて、最も発生し易い周波数
領域の振動を制御することのできるアクチュエータを用
いていた。従って、そのアクチュエータが制御できる周
波数領域の振動以外の振動が発生した際には、制御が困
難であった。
周波数領域の振動を吸収でき、特に低い周波数領域の振
幅の大きな振動を確実に吸収できる柔軟宇宙構造物のハ
イブリッドアクチュエータ及び振動制御装置を提供しよ
うとするものである。
の本発明の第1の柔軟宇宙構造物のハイブリッドアクチ
ュエータは、柔軟宇宙構造物の対象とする部材間に、ピ
エゾアクチュエータとスクリューモーター式アクチュエ
ータとを直列に配設し、対象とする部材の振動を両アク
チュエータのストローク出力により吸収し、対象とする
部材を変位させるようにしたことを特徴とするものであ
る。
ッドアクチュエータは、柔軟宇宙構造物の対象とする部
材に対して別々にピエゾアクチュエータとスクリューモ
ーター式アクチュエータを並列に配設し、対象とする部
材の振動を各々のアクチュエータのストローク出力によ
り吸収し、対象とする部材を変位させるようにしたこと
を特徴とするものである。
ッドアクチュエータは、柔軟宇宙構造物の対象とする部
材の途中に、ピエゾアクチュエータとスクリューモータ
ー式アクチュエータとをケース内に入れて互いに反対側
でストローク出力が得られるように一体化した複合アク
チュエータを配設し、対象とする部材の振動を複合アク
チュエータのストローク出力により吸収し、対象とする
部材を変位させるようにしたことを特徴とするものであ
る。
は、前記第1〜第3のいずれかのハイブリッドアクチュ
エータが多数設けられた柔軟宇宙構造物に於いて、各ハ
イブリッドアクチュエータに於けるピエゾアクチュエー
タの出力端及びスクリューモーター式アクチュエータの
出力端に夫々振動感知センサを設けて、この振動感知セ
ンサにより対象とする部材に発生する周波数の高い振動
と周波数の低い振動を夫々別個に感知するようになし、
この振動感知により前記各ハイブリッドアクチュエータ
を対象とする部材から離れた本体に設けた制御操作装置
により動作させて、そのストローク出力により振動を吸
収し、対象とする部材全てを変位させて振動を制御する
ようにしたことを特徴とするものである。
置は、前記第3のハイブリッドアクチュエータが多数設
けられた柔軟宇宙構造物に於いて、各ハイブリッドアク
チュエータのケース内でピエゾアクチュエータの出力端
及びスクリューモーター式アクチュエータの出力端に振
動感知センサを設けて、この振動感知センサにより対象
とする部材に発生する周波数の高い振動と周波数の低い
振動を夫々別個に感知するようになし、この振動感知に
より前記各ハイブリッドアクチュエータを対象とする部
材から離れた本体に設けた制御操作装置により動作させ
て、そのストローク出力により振動を吸収し、対象とす
る部材全てを変位させて振動を制御するようになしたこ
とを特徴とするものである。
制御装置は、前記第3のハイブリッドアクチュエータが
多数設けられた柔軟宇宙構造物に於いて、各ハイブリッ
ドアクチュエータのケース内でピエゾアクチュエータの
出力端及びスクリューモーター式アクチュエータの出力
端に対象とする部材に発生する周波数の高い振動と周波
数の低い振動を感知する振動感知センサを設け、前記各
ハイブリッドアクチュエータに、夫々外部からのスイッ
チ信号により単独で前記振動感知センサの振動感知に応
じて振動制御操作を行う超小型の制御操作装置を付設し
たことを特徴とするものである。
装置は、ピエゾアクチュエータとスクリューモーター式
アクチュエータとを備えているので、振幅が小さく周波
数の高い部材の振動は、ピエゾアクチュエータにより制
御することができ、振幅が大きく周波数の低い部材の振
動は、スクリューモーター式アクチュエータにより制御
することができる。従って制御対象の部材に発生する広
い周波数領域の振動を有効に制御できる。即ち、制御対
象の部材に夫々別個に発生する周波数の高い振動と周波
数の低い振動に対して同時にピエゾアクチュエータとス
クリューモーター式アクチュエータが作動して振動が制
御される。
リッドアクチュエータの実施形態について説明する。図
1は柔軟宇宙構造物の一例である展開構造物1を示すも
ので、この展開構造物1は、細長部材2よりなる立方体
3を一次元方向で展開してトラス構造を形成し、各立方
体3を夫々その中間で内側に折り込んで畳むものであ
る。この展開構造物1の所要の細長部材2の途中に、図
2に示すように設けた第1のハイブリッドアクチュエー
タ4はピエゾアクチュエータ5とスクリューモーター式
アクチュエータ6とを直列に配設してなるもので、この
ハイブリッドアクチュエータ4は細長部材2の振動を両
アクチュエータ5,6のストローク出力により吸収し、
細長部材2を変位させるようにしたものである。
ラミックスが持つ逆圧電効果を利用して、外部から電圧
を加えることで、変位(ストローク)を発生するアクチ
ュエータである。このピエゾアクチュエータ5の内部に
は、図3に示すようにピエゾセラミックスの薄板7が数
10〜数100枚程度積層され、各薄板7の間に挿入し
た電極8で電圧を印加する。一般にピエゾセラミックス
の薄板7を積層して変位量と発生力を高めたものを積層
(スタック)型ピエゾアクチュエータと呼称している。
積層型ピエゾアクチュエータ5は、発生力が大きく、応
答速度も数KHz程度と速いものの、ストロークは100
μm以下で非常に小さいことが特徴である。
6は、図4に示すように円筒カバー9内のモータ10に
減速ギア11を介してまたは直接カップリング12aに
て結合されたボールねじ12をモータ10の駆動により
回転し、ボールねじ12を螺合したナット部13は回転
しないように拘束されていて、ボールねじ12の回転方
向に従って前進又は後退するようになっている。つま
り、スクリューモーター式アクチュエータ6は、ナット
部13の移動をアクチュエータのストローク出力として
利用するものである。また、モータ10の回転角度また
は回転速度はモータ10に取り付けられたエンコーダま
たはタコ・ジェネレータ14により電気信号に変換さ
れ、モータ10のドライバ内で外部からのコマンド信号
に対するフィードバックとして利用される。このスクリ
ューモーター式アクチュエータ6は、変位量を多くとれ
るものの、モータ10の特性に依存する周波数特性は1
0〜20Hz程度と低いのが特徴である。
4aの概略を図5によって説明すると、展開構造物1の
所要の平行な細長部材2,2に、各々ピエゾアクチュエ
ータ5とスクリューモーター式アクチュエータ6を並列
に配設して、細長部材2,2の振動を各々ピエゾアクチ
ュエータ5のストローク出力,スクリューモーター式ア
クチュエータ6のストローク出力により吸収し、細長部
材2,2を変位させるようにしたものである。
bの概略を図6によって説明すると、展開構造物1の所
要の細長部材2の途中に、ピエゾアクチュエータ5とス
クリューモーター式アクチュエータ6とをケース17内
に入れて互いに反対側でストローク出力が得られるよう
に一体化した複合アクチュエータ18を配設して、細長
部材2の振動を複合アクチュエータ18のストローク出
力により吸収し、細長部材2を変位させるようにしたも
のである。
チュエータ4,4a,4bを用いて構成される本発明の
柔軟宇宙構造物の振動制御装置の実施形態を図によって
説明すると、図7の第1の振動制御装置20は、前記第
1のハイブリッドアクチュエータ4が多数設けられた柔
軟宇宙構造物に於いて、各ハイブリッドアクチュエータ
に於けるピエゾアクチュエータ5とスクリューモーター
式アクチュエータ6の出力端付近で細長部材2に夫々振
動感知センサ21,22を設けて、この振動感知センサ
21,22により対象とする細長部材2に発生する周波
数の高い振動と周波数の低い振動を夫々別個に感知する
ようになし、この振動感知信号は制御対象から離れた、
人工衛星、宇宙ステーション等の本体23の内部に設置
した制御操作装置24に感知信号線25,26により入
力されるようにしてあり、制御操作装置24からは計算
出力される動作コマンド信号が制御信号線27,28に
より前記ピエゾアクチュエータ5とスクリューモーター
式アクチュエータ6に入力されるようにしてある。尚、
制御操作装置24には外部信号線29によりオペレータ
操作スイッチ信号が入力されるようにしてある。
ログ計算機システムであり、ディジタル計算機システム
の場合にはCPUの他に制御プログラムを収めたROM
メモリ、振動感知センサ21,22からの振動感知信号
を処理する入力処理回路、ピエゾアクチュエータ5とス
クリューモーター式アクチュエータ6に出力される動作
コマンド信号を処理する出力処理回路、外部から入力さ
れるオペレータ操作スイッチ信号により動作する電源回
路を含むものである。
て説明すると、この振動制御装置30は、前記第2のハ
イブリッドアクチュエータ4aが多数設けられた柔軟宇
宙構造物に於いて、各ハイブリッドアクチュエータ4a
に於けるピエゾアクチュエータ5とスクリューモーター
式アクチュエータ6の出力端付近で細長部材2に夫々振
動感知センサ21,22を設けて、この振動感知センサ
21,22により対象とする細長部材2に発生する周波
数の高い振動と周波数の低い振動を夫々別個に感知する
ようになし、この振動感知信号は制御対象から離れた人
工衛星,宇宙ステーション等の本体23の内部に設置し
た制御操作装置24に感知信号線25,26により入力
されるようにしてあり、制御操作装置24からは計算出
力される動作コマンド信号が制御信号線27,28によ
り前記ピエゾアクチュエータ5とスクリューモーター式
アクチュエータ6に入力されるようにしてある。尚、制
御操作装置24には、外部信号線29によりオペレータ
操作スイッチ信号が入力されるようにしてある。
て説明すると、この振動制御装置31は、前記第3のハ
イブリッドアクチュエータ4bが多数設けられた柔軟宇
宙構造物に於いて、各ハイブリッドアクチュエータ4b
に於ける複合アクチュエータ18のピエゾアクチュエー
タ5とスクリューモーター式アクチュエータ6の出力端
付近で細長部材2に夫々振動感知センサ21,22を設
け、その他は前記第1,第2の振動制御装置20,30
と同一構成となしたものである。
って説明すると、この振動制御装置32は、前記第3の
振動制御装置の各ハイブリッドアクチュエータ4bに於
ける複合アクチュエータ18のケース17内で、ピエゾ
アクチュエータ5の出力端及びスクリューモーター式ア
クチュエータ6の出力端に、夫々振動感知センサ21,
22を設け、その他は前記第1,第2の振動制御装置2
0,30と同一構成となしたものである。
って説明すると、この振動制御装置33は、前記第4の
振動制御装置32に於ける各複合アクチュエータ18の
外側に、外部からのスイッチ信号線34によるスイッチ
ON,OFFの信号のみにより単独で振動制御操作を行
う超小型の制御操作装置35を付設したものである。こ
の超小型の制御操作装置35は、ディジタル又はアナロ
グ計算機システムであり、ディジタル計算機システムの
場合には、CPUの他に制御プログラムを収めたROM
メモリ、外部からの信号及びアクチュエータへのコマン
ド信号を処理するために最低限必要なA/D変換器,D
/A変換器,ディジタル出力機能を含んだ小型基板1枚
程度の大きさである。
の振動制御装置20,30,31,32,33は、夫々
ピエゾアクチュエータ5とスクリューモーター式アクチ
ュエータ6とを備えているので、振幅が小さく周波数の
高い細長部材2の振動はピエゾアクチュエータ5のスト
ローク出力により吸収し、細長部材2を変位させて制御
し、振幅が大きく周波数の低い細長部材2の振動はスク
リューモーター式アクチュエータ6のストローク出力に
より吸収し、細長部材2を変位させて制御する。
エータ5とスクリューモーター式アクチュエータ6によ
る振動制御及び変形の修正までの動作を、図12に示す
振動を感知するセンサの出力信号Aと、制御操作装置に
より駆動されるピエゾアクチュエータ5の変位量(微
小)Bと、スクリューモーター式アクチュエータ6の変
位量(大)Cの時間的変化を例に説明する。
期の休止状態では振動が発生せず、両アクチュエータ
5,6は休止状態にあり、電力の消費は抑えられてい
る。振動感知センサ21,22が細長部材2の振動発生
を感知すると、振動感知信号が制御操作装置に発せられ
る。これにより両アクチュエータ5,6は制御操作装置
24からの動作コマンドに従い振動を制御する。振動制
御の結果、発生した両アクチュエータ5,6の残留変位
は、構造物全体を変形させてしまうために、振動が制御
された後で両アクチュエータ5,6の変位をゆっくりと
零に戻す操作を行う。尚、これは発生ストロークの大き
なスクリューモーター式アクチュエータ6に対して重要
な操作であり、この場合にもアクチュエータ6の変位に
より発生した振動は制御される。そして振動が制御され
た状態で変位が零となった両アクチュエータ5,6は、
再び振動が発生するまで休止(待期)状態となる。
造物の振動制御装置は、制御対象の細長部材2に夫々別
個に発生する周波数の高い振動と周波数の低い振動に対
して同時にピエゾアクチュエータ5とスクリューモータ
ー式アクチュエータ6が作動して、細長部材2を変位さ
せ振動を制御するので、広い周波数領域の振動を有効に
制御できる。
宙構造物のハイブリッドアクチュエータは、柔軟宇宙構
造物の対象とする部材間に配設したピエゾアクチュエー
タとスクリューモーター式アクチュエータとからなるも
のであるから対象とする部材に発生する振動を各々ピエ
ゾアクチュエータのストローク出力、スクリューモータ
ー式アクチュエータのスロトーク出力により吸収し、対
象とする部材を変位させることができる。また、このハ
イブリッドアクチュエータを用いた振動制御装置によれ
ば、柔軟宇宙構造物の対象とする部材に別個に発生する
振幅が小さく高い周波数領域の振動と振幅が大きく低い
周波数領域の振動を同時に制御できるので、広い周波数
領域の振動を有効に制御できて、宇宙空間で作業中に発
生した振動が長時間持続するという事象を抑制できる。
概略図である。
アクチュエータを示す図である。
エゾアクチュエータの内部構造を示す概略図である。
クリューモーター式アクチュエータを示す一部破断斜視
図である。
アクチュエータを示す図である。
アクチュエータを示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
置を示す図である。
置を示す図である。
作装置により駆動されるピエゾアクチュエータの変位量
とスクリューモーター式アクチュエータの変位量の時間
的変化を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 柔軟宇宙構造物の対象とする部材間に、
ピエゾアクチュエータとスクリュ−モーター式アクチュ
エータとを直列に配設し、対象とする部材の振動を両ア
クチュエータのストローク出力により吸収し、対象とす
る部材を変位させるようにしたことを特徴とする柔軟宇
宙構造物のハイブリッドアクチュエータ。 - 【請求項2】 柔軟宇宙構造物の対象とする部材に対し
て別々にピエゾアクチュエータとスクリューモーター式
アクチュエータを並列に配設し、対象とする部材の振動
を各々のアクチュエータのストローク出力により吸収
し、対象とする部材を変位させるようにしたことを特徴
とする柔軟宇宙構造物のハイブリッドアクチュエータ。 - 【請求項3】 柔軟宇宙構造物の対象とする部材の途中
に、ピエゾアクチュエータとスクリューモーター式アク
チュエータとをケース内に入れて互いに反対側でストロ
ーク出力が得られるように一体化した複合アクチュエー
タを配設し、対象とする部材の振動を複合アクチュエー
タのストローク出力により吸収し、対象とする部材を変
位させるようにしたことを特徴とする柔軟宇宙構造物の
ハイブリッドアクチュエータ。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のハイブ
リッドアクチュエータが多数設けられた柔軟宇宙構造物
に於いて、各ハイブリッドアクチュエータに於けるピエ
ゾアクチュエータの出力端及びスクリューモーター式ア
クチュエータの出力端に夫々振動感知センサを設けて、
この振動感知センサにより対象とする部材に発生する周
波数の高い振動と周波数の低い振動を夫々別個に感知す
るようになし、この振動感知により前記各ハイブリッド
アクチュエータを対象とする部材から離れた本体に設け
た制御操作装置により動作させて、そのストローク出力
により振動を吸収し、対象とする部材全てを変位させて
振動を制御するようにしたことを特徴とする柔軟宇宙構
造物の振動制御装置。 - 【請求項5】 請求項3記載のハイブリッドアクチュエ
ータが多数設けられた柔軟宇宙構造物に於いて、各ハイ
ブリッドアクチュエータのケース内でピエゾアクチュエ
ータの出力端及びスクリューモーター式アクチュエータ
の出力端に振動感知センサを設けて、この振動感知セン
サにより対象とする部材に発生する周波数の高い振動と
周波数の低い振動を夫々別個に感知するようになし、こ
の振動感知により前記各ハイブリッドアクチュエータを
対象とする部材から離れた本体に設けた制御操作装置に
より動作させて、そのストローク出力により振動を吸収
し、対象とする部材全てを変位させて振動を制御するよ
うになしたことを特徴とする柔軟宇宙構造物の振動制御
装置。 - 【請求項6】 請求項3記載のハイブリッドアクチュエ
ータが多数設けられた柔軟宇宙構造物に於いて、各ハイ
ブリッドアクチュエータのケース内でピエゾアクチュエ
ータの出力端及びスクリューモーター式アクチュエータ
の出力端に対象とする部材に発生する周波数の高い振動
と周波数の低い振動を感知する振動感知センサを設け、
前記各ハイブリッドアクチュエータに、夫々外部からの
スイッチ信号により単独で前記振動感知センサの振動感
知に応じて振動制御操作を行う超小型の制御操作装置を
付設したことを特徴とする柔軟宇宙構造物の振動制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8184062A JP2945325B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 柔軟宇宙構造物のハイブリッドアクチュエータ及び振動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8184062A JP2945325B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 柔軟宇宙構造物のハイブリッドアクチュエータ及び振動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH107099A true JPH107099A (ja) | 1998-01-13 |
JP2945325B2 JP2945325B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=16146719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8184062A Expired - Lifetime JP2945325B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 柔軟宇宙構造物のハイブリッドアクチュエータ及び振動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2945325B2 (ja) |
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-
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- 1996-06-25 JP JP8184062A patent/JP2945325B2/ja not_active Expired - Lifetime
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