JPH1070428A - チルト回路 - Google Patents

チルト回路

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JPH1070428A
JPH1070428A JP22626096A JP22626096A JPH1070428A JP H1070428 A JPH1070428 A JP H1070428A JP 22626096 A JP22626096 A JP 22626096A JP 22626096 A JP22626096 A JP 22626096A JP H1070428 A JPH1070428 A JP H1070428A
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band
transmission
attenuation
tilt
circuit
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Kazuhiro Masuzawa
一浩 増沢
Isato Osako
勇人 大迫
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Hochiki Corp
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Hochiki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる帯域で利得損失を生じさせることなく
共用することができるチルト回路を実現する。 【解決手段】 帯域切替スイッチSELが接地側に設定
されると、チルト回路はL1,L3/C1の直列共振と、
2,L4/C2の並列共振とにより450MHzを共振
点とし、ここでの減衰値を基準に、周波数が下がるに連
れて減衰量が大きくなり、所定の基準周波数(70MH
z)において予め設定された減衰量を持つ減衰特性とな
る。一方、帯域切替スイッチSELが正電源電圧+Vc
c側(550MHz側)に設定されると、チルト回路は
3/C1の直列共振と、L2/C2の並列共振とにより5
50MHzを共振点とし、ここでの減衰値を基準に、周
波数が下がるに連れて減衰量が大きくなり、基準周波数
において前記の減衰量となる減衰特性となる。したがっ
て、異なる帯域で利得損失を生じさせることなく共用す
ることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルを伝
送路とするCATVシステムに用いて好適なチルト回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、同軸ケーブルを伝送路とした
都市型CATVシステムが実用化されており、その部分
構成を図3に示す。この図において、TBAは幹線分岐
増幅器であり、幹線となる同軸ケーブルMCの減衰量を
補償する利得特性を備える。幹線分岐増幅器TBAで
は、前段から供給される高周波信号であるCATV信号
に対してケーブル損失を補償するよう増幅してCATV
信号を次段側へ出力する一方、分岐出力する。
【0003】10−1〜10−3は、分岐線となる同軸
ケーブルBCにカスケード接続されるチルト回路であ
る。EAはチルト回路10−1〜10−3によってフラ
ットな周波数特性に変換され、かつ、適正な入力レベル
に調整されたCATV信号をフラット増幅して加入者宅
側へ供給する延長増幅器である。
【0004】チルト回路10は、図4に示すように、コ
イルL1およびコンデンサC1からなる直列共振回路部
と、コイルL2およびコンデンサC2からなる並列共振回
路部と、抵抗R1,R2,R3の基準減衰値設定回路とか
ら構成される減衰器であり、スライドスイッチSSのオ
ン操作に応じて同軸ケーブルBCに介装される。
【0005】このような構成によるチルト回路10は、
CATV信号の伝送帯域における最高周波数(450M
Hz)を共振点とし、この450MHzを基準に、周波
数が下がるに連れて減衰量が大きくなる特性、つまり同
軸ケーブルBCにおける伝送信号の減衰特性の傾きとは
逆の特性(チルト特性)となるよう回路定数が定められ
ている。また、各チルト回路10−1〜10−3は、そ
れぞれ共振点450MHzを基準としてチルト特性の傾
きが異なるものである。
【0006】こうしたチルト回路10を同軸ケーブルB
Cに介装する必要性について図5を参照して説明する。
幹線分岐増幅器TBAから分岐出力されるCATV信号
は、利得特性GC1で示すように、伝送帯域(70MH
z〜450MHz)にわたってフラットな周波数特性と
されている。これに対し、幹線分岐増幅器TBAの分岐
出力端と延長増幅器EAの入力端とを接続する同軸ケー
ブルBC(図3参照)は、周波数が上がるに連れて減衰
量が大きくなる減衰特性LC1を持つ。
【0007】したがって、同軸ケーブルBCを通過した
CATV信号は、この減衰特性LC1に対応した利得特
性GC2のCATV信号が延長増幅器EAに入力されて
る。そうすると、延長増幅器EAでは、周波数特性を持
たないフラット増幅を行うため、利得特性GC2のCA
TV信号をそのまま増幅出力してしまい、これにより低
チャンネル側と高チャンネル側とで信号レベルが不揃い
となり、チャンネル間歪みが生じて画質劣化を招く要因
となる。
【0008】その為、同軸ケーブルBCの減衰特性LC
1の傾きとは逆の減衰特性LC2を有するチルト回路1
0を同軸ケーブルBCに介装することによって伝送補償
がなされ、延長増幅器EAの増幅回路に入力されるCA
TV信号の利得特性をフラットな特性GC3に補正する
訳である。
【0009】このチルト特性LC2を得るため、チルト
回路10の抵抗R1,R2,R3で基準となる周波数(例
えば70MHz)における基準減衰量を設定し、コイル
1およびコンデンサC1の共振回路で450MHzを共
振点とし、450MHzのCATV信号においては抵抗
1,R2,R3の減衰回路を介さずに、そのまま通過さ
せるように設定し、コイルL2およびコンデンサC2の共
振回路で70MHz〜450MHz内の伝送信号を周波
数に応じて所定量損失させるように設定したことで、こ
のCATV信号の通過と損失の作用の組合せでチルト特
性LC2を得ている。
【0010】このようなCATVシステムにおいては、
同軸ケーブルBCの長さによって延長増幅器EAに入力
する伝送特性GC2は異なるため、チルト特性の傾きが
異なる複数種のチルト回路が用意されている。チルト回
路10−1〜10−3はそれぞれユニット化されてお
り、各ユニットには、対応伝送帯域と基準減衰値(基準
減衰周波数における減衰量)が記載されている。例えば
450MHz対応で1dBのチルト回路とは、450M
Hzを共振点とし、周波数が小さくなるにつれ減衰量が
増加して、70MHzにおいて1dBの減衰量を持つチ
ルト回路となる。このようなチルト回路が、例えば1d
B〜10dB程度と多数用意されている。
【0011】図5において、利得特性GC2をフラット
な利得特性GC3にする場合には、70MHzと450
MHzの利得差がadBであることから、450MHz
対応でadBのチルト回路を延長増幅器EAに挿入すれ
ばよい。なお、adBのチルト回路がない場合は、複数
のチルト回路を使用し、合計でadBとしてチルト特性
LC2を得る。また、延長増幅器EAを設置する前に、
予め同軸ケーブルBCの長さが判っている場合は、計算
もしくは換算表から必要なチルト回路を選択して延長増
幅器EAに挿入している。なお、チルト回路10を用い
てレベル調整する技術については、例えば、特公平6−
103940号公報に開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CATVシ
ステムでは、これまで伝送帯域を70MHz〜450M
Hzとしていたが、多チャンネル化により伝送帯域を7
0MHz〜550MHzにする広帯域化が進められてい
る。このため、これら伝送帯域に個別に対応するようチ
ルト回路を多品種化しなければならないが、多品種化す
ればスケールメリットが生かせず、結果的に製品コスト
高を招いてしまう。
【0013】そこで、伝送帯域が70MHz〜550M
Hzの広帯域用のチルト回路を、70MHz〜450M
Hz帯のものにも共用すれば、多品種化の必要がなくな
り、製品コスト高を回避し得るものの、単に、広帯域用
のチルト回路を70MHz〜450MHz帯に流用した
だけでは、次のような問題が生じる。
【0014】図6に示すように、70MHz〜550M
Hz帯を使用するCATVシステムにおいて利得特性G
C4が延長増幅器EAに入力する場合、550MHzを
共振点とし、70MHzにおいてAdBの減衰量を持つ
チルト特性LC3となるチルト回路を挿入してフラット
な伝送特性GC6にして延長増幅器EAの増幅回路に入
力する。
【0015】しかし、70MHz〜450MHz帯を使
用する別のCATVシステムにおいて伝送特性GC5が
延長増幅器EAに入力される場合、70MHzと450
MHzとの利得の差がadBであることから、同様に7
0MHzでAdBの減衰量をもつチルト回路10を挿入
してフラットな伝送特性GC6にする必要があるが、チ
ルト回路の共用のため、前述の70MHz〜550MH
z帯でAdBのチルト特性LC3のチルト回路を挿入す
ると、共振点が450MHzでなく、550MHzの
為、伝送特性GC7となり、フラットな特性が得られ
ず、利得損失LOSSが発生する。
【0016】そこで本発明は、上述した事情に鑑みてな
されたもので、異なる帯域で利得損失を生じさせること
なく共用することができるチルト回路を提供することを
目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、高周波信号が同軸ケー
ブルを伝送した時のケーブル減衰特性による減衰を補償
するために挿入され、使用伝送帯域におけるケーブル減
衰特性とは逆の減衰特性を有するもので、使用伝送帯域
内の基準周波数における基準減衰量の値で種別されるチ
ルト回路において、入力信号の伝送帯域に対応して第1
の伝送帯域あるいは第2の伝送帯域のいずれかを選択す
る帯域選択手段と、この帯域選択手段が前記第1の伝送
帯域を選択した時には、当該第1の伝送帯域における予
め設定された基準減衰値で示された減衰特性を前記入力
信号に付与し、一方、前記第2の伝送帯域を選択した時
には、前記予め設定された基準減衰値で種別される当該
第2の伝送帯域における減衰特性を前記入力信号に付与
して伝送補償する伝送補償手段とを具備することを特徴
としている。
【0018】好ましい態様として、上記請求項1に従属
する請求項2に記載の発明によれば、前記伝送補償手段
は、前記第1および第2の伝送帯域に対応する共振回路
を備え、前記帯域選択手段の選択内容に応じて当該共振
回路の共振態様を異ならせることを特徴とする。
【0019】また、上記請求項1および2に従属する請
求項3に記載の発明によれば、前記帯域選択手段は、前
記入力信号の伝送帯域中に多重される搬送波の有無に応
じて前記第1および第2の伝送帯域のいずれか一方を選
択することを特徴とする。
【0020】請求項4に記載の発明では、高周波信号が
同軸ケーブルを伝送した時のケーブル減衰特性による減
衰を補償するために挿入され、使用伝送帯域におけるケ
ーブル減衰特性とは逆の減衰特性を有するもので、使用
伝送帯域内の基準周波数における基準減衰量の値で種別
されるチルト回路において、入力信号の伝送帯域に合致
する使用帯域を選択する帯域選択手段と、この帯域選択
手段によって選択された使用帯域における予め設定され
た固定の基準減衰値で示される減衰特性を前記入力信号
に付与して伝送補償する伝送補償手段とを具備すること
を特徴としている。
【0021】本発明では、帯域選択手段が伝送補償すべ
き伝送帯域を選択し、伝送補償手段が選択された伝送帯
域を伝送補償するので、異なる帯域で利得損失を生じさ
せることなく共用することが可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明によるチルト回路は、CA
TVシステムに用いられる各種増幅器やモニタ装置など
に適用され得る。以下、図面を参照し、本発明の実施の
形態であるチルト回路を実施例として説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例によるチルト回
路の構成を示す回路図であり、この図において、図4に
示した従来例と共通する回路要素には同一の符号を付
し、その説明を省略する。図1に示す実施例が図4の従
来例と異なる点は、帯域切替スイッチSELを設け、当
該スイッチSELの操作に応じて回路定数を異ならせ、
共振回路を「450MHz帯域用」と「550MHz帯
域用」とに切替え可能としたことにある。
【0024】すなわち、本実施例によるチルト回路は、
前述した従来例における抵抗R1とコイルL1の接続点に
コンデンサC3を挿入し、直列共振回路部のコイルL1
コンデンサC4を介してコイルL3を直列接続すると共
に、コイルL1、コンデンサC4の直列回路にダイオード
1を並列接続し、一方、並列共振回路部のコイルL 2に
コンデンサC5、コイルL4を直列接続すると共に、コン
デンサC5、コイルL 4にダイオードD2を並列接続した
ものである。そして、さらに、帯域切替スイッチSEL
の共通端子を、チョークコイルCHを介してコイルL3
とコンデンサC1との結合点に接続した構成としてい
る。なお、コンデンサC3,C4,C5は直流信号をカッ
トするためのものである。
【0025】上記構成において、帯域切替スイッチSE
Lが接地側(450MHz側)に設定されると、チョー
クコイルCHには電流が流れないので、直列共振回路部
ではコイルL1,L3およびコンデンサC1による直列共
振となり、一方、並列共振回路部ではコイルL2,L4
よびコンデンサC2による並列共振となる。
【0026】これに対し、帯域切替スイッチSELが正
電源電圧+Vcc側(550MHz側)に設定される
と、チョークコイルCHを介して直流電流が供給される
から、直流電流はコイルL3、ダイオードD1、抵抗
2、ダイオードD2、コイルL2の順に流れ、コイルL1
およびコイルL4にそれぞれ並列接続されるダイオード
1,D2が導通し、これによりコイルL1およびコイル
4が短絡状態になる。
【0027】コイルL1およびコイルL4が短絡状態にな
ると、直列共振回路部ではコイルL 3およびコンデンサ
1による直列共振となり、一方、並列共振回路部では
コイルL2およびコンデンサC2による並列共振となる。
つまり、コイルL1〜L4およびコンデンサC1,C2を適
切な回路定数にしておけば、帯域切替スイッチSELの
操作に応じてチルト回路の共振回路を「450MHz帯
域用」と「550MHz帯域用」とに切替えることが可
能になり、前途した各周波数毎のCATV信号の通過と
損失の量を変化させることができる。
【0028】したがって、こうしたチルト回路を伝送帯
域が70MHz〜550MHzのCATVシステムに用
いる場合には、帯域切替スイッチSELを正電源電圧+
Vcc側に設定する。そうすると、図2に図示される通
り、550MHzを共振点とし、ここでの減衰値を基準
に、周波数が下がるに連れて減衰量が大きくなる減衰特
性LC3となる。
【0029】一方、伝送帯域が70MHz〜450MH
zのCATVシステムに用いる場合、帯域切替スイッチ
SELを接地側に設定すると、図2に示す通り、450
MHzを共振点とし、ここでの減衰値を基準に、周波数
が下がるに連れて減衰量が大きくなる減衰特性LC4と
なる。
【0030】つまり、図2において、70MHz〜55
0MHz帯を使用しているCATVシステムにおいて伝
送特性GC4が延長増幅器EAに入力する場合、AdB
のチルト回路を使用し、帯域切替スイッチSELを55
0MHz側に設定して、550MHzを共振点とするチ
ルト特性LC3のチルト回路を挿入し、フラットな伝送
特性GC6とする。
【0031】一方、70MHz〜450MHz帯を使用
しているCATVシステムにおいて伝送特性GC5が延
長増幅器EAに入力する場合、同じくAdBのチルト回
路を使用し、帯域切替スイッチSELを450MHz側
に設定することで、共振点を450MHzに切替えて共
振回路の通過と損失の周波数特性を切り換えてチルト特
性LC4として挿入すれば、フラットな伝送特性GC7
にすることができる。
【0032】このように、本実施例によれば、帯域切替
スイッチSELの切替え操作に応じて回路定数が変化し
て共振回路を「450MHz帯域用」と「550MHz
帯域用」とに切替えることができるので、利得損失を生
じさせることなく、70MHz〜550MHz帯および
70MHz〜450MHz帯に同じadBのチルト回路
として共用することが可能になる。よって、異なる帯域
で共用可能としたことで、チルト回路を多品種化する必
要がなくなり、製品コスト低減にも寄与し得る。
【0033】なお、この実施例では、コイルに並列接続
させるダイオードを導通させて、そのコイルを短絡状態
としてインダクタンス成分を変化させているが、これに
限らず、上述したコンデンサC1,C2をバリキャップダ
イオード(可変容量ダイオード)の容量成分を電圧制御
する態様としても良い。
【0034】また、本実施例では、帯域切替スイッチS
ELを手動で切替える態様を例示したが、これに替え
て、例えば、451.25MHzのパイロット信号の有
無を検出し、そのパイロット信号を検出した時には伝送
帯域が70MHz〜450MHz帯であると見做して自
動的に回路定数を変化させるようにしても良い。なお、
ここで言うパイロット信号とは、CATV増幅器におい
て同軸ケーブルの温度変化による伝送損失の変動を補償
するAGC制御用の搬送波を指す。
【0035】なお、本実施例では、70MHz〜550
MHz帯と70MHz〜450MHz帯とに共用し得る
チルト回路を例示したが、伝送帯域はこれらに限定され
ず、多帯に共用するようにしても良い。その場合、基準
減衰値を固定値とし、各伝送帯域毎に共振点およびCA
TV信号の通過、損失特性を設定する構成とすれば良
い。この場合においては、パイロット信号も451.2
5MHzに限定されることなく、適宜、伝送帯域にあわ
せた周波数でよい。また、本実施例では、チルト回路を
延長増幅器EAに設ける構成にしたが、CATVシステ
ムに応じて他の種類の増幅器に設けてもよい。また、増
幅器内でなく、同軸ケーブルに直接接続しても良い。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、帯域選択手段が伝送補
償すべき伝送帯域を選択し、伝送補償手段で選択された
伝送帯域における予め設定された基準減衰量の値で示さ
れる減衰特性で伝送補償するから、異なる帯域で利得損
失を生じさせることなく共用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の構成を示す回路図であ
る。
【図2】同実施例による減衰特性を示す図である。
【図3】CATVシステムの部分構成を示すブロック図
である。
【図4】従来例によるチルト回路の構成を示す回路図で
ある。
【図5】従来例によるチルト回路の減衰特性を説明する
ための図である。
【図6】従来例によるチルト回路の減衰特性を説明する
ための図である。
【符号の説明】
10 チルト回路 SEL 帯域切替スイッチ(帯域選択手段) CH チョークコイル(帯域選択手段) R1〜R3 抵抗(伝送補償手段) L1〜L4 コイル(伝送補償手段) C1〜C2 コンデンサ(伝送補償手段) D1〜D2 ダイオード(帯域選択手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波信号が同軸ケーブルを伝送した時
    のケーブル減衰特性による減衰を補償するために挿入さ
    れ、使用伝送帯域におけるケーブル減衰特性とは逆の減
    衰特性を有するもので、使用伝送帯域内の基準周波数に
    おける基準減衰量の値で種別されるチルト回路におい
    て、 入力信号の伝送帯域に対応して第1の伝送帯域あるいは
    第2の伝送帯域のいずれかを選択する帯域選択手段と、 この帯域選択手段が前記第1の伝送帯域を選択した時に
    は、当該第1の伝送帯域における予め設定された基準減
    衰値で示された減衰特性を前記入力信号に付与し、 一方、前記第2の伝送帯域を選択した時には、前記予め
    設定された基準減衰値で種別される当該第2の伝送帯域
    における減衰特性を前記入力信号に付与して伝送補償す
    る伝送補償手段とを具備することを特徴とするチルト回
    路。
  2. 【請求項2】 前記伝送補償手段は、前記第1および第
    2の伝送帯域に対応する共振回路を備え、前記帯域選択
    手段の選択内容に応じて当該共振回路の共振態様を異な
    らせることを特徴とする請求項1記載のチルト回路。
  3. 【請求項3】 前記帯域選択手段は、前記入力信号の伝
    送帯域中に多重される搬送波の有無に応じて前記第1お
    よび第2の伝送帯域のいずれか一方を選択することを特
    徴とする請求項1、2記載のチルト回路。
  4. 【請求項4】 高周波信号が同軸ケーブルを伝送した時
    のケーブル減衰特性による減衰を補償するために挿入さ
    れ、使用伝送帯域におけるケーブル減衰特性とは逆の減
    衰特性を有するもので、使用伝送帯域内の基準周波数に
    おける基準減衰量の値で種別されるチルト回路におい
    て、 入力信号の伝送帯域に合致する使用帯域を選択する帯域
    選択手段と、 この帯域選択手段によって選択された使用帯域における
    予め設定された固定の基準減衰値で示される減衰特性を
    前記入力信号に付与して伝送補償する伝送補償手段とを
    具備することを特徴とするチルト回路。
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Cited By (4)

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