JPH1069994A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
- Publication number
- JPH1069994A JPH1069994A JP8226399A JP22639996A JPH1069994A JP H1069994 A JPH1069994 A JP H1069994A JP 8226399 A JP8226399 A JP 8226399A JP 22639996 A JP22639996 A JP 22639996A JP H1069994 A JPH1069994 A JP H1069994A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge lamp
- lamp lighting
- voltage
- lighting device
- transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】放電灯点灯装置の出力コネクタは接触不良にな
ると、ランプが不点灯になって高電圧を出力し続け感電
の危険性があったり、接触不良部で放電を生じ発煙発火
の危険性がある。 【解決手段】トランス4と負荷回路を含めた合成のイン
ピーダンス測定手段を設け、所定の周波数で測定する。
ると、ランプが不点灯になって高電圧を出力し続け感電
の危険性があったり、接触不良部で放電を生じ発煙発火
の危険性がある。 【解決手段】トランス4と負荷回路を含めた合成のイン
ピーダンス測定手段を設け、所定の周波数で測定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は出力が無負荷時に高
電圧を発生しない安全な放電灯点灯装置に関する。
電圧を発生しない安全な放電灯点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の発明は特願平7−86636号明細書に
記載のように、出力電流を出力電流検出器で検出し、初
段のDC/DCコンバータにフィードバックすることに
よって出力電流を一定値に制御する構成となっていた。
記載のように、出力電流を出力電流検出器で検出し、初
段のDC/DCコンバータにフィードバックすることに
よって出力電流を一定値に制御する構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、電
源電圧の変動があっても出力電流を一定に保つよう制御
されるため安定した出力電流が得られる。しかし、もし
放電灯点灯装置の出力が無負荷の場合、装置の出力には
電流が流れないため、初段のDC/DCコンバータは最
大電圧を発生し続ける。そのため、トランスの二次側に
冷陰極ランプの始動電圧が発生し続け感電の危険性があ
る。また放電灯点灯装置と放電灯との接続が不完全な場
合、接続の不完全な個所で放電を起こし発煙発火などの
危険な状態になる可能性がある。
源電圧の変動があっても出力電流を一定に保つよう制御
されるため安定した出力電流が得られる。しかし、もし
放電灯点灯装置の出力が無負荷の場合、装置の出力には
電流が流れないため、初段のDC/DCコンバータは最
大電圧を発生し続ける。そのため、トランスの二次側に
冷陰極ランプの始動電圧が発生し続け感電の危険性があ
る。また放電灯点灯装置と放電灯との接続が不完全な場
合、接続の不完全な個所で放電を起こし発煙発火などの
危険な状態になる可能性がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は放電灯点灯装置の動作開始前に放電灯点灯
装置と放電灯とが完全に接続されていることを自動的に
確認し、接続が不完全な場合は装置の動作を停止させる
構成とした。
め、本発明は放電灯点灯装置の動作開始前に放電灯点灯
装置と放電灯とが完全に接続されていることを自動的に
確認し、接続が不完全な場合は装置の動作を停止させる
構成とした。
【0005】放電灯点灯装置と放電灯とが完全に接続さ
れていることを確認するため、放電灯点灯装置の動作開
始前にトランスの一次側に所定の周波数の電流を流し、
トランスの一次側に発生する電圧を検出することによっ
てトランスの一次側のインピーダンスを検出する。
れていることを確認するため、放電灯点灯装置の動作開
始前にトランスの一次側に所定の周波数の電流を流し、
トランスの一次側に発生する電圧を検出することによっ
てトランスの一次側のインピーダンスを検出する。
【0006】前記電流の周波数は、放電灯が正常に放電
灯点灯装置に接続されている場合の、トランスの一次
側、共振コンデンサおよび二次側浮遊容量などを含んだ
共振系の並列共振周波数に選んでおく。並列共振周波数
に選んでおくことにより正常の時は、検出したインピー
ダンスは高い値を示す。しかし放電灯が正常に放電灯点
灯装置に接続されていない場合、上記並列共振条件から
外れるため、検出したインピーダンス値は低下する。し
たがって、放電灯点灯装置を動作させる前に放電灯が正
常に放電灯点灯装置に接続されているかどうかを検知す
ることができる。
灯点灯装置に接続されている場合の、トランスの一次
側、共振コンデンサおよび二次側浮遊容量などを含んだ
共振系の並列共振周波数に選んでおく。並列共振周波数
に選んでおくことにより正常の時は、検出したインピー
ダンスは高い値を示す。しかし放電灯が正常に放電灯点
灯装置に接続されていない場合、上記並列共振条件から
外れるため、検出したインピーダンス値は低下する。し
たがって、放電灯点灯装置を動作させる前に放電灯が正
常に放電灯点灯装置に接続されているかどうかを検知す
ることができる。
【0007】また、上記電流と電圧の位相差を検出して
も同様の効果が得られる。
も同様の効果が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例の放電灯
点灯装置の回路図である。図1で1は直流電源、2はチ
ョークコイル、3は共振コンデンサ、4はトランス、5
および6は発振トランジスタ、7はバラストコンデン
サ、8は出力コネクタ、9は冷陰極ランプ、10は冷陰
極ランプ9に近接して設置される導体、11は発振トラ
ンジスタのベース抵抗、12はトランジスタ、13およ
び20はスイッチ、14および21はインバータ、15
は遅延回路、16は電圧比較器、17はラッチ回路、1
8は交流電流源、19は交流電圧検出器を示す。
点灯装置の回路図である。図1で1は直流電源、2はチ
ョークコイル、3は共振コンデンサ、4はトランス、5
および6は発振トランジスタ、7はバラストコンデン
サ、8は出力コネクタ、9は冷陰極ランプ、10は冷陰
極ランプ9に近接して設置される導体、11は発振トラ
ンジスタのベース抵抗、12はトランジスタ、13およ
び20はスイッチ、14および21はインバータ、15
は遅延回路、16は電圧比較器、17はラッチ回路、1
8は交流電流源、19は交流電圧検出器を示す。
【0009】放電灯点灯装置の正常時の動作についてま
ず説明を行う。正常時はトランジスタ12はオン、スイ
ッチ13は開、スイッチ20は閉の状態にしておく。直
流電源1が投入されるとトランジスタ5にベース抵抗1
1を介してベース電流が流れる。トランス4の一次側巻
線中点にはチョークコイル2を介して直流電源1の直流
電圧が入力され、トランジスタ5側の一次巻線に電流が
流れる。それと同時に共振コンデンサ3ともう一方の一
次巻線にも電流が流れトランス4の一次側と共振コンデ
ンサ3の間で共振が生じ、共振電圧がトランス4のベー
ス巻線でトランジスタ5および6に帰還される。その結
果トランジスタ5および6が交互にオン/オフを繰り返
し発振を継続する。
ず説明を行う。正常時はトランジスタ12はオン、スイ
ッチ13は開、スイッチ20は閉の状態にしておく。直
流電源1が投入されるとトランジスタ5にベース抵抗1
1を介してベース電流が流れる。トランス4の一次側巻
線中点にはチョークコイル2を介して直流電源1の直流
電圧が入力され、トランジスタ5側の一次巻線に電流が
流れる。それと同時に共振コンデンサ3ともう一方の一
次巻線にも電流が流れトランス4の一次側と共振コンデ
ンサ3の間で共振が生じ、共振電圧がトランス4のベー
ス巻線でトランジスタ5および6に帰還される。その結
果トランジスタ5および6が交互にオン/オフを繰り返
し発振を継続する。
【0010】トランス4の一次側と共振コンデンサ3の
間で共振することによりトランス4の二次側にトランス
4の一次側と二次側の巻数比に応じた電圧の交流電圧が
発生し、バラストコンデンサ7及び出力コネクタ8を介
して冷陰極ランプ9に交流の高電圧が印加される。その
結果、冷陰極ランプ9は点灯し、バラストコンデンサ7
のインピーダンスに応じた電流で安定点灯する。
間で共振することによりトランス4の二次側にトランス
4の一次側と二次側の巻数比に応じた電圧の交流電圧が
発生し、バラストコンデンサ7及び出力コネクタ8を介
して冷陰極ランプ9に交流の高電圧が印加される。その
結果、冷陰極ランプ9は点灯し、バラストコンデンサ7
のインピーダンスに応じた電流で安定点灯する。
【0011】ところで、放電灯点灯装置と冷陰極ランプ
9とが正しく接続されているときのトランス4の一次側
から測定したランプを点灯させていない時の周波数−イ
ンピーダンス特性を図2の実線に示す。周波数fcでピ
ークを持つ特性となる。これはトランスのインダクタン
スとトランス巻線自身の浮遊容量や冷陰極ランプ9の配
線の浮遊容量などの浮遊容量との並列共振周波数であ
る。
9とが正しく接続されているときのトランス4の一次側
から測定したランプを点灯させていない時の周波数−イ
ンピーダンス特性を図2の実線に示す。周波数fcでピ
ークを持つ特性となる。これはトランスのインダクタン
スとトランス巻線自身の浮遊容量や冷陰極ランプ9の配
線の浮遊容量などの浮遊容量との並列共振周波数であ
る。
【0012】もしも、出力コネクタ8に接触不良を生じ
ていると、配線浮遊容量が小さくなるため周波数−イン
ピーダンス特性のピークは図2の破線で示すように高周
波側にずれる。そのため周波数fcで測定したインピー
ダンスは低下することになる。ランプを点灯させてしま
うと出力コネクタ8の接触不良部が導通してしまい、こ
のような特性ずれを観測することができない。
ていると、配線浮遊容量が小さくなるため周波数−イン
ピーダンス特性のピークは図2の破線で示すように高周
波側にずれる。そのため周波数fcで測定したインピー
ダンスは低下することになる。ランプを点灯させてしま
うと出力コネクタ8の接触不良部が導通してしまい、こ
のような特性ずれを観測することができない。
【0013】そこで、直流電源1の投入後一定時間経過
するまで遅延回路15の出力信号によりトランジスタ6
をオン、スイッチ13を閉、これをインバータ14およ
び21で反転してトランジスタ12をオフ、スイッチ2
0を開の状態にしておく。この状態で周波数fcの交流
電流源からトランス4の一次巻線に電流を流し、一次巻
線の両端に発生する電圧を交流電圧検出器19で検出す
る。これにより周波数fcのときのトランス4の一次側
からみたトランスと負荷回路の合成インピーダンスを検
出する。
するまで遅延回路15の出力信号によりトランジスタ6
をオン、スイッチ13を閉、これをインバータ14およ
び21で反転してトランジスタ12をオフ、スイッチ2
0を開の状態にしておく。この状態で周波数fcの交流
電流源からトランス4の一次巻線に電流を流し、一次巻
線の両端に発生する電圧を交流電圧検出器19で検出す
る。これにより周波数fcのときのトランス4の一次側
からみたトランスと負荷回路の合成インピーダンスを検
出する。
【0014】交流電圧検出器19の検出結果を電圧比較
器16に入力し所定のインピーダンス以下の時はロー、
所定のインピーダンス以上の時はハイの電圧を出力す
る。一定時間以上経過して遅延回路15の状態が反転す
るとラッチ回路17は電圧比較器16の出力状態をラッ
チし固定する。
器16に入力し所定のインピーダンス以下の時はロー、
所定のインピーダンス以上の時はハイの電圧を出力す
る。一定時間以上経過して遅延回路15の状態が反転す
るとラッチ回路17は電圧比較器16の出力状態をラッ
チし固定する。
【0015】以上のようにして出力コネクタ8の接触不
良を検出し、接触不良の場合はトランジスタ12をオフ
のままで保つことにより放電灯点灯回路が動作開始しな
いようにし、高い安全性を実現するものである。
良を検出し、接触不良の場合はトランジスタ12をオフ
のままで保つことにより放電灯点灯回路が動作開始しな
いようにし、高い安全性を実現するものである。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、安全性の高い放電灯点
灯装置を実現することができる。
灯装置を実現することができる。
【図1】本発明の1実施例の回路図。
【図2】本発明の1実施例の説明図。
4…トランス、9…放電灯、18…交流電流源、19…
交流電圧検出器。
交流電圧検出器。
Claims (3)
- 【請求項1】直流電源から供給される直流電圧を交流電
圧に変換しトランスを介して放電灯に前記交流電圧を供
給する放電灯点灯装置において、所定の周波数のインピ
ーダンス検出手段を具備し、前記放電灯点灯装置の動作
開始前の前記トランスの一次側インピーダンスが所定の
値以下の時、動作を開始しないことを特徴とする放電灯
点灯装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記インピーダンス検
出手段の周波数は、正常に放電灯が前記放電灯点灯装置
に接続されている時のトランスの一次側からみたトラン
スと負荷回路の合成の共振周波数である放電灯点灯装
置。 - 【請求項3】直流電源から供給される直流電圧を交流電
圧に変換し昇圧トランスを介して放電灯に前記交流電圧
を供給する放電灯点灯装置において、所定の周波数の位
相検出手段を具備し、前記放電灯点灯装置の動作開始前
の前記昇圧トランスの位相差が所定の値以下の時、動作
を開始しないことを特徴とする放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8226399A JPH1069994A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8226399A JPH1069994A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 放電灯点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1069994A true JPH1069994A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16844523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8226399A Pending JPH1069994A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1069994A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008186635A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯器具 |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP8226399A patent/JPH1069994A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008186635A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯器具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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