JPH106941A - 足踏み式パーキングブレーキ装置 - Google Patents

足踏み式パーキングブレーキ装置

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JPH106941A
JPH106941A JP16219096A JP16219096A JPH106941A JP H106941 A JPH106941 A JP H106941A JP 16219096 A JP16219096 A JP 16219096A JP 16219096 A JP16219096 A JP 16219096A JP H106941 A JPH106941 A JP H106941A
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JP
Japan
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fluid chamber
flange
flow path
foot lever
foot
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JP16219096A
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Satoru Masuda
覚 増田
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Otsuka Koki Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】足踏みレバーが戻る際の反動を緩衝し、衝撃を
少なくする。 【解決手段】足踏みレバー12を踏み込むときは、シー
ルリング69が第1フランジ63側に寄って第1流路S
1の流路口の一部分を塞ぎ、流体が第1流路S1を通過
する際の抵抗を少なくし、足踏みレバー12が戻るとき
は、シールリング69が第2フランジ64側に寄って第
2流路S2の流路口の大部分を塞ぎ、流体が第2流路S
2を通過する際の抵抗を大きくしたので、足踏みレバー
12の戻り力を減衰させて、足踏みレバー12が戻る際
の反動を緩衝し、衝撃を少なくすることができ、各部の
衝撃荷重が極めて小さくなり、例えば、強度上で有利と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の床近傍に
設けられ、ブレーキ力を発生させて係止される足踏みレ
バーと該足踏みレバーの係止を解除する解除ノブとを有
する足踏み式パーキングブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】足踏み式パーキングブレーキ装置は、足
踏みレバーを足で踏み付け、その踏力によりブレーキ力
を発生させ、適宜な位置で足踏みレバーを停止して係止
し、持続的に自動車を制動するものであり、制動解除す
るときは解除ノブを操作し、足踏みレバーの係止を解除
して行なうものが一般的である。従来の足踏み式パーキ
ングブレーキ装置では、係止解除されて足踏みレバーが
復帰する際、復帰ばねと制動部からの反発力とが重なっ
て戻り力になり、反動が大きいものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の足踏み式パーキングブレーキ装置では、足踏
みレバーが復帰する際大きな衝撃を生じて各部に打撃を
与え、耐久性を増すために各部の強度を上げる必要があ
るため装置が大型化したりコストアップし、また足踏み
レバーに付着していた泥等が車室内に飛散して不快感を
与えたりするという問題点があった。本発明は、このよ
うな従来の問題点に着目してなされたもので、衝撃部材
を設け、足踏みレバーが戻る際に、シールリングが第2
フランジ側に寄って、流体がシリンダの第1流体室から
第2流路を介して第2流体室へ流入するときに大きな抵
抗が生じるようにして、足踏みレバーが戻る際の衝撃力
を吸収して、上記問題点を解決し、また、第2流路を、
第2フランジの周縁に形成された切欠と、シリンダの内
壁との間の隙間で構成し、足踏みレバーが戻る際に、第
2流路の流路口がシールリングによってその大部分を塞
がれるようにして、同じく、足踏みレバーが戻る際の衝
撃力を吸収して、上記問題点を解決した足踏み式パーキ
ングブレーキ装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項に記載され
た事項に存する。 1 自動車の床近傍に設けられ、ブレーキ力を発生させ
て係止される足踏みレバー(12)と該足踏みレバー
(12)の係止を解除する解除ノブとを有する足踏み式
パーキングブレーキ装置において、前記足踏みレバー
(12)の係止解除時に生ずる反動を減ずる緩衝部材
(20)を該足踏みレバー(12)と非動作部位との間
に架設し、前記緩衝部材(20)を、前記足踏みレバー
(12)と非動作部位とのいずれか一方に連結されるシ
リンダ(30)と、他方に連結され該シリンダ(30)
に出入するロッド(50)および該ロッド(50)の先
端に設けられ前記シリンダ(30)内で摺動するピスト
ン本体(60)より成るピストン(40)とにより構成
し、該ピストン本体(60)は、シリンダ(30)の内
部を第1流体室(37)と第2流体室(38)とに仕切
っていて、前記第1流体室(37)側に第1フランジ
(63)、前記第2流体室(38)側に第2フランジ
(64)、および第1フランジ(63)と前記第2フラ
ンジ(64)との間にリング状溝部(65)をそれぞれ
形成して成り、第1フランジ(63)側に前記第1流体
室(37)と前記リング状溝部(65)の外周空間(6
6)とに連通する第1流路(S1)を形成する一方、前
記第2フランジ(64)側に前記第2流体室(38)と
前記リング状溝部(65)の外周空間(66)とに連通
する第2流路(S2)を形成し、該リング状溝部(6
5)に、前記足踏みレバー(12)を踏み込む際に前記
第1フランジ(63)側に寄って第1流路(S1)の流
路口の一部分だけを塞いだ状態になって、流体が第2流
体室(38)から第1流体室(37)へ流入するときの
大きな抵抗にならない踏込み時位置と、前記足踏みレバ
ー(12)を戻す際に第1流体室(37)の流体を圧縮
すると前記第2フランジ(64)側に寄って第2流路
(S2)の流路口の大部分を塞いだ状態になって、流体
が第1流体室(37)から第2流体室(38)へ流入す
るときの大きな抵抗になり、前記足踏みレバー(12)
の戻り力を減衰させる戻し時位置とにシールリング(6
9)を移動可能に嵌合したことを特徴とする足踏み式パ
ーキングブレーキ装置。
【0005】2 自動車の床近傍に設けられ、ブレーキ
力を発生させて係止される足踏みレバー(12)と該足
踏みレバー(12)の係止を解除する解除ノブとを有す
る足踏み式パーキングブレーキ装置において、前記足踏
みレバー(12)の係止解除時に生ずる反動を減ずる緩
衝部材(20)を該足踏みレバー(12)と非動作部位
との間に架設し、前記緩衝部材(20)を、前記足踏み
レバー(12)と非動作部位とのいずれか一方に連結さ
れるシリンダ(30)と、他方に連結され該シリンダ
(30)に出入するロッド(50)および該ロッド(5
0)の先端に設けられ前記シリンダ(30)内で摺動す
るピストン本体(60)より成るピストン(40)とに
より構成し、該ピストン本体(60)は、シリンダ(3
0)の内部を第1流体室(37)と第2流体室(38)
とに仕切っていて、前記第1流体室(37)側に第1フ
ランジ(63)、前記第2流体室(38)側に第2フラ
ンジ(64)、および第1フランジ(63)と前記第2
フランジ(64)との間にリング状溝部(65)をそれ
ぞれ形成して成り、第1フランジ(63)側に前記第1
流体室(37)と前記リング状溝部(65)の外周空間
(66)とに連通する第1流路(S1)を形成する一
方、前記第2フランジ(64)側に前記第2流体室(3
8)と前記リング状溝部(65)の外周空間(66)と
に連通する第2流路(S2)を形成し、該リング状溝部
(65)に、前記足踏みレバー(12)を踏み込む際に
前記第1フランジ(63)側に寄って、流体が第2流体
室(38)から前記第1流路(S1)を通って第1流体
室(37)へ流入するときの大きな抵抗にならない踏込
み時位置と、前記足踏みレバー(12)を戻す際に前記
第2フランジ(64)側に寄って、流体が第1流体室
(37)から前記第2流路(S2)を通って第2流体室
(38)へ流入するときの大きな抵抗になり、前記足踏
みレバー(12)の戻り力を減衰させる戻し時位置とに
シールリング(69)を移動可能に嵌合したことを特徴
とする足踏み式パーキングブレーキ装置。
【0006】3 前記第1流路(S1)は、第1フラン
ジ(63)の周縁部に多数穿設された挿通孔により構成
されるものであって、前記各挿通孔は、前記シールリン
グ(69)によってはその大部分を塞ぎ不能に配され、
前記第2流路(S2)は、第2フランジ(64)の周縁
に形成された切欠と、シリンダ(30)の内壁との間の
隙間であって、前記第2流路(S2)の流路口は、前記
シールリング(69)によってその大部分を塞ぎ可能に
配されていることを特徴とする1または2項記載の足踏
み式パーキングブレーキ装置。
【0007】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。1項記載の足踏み式パーキングブレー
キ装置では、緩衝部材(20)においてピストン本体
(60)がシリンダ(30)内を摺動する際、足踏みレ
バー(12)を踏み込むときは、シールリング(69)
が第1フランジ(63)側に寄って第1流路(S1)の
流路口の一部分を塞ぎ、流体が第1流路(S1)を通過
する際の抵抗が少なく、足踏みレバー(12)が復帰す
るときは、シールリング(69)が第2フランジ(6
4)側に寄って第2流路(S2)の流路口の大部分を塞
ぎ、流体が第2流路(S2)を通過する際の抵抗が大き
くなり、足踏みレバー(12)の戻り力が大幅に減衰さ
れ、足踏みレバー(12)の復帰時に反動を効果的に緩
衝することができる。
【0008】2項記載の足踏み式パーキングブレーキ装
置では、同じく、足踏みレバー(12)が復帰するとき
は、シールリング(69)が第2フランジ(64)側に
寄って、流体が第2流路(S2)を通過する際の抵抗が
大きくなり、足踏みレバー(12)の戻り力が大幅に減
衰され、足踏みレバー(12)の復帰時に反動を効果的
に緩衝することができる。
【0009】3項記載の足踏み式パーキングブレーキ装
置では、第1流路(S1)は、第1フランジ(63)の
周縁部に多数穿設された挿通孔により構成されるもので
あって、前記各挿通孔は、前記シールリング(69)に
よってはその大部分を塞ぎ不能に配され、前記第2流路
(S2)は、第2フランジ(64)の周縁に形成された
切欠と、シリンダ(30)の内壁との間の隙間であっ
て、前記第2流路(S2)の流路口は、前記シールリン
グ(69)によってその大部分を塞ぎ可能に配されてい
るので、足踏みレバー(12)が復帰するときは、シー
ルリング(69)が第2フランジ(64)側に寄って、
第2流路(S2)の流路口がシールリング(69)によ
ってその大部分を塞ぎ、流体が第2流路(S2)を通過
する際の抵抗が大きくなり、足踏みレバー(12)の戻
り力が大幅に減衰され、足踏みレバー(12)の復帰時
に反動を効果的に緩衝することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。図2および図3に示すように、パ
ーキングブレーキ装置10はダッシュパネル等車体Aに
固定されるハウジング11に足踏みレバー12が枢着さ
れ、この足踏みレバー12に連動するセクタ13を係止
するストッパレバー14が同じくハウジング11に枢着
され、ストッパレバー14を係脱操作する解除レバー1
5がハウジング11に摺動可能に支持され、ストッパレ
バー14の先端には図略した解除ノブが固設されてい
る。
【0011】足踏みレバー12はばね12aにて図2に
おいて反時計方向に付勢され、基端部12bにケーブル
Bが連結され、先端部には踏板12cが装着されてい
る。ストッパレバー14の係止爪14aはセクタ13の
歯13aに係脱可能でかつばね13bにより係合方向に
付勢され、ストッパレバー14の解除端14bには解除
レバー15の先端部15aが解除方向から係合可能に配
置され、解除レバー15は常時はばね15bで非係合方
向に付勢されている。足踏みレバー12のアーム部12
dと非動作部位であるハウジング11の基部との間には
緩衝部材20が架設されている。
【0012】緩衝部材20は、図1および図4〜図13
に示すように、密閉されたシリンダ30と、このシリン
ダ30から出入するロッド50およびロッド50の先端
に設けられシリンダ30内で摺動するピストン本体60
より成るピストン40とにより構成されている。シリン
ダ30の筒部31の一端を閉止して連結ブロック32が
固結され、連結ブロック32には連結部33が形成さ
れ、Oリング32aを介してその基部がかしめ固定され
ている。図5および図6に示すように、連結部33は、
連結リングであってもよい。
【0013】筒部31の他端には挿通口が開設され、該
挿通口からピストン40のロッド50が出没可能に構成
されている。ロッド50が挿通口から突出する側の一方
の端部には連結部51が形成されており、他方の端部に
はピストン本体60を構成する押動部材62が形成され
ている。図1および図4、図5、図14に示すように、
ピストン本体60の押動部材62はシリンダ30の内部
を第1流体室37と第2流体室38とに仕切っており、
押動部材62はロッド50の軸方向に多少摺動可能に嵌
合するとともに、第2流体室38側に第2フランジ6
4、その反対の第1流体室37側に第1フランジ63、
第1フランジ63と第2フランジ64との間にはリング
状溝部65が形成されて成る。
【0014】図10〜図14に示すように、第2フラン
ジ64の周縁にはV字形状の切欠が形成され、該切欠と
筒部31の内壁との間には隙間が形成され、該隙間が、
第2流体室38とリング状溝部65の外周空間66とを
連通する第2流路S2を構成している。第2流路S2の
切欠の溝は、後記シールリング69で塞がれる程度に浅
く成っている。第1フランジ63には第1流体室37と
リング状溝部65の外周空間66とを連通する第1流路
S1が形成されている。第1流路S1は、第1フランジ
63の周縁部に多数穿設された挿通孔により構成されて
いる。第1流路S1を構成する各挿通孔は、図15およ
び図16に示すように後記シールリング69で部分的に
塞がれるように配置されている。第1流路S1は、挿通
孔に限らず、例えば第1フランジ63の外周縁に切欠を
複数カ所形成して成るものでもよい。
【0015】リング状溝部65には、Oリングであるシ
ールリング69が嵌め込まれており、シールリング69
は、ピストン本体60の移動方向に応じて相対的に反転
し、第1流路S1の流路口と第2流路S2の流路口とに
それぞれ近接するようリング状溝部65内に嵌合されて
いる。そして、緩衝部材20の連結リング33はハウジ
ング11の基部に連結され、連結部51はアーム部12
dの中間部に連結されている。
【0016】次に作用を説明する。図2および図5に示
すように、足踏みレバー12が非制動状態にあるとき、
ロッド50はシリンダ30に没入しており、第1流体室
37の体積は小さく第2流体室38の体積は大きい状態
になっている。踏板12cを踏むと、ロッド50が押し
込まれ、ピストン本体60は挿通口側へ移動する。
【0017】すると、図5に示すように、シールリング
69は筒部31の内壁に摺接して止まろうとするのに対
して押動部材62は移動しようとするので、シールリン
グ69は第1フランジ63側に反転し、第1流路S1の
流路口に近接する。このとき、シールリング69は第1
流路S1の流路口の一部分を塞ぐだけで、第1流路S1
の流路口の大部分は塞がれないで流体は大きな抵抗なく
挿通可能である。したがって、第2流体室38の流体は
主として第2流路S2,外周空間66,第1流路S1を
通って、第1流体室37に移動する。第2流路S2,第
1流路S1における流れ抵抗は小さく、ピストン本体6
0は容易に移動することができ、足踏みレバー12は容
易に踏み込まれて図2において二点鎖線に示す位置で停
止され、緩衝部材20は図5において想像線で示した状
態になる。
【0018】足踏みレバー12の回動に従いセクタ13
も回動し、ストッパレバー14の係止爪14aはセクタ
13の歯13aを乗り越えるがセクタ13が戻ろうとす
るときは係止されるので、前記のように停止される。ま
た、足踏みレバー12の基端部12bによりケーブルB
が引かれ、車輪が制動される。制動を解除するときは解
除レバー15の解除ノブを操作する。それにより、先端
部15aにより解除端14bが押され、ストッパレバー
14の係止爪14aがセクタ13の歯13aを開放する
ので、足踏みレバー12はばね12aの弾撥力とケーブ
ルBの反力により図2において反時計方向に回動する。
【0019】足踏みレバー12が反時計方向に回動する
間に、ピストン本体60は図5において想像線で示す状
態から右方向に移動する。このとき、ピストン40内の
シールリング69の動きは、ピストン本体60に単に従
動しているように見えるが、微視的には、次のようなも
のであると思われる。
【0020】すなわち、ピストン本体60が図5におい
て右方向に移動していき、第1流体室37が狭くなって
第1流体室37内の空気圧が高くなると、シールリング
69は、第2流路S2の流路口側へ寄って第2流路S2
の流路口の大部分を塞いだ状態になり、第1流体室37
内の圧縮された空気が、ピストン本体60を逆方向であ
る左方向へ押し戻そうとする。一方、第1流体室37の
空気圧が下がると、シールリング69は第2流路S2の
流路口から離れて第2流路S2の流路口を開いた状態に
なり、第1流体室37内の空気が第2流路S2の流路口
を通って第2流体室38に流入し、ピストン本体60が
図5において右方向へ再び移動可能になる。
【0021】このように、シールリング69は、第2流
路S2の流路口の大部分を塞いだ状態と第2流路S2の
流路口を開いた状態とを断続的に繰り返すようになり、
シールリング69によって断続的に行なわれる第2流路
S2の流路口の開閉により、ピストン本体60が断続的
に右方向へ移動可能になる。
【0022】また、シールリング69は、図14に示す
ように、摺動抵抗により残ろうとし、それに対して押動
部材62は移動しようとし、シールリング69は第2フ
ランジ64側に反転し、筒部31の内壁と第2フランジ
64の切欠との間の第2流路S2の流路口に近接する。
このとき、第1流体室37は圧縮されその圧力により、
シールリング69は図15に示す状態から図16に示す
状態になり第2流路S2の流路口の大部分を塞ぐ。した
がって、流体は第1流路S1,第1流路S1から外周空
間66に入り、第2流体室38に流入しようとするが、
第2流路S2の流路口はシールリング69で大部分が塞
がれているので、流れ抵抗が大きく、この抵抗とシール
リング69の摺動抵抗とが共働することによっても、ば
ね12aの弾撥力とケーブルBの反力が緩衝される。
【0023】足踏みレバー12が原状態に復帰するまで
解除ノブにより解除レバー15を引いておく、その間、
ストッパレバー14の係止爪14aとセクタ13のばね
13bとの係合は解除されている。解除ノブを離すと、
ばね15bの弾撥力により解除レバー15は復帰し、ば
ね13bの弾撥力によりストッパレバー14は復帰し、
係止爪14aはセクタ13の歯13aを係止可能にな
る。ケーブルBは緩められるので制動は解除される。
【0024】前記本実施の形態においては、足踏みレバ
ー12の戻り力を減衰させるための力を調整するには、
第2流路S2の開口面積を増減して行なう。また、戻り
力が減衰されて足踏みレバー12が原位置に戻るまでの
時間調整は、第2流路S2の流路口がシールリング69
で塞がれた際に、図15に示すように、塞がれていない
第2流路S2の開口部分の幅Lを広狭させて行なう。
【0025】なお、前記本実施の形態では、特に示して
いないが、シリンダ30の筒部31を密閉すれば、第1
流体室37の圧縮と第2流体室38の膨張による真空化
とが緩衝作用を助長することができる。また、緩衝部材
20において抵抗を発生する流体として空気を用いたの
で、多少のシール不良があっても油漏れすることがない
という利点がある。また、足踏みレバー12の戻し時
に、緩衝部材20のロッド50がシリンダ40に没入す
るものを示したが、逆の態様、すなわち、足踏みレバー
12の戻し時に、緩衝部材20のロッド50がシリンダ
40から突出するものであってもよく、その際には、シ
ールリング69が第1フランジ63側に寄ったときにシ
ールリング69が第1流路の流路口の大部分を塞ぎ、流
体を流れにくくして、緩衝作用を発揮するようにすれば
よい。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る足踏み式パーキングブレー
キ装置によれば、足踏みレバーを踏み込むときは、シー
ルリングが第1フランジ側に寄って第1流路の流路口の
一部分を塞ぎ、流体が第1流路を通過する際の抵抗を少
なくし、足踏みレバーが戻るときは、シールリングが第
2フランジ側に寄って第2流路の流路口の大部分を塞
ぎ、流体が第2流路を通過する際の抵抗を大きくしたの
で、足踏みレバーの戻り力を減衰させて、足踏みレバー
が戻る際の反動を緩衝し、衝撃を少なくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す緩衝部材の分解斜
視図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す足踏み式パーキン
グブレーキ装置の正面図である。
【図3】図2のIII 矢視図である。
【図4】本発明の一実施の形態を示す緩衝部材の正面図
である。
【図5】本発明の一実施の形態を示す緩衝部材の正面図
である。
【図6】本発明の一実施の形態を示すシリンダの正面図
である。
【図7】本発明の一実施の形態を示すロッドの正面図で
ある。
【図8】本発明の一実施の形態を示すロッドの側面図で
ある。
【図9】本発明の一実施の形態を示すロッドの側面図で
ある。
【図10】図7のX−X線断面図である。
【図11】図7のXI−XI線断面図である。
【図12】本発明の一実施の形態を示すロッドの平面図
である。
【図13】図12のXIII-XIII 線断面図である。
【図14】本発明の一実施の形態を示す緩衝部材の作用
説明図である。
【図15】本発明の一実施の形態を示す緩衝部材の作用
説明図である。
【図16】本発明の一実施の形態を示す緩衝部材の作用
説明図である。
【符号の説明】
S1…第1流路 S2…第2流路 10…パーキングブレーキ装置 12…足踏みレバー 15…解除レバー 20…緩衝部材 30…シリンダ 37…第1流体室 38…第2流体室 40…ピストン 50…ロッド 60…ピストン本体 63…第1フランジ 64…第2フランジ 65…リング状溝部 69…シールリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の床近傍に設けられ、ブレーキ力を
    発生させて係止される足踏みレバーと該足踏みレバーの
    係止を解除する解除ノブとを有する足踏み式パーキング
    ブレーキ装置において、 前記足踏みレバーの係止解除時に生ずる反動を減ずる緩
    衝部材を該足踏みレバーと非動作部位との間に架設し、 前記緩衝部材を、前記足踏みレバーと非動作部位とのい
    ずれか一方に連結されるシリンダと、他方に連結され該
    シリンダ部に出入するロッドおよび該ロッドの先端に設
    けられ前記シリンダ内で摺動するピストン本体より成る
    ピストンとにより構成し、 該ピストン本体は、シリンダの内部を第1流体室と第2
    流体室とに仕切っていて、前記第1流体室側に第1フラ
    ンジ、前記第2流体室側に第2フランジ、および前記第
    1フランジと前記第2フランジとの間にリング状溝部を
    それぞれ形成して成り、 前記第1フランジ側に前記第1流体室と前記リング状溝
    部の外周空間とに連通する第1流路を形成する一方、前
    記第2フランジ側に前記第2流体室と前記リング状溝部
    の外周空間とに連通する第2流路を形成し、 該リング状溝部に、前記足踏みレバーを踏み込む際に前
    記第1フランジ側に寄って第1流路の流路口の一部分だ
    けを塞いだ状態になって、流体が第2流体室から第1流
    体室へ流入するときの大きな抵抗にならない踏込み時位
    置と、前記足踏みレバーを戻す際に第1流体室の流体を
    圧縮すると前記第2フランジ側に寄って第2流路の流路
    口の大部分を塞いだ状態になって、流体が第1流体室か
    ら第2流体室へ流入するときの大きな抵抗になり、前記
    足踏みレバーの戻り力を減衰させる戻し時位置とにシー
    ルリングを移動可能に嵌合したことを特徴とする足踏み
    式パーキングブレーキ装置。
  2. 【請求項2】自動車の床近傍に設けられ、ブレーキ力を
    発生させて係止される足踏みレバーと該足踏みレバーの
    係止を解除する解除ノブとを有する足踏み式パーキング
    ブレーキ装置において、 前記足踏みレバーの係止解除時に生ずる反動を減ずる緩
    衝部材を該足踏みレバーと非動作部位との間に架設し、 前記緩衝部材を、前記足踏みレバーと非動作部位とのい
    ずれか一方に連結されるシリンダと、他方に連結され該
    シリンダ部に出入するロッドおよび該ロッドの先端に設
    けられ前記シリンダ内で摺動するピストン本体より成る
    ピストンとにより構成し、 該ピストン本体は、シリンダの内部を第1流体室と第2
    流体室とに仕切っていて、前記第1流体室側に第1フラ
    ンジ、前記第2流体室側に第2フランジ、および前記第
    1フランジと前記第2フランジとの間にリング状溝部を
    それぞれ形成して成り、 前記第1フランジ側に前記第1流体室と前記リング状溝
    部の外周空間とに連通する第1流路を形成する一方、前
    記第2フランジ側に前記第2流体室と前記リング状溝部
    の外周空間とに連通する第2流路を形成し、 該リング状溝部に、前記足踏みレバーを踏み込む際に前
    記第1フランジ側に寄って、流体が第2流体室から前記
    第1流路を通って第1流体室へ流入するときの大きな抵
    抗にならない踏込み時位置と、前記足踏みレバーを戻す
    際に前記第2フランジ側に寄って、流体が第1流体室か
    ら前記第2流路を通って第2流体室へ流入するときの大
    きな抵抗になり、前記足踏みレバーの戻り力を減衰させ
    る戻し時位置とにシールリングを移動可能に嵌合したこ
    とを特徴とする足踏み式パーキングブレーキ装置。
  3. 【請求項3】前記第1流路は、第1フランジの周縁部に
    多数穿設された挿通孔により構成されるものであって、
    前記各挿通孔は、前記シールリングによってはその大部
    分を塞ぎ不能に配され、 前記第2流路は、第2フランジの周縁に形成された切欠
    と、シリンダの内壁との間の隙間であって、前記第2流
    路の流路口は、前記シールリングによってその大部分を
    塞ぎ可能に配されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載の足踏み式パーキングブレーキ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101047629B1 (ko) 2004-12-17 2011-07-07 현대자동차주식회사 분리형 브레이크 페달 구조

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