JPH1068701A - 木材のグレーディングマシン - Google Patents

木材のグレーディングマシン

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Publication number
JPH1068701A
JPH1068701A JP24420396A JP24420396A JPH1068701A JP H1068701 A JPH1068701 A JP H1068701A JP 24420396 A JP24420396 A JP 24420396A JP 24420396 A JP24420396 A JP 24420396A JP H1068701 A JPH1068701 A JP H1068701A
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JP
Japan
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wood
young
modulus
moisture
measuring
Prior art date
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Application number
JP24420396A
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English (en)
Inventor
Atsushi Nagashima
厚志 永島
Takeshi Okada
猛 岡田
Akihiro Sugiyama
晃広 杉山
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Kawasaki Kiko Co Ltd
Original Assignee
Kawasaki Kiko Co Ltd
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Publication date
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】木材のヤング率測定と水分測定を略同時に行う
ことができ、選別作業の作業効率を向上させ得ると共
に、木材の水分値を高精度で安定して測定することがで
き、木材のグレードを正確に選別し得る木材のグレーデ
ィングマシンを提供する。 【解決手段】上下一対のローラで搬送されてくる木材に
上下方向の変位を与えてヤング率を測定するヤング率測
定部と、木材の水分値を測定する水分測定部を具備し、
水分測定部に、例えば透過型のマイクロ波水分計を設
け、マイクロ波水分計による水分値とヤング率測定部の
ヤング率に基づいて木材の等級を選別する。ヤング率測
定部は変位方向が異なる2箇所設け、その一方に水分測
定部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば合板等の木
材の等級を選別するための木材のグレーディングマシン
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木材の等級を選別するグレーディ
ングマシンとしては、例えば特開平7−20027号公
報に開示ものが知られている。このグレーディングマシ
ンは、第1ステーションと第2ステーションを有し、こ
の両ステーションに設けられた変位付与ローラで、搬送
されてくる木材に下方から異なる変位量を与え、この変
位量に基づく反力を測定することによって、木材のヤン
グ率を連続的に測定し木材の等級を選別している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このグレーデ
ィングマシンにあっては、ヤング率のみを測定するマシ
ンであるため、JAS(日本農林規格)に規定されてい
る木材の水分値を同一マシンで測定することはできな
い。そこで、このグレーディングマシンの使用にあたっ
ては、グレーディングマシンとは別工程(例えば前工
程)で、水分値を測定しているのが実状であり、水分値
を含めた木材の等級選別の作業効率が劣るという問題点
があった。
【0004】また、水分測定に使用されている水分計
は、例えば木材に電極としての2本の針を突き刺し、こ
の電極間で電気抵抗値等を測定する、いわゆる電気抵抗
式や高周波容量式の接触タイプの水分計を使用している
ため、木材の表面の水分値を測定するのみで最も水分を
含む木材中心部の水分値の測定ができない。その結果、
木材の正確な水分測定が困難であると共に、選別作業の
高速化に伴い、電極としての針の折損事故等の水分計の
故障が生じ易く、高精度で安定した木材の水分測定が困
難であるという問題点があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、木材のヤング率測定と水分測定
を略同時に行うことができ、選別作業効率を向上させ得
ると共に、木材の水分値を高精度で測定することがで
き、木材のグレードを正確に選別し得る、木材のグレー
ディングマシンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、上下一対のロ
ーラで搬送されてくる木材に上下方向の変位を与えてヤ
ング率を測定するヤング率測定部と、木材の水分値を測
定する水分測定部を具備し、水分測定部にマイクロ波水
分計を配置し、水分計による水分値とヤング率測定部に
よるヤング率に基づいて、木材の等級を選別することを
特徴とする。
【0007】このように形成することにより、木材は、
ヤング率測定部でヤング率が水分測定部で水分値が測定
され、この両測定値に基づいて等級が選別される。ヤン
グ率と水分値は同一マシンで略同時に測定することがで
きるため、選別作業の作業効率が向上する。水分値は、
例えば透過型のマイクロ波水分計によって木材に接触す
ることなく、木材の中心部の水分値が測定されるため、
高精度でかつ水分計の故障等もない安定した水分測定が
可能になり、木材の等級を正確に選別し得る。
【0008】また、請求項2記載の発明は、投入前の木
材の断面形状を測定する断面形状測定部と、上下一対の
ローラで搬送されてくる木材に上下方向の変位を与えて
ヤング率を測定するヤング率測定部と、マイクロ波水分
計で木材の水分値を測定する水分測定部を具備し、断面
形状測定部で測定された木材の断面形状に基づいて、ヤ
ング率測定部及び水分測定部のうち、少なくとも一方の
測定条件を制御して、木材の等級を選別することを特徴
とする。
【0009】このように形成することにより、例えば前
工程のモルダー加工機で加工されてグレーディングマシ
ンに投入される前の木材の板厚や板幅等の断面形状が、
断面形状測定部で測定され、この測定値に基づいてヤン
グ率測定部や水分測定部の測定条件が例えば修正され
る。ヤング率は断面形状のうち特に板厚の影響を受け易
く、投入直前にこの板厚を測定することにより正確なヤ
ング率が得られると共に、水分値も板厚によって変化す
る場合があり、例えばこの変化が板厚の測定値によって
修正されて、水分値が高精度に測定される。
【0010】また、請求項3記載の発明は、投入前の木
材の断面形状を測定する断面形状測定部と、上下一対の
ローラで搬送されてくる木材に上下方向の変位を与えて
ヤング率を測定するヤング率測定部と、マイクロ波水分
計で木材の水分値を測定する水分測定部と、断面形状測
定部の測定結果に基づいてヤング率測定部を制御する共
に、ヤング率測定部及び水分測定部の測定結果に基づい
て木材の等級を選別する制御部と、を具備することを特
徴とする。
【0011】このように形成することにより、制御部
は、断面形状測定部で測定された例えば板厚データに基
づいて、ヤング率測定部のローラ間隔や木材に付与する
変位量等を制御すると共に、ヤング率測定部で測定され
た反力に基づき算出したヤング率や、水分測定部の測定
結果に基づいて木材の等級を選別する。この制御部によ
って、各測定部の測定データの一元化が図れ、木材のグ
レードがより正確に選別される。
【0012】また、請求項4記載の発明は、ヤング率測
定部が2箇所設けられ、一方のヤング率測定部に水分測
定部が設置されると共に、各ヤング率測定部における木
材の変位方向が上下方向で異なることを特徴とする。こ
のように形成することにより、2箇所のヤング率測定部
において変位を与える方向が上下方向で異なるため、木
材の初期歪み等が修正され、水分測定は一方のヤング率
測定部で行われる。
【0013】また、請求項5記載の発明は、マイクロ波
水分計が発信器と受信器を有し、発信器と受信器とで形
成されるマイクロ波伝搬経路が木材の搬送方向に対して
所定角度傾斜すると共に、発信器と木材間及び受信器と
木材間に、マイクロ波の吸収体が配置されていることを
特徴とする。このように形成することにより、入射波や
透過波に対する反射波の干渉が防止されると共に、吸収
体により反射波が吸収されて、木材の水分値が一層正確
に測定される。
【0014】また、請求項6記載の発明は、ヤング率測
定部の木材を支持するローラ部に、木材に変位を与えた
際に木材を弾性的に支持し得る弾性支持部材が設けられ
ていることを特徴とする。このように形成することによ
り、木材に変位を与えた際に生じる、両側支持部の変位
がローラ部の弾性支持部材によって許容され、木材の変
位が容易となる。
【0015】また、請求項7記載の発明は、ヤング率測
定部及び水分測定部の測定結果に基づいて、木材にその
等級をマーキングするマーキング付与部が設けられてい
ることを特徴とする。このように形成することにより、
ヤング率と水分値の測定結果に基づいて、マーキング付
与部で等級に合ったマーキングを自動的に行うことがで
き、選別作業効率が一層向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図7は、本発
明に係わる木材のグレーディングマシンを示し、図1が
その正面図、図2が平面図、図3がその左側面図、図4
がマイクロ波透過型水分計の概略構成図、図5がグレー
ディングマシンを制御する制御装置の一例を示すブロッ
ク図、図6がその動作の一例を示すフローチャート、図
7が動作説明図である。
【0017】図1〜図3において、グレーディングマシ
ン1は、枠状の上段フレーム2a、中段フレーム2b、
下段フレーム2cと、これらを連結する複数本の垂直支
柱2d等からなるフレーム2を有している。このフレー
ム2の右側(木材Wの搬送方向イの上流側)及び左側
(木材Wの搬送方向イの下流側)には、ヤング率測定部
3a、3bが設けられ、左側のヤング率測定部3b内に
は、水分測定部4が設けられている。
【0018】一方のヤング率測定部3aは、上段フレー
ム2aに上下動可能に配設された枠状の移動フレーム5
を有し、この移動フレーム5の両端下部には上部ローラ
6、7が回転可能に設けられている。移動フレーム5
は、上段フレーム2aの一端部(上部ローラ6側)に設
けられたモータ8(図2参照)が回転することによっ
て、スクリュウジャッキ10a、10bが作動して上下
動する。
【0019】すなわち、スクリュウジャッキ10a、1
0bは、そのネジ軸11a、11bの下端が移動フレー
ム5の両端上部の中央に連結固定されると共に、両スク
リュウジャッキ10a、10bのネジ軸11a、11b
には、回転軸12の両端部に設けられた図示しないウォ
ームが歯合している。
【0020】そして、回転軸12の一端部(スクリュウ
ジャッキ10a側)にベルト9を介して連結されたモー
タ8が回転することにより、回転軸12が回転して、両
スクリュウジャッキ10a、10bが同時に作動して、
そのネジ軸11a、11bが上下動し、移動フレーム5
の両端部が上下方向に同時に移動することになる。
【0021】この移動フレーム5に固定的(上下動不
可)に設けらた上部ローラ6、7は、上部ローラ6が、
ベルト13を介してモータ14に連結され、このモータ
14の回転によって単独で回転し得る如く設けられ、上
部ローラ7が、移動フレーム5に単独で自由に回転し得
る如く設けられている。
【0022】中段フレーム2bには、上部ローラ6、7
に対応して下部ローラ16、17が設けられている。こ
の下部ローラ16、17は、中段フレーム2bの下面側
に設けられたモータ18、19にベルト20、21を介
して連結され、各モータ18、19の回転によりそれぞ
れ単独で回転する。この下部ローラ16、17は、例え
ばコイルバネ等からなる弾性支持部材22によって、中
段フレーム2bにそれぞれ弾性的に支持されている。
【0023】また、下部ローラ16、17間の略中間位
置には、木材Wに変位を与える変位付与ローラ24が設
けられている。この変位付与ローラ24は、その支持板
25にロッド26の上部が連結され、このロッド26の
下部にはコ字状のフレーム27が固定されている。この
フレーム27の下部には、ボルト28の上端に固定され
たコ字状のフレーム29が設けられ、このフレーム2
7、29間にロードセル30が配設されている。
【0024】ボルト28は、ベース31にナット32に
よって上下動可能に配設され、このナット32を回転さ
せて、ボルト28、フレーム29、ロードセル30、フ
レーム27、ロッド26及び支持板25を上昇させるこ
とにより、変位付与ローラ24が所定位置まで上昇す
る。この変位付与ローラ24の上昇による木材Wの反力
をロードセル30が検出して、後述する如く木材Wの第
1ヤング率ε1が測定される。
【0025】他方のヤング率測定部3bは、上段フレー
ム2aに上下動可能に配設された枠状の移動フレーム3
8を有し、この移動フレーム38の両端部には上部ロー
ラ39、40が回転可能に設けられている。移動フレー
ム38は、上記移動フレーム5と略同様に構成されて、
移動フレーム38の左端側上面に設けられたモータ41
(図2参照)が回転することにより、ベルト42を介し
て回転軸45が回転し、スクリュウジャッキ43a、4
3bのネジ軸44a、44bが同時に上下動して、移動
フレーム38が上下動する。
【0026】移動フレーム38の上部ローラ39、40
は、上記下部ローラ16、17と同様に、弾性支持部材
22によって、移動フレーム38にそれぞれ弾性的に支
持されている。この上部ローラ39、40に対応して、
中段フレーム2bに設けられた下部ローラ46、47は
固定的(上下動不可)に設けられており、ベルト48、
49を介して連結されたモータ50、51の回転によっ
て、それぞれ単独で回転する。
【0027】移動フレーム38の上部ローラ39、40
間の略中心位置には、変位付与ローラ53が設けられて
いる。この変位付与ローラ53は、上記変位付与ローラ
24と略同様に、支持板54、ロッド55、ロードセル
34、ボルト56等を介してベース57に連結され、ボ
ルト56に螺合されたナット58を回転させることによ
り、上下動する如く構成されている。この変位付与ロー
ラ53の下降による木材Wの反力をロードセル34が検
出して、後述する如く木材Wの第2ヤング率ε2が測定
される。
【0028】また、ヤング率測定部3b内の水分測定部
4には、マイクロ波水分計60が設置されている。この
マイクロ波水分計60は、例えば透過型、位相型、反射
型等が使用されるが、木材の中心部の正確な水分測定が
可能なマイクロ波透過型水分計が最も好ましい。以下、
このマイクロ波透過型水分計をマイクロ波水分計60
(単に水分計60という)として説明する。
【0029】水分計60は、その発信器61が移動フレ
ーム38の上部ローラ39と変位付与ローラ53間に設
けられ、受信器62が、変位付与ローラ53下方の中段
フレーム2bに固定された垂直支柱2d部に設けられて
いる。したがって、水分計60の発信器61と受信器6
2は、そのマイクロ波伝搬経路Kが斜めの状態、すなわ
ちマイクロ波伝搬経路Kが木材Wの搬送方向イに対して
角度θ(図4参照)傾斜した状態で設置されていること
になる。
【0030】また、この水分計60は、図4に示すよう
に、その発信器61の木材W側端面と受信器62の木材
W側端面に吸収体61a、62aが設けられている。こ
の吸収体61a、61bは、発信器61及び受信器62
に一体的に設けることにより、発信器61と木材W間及
び受信器62と木材W間に配置されている。この吸収体
61a、62aによって、木材Wからの反射波等が吸収
される。なお、吸収体61a、62aは、発信器61や
受信器62に一体化させることなく配置することも勿論
可能である。
【0031】そして、発信器61及び受信器62は、制
御基板63に接続されており、この制御基盤63が、そ
の入力された送信出力と受信入力とを比較し、その差に
比例した電圧を出力端子CP−CPEから出力する。こ
の出力電圧が、表示計64に表示されて出力電圧に対応
した水分値が表示されると共に、後述するグレーディン
グマシン1を制御する制御装置65に出力される。この
水分計60は、例えば100回/秒程度の水分値を測定
し得る如く構成されている。
【0032】なお、グレーディングマシン1の木材投入
側である右端部には、木材Wのグレーディングマシン1
への送り込みを案内するガイド板66と、両端部のガイ
ド板66の間隔を、木材Wの板幅wに合わせて手動(も
しくは自動)で調整する調整ハンドル67が設けられ、
木材排出側の左端部には、グレーディングマシン1から
排出される木材Wを案内するガイド板68と調整ハンド
ル69が設けられている。
【0033】また、グレーディングマシン1の排出側の
上部フレーム2aには、選別した木材Wに選別結果に対
応した塗料を塗布する塗料塗布装置71が設けられてい
る。この塗料塗布装置71は、制御装置65からの制御
信号により、図示しないポンプが作動して、下端のノズ
ル71a(図3参照)から塗料を下方に向けて噴射す
る。
【0034】また、図1に示すように、中段フレーム2
b上の、下部ローラ16の右側、下部ローラ17と下部
ローラ46間及び下部ローラ47の左側には、3組の光
電センサ72a〜72cが設けられ、この光電センサ7
2a〜72cによって木材Wの有無が検出される。
【0035】ここで、上記グレーディングマシン1を動
作させる制御装置65の一例を図5のブロック図に基づ
いて説明する。なお、この制御装置65は、例えばグレ
ーディングマシン1の近傍に設置されており、グレーデ
ィングマシン1の各モータからなるモータ群70及び上
記塗料塗布装置71等を制御する。また、このグレーデ
ィングマシン1は、例えば板厚t=20〜50mm、板
幅w=90〜360mm、長さl=1800mm以上の
合板等の木材Wを選別し得るように設定されている。
【0036】制御部を構成する制御装置65は、CPU
76、RAM77、ROM78、入力インターフェース
79、出力インターフェース80からなる主制御部75
を有している。この主制御部75には、キーボード等か
らなる入力部81及びCRT等からなる表示部82が接
続されている。
【0037】制御装置65は、例えばパーソナルコンピ
ュータ(パソコン)で構成され、その入力インターフェ
ース79には、上記水分計60、ロードセル30、34
及び光電センサ72a〜72cが接続され、出力インタ
ーフェース80には、塗料塗布装置71とモータ群70
が接続されている。
【0038】次に、この制御装置65によるグレーディ
ングマシン1の動作の一例を図6のフローチャート及び
図7の動作説明図に基づいて説明する。なお、このフロ
ーチャートは、主制御部75のROM78に記憶されて
いるプログラムにしたがって実行される。
【0039】制御装置65の電源が投入されてプログラ
ムがスタート(S100)すると、先ず、制御装置65
の入力部81のキー操作によって、選別しようとする上
記木材Wの板厚t、板幅w、木材Wの種類等の木材デー
タを入力(S101)すると共に、木材Wの板厚tに応
じて、変位付与ローラ24、53を予め定めた変位量の
位置まで、ナット32、58を回転させて上昇もしくは
下降させる。
【0040】そして、木材データを入力し変位付与ロー
ラ24、53を所定位置にセットした後に、モータ群7
0の各モータを作動(S102)させる。このモータ群
70のモータ14、18、19、50、51の作動によ
り、上部ローラ6、下部ローラ16、17、46、47
が回転すると共に、モータ群70のモータ8、41の作
動によって、スクリュウジャッキ10a、10b、43
a、43bが作動して、移動アーム5、38が板厚tに
対応した位置まで下降する。これにより、各上下ローラ
間の間隔が板厚tに応じた寸法に設定される。
【0041】この状態で、光電センサ72a(センサ1
という)と光電センサ72b(センサ2という)がオン
したか否かが判断(S103)され、この判断は「YE
S」になるまで繰り返される。そして、この判断で「Y
ES」の場合、すなわち、図7に示すように、木材Wが
実線の位置から、その先端部が上流側のヤング率測定部
3aの上部ローラ7と下部ローラ17間に位置する二点
鎖線で示すa位置に搬送され、光電センサ72a、72
bが共にオン(もしくはオフ)した場合は、第1ヤング
率ε1(木材Wを上方に変位させた場合のヤング率)が
算出(S104)される。
【0042】この第1ヤング率ε1の算出は、センサ7
2bがオンしてから、主制御部75がロードセル30か
ら信号を読み込み、この読み込んだデータに基づいて、
予めROM78に設定してあるヤング率の計算式によっ
て算出する。この時、第1ヤング率ε1は木材Wが搬送
されている状態で測定されることから、木材Wの長手方
向の所定範囲が連続的に、例えば数十箇所測定されてこ
の各データのヤング率の平均値を算出することによっ
て、木材Wの第1ヤング率ε1(曲げヤング係数)が測
定される。
【0043】第1ヤング率ε1が測定されるとこれをR
AM77に一時記憶し、次に、光電センサ72b(セン
サ2)、光電センサ72c(センサ3)がオンしたか否
かが判断(S105)される。この判断で「YES」の
場合、すなわち、図7の二点鎖線のa位置から、木材W
の先端部がヤング率測定部3bの上部ローラ40と下部
ローラ47間に位置する三点鎖線のb位置に達して、光
電センサ72b、72cが共にオン(もしくはオフ)し
た場合は、ヤング率測定部3bによって、第2ヤング率
ε2(木材Wを下方に変位させた場合のヤング率)が算
出(S106)される。
【0044】この第2ヤング率ε2の算出も、主制御部
75がロードセル34からの信号を読み込み、上記第1
ヤング率ε1と同様の計算式によって算出する。そし
て、第1ヤング率ε1及び第2ヤング率ε2が算出され
ると、主制御部75がその平均値を計算することによっ
て、木材Wのヤング率εが算出(S107)される。
【0045】ステップ107で、木材Wのヤング率εが
算出されると、予めROM78に設定記憶されているJ
AS規格に基づくグレード区分に応じて、CPU76が
木材Wのグレードを判定し、これがRAM77に一時記
憶(S108)される。このステップ103〜108
で、木材Wのヤング率εが測定されたことになる。
【0046】次に、水分計60が作動(S109)し、
この水分計60で木材Wの水分値が算出(S110)さ
れる。この水分値の算出も、連続的に搬送されてくる木
材Wの所定範囲の水分値を、例えば100箇所程度連続
測定し、各箇所のデータの平均値を算出することによっ
て行われ、この算出された水分値が主制御部75に入力
される。
【0047】そして、水分値が算出されたら、主制御部
75はこの水分値に基づくグレードを、予めROM78
に設定記憶されているグレード区分に応じてCPU76
で判定し、これがRAM77に一時記憶(S111)さ
れる。このステップ109〜111で木材Wの水分値が
測定されたことになる。なお、ステップ109〜111
による水分値の測定は、ステップ106〜108の第2
ヤング率ε2の測定と並行して行うこともできるし、水
分値の測定を第2ヤング率ε2の測定より優先させるこ
ともできる。
【0048】ステップ111までで、木材Wのヤング率
ε及び水分値のグレードが判定されて記憶されると、次
に、所定のグレードか否かが判断(S112)される。
この判断は、例えば木材Wのヤング率εと水分値が、予
め定めた規格を外れているか否かを判断し、この判断で
「YES」の場合、すなわち、例えばヤング率εが規格
外であるかもしくは水分値が規格外で、木材W(合板)
が不合格であると判定した場合は、塗料塗布装置71を
作動(S113)させる。
【0049】この塗料塗布装置71の作動により、図示
しないポンプが作動して、そのノズル71aから所定色
の塗料が下方に向けて噴射され、木材Wの表面に吹き付
けられる。これにより、グレーディングマシン1を通過
した木材Wが不合格品であるとグレード分け(選別)さ
れ、その後、選別作業が終了したか否かが判断(S11
4)される。
【0050】一方、ステップ112で「NO」の場合、
すなわち、ヤング率εが規格内で水分値も規格内の場合
は、木材Wが合格品であるとして、マーキングすること
なくステップ114に進む。ステップ114で「YE
S」の場合は、一連のプログラムが終了(S115)
し、「NO」の場合は、ステップ103に戻って、次の
木材Wが選別される。
【0051】なお、このフローチャートは一例であっ
て、例えば、水分測定部4をヤング率測定部3a内に設
置し、先ず水分値を測定した後にヤング率εを測定する
ようにしても良いし、木材Wのグレード分けを合格、不
合格の2段階ではなく、例えばヤング率ε及び水分値を
JAS規格に基づく複数の等級にグレード分けし、これ
らのグレードに応じて塗料を塗料塗布装置71から噴射
してマーキングするようにしても良い。
【0052】また、木材Wのヤング率εと水分値の相関
関係を把握し、この相関関係に基づいて木材Wの等級を
グレード分けすることもできるし、水分値の測定は、変
位させた状態での測定ではなく、光電センサ72cの設
置位置を適宜に設定することにより、例えば木材Wの先
端がマイクロ波伝搬経路Kを通過し始めたら、測定を開
始するようにする等、種々の形態のフローチャートを採
用することが可能である。
【0053】このように、上記グレーディングマシン1
によれば、フレーム2の左右に設けた2箇所のヤング率
測定部3a、3bでヤング率ε1、ε2をそれぞれ測定
し、ヤング率測定部3b内に設けた水分測定部4で水分
値を測定するため、1台のグレーディングマシン1で同
一木材Wのヤング率εと水分値を略同時に測定すること
ができる。その結果、木材Wの水分値の測定を、グレー
ディングマシン1とは別工程で測定する必要がなくなる
等、ヤング率εと水分値に基づく木材Wの選別作業の作
業効率を向上させることができる。
【0054】また、水分測定部4に、マイクロ波透過型
の水分計60を使用しているため、水分計60の発信器
61と受信器62を、木材Wに接触させることなく非接
触状態で、木材Wの本来の水分である内部の水分を精度
良く測定することができる。特に、マイクロ波透過型の
水分計60によれば、木材Wの測定上の誤差を±2%以
内に抑えることが実験的に確認されており、従来の接触
タイプの水分計に比較して、木材Wの高精度な水分測定
が可能になる。
【0055】さらに、水分計60の発信器61と受信器
62を、そのマイクロ波伝搬経路Kが木材Wの搬送方向
イに対して、所定角度θ傾斜する如く設置されると共
に、発信器61及び受信器62と木材Wとの間に吸収体
61a、61bを配置しているため、木材Wの入射波と
透過波に対する反射波の干渉を防止することができて、
木材Wの水分測定を一層高精度に行うことが可能にな
る。その際、吸収体61a、62aを発信器61及び受
信器62に一体化させることにより、水分計60の設置
や使い勝手等が容易になる。
【0056】また、水分計60の発信器61及び受信器
62は木材Wに何等接触することがないため、水分計6
0自体の故障の発生を極力防止することが可能になり、
木材Wが高速で搬送される場合であっても容易に適用し
得て、高精度かつ安定した水分測定を行うことができ
る。なお、実験によれば、木材Wの搬送速度が2m/秒
程度の高速であっても、水分計60によって木材Wの水
分値を高精度に測定し得ることが確認されている。
【0057】またさらに、ヤング率測定部3aの変位付
与ローラ24で木材Wを上方側に変位させ、ヤング率測
定部3bの変位付与ローラ53で同一木材Wを下方に変
位させるため、木材Wの初期歪みを解消することがで
き、木材Wの歪みを修正した状態での、正確なヤング率
εや水分測定が可能になる。特に、ヤング率εは、多数
個のデータの平均値からなる第1ヤング率ε1と第2ヤ
ング率ε2を求め、さらにこのヤング率ε1とε2を平
均化して算出するため、測定誤差を極めて小さくするこ
とができる。
【0058】また、木材Wを変位付与ローラ24、53
で変位させた際に、下部ローラ16、17もしくは上部
ローラ39、40に設けられた弾性支持部材22によ
り、木材Wの両端支持部の変位がある程度許容されるた
め、木材Wに局部的な変位が作用することがなく、安定
したヤング率εや水分値の測定が可能になる。
【0059】また、制御装置65によって塗料塗布装置
71の作動を制御することができるため、グレート分け
に応じた塗料を自動的に塗布することができ、選別作業
の作業効率を一層向上させることができる。また、制御
装置65としてパソコン等を使用することができて、ヤ
ング率εと水分値のデータを一元化できるため、例えば
品質管理上の統計的数値を容易に得ることができて、前
工程や後工程へのフィードバックも容易になって、製造
ラインでの品質管理を的確に行い得て、木材Wの品質向
上が図れる。
【0060】なお、上記実施例においては、制御装置6
5の入力部81のキー操作によって木材Wの板厚tや板
幅wを入力したが、本発明はこれに限定されものでもな
く、例えばグレーディングマシン1の木材投入側に、図
7に示すように、断面形状測定部83を設けることもで
きる。
【0061】この断面形状測定部83は、図5に示すよ
うに、厚さセンサ84と幅センサ85等で形成されてい
る。そして、厚さセンサ84は、図7に示すように、木
材Wを挟む上下一対のローラ86、87に取り付けられ
たレーザ位置検出体88a、88bで形成され、このレ
ーザ位置検出体88a、8bによって板厚tが正確に測
定される。板幅wについても、同様のセンサ方式によっ
て測定され、この厚さセンサ84及び幅センサ85によ
って、一対のローラ6、16間に投入される前の木材W
の断面形状が測定され、この測定データが主制御部75
に入力されて、適宜処理される。
【0062】このように形成すれば、厚さセンサ84及
び幅センサ85の測定結果、すなわち、木材Wの断面形
状に基づき、上部ローラ6、7と下部ローラ16、17
間等の間隔を調整することができたり、あるいは水分計
60のマイクロ波の出力を調整したり、ロードセル30
の測定結果を補正する等の適宜の調整を行うことができ
る。
【0063】その結果、上部ローラ6、7と下部ローラ
16、17間等の間隔を、木材Wの板厚tのバラツキに
応じてきめ細かく修正することができて、板厚tに大き
く影響するヤング率εを正確に測定することができると
共に、板厚tに最も適した条件での水分測定やヤング率
測定を行うことが可能になる。
【0064】また、上記実施例においては、水分計60
の発信器61と受信器62によるマイクロ波伝搬経路K
を、木材Wの搬送方向イに対して角度θ傾斜させて設け
たが、例えば図4の二点鎖線で示すように、マイクロ波
伝搬経路Kが、上下方向に略垂直(木材Wの搬送方向イ
に直角)になるように発信器61と受信器62を設置し
ても良い。このように形成しても、従来の接触式の水分
計では得られない、高精度かつ安定した水分測定が可能
になる。
【0065】さらに、上記実施例においては、変位付与
ローラ24、53の上下方向の位置をナット32、58
の回転による手動で調整したが、例えば制御装置65の
制御信号に基づくモータ(図示せず)の回転によって、
変位付与ローラ24、53が自動的に所定距離上昇した
り下降するようにしても良い。このようにすれば、木材
Wの選別作業の作業効率が一層向上する。
【0066】また、上記実施例における、反力測定用の
センサもロードセル30、34に限らず、他の適宜のセ
ンサを使用しても良いし、ワーク検出用のセンサも、光
電センサ72a〜72cに限らず、例えば近接スイッ
チ、マイクロスイッチ等を使用したり、厚さセンサ8
4、幅センサ85もレーザ方式に限らず他の適宜のセン
サを使用することができる。
【0067】また、上記実施例においては、制御装置6
5によって塗料塗布装置71及びモータ群70を直接制
御するように構成したが、例えばシーケンサ等を有する
制御盤を介してこれらをシーケンス制御するようにして
も良い。また、上記実施例における、グレーディングマ
シン1の各部の構成、制御装置65自体の構成等も一例
であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種
々変更可能であることはいうまでもない。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、木材のヤング率と水分値を同一マシンで略
同時に測定することができて、選別作業の作業効率が向
上すると共に、マイクロ波水分計による水分測定によっ
て、木材の水分値を高精度かつ安定して測定することが
でき、木材の正確な選別が可能になる。
【0069】また、請求項2記載の発明によれば、板厚
測定部の測定値に基づいてヤング率測定部や水分測定部
の測定条件を制御することにより、板厚による各測定値
のバラツキを修正できるため、ヤング率と水分値とを略
同一測定できると共に、ヤング率と水分値をより正確に
測定することができる。
【0070】また、請求項3記載の発明によれば、制御
部によって、ヤング率測定部が制御されると共に、例え
ばヤング率等が算出することができるため、ヤング率と
水分値とを略同一測定できると共に、各測定部の測定デ
ータの一元化が容易に図れて、木材のグレードをより正
確に選別することができる。
【0071】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1ないし3記載の発明の効果に加えて、変位を加える
方向を上下方向で異ならせることにより、木材の初期歪
み等を修正することができる。
【0072】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項1ないし請求項4記載の発明の効果に加えて、マイク
ロ波の反射波の干渉を防止できて、木材の水分値をより
高精度に測定することができる。
【0073】また、請求項6記載の発明によれば、請求
項1ないし請求項5記載の発明の効果に加えて、木材に
変位を与えた際に生じる、両端支持部の変位が弾性支持
部材で吸収され、木材の変位が容易となって、ヤング率
や水分値の測定が正確に行える。
【0074】また、請求項7記載の発明によれば、請求
項1ないし請求項6記載の発明の効果に加えて、ヤング
率と水分値の測定結果に基づき、マーキング付与部で等
級に合ったマーキングを自動的に行うことができて、選
別作業の作業効率が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる木材のグレーディングマシンの
一実施例を示す正面図
【図2】同その平面図
【図3】同その左側面図
【図4】同マイクロ波透過型水分計の概略構成図
【図5】同グレーディングマシンを制御する制御装置の
一例を示すブロック図
【図6】同その動作の一例を示すフローチャート
【図7】同動作説明図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・グレーディングマシン 2・・・・・・・・・フレーム 3a、3b・・・・・ヤング率測定部 4・・・・・・・・・水分測定部 5・・・・・・・・・移動フレーム 6、7・・・・・・・上部ローラ 10a、10b・・・スクリュウジャッキ 12・・・・・・・・回転軸 16、17・・・・・下部ローラ 22・・・・・・・・弾性支持部材 24・・・・・・・・変位付与ローラ 30、34・・・・・ロードセル 38・・・・・・・・移動フレーム 39、40・・・・・上部ローラ 43a、43b・・・スクリュウジャッキ 45・・・・・・・・回転軸 46、47・・・・・下部ローラ 53・・・・・・・・変位付与ローラ 60・・・・・・・・マイクロ波透過型水分計 61・・・・・・・・発信器 62・・・・・・・・受信器 61a、62a・・・吸収体 65・・・・・・・・制御装置 70・・・・・・・・モータ群 71・・・・・・・・塗料塗布装置 72a〜72c・・・光電センサ 83・・・・・・・・断面形状測定部 84・・・・・・・・厚さセンサ 85・・・・・・・・幅センサ K・・・・・・・・・マイクロ波伝搬経路 W・・・・・・・・・木材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下一対のローラで搬送されてくる木材に
    上下方向の変位を与えてヤング率を測定するヤング率測
    定部と、木材の水分値を測定する水分測定部を具備し、 前記水分測定部にマイクロ波水分計を配置し、該水分計
    による水分値と前記ヤング率測定部によるヤング率に基
    づいて、木材の等級を選別することを特徴とする木材の
    グレーディングマシン。
  2. 【請求項2】投入前の木材の断面形状を測定する断面形
    状測定部と、上下一対のローラで搬送されてくる木材に
    上下方向の変位を与えてヤング率を測定するヤング率測
    定部と、マイクロ波水分計で木材の水分値を測定する水
    分測定部を具備し、 前記断面形状測定部で測定された木材の断面形状に基づ
    いて、前記ヤング率測定部及び水分測定部のうち、少な
    くとも一方の測定条件を制御して、木材の等級を選別す
    ることを特徴とする木材のグレーディングマシン。
  3. 【請求項3】投入前の木材の断面形状を測定する断面形
    状測定部と、上下一対のローラで搬送されてくる木材に
    上下方向の変位を与えてヤング率を測定するヤング率測
    定部と、マイクロ波水分計で木材の水分値を測定する水
    分測定部と、前記断面形状測定部の測定結果に基づいて
    ヤング率測定部を制御すると共に、ヤング率測定部及び
    水分測定部の測定結果に基づいて前記木材の等級を選別
    する制御部と、を具備することを特徴とする木材のグレ
    ーディングマシン。
  4. 【請求項4】前記ヤング率測定部が2箇所設けられ、一
    方のヤング率測定部に水分測定部が設置されると共に、
    各ヤング率測定部における木材の変位方向が上下方向で
    異なることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項
    に記載の木材のグレーディングマシン。
  5. 【請求項5】前記マイクロ波水分計が発信器と受信器を
    有し、該発信器と受信器とで形成されるマイクロ波伝搬
    経路が木材の搬送方向に対して所定角度傾斜すると共
    に、前記発信器と木材間及び受信器と木材間に、マイク
    ロ波の吸収体が配置されていることを特徴とする、請求
    項1〜4のいずれか一項に記載の木材のグレーディング
    マシン。
  6. 【請求項6】前記ヤング率測定部の木材を支持するロー
    ラ部に、木材に変位を与えた際に木材を弾性的に支持し
    得る弾性支持部材が設けられていることを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の木材のグレーディ
    ングマシン。
  7. 【請求項7】前記ヤング率測定部及び水分測定部の測定
    結果に基づいて、木材にその等級をマーキングするマー
    キング付与部が設けられていることを特徴とする、請求
    項1〜6のいずれか一項に記載の木材のグレーディング
    マシン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002214098A (ja) * 2001-01-17 2002-07-31 Kawasaki Kiko Co Ltd 木材のグレーディングマシン
EE01534U1 (et) * 2020-10-27 2021-05-17 Sum15 Oü Saematerjali virnastamise süsteem

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