JPH1067911A - 粘着移行性を改善した衝撃・振動吸収性ゲル材 - Google Patents
粘着移行性を改善した衝撃・振動吸収性ゲル材Info
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- JPH1067911A JPH1067911A JP24709496A JP24709496A JPH1067911A JP H1067911 A JPH1067911 A JP H1067911A JP 24709496 A JP24709496 A JP 24709496A JP 24709496 A JP24709496 A JP 24709496A JP H1067911 A JPH1067911 A JP H1067911A
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- parts
- gel material
- styrene
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表面からこれに接触した物体への粘着移行性
を阻止し、室温付近での減衰性能が高い粘着移行性を改
善した衝撃・振動吸収性ゲル材を提供することを目的と
する。 【解決手段】 スチレン含有量30%以下のスチレン・
ビニルイソプレン・スチレン共重合体100重量部に対
して平均分子量1000未満の軟化剤を10〜100重
量部、内部摩擦付与剤を5〜50重量部を添加し、得ら
れた配合物を架橋した粘着移行性を改善した衝撃・振動
吸収性ゲル材にある。
を阻止し、室温付近での減衰性能が高い粘着移行性を改
善した衝撃・振動吸収性ゲル材を提供することを目的と
する。 【解決手段】 スチレン含有量30%以下のスチレン・
ビニルイソプレン・スチレン共重合体100重量部に対
して平均分子量1000未満の軟化剤を10〜100重
量部、内部摩擦付与剤を5〜50重量部を添加し、得ら
れた配合物を架橋した粘着移行性を改善した衝撃・振動
吸収性ゲル材にある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粘着移行性を改善し
た衝撃・振動吸収性ゲル材に係り、詳しくは表面からこ
れに接触した物体への粘着移行性を阻止し、かつ高い減
衰性能を維持した粘着移行性を改善した衝撃・振動吸収
性ゲル材に関する。
た衝撃・振動吸収性ゲル材に係り、詳しくは表面からこ
れに接触した物体への粘着移行性を阻止し、かつ高い減
衰性能を維持した粘着移行性を改善した衝撃・振動吸収
性ゲル材に関する。
【0002】
【従来の技術】衝撃吸収材は、防振・制振材料として古
くからゴム、アスファルトなどが良く知られている。こ
れらは数多く使用されてきたが、その衝撃吸収性能、即
ち減衰性能の尺度であるtanδ値は0.1〜0.3で
あって必ずしも大きいといえないため、近年減衰性能の
大きい材料開発が活発に行われている。その中でポリノ
ルボルネン樹脂に多量のオイルを含有させたものが知ら
れている。これはオイルを含有させることによってポリ
ノルボルネンを可塑化し、ガラス転移点を室温付近に近
づけ、またtanδ値を1〜2に設定して減衰性能を飛
躍的に向上させている。一方、シリコーンを主成分とす
るシリコーンゲルは、温度および周波数特性が安定して
いるため有望視されている。
くからゴム、アスファルトなどが良く知られている。こ
れらは数多く使用されてきたが、その衝撃吸収性能、即
ち減衰性能の尺度であるtanδ値は0.1〜0.3で
あって必ずしも大きいといえないため、近年減衰性能の
大きい材料開発が活発に行われている。その中でポリノ
ルボルネン樹脂に多量のオイルを含有させたものが知ら
れている。これはオイルを含有させることによってポリ
ノルボルネンを可塑化し、ガラス転移点を室温付近に近
づけ、またtanδ値を1〜2に設定して減衰性能を飛
躍的に向上させている。一方、シリコーンを主成分とす
るシリコーンゲルは、温度および周波数特性が安定して
いるため有望視されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポリノルボル
ネン樹脂に多量のオイルを含有させた衝撃吸収材は、減
衰性能が大きいが、室温付近の大きな減衰ピ−クがシャ
ープなため、温度および周波数に対する減衰性能に依存
性が大きいとともに高価であるという欠点があった。シ
リコーンゲルもtanδ値が0.2〜0.8であって減
衰性能がポリノルボルネンに比べて小さいばかりか、弾
性率が小さすぎたり、また高価である等の問題があっ
た。
ネン樹脂に多量のオイルを含有させた衝撃吸収材は、減
衰性能が大きいが、室温付近の大きな減衰ピ−クがシャ
ープなため、温度および周波数に対する減衰性能に依存
性が大きいとともに高価であるという欠点があった。シ
リコーンゲルもtanδ値が0.2〜0.8であって減
衰性能がポリノルボルネンに比べて小さいばかりか、弾
性率が小さすぎたり、また高価である等の問題があっ
た。
【0004】そして、これを改善したものとして、特開
平8−183885号公報や特開平8−176379号
公報に開示されているように、室温付近での減衰性能に
優れたポリマーであるスチレン・ビニルイソプレン・ス
チレン共重合体(SVIS)に軟化剤としてポリブテン
を混合することにより硬度を低下させ、しかも主骨格で
あるSVIS分子にポリブテンを絡み合わせて室温付近
での減衰性能を高く、高減衰を示す領域の温度を広くし
た衝撃吸収材がある。しかしながら、ポリブテンに代表
されるような高分子量の軟化剤を多量に含有した場合
に、ゲル材の表面が粘着性を帯びるだけでなく、その粘
着成分たる高分子量の軟化剤が時間の経過とともに表面
へ移行し、なおかつゲル材に接触した物体にまで移行す
るという問題があった。
平8−183885号公報や特開平8−176379号
公報に開示されているように、室温付近での減衰性能に
優れたポリマーであるスチレン・ビニルイソプレン・ス
チレン共重合体(SVIS)に軟化剤としてポリブテン
を混合することにより硬度を低下させ、しかも主骨格で
あるSVIS分子にポリブテンを絡み合わせて室温付近
での減衰性能を高く、高減衰を示す領域の温度を広くし
た衝撃吸収材がある。しかしながら、ポリブテンに代表
されるような高分子量の軟化剤を多量に含有した場合
に、ゲル材の表面が粘着性を帯びるだけでなく、その粘
着成分たる高分子量の軟化剤が時間の経過とともに表面
へ移行し、なおかつゲル材に接触した物体にまで移行す
るという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題点を改善するも
のであり、表面からこれに接触した物体への粘着移行性
を阻止し、室温付近での減衰性能が高い粘着移行性を改
善した衝撃・振動吸収性ゲル材を提供することを目的と
する。
のであり、表面からこれに接触した物体への粘着移行性
を阻止し、室温付近での減衰性能が高い粘着移行性を改
善した衝撃・振動吸収性ゲル材を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本願の請求項1の
発明は、スチレン含有量30%以下のスチレン・ビニル
イソプレン・スチレン共重合体100重量部に対して平
均分子量1000未満の軟化剤を10〜100重量部、
もしくは平均分子量800未満のポリブテン10〜10
0重量部を添加し、得られた配合物を架橋した粘着移行
性を改善した衝撃・振動吸収性ゲル材であり、表面から
これに接触した物体への粘着移行性を阻止でき、室温付
近での減衰性能を高めることができる。
発明は、スチレン含有量30%以下のスチレン・ビニル
イソプレン・スチレン共重合体100重量部に対して平
均分子量1000未満の軟化剤を10〜100重量部、
もしくは平均分子量800未満のポリブテン10〜10
0重量部を添加し、得られた配合物を架橋した粘着移行
性を改善した衝撃・振動吸収性ゲル材であり、表面から
これに接触した物体への粘着移行性を阻止でき、室温付
近での減衰性能を高めることができる。
【0007】本願の請求項2の発明は、スチレン含有量
30%以下のスチレン・ビニルイソプレン・スチレン共
重合体100重量部に対して平均分子量1000未満の
軟化剤を10〜100重量部、内部摩擦付与剤を5〜5
0重量部を添加し、得られた配合物を架橋した粘着移行
性を改善した衝撃・振動吸収性ゲル材にあり、平均分子
量1000未満の軟化剤を添加することにより、低硬度
でかつ粘着移行性を阻止でき、また内部摩擦付与剤を添
加することにより、軟化剤を添加することにより低温側
にシフトしたtanδのピーク温度を高温側へシフトさ
せて、室温付近での減衰性能を高めることができる。
30%以下のスチレン・ビニルイソプレン・スチレン共
重合体100重量部に対して平均分子量1000未満の
軟化剤を10〜100重量部、内部摩擦付与剤を5〜5
0重量部を添加し、得られた配合物を架橋した粘着移行
性を改善した衝撃・振動吸収性ゲル材にあり、平均分子
量1000未満の軟化剤を添加することにより、低硬度
でかつ粘着移行性を阻止でき、また内部摩擦付与剤を添
加することにより、軟化剤を添加することにより低温側
にシフトしたtanδのピーク温度を高温側へシフトさ
せて、室温付近での減衰性能を高めることができる。
【0008】即ち、本発明では、平均分子量1000未
満の軟化剤が表面の粘着性を低下させ、しかも粘着移行
性を軽減する。その反面、ゲル材のガラス転移温度(T
g)が低温側へ大きく移行してしまうために、室温付近
の減衰性能が低下してしまい、室温付近の衝撃や振動を
吸収する能力が低下するが、内部摩擦付与剤を添加する
と、スチレン・ビニルイソプレン・スチレン共重合体の
骨格分子と絡み合って、骨格分子にブランチしてその運
動性を低下させ、Tgを高温側へ移行させ、室温付近の
減衰性能を高くすることができる。
満の軟化剤が表面の粘着性を低下させ、しかも粘着移行
性を軽減する。その反面、ゲル材のガラス転移温度(T
g)が低温側へ大きく移行してしまうために、室温付近
の減衰性能が低下してしまい、室温付近の衝撃や振動を
吸収する能力が低下するが、内部摩擦付与剤を添加する
と、スチレン・ビニルイソプレン・スチレン共重合体の
骨格分子と絡み合って、骨格分子にブランチしてその運
動性を低下させ、Tgを高温側へ移行させ、室温付近の
減衰性能を高くすることができる。
【0009】本願の請求項3の発明は、軟化剤がパラフ
ィン系オイルである。
ィン系オイルである。
【0010】本願の請求項4の発明は、内部摩擦付与剤
が少なくともオレフィン系熱可塑性樹脂あるいは液状ポ
リマーから選ばれた1種の有機化合物である。
が少なくともオレフィン系熱可塑性樹脂あるいは液状ポ
リマーから選ばれた1種の有機化合物である。
【0011】本願の請求項5の発明は、スチレン含有量
30%以下のスチレン・ビニルイソプレン・スチレン共
重合体100重量部に対して平均分子量1000未満の
パラフィン系オイルを10〜100重量部、少なくとも
オレフィン系熱可塑性樹脂あるいはポリブテンから選ば
れた少なくとも1種の内部摩擦付与剤を5〜50重量
部、そして少なくとも炭酸カルシウムを含む充填剤を1
0〜300重量部添加し、得られた配合物を架橋した粘
着移行性を改善した衝撃・振動吸収性ゲル材であり、上
記室温付近での減衰性能が高く、低硬度で、表面からこ
れに接触した物体への粘着移行性を阻止する効果を一段
と高めることができる。
30%以下のスチレン・ビニルイソプレン・スチレン共
重合体100重量部に対して平均分子量1000未満の
パラフィン系オイルを10〜100重量部、少なくとも
オレフィン系熱可塑性樹脂あるいはポリブテンから選ば
れた少なくとも1種の内部摩擦付与剤を5〜50重量
部、そして少なくとも炭酸カルシウムを含む充填剤を1
0〜300重量部添加し、得られた配合物を架橋した粘
着移行性を改善した衝撃・振動吸収性ゲル材であり、上
記室温付近での減衰性能が高く、低硬度で、表面からこ
れに接触した物体への粘着移行性を阻止する効果を一段
と高めることができる。
【0012】
【発明に実施の形態】本発明の粘着移行性を改善した衝
撃・振動吸収性ゲル材で使用するスチレン・ビニルイソ
プレン・スチレン共重合体は、ポリスチレンとビニル−
ポリイソプレンが結合したトリブロック共重合体からな
り、スチレンの含有量が30%以下になっている。この
共重合体は室温領域にガラス転移温度を持っており、こ
の温度範囲において高い減衰性能を有しているが、ta
nδのピーク領域がシャープなため、室温付近での減衰
性能の温度および周波数依存性が大きい。もしスチレン
の含有量が30%を越えると、共重合体の剛性が増して
ゲル材の硬度調節が困難になる。
撃・振動吸収性ゲル材で使用するスチレン・ビニルイソ
プレン・スチレン共重合体は、ポリスチレンとビニル−
ポリイソプレンが結合したトリブロック共重合体からな
り、スチレンの含有量が30%以下になっている。この
共重合体は室温領域にガラス転移温度を持っており、こ
の温度範囲において高い減衰性能を有しているが、ta
nδのピーク領域がシャープなため、室温付近での減衰
性能の温度および周波数依存性が大きい。もしスチレン
の含有量が30%を越えると、共重合体の剛性が増して
ゲル材の硬度調節が困難になる。
【0013】上記スチレン・ビニルイソプレン・スチレ
ン共重合体として、ビニルイソプレン相が水素添加され
ているものも使用することができる。この場合の水素添
加率は80%以上になる。
ン共重合体として、ビニルイソプレン相が水素添加され
ているものも使用することができる。この場合の水素添
加率は80%以上になる。
【0014】本発明で使用する平均分子量1000未満
の軟化剤は、表面の粘着性を低下させ、しかも粘着移行
性を大きく軽減して、ゲル材の表面からこれに接触した
物体への粘着移行性を阻止する。一方、平均分子量が2
000近いオイルになると、粘着性が最も大きく、粘着
移行性も大きくなる傾向がある。また、平均分子量が3
000を超えると、オイルは半固体であるため、製造時
における加工性が悪く、得られるゲル材の硬度調整も困
難である。上記軟化剤はパラフィン系オイルが最も好ま
しく、具体的にはパラフィンプロセスオイルがある。他
には、パラフィン油、ナフテン油、アロマ油等がある。
の軟化剤は、表面の粘着性を低下させ、しかも粘着移行
性を大きく軽減して、ゲル材の表面からこれに接触した
物体への粘着移行性を阻止する。一方、平均分子量が2
000近いオイルになると、粘着性が最も大きく、粘着
移行性も大きくなる傾向がある。また、平均分子量が3
000を超えると、オイルは半固体であるため、製造時
における加工性が悪く、得られるゲル材の硬度調整も困
難である。上記軟化剤はパラフィン系オイルが最も好ま
しく、具体的にはパラフィンプロセスオイルがある。他
には、パラフィン油、ナフテン油、アロマ油等がある。
【0015】その添加量がスチレン・ビニルイソプレン
・スチレン共重合体100重量部に対して10〜100
重量部であり、10重量部未満の場合には、ガラス転移
領域の利用できる温度域を広げる、転移領域の広幅化と
硬度低下が不充分であり、一方100重量部を超える
と、ゲル材の流動性および粘着性が大きく、圧縮変形等
の物性も低下する。
・スチレン共重合体100重量部に対して10〜100
重量部であり、10重量部未満の場合には、ガラス転移
領域の利用できる温度域を広げる、転移領域の広幅化と
硬度低下が不充分であり、一方100重量部を超える
と、ゲル材の流動性および粘着性が大きく、圧縮変形等
の物性も低下する。
【0016】本発明で使用する内部摩擦付与剤は、スチ
レン・ビニルイソプレン・スチレン共重合体の骨格分子
にブランチして分子間に分枝構造を付与することにより
分子間の摩擦(内部摩擦)を増大させ、しかもゲル材の
Tgを高温側へ移行させる機能を有するものである。具
体的には、分子量が3000未満のオレフィン系熱可塑
性樹脂あるいはポリブテン、ポリブタジエン、ポリイソ
プレン等の分子量が3000未満の液状ゴムから選ばれ
た1種の有機化合物である。オレフィン系熱可塑性樹脂
は分子量が3000未満であるために、室温では固体で
あっても加熱すると容易に熱可塑化する。その添加量は
スチレン・ビニルイソプレン・スチレン共重合体100
重量部に対して5〜50重量部である。5重量部未満の
場合には、10〜100重量部添加された軟化剤で軟化
されたゲル材のTgを高温側へ移行させる機能が十分で
なく、一方50重量部を超えると、ゲル材の粘着性が強
くなりすぎてしまう。
レン・ビニルイソプレン・スチレン共重合体の骨格分子
にブランチして分子間に分枝構造を付与することにより
分子間の摩擦(内部摩擦)を増大させ、しかもゲル材の
Tgを高温側へ移行させる機能を有するものである。具
体的には、分子量が3000未満のオレフィン系熱可塑
性樹脂あるいはポリブテン、ポリブタジエン、ポリイソ
プレン等の分子量が3000未満の液状ゴムから選ばれ
た1種の有機化合物である。オレフィン系熱可塑性樹脂
は分子量が3000未満であるために、室温では固体で
あっても加熱すると容易に熱可塑化する。その添加量は
スチレン・ビニルイソプレン・スチレン共重合体100
重量部に対して5〜50重量部である。5重量部未満の
場合には、10〜100重量部添加された軟化剤で軟化
されたゲル材のTgを高温側へ移行させる機能が十分で
なく、一方50重量部を超えると、ゲル材の粘着性が強
くなりすぎてしまう。
【0017】上記分子量が3000未満のオレフィン系
熱可塑性樹脂としては、脂肪族系石油樹脂、脂環族飽和
炭化水素系樹脂、芳香族系樹脂、スチレン系樹脂、テル
ペン樹脂がある。
熱可塑性樹脂としては、脂肪族系石油樹脂、脂環族飽和
炭化水素系樹脂、芳香族系樹脂、スチレン系樹脂、テル
ペン樹脂がある。
【0018】また、ポリブテンの場合、平均分子量80
0未満のものであれば、スチレン・ビニルイソプレン・
スチレン共重合体100重量部に対して10〜100重
量部を添加すれば、上記軟化剤を添加しなくても目的と
する衝撃・振動吸収性ゲル材を得ることができる。
0未満のものであれば、スチレン・ビニルイソプレン・
スチレン共重合体100重量部に対して10〜100重
量部を添加すれば、上記軟化剤を添加しなくても目的と
する衝撃・振動吸収性ゲル材を得ることができる。
【0019】本発明で使用する充填剤は、炭酸カルシウ
ムが代表的なものである。炭酸カルシウムは表面処理を
していていない通常のもの、また表面処理した炭酸カル
シウムでもよい。表面処理した炭酸カルシウムは、粉砕
機によって水中摩砕することにより得られた2μm以下
の粉末物であり、具体的には粒度として2μm以下のも
のが60%以上有するもの、2μm以下のものが75%
以上有するもの、2μm以下のものが95%以上有する
ものがある。この炭酸カルシウムは、従来の炭酸カルシ
ウムに比べて表面が陰イオンに電荷するように改質され
たものであり、互いに電気的に反撥する特性を有してい
る。このため、ゴム中に混入された炭酸カルシウムは互
いに分離分散しやすくなって凝集しにくくなり、機械的
特性を改善することになる。上記表面処理した炭酸カル
シウムとしては、具体的にFMT−MAT、FMT−7
5、FMT−90、FMT−95(いずれもファイマテ
ック社製)がある。
ムが代表的なものである。炭酸カルシウムは表面処理を
していていない通常のもの、また表面処理した炭酸カル
シウムでもよい。表面処理した炭酸カルシウムは、粉砕
機によって水中摩砕することにより得られた2μm以下
の粉末物であり、具体的には粒度として2μm以下のも
のが60%以上有するもの、2μm以下のものが75%
以上有するもの、2μm以下のものが95%以上有する
ものがある。この炭酸カルシウムは、従来の炭酸カルシ
ウムに比べて表面が陰イオンに電荷するように改質され
たものであり、互いに電気的に反撥する特性を有してい
る。このため、ゴム中に混入された炭酸カルシウムは互
いに分離分散しやすくなって凝集しにくくなり、機械的
特性を改善することになる。上記表面処理した炭酸カル
シウムとしては、具体的にFMT−MAT、FMT−7
5、FMT−90、FMT−95(いずれもファイマテ
ック社製)がある。
【0020】上記炭酸カルシウムの添加量は、少なくと
も1種のゴムにスチレン含有量30%以下のスチレン・
ビニルイソプレン・スチレン共重合体を加えたゴム分1
00重量部に対して10〜300重量部であり、好まし
くは40〜100重量部である。もし、10重量部未満
の場合には、充填材の効果が発揮できず、また300重
量部を越えると、炭酸カルシウムとゴムとの混練が困難
であり、得られたゲル材の硬度が上がり、減衰性能が低
下する問題がある。
も1種のゴムにスチレン含有量30%以下のスチレン・
ビニルイソプレン・スチレン共重合体を加えたゴム分1
00重量部に対して10〜300重量部であり、好まし
くは40〜100重量部である。もし、10重量部未満
の場合には、充填材の効果が発揮できず、また300重
量部を越えると、炭酸カルシウムとゴムとの混練が困難
であり、得られたゲル材の硬度が上がり、減衰性能が低
下する問題がある。
【0021】他の充填材としては、シリカ、クレー、タ
ルク等や、ポリアクリロニトリル、塩化ビニリデン等の
熱膨張マイクロカプセルや上記カプセルを発泡させ、上
記粉体をまぶした中空微小球フィラーを使用することが
できる。更に、カーボンブラックなどに比べて比較的粒
径が大きい窒化ホウ素粉、そして酸化イットリウムから
選ばれたセラミックスも添加することができる。このセ
ラミックスは表面形状に特長を有し、組成物の分子と非
常に摩擦が大きくなって、特にガラス転移領域の低温側
および高温側の両方の温度域での減衰性能を増加させ
る。
ルク等や、ポリアクリロニトリル、塩化ビニリデン等の
熱膨張マイクロカプセルや上記カプセルを発泡させ、上
記粉体をまぶした中空微小球フィラーを使用することが
できる。更に、カーボンブラックなどに比べて比較的粒
径が大きい窒化ホウ素粉、そして酸化イットリウムから
選ばれたセラミックスも添加することができる。このセ
ラミックスは表面形状に特長を有し、組成物の分子と非
常に摩擦が大きくなって、特にガラス転移領域の低温側
および高温側の両方の温度域での減衰性能を増加させ
る。
【0022】例えば、窒化ホウ素粉や酸化イットリウム
粉は、板状構造からなり表面に多数の鋭角な角をもつ凹
凸面を有し、このため高分子との界面間の内部摩擦力が
増し、組成物が振動を受けると、該界面間で内部発熱が
起こり易くなって減衰性能が増す。従って、上記特定の
セラミックスは、微粒子がストラクチャーを形成しやす
いカーボンブラックのように硬度を著しく増大させるこ
となく、高減衰領域を広幅化することができる。
粉は、板状構造からなり表面に多数の鋭角な角をもつ凹
凸面を有し、このため高分子との界面間の内部摩擦力が
増し、組成物が振動を受けると、該界面間で内部発熱が
起こり易くなって減衰性能が増す。従って、上記特定の
セラミックスは、微粒子がストラクチャーを形成しやす
いカーボンブラックのように硬度を著しく増大させるこ
となく、高減衰領域を広幅化することができる。
【0023】また、本発明で使用する架橋剤としては、
パーオキサイドを添加し、化学架橋構造を有するゲル材
にして、高温度での使用を可能にすることができる。パ
ーオキサイドとしては、例えばジ−t−ブチルパーオキ
サイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジクミルパ
ーオキサイド、2.5−ジメチル−2.5−ジ(t−ブ
チルパーオキサイド)−ヘキサン、2.5−ジメチル−
2.5−ジ(t−ブチルパーオキシ)−ヘキサン−3,
1,3−ビス−(t−ブチルパーオキシ−イソプロピ
ル)ベンゼン、1,1−ジ−t−ブチルパーオキシ−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ジ−
t−ブチルパーオキシシクロヘキサン、4,4−ジ−t
−オキシパレリック酸−nブチル、2,2−ジ−t−ブ
チルパーオキシブタンが挙げられる。
パーオキサイドを添加し、化学架橋構造を有するゲル材
にして、高温度での使用を可能にすることができる。パ
ーオキサイドとしては、例えばジ−t−ブチルパーオキ
サイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジクミルパ
ーオキサイド、2.5−ジメチル−2.5−ジ(t−ブ
チルパーオキサイド)−ヘキサン、2.5−ジメチル−
2.5−ジ(t−ブチルパーオキシ)−ヘキサン−3,
1,3−ビス−(t−ブチルパーオキシ−イソプロピ
ル)ベンゼン、1,1−ジ−t−ブチルパーオキシ−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ジ−
t−ブチルパーオキシシクロヘキサン、4,4−ジ−t
−オキシパレリック酸−nブチル、2,2−ジ−t−ブ
チルパーオキシブタンが挙げられる。
【0024】他の架橋剤としては、アジイド型架橋剤、
フェノール型架橋剤、アルデヒド−アミン反応生成物、
硫黄、マレイン酸イミド類が挙げられる。この架橋剤の
添加量は、スチレン・ビニルイソプレン・スチレン共重
合体100重量部に対して0.3〜5重量部添加され
る。0.3重量部未満の場合には、ゲル材のTgが高温
側へ移行しにくく、室温付近の減衰性能が低下してしま
い、衝撃や振動を吸収しなくなる。また、5重量部を超
えると、ゲル材の硬度が高くなりすぎる。
フェノール型架橋剤、アルデヒド−アミン反応生成物、
硫黄、マレイン酸イミド類が挙げられる。この架橋剤の
添加量は、スチレン・ビニルイソプレン・スチレン共重
合体100重量部に対して0.3〜5重量部添加され
る。0.3重量部未満の場合には、ゲル材のTgが高温
側へ移行しにくく、室温付近の減衰性能が低下してしま
い、衝撃や振動を吸収しなくなる。また、5重量部を超
えると、ゲル材の硬度が高くなりすぎる。
【0025】本発明の粘着移行性を改善した衝撃・振動
吸収性ゲル材は、ソリッドに限らず発泡倍率1.2〜4
の発泡体であってもよい。この場合、発泡剤としては、
重炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウムなどの無機化合
物、ジニトロソ・ペンタメチレン・テトラミンなどのニ
トロソ化合物、アゾジカルボンアミド、アゾ・イソブチ
ロ・ジニトリルなどのアゾ化合物、その他尿素系の発泡
助剤を使用することもできる。この発泡剤の添加量は、
スチレン・ビニルイソプレン・スチレン共重合体100
重量部に対して3〜10重量部である。
吸収性ゲル材は、ソリッドに限らず発泡倍率1.2〜4
の発泡体であってもよい。この場合、発泡剤としては、
重炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウムなどの無機化合
物、ジニトロソ・ペンタメチレン・テトラミンなどのニ
トロソ化合物、アゾジカルボンアミド、アゾ・イソブチ
ロ・ジニトリルなどのアゾ化合物、その他尿素系の発泡
助剤を使用することもできる。この発泡剤の添加量は、
スチレン・ビニルイソプレン・スチレン共重合体100
重量部に対して3〜10重量部である。
【0026】本発明では、光安定剤、熱酸化防止剤そし
て界面活性剤から選ばれた添加剤を混入して、ゲル材の
特性を改善することができる。
て界面活性剤から選ばれた添加剤を混入して、ゲル材の
特性を改善することができる。
【0027】
【実施例】次に、本発明を具体的な実施例により更に詳
細に説明する。 実施例1〜8、比較例1 ニーダを用いて配合物を作製する。ニーダのロール温度
を120〜130°Cに調節したニーダに、まず表1に
示すパラフィンプロセスオイル、内部摩擦付与剤および
パーオキサイドを除く配合剤を投入する。続いて、該オ
イルや内部摩擦付与剤を同時に投入し、十分混合した
後、最後にパーオキサイドを添加して配合物を得る。こ
うして得られた配合物をロール温度90〜120°Cに
保持した2本ロールにて約2mmの厚みに圧延してシー
トを得た。これを180°Cにて15分間所定の形状に
架橋し成形した。
細に説明する。 実施例1〜8、比較例1 ニーダを用いて配合物を作製する。ニーダのロール温度
を120〜130°Cに調節したニーダに、まず表1に
示すパラフィンプロセスオイル、内部摩擦付与剤および
パーオキサイドを除く配合剤を投入する。続いて、該オ
イルや内部摩擦付与剤を同時に投入し、十分混合した
後、最後にパーオキサイドを添加して配合物を得る。こ
うして得られた配合物をロール温度90〜120°Cに
保持した2本ロールにて約2mmの厚みに圧延してシー
トを得た。これを180°Cにて15分間所定の形状に
架橋し成形した。
【0028】上記架橋し成形したシートから幅10m
m、長さ20mm、厚さ2mmの短冊状の試料を作製し
た。この試料を用いて減衰性能をレオログラフソリッド
(東洋精機社製)を用いて、±0.05%以下の正弦的
動的歪みを上記試料に与えて、損失係数tanδを測定
した。温度依存性は周波数10Hzにて−60°C〜8
0°Cの温度範囲で、周波数依存性は25°Cにて1〜
100Hzの周波数範囲で測定した。また、粘着移行性
の評価は、成形したシートをポリエチレンフィルムの上
に積層し、室温下に一週間放置した後、ポリエチレンフ
ィルムを剥離して、フィルム面の状態を観測した。これ
らの測定結果を表1に併記する。
m、長さ20mm、厚さ2mmの短冊状の試料を作製し
た。この試料を用いて減衰性能をレオログラフソリッド
(東洋精機社製)を用いて、±0.05%以下の正弦的
動的歪みを上記試料に与えて、損失係数tanδを測定
した。温度依存性は周波数10Hzにて−60°C〜8
0°Cの温度範囲で、周波数依存性は25°Cにて1〜
100Hzの周波数範囲で測定した。また、粘着移行性
の評価は、成形したシートをポリエチレンフィルムの上
に積層し、室温下に一週間放置した後、ポリエチレンフ
ィルムを剥離して、フィルム面の状態を観測した。これ
らの測定結果を表1に併記する。
【0029】
【表1】
【0030】この結果によると、軟化剤と内部摩擦付与
剤を併用した実施例、軟化剤を用いた実施例、あるいは
平均分子量630のポリブテンを用いた実施例では、ゲ
ル材の粘着移行性がなく、しかも室温付近での減衰性能
が高く、低硬度であることが判る。一方、平均分子量1
400のポリブテンを用いた比較例では、粘着移行性が
認められた。
剤を併用した実施例、軟化剤を用いた実施例、あるいは
平均分子量630のポリブテンを用いた実施例では、ゲ
ル材の粘着移行性がなく、しかも室温付近での減衰性能
が高く、低硬度であることが判る。一方、平均分子量1
400のポリブテンを用いた比較例では、粘着移行性が
認められた。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明の粘着移行性を改善
した衝撃・振動吸収性ゲル材は、平均分子量1000未
満の軟化剤、もしくは平均分子量800未満のポリブテ
ンを使用すれば、表面からこれに接触した物体への粘着
移行性を阻止し、また平均分子量1000未満の軟化剤
と内部摩擦付与剤を併用することにより、表面からこれ
に接触した物体への粘着移行性を阻止し、スチレン・ビ
ニルイソプレン・スチレン共重合体の骨格分子にブラン
チさせてその運動性を低下させ、更に架橋させることに
よってより一層強固なブランチ構造になり、Tgを高温
側へ移行させ、室温付近の減衰性能を改善することがで
きる優れた効果がある。
した衝撃・振動吸収性ゲル材は、平均分子量1000未
満の軟化剤、もしくは平均分子量800未満のポリブテ
ンを使用すれば、表面からこれに接触した物体への粘着
移行性を阻止し、また平均分子量1000未満の軟化剤
と内部摩擦付与剤を併用することにより、表面からこれ
に接触した物体への粘着移行性を阻止し、スチレン・ビ
ニルイソプレン・スチレン共重合体の骨格分子にブラン
チさせてその運動性を低下させ、更に架橋させることに
よってより一層強固なブランチ構造になり、Tgを高温
側へ移行させ、室温付近の減衰性能を改善することがで
きる優れた効果がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 俊裕 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内 (72)発明者 野口 徹 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 スチレン含有量30%以下のスチレン・
ビニルイソプレン・スチレン共重合体100重量部に対
して平均分子量1000未満の軟化剤を10〜100重
量部、もしくは平均分子量800未満のポリブテン10
〜100重量部を添加し、得られた配合物を架橋したこ
とを特徴とする粘着移行性を改善した衝撃・振動吸収性
ゲル材。 - 【請求項2】 スチレン含有量30%以下のスチレン・
ビニルイソプレン・スチレン共重合体100重量部に対
して平均分子量1000未満の軟化剤を10〜100重
量部、内部摩擦付与剤を5〜50重量部を添加し、得ら
れた配合物を架橋したことを特徴とする粘着移行性を改
善した衝撃・振動吸収性ゲル材。 - 【請求項3】 軟化剤がパラフィン系オイルである請求
項1または2記載の粘着移行性を改善した衝撃・振動吸
収性ゲル材。 - 【請求項4】 内部摩擦付与剤が少なくともオレフィン
系熱可塑性樹脂あるいは液状ポリマーから選ばれた1種
の有機化合物である請求項2記載の粘着移行性を改善し
た衝撃・振動吸収性ゲル材。 - 【請求項5】 スチレン含有量30%以下のスチレン・
ビニルイソプレン・スチレン共重合体100重量部に対
して平均分子量1000未満のパラフィン系オイルを1
0〜100重量部、少なくともオレフィン系熱可塑性樹
脂あるいはポリブテンから選ばれた少なくとも1種の内
部摩擦付与剤を5〜50重量部、そして少なくとも炭酸
カルシウムを含む充填剤を10〜300重量部添加し、
得られた配合物を架橋したことを特徴とする粘着移行性
を改善した衝撃・振動吸収性ゲル材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24709496A JPH1067911A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 粘着移行性を改善した衝撃・振動吸収性ゲル材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24709496A JPH1067911A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 粘着移行性を改善した衝撃・振動吸収性ゲル材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1067911A true JPH1067911A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=17158347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24709496A Pending JPH1067911A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 粘着移行性を改善した衝撃・振動吸収性ゲル材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1067911A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013530894A (ja) * | 2010-06-17 | 2013-08-01 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 複合材料圧力容器 |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP24709496A patent/JPH1067911A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013530894A (ja) * | 2010-06-17 | 2013-08-01 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 複合材料圧力容器 |
US9822928B2 (en) | 2010-06-17 | 2017-11-21 | 3M Innovative Properties Company | Composite pressure vessels |
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