JPH1066948A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents
生ゴミ処理装置Info
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- JPH1066948A JPH1066948A JP8224702A JP22470296A JPH1066948A JP H1066948 A JPH1066948 A JP H1066948A JP 8224702 A JP8224702 A JP 8224702A JP 22470296 A JP22470296 A JP 22470296A JP H1066948 A JPH1066948 A JP H1066948A
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Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱によって生ゴミの水分を除去する処理に
おいては、生ゴミの乾燥は可能であっても、灰化に至る
までの完全処理は不可能である。 【解決手段】 生ゴミを分解し処理を行う生ゴミ処理装
置において生ゴミを投入する生ゴミ投入口と、投入され
た生ゴミを粉砕するための生ゴミ粉砕手段と、粉砕した
生ゴミを捕集し耐真空圧の強度をもつ処理槽２と、真空
に対してシールが可能な開閉自在の蓋３と、処理槽２を
真空にするための真空ポンプ１３と、大気圧に復圧する
際外気を導入するためのエアリーク手段と、処理槽２に
プラズマを発生する手段とを備えている。
おいては、生ゴミの乾燥は可能であっても、灰化に至る
までの完全処理は不可能である。 【解決手段】 生ゴミを分解し処理を行う生ゴミ処理装
置において生ゴミを投入する生ゴミ投入口と、投入され
た生ゴミを粉砕するための生ゴミ粉砕手段と、粉砕した
生ゴミを捕集し耐真空圧の強度をもつ処理槽２と、真空
に対してシールが可能な開閉自在の蓋３と、処理槽２を
真空にするための真空ポンプ１３と、大気圧に復圧する
際外気を導入するためのエアリーク手段と、処理槽２に
プラズマを発生する手段とを備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は厨房等で発生する水
分を比較的多く含む調理屑、食べ残し等のいわゆる生ゴ
ミを対象とした、小型で衛生的に使用できる生ゴミ処理
装置に関するものである。
分を比較的多く含む調理屑、食べ残し等のいわゆる生ゴ
ミを対象とした、小型で衛生的に使用できる生ゴミ処理
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般家庭の台所及び厨房で発生する生ゴ
ミの処理は、所定の時刻、所定の場所の収集車が回収に
出向き焼却場などの処理施設にて集中処理するのが一般
的な処理方法である。よって、一般家庭などでは収集が
行われる時刻まで生ゴミを保管しておく必要があり、収
集場所まで運搬していく必要があった。それらの不便を
解消するために生ゴミが発生する場所の近傍での処理方
法がいくつか提案されている。
ミの処理は、所定の時刻、所定の場所の収集車が回収に
出向き焼却場などの処理施設にて集中処理するのが一般
的な処理方法である。よって、一般家庭などでは収集が
行われる時刻まで生ゴミを保管しておく必要があり、収
集場所まで運搬していく必要があった。それらの不便を
解消するために生ゴミが発生する場所の近傍での処理方
法がいくつか提案されている。
【０００３】代表的なものはディスポーザーと呼ばれる
ものであり、機械力により生ゴミを粉砕し下水と共に流
し処理を行うといったものであるが、この技術は諸外国
中心に普及しており、国内においては河川の有機物汚染
を防止するため自治体レベルで禁止されていることが多
い。国内においては、生ゴミを処理する手段として廃棄
物中に含まれる水分を除去することによって生ゴミの体
積を減少させるといったものがある。
ものであり、機械力により生ゴミを粉砕し下水と共に流
し処理を行うといったものであるが、この技術は諸外国
中心に普及しており、国内においては河川の有機物汚染
を防止するため自治体レベルで禁止されていることが多
い。国内においては、生ゴミを処理する手段として廃棄
物中に含まれる水分を除去することによって生ゴミの体
積を減少させるといったものがある。
【０００４】特開平５ー１７７１８２号公報に記載の生
ゴミ処理装置によると、断熱性の生ゴミ収容器と、生ゴ
ミ収容器内に収容した生ゴミを加熱するために生ゴミ収
容器内に設けられた加熱器と、加熱された生ゴミから発
生する水蒸気の経路と、流路の少なくとも一部を冷却す
るための冷却手段と、冷却された水蒸気の凝縮部とを有
しており、加熱により生ゴミから水分を除去し減量化す
ると言った手段がとられている。加熱方法としてマイク
ロ波を使用する方法も提案されている。その他の処理手
段としては冷凍方式やバイオ技術を応用した方法も提案
されている。また、特開平１ー０１００１６号公報に記
載のものにおいては、都市ゴミの焼却灰の溶融のために
プラズマトーチを利用する技術が提案されている。
ゴミ処理装置によると、断熱性の生ゴミ収容器と、生ゴ
ミ収容器内に収容した生ゴミを加熱するために生ゴミ収
容器内に設けられた加熱器と、加熱された生ゴミから発
生する水蒸気の経路と、流路の少なくとも一部を冷却す
るための冷却手段と、冷却された水蒸気の凝縮部とを有
しており、加熱により生ゴミから水分を除去し減量化す
ると言った手段がとられている。加熱方法としてマイク
ロ波を使用する方法も提案されている。その他の処理手
段としては冷凍方式やバイオ技術を応用した方法も提案
されている。また、特開平１ー０１００１６号公報に記
載のものにおいては、都市ゴミの焼却灰の溶融のために
プラズマトーチを利用する技術が提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】生ゴミに関しては上記
のように、収集が行われる所定の時刻まで保管しておか
ねばならず、水分を多く含むため腐敗しやすく不衛生で
ある。また、収集場所まで運搬する場合も非常に手間が
かかり重労働であった。また、上記のような加熱によっ
て生ゴミの水分を除去する処理手段においては、生ゴミ
の乾燥は可能であったが、灰化に至るまでの完全な処理
は不可能であった。
のように、収集が行われる所定の時刻まで保管しておか
ねばならず、水分を多く含むため腐敗しやすく不衛生で
ある。また、収集場所まで運搬する場合も非常に手間が
かかり重労働であった。また、上記のような加熱によっ
て生ゴミの水分を除去する処理手段においては、生ゴミ
の乾燥は可能であったが、灰化に至るまでの完全な処理
は不可能であった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の生ゴミ処理装置
は、上記のような課題を解決するために、請求項１記載
の発明は、生ゴミを投入する生ゴミ投入口と、投入され
た生ゴミを粉砕するための生ゴミ粉砕手段と、粉砕した
生ゴミを捕集し耐真空圧の強度をもつ処理槽と、処理槽
を真空にするための強度をもつ処理槽と、処理槽を真空
にするための真空ポンプと、処理槽にプラズマを発生す
る手段を有する構成としている。
は、上記のような課題を解決するために、請求項１記載
の発明は、生ゴミを投入する生ゴミ投入口と、投入され
た生ゴミを粉砕するための生ゴミ粉砕手段と、粉砕した
生ゴミを捕集し耐真空圧の強度をもつ処理槽と、処理槽
を真空にするための強度をもつ処理槽と、処理槽を真空
にするための真空ポンプと、処理槽にプラズマを発生す
る手段を有する構成としている。
【０００７】また、請求項２記載の発明は、処理槽内に
安定したプラズマを発生するために、上記のプラズマを
発生する手段としてマイクロ波を発生する手段を有して
おり、また、生ゴミ処理槽はマイクロ波遮蔽材料によっ
て構成された生ゴミ処理装置としている。
安定したプラズマを発生するために、上記のプラズマを
発生する手段としてマイクロ波を発生する手段を有して
おり、また、生ゴミ処理槽はマイクロ波遮蔽材料によっ
て構成された生ゴミ処理装置としている。
【０００８】そして、請求項３記載の発明は、生ゴミの
処理時、処理槽内に酸素を導入する手段として、処理槽
内に外部よりエアを導入する手段と、導入されるエアの
流量の制御を行う手段とを有している。
処理時、処理槽内に酸素を導入する手段として、処理槽
内に外部よりエアを導入する手段と、導入されるエアの
流量の制御を行う手段とを有している。
【０００９】そしてまた、請求項４記載の発明は、酸素
活性種が機外に放出されるのを防止するために、処理槽
から真空ポンプへの排気経路中に、排気ガス中の酸素活
性種を吸着及び分解するための排気ガス清浄手段を具備
している。
活性種が機外に放出されるのを防止するために、処理槽
から真空ポンプへの排気経路中に、排気ガス中の酸素活
性種を吸着及び分解するための排気ガス清浄手段を具備
している。
【００１０】さらに、請求項５記載の発明は、処理槽内
を真空に減圧する際、処理槽内を斑なく円滑に減圧する
ことが望ましく、エア導入孔、及び排気孔を共に複数設
けることによって可能にしている。
を真空に減圧する際、処理槽内を斑なく円滑に減圧する
ことが望ましく、エア導入孔、及び排気孔を共に複数設
けることによって可能にしている。
【００１１】さらにまた、請求項６記載の発明は、生ゴ
ミ中には水分が非常に多く含まれており減圧しながらエ
ネルギーを与えることにより非常に高速の乾燥力を得ら
れるわけであるが、その際排気ガス中には多量の水蒸気
が含まれることになり、この水蒸気が真空ポンプ中に吸
引される量を減少させるために、処理槽から真空ポンプ
までの排気経路中に水分を凝縮させる手段を具備してい
る。
ミ中には水分が非常に多く含まれており減圧しながらエ
ネルギーを与えることにより非常に高速の乾燥力を得ら
れるわけであるが、その際排気ガス中には多量の水蒸気
が含まれることになり、この水蒸気が真空ポンプ中に吸
引される量を減少させるために、処理槽から真空ポンプ
までの排気経路中に水分を凝縮させる手段を具備してい
る。
【００１２】また、請求項７記載の発明は、処理槽を真
空に保ための蓋はなるべく均等にシール部分に力が掛か
ることが望ましく、よって、複数の自由度を持ち、かつ
耐真空シール締め付け手段を持つ耐真空蓋を具備してい
る。
空に保ための蓋はなるべく均等にシール部分に力が掛か
ることが望ましく、よって、複数の自由度を持ち、かつ
耐真空シール締め付け手段を持つ耐真空蓋を具備してい
る。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明に示す生ゴミ処理装置は生
ゴミの水分除去と分解を一つの機体で可能なコンパクト
な生ゴミ処理装置であり、真空にしたチャンバーにマイ
クロ波を照射することによりチャンバー内に含まれてい
たガスをプラズマ状態に励起し、プラズマの有する高酸
化力と、温度の作用によって投入口より投入された生ゴ
ミを分解し灰化除去することを可能とした生ゴミ処理装
置である。
ゴミの水分除去と分解を一つの機体で可能なコンパクト
な生ゴミ処理装置であり、真空にしたチャンバーにマイ
クロ波を照射することによりチャンバー内に含まれてい
たガスをプラズマ状態に励起し、プラズマの有する高酸
化力と、温度の作用によって投入口より投入された生ゴ
ミを分解し灰化除去することを可能とした生ゴミ処理装
置である。
【００１４】以下本発明の生ゴミ処理装置の実施の形態
について図１とともに説明する。本発明の生ゴミ処理装
置の実施の形態は図１に示すように構成されるものであ
る。
について図１とともに説明する。本発明の生ゴミ処理装
置の実施の形態は図１に示すように構成されるものであ
る。
【００１５】図１において、生ゴミ処理装置１は、投入
された生ゴミの処理を行う耐真空強度を持った処理槽２
と、処理槽２の上面を耐真空蓋３と、耐真空蓋３に付属
しており処理槽２を密封する際にロックを行うためのロ
ックレバー４と、蓋３側の耐真空パッキン５と、把手６
と、耐真空蓋３を上下方向にも移動可能としている上下
方向移動ギア７と、処理槽２側に設けられたロック可能
な耐真空パッキン８と、処理槽２内に設けられ投入され
た生ゴミを細断し、かつ分解中庫内を撹拌する作用をも
つマイクロ波に対して遮蔽されたカッター９と、カッタ
ー９を回転させるためのモーター１０と、カッター９の
回転軸部分からの真空漏れを防ぐためのシール１１と、
処理槽２を真空に減圧するための真空ポンプ１３と、真
空ポンプ１３からの外気への排気口１４と、処理槽２か
ら真空ポンプ１３へ真空排気する際の処理槽２内に設け
られた複数の排気孔１５と、処理後大気圧開放を行う際
のリーク１６と、リーク１６側にエアが流れる場合と真
空ポンプ１３側にエアが流れる場合を選択可能とした三
方弁１７と、外気より反応ガスを導入するための連通路
１８と、上記連通路１８を通過するガスの流量を制御す
るための流量調節バルブ１９と、処理槽２内に複数個設
けられたガス流入孔２０と、処理槽２内にプラズマを発
生すべくマイクロ波を発振するためのマイクロ波発振装
置２１と、マイクロ波を伝播するための導波管２２と、
処理槽２内に設けられたマイクロ波照射部２３と、処理
槽２から真空ポンプ１３への経路中に運転時発生する水
蒸気を凝縮するための蒸気トラップ２４と、上記の機構
を円滑に運転するための集積回路を中心とした制御回路
２５と、排気ガス中に含まれる可能性のある酸素活性種
を吸着分解するための吸着触媒を担持した排気ガス清浄
装置２６とを備えている。
された生ゴミの処理を行う耐真空強度を持った処理槽２
と、処理槽２の上面を耐真空蓋３と、耐真空蓋３に付属
しており処理槽２を密封する際にロックを行うためのロ
ックレバー４と、蓋３側の耐真空パッキン５と、把手６
と、耐真空蓋３を上下方向にも移動可能としている上下
方向移動ギア７と、処理槽２側に設けられたロック可能
な耐真空パッキン８と、処理槽２内に設けられ投入され
た生ゴミを細断し、かつ分解中庫内を撹拌する作用をも
つマイクロ波に対して遮蔽されたカッター９と、カッタ
ー９を回転させるためのモーター１０と、カッター９の
回転軸部分からの真空漏れを防ぐためのシール１１と、
処理槽２を真空に減圧するための真空ポンプ１３と、真
空ポンプ１３からの外気への排気口１４と、処理槽２か
ら真空ポンプ１３へ真空排気する際の処理槽２内に設け
られた複数の排気孔１５と、処理後大気圧開放を行う際
のリーク１６と、リーク１６側にエアが流れる場合と真
空ポンプ１３側にエアが流れる場合を選択可能とした三
方弁１７と、外気より反応ガスを導入するための連通路
１８と、上記連通路１８を通過するガスの流量を制御す
るための流量調節バルブ１９と、処理槽２内に複数個設
けられたガス流入孔２０と、処理槽２内にプラズマを発
生すべくマイクロ波を発振するためのマイクロ波発振装
置２１と、マイクロ波を伝播するための導波管２２と、
処理槽２内に設けられたマイクロ波照射部２３と、処理
槽２から真空ポンプ１３への経路中に運転時発生する水
蒸気を凝縮するための蒸気トラップ２４と、上記の機構
を円滑に運転するための集積回路を中心とした制御回路
２５と、排気ガス中に含まれる可能性のある酸素活性種
を吸着分解するための吸着触媒を担持した排気ガス清浄
装置２６とを備えている。
【００１６】次に本発明の生ゴミ処理装置の運転（動
作）について説明する。先ず、家庭内等で発生した生ゴ
ミを処理槽２に投入する。生ゴミ投入後スタートの合図
と共にモーター１０が駆動する。モーター１０の駆動に
よりカッター９が回転し処理槽２内の生ゴミが細断され
る。細断後カッター９は出力を落として運転したままマ
イクロ波発生装置２１が作動しマイクロ波の照射が行わ
れる。このときのカッター９の運転は間欠的に運転され
ても良い。
作）について説明する。先ず、家庭内等で発生した生ゴ
ミを処理槽２に投入する。生ゴミ投入後スタートの合図
と共にモーター１０が駆動する。モーター１０の駆動に
よりカッター９が回転し処理槽２内の生ゴミが細断され
る。細断後カッター９は出力を落として運転したままマ
イクロ波発生装置２１が作動しマイクロ波の照射が行わ
れる。このときのカッター９の運転は間欠的に運転され
ても良い。
【００１７】非処理物の乾燥がある程度終了すると高真
空に減圧されていき処理槽２内にプラズマが発生し始め
る。プラズマの発生に伴い乾燥ゴミは強酸化によって分
解される。反応ガスを流入させるための連通路１８上に
設けられた調節バルブ１９が開き所定の流量でガスを流
入させる。プラズマによって酸化反応が進むと、分解さ
れたガスが発生し始めるが、真空ポンプ１３により装置
外に排出される。やがて、反応が進み生ゴミはプラズマ
により無機分のみ残して灰化され処理は終了する。
空に減圧されていき処理槽２内にプラズマが発生し始め
る。プラズマの発生に伴い乾燥ゴミは強酸化によって分
解される。反応ガスを流入させるための連通路１８上に
設けられた調節バルブ１９が開き所定の流量でガスを流
入させる。プラズマによって酸化反応が進むと、分解さ
れたガスが発生し始めるが、真空ポンプ１３により装置
外に排出される。やがて、反応が進み生ゴミはプラズマ
により無機分のみ残して灰化され処理は終了する。
【００１８】次に上記耐真蓋３と真空シール部の構造に
ついて図２とともに説明する。
ついて図２とともに説明する。
【００１９】図２に示すように本発明の耐真空蓋３は、
蓋部３１を水平軸方向に対して回転させることを可能に
する回転軸３２と、回転軸３２の回転高さを可変とする
ための移動レール３３と、高真空を保つためにパッキン
を確実に締め付けるためのパッキン締め付けダイアル３
４と、パッキン３５と、ダイアル３４をパッキン締め付
け、次にロックするためのダイアルロック３６を備えて
いる。
蓋部３１を水平軸方向に対して回転させることを可能に
する回転軸３２と、回転軸３２の回転高さを可変とする
ための移動レール３３と、高真空を保つためにパッキン
を確実に締め付けるためのパッキン締め付けダイアル３
４と、パッキン３５と、ダイアル３４をパッキン締め付
け、次にロックするためのダイアルロック３６を備えて
いる。
【００２０】次にその動作について説明する。生ゴミ投
入後ユーザーの操作により蓋部３１は鉛直に開いた状態
から水平状態に回転させられる。蓋部３１を水平状態に
した後、鉛直上方から力を加えることにより蓋部３１は
移動レール３３を利用し鉛直方向にスライドする。この
とき蓋部３１に設けられたダイアルロック３６と処理槽
２側に設けられたダイアルロック３６とはぶつからない
ように設置されており、蓋部３１のパッキン処理槽側の
パッキン３５が障害無く押し付けられる。その後、ダイ
アル３４を回転させることにより処理槽２を完全に密閉
できる。
入後ユーザーの操作により蓋部３１は鉛直に開いた状態
から水平状態に回転させられる。蓋部３１を水平状態に
した後、鉛直上方から力を加えることにより蓋部３１は
移動レール３３を利用し鉛直方向にスライドする。この
とき蓋部３１に設けられたダイアルロック３６と処理槽
２側に設けられたダイアルロック３６とはぶつからない
ように設置されており、蓋部３１のパッキン処理槽側の
パッキン３５が障害無く押し付けられる。その後、ダイ
アル３４を回転させることにより処理槽２を完全に密閉
できる。
【００２１】
【発明の効果】本発明の生ゴミ処理装置は上記のような
構成であるから、請求項１記載の発明は、生ゴミを投入
する生ゴミ投入口と、投入された生ゴミを粉砕するため
の生ゴミ粉砕手段と、粉砕した生ゴミを捕集し耐真空圧
の強度をもつ処理槽と、真空に対してシールが可能な開
閉自在の蓋と、処理槽を真空にするための真空ポンプ
と、大気圧に復圧する際外気を導入するためのエアリー
ク手段と、処理槽にプラズマを発生する手段を具備して
いるため、生ゴミの完全な乾燥と同時に灰化処理まで行
うことが可能である。
構成であるから、請求項１記載の発明は、生ゴミを投入
する生ゴミ投入口と、投入された生ゴミを粉砕するため
の生ゴミ粉砕手段と、粉砕した生ゴミを捕集し耐真空圧
の強度をもつ処理槽と、真空に対してシールが可能な開
閉自在の蓋と、処理槽を真空にするための真空ポンプ
と、大気圧に復圧する際外気を導入するためのエアリー
ク手段と、処理槽にプラズマを発生する手段を具備して
いるため、生ゴミの完全な乾燥と同時に灰化処理まで行
うことが可能である。
【００２２】また、請求項２記載の発明は、プラズマ発
生手段がマイクロ波を処理槽に印加する手段を具備し、
処理槽はマイクロ波遮蔽材料によって形成されることに
より処理槽内に安定したプラズマの発生が可能である。
生手段がマイクロ波を処理槽に印加する手段を具備し、
処理槽はマイクロ波遮蔽材料によって形成されることに
より処理槽内に安定したプラズマの発生が可能である。
【００２３】そして、請求項３記載の発明は、処理槽内
に外部よりエアを導入する手段と、導入されるエアの流
量の制御を行う手段を具備しているので、継続的な酸素
ガスの供給による効果的な洗浄が可能である。
に外部よりエアを導入する手段と、導入されるエアの流
量の制御を行う手段を具備しているので、継続的な酸素
ガスの供給による効果的な洗浄が可能である。
【００２４】そしてまた、請求項４記載の発明は、処理
槽から真空ポンプへの排気経路中に排気ガス中の酸素活
性種を吸着及び分解するための排気ガス清浄手段を具備
しているので酸素活性種が排気側に吸引されても機外に
排出されることなく安全である。
槽から真空ポンプへの排気経路中に排気ガス中の酸素活
性種を吸着及び分解するための排気ガス清浄手段を具備
しているので酸素活性種が排気側に吸引されても機外に
排出されることなく安全である。
【００２５】さらに、請求項５記載の発明は、処理槽が
複数のエア導入孔、及び複数の排気孔を備えているた
め、処理槽内の真空度の引き斑が少なくする事が可能で
あり、それにより更に安定したプラズマの発生が可能で
ある。
複数のエア導入孔、及び複数の排気孔を備えているた
め、処理槽内の真空度の引き斑が少なくする事が可能で
あり、それにより更に安定したプラズマの発生が可能で
ある。
【００２６】さらにまた、請求項６記載の発明は、生ゴ
ミ処理装置は処理槽から真空ポンプまでの排気経路中に
排気ガス中に混入する水分を凝縮させる手段を有してい
るため、臭気成分が機外に飛散するのを防止することが
可能である。
ミ処理装置は処理槽から真空ポンプまでの排気経路中に
排気ガス中に混入する水分を凝縮させる手段を有してい
るため、臭気成分が機外に飛散するのを防止することが
可能である。
【００２７】また、請求項７記載の発明は、真空シール
が可能な蓋が、蓋側に設けられたシール部分と処理槽側
に設けられたシール部分との面を合わせるための複数の
自由度を持ち、真空シール締め付け手段を有しているた
め、容易に密閉が可能である。
が可能な蓋が、蓋側に設けられたシール部分と処理槽側
に設けられたシール部分との面を合わせるための複数の
自由度を持ち、真空シール締め付け手段を有しているた
め、容易に密閉が可能である。
【図１】本発明の生ゴミ処理装置の実施の形態を示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図２】図１の耐真空蓋に関する立体の実施の形態を示
す説明図である。
す説明図である。
１ 生ゴミ処理機 ２ 処理槽 ３ 耐真空蓋 ４ ロックダイアル ５ 耐真空パッキン ７ 上下方向移動ギア ９ カッター １０ モーター １３ 真空ポンプ １６ リーク １７ 三方弁 １９ 流量調節バルブ ２１ マイクロ波発振装置 ２２ 導波管 ２４ 蒸気トラップ ２６ 排気ガス清浄装置
Claims (7)
- 【請求項１】 生ゴミを分解し処理を行う生ゴミ処理装
置において、生ゴミを投入する生ゴミ投入口と、投入さ
れた生ゴミを粉砕するための生ゴミ粉砕手段と、粉砕し
た生ゴミを捕集し耐真空圧の強度をもつ処理槽と、真空
に対してシールが可能な開閉自在の蓋と、処理槽を真空
にするための真空ポンプと、大気圧に復圧する際外気を
導入するためのエアリーク手段と、処理槽にプラズマを
発生する手段を設けたことを特徴とする生ゴミ処理装
置。 - 【請求項２】 上記プラズマ発生手段はマイクロ波を処
理槽に印加する手段を具備し、処理槽はマイクロ波遮蔽
材料によって形成されることを特徴とする請求項１記載
の生ゴミ処理装置。 - 【請求項３】 上記処理槽内に外部よりエアを導入する
手段と、導入されるエアの流量の制御を行う手段を具備
したことを特徴とする請求項１記載の生ゴミ処理装置。 - 【請求項４】 上記処理槽から真空ポンプへの排気経路
中に、排気ガス中の酸素活性種を吸着及び分解するため
の排気ガス清浄手段を具備したことを特徴とする請求項
１記載の生ゴミ処理装置。 - 【請求項５】 上記処理槽は複数のエア導入孔、及び複
数の排気孔を設けたことを特徴とする請求項３記載の生
ゴミ処理装置。 - 【請求項６】 上記処理槽から真空ポンプまでの排気経
路中に排気ガス中に混入する水分を凝縮させる手段を有
したことを特徴とする請求項１記載の生ゴミ処理装置。 - 【請求項７】 上記真空シールが可能な蓋は、蓋側に設
けられたシール部分と処理槽側に設けられたシール部分
との面を合わせるための複数の自由度を持ち、真空シー
ル締め付け手段を有した耐真空蓋であることを特徴とす
る請求項１記載の生ゴミ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8224702A JPH1066948A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 生ゴミ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8224702A JPH1066948A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 生ゴミ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1066948A true JPH1066948A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16817912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8224702A Pending JPH1066948A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 生ゴミ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1066948A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010035430A (ko) * | 2001-02-13 | 2001-05-07 | 김용훈 | 물리,화학적 처리기능을 가지는 협잡물 및 음식물쓰레기선별 처리장치 |
| JP2008086981A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Shinyo Sangyo Kk | 生ごみ乾燥処理機。 |
| CN104566390A (zh) * | 2014-12-10 | 2015-04-29 | 西宁意格知识产权咨询服务有限公司 | 一种废弃物焚烧装置 |
| CN108941160A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-12-07 | 和县新拓工业设计有限公司 | 一种带清洗功能的厨房用环保设备 |
| JP2019018180A (ja) * | 2017-07-20 | 2019-02-07 | グレンカル・テクノロジー株式会社 | 処理装置及び処理プログラムを記憶した記憶媒体 |
| CN112896863A (zh) * | 2021-02-03 | 2021-06-04 | 黄思维 | 一种湿垃圾处理机 |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP8224702A patent/JPH1066948A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010035430A (ko) * | 2001-02-13 | 2001-05-07 | 김용훈 | 물리,화학적 처리기능을 가지는 협잡물 및 음식물쓰레기선별 처리장치 |
| JP2008086981A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Shinyo Sangyo Kk | 生ごみ乾燥処理機。 |
| CN104566390A (zh) * | 2014-12-10 | 2015-04-29 | 西宁意格知识产权咨询服务有限公司 | 一种废弃物焚烧装置 |
| JP2019018180A (ja) * | 2017-07-20 | 2019-02-07 | グレンカル・テクノロジー株式会社 | 処理装置及び処理プログラムを記憶した記憶媒体 |
| CN108941160A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-12-07 | 和县新拓工业设计有限公司 | 一种带清洗功能的厨房用环保设备 |
| CN112896863A (zh) * | 2021-02-03 | 2021-06-04 | 黄思维 | 一种湿垃圾处理机 |
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