JPH1066473A - 古タイヤ魚礁 - Google Patents

古タイヤ魚礁

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Publication number
JPH1066473A
JPH1066473A JP8223850A JP22385096A JPH1066473A JP H1066473 A JPH1066473 A JP H1066473A JP 8223850 A JP8223850 A JP 8223850A JP 22385096 A JP22385096 A JP 22385096A JP H1066473 A JPH1066473 A JP H1066473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
old
old tire
tire
tires
waste
Prior art date
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Pending
Application number
JP8223850A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Hamasuna
順一 浜砂
Hiroshi Chiba
弘 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toa Corp
Original Assignee
Toa Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toa Corp filed Critical Toa Corp
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Publication of JPH1066473A publication Critical patent/JPH1066473A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Artificial Fish Reefs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来処理が困難な廃棄物である古タイヤを魚
礁として有効に再利用してその沿岸域に底棲生物の生息
環境を実現できる古タイヤ魚礁を提供する。 【解決手段】 1本の古タイヤ1が一つの面をなす中空
の立体を各古タイヤ1同志が隣接する部分2で連結して
作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として使用ずみ
の古タイヤを沿岸の魚礁として有効に再利用する古タイ
ヤ魚礁に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車のめざましい普及に伴っ
て、使用ずみの中古タイヤの量が著しく増加し、その処
分が大きな社会問題となっている。そこで、その処分対
策としては、細断して燃料に使用したり、加熱溶融して
再生資源として利用するなど種々の再利用方式が検討さ
れている。
【0003】しかしながら、従来行われている再利用方
式では、いずれも加熱または燃焼時に有害なガスが排出
して公害が発生したり、その処理費用が嵩むため、上記
の公害が発生しない中古タイヤの有効な再利用方式の実
現が近年強く要請されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来処分が
困難な廃棄物である古タイヤを沿岸域の魚礁として有効
に再利用してその沿岸域に底生生物の生息環境を形成で
きる古タイヤ魚礁を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の古タイヤ魚礁
は、1本の古タイヤが一つの面をなす中空の立体を各古
タイヤ同時が隣接する部分で連結して作成することから
なり、また、その古タイヤ魚礁は1本の古タイヤが一つ
の面をなす中空の立体を各古タイヤ同志が隣接する部分
で連結して、複数段または複数列に形成することからな
る。
【0006】また、本発明の古タイヤ魚礁は、上記各古
タイヤの表面に適当な時間経過後固結する粘着性のある
接着材を塗布の後、その接着材の固結する前に粒状体を
まぶすように付着させることからなり、さらに前記の古
タイヤの内部空間に適宜な重量の重し材を充填すること
からなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の古タ
イヤ魚礁の各実施形態を説明するが、まず図1はその一
実施形態の6本の古タイヤ1をそれぞれ1本の古タイヤ
1が一つの面をなす中空のほゞ立方体に作成したもので
あり、その際6本の古タイヤ同志のそれぞれ隣接する部
分2を適宜な連結手段で連結したものであり、図1はそ
の正面図で、図2は図1の平面図である。
【0008】上記の連結手段としては種々の手段を採用
することができ、例えば上記隣接する部分2に適当な穴
をあけ、その穴を介して適宜な金具、またはロープ等で
連結して図1及び図2に示すように6本の古タイヤ1で
一個の単体の中空のほゞ立方体が作成され、これを海中
に沈めて古タイヤ魚礁3を形成する。次に、図3の正面
図及び図4の平面図に示すのは本発明の他の実施形態に
おける古タイヤ魚礁3であり、この場合、図1及び図2
で作成される古タイヤ魚礁3の各古タイヤ1の表面に、
適当な時間経過後固結する粘着性のある接着材を塗布の
後、その接着材の固結前に粒状体4をまぶすように付着
させて古タイヤ魚礁3としたものであり、この場合も図
1及び図2と同様に古タイヤ1のそれぞれ隣接する部分
2を適宜な連結手段で連結している。
【0009】上記の図3及び図4の各古タイヤ1の表面
に塗布する適当時間経過後接着固結する粘着性のある接
着材としては種々のものを使用できるが、例えばウレタ
ン系液や、エポキシ系樹脂とか、タール系乳剤等の接着
材を適用することができる。また、上記接着材を塗布後
その粘着性を保持している前、即ち接着材の固結前にそ
れら各古タイヤ1の表面にまぶすように付着させる粒状
体4としては、適当な粒度の砂利や砕石、または汚泥の
焼成物や、廃ガラスで作成した焼成粒等のリサイクル材
の粒状体4を使用することができる。
【0010】このように図3及び図4による古タイヤ魚
礁3を採用すれば、古タイヤ1の表面に付着させた粒状
体4により、その古タイヤ1の表面積を、図1及び図2
の古タイヤ魚礁3に比べてより大きい状態に形成でき、
魚礁として水中に沈設した場合、水中の底生生物の生息
環境を提供するだけでなく、その表面に海藻9等の付着
性を良くし、その結果、それら底生生物や海藻等をえさ
とする魚類10が寄り付き易い環境を提供できる。
【0011】次に、図5に示す他の実施形態の古タイヤ
魚礁3は、図3及び図4により形成した中空のほゞ立方
体を複数段、例えば上下2段とし、そして複数列、例え
ば左右方向に3列に形成したものであり、大型の魚礁と
して使用した例である。また、図6は本発明で各古タイ
ヤ1同志の隣接する部分2を連結する手段の一例を示し
ており、古タイヤ1の各隣接する適当部分2に適当な穴
5をあけ、各穴5を貫通するUボルト6と、ワッシャー
8及びナット7により連結して中空のほゞ立体を作成す
るものである。
【0012】さらに、本発明においては、図1から図5
までに示す古タイヤ魚礁3の古タイヤ1の内部空間に適
宜な重量の重し材、例えばコンクリートや砕石などを充
填しており、これにより古タイヤ魚礁3全体に適度な重
量を持たせており、魚礁として海底での定着性を良くし
ている。なお、古タイヤで作成する中空の立体は6面体
に限らず他の多面体とすることも可能である。
【0013】
【発明の効果】以上に説明した本発明の古タイヤ魚礁に
よれば、大量に発生し、従来その処分が問題とされてい
た古タイヤを主材料とし、魚礁として利用できるので、
廃棄物の有効利用に役立つことになる。また、古タイヤ
の表面を粒状体によりでこぼこに製作できるので底生生
物の生息環境を提供できるだけでなく、その魚礁表面に
海藻等の付着を良くすることができ、従って魚類の住み
かとして良い環境を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の古タイヤ魚礁の正面図で
ある。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明の他の実施形態の古タイヤ魚礁の正面図
である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】本発明の他の実施形態の大型の古タイヤ魚礁の
正面図である。
【図6】本発明で古タイヤ同志を連結する手段の一例を
示す要部側断面図である。
【符号の説明】
1 古タイヤ 2 隣接する部分 3 古タイヤ魚礁 4 粒状体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本の古タイヤを一つの面となす中空の
    立体を各古タイヤ同志が隣接する部分で連結して作成し
    た古タイヤ魚礁。
  2. 【請求項2】 1本の古タイヤが一つの面をなす中空の
    立体を各古タイヤ同志が隣接する部分で結合して、複数
    段または複数列に形成した古タイヤ魚礁。
  3. 【請求項3】 古タイヤの表面に適当な時間経過後固結
    する粘着性のある接着材を塗布の後、接着材の固結前に
    粒状体をまぶすように付着させた請求項1または2記載
    の古タイヤ魚礁。
  4. 【請求項4】 古タイヤの内部空間に適宜な重量の重し
    材を充填した請求項1、2または3記載の古タイヤ魚
    礁。
JP8223850A 1996-08-26 1996-08-26 古タイヤ魚礁 Pending JPH1066473A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8223850A JPH1066473A (ja) 1996-08-26 1996-08-26 古タイヤ魚礁

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JP8223850A JPH1066473A (ja) 1996-08-26 1996-08-26 古タイヤ魚礁

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JPH1066473A true JPH1066473A (ja) 1998-03-10

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ID=16804702

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JP8223850A Pending JPH1066473A (ja) 1996-08-26 1996-08-26 古タイヤ魚礁

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100926782B1 (ko) 2007-11-21 2009-11-12 문준용 폐 욕조를 이용한 인공어초 구조물 및 그 제조 방법
JP2015504992A (ja) * 2012-01-11 2015-02-16 ゴエイ ダグラスGOEI, Douglas タイヤアセンブリ及びタイヤを用いて海洋環境に支持構造体を設ける方法

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