JPH1066214A - 支持線に対する金車装置の取付装置及び支持線に対する金車装置の取付方法 - Google Patents

支持線に対する金車装置の取付装置及び支持線に対する金車装置の取付方法

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JPH1066214A
JPH1066214A JP23985296A JP23985296A JPH1066214A JP H1066214 A JPH1066214 A JP H1066214A JP 23985296 A JP23985296 A JP 23985296A JP 23985296 A JP23985296 A JP 23985296A JP H1066214 A JPH1066214 A JP H1066214A
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fitting
support
wheel drive
drive device
lock mechanism
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JP23985296A
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Koji Eto
幸司 江藤
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EKOMO KK
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EKOMO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地上から操作杆を操作して支持線等に支持体
を係着し、牽引索条の牽引で支持体に金車装置を簡易に
嵌合ロックできて作業者が高所作業を行う必要がなく、
作業者の転落事故を防止でき、金車装置を支持線等に短
時間で能率的に取付けできる支持線に対する金車装置の
取付装置及び支持線に対する金車装置の取付方法を提供
することを目的とする。 【構成】 架渉された支持線W或は既設ケーブルに着脱
自在に係着させる係着部12を備えた支持体14と、支
持体に連結支持される金車装置16と、支持体と金車装
置とを連結させる嵌合ロック機構18と、金車装置に連
結され嵌合ロック機構に連係して牽引により嵌合ロック
動作を行なわせる牽引索条20とを備え、支持線に支持
体を係着し牽引索条の牽引で支持体に金車装置を嵌合ロ
ックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持線に対する金
車装置の取付装置及び支持線に対する金車装置の取付方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電柱等に架渉された電力線や通信
線等のケーブルを張替え、或は新設する場合には、電柱
に架渉された支持線或は既設ケーブルに沿って地上を移
動しながら梯子を掛け、張替え或は新設のためのケーブ
ルに連結したガイドロープを引き通した金車装置を作業
者が把持して前記支持線或は既設ケーブルに略5m程度
の間隔をおいて順次取付けている。また、ケーブルの繰
出側や牽引側の電柱或は中間位置の電柱に作業者が登っ
て電柱の近傍位置で支持線に金車装置を取り付けてい
る。そして、ケーブルの張替え、或は新設区間の端部側
となる電柱に登った作業者が各金車装置に引き通したガ
イドロープの端部を牽引しながら各金車装置にケーブル
を引き込み、このケーブルを規定張力に緊張して巻付グ
リップ等で端部側の電柱に引留め、また中間位置の各電
柱においても規定張力に緊張されたケーブルを電柱に引
留め、最後に電柱区間内の各金車装置を電柱側へ集合さ
せて再び作業者が電柱に登り、各金車装置を張替えたケ
ーブルから取外している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記金
車装置の取付のたびごとに、金車装置を把持した作業者
が支持線或は既成のケーブルに沿って梯子を移動させて
昇降したり、或は電柱に昇降したりして金車を取り付け
るため、特に高所における作業時間が長く、かつ時間を
要して作業能率が低く、なかには梯子や電柱への昇降中
や作業中に作業者が転落事故に遭遇する危険がある。ま
た、高所作業車のリフトに設けた作業ボックスに作業者
が乗り、電柱の近傍位置から支持線に沿って高所作業車
を移動させて金車装置を支持線や既設ケーブルに取り付
けてもよいが、作業車が交通の邪魔となって交通渋滞を
発生する等の問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、地上で操作杆を操作して
支持体を支持線等に係着し、牽引索条の牽引で金車装置
を支持体に嵌合ロックさせることができ、金車装置の取
り付けのたびごとに作業者が高所作業を行う必要がな
く、作業者の転落事故を生じさせることがなくて安全性
が高く、金車装置を支持線等に短時間で能率的に取り付
けできる支持線に対する金車装置の取付装置及び支持線
に対する金車装置の取付方法を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、請求項1に係る本発明は、架渉された支持線W或
は既設ケーブルに着脱自在に係着させる係着部12を備
えた支持体14と、この支持体14に着脱自在に連結支
持される金車装置16と、この支持体14と金車装置1
6とを連結させる嵌合ロック機構18と、前記金車装置
16に一端を連結させ、前記嵌合ロック機構18に連係
しつつ、該金車装置を支持体から離開させた状態から牽
引により同嵌合ロック機構18の嵌合ロック動作を行な
わせる牽引索条20とを備えてなる支持線に対する金車
装置の取付装置10から構成される。
【0006】また、請求項2に係る発明では、前記嵌合
ロック機構18の近傍には前記牽引索条20の牽引操作
を該嵌合ロック機構18の嵌合ロック動作に変換案内さ
せる変換案内部66が設けられてなることとしてもよ
い。
【0007】また、請求項3に係る発明では、前記嵌合
ロック機構18は、前記支持体14の下端側に固定され
た第1嵌合体60と、前記金車装置16側に取りつけら
れ、前記第1嵌合体60と雌雄嵌合する第2嵌合体62
と、該第1、第2のいずれかの嵌合体側に設けられ、こ
れら第1、第2嵌合体60、62を雌雄合体状に嵌合し
た状態でその嵌合状態をロック保持するロック機構64
とを備えてなることとしてもよい。
【0008】また、請求項4に係る発明では、前記牽引
索条20の一端側は前記第2嵌合体62に固定され、前
記変換案内部66は、前記第1嵌合体60の上下方向に
貫通設された通係孔68と、該第1嵌合体60の上方で
あって前記支持体14に取りつけられた滑車体70とを
有し、前記牽引索条20の他端側は前記第1嵌合体60
の通係孔68を通係し、かつ、この滑車体70に調帯さ
れて地上側に垂下されてなることとしてもよい。
【0009】また、請求項5に係る発明では、前記第1
嵌合体60は、略中心部に前記通係孔68を穿孔させた
筒状保持体74であり、前記第2嵌合体62は、該筒状
保持体74内に嵌合される中子体76からなり、前記牽
引索条20は、この中子体76の略平面視略中央部に一
端が固定され、他端部を前記筒状保持体74の通係孔6
8を通係して設けられてなることとしてもよい。
【0010】また、請求項6に係る発明では、前記支持
体14は、地上の操作杆102に着脱自在に懸け止める
懸け止め部34を有し、同支持体14は前記支持線W或
は既設ケーブルに係着されるフック体22と、このフッ
ク体22に枢着され同フック体22の開口24を内部側
から閉鎖する様にばね付勢された捕捉ロック体26を備
えてなることとしてもよい。
【0011】次に、請求項7に係る発明は、嵌合ロック
機構18を介して支持体14に金車装置16を連結支持
させ、前記金車装置16に一端を連結させつつ、前記嵌
合ロック機構18に連係させて牽引索条20を設け、電
柱P等に架渉された支持線W或は既設ケーブルに、地上
の操作杆102により該支持体14を係止させて同支持
体14の係着部12を該支持線W等に係着させ、その状
態で地上側から前記牽引索条20の牽引操作により同嵌
合ロック機構18を介して金車装置16を前記支持体1
4に連結させ、該金車装置16を前記支持線Wに対して
吊支させてなる支持線に対する金車装置の取付方法から
構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る支持線に対する金車
装置の取付装置は、架渉された支持線或は既設ケーブル
に着脱自在に係着させる係着部を備えた支持体と、この
支持体に着脱自在に連結支持される金車装置と、この支
持体と金車装置とを連結させる嵌合ロック機構と、前記
金車装置に一端を連結させ、前記嵌合ロック機構に連係
しつつ、該金車装置を支持体から離開させた状態から牽
引により同嵌合ロック機構の嵌合ロック動作を行なわせ
る牽引索条とを備えている。
【0013】支持体は、電柱間に架渉された支持線等に
上越し状に係着するフック体に形成され、このフック体
の開口を内部側から閉鎖する様にばね付勢された捕捉ロ
ック体と、地上の操作杆に着脱自在に懸け止める懸け止
め部を有している。この支持体は、支持線に対して着脱
自在に係着できる機構であればよく、例えば、フック体
側に自動開閉装置を設け、操作杆に支持しさせつつ支持
線に接触させると開口した交差杆が自動的に閉着するよ
うな構成としてもよい。
【0014】支持体と金車装置とを相互に嵌合ロックさ
せる嵌合ロック機構は、略中心部に牽引索条の通係孔が
穿孔された筒状保持体からなる第1嵌合体と、筒状保持
体内に嵌合される中子体からなる第2嵌合体とを有し、
牽引索条は、この中子体の略平面視略中央部に一端が固
定され、他端部を前記筒状保持体の通係孔を通係して設
けられ、更に、第1、第2のいずれかの嵌合体側に設け
られ、これら第1、第2嵌合体を雌雄合体状に嵌合した
状態でその嵌合状態をロック保持するロック機構と、を
備えた構成としても良い。
【0015】この第1、第2嵌合体は、雌雄合体状に嵌
合する筒状保持体と中子体とに限ることなく、盤面に複
数の爪杆が突設された第1台盤と、この複数の爪杆が係
着する穴等が凹設された第2台盤とを組み合わせて相互
に嵌合ロックさせる構成としてもよい。また、前記ロッ
ク機構は、筒状保持体の内周面に付勢爪を設け、中子体
の頭部に付勢爪が係合する円周突起を備えているが、こ
れに限ることなく、例えば、相互に吸着する磁石体を筒
状保持体内と中子体の頭部に設けて磁気作用でロックさ
せてもよい。
【0016】牽引索条としては、金属製のワイヤロープ
や植物繊維製の麻ロープを使用する。この牽引索条は、
支持体に取りつけられた滑車体で地上へ垂下して牽引す
るが、滑車体の替わりに第1嵌合体の通係孔から支持線
に掛け回して垂下させ、牽引操作してもよい。要する
に、本発明は、地上から操作杆を利用して支持線に支持
体を係着させた後で、牽引索条を牽引して地上に配置し
た金車装置を支持体へ上昇させて相互に嵌合ロックさせ
るものである。従って、作業者が高所作業を行う必要が
なく、作業者の転落事故を生じさせることがなくて安全
性が高く、金車装置を支持線等に短時間で能率的に取り
付けできることとなる。
【0017】
【実施例】以下、添付図面により、本発明の好適な実施
例を説明する。図1、図2、図3には、本発明の実施例
に係る支持線に対する金車装置の取付装置(以下、金車
装置の取付装置と略する)10が示されている。図より
明らかな様に、金車装置の取付装置10は、金属、硬質
合成樹脂等を素材として形成され、電柱P等に架渉され
た支持線W或は既設ケーブルに着脱自在に係着させる係
着部12を備えた支持体14と、この支持体14に着脱
自在に連結支持される金車装置16と、この支持体14
と金車装置16とを連結させる嵌合ロック機構18と、
前記金車装置16に一端を連結させ、前記嵌合ロック機
構18に連係しつつ、牽引により同嵌合ロック機構18
の嵌合ロック動作を行なわせる牽引索条20とを備えて
いる。
【0018】図1、図3に示す様に、支持体14は、支
持線Wや既設ケーブルに係着するフック体22と、この
フック体22の下端側に枢着され、同フック体22の開
口24を内部側から閉鎖する様にばね付勢された捕捉ロ
ック体26を備えている。このフック体22の頭頂部の
内面側に係着部12が設けられ、この係着部12は支持
線Wに係着する下向きの係止溝28として形成されてい
る。実施例において、支持体14は、左右対向に並列さ
れた2個のフック体22、22を有し、このフック体2
2、22は、下端部に貫通されたボルトピン30で所定
の間隔に連結保持されている。この各フック体22、2
2のボルトピン30寄り位置に各々捕捉ロック体26、
26が枢着され、この捕捉ロック体26、26は、その
枢着点寄り位置に設けた付勢ばね32で開口24側へ向
け常時付勢されている。
【0019】更に、支持体14は、地上の操作杆に着脱
自在に懸け止める懸け止め部34を有している。この懸
け止め部34は、前記捕捉ロック体26、26の上端側
に各々枢着され、フック体22、22を抱き込む様に斜
め上方へ向け突出されたヘヤピン状の交差杆36、36
と、この交差杆36、36の突出端側を相互に連結した
連結ピン38と、この連結ピン38の両端側に円弧状に
連結された吊支環40とを有している。この吊支環40
を操作杆の上端側のフックに吊支させると、捕捉ロック
体26、26はフック体22、22側に負荷される荷重
により付勢ばね32の付勢弾力に抗してフック体22、
22側に接合され、フック体22、22はその開口2
4、24を利用して支持線W等に自由に係着できる。フ
ック体22、22を支持線Wに係着した後で操作杆を吊
支鐶40から脱係させると、交差杆36、36と捕捉ロ
ック体26、26とには荷重が負荷されることなく、捕
捉ロック体26、26は付勢ばね32、32の付勢弾力
で付勢されて開口24、24を閉鎖することとなる。
【0020】前記交差杆36、36の動作範囲を規制さ
せるために、各フック体22、22の中間高さ位置に
は、交差杆36を挟む様に上下ピン42、44が固定さ
れている。この交差杆36、36の下面側には、下ピン
44に係着して捕捉ロック体26、26による開口2
4、24の閉鎖状態をロックするロック爪46が設けら
れている。これにより、地上の操作杆を利用して支持体
14を支持線W或は既設ケーブルに簡単に係着できる。
また、支持体14のフック体22、22を支持線或は既
設ケーブルに係着した状態で捕捉ロック体26、26で
支持線W或は既設ケーブルをロックできるため、フック
体22、22の下端に連結させた金車装置16の荷重が
フック体22、22に負荷されても支持線Wから離脱す
ることがなく、長時間にわたり金車装置を安定保持でき
る。また、支持体14は、前記フック体22、捕捉ロッ
ク体26、交差杆36、吊支環40等の構成に限ること
なく、例えば、操作杆を介してその先端部等に係合させ
つつケーブル等に接触させると開口したグリップが閉着
するような構成としてもよい。
【0021】図1、図2に示す様に、金車装置16は、
対向した長板状の軸受板48、48を有し、この軸受板
48、48内に複数の金車50が軸支されている。実施
例では、ケーブル繰出側となる電柱の近傍位置で支持線
Wに取り付けるため、4個の金車50が軸受板48、4
8内の長手方向に向けて並列配置されている。電柱の中
間位置では軸受板48、48に1個の金車50が軸支さ
れた金車装置16を支持線に取り付ける。これらの軸受
板48、48の中央部には腕杆52、52が突設され、
この腕杆52、52の上端側に継手具54を介してフッ
ク付掛け具56が連設されている。前記一方の腕杆52
は、軸受板48の外面側に枢着され、上端部が前記継手
具54に連結ピン58で着脱可能に連結されている。こ
の軸受板48、48内にケーブルを引き通した後で金車
装置16を取り外す時に、一方の腕杆58の上端側を連
結ピン58から脱係することにより簡単に金車装置16
をケーブル等から取り外しできる。
【0022】図1、図2、図3に示す様に、支持体14
と金車装置16とを着脱連結させる嵌合ロック機構18
は、支持体14の下端側に固定された第1嵌合体60
と、金車装置16側に取りつけられ、第1嵌合体60と
雌雄嵌合する第2嵌合体62と、第1、第2のいずれか
の嵌合体側に設けられ、これら第1、第2嵌合体60、
62を雌雄合体状に嵌合した状態でその嵌合状態をロッ
ク保持するロック機構64とを備えている。更に、嵌合
ロック機構18の近傍には、牽引索条20の牽引操作を
嵌合ロック機構18の嵌合ロック動作に変換案内させる
変換案内部66が設けられている。
【0023】これにより、支持線W或は既設ケーブルに
係着された支持体14の下端に金車装置16を確実に連
結できる。そして、金車装置16の重量が嵌合ロック機
構18に負荷されても、ロック機構64でロックされた
第1嵌合体60と第2嵌合体62とが離脱することな
く、支持線W等に金車装置16を安定配置してケーブル
の新設、張替え等の諸作業を効率良く遂行できる。ま
た、第1、第2嵌合体60、62は相互に雌雄合体状に
嵌合する簡単な構造であるため、製造コストも安価に製
造できる。また、変換案内部66により牽引索条20の
下方向への牽引動作を嵌合ロック動作に円滑に変換で
き、地上からの牽引操作で具体的に支持体14と金車装
置16とを嵌合ロックさせる機能の実効化を確保でき
る。
【0024】図2に示す様に、牽引索条20は、金属製
ワイヤロープ、植物繊維ロープ等で形成され、この牽引
索条20の一端側は第2嵌合体62に固定され、変換案
内部66は、前記第1嵌合体60の上下方向に貫通設さ
れた通係孔68と、該第1嵌合体60の上方であって支
持体14に取りつけられた滑車体70とを有し、前記牽
引索条20の他端側は前記第1嵌合体60の通係孔68
を通係し、かつ、前記滑車体70に調帯されて地上側へ
垂下されている。即ち、第1嵌合体60は、下面側が開
口72された円筒状の筒状保持体74と、この筒状保持
体74の上端側に固定された円柱状の中実体76とで形
成されている。この中実体76の略中心部に上面から下
面側の筒状保持体74内に連通する様に通係孔68が穿
孔されている。また、中実体76の周側面には、逆U字
状の吊支具78が固定されている。この吊支具78の頭
部の上面側と下面側とには上下吊り環80、82が固定
され、この上部吊り環80が支持体14の下端側のボル
トピン30に吊支され、下部吊り環82に前記滑車体7
0が吊支されている。
【0025】第2嵌合体62は、前記筒状保持体70内
に嵌合される円柱状の中子体84であり、この中子体8
4の略中心部には上面から下面へ連通した通係孔86が
穿孔されている。この通係孔86の上面側から下面側へ
牽引索条20の一端が通係されて止め結びにより通係孔
86の下面側に係止されている。更に、中子体84の下
端側には、補助筒88が固定され、この補助筒88の両
側面に金車装置16のフック付掛け具56を着脱係着し
て吊支するための吊支軸89、89が水平に突設されて
いる。従って、地上から操作杆を利用して支持体14を
支持線W等に係着させた後で、地上に垂下されている牽
引索条20を牽引すると、変換案内部66で方向変換さ
れた牽引索条20に連結された第2嵌合体62は支持体
14の下端に設けた第1嵌合体60へ向け上昇し、筒状
保持体70内に中子体84が雌雄合体状に連結される。
【0026】これにより、牽引索条20の下方向への牽
引動作を嵌合ロック動作に円滑に変換でき、地上からの
牽引操作で具体的に支持体14と金車装置16とを嵌合
ロックさせる機能の実効化を確保できる。また、牽引索
条20の牽引で上昇する中子体84からなる第2嵌合体
62は、筒状保持体74からなる第1嵌合体60内に位
置ずれもなく確実に嵌合され、嵌合ロック機構を介して
支持体14に金車装置16を迅速、確実に連結できる。
【0027】実施例において、第1嵌合体60側の筒状
保持体74は円筒状に形成され、第2嵌合体62側の中
子体84は筒状保持体74内に嵌合し得る円柱状に形成
されているが、必ずしもこの形状に限ることなく、四
角、六角その他の多角形等の筒体或は柱体に形成しても
よい。また、第1嵌合体60側を中子体に形成し、第2
嵌合体62側を筒状保持体に形成して相互に雌雄合体状
に嵌合させてもよい。
【0028】図2に示す様に、第1、第2嵌合体60、
62をロック保持するロック機構64は、筒状保持体7
4の内周面に開講された溝内に嵌合され、同筒状保持体
74の中心方向へ凹凸自在にばね付勢された複数の付勢
爪90と、中子体84の頭部外周面に付勢爪90に係着
する様に設けられた円周突起92とを備えている。更
に、中子体84の円周突起92の下方位置には、円周突
起92に係着した付勢爪90を円周突起92から脱係さ
せるためのロック解除環94が摺動自在に嵌合されてい
る。これにより、筒状保持体74内に中子体84を嵌合
させたときに、中子体84の円周突起92に筒状保持体
74内の付勢爪90が係着してロック保持される。この
ロック状態においてロック解除環94を円周突起92側
へ摺動させると、付勢爪90は円周突起92から脱係さ
れてロック機構64のロック状態を簡単に解除できる。
また、前記ロック機構64は、ばね付勢された付勢爪9
0とこれに係合する円周突起92との構成に限ることな
く、例えば、相互に吸着する磁石を筒状保持体74内と
中子体84の頭部い設けて嵌合ロックさせてもよい。
【0029】このように、実施例に係る支持線に対する
金車装置の取付装置は、架渉された支持線或は既設ケー
ブルに着脱自在に係着させる係着部12を備えた支持体
14と、支持体14に取り付けた滑車体70と、この滑
車体70に調帯されて一端側を金車装置に固定させると
ともに、他端側を地上の操作側とさせた牽引索条と、支
持体と金車装置を連結させる嵌合ロック機構と、を備
え、金車装置を支持体から離開させて牽引索条で吊支さ
せた状態から地上の作業者が索条の他端側を牽引しつつ
金車装置を支持体14に嵌合ロックさせる支持線に対す
る金車装置の取付装置として構成しても良いものであ
る。そして、支持体側の滑車体70の下部中心部に通係
孔を設け、これによって、牽引索条20を牽引操作する
と通係孔に案内されて金車装置が確実に支持体に嵌合
し、これによって支持線に対し、地上からの操作で金車
装置を確実に吊支させることが可能となる。
【0030】次に、本発明の実施例に係る金車装置の取
付装置10の作用を説明する。図4、図5に示す様に、
作業車等に搭載したケーブルドラム96に巻き込んだ電
力線や通信線等のケーブル98を繰出しながら支持線W
に沿って張架する場合に、例えば、ケーブル98の繰出
側と牽引側との電柱Pの近傍位置に内部に4個程度の金
車50を軸支した大形の金車装置16を支持線Wに取付
ける。この大形の金車装置16内にケーブル98に連結
したガイドロープ100を引き通した状態で、地上の作
業者が把持した操作杆102の上端に設けたフック10
4を支持体14の吊支環40に係着して支持する。この
ときに、吊支環40、交差杆36、36及び捕捉ロック
体26、26に荷重が加わるため、捕捉ロック体26、
26はフック体22、22側へ回動してフック体22、
22の嘴側が開口24される。
【0031】図4に示す様に、操作杆102を伸長しな
がら架渉された支持線W或は既設ケーブルの上方へとフ
ック体22、22の開口24、24を上越しさせて下降
させ、支持線Wをフック体22、22の開口24、24
から係着部12、12に係着させる。その後、操作杆1
6のフック18のフック104を吊支環40から引き抜
くと、捕捉ロック体26、26は付勢ばね32、32で
フック体22、22の嘴側へ回動して開口24、24は
閉鎖され、同時に交差環36、36の下面側のロック爪
46がフック体22に固定した下部ピン44に係着して
捕捉ロック体26、26で開口24を閉鎖ロックする。
これにより、支持体14は支持線Wより離脱することな
く係止される。
【0032】この状態で、支持体14の第1嵌合体60
から地上へ垂下されている牽引索条20を作業者が把持
して牽引しながら金車装置16が連結された第2嵌合体
62を上昇させ、第2嵌合体62の中子体84が第1嵌
合体60の筒状保持体74内に突込み状に嵌合され、こ
の時点でロック機構64が動作して中子体84の上端周
側面に設けた円周突起92に筒状保持体74内に設けた
付勢爪90が係着して第2嵌合体62は第1嵌合体60
内にロック保持される。これにより、地上で操作杆10
2を操作して支持体14を支持線W等に係着し、牽引索
条20の牽引で大形の金車装置16を支持体14に嵌合
ロックさせることができるため、作業者が高所作業を行
う必要がなく、作業者の転落事故を生じさせないと共に
金車装置16を支持線W等に短時間で能率的に取り付け
ることが可能となる。
【0033】この様に、ケーブル98の繰出位置で電柱
Pの近傍位置で支持線等に金車装置16を取付けた後で
は、順次ガイドロープ100を通係させた小形の金車装
置16の支持体14を支持線Wに略5m程度の間隔をお
いて操作杆等を利用して取り付け、同様に牽引索条20
を牽引操作して支持体14に金車装置16を嵌合ロック
させて順次取り付けてゆき、ケーブル98の張架区間の
牽引側となる終点位置の電柱の近傍位置に繰出位置の場
合と同様に金車装置の取付装置10を利用して大形の金
車装置16を支持線Wに取付ける。そこで、各金車装置
16によるガイドロープの配線が終了したら、張架区間
の牽引側の電柱に作業者が上り、ガイドロープ100を
牽引してケーブル98を各金車装置16内に引き込み、
このケーブル98を規定張力に緊張して巻付グリップ等
で端部側の電柱Pに引留め、また中間位置の各電柱Pに
おいても規定張力に緊張されたケーブルを電柱に引留め
る。
【0034】ケーブル98を各電柱Pに引留めた後で、
支持線Wの中間位置に取り付けた金車装置16は操作杆
を利用して各電柱側へ引寄せる。そして、ケーブルの繰
出側や牽引側の電柱や中間位置の電柱に作業者が登り、
各金車装置16の一方の腕杆52の上端を連結ピン58
から脱係させ、この脱係した開口を利用してケーブル9
8から金車装置16を取り外し、この後で地上から操作
杆102を利用して支持体14を支持線Wから取り外し
て地上へと回収し作業を終了する。
【0035】従って、ケーブルの張架区間の繰出側と牽
引側とに設ける金車装置や電柱間で支持線に取り付ける
各金車装置の支持体を、地上で操作杆を操作して支持線
等に係着し、牽引索条の牽引で金車装置を支持体に嵌合
ロックさせて各金車装置を支持線等に短時間で能率的に
取り付けできる。そして、作業者が金車装置を把持して
梯子や電柱に取り付けのたびごとに登って取り付ける必
要がなく、作業終了後に各金車装置をケーブルから取り
外すときに、電柱に僅か数回登るだけであるため、作業
者の転落事故を生じせしめることがなく、作業を安全に
遂行できる。また、道路際の電柱の側で作業する場合に
も、通行する自動車の邪魔になることなく、交通渋滞を
発生することもない。
【0036】電柱等に架渉するケーブルは、鋼線より成
る支持線Wにケーブルをケーブルリングで係止する別体
型と、支持線Wがケーブル内に内装された一体型とがあ
り、別体型ケーブルは、主に新設のケーブルに利用さ
れ、先ず電柱に支持線を張架し、この支持線に金車類を
装着しながらケーブルを張架する。また、一体型ケーブ
ルは、主に既設ケーブルの張替に利用され、電柱に架渉
された既設ケーブルに金車類を装着しながらケーブルを
張架する。本実施例においては、別体型ケーブルについ
て金車装置の取付装置を例示したが、これに限るもので
なく、一体型ケーブルにおいても同様に実施できるもの
である。また、本発明の実施例に係る支持線に対する金
車装置の取付装置及び支持線に対する金車装置の取付方
法は、電力線や通信線等のケーブルの張架のための金車
装置の取付の外に、建設現場、或は索道現場における各
種索条類を支持する金車装置の取付作業等に利用して作
業性や安全性を向上できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1に係る支持
線に対する金車装置の取付装置は、架渉された支持線或
は既設ケーブルに着脱自在に係着させる係着部を備えた
支持体と、この支持体に着脱自在に連結支持される金車
装置と、この支持体と金車装置とを連結させる嵌合ロッ
ク機構と、前記金車装置に一端を連結させ、前記嵌合ロ
ック機構に連係しつつ、該金車装置を支持体から離開さ
せた状態から牽引により同嵌合ロック機構の嵌合ロック
動作を行なわせる牽引索条とを備えてなることにより、
地上で操作杆を操作して支持体を支持線等に係着し、牽
引索条の牽引で金車装置を支持体に嵌合ロックさせるこ
とができるため、作業者が高所作業を行う必要がなく、
作業者の転落事故を生じさせないと共に金車装置を支持
線等に短時間で能率的に取り付けることが可能である。
【0038】また、請求項2によれば、前記嵌合ロック
機構の近傍には前記牽引索条の牽引操作を該嵌合ロック
機構の嵌合ロック動作に変換案内させる変換案内部が設
けられてなることにより、牽引索条の下方向への牽引動
作を嵌合ロック動作に円滑に変換でき、地上からの牽引
操作で具体的に支持体と金車装置とを嵌合ロックさせる
機能の実効化を確保できる。
【0039】また、請求項3によれば、前記嵌合ロック
機構は、前記支持体の下端側に固定された第1嵌合体
と、前記金車装置側に取りつけられ、前記第1嵌合体と
雌雄嵌合する第2嵌合体と、該第1、第2のいずれかの
嵌合体側に設けられ、これら第1、第2嵌合体を雌雄合
体状に嵌合した状態でその嵌合状態をロック保持するロ
ック機構と、を備えてなることにより、支持線或は既設
ケーブルに係着された支持体の下端に金車装置を確実に
連結できる。そして、金車装置の重量が嵌合ロック機構
に負荷されても、ロック機構でロックされた第1嵌合体
と第2嵌合体とが離脱することなく、支持線に金車装置
を安定配置してケーブルの新設、張替え等の諸作業を効
率良く遂行できる。また、第1、第2嵌合体は相互に雌
雄合体状に嵌合する簡単な構造であるため、製造コスト
も安価に製造できる。
【0040】また、請求項4によれば、前記牽引索条の
一端側は前記第2嵌合体に固定され、前記変換案内部
は、前記第1嵌合体の上下方向に貫通設された通係孔
と、該第1嵌合体の上方であって前記支持体に取りつけ
られた滑車体と、を有し、前記牽引索条の他端側は前記
第1嵌合体の通係孔を通係し、かつ、この滑車体に調帯
されて地上側に垂下されてなることにより、第1、第2
嵌合体に中通し状に牽引索条が通係され、第2嵌合体を
昇降させて嵌合動作の確保等を行うから牽引索条の案内
機能が高く、嵌合ロック動作を円滑、確実に行える。
【0041】また、請求項5によれば、前記第1嵌合体
は、略中心部に前記通係孔を穿孔させた筒状保持体であ
り、前記第2嵌合体は、該筒状保持体内に嵌合される中
子体からなり、前記牽引索条は、この中子体の略平面視
略中央部に一端が固定され、他端部を前記筒状保持体の
通係孔を通係して設けられてなることにより、牽引索条
の牽引で上昇する中子体からなる第2嵌合体は、筒状保
持体からなる第1嵌合体内に位置ずれもなく確実に嵌合
され、嵌合ロック機構を介して支持体に金車装置を迅
速、確実に連結できる。
【0042】また、請求項6によれば、前記支持体は、
地上の操作杆に着脱自在に懸け止める懸け止め部を有
し、同支持体は前記支持線或は既設ケーブルに係着され
るフック体と、このフック体に枢着され同フック体の開
口を内部側から閉鎖する様にばね付勢された捕捉ロック
体を備えてなることにより、地上の操作杆を利用して支
持体を支持線或は既設ケーブルに簡単に係着できる。ま
た、支持体のフック体を支持線或は既設ケーブルに係着
した状態で捕捉ロック体で支持線或は既設ケーブルをロ
ックできるため、フック体の下端に連結させた金車装置
の荷重がフック体に負荷されても支持線から離脱するこ
とがなく、長時間にわたり金車装置を安定保持できる。
【0043】次に、請求項7に係る支持線に対する金車
装置の取付方法によれば、嵌合ロック機構を介して支持
体に金車装置を連結支持させ、前記金車装置に一端を連
結させつつ、前記嵌合ロック機構に連係させて牽引索条
を設け、電柱等に架渉された支持線或は既設ケーブル
に、地上の操作杆により該支持体を係止させて同支持体
の係着部を該支持線等に係着させ、その状態で地上側か
ら前記牽引索条の牽引操作により同嵌合ロック機構を介
して金車装置を前記支持体に連結させ、該金車装置を前
記支持線に対して吊支させてなることにより、地上で操
作杆を操作して支持体を支持線等に係着し、牽引索条の
牽引で金車装置を支持体に嵌合ロックさせることができ
るため、作業者が高所作業を行う必要がなく、作業者の
転落事故を生じさせないと共に金車装置を支持線等に短
時間で能率的に取り付けることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る支持線に対する金車装置
の取付装置の斜視図である。
【図2】図1に示す支持線に対する金車装置の取付装置
の嵌合ロック機構の断面説明図である。
【図3】図1に示す支持線に対する金車装置の取付装置
の正面図である。
【図4】ケーブルの繰出側の電柱に近接した位置で操作
杆に支持体を係着して支持線に上越し係止させる状態の
説明図である。
【図5】支持線に支持体を係止した後で牽引索条を牽引
して金車装置を支持体へ嵌合ロックさせた状態の説明図
である。
【符合の説明】
10 支持線に対する金車装置の取付装置 12 係着部 14 支持体 16 金者装置 18 嵌合ロック機構 20 牽引索条 22 フック体 24 開口 26 捕捉ロック体 34 懸け止め部 60 第1嵌合体 62 第2嵌合体 64 ロック機構 66 変換案内部 68 通係孔 70 滑車体 74 筒状保持体 84 中子体 102 操作杆 W 支持線 P 電柱

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架渉された支持線或は既設ケーブルに着
    脱自在に係着させる係着部を備えた支持体と、 この支持体に着脱自在に連結支持される金車装置と、 この支持体と金車装置とを連結させる嵌合ロック機構
    と、 前記金車装置に一端を連結させ、前記嵌合ロック機構に
    連係しつつ、該金車装置を支持体から離開させた状態か
    ら牽引により同嵌合ロック機構の嵌合ロック動作を行な
    わせる牽引索条と、を備えてなる支持線に対する金車装
    置の取付装置。
  2. 【請求項2】 前記嵌合ロック機構の近傍には前記牽引
    索条の牽引操作を該嵌合ロック機構の嵌合ロック動作に
    変換案内させる変換案内部が設けられてなる請求項1記
    載の支持線に対する金車装置の取付装置。
  3. 【請求項3】 前記嵌合ロック機構は、前記支持体の下
    端側に固定された第1嵌合体と、 前記金車装置側に取りつけられ、前記第1嵌合体と雌雄
    嵌合する第2嵌合体と、 該第1、第2のいずれかの嵌合体側に設けられ、これら
    第1、第2嵌合体を雌雄合体状に嵌合した状態でその嵌
    合状態をロック保持するロック機構と、を備えてなる請
    求項1または2記載の支持線に対する金車装置の取付装
    置。
  4. 【請求項4】 前記牽引索条の一端側は前記第2嵌合体
    に固定され、 前記変換案内部は、前記第1嵌合体の上下方向に貫通設
    された通係孔と、該第1嵌合体の上方であって前記支持
    体に取りつけられた滑車体と、を有し、 前記牽引索条の他端側は前記第1嵌合体の通係孔を通係
    し、かつ、この滑車体に調帯されて地上側に垂下されて
    なる請求項3記載の支持線に対する金車装置の取付装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1嵌合体は、略中心部に前記通係
    孔を穿孔させた筒状保持体であり、 前記第2嵌合体は、該筒状保持体内に嵌合される中子体
    からなり、 前記牽引索条は、この中子体の略平面視略中央部に一端
    が固定され、他端部を前記筒状保持体の通係孔を通係し
    て設けられてなる請求項3または4記載の支持線に対す
    る金車装置の取付装置。
  6. 【請求項6】 前記支持体は、地上の操作杆に着脱自在
    に懸け止める懸け止め部を有し、 同支持体は前記支持線或は既設ケーブルに係着されるフ
    ック体と、このフック体に枢着され同フック体の開口を
    内部側から閉鎖する様にばね付勢された捕捉ロック体を
    備えてなる請求項1ないし5のいずれかに記載の支持線
    に対する金車装置の取付装置。
  7. 【請求項7】 嵌合ロック機構を介して支持体に金車装
    置を連結支持させ、 前記金車装置に一端を連結させつつ、前記嵌合ロック機
    構に連係させて牽引索条を設け、 電柱等に架渉された支持線或は既設ケーブルに、地上の
    操作杆により該支持体を係止させて同支持体の係着部を
    該支持線等に係着させ、 その状態で地上側から前記牽引索条の牽引操作により同
    嵌合ロック機構を介して金車装置を前記支持体に連結さ
    せ、該金車装置を前記支持線に対して吊支させてなる支
    持線に対する金車装置の取付方法。
JP23985296A 1996-08-21 1996-08-21 支持線に対する金車装置の取付装置及び支持線に対する金車装置の取付方法 Pending JPH1066214A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009273322A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Kyowa Exeo Corp 引込線架線用工具
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