JPH1066134A - 交換機間ハンドオーバ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基地局間の移動時だけでなく、交換機間の移
動時も通信中の呼を保持させるＰＨＳ用携帯端末のハン
ドオーバ方法を提供する。 【解決手段】 第１交換機７ａに収容された第１基地局
４ｂを通して第１通信チャネル１７で通信状態にある移
動端末ＰＳｂは、第２交換機７ｂに収容された第２基地
局４ｃの無線ゾーンへ移動する際に、第１交換機７ａの
識別情報を含む第１ハンドオーバ要求情報を第２交換機
７ｂへ送信する。これを受信した第２交換機７ｂは第１
交換機７ａ及び第２交換機７ｂの識別情報を含む第２ハ
ンドオーバ要求情報を第１交換機７ａへ送信する。第２
ハンドオーバ要求情報に基づいて、第１交換機７ａは移
動端末ＰＳｂの通信チャネルを第２通信チャネル１６へ
切り替え、第２通信チャネル情報を含むハンドオーバ応
答情報を第２交換機７ｂへ送信し、第１交換機７ａと第
２交換機７ｂとの間で第２通信チャネル１６を通して通
信状態が保持される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は移動体通信システム
に係り、特にＰＨＳ（Personal Handy phone System）
用の移動端末が無線ゾーン間を移動しても通信状態を保
持する通話中チャネル切替（ハンドオーバ）方法に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】ＰＨＳ携帯電話機などの移動端末が通信
中に基地局の無線ゾーン間を移動した場合でもチャネル
を適切に切り替えて通信状態を保持することができるハ
ンドオーバ方式は、例えば特開平０５−３２８４２８号
公報などに開示されている。この従来のハンドオーバ方
式について、図８を参照しながら説明する。

【０００３】図８に示すように、１つのＰＨＳ用携帯端
末が位置２から位置３へ移動し、基地局４ｂの無線ゾー
ンから基地局４ｃの無線ゾーンのチャネルに切り替わる
場合を考える。交換機７ａは各基地局４ｂ及び４ｃの間
で時分割多重信号の同期をとり、無線チャネル対応のタ
イムスロットの交換を行う。交換機７ａは、通信中チャ
ネル切替要求情報を識別すると、基地局４ｂから基地局
４ｃへの無線チャネルの切替と、交換機７ａにおけるタ
イムスロットの切替とを行い、無瞬断で通信中のチャネ
ル切替を行う。以下、簡単のために、ＰＨＳ用携帯端末
をＰＳ（Personal Station）、基地局をＣＳ（Cell Sta
tion）とそれぞれ略記する。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のハンドオーバ方式は、同一の交換機に接続されるＣ
Ｓ無線ゾーン間を移動するハンドオーバの場合のみを想
定していたために、ＰＳから送出されるハンドオーバ要
求にはハンドオーバ前の局を識別できる番号が設定され
ていない。従って、通信中の呼を管理している交換機に
接続されたＣＳ無線ゾーン間をＰＳが移動する場合にの
み実行され、他の交換機に接続されるＣＳ無線ゾーンに
移動した場合には、その交換機がそのＰＳの通信中の呼
を管理していないために圏外と判断され、呼が切断され
ていた。

【０００５】そこで、本発明の目的は、基地局間の移動
時だけでなく、交換機間の移動時も通信中の呼を保持さ
せるＰＨＳ用携帯端末のハンドオーバ方法を提供するこ
とにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
交換機と、各交換機に収容された複数の基地局（ＣＳ）
と、いずれかの基地局と無線チャネルで接続して通信を
行うことができるＰＨＳ用の移動端末（ＰＳ）と、から
なる移動体通信システムにおいて、第１交換機に収容さ
れた第１基地局を通して第１通信チャネルで通信状態に
ある前記移動端末は、第１基地局の無線ゾーンから第２
交換機に収容された第２基地局の無線ゾーンへ移動する
際に、第１交換機の識別情報を含む第１ハンドオーバ要
求情報を第２基地局を通して第２交換機へ送信し、第１
ハンドオーバ要求情報を受信した第２交換機は、第１交
換機及び第２交換機の識別情報を含む第２ハンドオーバ
要求情報を第１交換機へ送信し、第２ハンドオーバ要求
情報に基づいて、第１交換機は移動端末の通信チャネル
を第１通信チャネルから第２通信チャネルへ切り替え、
第２通信チャネル情報を含むハンドオーバ応答情報を第
２交換機へ送信し、前記ハンドオーバ応答情報に基づい
て、第２交換機は第２通信チャネルを捕捉し、前記移動
端末は第２交換機に収容された第２基地局を通して第２
通信チャネルで通信状態を継続する、ことを特徴とす
る。

【０００７】本発明の交換機間ハンドオーバ方式は、Ｐ
Ｓからのハンドオーバ要求にハンドオーバ前の局を識別
できる番号を設定し、交換機間で送受される交換機間ハ
ンドオーバ要求にハンドオーバ前の局を識別できる番号
とハンドオーバ後の局を識別できる番号を設定すること
で、ハンドオーバ前の局では指定された個別ＰＳ番号に
示されるＰＳの通信チャネルをハンドオーバ後の局に対
して切り替えることが可能となり、交換機を移動しても
通話を保持することができる。

【０００８】

【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。以下、簡単のために、ＰＨＳ用携帯端末を
ＰＳ（Personal Station）、基地局をＣＳ（Cell Stati
on）とそれぞれ略記する。

【０００９】図１は本発明によるハンドオーバ方法の一
実施形態を説明するための移動体通信システムの概略的
構成図である。

【００１０】同図において、ＣＳ４ａ及び４ｂを収容す
る無線処理機能を有する交換機７ａとＣＳ４ｃを収容す
る無線機能を有する交換機７ｂとが中継インタフェース
１５を介して接続されている。ＣＳ４ａ及び４ｂは、Ｃ
Ｓインタフェース１３ａ及び１３ｂを介してそれぞれ交
換機７ａと接続されている。また、ＣＳｃは、ＣＳイン
タフェース１３ｃを介して交換機７ｂと接続されてい
る。

【００１１】ＰＳａは交換機７ａに収容されたＣＳ４ａ
の無線ゾーン内の地点ＰＳ１に存在し、ＣＳ４ａと接続
され、更に同じ交換機７ａに収容されたＣＳ４ｂを通し
て別のＰＳｂと通信中である。このハンドオーバ前のＰ
Ｓｂは、ＣＳ４ｂの無線ゾーン内の地点ＰＳ２に存在す
る。このようにＰＳａと通信中のＰＳｂが地点ＰＳ２か
ら交換機７ｂが収容するＣＳ４ｃの無線ゾーン内の地点
ＰＳ３へ移動すると、次に詳細に説明するようにＣＳｂ
と交換機７ａ、交換機７ａと交換機７ｂ、及び交換機７
ｂとＣＳｃとの間で通信中のチャネル切替が行われる。

【００１２】交換機７ａは、ＰＳｂからのハンドオーバ
要求と、交換機７ａ及び７ｂ間の交換機間ハンドオーバ
要求とを制御する中央制御部８ａ、中継インタフェース
１５を収容する中継インタフェース回路１４ａ、中央制
御部路８ａとＣＳインタフェース回路５ａ及び５ｂ及び
中継インタフェース回路１４ａとを接続する制御バス１
１ａ、１１ｂ、及び１１ｃ、ＣＳインタフェース回路５
ａ及び５ｂと中継インタフェース回路１４ａとを接続し
音声信号が流れる音声バス１２ａ、１２ｂ、及び１２ｃ
から構成されている。

【００１３】同様に、交換機７ｂは、ＰＳｂからのハン
ドオーバ要求と、交換機７ａ及び７ｂ間の交換機間ハン
ドオーバ要求とを制御する中央制御部８ｂ、中継インタ
フェース１５を収容する中継インタフェース回路１４
ｂ、中央制御部路８ｂとＣＳインタフェース回路５ｃ及
び中継インタフェース回路１４ｂとを接続する制御バス
１１ｄ及び１１ｅ、ＣＳインタフェース回路５ｃと中継
インタフェース回路１４ｂとを接続し音声信号が流れる
音声バス１２ｄ、１２ｅ、及び１２ｆから構成されてい
る。

【００１４】交換機７ａ及び７ｂの中央制御部８ａ及び
８ｂは、それぞれＰＳａ及びＰＳｂの接続制御を行うＰ
Ｓ接続制御部６ａ及び６ｂ、ハンドオーバ制御を行うＰ
Ｓ移動制御部１０ａ及び１０ｂ、及びＰＳａ及びＰＳｂ
の位置情報が記憶されているＰＳ位置管理メモリ９ａ及
び９ｂを含む。

【００１５】図２は、本実施形態で使用されるＰＳｂか
らのハンドオーバ要求／応答情報に設定される情報要素
を示す模式図である。同図に示すように、ＰＳｂからＣ
Ｓ４ｃへのハンドオーバ情報には、ハンドオーバ要求／
応答種別、ハンドオーバ前の交換機を示す局番号情報、
個別ＰＳ番号情報、及び現在通話中のＣＳ通話チャネル
情報の各情報要素が含まれる。

【００１６】図３は、本実施形態で使用される交換機間
ハンドオーバ要求／応答情報に設定される情報要素を示
す模式図である。同図に示すように、交換機７ａ及び７
ｂ間でのハンドオーバ情報には、ハンドオーバ要求／応
答種別、ハンドオーバ前の交換機を示す局番号情報、ハ
ンドオーバ後の交換機を示す局番号情報、個別ＰＳ番号
情報、及び中継ＣＳ通話チャネル情報の各情報要素が含
まれる。

【００１７】図４は、本実施形態におけるハンドオーバ
のシーケンス図である。以下、図１〜図３を適宜参照し
ながら、図４に従って、交換機７ａでＰＳａと通信中で
あった地点２のＰＳｂ（ＰＳ２）が交換機７ｂのサービ
スエリア内に移動した場合のハンドオーバ動作について
説明する。

【００１８】交換機７ａのサービスエリア内（地点ＰＳ
２）でＰＳａと通信中のＰＳｂが交換機７ｂのサービス
エリア内（ＰＳ３）に移動すると、ハンドオーバ後の地
点ＰＳ３でＰＳｂはハンドオーバ要求を行い、ＣＳ４ｃ
を経由して交換機７ｂの中央制御部８ｂに通知される。
このハンドオーバ要求は、図２に示す様にハンドオーバ
要求であることを示す要求種別と、ハンドオーバ前の局
である交換機７ａを示す局番号と、地点ＰＳ３に存在す
るＰＳｂの個別ＰＳ番号情報と、ＣＳインタフェース回
路５ｃのＣＳインタフェース１３ｃ上の通話チャネルを
示すＣＳ通話チャネル情報で構成されている。

【００１９】このハンドオーバ要求を受信した中央制御
部８ｂ内のＰＳ移動制御部１０ｂは、ハンドオーバ前局
番号を分析し、図３に示す交換機間ハンドオーバ要求を
送出する中継インタフェース回路１４ｂを特定し、中継
インタフェース１５上の通話チャネルを補足する。そし
て、図３に示す交換機間ハンドオーバ要求のハンドオー
バ前局番号情報に地点ＰＳ３のＰＳｂから通知されたハ
ンドオーバ要求に設定されているハンドオーバ前局番号
を、ハンドオーバ後局番号情報に交換機７ｂの局番号
を、個別ＰＳ番号情報にＰＳｂから通知された個別ＰＳ
番号を、中継通話チャネル情報に補足した中継インタフ
ェース１５上の通話チャネルをそれぞれ設定した交換機
間ハンドオーバ要求を形成し、中継インタフェース１５
を経由して交換機７ａの中央制御部８ａに送出する。

【００２０】その交換機間ハンドオーバ要求を受信した
中央制御部８ａ内のＰＳ移動制御部１０ａは、図３で示
す交換機間ハンドオーバ要求のハンドオーバ前局番号情
報を見て、自局７ａであると判断し、個別ＰＳ番号情報
をＰＳ接続制御部６ａに渡し、ハンドオーバ前の地点Ｐ
Ｓ２のＰＳｂと接続していたＰＳａを見つけだし、その
ＰＳａがハンドオーバ前のＰＳｂとの通信で使用してい
たＣＳインタフェース回路５ａの通信チャネルと、ハン
ドオーバ前のＰＳｂがＰＳａとの通信で使用していたＣ
Ｓインタフェース回路５ｂの通信チャネルを見つけ出
す。

【００２１】さらにＰＳ移動制御部１０ａは、ハンドオ
ーバのために使用しなくなるハンドオーバ前のＰＳｂが
ＰＳａとの通信で使用していたＣＳインタフェース回路
５ｂの通信チャネルの解放要求と、交換機間ハンドオー
バ要求に設定されていた中継通話チャネル情報が示す中
継インタフェース回路１４ａを特定し、中継インタフェ
ース１５上の通話チャネルの補足要求をＰＳ接続制御６
ａに対して行う。更に、ＰＳａの接続相手の通話チャネ
ルがＣＳインタフェース回路５ｂから中継インタフェー
ス回路１４ａに切り替わったことをＰＳ位置管理メモリ
９ａに記憶する。

【００２２】そして図３で示す交換機間ハンドオーバ要
求の要求種別に交換機間ハンドオーバ応答を、ハンドオ
ーバ前局番号、ハンドオーバ後局番号、個別ＰＳ番号情
報、及び通話チャネル情報には交換機間ハンドオーバ要
求の情報をそれぞれ設定して交換機間ハンドオーバ応答
を形成し、それを交換機７ｂに送信する。その交換機間
ハンドオーバ応答を受信した中央制御部８ｂ内のＰＳ移
動制御部１０ｂは、ハンドオーバ後の地点ＰＳ３のＰＳ
ｂからの図２に示すハンドオーバ要求に設定されていた
ＣＳ通話チャネル情報が示すＣＳインタフェース回路５
ｃのＣＳインタフェース１３ｃ上の通話チャネルの補足
要求と、前述で補足していた中継インタフェース回路１
４ｂの中継インタフェース１５上の通話チャネルの接続
要求をＰＳ接続制御部６ｂに対して行う。そして、ＰＳ
ａの接続相手がハンドオーバ後の地点ＰＳ３のＰＳｂに
切り替わった後、ＰＳｂに対して図２で示すハンドオー
バ応答を返す。このようにして、交換機７ａ及び７ｂ間
でのハンドオーバが実行される。

【００２３】以上の動作は、次のように言い換えること
もできる。無線処理機能を有する交換機７ａ配下で通信
中のＰＳ１とＰＳ２が存在すると仮定する。この状態
で、ＰＳ２が交換機７ａ配下のＣＳ４ｂから交換機７ｂ
配下のＣＳ４ｃに移動するものと仮定する。

【００２４】ＰＳ２がハンドオーバしたＰＳｂをＰＳ３
とすると、そのＰＳ３は無線処理機能を有する交換機７
ｂに対してハンドオーバ通知を行うことＣＳ４ｃの無線
ゾーンに入ったことを知らせる。このハンドオーバ通知
は、ＣＳ４ｃ、ＣＳインタフェース回路５ｃ、ＣＳイン
タフェース回路制御バス１１ｅを経由して中央制御部８
ｂに通知される。中央制御部８ｂは、受信したハンドオ
ーバ通知をＰＳ移動制御部１０ｂに渡す。ＰＳ移動制御
部１０ｂは、ハンドオーバ通知に含まれるＰＳ３の個別
ＰＳ番号を分析し、このＰＳ３のホーム局である交換機
７ａを識別する。ＰＳ接続制御部６ｂは、ハンドオーバ
前の局である交換機７ａの局番号、ハンドオーバ後の局
である交換機７ｂの局番号、及びＰＳ３の個別ＰＳ番号
を設定し交換機間ハンドオーバ要求を中継インタフェー
ス回路制御バス１１ｄ、中継インタフェース回路１４
ｂ、中継インタフェース１５、中継インタフェース回路
１４ａ、及び中継インタフェース回路制御バス１１ｃを
経由して中央制御部８ａに送出する。

【００２５】中央制御部８ａは、受信した交換機間ハン
ドオーバ要求をＰＳ移動制御部１０ａに渡す。ＰＳ移動
制御部１０ａでは、交換機間ハンドオーバ要求を分析し
設定されているハンドオーバ前の局番号から自局である
と認識したら、ハンドオーバしたＰＳ３の個別ＰＳ番号
を取り出す。この個別ＰＳ番号をＰＳ接続制御部６ａに
渡し、ＰＳ３がハンドオーバする前にＰＳ２で使用して
いた音声バス１２ｂのタイムスロットを検索させる。ま
た、中継インタフェース１５の通話チャネル捕捉をＰＳ
接続制御部６ａに要求し、その捕捉した中継インタフェ
ース１５の通話インタフェース１５の通話チャネルと音
声バス１２ｃのタイムスロットの接続要求を中継インタ
フェース回路制御バス１１ｃ経由で 中継インタフェー
ス回路１４ａに送出する。そして、ＰＳ３がハンドオー
バする前にＰＳ２と通信中であったＰＳ１が使用してい
る音声バス１２ａのタイムスロットと前述において捕捉
された中継インタフェース１５の通話チャネルに接続さ
れた音声バス１２ｃのタイムスロットとを接続する要求
を中継インタフェース回路１４ａ及びＣＳインタフェー
ス回路５ａに送出する。

【００２６】接続完了後、中継インタフェース１５の通
話チャネルの情報を含む交換機間ハンドオーバ応答を中
継インタフェース回路制御バス１１ｃ、中椴インタフェ
ース回路１４ａ、中継インタフェース１５、中継インタ
フェース回路１４ｂ、中継インタフェース回路制御バス
１１ｄ経由で中央制御部８ｂ内ＰＳ移動制御部１０ｂに
送出する。ＰＳ移動制御部１０ｂでは受信した交換機間
ハンドオーバ応答を分析し、中継インタフェース１５の
通話チャネルの情報を取り出し、その通話チャネルと音
声バス１２ｄのタイムスロットの接続、及びその音声バ
ス１２ｄのタイムスロットとハンドオーバしたＰＳ３が
使用する音声バス１２ｆのタイムスロットとの接続をＰ
Ｓ接続制御部６ｂに要求し接続する。そして、ＰＳ移動
制御部１０ａはＰＳ２が使用していた音声バス１２ｂの
タイムスロットを解放する。また、各ＰＳ移動制御部１
０ａ、１０ｂは各ＰＳ位置管理メモリ９ａ、９ｂにハン
ドオーバしたＰＳ３の在圏局が交換機７ｂに変更された
ことを記憶する。結果、ハンドオーバしたＰＳ３とハン
ドオーバ前に通信中であったＰＳ１は再び通信中に戻
る。

【００２７】図５は、２以上の交換機を介して行われる
ハンドオーバを説明するための概略的なネットワーク構
成図である。図４に示した交換機７ａ及び７ｂ間で送受
信される交換機間ハンドオーバ要求及び応答は、図５に
示すシステムでは交換機７ｃを介した交換機間で同様に
行うことができ、従って、交換機が複数断接続された場
合であっても同様の効果が得ることができる。

【００２８】なお、図２及び図３に示したＰＳからのハ
ンドオーバ要求情報及びは交換機間ハンドオーバ要求情
報は、図６及び図７に示す構成であっても良い。すなわ
ち、図６において、ＰＳからのハンドオーバ要求／応答
情報は、ハンドオーバ処理であることを示す処理種別、
ハンドオーバ前の局が識別できる情報要素（例えばシス
テムＩＤなど）、ＰＳを特定できる情報要素（例えばＰ
Ｓ−ＩＤなど）、及び使用中であった基地局の通話チャ
ネルを示す情報要素を設定して形成される。

【００２９】また、図７において、交換機間のハンドオ
ーバ要求／応答情報は、ハンドオーバ処理であることを
示す処理種別、ハンドオーバ前の局が識別できる情報要
素（例えばシステムＩＤなど）、ハンドオーバ後の局が
識別できる情報要素（例えばシステムＩＤなど）、ＰＳ
を特定できる情報要素（例えばＰＳ−ＩＤなど）、及び
交換機間の通話で使用する通話チャネル情報要素を設定
して形成される。このようなハンドオーバの要求／応答
信号を用いても同様の効果を得ることができる。

【００３０】以上説明したように本発明の交換機間ハン
ドオーバ方法は、ＰＳからのハンドオーバ要求信号から
ハンドオーバ前の局を割り出し、その局に対して交換機
間のハンドオーバ要求信号を送出し、ハンドオーバ前の
局とハンドオーバ後の局で通話チャネルを切り替えるた
めに、ＰＳが通信中に交換機間を移動しても切断される
ことなく通話状態が保持されるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明によるハンドオーバ方法の一実施形態を
説明するための移動体通信システムの概略的構成図であ
る。

【図２】本実施形態で使用されるＰＳｂからのハンドオ
ーバ要求／応答情報に設定される情報要素を示す模式図
である。

【図３】本実施形態で使用される交換機間ハンドオーバ
要求／応答情報に設定される情報要素を示す模式図であ
る。

【図４】本実施形態におけるハンドオーバのシーケンス
図である。

【図５】２以上の交換機を介して行われるハンドオーバ
を説明するための概略的なネットワーク構成図である。

【図６】他の実施形態で使用されるＰＳｂからのハンド
オーバ要求／応答情報に設定される情報要素を示す模式
図である。

【図７】他の実施形態で使用される交換機間ハンドオー
バ要求／応答情報に設定される情報要素を示す模式図で
ある。

【図８】従来のハンドオーバ方式の一例を示すシステム
構成図である。

【符号の説明】

１ ：ＰＳｂと通信中のＰＳａ ２ ：ハンドオーバする前のＰＳｂ ３ ：ハンドオーバした後のＰＳｂ ４ａ，４ｂ，４ｃ ：ＣＳ ５ａ，５ｂ，５ｃ ：ＣＳインタフェース回路 ６ａ，６ｂ ：ＰＳ接続制御部 ７ａ，７ｂ，７ｃ ：無線処理機能を有する交換機 ８ａ，８ｂ ：中央制御部 ９ａ，９ｂ ：ＰＳ位置管理メモリ １０ａ，１０ｂ ：ＰＳ移動制御部 １１ａ〜１１ｅ ：制御バス １２ａ〜１２ｆ ：音声バス １３ａ，１３ｂ，１３ｃ ：ＣＳインタフェース １４ａ，１４ｂ ：中継インタフェース回路 １５ ：中継インタフェース １６ ：ハンドオーバ後の音声の流れ １７ ：ハンドオーバ前の音声の流れ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の交換機と、各交換機に収容された
   複数の基地局と、いずれかの基地局と無線チャネルで接
   続して通信を行うことができるＰＨＳ用の移動端末と、
   からなる移動体通信システムにおけるハンドオーバ方法
   において、 第１交換機に収容された第１基地局を通して第１通信チ
   ャネルで通信状態にある前記移動端末は、第１基地局の
   無線ゾーンから第２交換機に収容された第２基地局の無
   線ゾーンへ移動する際に、第１交換機の識別情報を含む
   第１ハンドオーバ要求情報を第２基地局を通して第２交
   換機へ送信し、 第１ハンドオーバ要求情報を受信した第２交換機は、第
   １交換機及び第２交換機の識別情報を含む第２ハンドオ
   ーバ要求情報を第１交換機へ送信し、 第２ハンドオーバ要求情報に基づいて、第１交換機は移
   動端末の通信チャネルを第１通信チャネルから第２通信
   チャネルへ切り替え、第２通信チャネル情報を含むハン
   ドオーバ応答情報を第２交換機へ送信し、 前記ハンドオーバ応答情報に基づいて、第２交換機は第
   ２通信チャネルを捕捉し、前記移動端末は第２交換機に
   収容された第２基地局を通して第２通信チャネルで通信
   状態を継続する、ことを特徴とするハンドオーバ方法。
2. 【請求項２】 前記第１オーバハンド要求情報には、前
   記第１交換機の識別情報と、当該移動端末の識別情報
   と、前記第１通信チャネル情報とが含まれることを特徴
   とする請求項１記載のハンドオーバ方法。
3. 【請求項３】 前記第２オーバハンド要求情報には、前
   記第１交換機の識別情報と、前記第２交換機の識別情報
   と、当該移動端末の識別情報と、前記第２通信チャネル
   情報とが含まれることを特徴とする請求項１又は２記載
   のハンドオーバ方法。
4. 【請求項４】 前記第２通信チャネルは、前記第１交換
   機と前記第２交換機との間で使用される通信チャネルで
   あることを特徴とする請求項１ないし３のいずれかに記
   載されたハンドオーバ方法。
5. 【請求項５】 前記第２通信チャネルは、前記第１交換
   機と前記第２交換機との間に少なくとも１つの別の交換
   機が介在して設定されることを特徴とする請求項１ない
   し３のいずれかに記載されたハンドオーバ方法。