JPH1065632A - 放送受信許可制御方法および無線通信装置 - Google Patents

放送受信許可制御方法および無線通信装置

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JPH1065632A
JPH1065632A JP23258696A JP23258696A JPH1065632A JP H1065632 A JPH1065632 A JP H1065632A JP 23258696 A JP23258696 A JP 23258696A JP 23258696 A JP23258696 A JP 23258696A JP H1065632 A JPH1065632 A JP H1065632A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有料放送局側から伝送される受信許可識別情
報を、ユーザ側で、短時間で確実に検出する。 【解決手段】 公衆無線回線に対応したRF送信処理回
路手段21tおよびRF受信処理回路21rと、送話器
25および受話器16とを備える無線通信装置20にお
いて、基地局との通信時に、有料放送の放送局側から伝
送される放送受信許可識別情報を検出するID検出回路
28を設ける。このID検出回路により検出された放送
受信許可識別情報により、有料ラジオ放送の受信部10
Rの切換えスイッチ17を切り換えて、検波回路13の
出力信号がスピーカ16に供給されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有料放送受信機
との共用に好適な、無線通信装置および有料放送の放送
受信許可制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の有料ラジオ放送受信機は、一般
に、図4に示すように構成される。即ち、図4におい
て、スーパーヘテロダイン方式のラジオ受信機10のア
ンテナ11により受信されたRF放送信号は、RF受信
処理回路12においてIF信号に変換され、検波回路1
3に供給されて、復調される。
【0003】有料放送番組の受信時には、検波回路13
の復調出力がID検出回路14に供給されて、ユーザI
D信号が検出され、検出されたユーザID情報とラジオ
受信機10のID情報とが一致したとき、ID検出回路
14の検出出力が、制御信号として、スイッチ15に供
給されて、このスイッチ15が閉成される。これによ
り、検波回路13の復調出力がスピーカ16に供給され
て、このスピーカ16から、有料ラジオ番組の音声が放
声される。
【0004】なお、有料放送では、放送局側で、番組ご
とにID情報が予め設定され、各ユーザ端末の利用登録
や、その利用料金支払い状況などによって、放送局側か
ら、例えば、周波数多重形式で、ユーザID情報や番組
ID情報が送出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のよう
な従来の有料ラジオ放送受信機には、次のような問題が
あった。 a.放送局(放送事業者)側では、放送信号と共に、ユ
ーザIDを常時送出する必要があり、また、全ユーザの
IDを繰り返し正しく送出し続けなければならないの
で、所要の全ID情報量が膨大になる。 b.ユーザ側は、ID信号を受信できるまで、例えば、
数時間以上、所望の放送番組を受信できない場合があ
る。 c.個々のユーザIDの受信ミスがあっても、全ID情
報量が膨大であるため、すぐには再送されず、放送シス
テムの信頼性の点で難がある。
【0006】かかる点に鑑み、この発明の目的は、有料
放送局側から伝送される受信許可識別情報を、ユーザ側
で、短時間で、確実に検出することができて、識別信号
検出までの所要時間が格段に短縮される放送受信許可制
御方法およびこの方法に使用する無線通信装置を提供す
るところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明による放送受信許可制御方法は、公衆無線
回線に対応した送信手段および受信手段と、送信情報の
入力手段および受信情報の出力手段とを備える無線通信
装置に、上記公衆無線回線の基地局との通信時に、有料
放送の放送局側から伝送される放送受信許可識別情報を
検出する検出工程と、この検出工程により検出された放
送受信許可識別情報を、上記有料放送に対応した放送受
信手段に供給する供給工程とを設け、上記放送受信許可
識別情報により上記放送受信手段の動作を制御して、許
可された放送の受信を可能とすることを特徴とする。
【0008】また、この発明による無線通信装置は、公
衆無線回線に対応した送信手段および受信手段と、送信
情報の入力手段および受信情報の出力手段と、上記公衆
無線回線の基地局との通信時に、有料放送の放送局側か
ら伝送される放送受信許可識別情報を検出する検出手段
と、上記検出手段により検出された放送受信許可識別情
報を、上記有料放送に対応した放送受信手段に供給する
放送受信許可識別情報供給手段とを備えることを特徴と
するものである。
【0009】以上の構成のこの発明によれば、放送受信
許可識別情報の受信は、無線通信装置で行われ、その結
果が有料放送に対応した放送受信手段に送られる。した
がって、有料放送局側から伝送される受信許可識別情報
を、ユーザ側で、短時間で、確実に検出することができ
て、識別信号検出までの所要時間を格段に短縮すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の前提として、有料放送
局側からは、登録された全てのユーザに対する、各番組
の受信許可識別情報が、無線電話会社の中央制御局に伝
送され、基地局と公衆無線回線とを通じて、後出図3に
示すような、番組ごとの受信許可識別情報が、個々のユ
ーザが所持する無線通信装置に並列的に伝送される。こ
の受信許可識別情報の内容は、受信許可情報識別子、許
可情報内容長、ユーザID、許可放送番組ID、許可期
限情報などであって、受信許可情報の情報量が大きい場
合は、受信許可情報識別子などにパケット番号を入れ
て、パケット化して伝送される。
【0011】この場合、ユーザIDとしては、各ユーザ
が所持する無線通信装置のIDが用いられる。また、受
信許可識別情報は、ユーザが、それぞれの無線通信装置
を用いて、不特定の相手方と通信した際に、自動的に伝
送されるように、無線電話会社によるサービスが行われ
る。
【0012】[実施の形態]以下、図1を参照しなが
ら、この発明による無線通信装置の実施の形態について
説明する。
【0013】この発明の実施の形態の構成を図1に示
す。この図1において、前出図4に対応する部分には同
一の符号を付して一部説明を省略する。
【0014】図1の実施の形態の無線通信装置は、衛星
ラジオ放送に対応するラジオ受信部10Rと、公衆無線
回線に対応する無線電話部20とを含んで構成される。
なお、図1の実施の形態では、ラジオ放送と無線電話の
周波数帯は、同一アンテナの共用が可能な範囲に設定さ
れているものとする。
【0015】図1において、スーパーヘテロダイン方式
のラジオ受信部10Rでは、アンテナ11により受信さ
れたラジオ放送信号が、RF受信処理回路12において
IF信号に変換され、検波回路13に供給されて、復調
される。図1の実施の形態では、検波回路13の復調出
力が、切換えスイッチ17のr側固定接点と可動接点と
を通じて、スピーカ16に供給される。
【0016】一方、無線電話部20では、公衆無線電話
網の基地局(図示は省略)から送信され、ラジオ受信部
10Rと共通のアンテナ11で受信されたRF信号が、
スーパーヘテロダイン方式のRF受信処理回路21rで
IF信号に変換され、復調回路22に供給されて、復調
される。復調回路22の復調出力は、チャネルコーデッ
ク回路23に供給されて、パケット分解される。
【0017】チャネルコーデック回路23から出力され
る受信音声データは、ボイスコーデック回路24に供給
されて、音声信号に変換され、この音声信号が、切換え
スイッチ17のp側固定接点と可動接点とを通じて、ス
ピーカ16に供給される。
【0018】送話状態では、マイクロホン(送話器)2
5からの音声信号が、上述の受信音声信号と逆に、ボイ
スコーデック回路24に供給されて音声データに変換さ
れ、この音声データがチャネルコーデック回路23に供
給されて、所定のパケット形式に変換される。このチャ
ネルコーデック回路23には、ダイヤルキー26が接続
される。
【0019】チャネルコーデック回路23から出力され
る送信音声データおよび制御データは、変調回路27に
供給されて、被変調搬送信号に変換され、RF送信回路
21tに供給されて、適宜のチャネルの被変調RF信号
に変換され、アンテナ11を経て、基地局(図示は省
略)に送信される。
【0020】この基地局を介する通話時に、基地局から
は、無線電話部20のユーザIDに基づき、前述のよう
な、放送局側からの受信許可識別情報が自動的に送出さ
れる。この受信許可識別情報は、無線電話部20のチャ
ネルコーデック回路23から取り出され、ID検出回路
28において検出される。
【0021】そして、ID検出回路28の検出出力が、
制御信号として、切換えスイッチ17に供給される。通
常の通話時には、この切換えスイッチ17の可動接点
が、図1に実線で示すように、p側固定接点に接続され
るが、ID検出回路28の検出出力により、図1に破線
で示すように、r側固定接点に切り換えられる。
【0022】こうして、有料放送の受信が可能な状態に
なり、ラジオ受信部10Rの検波回路13の復調出力が
スピーカ16に供給されて、このスピーカ16から、有
料番組の音声が放声される。
【0023】また、ID検出回路28で取り出された受
信許可識別情報は、不揮発メモリ29に取り込まれる。
前述のように、公衆無線電話網を介して、有料ラジオ放
送のユーザごとに伝送される、放送受信許可情報には、
許可期限情報が含まれるので、放送受信許可識別情報を
不揮発メモリ29に取り込んでおくことにより、無線電
話部20の通信後に電源が遮断されても、次回の放送受
信時には、ラジオ受信部10Rの受信機能を動作させる
ことができる。
【0024】更に、図1の実施の形態では、受信許可I
D情報の受信後、ID検出回路28から、音声メッセー
ジSmsの形で、受信許可情報がボイスコーデック回路2
4に入力される。これにより、スピーカ16から、通話
終了時点などに、放送受信の可能、期限切れまたは不許
可などの情報を知らせることができる。
【0025】そして、ID検出回路28からの受信許可
情報は文字発生回路31にも供給されて、発生された文
字情報が液晶表示装置32に表示される。これにより、
放送受信時にも、上述と同様な内容の情報を液晶表示装
置32に表示することができる。
【0026】図1の実施の形態では、有料ラジオ放送の
受信許可識別信号の検出手段を無線電話部20に設け、
通常の通話時に、公衆無線回線を介して、放送局側から
伝送される、受信許可識別信号を検出すると共に、この
検出出力により、有料ラジオ放送の受信機能を動作させ
るようにしたので、各ユーザ側では、受信許可識別信号
を、自動的に、確実に認識することができると共に、個
別に受信許可識別信号の検出を行なうため、従来の多重
伝送に比べて、識別信号検出のための所要時間が格段に
短縮される。
【0027】また、無線電話を長期間使用していなかっ
た場合など、有料ラジオ放送が受信不能な時でも、不特
定の相手方に電話をかけることにより、通話が終わった
時点で、有料ラジオ放送の受信を再開することができ
る。なお、相手方がフリーダイヤルにしてあれば、課金
されることもない。
【0028】一方、放送局側では、従来のように、放送
信号に多重させて、ユーザID情報を繰り返し送出し続
ける必要がなくなり、送出情報量が削減される。
【0029】なお、放送局側から無線電話会社側に、ユ
ーザIDと受信許可識別情報とを伝送する設備が必要に
なるが、放送会社と無線電話会社が同一の場合は、ID
確認の処理に伴う構造基盤(インフラストラクチュア)
を共有することができる。
【0030】[他の実施の形態]次に、図2を参照しな
がら、この発明による無線通信装置の他の実施の形態に
ついて説明する。
【0031】この発明の他の実施の形態の構成を図2に
示す。この図2において、前出図1に対応する部分には
同一の符号を付して一部説明を省略する。
【0032】図2の実施の形態の無線通信装置は、衛星
テレビジョン放送に対応するテレビジョン受信部10V
と、公衆無線回線に対応する無線電話部20Cとを含ん
で構成される。なお、図2の実施の形態でも、前出図1
の実施の形態の場合と同様に、テレビジョン放送と無線
電話の周波数帯は、同一アンテナの共用が可能な範囲に
設定されているものとする。
【0033】図2において、スーパーヘテロダイン方式
のテレビジョン受信部10Vでは、アンテナ11により
受信されたラジオ放送信号が、RF受信処理回路12に
おいてIF信号に変換され、検波回路13に供給され
て、復調され、テレビジョン信号に変換される。
【0034】図2の実施の形態では、検波回路13の復
調出力が、ビデオデコーダ18と音声デコーダ19とに
共通に供給されて、スクランブル解除や情報伸長などが
行なわれ、映像信号と音声信号とがそれぞれ取り出され
る。
【0035】音声デコーダ19からの音声信号は、切換
えスイッチ17のv側固定接点と可動接点とを通じて、
スピーカ16に供給される。また、テレビジョン受信部
10Vのビデオデコーダ18からの映像信号は、液晶表
示素子(LCD)32に入力される。
【0036】一方、無線電話部20Cでは、公衆無線電
話網の基地局(図示は省略)から送信され、テレビジョ
ン受信部10Vと共通のアンテナ11で受信されたRF
信号が、スーパーヘテロダイン方式のRF受信処理回路
21rでIF信号に変換され、復調回路22に供給され
て、復調される。復調回路22の復調出力は、チャネル
コーデック回路23に供給されて、パケット分解され
る。
【0037】チャネルコーデック回路23から出力され
る受信音声データは、ボイスコーデック回路24に供給
されて、音声信号に変換され、この音声信号が、切換え
スイッチ17のp側固定接点と可動接点とを通じて、ス
ピーカ16に供給される。
【0038】送話状態では、マイクロホン(送話器)2
5からの音声信号が、上述の受信音声信号と逆に、ボイ
スコーデック回路24に供給されて音声データに変換さ
れ、この音声データがチャネルコーデック回路23に供
給されて、所定のパケット形式に変換される。このチャ
ネルコーデック回路23には、ダイヤルキー26が接続
される。
【0039】チャネルコーデック回路23から出力され
る送信音声データおよび制御データは、変調回路27に
供給されて、被変調搬送信号に変換され、RF送信回路
21tに供給されて、適宜のチャネルの被変調RF信号
に変換され、アンテナ11を経て、基地局に送信され
る。
【0040】この基地局を介する通話時に、基地局から
は、無線電話部20のユーザIDに基づき、前述のよう
な、放送局側からの受信許可識別情報が自動的に送出さ
れる。この受信許可識別情報は、無線電話部20のチャ
ネルコーデック回路23から取り出され、ID検出回路
28において検出される。
【0041】そして、ID検出回路28の検出出力が、
制御信号として、切換えスイッチ17に供給される。通
常の通話時には、この切換えスイッチ17の可動接点
が、図2に実線で示すように、p側固定接点に接続され
るが、ID検出回路28の検出出力により、図2に破線
で示すように、r側固定接点に切り換えられる。
【0042】こうして、有料テレビジョン放送の音声受
信が可能な状態になり、テレビジョン受信部10Vの音
声デコーダ19からのの音声信号がスピーカ16に供給
されて、このスピーカ16から、有料番組の音声が放声
される。
【0043】そして、図2の実施の形態では、テレビジ
ョン受信部10Vのビデオデコーダ18からの映像信号
が入力される液晶表示素子(LCD)32にも、制御信
号として、ID検出回路28の検出出力が供給され、表
示の可否が制御される。
【0044】表示が許可された場合は、有料テレビジョ
ン放送の映像受信が可能な状態になり、ビデオデコーダ
18からの映像信号が液晶表示素子32に表示される。
【0045】更に、図2の実施の形態では、ID検出回
路28の検出出力がCPU33に入力されて、このCP
U33から、ビデオデコーダ18および音声デコーダ1
9に対して、放送受信の可否を知らせるための、ビデオ
および音声のメッセージ情報が供給される。
【0046】これらのメッセージ情報は、ビデオデコー
ダ18および音声デコーダ19において、それぞれビデ
オ情報(文字情報など)および音声情報に変換されて、
液晶表示素子32に表示されると共に、スピーカ16か
ら放声される。
【0047】なお、これらのメッセージ情報は、受信し
たテレビジョン放送の映像信号および音声信号にそれぞ
れ重畳して出力するようにしてもよい。また、これらの
メッセージ情報は、例えば、通話終了時点で、音声・文
字のいずれか一方だけで、放送受信の可否を知らせ、あ
るいは、許可期限を表示するなど、出力タイミングや出
力方法の変形が可能である。
【0048】図2の実施の形態では、有料テレビジョン
放送の受信許可識別信号の検出手段を無線電話部20C
に設け、通常の通話時に、公衆無線回線を介して、放送
局側から伝送される、受信許可識別信号を検出すると共
に、この検出出力により、有料テレビジョン放送の受信
機能を動作させるようにしたので、各ユーザ側では、受
信許可識別信号を、自動的に、確実に認識することがで
きると共に、個別に受信許可識別信号の検出を行なうた
め、従来の多重伝送に比べて、識別信号検出のための所
要時間が格段に短縮される。
【0049】また、図1の実施の形態と同様に、無線電
話を長期間使用していなかった場合など、有料テレビジ
ョン放送が受信不能な時でも、不特定の相手方に電話を
かけることにより、通話が終わった時点で、有料テレビ
ジョン放送の受信を再開することができる。なお、相手
方がフリーダイヤルにしてあれば、課金されることもな
い。
【0050】一方、放送局側では、従来のように、放送
信号に多重させて、ユーザID情報を繰り返し送出し続
ける必要がなくなり、送出情報量が削減される。
【0051】なお、放送局側から無線電話会社側に、ユ
ーザIDと受信許可識別情報とを伝送する設備が必要に
なるが、放送会社と無線電話会社が同一の場合は、ID
確認の処理に伴う構造基盤を共有することができる。
【0052】[他の実施の形態]前述の実施の形態で
は、それぞれ、放送受信部10R,10Vと、無線電話
部20,20Cとで、アンテナ11とスピーカ16とを
共用するようにしたが、それぞれを別々に設けてもよ
い。
【0053】また、前述の実施の形態では、それぞれ、
放送受信部10R,10Vと、無線電話部20,20C
とで、RF受信処理回路12や検波回路13と、RF受
信処理回路21rや復調回路22とを別々に設けたが、
これらを共通化してもよく、放送受信部10R,10V
の各検波回路13の動作を、無線電話部20,20Cの
ID検出回路28の検出出力により、直接に制御するよ
うにしてもよい。
【0054】そして、ID検出回路28において、許可
期限の情報を検出したときは、放送受信中などに、音声
・文字の少なくとも一方で、有効期限をユーザに告知す
ると共に、その期限情報に基づき、許可期限に応じて受
信制御を行なうこともできる。
【0055】また、前述の実施の形態では、ID検出回
路28に、タイマーや回数カウンタなどを持たせておく
ことにより、あるいは、CPU33に予め停止条件を記
憶させておくことにより、許可期限の情報、もしくは、
不許可情報を検出したときには、例えば、数日間や数回
などの一定期間の不許可受信を許容させることもでき
る。この場合も、音声・文字の少なくとも一方で、期限
切れをユーザに告知することができる。
【0056】なお、許可期限情報の中に、時間情報や、
現在日時も入れておくことにより、端末側で、時間毎の
正確な受信制御をすることができると共に、端末側の時
計の時刻表示に拘わらず、正確な時刻での受信制御がで
きる。
【0057】また、許可期限情報の中に、上述のような
停止条件を入れておくことにより、端末側でその情報を
読み取って、CPU33の動作条件を設定し、受信期限
の制御を行なうこともできる。
【0058】更に、前述の実施の形態では、放送受信部
10R,10Vと、無線電話部20,20Cとを一体に
構成したが、無線通信装置と放送受信装置とを別体に構
成すると共に、適宜に設けた局部通信手段を介して、無
線通信装置側で検出した放送受信許可情報を、放送受信
装置側に伝送することにより、前述の実施の形態と全く
同様に動作させることができて、同様の効果を奏する。
【0059】また、前述の実施の形態では、それぞれ無
線電話機に有料放送の受信機能を持たせるようにした
が、無線通信装置として、入力および制御用のキーボー
ドを備え、文字による通信を行う、携帯情報端末を用い
てもよい。
【0060】また、無線電話機や、携帯情報端末の位置
登録時に、放送局側からの受信許可識別信号の受信を行
えば、特に電話をかける必要はなく、ほぼリアルタイム
での受信制御も可能となる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、有料放送局側から伝送される受信許可識別情報を、
ユーザ側で、短時間で、確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による無線通信装置の実施の形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】この発明の他の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】この発明を説明するための概念図である。
【図4】従来の有料ラジオ放送受信機の構成例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10R…衛星ラジオ放送受信機、10V…衛星テレビジ
ョン放送受信機、11…アンテナ、12…RF受信処理
回路、16…スピーカ(受話器)、17…切換えスイッ
チ、18…ビデオデコーダ、19…音声デコーダ、2
0,20C…無線電話機、21r…RF受信処理回路、
21t…RF送信処理回路、22…復調回路、23…チ
ャネルコーデック、24…ボイスコーデック、25…マ
イクロホン(送話器)、26…ダイヤルキー、27…変
調回路、28…ID検出回路、29…不揮発メモリ、3
1…文字発生回路、32…液晶表示素子(LCD)、3
3…CPU、Sms…音声メッセージ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆無線回線に対応した送信手段および受
    信手段と、送信情報の入力手段および受信情報の出力手
    段とを備える無線通信装置に、 上記公衆無線回線の基地局との通信時に、有料放送の放
    送局側から伝送される放送受信許可識別情報を検出する
    検出工程と、 この検出工程により検出された放送受信許可識別情報
    を、上記有料放送に対応した放送受信手段に供給する供
    給工程とを設け、 上記放送受信許可識別情報により上記放送受信手段の動
    作を制御して、許可された放送の受信を可能とすること
    を特徴とする放送受信許可制御方法。
  2. 【請求項2】公衆無線回線に対応した送信手段および受
    信手段と、 送信情報の入力手段および受信情報の出力手段と、 上記公衆無線回線の基地局との通信時に、有料放送の放
    送局側から伝送される放送受信許可識別情報を検出する
    検出手段と、 上記検出手段により検出された放送受信許可識別情報
    を、上記有料放送に対応した放送受信手段に供給する放
    送受信許可識別情報供給手段とを備える無線通信装置。
  3. 【請求項3】上記有料放送に対応した放送受信手段が上
    記送信手段および受信手段と一体に構成された請求項2
    に記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】上記送信情報の入力手段および受信情報の
    出力手段が送話器および受話器である請求項2に記載の
    無線通信装置。
  5. 【請求項5】上記受信情報の出力手段が表示装置を含む
    請求項2に記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】上記検出手段により検出された放送受信許
    可識別情報が受信許可情報であるときは、上記基地局と
    の通信の終了時点で、上記受信許可情報により上記放送
    受信手段の動作を制御して、上記許可された放送の受信
    を可能とする請求項2に記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】上記検出手段により検出された放送受信許
    可識別情報が受信許可情報であって期限情報を含むとき
    は、この期限情報に基づいて、上記放送受信手段の受信
    可能期間を制御する請求項2に記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】上記検出手段により検出された放送受信許
    可識別情報が受信不許可情報であるときは、上記基地局
    との通信の終了時点で、上記受信不許可情報により上記
    放送受信手段の動作を禁止する請求項2に記載の無線通
    信装置。
  9. 【請求項9】上記検出手段により検出された放送受信許
    可識別情報が受信不許可情報であるときは、この受信不
    許可情報により上記放送受信手段の動作を制御して、所
    定の期間にわたって放送の受信を可能とすると共に、期
    限切れ情報を出力するようにした請求項2に記載の無線
    通信装置。
  10. 【請求項10】上記検出手段により検出された放送受信
    許可識別情報が受信不許可情報であるときは、上記受信
    許可情報により上記放送受信手段の動作を制御して、所
    定の期間にわたって放送の受信を可能とすると共に、放
    送受信出力に多重して期限切れ情報を出力するようにし
    た請求項2に記載の無線通信装置。
  11. 【請求項11】上記受信情報の出力手段が表示装置を含
    み、上記検出手段により検出された放送受信許可識別情
    報が受信許可情報であって期限情報を含むときは、この
    期限情報に基づいて、上記放送受信手段の受信可能期間
    を制御すると共に、上記表示装置に有効期限を表示する
    ようにした請求項2に記載の無線通信装置。
  12. 【請求項12】上記受信情報の出力手段が表示装置を含
    み、上記検出手段により検出された放送受信許可識別情
    報が受信不許可情報であるときは、この受信不許可情報
    により上記放送受信手段の動作を制御して、所定の期間
    にわたって放送の受信を可能とすると共に、期限切れ情
    報を上記表示装置に表示するようにした請求項2に記載
    の無線通信装置。
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